ホワイト ペーパー Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを 提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす 高性能分析 2012 年 12 月 提携: ParAccel Analytic Platform に基づく Cisco UCS ソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 目次 はじめに ............................................................................................. 3 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション .. 4 ParAccel について .............................................................................. 5 ParAccel 分析プラットフォーム ............................................................ 5 ParAccel 分析プラットフォームのアーキテクチャ ................................... 5 リーダー ノード .................................................................................... 5 コンピューティング ノード ...................................................................... 5 ホット スタンバイ ノード ........................................................................ 6 クラスタ ファブリック ............................................................................. 6 主要な機能 ......................................................................................... 6 優れた分析ツールとの統合 ................................................................. 6 インターフェイスと標準への準拠 .......................................................... 7 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを 提携したソリューションの導入オプション ............................................... 7 ParAccel 分析プラットフォームに対する Cisco UCS のサポート ........... 7 統合ソリューションの構成 .................................................................... 8 高性能、優れた拡張性、簡素化された管理 ......................................... 10 関連情報 ........................................................................................... 10 謝辞 .................................................................................................. 10 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 2 Cisco UCS と ParAccel 分析プラット フォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 ホワイト ペーパー 2012 年 12 月 概要 今日の緊密に結ばれたグローバル経済において、企業は、想定外のリスクや機会に 満ちた変化の激しいビジネス環境に直面しています。好機はすぐに捉えなければなり ません。分析力を効果的に駆使してデータを活用する企業こそが大きな利益を上げる ことができます。そのような企業は、過去の出来事に視点を置いたレポート、ダッシュ ボード、パフォーマンス指標などに依存している従来型のビジネス インテリジェンスを 越えています。予測規範分析によりデータをほぼリアルタイムで分析する機能を使用 することで、企業は市場の先を行き、すばやく多数の仮定シナリオを比較して、競争優 位性を得ることができます。 市場や競争相手の先を行くには、幅広い問いに回答できる機能が必要です。必要な データをすべて活用できると、回答がより説得力を持ち正確になります。結果が予想 外の場合は、異なる分析ベクトルに沿って、さらに分析がトリガーされることもありま す。この分析を直ちに再実行する機能は、アナリストがデータと有意義な「会話」をす る際の双方向反復型データ ディスカバリのプロセスに役立ちます。これらの会話によ りアナリストはビジネスの実態を見極め、戦略的意志決定の指針を示して、数週間、 数ヵ月、数年後に利益になる可能性があるビジネスを企業が選択できるようにしま す。 ディスカバリベースのアプローチには、幅広い多様なデータ セットに対するオープ ンかつ双方向反復型の複雑な分析をサポートするプラットフォームが必要です。数 時間や数日ではなく、数秒ないし数分で結果を得られる必要があります。Cisco ® Unified Computing System™(Cisco UCS )と ParAccel 分析プラットフォームの 組み合わせは、高性能のビッグ データ ディスカバリ プラットフォームを実現しま す。Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションは、包 括的データセンター アーキテクチャの一部として導入され、強力で柔軟な分析イン フラストラクチャを提供します。このインフラストラクチャは、ビジネスと IT の機動性 を向上させ、総所有コスト(TCO)を削減し、投資回収率(ROI)を高める一方で、組 織の業務実施方法を根本的に変革します。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 3 ParAccel Analytic Platform に基づく Cisco UCS ソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを 提携したソリューション Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションは、ParAccel の強力なソフトウェアベースの分析プラットフォームと Cisco UCS の柔軟で効率的な 高性能ユニファイド インフラストラクチャを結びつけます。このテストと検証が済んだソ リューションにより、企業は分析プロジェクトを促進させ、ビジネスの変革に必要な機能 をユーザに提供することができます。 このソリューションの支援により、組織はすべてのデータから最高の価値を引き出し、 最終的に、分析に基づく企業のビジョンを果たすことができます。制約のない分析に適 したこの高性能の対話型プラットフォームにより、企業は、新しいビッグ データ ソースを 含めた全データ範囲に対して、最も高度なクエリを実行できます。 ParAccel 分析プラットフォームは、革新的な統合分析機能を実現する拡張フレーム ワークと統合された、カラム型の大規模並列処理(MPP)分析データベースを備えてい ます。このデータベースは、大量の異なるデータに対して集計や結合などの操作を実 行します。このアプローチは、単一行の挿入と削除向けに操作が最適化されている、 従来のオンライン トランザクション処理(OLTP)データベースとは対照的です。 プラットフォームは統合分析をサポートしているため、500 以上の数学、統計、データ マイニング、財務に関する関数をデータベースで実行して、結果を直ちに得ることがで きます。また、オンデマンド統合(ODI)モジュール セットにより、Hadoop に加え、 Teradata、Oracle、Microsoft SQL サーバなどのデータ ウェアハウスと簡単に統合で きます。同時に、これらの統合機能や分析機能により、複数のデータ ソース全体に対 して即座に複雑なビッグ データ分析を実行し、従来のシステムでは不可能な新しい洞 察を得ることができます。 プラットフォームの優れたパフォーマンスは、分析用に構築された革新的なアーキテク チャによるものです。ParAccel 分析プラットフォームはソフトウェアのみのソリューショ ンであるため、分析アプライアンスで利用可能になるのを 18 ヵ月も待つことなく、自由 にハードウェアのイノベーションを利用できます。このアプローチにより、サーバとスト レージのデータセンター基準に準拠することができます。さらに、ParAccel のソフト ® ウェア プラットフォームは Cisco ハードウェアを使用して、信じられないほどの速さで 分析による洞察を提示するため、評価時間の短縮と ROI の向上を実現できます。 Cisco UCS では、複雑さの軽減のために設計されたユニファイド システムに、コン ピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、仮想リソースを統合することによ り、データセンター インフラストラクチャを再定義しました。Cisco UCS は、ブレード サーバとラック サーバ、冗長スイッチ ファブリック インターコネクト、および組み込み モデルベースの管理から構成されており、最も厳しいパフォーマンスと容量の要求を 満たす優れた柔軟性を実現します。すべてのコンポーネントは、単一の管理インター フェイスからプロビジョニングおよび管理されるので、管理が簡易化され、運用コスト が減少します。 同時に、シスコと ParAccel は、お客様がビッグ データを含めたすべてのデータから 新しい洞察を得て真の価値を獲得できるように支援します。クラス最高のこのソ リューションは業界リーダーの実証済みテクノロジーを使用して、企業の意思決定、 革新性、競争力を向上させる革新的な分析機能を提供します。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 4 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 ParAccel について ParAccel はトップクラスの分析プラットフォーム プロバイダーです。 ParAccel の高性能の対話 型プラットフォームは、ビッグ データを含めた全 データ範囲に対して最も高度な問い合わせを実 行できる、制約のない分析環境を構築します。 ParAccel 分析プラットフォーム ParAccel 分析プラットフォームは、拡張統合テクノロジーにより構築された分析 データベースです。いつでもどこでもビッグ データ分析を実行できる基盤を企業に 提供します。 ParAccel 分析プラットフォームのアーキテクチャ ParAccel 分析プラットフォームは、高性能で複雑な分析向けに明確に設計された、エン タープライズクラスの大規模並列シェアードナッシング アーキテクチャに基づいています。 この ParAccel のクラスタ トポロジにおいて、Cisco UCS C シリーズ ラック サーバは、リー ダーノード、コンピューティング ノード、またはスタンバイ ノードとして動作し、高速クラスタ ファブリックを介して通信します(図 1)。 リーダー ノード リーダー ノードは、クライアント プログラムとの通信を管理し、コンピューティング ノード と通信してノード間の作業を調整します。リーダー ノードは、クエリ実行計画を解析お よび作成して分析操作を遂行し、特に、複雑なクエリや結合の結果を取得するために 必要な手順を実行します。最適化されたバイナリ コードが、クエリの実行に必要な手 順を遂行するコンピューティング ノードに分散されます。このタスクの完了後、リーダー ノードはクエリの結果をクライアント プログラムに返します。 コンピューティング ノード パフォーマンスを向上させ、クエリの実行時間を短縮するために、コンピューティング ノードは、サーバ ハードウェア(CPU、RAM、ディスク)により実現されるすべてのパ フォーマンスを利用するように設計されています。これらのノードはすべてのデータを カラム型のブロック形式で格納し、リーダー ノードから受け取った最適化済みバイナ リ コードを使用してクエリ処理を実行します。クエリは、サーバ内とコンピューティング ノード全体で、同時に並列実行されます。 図 1. ParAccel 分析プラットフォーム © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 5 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 ホット スタンバイ ノード ソリューションでは、ホット スタンバイ ノードとして動作させるために、1 台以上の Cisco UCS サーバが保留されます。リーダー ノードやコンピューティング ノードに障 害が発生した場合は、完全自動管理方式によりそれらのサーバがホット スタンバイ ノードとして自動的に起動されます。 クラスタ ファブリック クラスタ ファブリックは、クラスタ メッセージングとデータ移動用として高速のノード間 通信を提供します。パフォーマンスの最適化のために特別に設計された、高速で拡張 性が高い低遅延のプロトコルを使用して、リーダー ノードとコンピューティング ノード間 でデータが伝送されます。 主要な機能 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションは、あらゆるデータ に対する最も複雑な SQL クエリを、業界最高水準の速度で処理するために設計されまし た。この機能は、大量の複雑なテーブル結合、多数のレベルにネストされたサブクエリ(相 関、非相関、相関のスキップ)、複雑な集計と分析の関数(窓関数など)を含むクエリを処 理します。さらに、範囲条件 SQL(CASE 文)、完全外部結合、大量データ セットの重複排 除フィルタリング(DISTINCT)もサポートされています。他のベンダーのソリューションを使 用している大部分の企業では、必要な作業を最高のパフォーマンスで実行するために、 複雑なビジネスベースの SQL クエリを再作成することもあります。しかし、本ソリューショ ンでは、そのようなことに貴重な時間や予算を費やす必要はありません。SQL コードの再 作成に機能的限界があるビジネス インテリジェンス ツールや仮想化ツール、あるいは データ内で新しい関係を発見するたびに SQL コードを進化させている上級 SQL ユーザ は、複雑な SQL 文を作成することがよくあるため、この機能は特に有用です。 インデータベース詳細分析のニーズを念頭に置いて設計された ParAccel 分析プ ラット フォームでは、複雑な数学、統計、予測、データ マイニングの分析で一般的に 使用される 500 以上の分析関数にアクセスできます。これらのインデータベース分 析により、データが格納されている場所で計算を実行できます。外部のソフトウェア プラットフォームにデータのサブセットを移動する手間が省かれ、これらのモジュール で ParAccel 分析プラット フォームの並列アーキテクチャを活用できるため、抽出標 本だけではなくデータ セット全体に対して分析を実行して、精度を高めることができま す。 ParAccel Extensibility Framework は、優れた分析データベースを取り入れ、プラットフォー ムに変化させます。オープン アクセスを提供するこのフレームワークにより、多数の異なる ソースからのデータの取り込みの簡易化、外部分析の活用、多様な分析ワークロードの処 理に不可欠な新しい機能の迅速な取り入れが可能になります。ParAccel On Demand Integration(ODI)モジュールが実現する並列双方向の統合により、アナリストはデータにイ ンライン アクセスできるようになり、作業方法が変わります。ParAccel が提供するさまざま な構築済み ODI モジュールによって、他のソース システムとのカスタム統合を開発できま す。さらに、このフレームワークはカスタムのユーザ定義関数(UDF)の作成に必要なツー ルを提供するので、開発者はそれらを使ってプラットフォームのデータ処理機能を拡張でき ます。 優れた分析ツールとの統合 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションは、他のベンダー のツールと連動して、包括的な分析とより深い洞察をユーザに提供します。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 6 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 • • • データ統合ツールと ETL(抽出、加工、書き出し)ツール:ParAccel 分析プラット フォームは、幅広いデータ統合ツールと ETL ツールをサポートしています。これらの ツールを使用して、ParAccel 分析データベースにロードされたデータを抽出、加工、 絞り込みできます。 ビジネス インテリジェンスと仮想化のツール:シスコと ParAccel のソリューションは、 さまざまなベンダーやソリューションから提供されるビジネス インテリジェンスと仮想 化のツールをサポートします。さらに、業界標準の接続もサポートされているため、新 しいデータ仮想化ベンダーと統合して、標準のオープン データベース コネクティビティ (ODBC)や Java Database Connectivity(JDBC)データ ソースに接続できます。 データ マイニングと分析のツール:ParAccel は、大きなサンプル データ セットを使用 する従来の詳細分析ワークフローと共に動作します。シスコと ParAccel のソリュー ションで、インデータベース分析(高度な数学、統計、データ マイニングの関数など) を実行し、すべての利用可能なデータを使用してより深い洞察と精度を得ることがで きます。 インターフェイスと標準規格準拠 ParAccel 分析プラットフォームは ANSI SQL に準拠しているので、幅広いビジネス インテリジェンス ツールや仮想化ツールを使用しながら、単一の分析プラットフォー ムで標準化できます。さらに、SQL で直接に作業する必要があるアナリストは、フロ ントエンド ツールを使用することなく、クエリをプラットフォームに提出できます。ま た、このプラットフォームは一般的に利用可能な ODBC 標準をサポートしているた め、アプリケーションで簡単にクエリを実行できます。業界標準の JDBC インターフェ イスを介して、Java テクノロジー ベースのアプリケーションとの統合が可能です。 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携した ソリューションの導入オプション 以下の 2 つの方法でソリューションを導入できます。 • • ソフトウェアとハードウェアの統合バンドル:最も簡単なソーシングおよび導入の方法 として、バンドルされたソリューションを選択できます。1 つのシスコ部品番号のみで 注文できるので、この取得方法を好まれるお客様もいます。分析ソリューション一式を 迅速に導入できるように、シスコ認定データセンター パートナーにより、シスコのハー ドウェアと事前設定された ParAccel ソフトウェアが統合されます。 リファレンス構成:別の方法として、事前定義された ParAccel 向け Cisco リファレン ス構成のいずれかに基づきソリューションを構成することも可能です。このアプローチ では、特定の用途に合わせてプラットフォームをより柔軟に最適化できます。 ParAccel 分析プラットフォーム向けの Cisco リファレンス構成は、エンタープライズ 分析プラットフォームを迅速に導入できるように、Cisco と ParAccel により設計され、 検証されています。 ParAccel 分析プラットフォームに対する Cisco UCS のサポート Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションはシスコの ビッグ データ用 Common Platform Architecture(CPA)に基づいています。Cisco CPA は、さまざまなスケールアウト アプリケーション要求を満たすように設計された、 拡張性が非常に高いアーキテクチャです。データと管理を透過的に統合する機能を 備えており、これらの機能は以下のコンポーネントにより実現されます。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 7 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 • Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト:Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトは、ソリューションのすべてのサーバを一元管理して接続 できるようにします。一般的に冗長ペアで導入されるファブリック インターコネクトは、 高可用性の管理ドメインに対して、ラインレートで低遅延のロスレス 10 ギガビット イーサネット接続と統合管理を提供します。 • Cisco UCS 2200 シリーズ ファブリック エクステンダ:Cisco UCS 2200 シリーズ ファブリック エクステンダは、ラック サーバにシステムのユニファイド ファブリックをも たらし、拡張性が高くコスト効率のよい統合サーバアクセス プラットフォームを実現し ます。 ® ® Cisco UCS C240 M3 ラック サーバ:ソリューションのサーバは、Intel Xeon プロ セッサ E5-2600 シリーズを搭載した 2 ソケット サーバで、最大 768 GB のメイン メモ リをサポートします。最大 24 台の小型フォーム ファクタ(SFF、高性能オプション)ま たは 12 台の大型フォームファクタ(LFF、大容量オプション)ディスク ドライブをサ ポートし、4 つの組み込みギガビット イーサネット ポートを備えています。 Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC): Cisco でのみ利用可能なこのイン ターフェイス カードは、I/O デバイスの数とタイプをオンデマンドで構成できます。オプ ションとして、Cisco UCS ラック サーバで最大 20 Gbps の I/O 帯域幅をサポートし ます。Cisco 仮想インターフェイス カード(VIC)では、最大 256 のイーサネット デバイ スまたはファイバ チャネル デバイスをオンデマンドで構成できます。 Cisco UCS Manager:Cisco UCS Manager は Cisco UCS 6200 シリーズ ファブ リック インターコネクト内に実装されています。自動認識および自動統合を実現し、す べてのシステム コンポーネントを 1 つの論理的なエンティティとして管理します。 Cisco UCS Manager は直感的な GUI、コマンドライン インターフェイス(CLI)、また は XML API からアクセスできます。Cisco UCS Manager は Cisco UCS サービス プロファイルを使用して、システム内の全リソースの特性、構成、接続を定義します。 これにより、リソースのプロビジョニングが大幅に簡素化され、数日かかっていたプロ ビジョニングを数分で完了できるようになります。こうした簡素化により、IT 部門は絶 え間ないメンテナンスから戦略的なビジネス イニシアチブへと業務を移行することが できます。 • • • Cisco UCS により、サーバの構成とネットワーク接続に関する詳細が Cisco UCS サー ビス プロファイルにカプセル化されます。Cisco UCS サービス プロファイルをサーバに 適用すると、定義されている構成基準に準拠した状態にサーバが構成されます。Cisco UCS サービス プロファイルは、容量が異なるサーバ間のワークロードの移行を容易にし ます。ParAccel とサードパーティのアプリケーションやツールが共有しているプールに予 備の容量を保持して、オンデマンドで割り当てることができます。これにより、バースト容 量とディザスタ リカバリ リソースのコストが削減され、データセンターがより機動的になり ます。 統合ソリューションの構成 ソリューションは、ハーフラック、フルラック、マルチラック構成で提供されます。ハー フラック構成とフルラック構成では、ParAccel 分析データベースによる圧縮機能を使 用して 127 テラバイト(TB、ハーフラック)または 254 TB(フルラック)のデータを収容 できます。合計容量は、データ タイプとワークロードにより変化します。ノードの数、 プロセッサ コア、ストレージ データ容量、I/O 帯域幅など、リファレンス構成の詳細に ついては、表 1 をご覧ください。これらのリファレンス構成は、定義に基づいて導入 することもできますし、大規模マルチラック システムを設計する出発点として使用す ることもできます。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 8 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 表 1. ParAccel 分析データベース向け Cisco リファレンス構成 ハーフラック フルラック マルチラック サーバ Cisco UCS C240 M3 ラック サーバ(128 コア) X8 Cisco UCS C240 M3 ラック サーバ(256 コア) X 16 フルラックと各追加 ラック用の 16 の追 加コンピューティン グ ノード 内部ストレージ容量 113 TB(600-GB 10K SAS ドライブを使用) 225 TB(600-GB 10K SAS ドライブを使用) 利用可能なストレージの合計容量は、データ タイプ、 ワークロード、および ParAccel の圧縮機能により削 減されるロウ データのサイズに応じて異なります。 メモリ スロット数/最大 構成メモリ容量 通常 2.0 TB(最大 6 TB をサポート) 通常 4 TB(最大 12 TB をサポート) I/O 帯域幅 22 Gbps 44 Gbps 各構成は、完全冗長化された 2 台の Cisco UCS 6248UP 48 ポート ファブリック イ ンターコネクト(最大 5 ラック)または Cisco UCS 6296UP 96 ポート ファブリック イ ンターコネクト(最大 10 ラック)、ラックごとに 2 台の Cisco Nexus® 2232PP 10GE ファブリック エクステンダ、および表 1 に示されている台数の Cisco UCS C240 M3 サーバから構成されます。構成内の各サーバは、データ トラフィック用 Cisco UCS VIC と管理トラフィック用 Cisco Integrated Management Controller(IMC)接続を使 用して、2 本のアクティブ-アクティブ 10 Gbps リンクからユニファイド ファブリックに 接続されます(図 2)。マルチラック構成には、各追加ラック用の 2 台の Cisco Nexus 2232PP ファブリック エクステンダと 16 台の Cisco UCS C240 M3 ラック サーバが含まれます。 ハーフラック構成には、1 つのリーダー ノード、1 つのフェイルオーバー ノード、6 つのコン ピューティング ノードが含まれます。フルラック構成には、1 つのリーダー ノード、1 つの リーダー フェイルオーバー ノード、14 のコンピューティング ノードが含まれます。マルチ ラック構成はフルラック構成を使用し、ラックごとに 2 台のCisco Nexus 2232 ファブリック エクステンダと、ParAccel コンピューティング ノードとして構成された 16 台のサーバが含 まれます。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 9 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューション: ビジネスの変革をもたらす高性能分析 2012 年 12 月 高性能、優れた拡張性、簡易化された管理 シスコ ユニファイド ファブリックは、完全な冗長性と高い拡張性を備えたロスレス 10 ギ ガビット イーサネットと Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続を提供します。最新の Intel Xeon プロセッサを搭載しているこのソリューションは、クラス最高のパフォーマンス と内部ストレージ容量を実現します。これらの構成は、ビジネスの要求に応じて簡単に数 千のノードに拡張できます。Cisco UCS の高度な管理機能では、クラスタ内の全ノードを 網羅する一元管理により、プロセスを大幅に簡素化します。従来の環境では、こうした大 量のサーバを効果的に管理するのは難題でした。Cisco UCS Manager は、特性を適用 してサーバ、ネットワーク、ストレージ接続リソースを設定する、モデルベースの統合管理 を実現します。これにより、数百台のサーバでも 1 台のサーバと同じように容易に導入 できます。さらに Cisco UCS Manager では、クラスタ全体のファームウェア アップデート の操作を一元化するなど、システムのメンテナンス作業を実行できます。 Cisco ソリューションのバンドル 表 2. シスコのビックデータ ハーフラック ス タートキットの Smart Play バンドル:1 つの 部品番号によりすべてのハードウェア コン ポーネントを発注可能 Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提携したソリューションのハードウェア コンポーネントは、Cisco Smart Play プログラム(表 2)により入手できます。1 つの型 番(SKU)のみで注文できるこのプログラムを利用することにより、カスタム ソリューショ ンの設計や構築に伴うコストやリスクを負うことなく、強力で安全なビッグ データ環境を 簡単かつ迅速に導入できます。 ビックデータ ハーフラック スタートキット まとめ コンピューティング 以下を搭載した Cisco UCS C240 M3 ラック サーバ X 8: • Intel Xeon プロセッサ E5-2640 (2.9 GHz、2 ソケット、12 コア)X 2 • 128 GB のメモリ • 冗長電源 • Cisco UCS P81E 仮想インターフェ イス カード(VIC) 企業全体のビッグ データに対して複雑な分析を実行する必要がある場合は、シスコ と ParAccel がお手伝いします。Cisco UCS と ParAccel 分析プラットフォームを提 携したソリューションにより、新しい強力な分析アプリケーションをプロビジョニングし て、顧客、パートナー、刻々と変化している市場へと分析の範囲を広げることができま す。シスコと ParAccel によるソリューションは、業界初の統合データセンター プラット フォームである Cisco UCS と共に、これらの強力な機能を実現します。Cisco UCS のインテリジェントかつプログラム可能なインフラストラクチャで ParAccel 分析プラッ トフォームを実行することにより、さらに多くの情報をより速く分析してより適切な意思 決定を行い、めまぐるしく変化するビジネス環境に対応することができます。 ネットワーキング 以下を含む 10 Gbps ユニファイド ファブリック: • Cisco UCS 6248UP X 2 • Cisco UCS 2232PP X 2 • 低遅延 Twinax ケーブル 関連情報 • • • ストレージ SFF SAS ハードディスクドライブ X 24(サーバごと): • 600 GB 10K RPM SFF SAS • LSI MegaRAID 9266-CV 8i カード • Cisco UCS の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/ucs/ を参照してくださ い。 ParAccel 分析プラットフォームの詳細については、http://www.paraccel.com/UCS/ を参照してください。 Cisco SmartPlay プログラムの詳細については、 http://www.cisco.com/jp/go/smartplay/ を参照してください。 ビッグ データ向け Cisco Common Platform Architecture(CPA)の詳細については、 http://blogs.cisco.com/datacenter/cpa/ を参照してください。 謝辞 このドキュメントは、Raghunath Nambiar 氏、Girish Kulkarni 氏、Wendy Heaton 氏の協力により作成されました。 © 2012 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public information. ページ 10 ©2013 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。 本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。 「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0809R) この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。 お問い合わせ先 シスコシステムズ合同会社 13.06 〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255(フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間 : 平日10:00~12:00、13:00~17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/ LE-36901-00
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