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【2013 /最終】 プロジェクト No.20 教育・展示用二重振り子の制作 担当教員 沼田寛 由良文孝 アドバイザー 迎山和司 朝倉俊雄
二重振り子の制作班
氏名 仲川知也 曽根智哉 山本仁 高瀬開 Name
Tomoya Nakagawa
Tomoya Sone
Hitoshi Yamamoto
Kai Takase
・制作班の活動
前期は、木材を利用して二重振り子のプロトタイプを制作した。改善点として振り子の軸部分の横揺れと摩擦があがり、これをレーザカッタに
よる高い精度の加工によって解決するため、レーザカッタの技術を習得した。この技術を利用し、はこだて国際科学祭に出展するための二重振
り子を木材で制作した。後期は、材質を木材からアクリル板に変え、ベアリングなどによる摩擦の軽減を施した二重振り子と、さらに振動を軽
減する新たな土台を制作した。
・成果物
・木材から
アクリル板への変更
・ベアリングの使用
・レーザカッタによる
高い精度の加工
・設計
CAD(Computer Aided Design) を用いて設計を行った。この設計
データを元にレーザカッタを利用することで、複雑な形状の二
重振り子の高い精度での制作も可能となった。
・土台
昨年度のプロジェクト学習で制作
した土台を前期まで使っていたが、
左右に対する揺れには強かったが
前後に対する揺れには弱かった。
このため、後期に新たな土台を制
作した。柱と土台を分けることで
持ち運びも容易にし、地面との接
触面積も減らしてあらゆる方向か
らの振動に対して強い土台を制作
できた。
・はこだて国際科学祭に出展
二重振り子の面白さを知ってもらい、また教育への応用の可
能性を探るねらいも含め、科学祭に出展した。来場者も参加
して楽しめ、二重振り子の面白い動きを体感できるよう、第
二剛体に的を作っての射的として実施した。集計したアンケー
トより、大多数が動きに興味をもってくれたことが判明した。
写真