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【2011/成果発表】Project No.10 使い物になる実践型システム開発2011 担当教員:大場 みち子,伊藤 恵
提案依頼書に基づく開発,プロジェクト管理の実践
Practice - development based on RFP and project management 開発工程の実践
作業内容
創意工夫、学び
・提案依頼書を受領
・提案依頼内容の規模感を掴むことが大切
・提案書を作成し、お客様へシステムを提案
・提案受諾による費用対効果の説明が重要
・ビジネス/業務のスコープ、要件を定義
・要件の定義漏れは後の工程で非常に痛い
・提案内容から機能を明確化
‐全体感と現状を比較して達成度を測る必要
・要件定義に基づきシステムの機能を仕様化
・使用するアーキテクチャの事前検証が必要
・システムの構造を定義
‐実現可能性を無視した設計は意味が薄い
・曖昧さのない詳細な仕様を記述
・計画立案の際にはプロジェクトチームの
・実装、単体テストを行う
能力も加味する必要がある
‐技術習得に充てる期間の見積り誤り
・設計通りに動作するか結合テストを行う
・品質テストを行う際には、そのシステムに
・システムの品質を検証
応じた基準を設けなければ説得力がない
お客様とのコミュニケーションに関する学び
兎にも角にも「根拠」が必要
連絡の取り方にも工夫の余地がある
‐費用対効果、スケジュール、変更要求への対応など
‐確認の際には、あらかじめチーム内で意見をまとめて
提案の形で持ち込むことで円滑なやり取りが図れる
プロジェクト計画
4月
5月
6月
7月
8月
10 月
11 月
12 月
1月
要件定義
設計
実装
遅延の原因
要件定義工程の遅延
夏季休暇︵技術習得︶
提案
9月
提案依頼書にない検討項目
が現地訪問により多数発覚
実装工程の遅延
要件の定義漏れ
‐関連する成果物の修正
‐手戻りが何度も発生
試験
計画の見積り誤り
:予定
6/22 森町訪問
8/2 デザインレビュー
11/11 森町様へ状況報告
:実績
第1回 納品
プロジェクト再計画
計画再検討の結果
スケジュールの見直し
予定通りに全機能を納品することは不可能
正確な見積りから実現可能な計画を立案
優先順位を明確にした上で順に着工
‐1つの機能を実装するのにかかった時間を計測
a ) 予約システムに必要不可欠な機能
‐残りの期間でどれだけの機能が実装できるか検討
b ) 重要ではあるが、他のソフトウェアで代替できる機能
進捗管理の徹底
c ) 利便性向上のみを目的とした機能
進捗の評価基準を定量評価に刷新
納品スケジュールを再提案
進捗確認の機会を多く設置
当初の納品フェーズを数段階に分割
承認