公立はこだて未来大学 2012 年度 システム情報科学実習 グループ報告書 Future University Hakodate 2012 System Information Science Practice Group Report プロジェクト名 フリンジジャパン Project Name Fringe Japan プロジェクト番号/Project No. 14 プロジェクトリーダ/Project Leader 1010075 高田樹 Tatsuki Takada グループメンバ/Group Member 1009178 野田享聖 Takamasa Noda 1010032 武井良太 Ryota Takei 1010098 新山優佳 Yuka Niiyama 1010105 横山朋宏 Tomohiro Yokoyama 1010167 村木詩織 Shiori Muraki 1010186 丸田えり Eri Maruta 1010199 塩野景子 Keiko Shiono 指導教員 Ian Frank 提出日 2013 年 1 月 30 日 Date of Submission Jan 30, 2013 概要 フリンジフェスティバルとは、海外で行われている芸術祭である。街のさまざまな場所でたく さんのアーティストが公演を行うもので、アーティストのジャンルはプロで活動している人 や、アマチュアで活動している人、普段は何もしていない市民など幅広い。このフリンジフェ スティバルはスコットランドのエディンバラをはじめ、オーストラリア、アメリカ、韓国など 世界中で行われている世界最大規模の芸術祭である。 本プロジェクトでは、フリンジフェスティバルを日本に浸透させ、日本各地でフリンジフェス ティバルが行うことができるようにフリンジフェスティバル開催のためのノウハウを作り上げ ることを目的として活動する。最終目標は、日本独自のフリンジフェスティバルの概念やノウ ハウを構築し、日本各地でフリンジフェスティバルが開催されるようになることである。 ノウハウを作り上げる過程で、実際に函館でフリンジフェスティバルを開催し、そこで得た知 識を生かし、よりよいノウハウを作り上げる。 今年度の本プロジェクトは、日本でフリンジフェスティバルを開催するためのノウハウの考案 と、函館でフリンジフェスティバルを開催するという二つの活動を同時進行で行う。 キーワード フリンジ, 芸術祭, 浸透, ノウハウ (※文責: 高田樹) -i- Abstract Fringe Festivals are a type of art festival held all over the world. A wide variety of artists gather in a town to put on performances at various locations. Artists can be any level from professional to amateurs and even regular townspeople. Fringe Festival are thriving in Australia, USA, UK and even Korea and they are some of the scale art festivals. The purpose of this project is to establish Fringe Festivals in Japan and by investigating the know-how of Fringe Festivals. The final aim is to make Japanese original Fringe Festival know-how and for Fringe Festivals to be held in various parts of Japan. As part of this process, we are making a concrete plan for a Hakodate Fringe Festival. Via a puchi-Fringe Club event in November, we will establish what know-how and ideas are useful for a Hakodate Fringe Festival. This project this year performs the dual activities of background research, publicity, and holding pre-events in Hakodate. Keyword Fringe, Art festival, Establish, know-how, (※文責: 高田樹) - ii - 目次 序章 第1章 1 背景 2 1.1 目的 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.2 従来例 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.3 従来との違い . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.4 問題点 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 プロジェクトの概要 5 2.1 問題の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 2.2 課題の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 2.3 到達レベル(目標) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 2.4 課題の割り当て . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 課題解決のプロセスの概要 8 3.1 会場 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 3.2 予算 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 3.3 デザイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 3.4 スマートフリンジ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 3.5 フリンジオフィス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34 3.6 音響 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44 3.7 アーティスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46 プロジェクトの成果 52 4.1 アンケート結果 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52 4.2 音響 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67 4.3 成果物 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67 4.4 発表終了後の評価と反省 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67 まとめ 70 5.1 プロジェクトの成果 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 5.2 プロジェクトにおける各人の役割 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 5.2.1 野田享聖 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 5.2.2 武井良太 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 5.2.3 高田樹 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 5.2.4 新山優佳 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 5.2.5 横山朋宏 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74 5.2.6 村木詩織 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74 5.2.7 丸田えり . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76 第2章 第3章 第4章 第5章 - iii - 塩野景子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77 今後の課題 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78 第6章 当日の様子 79 第7章 期間ごとの個人活動履歴 86 5.2.8 5.3 7.1 各人の課題の概要とプロジェクト内における位置づけ . . . . . . . . . . . . . . . 86 付録 A 新規習得技術 90 付録 B 活用した講義 91 - iv - Fringe Japan 序章 近年函館では高齢化社会によって若者の人口が減りつつあり、街の活気がなくなっている。ま た、単独でイベントを行うのはハードルが高い。本プロジェクトでは、気軽に参加できるイベント が減少しつつあることが現在の函館に活気がなくなっている一つの原因と提起した。 フリンジフェスティバルとは、海外で行われている芸術祭である。街のさまざまな場所でたくさ んのアーティストが公演を行うもので、アーティストのジャンルはプロで活動している人や、アマ チュアで活動している人、普段は何もしていない市民など幅広い。このフリンジフェスティバルは スコットランドのエディンバラをはじめ、オーストラリア、アメリカ、韓国など世界中で行われて いる世界最大規模の芸術祭である。しかし、現在の日本でフリンジフェスティバルの認知度が低 い。 本プロジェクトではフリンジフェスティバルを日本に浸透させ、今後日本各地でフリンジフェ スティバルを行うことができるようにフリンジフェスティバル開催のための仕組みを作り上げる ことを目的として活動する。最終目標は、フリンジフェスティバルが開催されるようになることで ある。仕組みを作り上げる過程で、実際に函館でフリンジフェスティバルを開催し、そこで得た知 識を生かし、よりよいノウハウを作り上げる。今年度の本プロジェクトは、函館でフリンジフェス ティバルを開催し、その過程で日本でフリンジフェスティバルを開催するための仕組みを考案する という二つの活動を同時進行で行う。フリンジフェスティバルを日本に浸透させることで、日本中 に新しい観光資源を作りだし、また市民の力を束ねて地域を活性化させるという狙いである。 また活動をしていく中で、新たに出会う人々とどのように接すれば、組織として信用を得るため にどうするかなどのコミュニケーション面での課題も含まれる。 (※文責: 武井良太) Group Report of 2012 SISP -1- Group Number 14 Fringe Japan 第 1 章 背景 1.1 目的 このプロジェクトでは、海外で行われているフジンジの概念を日本に浸透させ、これから日本の 各地でフリンジを行うための仕組みを作り上げることを目的とする。そして実際に函館でフリンジ を開催し、日本中でフリンジを行えるようにすることが最終目標である。 (※文責: 塩野景子) 1.2 従来例 従来の芸術祭は、音楽やダンスなどといった芸術祭の中でのジャンルが決まっているものが多 い。また、参加するアーティストは、その芸術祭の実行委員会などが決定することが多くほとんど がプロのアーティストに限られるため、芸術活動などをしているアマチュアの方々が参加しにく い、または出来ない場合が多い。さらに、市民などはアーティストとしてではなく、観客としてイ ベントに参加するのがほとんどである。 また、従来のイベントはほとんどがトップダウン形式で行われている。トップダウン形式とは、 上部組織、実行委員会等が会場・出演者に指示を出しイベントを運営する形式である。トップダウ ン形式の具体例として、函館で行われている芸術祭があげられる。芸術祭は運営スタッフが内容や 場所、参加してもらうアーティストなどを決定し、イベントを開催している。トップダウン形式で イベントを行う利点として、上部組織などでイベントの詳細を決定するので参加者にかかる負担が 小さいことなどがあげられる。 (※文責: 村木詩織) 1.3 従来との違い Fringe はトップダウンとは逆のボトムアップ形式で行われる。ボトムアップ形式とは、上部組織 は存在するがあくまで会場・出演者のサポート・イベント全体の宣伝を行う組織であり、イベント を開催するためにメインに動いてもらうのは出演者である。この方式の場合、上部組織の仕事は、 イベント全体の宣伝、アーティストに会場を斡旋業務、アーティストへの技術面でのサポートなど である。ボトムアップ形式でイベントを行う利点として、アーティストの方々が自分の考えを通す ことができ、それがアーティストのやる気などにもつながりやすいという点などがあげられる。図 1 にトップダウン形式とボトムアップ形式でイベントを行う上での違いを示す。 Fringe の特徴として、従来のように音楽中心の芸術祭、演劇中心の芸術祭、ダンス中心の芸術祭な どというようにジャンルが決まっておらず総合芸術祭であるという点があげられる。また、参加す るアーティストを上部組織から依頼するのではなく、募集期間を設けることでプロ・アマ問わずに どのようなアーティストでも参加できるという点も従来のイベントとは大きく違う点である。ま た、同じようにイベントの会場となる店舗も募集期間を設け募集する。その後、アーティストと店 Group Report of 2012 SISP -2- Group Number 14 Fringe Japan 舗が直接交渉することでアーティストがイベントを行う場所を決定する。 Fringe の意味に「周り」という意味があるが、この意味の通り Fringe は大きなイベントが行わ れている周辺でイベントを行うことで大きなイベントに参加している観客を呼び込もうとすること が目的であり、これも従来のイベントの大きな違いである。 (※文責: 村木詩織) 1.4 問題点 以下に問題点を記載する。 (1) 日本と海外の文化の違い。 フリンジは海外のフェスティバルであって、日本ではフリンジの成功例が存在しない。海外に比 べ日本は、有名なアーティストのイベントや自分がよく知っているイベントでない限り参加を渋る 傾向に見られる。また、形のないもの (サービス) にお金を払う事を渋る傾向に見られる。よって 日本と海外の文化の違いを理解し、フリンジが日本に受け入れられるようにアレンジしなくてはな らない。 (2)Fringe の概念をそのまま日本に導入は可能か? 日本と海外の文化の違いから、日本では客の集客が望めない。これまで日本ではフリンジに似た イベントが行われたことが何度かあるが、どれも注目集めるほどのイベントにはならならず、成功 とは呼べなかった。海外ほどのフリンジを行うには、日本人が参加しやすい形にフリンジを変える 必要があると思われる。 (3) 会場、アーティストをどのように集めるか? 海外のフリンジでは、会場も店舗からの申請があって許可をする。しかし、日本ではフリンジが 有名なイベントではないため広告をしてもイベント会場は集まらない。よって、フリンジジャパン から店舗側に声をかける必要性がある。フリンジが回を重ねたり、テレビや新聞などのメディアの 広告によって知名度が上がれば会場・アーティスト側から声がかかるようになると思われる。 (4)IT を駆使した宣伝をどのようにするか? フリンジのサイトの作成を行う。また、ソーシャルネットサービスと提携し、Facebook 上で函 館の人にターゲットを絞り広告を出すことや、Twitter で興味がある人によるリツイートを利用す る。また、イベントの写真は選別してフェイスブックにアップロードし、次年度からのフリンジで これまでのフリンジを簡単に振り返られるようにする。 (5) ネットでチケットを販売する仕組みの構築の仕方。 PayPal などを利用すると、チケット販売に手数料がかかってしまう。スポンサーから提供され た資金はフリンジ自体の宣伝に使う方が効果的なので、なるべく手数料のかからない方法でチケッ トの販売手段を模索する必要がある。 (6) 全年齢層に対応できるようなロゴ、HP デザイン。 フリンジは参加者や観客の年齢・性別を問わない。よって全年齢層に対応できるようなロゴ、HP Group Report of 2012 SISP -3- Group Number 14 Fringe Japan を作成する必要がある。ロゴ案は複数作成し、アンケートをとり意見を参考にする。HP は、第一 回である今年はシンプルなものに落ち着けるべきである。 (7) プロジェクトグループの運営。 フリンジはアーティストや会場となる店舗などの関係者と密に連絡を取りながら行うイベントで あるので、アジャイル方式を用いる。また、外出先でも資料が取り出せるよう、グーグルドックス や Dropbox を積極的に利用する。 (※文責: 丸田えり) Group Report of 2012 SISP -4- Group Number 14 Fringe Japan 第2章 2.1 プロジェクトの概要 問題の設定 1.4 であげられた問題点を解決するため、本プロジェクトの問題として以下の 7 つを設定した。 (1) を解決するには日本と海外の文化の違いを検証する作業から始める必要がある。 (2) を解決するには過去に Fringe と名前の付くイベントを洗い直して成功例と失敗例を参考に分 析する。 (3) を解決するには外回りをして声を掛けていくのが良いのではないかと考えている。ある程度の 情報を持ったパンフレットなどを持参してより相手に興味を持ってもらえるように工夫すると効率 があがると考えている。 (4) を解決するには web サイトを自分達で立ち上げる。ツイッターやフェイスブックを利用してよ り宣伝効率を上げる。 (5) を解決するにはコンビニなどを利用するのも考えていたがネット上にあるものを使うことに よってよりコストパフォーマンスを上げる。 (6) を解決するには色々な人の意見を聞くのが良いと考えられる。 (7) を解決するには大まかな流れを最初に組んでおくと良いと考えられる。 問題点全てを選んだのは1つ1つを確実にこなさなければ Fringe が成り立たないからである。 (※文責: 野田享聖) 2.2 課題の設定 2.1 節で述べた問題を、以下の制約条件下で解決することを考えた。 ・プロジェクト学習 WG が提示した要項や予算等の条件内で最大限の成果物を作成する。 ・プロジェクトメンバー が、楽しく、効率的に、今後の活動において有意義な経験となるような、 環境を整える。 ・教員と学生の負荷をできるだけ少なくする。 ・無意味な作業をなくす。 その結果,以下の課題が設定された。 ・アジャイル開発の手法を取り入れる。 ・個人作業の時間を多く作り、成果物を大量に作成する。 ・大人数のフィードバックを取り入れ、より洗礼された成果物へ。 ・プロジェクトで発生する問題を早期に解決する。 ・役割分担を明確化し、メンバーが重複した作業を行わないようにする。 ・プロジェクト内で解決できない問題は、外部の有識者を活用する。 ・我々が函館でフリンジフェスティバルを成功させるだけでなく、ほかの地域でもフリンジフェス ティバルを開催できるような基盤やノウハウを構築する。 ・海外のフリンジフェスティバルの模倣を行うのではなく、日本人にあったフリンジフェスティバ ルへ改定する。 Group Report of 2012 SISP -5- Group Number 14 Fringe Japan ・プロジェクトの負担を均一化するためにレポートを定期的に作成する。 ・HP 作成の際に html を使用し作成する。 (※文責: 横山朋宏) 2.3 到達レベル(目標) 今回フリンジジャパンは前例の無いプロジェクトのため、前年度比較等で到達レベルを設定する ことが出来ない。そのため、以下のような段階で到達レベルを設定した。 (1) 日本でフリンジフェスティバルを開催できるようノウハウを作り上げる 私たちの第一の目標はフリンジフェスティバルを日本で開催する際の雛形を作ることである。そ のために、広告・宣伝によりまずは函館市民にイベントの内容を知ってもらうこと、イベント会場 として場所を提供してくれるカフェや施設をピックアップすること、イベントを行いたい市民を集 めることが必要である。よって、イベントを行いたいアーティストがイベント会場を選び、開催で きるシステムの構築とフリンジフェスティバル開催中に多くの市民がアーティストまたは観客とし て参加したいと思う環境の整備を目標とする。 (2) 実際に函館でフリンジフェスティバルを開催する。 私たちはイベントの経営について、実際に開催しなければわからないことも多いと考えている。 よって、2012 年 11 月 3 日から 10 日の 8 日間に函館でフリンジフェスティバルを試験的に開催す ることを予定している。 (3) フリンジフェスティバルを継続的に開催するイベントにする。 函館でフリンジフェスティバルを行い、そのノウハウを今後フリンジフェスティバルを日本で継 続的に開催する上で活用できる形として提示する。 (※文責: 新山優佳) 2.4 課題の割り当て 以下の項目にそって課題を割り振った。 ・各自の得意分野 ・負荷の均一性 ・関連のある項目は,同じ人に割り当てる 1. 会場 課題:函館でフリンジフェスティバルを開催する際の会場の確保。 2. 予算 課題:プロジェクト学習 WG が提示した要項や予算等の条件内で最大限の成果物を作成す る。また、函館でのフリンジフェスティバル開催に向け、金銭が関わる事柄の管理を担当。 3. デザイン 課題:全年齢層に対応できるようなロゴ、HP デザインなどを作成。 4. 広報 課題:フリンジのサイトの作成。また、ソーシャルネットサービスと提携し、Facebook 上 で函館の人にターゲットを絞り広告を出すことや、Twitter でのリツイートを利用。アー Group Report of 2012 SISP -6- Group Number 14 Fringe Japan ティストをどのように集めるかの検討。 (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP -7- Group Number 14 Fringe Japan 第 3 章 課題解決のプロセスの概要 3.1 会場 イベント会場に訪問し、責任者と交渉をするための準備。また実際に交渉するためイベント会場 を訪問をした。 ・会場訪問 イベント会場へ協力していただけないか交渉へ行くため、担当教員と交渉の練習をした。何を言え ば相手に自分の趣旨を伝えることができるかなどを意識して練習し、実際の訪問ではその練習で得 たスキルを生かした。 (※文責: 高田樹) ・フライヤー裏面 会場の方に見せる資料(フライヤー)の裏面は、イベント会場だけでなく、お客さん向け、アー ティスト向けの 3 方向に向けて作成した。また、従来のイベントとフリンジフェスティバルの違い についても記入し、はこだてフリンジフェスティバルに参加した場合の最大の利点である広告を大 きくアピールした。お客さん向けの資料は、世界最大のフリンジフェスティバルであるエディンバ ラ・フェスティバル・フリンジを例に挙げ、「フリンジフェスティバル」というものをわかりやす く伝えるようにした。 (※文責: 横山朋宏) 3.2 予算 主に金銭に関わる課題を担当した。 ・フリンジフェスティバル予算の作成 本プロジェクトでは WG から許可されていない、不特定多数に配布する広告物が予算の大半を 占めることになったため、大学に申請する予算とは別にフリンジフェスティバル予算を作成した。 (※文責: 武井良太) ・チケット販売の仕組みの構築 海外で行われているフリンジフェスティバルでは有料イベントを行うアーティストに対してチ ケットの売り上げの全額をアーティストの方々に返せるようにするという仕組みがある。そのため チケット販売の手数料やその他のお金のやり取りのうえで無駄なお金の出費ができる限りかからな いようにチケットの販売のシステムを構築する必要があった。しかしネット上にある既存のチケッ トの販売管理のシステムを実際に利用するとなると手数料が 10 %∼12 %と大幅にチケットの売り 上げを削られてしまうため、フリンジフェスティバルの有料イベントを行うにあたってはこの既存 のチケットの販売管理システムを利用するのは不向きであった。 そのためフリンジジャパンではチケットの販売の仕組みは、ペイパルという世界中で利用されて いるインターネット上での決済サービス機能を利用してチケットの販売だけでもインターネット上 Group Report of 2012 SISP -8- Group Number 14 Fringe Japan で行えるようにした。そしてチケットの販売について枚数などの管理はフリンジジャパン自身で行 うといった形態をとることにした。ペイパルを利用したチケットの販売のシステムの構築の構図は 以下の図の通りである。 まずチケットを購入してもらうためにペイパルを通してフリンジジャパン当てに代金を支払っても らい、それをフリンジジャパンが確認したあとフリンジジャパンから購入者に対してチケットとな る割り振り番号を配布する。そしてそのチケットの代わりとなる番号はフリンジフェスティバル当 日、会場に来場してもらったときに会場にいるフリンジジャパンのスタッフが割り振り番号を確認 して来場者の確認をするといった構図になっている。 図 3.1 チケット販売の仕組み だが、今回のぷちフリンジ@函館では有料イベントを行う出演アーティストがいなかったた め、実際にこのペイパルのシステムを始動することができなかった。そこで無料イベントでのチ ケットシステムとして以下の仕組みを考案し実行した。 ・無料チケット整理券 今回のぷちフリンジ@函館では有料イベントを行う出演アーティストの方がいなかったため、こ のインターネットを利用したチケット販売の構築を実際に始動することはなかったが、ぷちフリン ジ@函館 2 日目の会場となったむげん空間& Cafe 小春日和でのイベントは会場の大きさも考慮し て来場者の人数を把握するためにもイベント日程の第一部と第二部それぞれについて 30 部ずつチ ケットを制作した。このチケットは無料のチケットだったが、人数の把握のための整理券として使 用されたものだったので確実に来場してくださる人を中心にこのチケットを第一部と第二部それぞ れについて配布した。そのためぷちフリンジ@函館 2 日目については、当日むげん空間& Cafe 小 春日和に来場する人数の把握が簡単にできたことにより、座席数をどの程度準備しておけば良いの かなどの予測をたてて検討ができたため、会場設営などの準備に役立った。 アーティストが有料イベントを行う場合、イベント当日の流れとして、チケットを購入してもら うためにペイパルを通してフリンジジャパンに代金を支払ってもらい、それを確認したあとフリン Group Report of 2012 SISP -9- Group Number 14 Fringe Japan ジジャパンから購入者に対してチケットとなる割り振り番号を購入者に配布する。つまり、チケッ トとなる番号をフリンジフェスティバル当日、会場に来場してもらったときにフリンジジャパンの ほうで番号を確認するという形になるので、チケットを紙で用意する必要がなく経費削減にもつな がると考えられる。 今回のぷちフリンジ@函館では有料イベントを行う出演アーティストがいなかったため、実際に このペイパルのシステムを利用し、使いやすいかどうかなどの判断ができなかったが、今後規模の 大きいフリンジフェスティバルを開催していくにあたって、このペイパルのチケット販売のシステ ムを実際に使い、さらに利用しやすく具体的に構築していく必要があると考えられる。 また、金銭管理の面で以下の活動を行った。 ・銀行口座の開設 アーティストからの参加費の振込んでもらうため、銀行口座の開設をする必要があったのでその 準備を進めた。フリンジジャパンの目標として、フリンジフェスティバルが持続的に開催されるイ ベントにするというものがあり、前提に口座を開設したかったため、今回は法人として銀行の口座 を開設することを検討した。 しかし法人を設立するにあたって手数料が無料の一般社団法人では設立までに約6ヶ月の期間を必 要であった。その他の法人設立では、設立までに約6ヶ月の期間を必要ではなかったが、手続きに 高額の予算が必要となってしまうことがわかった。そこで今回のフリンジフェスティバルでは、法 人を設立して銀行口座を開設するという形態をとらず、有料イベントを行う出演アーティストの参 加があれば代表者の名前を使って団体名と代表者の名前で開設するという仕組みを考案した。 今回のぷちフリンジ@函館での出演アーティストの中で有料イベントを行った出演アーティスト がいなかったため上記の銀行口座の仕組みを利用することがなかったが、これから函館を含めた日 本各地でフリンジフェスティバルを本格的に開催していくにあたって、法人としての銀行口座を開 設する必要があるものと考えられる。そのためにもフリンジジャパンを一般社団法人として設立す るべきであり、そうできるように来年度に向けて準備していかなくてはならない。 しかし、実際のところフリンジフェスティバルの日本での認知度が上がり、日本各地でフリンジ フェスティバルが開催されるようになるまでどのくらいの時間を要するかが不明である。つまり、 このフリンジフェスティバルを日本に浸透させ、実際にフリンジフェスティバルを開催するという フリンジジャパンの活動を続けていけるのかが問題点となる。またフリンジジャパンの活動及び今 回のぷちフリンジ@函館の開催に関してはプロジェクト学習の一環で行われたものであり、次回も またこの函館でぷちフリンジを開催するとなると、フリンジジャパンプロジェクトのメンバーが全 員代わってしまう。そのため、一般社団法人を設立するにあたって、少なくとも設立だけに半年間 の期間が必要となってしまうのだが、どうしてもこの一般社団法人を設立の経過途中で次のフリン ジジャパンプロジェクトのメンバーに引継ぎしなければいけなくなってしまう。故に一般社団法人 を設立するとなると、少なくとも確実に来年度もフリンジジャパンプロジェクトがプロジェクト学 習の一環として続き、函館でフリンジフェスティバルを開催するという確証がなければ、いくら手 数料がかからないといえど一般社団法人の設立になかなか踏み出すことはできない。焦って次回の フリンジフェスティバルを開催するときまでに法人として銀行を開設することはリスクが高いと考 えられる。もし来年度のフリンジフェスティバルで有料でイベントを行いたいアーティストがいた 場合や、海外のフリンジフェスティバルのようなシステムで資金を運用していくのであれば、銀行 口座は必要になってくるが、団体名と代表者名さえあれば一般社団法人を設立設立しなくても個人 の口座と同じように銀行口座を開設することができる。なのでこれから一年から二年にかけてはそ Group Report of 2012 SISP - 10 - Group Number 14 Fringe Japan のような団体名と代表者名で個人の口座として開設をしてこれからのフリンジフェスティバルの様 子を伺っていってから一般社団法人の設立の手続きをとっていくという方針も十分に意味がある。 ・フリンジ予算の確保 フリンジジャパンの活動内容としては、フリンジフェスティバルを日本で開催することができる ようにアレンジを加えていきながら実際に函館でフリンジフェスティバルを開催してみるというこ とだが、そもそもこのフリンジフェスティバルを知ってもらうためには、フリンジフェスティバル を開催するにあたって広告に力を入れていかなければいけなかった。しかし大学内のプロジェクト 学習に対する予算は広告費などの不特定多数の人々に配布するものには利用できなかった。などの 理由から、広告費やその他のイベント経費を確保するために公立はこだて未来大学の未来祭で模擬 店を出店し、その利益を広告費などを含むフリンジ予算の収入として利用することを考えた。実際 に未来祭で出店した模擬店はコスト等を考えチョコバナナを販売することになったが、どのように して効率よく調理できるのか、例えば販売する人、バナナをカットする人、バナナにチョコをつけ る人、と細かく調理の段階によって役割分担し効率の良い流れ作業を形成した。その結果買いにき てくれた人を待たせることなく、完成したチョコバナナを切らすことなく用意することができたの で、二日間あるうちの一日は夕方ごろに準備してきたバナナを完売することができた。二日間で約 二万三千円ほどの利益を生み出すことができた。この利益は、大学のプロジェクト学習の予算では 利用できない経費にすることを検討した。 来年度以降フリンジフェスティバルを開催するにあたっては、このように学校祭で模擬店を出店し てフリンジ予算を生み出すのも一つの手段として考えられるが、この方法ではプロジェクトメン バーに負担がかかる可能性がある。また、大規模なフリンジフェスティバルを開催する場合、この ような方法で経費確保は難しい。フリンジフェスティバルを開催するにあたってスポンサーを募 り、そこからフリンジフェスティバルを開催する資金として予算を利用していくという手段をと ることで大規模なフリンジフェスティバルの開催が実現することができるようになるのではない か。これからのフリンジフェスティバルを開催するにあたってスポンサーを確保していくために も、もっとフリンジフェスティバルのことを地域の方々に知ってもらい、フリンジフェスティバル やフリンジジャパンの活動を理解してもらうようにしていかなければならない。そのためには、今 回のぷちフリンジ@函館のような小規模のフリンジフェスティバルだとしても、何度も開催し回数 を重ねることでフリンジフェスティバルがどのようなものなのかを地域の方々に浸透させていきた いと考えている。徐々にフリンジフェスティバルについての概念や知識を地域の方々に理解しても らいスポンサーになってもらえる方々を見つけられたら、もっと本格的で海外で開催されているよ うなフリンジフェスティバルを開催することができると考えている。 ・物販 函館でフリンジフェスティバルを開催するにあたって未来祭やスポンサーからの資金以外にも、 フリンジフェスティバルのイベントの予算の収入があるかどうか他の方法で収入にできないかを検 討していく必要もあると思われる。また今回のぷちフリンジ@函館で広告以外での必要になってく る予算については、予算案を立てた際に今回は日本ではじめての本格的なフリンジフェスティバル を開催するということもあって実際にはどのようなことに予算が必要なのかを検討するのに苦労し た。プロジェクト初期のころは、ステッカーやストラップ等のフリンジジャパンオリジナルのグッ ズなどを製作し、函館で開催するフリンジフェスティバルで販売なども視野にいれて話し合いを進 めていた。フリンジフェスティバル当日にグッズを販売し、そこで得た利益をイベント予算にする Group Report of 2012 SISP - 11 - Group Number 14 Fringe Japan ことが検討されていた。だが、今回のフリンジフェスティバルはイベント全体としてどれほどの動 員数になるかが不明であり、また果たしてステッカーやストラップを作成しても本当に売れるのか などのリスクが高いことも事実であった。それに加えて、グッズの物販から得られる利益は、イベ ント終了後に収入としてフリンジジャパンに入って来る。つまり、グッズ物販から収入を予算とす る場合、どの程度グッズが売れるかを予想し、その予想の収入に基づいて経費を使用するという方 法を取らざるを得なかった。もし、この方法で、物販からの収入が予想よりも低かった場合赤字に なってしまう恐れがあった。その他にも、物販収入を予想したとしても、その元金となる資金をど こから入手するかという課題が残り、今年度はグッズを作成し販売するという案を実行することは できなかった。 ・まとめ 今回のぷちフリンジ@函館では総じて予算の使用方法を検討してきた。今まで述べたように来年 度のフリンジフェスティバルを開催するためには、まずスポンサーを探し、その資金でもし予算的 に都合がつくのであればグッズを作成し販売すれば、よりフリンジフェスティバルの資金としてう まく利用できる形になるのではないかと考えている。 (※文責: 塩野景子) 3.3 デザイン デザイン班ではロゴマーク、サイトデザイン、ガイドデザイン、名刺デザインなど多くの人の目 に触れるもののデザインを優先して行った。 ・ロゴの作成 ロゴの作成について、約 20 種のアイデアからンケートなどの結果を元に Fringe Japan のロゴ を決定した。以下はそのアイデアの一部である。 まず始めにプロジェクトメンバー全員に協力を依頼し、ブレインストーミングを用いて、「お祭 り」「笑顔」「つながり」「日本」などのキーワードを抽出した。このキーワードを元にイメージコ ンセプトを定めデザイン案を作成、スケッチで書き起こした後、Illustrator で出力した。 また、プロジェクト全体でロゴの利用方法が明確化していくにつれ、 (1) 各イベントのポスターに載せるので、シンプルなデザインであること (2) お祭りのロゴなのでインパクトがあること (3) 小さくてもわかりやすいもの (4) テーマカラーである「赤」を利用したもの といった必要な制約が生まれた。これらを踏まえ、デザイン案をプロジェクトメンバーに好評で あったアイデア 2 つに絞り口頭アンケートや SD 法を用いて調査を行った。この二つのアイデアを デザイン案 (1)、デザイン案 (2) とし、以下に記載する。 デザイン案 (1) のイメージコンセプトは「日の丸」である。日本にフリンジフェスティバルを広 めたいという想いから作成した。Fringe の語源である「周辺」という言葉から、赤い円が中心から 周辺へ広がっていくようなイメージを意識している。デザイン案 (2) のイメージコンセプトは「楽 しむ」 「つながる」である。子供も参加できるイベントという目標を意識し、頭上の Fringe の文字 はアイデアが浮かぶシーンを想定している。こちらは「赤」を使用したパターンと「緑」を使用し たパターンの 2 通りあったが、テーマカラーを日本の日の丸から「赤」としたため、アイデアを Group Report of 2012 SISP - 12 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.2 ロゴデザイン案1 図 3.3 ロゴデザイン案2 2 つに絞る段階で「赤」を使用したパターンとした。以下はそれぞれデザイン案 (1) とデザイン案 (1) の口頭アンケートの結果をまとめたものである。 【図 1 についての口頭アンケート結果】 ・シンプル ・フォントが良くない ・ (日の丸を使うことが)安直 ・i の丸が大きい ・祭りのイメージが表現できていない 【図 2 についての口頭アンケートの結果】 ・ぱっと見が良い ・小さくするとインパクトがない ・インパクトが薄い ・にぎやか さらに感情的なイメージを調べるためにデザイン案 (1) とデザイン案 (2) に対し、SD 法による アンケートを行った。アンケートの項目は (1) 明るい-暗い (2) 工夫された-工夫されてない Group Report of 2012 SISP - 13 - Group Number 14 Fringe Japan (3) 軽い-重い (4) 大きい-小さい (5) 多い-少ない (6) 面白い-退屈な (7) なじみのある-なじみのない (8) 好き-嫌い (9) 単純な-複雑な (10) 縁の多い-縁の少ない とし 5 段階評価で行った。 アンケートの結果を踏まえ、プロジェクトのメンバーと議論により Fringe Japan のロゴをアイデ ア案 (1) とした。そして、アンケートで得られた意見を元にデザイン案 (1) の円形部分を手書きに 改良した。以下に現在のロゴを記載する。 完成したロゴはフリンジジャパンの HP やイベント用ポスター、Facebook や Twitter など様々な 広報活動に使用された。 ・フライヤーの作成 フリンジジャパンプロジェクトの第一目標である函館でフリンジフェスティバルを開催するため にはイベントの日程やスケジュールなどの細かい情報を決めるよりも先にアーティストを募集す る必要があった。また、会場提供者に協力を依頼するために「フリンジフェスティバルがどのよう なイベントなのか」を伝えることが必要であった。よって、今年度函館で開催するフリンジフェス ティバルのキャッチコピーである「退屈をぶっ壊せ」を用いてフリンジフェスティバルがどのよう なイベントなのかを伝えるためのフライヤー(両面刷りのチラシの意)を制作した。表面のデザイ ンを、裏面を会場担当のプロジェクトメンバーが担当した。表面のデザインによってフリンジフェ スティバルのイメージを伝える、キャッチコピーを広める、興味を持たせる役割を与えられた。裏 面では海外で開催されているフリンジフェスティバルについての情報とフリンジフェスティバルの 仕組みなどを説明している。 表面のデザインは「退屈をぶっ壊せ」から日常と非日常の間にある壁を壊すことによって新しい 楽しみが生まれるというストーリーを表現している。フリンジフェスティバルでは市民がアーティ ストとして参加できる。日本ではこのような機会が少ないため、この体験は日本の市民にとって普 段は体験できないものである。また、フリンジフェスティバルでは多種多様な催しを鑑賞すること ができる。これは新しい体験をもたらすとともに、今まで関わりの無い芸術との出会いの場であ る。このストーリーを持ちいることにより、見た人にわくわく感や刺激的なイメージを与えたいと 考えた。 フライヤーの作成には Illustrator と Photoshop を使用した。金槌はカメラで写真を撮影した後 Photoshop により透明化加工、色調調整を行った。その後 Illustrator により背景のイラストと合 成させた。以下は作成したフライヤーである。 ここでは金槌を使用したものを記載しているが、制作を開始した当初はイラストの「拳」を使用す る予定であった。しかし、背景のイメージと合わなかったため、日常生活で使用する道具から金槌 を選び採用した。また、図 5 はオレンジを基調としたデザインとなっているが、最初はイメージカ ラーの「赤」を使用する予定であった。しかし、「赤」を使用すると見る人に怖いイメージを与え てしまうため、今のデザインへ変更した。 このフライヤーは主に会場担当のメンバーが会場提供を依頼する際に使用された。また、中間発 Group Report of 2012 SISP - 14 - Group Number 14 Fringe Japan 表でイベントを PR する用途でも使用された。作成当初はポスターとして使用する予定だったが、 日時と場所が決定後開催するイベントの情報を記載したチラシが制作された。 ・チラシ(裏面)の作成 フリンジジャパンプロジェクトの第一の目標は函館でフリンジフェスティバルを開催することに よってイベントを運営するためのノウハウを得ることであった。そこで我々は「ぷちフリンジ@函 館」という小規模のフリンジフェスティバルを企画した。内容は 1 日ごとに異なる会場で様々な アーティストがイベントを行うというものだった。この「ぷちフリンジ@函館」の PR のためのチ ラシの作成を行った。表面のデザインはプロジェクトメンバーの村木が担当し、裏面を新山が制作 した。ここではチラシを持って会場に訪れることを想定し、店舗の地図や住所などの情報や我々の プロジェクトの連絡先を記載した。地図には駐車場などの記載も行った。会場提供者に情報の確認 をとった際、地図の表記方法などのアドバイスを頂き、改善を行った。 チラシ(裏面)の作成には Illustrator を使用した。また、地図を調べるために Google Map を 使用した。以下に作成したチラシ(裏面)を記載する。作成したチラシはアーティストの募集や会 場提供者に渡す、イベント会場の装飾として使用した。また、当日は会場の入り口にチラシを貼っ た。 ・アーティスト募集要項の作成 アーティストを募集する際、フリンジフェスティバルの意義やフリンジフェスティバルがどのよ うなイベントか知ってもらうことが必要であった。また、会場の大きさや場所を伝える必要があっ た。よって、チラシとは別にアーティスト募集要項を制作した。内容は海外のフリンジフェスティ バルの紹介とフリンジジャパンプロジェクトの説明に加え会場の大きさや平面図を記載した。ま た、当日貸し出すことのできる音響機材についての記載も行った。これを使用し会場担当のメン バーがアーティストの募集活動を行った結果、約 10 組のアーティストの参加を促すことができた。 飛び入り参加のアーティストも存在したため、さらに多くのアーティストが「ぷちフリンジ@函 館」に参加することになった。 ・イベントガイドの作成 我々は 2012 年 11 月 2 日と 2012 年 11 月 3 日の 2 日間で「ぷちフリンジ@函館」というイベン トを行った。このイベントを開催するにあたり観客がスケジュールやアーティストの情報を得るこ とのできるパンフレットの役割をする冊子を制作した。 内容は表紙・裏表紙を合わせて 6 面を制作した。表紙は「プチふりんじ@函館」のチラシを元に 制作している。内容は 1-2 ページで 1 日目の店舗とアーティストの情報を記載している。次に 3-4 ページで 2 日目の店舗とアーティストの情報を記載している。また裏表紙では 2013 年度に開催を 想定しているフリンジフェスティバル本祭の広告を載せている。記載した写真や紹介文の情報は会 場担当と協力して店舗やアーティスト個人・団体から提出してもらった。 制作は Illustrator を使用した。全体に表紙に使用している色を用いた。少ないページ数に多く のアーティストの情報を記載しなければならなかったが、見やすい配置を心がけた。以下に作成し たガイドを記載する。 作成したガイドはイベント当日に会場に少量だが用意された。ガイドの様子を見ていると、当日拝 見しながら催しを観ている人は少ないと感じた。しかし、イベント終了後に鞄に入れて持って帰る 人が複数存在した。また、1 日目(2012 年 11 月 2 日)は 2 日目のページを見る人がいたが、2 日 Group Report of 2012 SISP - 15 - Group Number 14 Fringe Japan 目(2012 年 11 月 3 日)は 1 日目のページを見る人はいなかった。よって、1 日目と 2 日目で別の 冊子を制作すべきだったと感じた。 ・チケットの作成 「ぷちフリンジ@函館」の 2 日目(2012 年 11 月 3 日)の会場は 30 人弱が入場することができ る喫茶店で開催した。入場人数が限られてくるので、我々は事前にチケットを作成・配布して入場 者数を確認することにした。また、アーティストとして参加していただいた Hakodate Close-up Magicians の「自身のイベントの入場者を事前に把握したい」という要望により、第一部/第二部 をチェックボックスで選択できるチケットを制作した。 チケットは Illustrator を使用して作成した。用紙は本プロジェクトで名刺作成の際、余った名 刺用の厚紙を再利用した。デザインは電車や地下鉄の一日乗車券を意識して制作した。また、チラ シと同様の配色を使用した。以下に作成したチケットを記載する。 このチケットと Facebook、フリンジジャパンのメールアドレスを用いて 2 日目の予約とチケット の配布を行った。しかし、チケットを持たずに鑑賞しに来る人も存在したため、事前に把握してい た以上の人数を動因したが予想された範囲であった。 ・イベントレポートの作成 「ぷちフリンジ@函館」の終了後、後にフリンジフェスティバルを運営する人、アーティスト、 観客に向けてイベントの実績を示した冊子を制作した。これは現段階で制作が終了しており、2013 年 1 月末までに印刷会社へ発注し製本する予定である。内容は海外のフリンジフェスティバルの説 明から「ぷちフリンジ@函館」のアンケート結果、参加したアーティストの情報や会場店舗の紹介 などである。2 ページでは海外で開催されている Fringe Festival の様子や大学のプロジェクト学 習について紹介されている。3-4 ページの実績では「ぷちフリンジ@函館」で行ったアンケートの 結果や Facebook や Twitter などの広報に関する情報を記載している。5 ページからは「ぷちフリ ンジ@函館」を開催した会場紹介とアーティスト紹介、当日撮影した写真を記載している。以下に 作成したイベントレポートのアーティストのページを抜粋したものを記載する。 イベントレポートの製本を終えた後、会場提供者や参加したアーティストへのお礼状と共にイベン トレポートを送る予定である。 ・賞状の作成 「ぷちフリンジ@函館」に参加していただいたアーティストへ何かお礼ができないかをプロジェ クトのメンバーで議論した結果、アーティストへ賞状を贈呈することとなった。これは参加してい ただいた感謝の気持ちを述べるとともに、次のフリンジフェスティバルへの参加を促すものとなっ ている。 賞状は Illustrator を使用して作成した。用紙は A4 の厚紙を 2 分割した。賞状にはアーティス トの名前を記入した。 以下に作成した賞状を授与した際の写真を記載する。 事前に参加を通知されていたアーティストにはもれなく渡すことができたが、飛び入り参加のアー ティストについては渡すことができなかった。 Group Report of 2012 SISP - 16 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.4 賞状授与の様子 (※文責: 新山優佳) ・ガイドデザイン ガイドは11月に行われたぷちフリンジ@函館の詳細な情報を記載するために使用した。記載し た情報はアーティスト情報、会場情報、イベントのスケジュールなどである。ガイドの使用例は2 種類あり、まず、当日にお客さんなどに配りぷちフリンジ@函館の情報を確認してもらうために使 用する。次に、ぷちフリンジ@函館の前から、駅や各会場においていただきイベントの宣伝として 利用したいと考えた。ガイドは多くの人の目にふれ、またイベントの情報を確認するための大切な 手段なので、各情報を確認しやすくすることを第一に考えて作成した。そして、広告として利用す るということで、人目を引くデザインを考えた。前期の活動では、まだアーティストや会場などが きちんと決まっていなかったのでデザイン案までしか出来ていなかったが、アーティストや会場、 その他のスケジュールが決まり次第、実際に使える形として作成していった。後期の活動では同じ くデザイン担当の新山にガイドデザイン作成の仕事を引き継いだ。 ・名刺デザイン 本プロジェクトではスポンサーの獲得や、会場の確保、アーティストの方との交渉など様々な場 面で名刺を使用する機会がある。そのため、プロジェクト担当教員が実際に使っている名刺やネッ トで多く使われている名刺のデザインなどを調べそのデザインをもとに名刺を作成した。 名刺を作成する際に注意したのは、公立はこだて未来大学のプロジェクト学習の一環でやってい るということが伝わるような名刺を作成することである。日本人は Fringe という言葉は聞きなれ ず、またプロジェクトメンバー自身が大学生ということもあり、アーティストや会場を提供してく れる店舗からの信頼を得るためにも名刺の役割は大きいと考えたためである。 Group Report of 2012 SISP - 17 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.5 名刺デザイン案1 また、函館には多くの外国人の方も在住しており、イベントに参加してくれるアーティストの方 などが日本人とは限らないと考えたため、名詞も日本語バージョンと英語バージョンとの 2 種類を 作成し時と場合によって使い分け出来るようにした。 ・ポスターデザイン 11月に行ったぷちフリンジ@函館のためのポスターを作成した。前期に作成したフリンジフェ スティバルのポスターは2014年の夏に行う大規模なイベントに使用するため、今回そのテスト で行うぷちフリンジ@函館で使用するポスターを1から作る必要があった。 今回のぷちフリンジ@函館は冬に行うこと、また、イベント会場が 1 日目が IRISH PUB EILEY’ S 本町店と 2 日目がむげん空間& cafe 小春日和で行い両会場とも落ち着いた大人な雰囲気の会場 だったため、会場の雰囲気や季節感にあわせシックなデザインのポスターを作成した。 ポスターの作成にあたり、完成したポスターを 2 日目の会場であるむげん空間& cafe 小春日和 のオーナーに見ていただき意見をいただき、その意見を参考にポスターを修正していった。オー ナーにもらった意見として、ポスターだけでは何のイベントなのか伝わりにくい、フリンジがどの ようなものかが伝わりにくいなどの意見がありそこを重点的にデザインしなおした。ポスター作 成にあたり、誰のためのポスターなのかを考えて作ることの重要性を学んだ。最初に作成したポス ターはフリンジフェスティバルがどのようなイベントなのかということが書かれていなく、フリン ジフェスティバルがどのようなイベントなのかを知っている人向けのポスターになってしまって いた。このように、小春日和のオーナーからいただいた意見を参考にし最終的なポスターが完成し た。 また、新しい形式のイベントだということが伝わりにくいという意見ももらったため、「君は新 たなイベントの目撃者になれ」という言葉をいれた。これは、イベントに参加することでフリンジ フェスティバルという日本では今までなじみのなかった新しいイベントを楽しんでほしいという願 いが込められている。 作成したポスターは、IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和のほか函館 Group Report of 2012 SISP - 18 - Group Number 14 Fringe Japan 市青年センターなどにも設置していただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 図 3.6 ポスターデザイン ・チラシデザイン ポスター同様、11月に行ったぷちフリンジ@函館の宣伝のためにチラシを作成した。チラシは ポスターに書いた内容のほかに、ぷちフリンジ@函館の詳細な情報を記載した。 記載した情報はいくつかあるがまず、1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店と 2 日目がむげ ん空間& cafe 小春日和の住所と地図である。IRISH PUB EILEY’S 本町店とむげん空間& cafe 小春日和はどちらも場所としてはわかりにくいところにあるため、会場への誘導のため地図は必 須だった。また、地図も Google マップをそのまま載せるのではわかりにくいので、Gogle マップ や IRISH PUB EILEY’S 本町店、むげん空間& cafe 小春日和の HP を参考に 0 から作成した。 また、1 日目と 2 日目でぷちフリンジ@函館を行った時間が全く違うため、イベントの時間を記載 した。さらに、イベントの出演者の情報はそのイベントを見に行くかどうかの重要な情報になるた め、チラシ完成時点でわかっていた出演者情報日付別にを記載した。 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店と 2 日目がむげん空間& cafe 小春日和は両方とも落ち 着いた大人の雰囲気の会場だったが、開催時間や出演者の内容によってイベント自体の雰囲気が大 分違っていたのでそれぞれにキャッチコピーを設定した。1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店 は Bar でぷちフリンジ@函館自体の開催も 22 時からで、出演者も音楽やダンスをやっている方々 が中心だったので「お酒を飲みながら楽しむ愉快な MUSIC !」というキャッチコピーをつけた。 同じように、2 日目がむげん空間& cafe 小春日和は喫茶店であり、イベントの開催も第一部が 15 時から、第二部が 18 時半からだった。第一部は Hakodate close-up magicians のマジックショー だったので「Hakodate close-up magicians がおくる幻想的な世界を・・・!」というキャッチコ ピーを、第二部は北水ブラスの演奏や詩の朗読、映画の上映などを行ったので「詩や音楽で楽しむ 至福の時間」というキャッチコピーをつけた。 作成したチラシは、ポスターと同じく IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春 Group Report of 2012 SISP - 19 - Group Number 14 Fringe Japan 日和のほか函館市青年センターなどにも貼っていただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 図 3.7 チラシ表 図 3.8 チラシ裏 ・ステッカーデザイン ステッカーは 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店で使用した。IRISH PUB EILEY’S 本 町店では、お客さんにチャージ代を請求する。チャージ代とは、居酒屋でいうお通し料金のよう なもので IRISH PUB EILEY’S 本町店では全てのお客さんに請求している。ぷちフリンジ@函 館では、いつ来ていつ帰ってもよいというシステムで大勢のお客さんの出入りがありお店の方が チャージ代を支払ったかどうかの把握が出来なくなるおそれがあるため、チャージ代を支払った方 Group Report of 2012 SISP - 20 - Group Number 14 Fringe Japan にステッカーを貼っていただき、お店の方がお客さんを区別するために使用した。 ステッカーのデザインは、ぷちフリンジ@函館のテーマでもある「退屈をぶっ壊せ」の文字が 目立つよう作成した。また 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店でのイベント開催中ずっとス テッカーを体の一部に貼っていてもらうためおしゃれなデザインを意識して作成した。 図 3.9 ステッカーデザイン ・中間発表のポスター作成 中間発表のポスターは、ワーキンググループが提示したテンプレートをもとに作成した。最初に ある程度のデザインを作成したのちに、他のメンバーが作成した文章部分をいれポスターの最終調 整を行った。 ポスターの内容は背景、目的、過程、成果、これからの課題などの項目を含めてプロジェクト活 動の全体的な内容がわかるような形にした。また活動内容では、どのような役割分担をし、それぞ れの人がどのような活動しどのようなものを作成したのかが明白に分かるように役割分担ごとに項 目を分け、さらにそれを月別にわけどの時期にどの班がなにをしたのかを分かりやすくするように 作成した。 文章量の多いポスターだったので、行間や文字の大きさを注意し見やすいポスターを作成した。 ・最終発表のポスター作成 最終発表のポスターは、中間発表の時に作成したポスターをもとに作成した。中間発表のポス ターをもとにテンプレートを作成し、そこに作成した文章をいれ最終調整を行った。 ポスターの内容は、11 月 2 日、3 日に行ったぷちフリンジ@函館のアンケートの結果、プロジェ クト全体の成果などを掲載した。アンケート結果は、実際のフィードバックをまとめてこれからの 活動に活かしたいと考えていたため、今回の最終発表のポスターではアンケート結果を詳しく掲載 した。アンケート結果の中でも傾向が顕著だったもの、またそのアンケート結果に深く関係してい そうなものをピックアップしてそのアンケート結果の考察を加えた内容だったためその項目ごとに グラフと考察を設置し、見やすいよう工夫を行った。 中間と同じく、文章量の多いポスターだったので、行間や文字の大きさを注意し見やすいポス ターを作成した。 また、今回ぷちフリンジ@函館で行ったアンケート結果を載せるためのサブポスターの作成も 行った。サブポスターでは、多くのグラフを使用したため、見やすいグラフを心がけサブポスター の作成をおこなった。 Group Report of 2012 SISP - 21 - Group Number 14 Fringe Japan ・ポロシャツの作成 我々 Fringe Japan はイベントを企画し運営するために函館の街へ出て活動することが多くあっ た。よって、街の人々が一目で Fringe Japan のメンバーであることがわかるように、ユニフォー ムとしてポロシャツを制作した。インターネット上で印刷会社を探し、「インタープリントコミュ ニケーション株式会社ラブ・ラボ」に発注することを決めた。ポロシャツの素材は7種類あり、そ の中から「212 コットンポロシャツ」を選択した。カラーは 18 種類あり、アーティストのところ や会場へ訪問することを考え誠実さを表現できるカラーとしてネイビーを選択した。デザインは上 記の FringeJapan ロゴを ai データで用意し、発注先で「1:ホワイト」 「2:レッド」を使用して 印刷してもらった。ロゴの印刷場所は左胸である。価格は S・M・L・XL サイズは 1,100 円、XXL は 1,210 円であり、S サイズを 3 着、M サイズを 2 着、L サイズを 1 着、XL サイズを2着、XXL サイズを1着購入した。 (※文責: 村木詩織) 3.4 スマートフリンジ スマートフリンジとは、広報で利用する HP の作成に集中するために活動途中で作られた担当 であり、主に HP の作成をになっていたが、活動が進むにつれて facebook の更新、Twitter の更 新なども仕事として担当するようになり、広報活動などを含んでスマートフリンジ担当とすること にした。ここでは HP 作成について述べる。デザイン班の作成したサイトデザインを元に HP を 作成していくのがスマートフリンジの役割の一つである。 HP 作成は当初 html、css、javascript(以降 js)、jQuery(以降 jq) を使用した横スクロールの HP を試作したものを参考にしてはどうかというデザイン担当から申し出があった (図 1)。この横スク ロールのモデルは WEBOPIXEL に載せられていたデモを参考に作成されたもので、通常マウス のスクロールは縦にいく所を js の mousewheel をイベントとして宣言してコールバックメソッド の第二引数でスクロール方向を取得、その後 return false; で縦スクロールを制限することで横スク ロールを実現するというものであった。 html では js と css と jq を呼び出して div id=”contents”の中で ul id=”nav” を呼び出して SECTION 01∼05 まで < li >< ahref = ”# s” >< /a >< /li > と各 SECTION に対応する ポジションを記入することでどこからでもすばやく、対応する SECTION に移動することができ るようになっている 。 css は contents の幅、背景の色 section の枠どりや字の大きさの設定をしている。よく出来たも のだったが、横スクロールを試作した当初 HP について作成について詳しい知識を持っている者が 居らず、技術的な面で後々 HP を更新していくのが難しいのではないかという意見があり却下され た。 web サイト製作の勉強中の間は海外サイトの日本語版 weebly を代用することで今後の予定やサ イトの中にどのようなコンテンツを設置するかを検討した。 2 つ目にスタンダードなモデルの HP を作成した。初めて参考資料無しに製作した物なので プロジェクトグループ内での評価はいまいちになってしまったのが悔やまれる。この HP の内容は html と css のみで作成した (図 2)。この HP の内容としては HP 自体は1ページ完結されている.。 各 html の 内 容 は ト ッ プ ペ ー ジ に あ た る index.html で は body の 中 で < imgsrc = Group Report of 2012 SISP - 22 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.10 コンテンツの設置 ”banner.jpg”width = ”670”height = ”160” > を設定することによってトップのぷちフリンジ @函館のバーナーを設置しサイトのインパクトを上げることにした。メニューの部分の細かい 設定は css でブロック全体の幅を# menu{font-family : ”Century Gothic”, ”MS ゴシック”, Fringe, sans-serif;width: 700px;height: 66px;text-align: center;}と設定。ブロック内の幅は # menu li{float: left;width: 110px; line-heigt: 20px;}と設定。weidth110px というのがブ ロック一個分の横幅になる。色はマウスを乗せる前の色を# menu a{display: block;padding: 10px;background: white;color: black;border:2px # 99CCFF solid;}と設定し図 2 のメニュー のような色で、マウスを乗せたときの色は# menu a:hover {background: # 99CCFF;color: # FFF;}と設定し水色に変化するようにした。 ま た 始 め に 試 作 し た 横 ス ク ロ ー ル の SECTION の 設 定 を 利 用 し て < li >< ahref = ”.html” >< /a >< /li > とすることで対応した html にジャンプさせることにした。このことに よって複数のページに対応させれるようになった。 更に < ahref = ”# top” > ▲ < /a > を記入し戻るボタンを作ることサでイトのどの位置から でもトップページへ戻ることができるようにした。このサイトを作成するに当たり文字スペース、 文字の色、字体の調整を css で一括で行うことで余計なソースをカットした。css であらかじめサ イトの余白を margin-right: auto; と margin-left: auto; で取得することによりサイト全体のバラ ンスをとることで見栄えのいいものにした。このサイトを作成している最中にメニューを固定して はどうかという案がでたためヘッダーを固定するパターンも作り比較した。 fringe.html では「はこだてフリンジフェスティバルとは?」とコンセプトについて記述する ために外枠のレイアウトを設定した < divclass = ”texto ut” > と内枠のレイアウトを設定し た < divclass = ”texti n” > を使用することによって文字フォントの大きさや背景色を自由に 変えられるようにした。texto ut と texti n は css で設定されていて外枠の texto ut は .texto ut{ margin : 0px10px30px10px; padding : 1px10px1px10px; background : # 99CCF F ; } で margin は texto ut で 囲 っ た 内 容 の 外 の 設 定 。padding は texto ut で 囲 っ た も の 中 に 対 し て の 幅 の 確 保 background は 背 景 色 に な っ て い る 。同 様 に texti n を .texti n { background : # 99CCF F ; padding : 10px; margin : 0px − 1px; line − height : 1.5em; } で設定した。 artist.html と location.html はこの時点では何も入っていないのだが後々画像や文字を入れて Group Report of 2012 SISP - 23 - Group Number 14 Fringe Japan いくための枠だけをとってある。 staff.html で は ス タ ッ フ の 名 前 と 一 言 を < divclass = ”texto ut” > と < divclass = ”texti n” > で fringe.html 同様書き込んである。後々は写真も載せる予定であった。 mail.html はこの時点では html に直接書き込むテキスト方式を採用していた。項目はコマンド INPUT を使用して名前とメールアドレスとコメントを書き込む仕様とした。 テキスト形式は html に直接書き込む形になる。html のソースコードは長くなってしまうが INPUT を使って目的に応じた項目を簡単に出力できるのがメリットである。ただし、デメリット も多々存在する。まずはソースコードが長くなってしまう点。これは必要に応じたものを書くたび に増えてしまう。css でまとめるのと違い、メール以外にも文字を打ち込む html が長くなるのは 後々編集するときに面倒になる上、ミスを誘発させる。次にテキスト形式は送るのは問題ないが サーバーで受け取るための場所を確保しなければいけない点。これはからサーバーに対し送られる のは人が使っている言語ではなくコンピュータ独自の文字のため翻訳が必要になる。そのための枠 をサーバーに設けることは負荷を大きくするだけのためあまり良くないと考えた。メールについて の詳細は後に説明をする。 今回作成した HP は試作段階のものであり一般公開するものでは無かった。プロジェクトメン バーの評価はいまいちだったもののレイアウトを自由に操作できるようになったのと色々な試みに 挑戦できたのはスマートフリンジ担当としては良い勉強になった。 課題となるのはスタッフのページで顔写真と文字の住み分け、HP 全体のデザイン性、店舗情報 の盛り込み、アーティスト情報の盛り込み、広告の効率をよくするための likebox と twitter Line の設置の検討である。 図 3.11 試作 HP(1) 3 つ 目 に 作 っ た の は フ レ ー ム を 使 っ た HP を 試 作 し た 。こ の HP は html と css と js か ら 出 来 て い る 。と り あ え ず HP を ぷ ち フ リ ン ジ @ 函 館 開 催 に あ た り 公 開 し な け れ ば な ら な い た め に こ の HP を 第 一 号 と し て web 上 に 公 開 し た 。今 ま で の HP と 違 う 点 は HP の ト ッ プ に あ た る index.html で の body の 内 容 が css を 呼 び 出 す Group Report of 2012 SISP - 24 - Group Number 14 Fringe Japan ことと < f ramesetrows = ”∗, 20”f rameborder = ”no” >< /f rameset > で フ レ ー ム を セ ッ ト す る だ け の 簡 潔 な も の に な っ て い る 。理 由 は index.html で の 役 割 は < f ramesetcols = ”400, ∗”f rameborder = ”no” >< f ramesrc = ”menu.html”name = ”menu”scrolling = ”auto” >< f ramesrc = ”top.html”name = ”top”scrolling = ”auto” > でトップページにあたる図 2 の右側の部分とメニューにあたる左側の部分を表示するだけになる。 左側にあるメニュをあらかじめフレームによって固定することによってページをどこまでスクロー ルしても元の位置から動かないようにした。メニューをクリックすることによってページ全体を切 り替えるのではなく右側だけを切り替える仕様となっている。必要な html はメニューの数に応じ て増やした。 図 3 の 左 側 に 表 示 さ れ て い る menu.html は < divid = ”pagem enu” > の 中 で < imgsrc = ”f ringe2.jpg”width = ”220”height = ”133” > と 宣 言 し 左 上 の フ リ ン ジ の ロ ゴ を 設 置 、< divid = ”menu” > 内 部 で 各 名 目 に 応 じ html を < li >< ahref = ”.html”target = ”top” >< /a >< /li > と記入。Div id の設定は css で行われていて、divid = ”pagem enu” は # pagem enu{margin30px; }で外にたいしての幅の確保、# pagem enuli{ padding : 3px; border −bottom : 1px # a9a9a9dotted; list−style : none; text−align : center; } を使い pagem enu 内を枠からの幅の確保、下線、文字のポジションの順で設定。div id=”menu” は# menu{width:210px;margin:6px;border:2px black solid;}で横幅、周囲の幅、線での区切り を設定した。 2 つ目の HP で似たような記述があったが今回は target を指定することによってその指定した場 所だけを切り替えるようにした。今回の HP から facebook と twitter を同時公開したのでそのバー ナーを < divid = ”pageb anner” >< ahref = ”https : //”target = ”b lank” >< imgsrc = ” .jpg”border = ”0” >< /a >< /div > と記述し、図 3 のメニューの下に 2 つ設置した。このバー ナーはクリックすると別タグで facebook と twitter を表示する仕様にしてある。 フリンジとはを出力する fringe.html は css で h2 クラスを作成し、文字の拡大や色を調整した。 h2 とはクラスのことで css では主に見出しなどに使われ、複数用意することが良いとされてい る。H2 の詳細設定は css で行われていて。h2{border-left: 20px # DC143C solid;padding-left: 5px;margin: 170px 10px 10px 20px;font-size:50px;}としており内容は左に線、色、囲っている もの左側に 5px の空き、外枠の確保、フォントサイズの順で設定している。 html 内ではフリンジについての概要を説明するためのスペースを < divid = ”pages pace” > を 用 い 横 幅 680px 分 確 保 し そ こ に 記 入 し た 。こ の ス ペ ー ス の 設 定 も css で # pages pace{ f ont − f amily : Arial, sans − serif ; width : 680; border : 2pxblacksolid; margin : 18px20px18px20px; text − align : center; }でフォント横幅、枠の線、コンテンツの周囲の幅、文 字のポジションの順で設定をした。次の項目である firngrjp.html でも同じ手法を用いた。 スケジュール、アーティスト情報、店舗情報は sk.html、artist.html、location.html の中でいず れも同様の手法を用いた。まず h2 で見出しの作成、< divid = ”pages pace” > によって文字と画 像の表示スペースの確保、そして < imgsrc = ”.jpg”width = ”680”height = ”1000” > によっ て適切な jpg 画像の表示である。 参加申し込みとお問い合わせにあたる ap.html と mail.html ではテキスト方式のメールフォー ムを作成した。メールフォームとしての体裁は整えたがサーバーにまだアップロードをしていな かったためどのようなエラーが起こるかはわかりかねた。そのため前回と同様の手法を用いてメー ルフォームを作成した。この時にサーバーの知識があれば php や cgi に切り替えかられたのだが、 この時点ではテキスト形式でメールを送る時に起こる致命的な欠点に気が付いていなかった。HP Group Report of 2012 SISP - 25 - Group Number 14 Fringe Japan におけるメールフォームの問題については後々記述するので割愛。ap.hml ではアーティストパッ クを一般のアーティストの方に読んで頂こうということでプロジェクトのグループ内で翻訳したも のを pdf にし、< ahref = ”ArtistI nf ormationP ack2 012.pdf ” > アーティストパック < /a > として HP 貼り付けてダウンロードできるようにした。 web に第一号として載せられたこの HP だが、課題は山積みであった。まず、HOME のインパ クトが圧倒的に弱い。これはプロジェクトの進行状況があまりスムーズではなかったことが原因 で、サイトのデザインを担当しているデザイン班の仕事量が多すぎて中々サイトに手をだせないと いうのが問題であった。また今回のサイトのデザインは私が独断で組んだところも多かったためデ ザイン性は低い上にサイトのバランスが少しおかしいとの指摘もあった。 次にサイトに載せる情報の少なさが問題である。この時点ではフリンジをいつ開催するのか、ま たどこを開催地とし、アーティストがどの程度くるのかという情報が一切なかった。スポンサーと して名乗りを上げて頂いた店が一店舗あったが、そこでイベントを開催するにはどうしても立地条 件が問題となっていた。 図 3.12 試作 HP(2) 4 つ目、これが最終的に web にホームページとして上げた物になる。今まで作成したものの 集大成になるのがこの HP である。他の作成した HP と比較していく。 まず、css について。html で画面を出力した際にどのブラウザでも横スクロールを表示しな いように overflow-y:scroll; を使用した。またレイアウトの面で各メインコンテンツの横幅の width を 757px で統一 padding: 1px と 32px を含むサブコンテンツの分を足して全体の横幅 を計 780px にすることによって HP 全体の体裁を統一した。このことによって 3 つ目に作成し た HP で問題になっていた HP 全体のバランスの問題が解決された。文字全体のレイアウトは 今まで通り body の中で font-family と font-size を使用することで統一した。細かい設定になる が今回は文字と文字の間隔を letter-spacing:normal を使用して css の標準の間隔にした。基礎 の設定の続きになるがマウスを目標のコンテンツに乗せた際のブロックの変化色を a {color: Group Report of 2012 SISP - 26 - Group Number 14 Fringe Japan # 31001D; text-decoration:none;}でマウスを乗せる前のカラーを設定し、a:hover {color: # 31001D;text-decoration:none;}でマウスを乗せた後の設定をした。実際の変化は html を開い てマウスを目標のコンテンツ乗せないとわからないが図 4 のメニューの部分にマウスを乗せると図 4 の色から若干薄く表示されマウスが乗ってますと色の違いでわかるようになる。基礎の設定は他 に img {border:0;}と h1,h2,h3,h4,h5,h6 {margin:0px}設定した。img は図や写真を載せた時 に枠を黒く表示しないというもの。h の設定は表示する際に周りに空きを作らないという設定であ る。大まかな基礎となる css の設定は以上になる。次に各 html の説明をする。 まず、HP の顔にあたる index.html について。Index.html の出力は図 4 になる。ヘッダーの なかで < divalign = ”right” >< ahref = ”index.html” > Japanese < /a > / < ahref = ”indexe.html” > English < /a >< br >< /div > を宣言する。これは右側に日本語と英語の 切り替えをつけることを意味する。この HP は以前に案のあった海外の人向けにも公開できるよ うに教授の指導の下、英語の HP も作成し切り替えられるようにしてある。ヘッダーにはもう 1 つ画像をつけ加える < h1 >< imgsrc = ”images/title.png”alt = ”はこだてフリンジフェ スティバル” >< /h1 > を宣言。この宣言によって FringeProjectJapan のロゴと今回のぷちフ リンジのテーマである「退屈をぶっ壊せ」の画像を表示。h1 タグの詳細は css で# header h1 {margin:0;padding:0;font-size:32px;color:# 000;line-height:60px;}と設定した。 次に図 4 のフリンジ終了バーナーについて。これは css で# headImage {width:757px;}を設 定しスペースを確保、そのスペースに合わせて html に < divid = ”headImage” >< imgsrc = ”images/endbanner.gif ”width = ”756”alt = ”ぷちフリンジ@函館”/ >< /div > と記入する ことで出力している。以前までと違うのは html とどう階層に画像がなくとも「ファイル名/画像」 と記入することでその画像を参照できるようになったことである。このことによって HP をアップ する際、画像と html をファイルに入れて別々にまとめることがで非常にコンパクトになり使い勝 手がよくなった。 次にメニューの表示。これは今まで作ってきたもの同様 css で細かい設定をしていく。今回 の < divid = ”menu” > は大枠を決める# menu ul { width:756px;margin:0;padding:1px 0 1px 1px;background:# 000;}とブロック 1 つ 1 つの大きさを決める# menu li {float:left;color: # 333;text-align:center;ist-style-type:none;width:108px;}と マ ウ ス が 乗 る 前 の ブ ロ ッ ク を 表 示 す る # menulia{display : block; margin − right : 1px; padding : 5px0; color : # f f f ; background : url(../images/bgm enuo f f.gif ); }とマウスの乗った後のブロックを表示す る # menulia : hover{color : # f f f ; background : url(../images/bgm enuo n.gif ); }と回り 込み解除用の# menu ul:after {content:””;display:block;height:0;clear:both;visibility:hidden;} からなっている。各ページに対応するメニュー欄の中は html で < divid = ”menu” >< ul >< li >< ahref = ”index.html” > ホーム < /a >< /li >< li >< ahref = ”artist.html” > 出 演者 < /a >< /li >< li >< ahref = ”location.html” > 場所 < /a >< /li >< li >< ahref = ”photo.html” > 写真 < /a >< /li >< li >< ahref = ”staf f.html” > スタッ フ < /a >< /li >< li >< ahref = ”archive.html” > 記録 < /a >< /li >< li >< ahref = ”mail.html” > お問合せ < /a >< /li >< /ul >< /div > とすることで対応する html にジャン プするようになっている。 次はコンテンツについて。コンテンツの部分はメインコンテンツとサブコンテンツで 2 つに分け ている。左の大きいメインコンテンツから解説していく。メインコンテンツは css で # contents{ clear : both; width : 757px; background : url(../images/bgc ontents.gif )567px0repeat − y; border − bottom : 1pxsolid # 535D57; }と宣言している。これは枠の確保だけでなく縦の周り Group Report of 2012 SISP - 27 - Group Number 14 Fringe Japan 込みも回避している。因みに枠の大きさは 757px から 567px を別に使いますというのもここで同 時に宣言されている。 Border-bottom がはいっているのはこれで一応見た目的には区切られてい ますという表現を出力するためである。 次はコンテンツの中に内容を書いていくためのクラスを css で書いていく。今回は main という クラスを作った。マウスが上に乗ったときに色を変更するケースを想定して、今までと同様の手法 を用いて# main a {color:# 31001D;}と# main a:hover {color:# 31001D;border:0;border- bottom:1px solid # 31001D;}を宣言。Index.html では h2 しか使用しないが複数のタグを用意 した。 # main h2 {margin-bottom:8px;padding:2px 2px 2px 0;color:# 31001D;font-size:15px;font- weight:bold;border-bottom:3px double # 535D57;} # main h3 {margin-bottom:3px;padding:0 4px;font-size:14px;color:# fff;background: # 987a8c;} # main h4 {margin-bottom:1px;font-size:13px;color:# 31001D;border-bottom:1px solid # 31001D;} # main h5 {margin-top5px;margin-bottom:3px;padding-left:3px;font-size:17px;border- left:13px solid # 999;} # main h6 {margin-bottom:2px;font-size:13px;} これらのタグはそれぞれ異なるものでどれも見出しなどに使用できる。Css は一度書いてしまえば 複数の html で使用できるためこのように複数のタグを用意した方が良い。 ま た 字 の 大 き さ 、行 間 を 設 定 す る た め に # main p {margin:0 10px 1em 0;}と # main ul,ol,dl {margin-right:10px;}を 用 意 し た 。さ ら に 用 途 が あ れ ば 下 線 な ど 引 け る よ う に # main dt {margin-bottom:3px;}用 意 し た 。# main dd {padding:0;margin:0 0 1em 1em;padding:3px;background:# f1f1f1;}は背景色をつけてその中に文字を書くケースを想定し て作成した。 次に図 4 の右側にあるスペース、サブコンテンツについて。サブコンテンツもメインコンテンツ と同様に css で # subh2{padding : 3px; f ont − size : 14px; f ont − weight : bold; color : # f f f ; background : # 31001Durl(../images/bgs ubh 2.gif )00repeat − x; } # sub ul {margin:0;padding:5px 0 1em 0;} # sub li {margin:0;padding-left:18px;line-height:1.8;background: # f f f url(../images/bgl ist.gif )05pxno − repeat; list − style : none; } # sub li a:hover {border-bottom:1px solid # 31001D;}を宣言した。 メインよりタグの数は少ないがサブでは主に twitter や Facebook のバーナーや NEWS を表示す るだけの簡単なものになっているため。見出しを特にたくさん作る必要はないと判断したためであ る。なぜバーナーにしたかというと twitter の LINE や facebook の likebox を使用すると HP に 自動同化という形で縦幅と横幅を自由に設定できずサイトに反映した際にどうしても幅がオーバー してしまうのでバーナーをクリックして飛んで貰うようにした。 サブコンテンツの中にある NEWS についてだが、これは 3 つ目に作成したフレームの知識 を応用したもので一見、html で inframe を使用しているようにみえるがこれは css で*.logbox {border: solid 1px # 808080;width: 166px;height: 120px;padding: 0.5em;overflow: auto;}q { color: # 008000; }を使用し擬似的にフレームを再現したものである。これによって css でフ レーム用の枠を作って、別に html を用意しなけばならないという手間を省くことに成功した。 Group Report of 2012 SISP - 28 - Group Number 14 Fringe Japan index.html で使用したソースの解説は以上である。 (※文責: 野田享聖) 次に出演者と場所の紹介をしている artist.html と location.html についての説明をする。こ の 2 つはほぼ同じ手法を用いて作成した。Index.html では使用しなかった h3 と h5 のタグを使 用している以外は index.html の内容とほぼ同じである。css さえきちんとしていればあまりやや こしくする必要がないというのがこの html である。なお、3 つ目の HP の時に問題とされていた アーティストと開催場所についてだが、夏季休講を利用してプロジェクトメンバーの会場担当と アーティスト担当が活動を行い、10 組のアーティストと 2 箇所の開催場所を事前に確保すること ができた。そのことは HP にて詳細に紹介してある。以上が artist.html と location.html の説明 である。 次 に 写 真 の 項 目 に つ い て 説 明 す る 。こ れ は photo.html よ り 出 力 さ れ て い る 。文 字 の 設 定 は index.html と 一 緒 だ が 写 真 を ク リ ッ ク す る こ と で 拡 大 で き る よ う に し て あ る 。 Lightbox は 、Sam Stephenson 氏 の「Prototype」 と Thomas Fuchs 氏 の チ ー ム に よ る「script.aculo.us」の 、2 つ の Ajax ラ イ ブ ラ リ を 利 用 し た も の で あ る 。 設 定 方 法 は い た っ て 簡 単 で 、css で Lightbox の フ ォ ー マ ッ ト 色 や 文 字 色 、文 字 の 大 き さ な ど を 司 る 。< linkrel = ”stylesheet”href = ”css/lightbox.css”type = ”text/css”media = ”screen”/ > と写真を拡大表示するために必要な 3 つの js を html に読み込ませる。それが < scriptsrc = ”../js/prototype.js”type = ”text/javascript” >< /script >< scriptsrc = ”../js/scriptaculous.js?load = ef f ects, builder”type = ”text/javascript” >< /script >< scriptsrc = ”../js/lightbox.js”type = ”text/javascript” >< /script > の 3 つ で あ る 。 本 体 の html で の 設 定 は < ahref = ”images/.jpg”rel = ”lightbox[]” >< imgsrc = ”images/hb.jpg”width = ”120”height = ”96”alt = ”” >< /a > だけである。href で画像を指 定して rel=”lightbox[]”で lightbox の機能を使いますと宣言あとは今までの画像表示と一緒であ る lightbox[] の中を lightbox[group1]lightbox[group2] と指定することによって表示される画像 を一括ではなくグループごとに表示させることができ写真のソートに非常に便利である。以上が photo.html のソース解説である。 次にスタッフ紹介と記録の部分について。スタッフ紹介の html と記録の html のソースは index.html とほぼ同じ構造である。スタッフ紹介の html はあまり見られることがない上、特に 面白みがないのが常と思い自分のところだけであるが文字を動かしてインパクトを与えようと自 己紹介の他に < M arqueedirection = ”right”scrollamount = ”20”truespeedonmouseover = this.stop()onmouseout = this.start() > (^ o ^) < /M arquee > と記入し顔文字を動かす仕様 にした。これはマウスが乗った際に止まる使用になっている。携帯電話の HP では js を使ってよ く見られるもので今回は簡易版として html に直接記入してみた。2 つの html のソースの解説は 以上である。 次 に メ ー ル に つ い て 。メ ー ル は 3 つ 目 と 4 つ 目 を 作 る 間 で 問 題 と な っ た 。サ ー バ ー に 上 げ る 前 ま で は INPUT を 使 用 し て 図 5 の よ う に 出 力 し て い た 。ソ ー ス コ ー ド は < f ormmethod = ”P OST ”action = ”/asp/mailto.asp” >< inputtype = ”hidden”name = ”toaddr”value = ”f ringe@ianf rank.com” >< br >< inputtype = ”hidden”name = ”subject”value = ”F ringe に つ い て” >< br > メ ー ル ア ド レ ス < br >< inputtype = ”text”name = ”f romaddr”size = ”60” >< br > 本文 < br >< textareatop = ”7”name = ”body”cols = ”56” >< /textarea >< br >< inputtype = ”submit”value = ”送信す る Group Report of 2012 SISP - 29 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.13 HP(最終版) ” >< inputtype = ”hidden”name = ”nextpage”value = ”N EXT U RL” > となる。これは一 般的にテキスト形式と呼ばれるもので当初はこれで大丈夫かと思われた。しかし、サーバーに上げ た際にこの形式ではサーバーには送れるがそれを文字として確認することができないことがわかっ た。なのでサーバー用の php 形式のものを代用しようと考えた。時間もなく急だったため web サ イトにあるものを参考に急ピッチで用意した。 ものは用意できたのだが、今度は使用しているサーバーが海外のサーバーのため文字化けが起 きてしまった。これを解決する知識を持ち合わせていなかったために今度は文字化けに強い cgi を用いてメールフォームを作成した。送ったメールをサーバーを経由して別のアドレスに転送す ることまではできるようになった。しかし、英語はそのまま送れるが日本語にすると文字化けが 起きてしまう仕様となっていた。仕方がないので今回のメールフォームにはクリックで登録され た電子メールが開く < ahref = ”mailto : mail@hakodatef ringe.org?subject = 問い合わせ ” > mail@hakodatef ringe.org < /a > を設置するに留まった。不本意ではあるがメールフォー ム作成は今後の課題になる。以上がメールについてのソースコードの解説である。 今回上げた HP は今まで作ってきた HP の知識をフルに使って作成でき、見栄えも最初に比べれ ばかなり良いものになったと思っている。メールフォームの作成はサーバーの知識不足と php や cgi の存在に気づくことが遅れてしまい勉強が間に合わなかったために良いできのものを作成する ことができなかったがそれ以外のものは1作目、2 作目、3 作目より格段に見た目はよなり、ソー スコードもスマートにすることができ大変満足できた。 Group Report of 2012 SISP - 30 - Group Number 14 Fringe Japan 図 3.14 メールフォーム (※文責: 丸田えり) 11 月に行ったぷちフリンジ@函館のサイトでは日本語の文章だけでなく、英語でも閲覧でき るように日本語と同じ分だけ英訳したページも作成した。作成したサイトではぷちフリンジ@函館 が開催される前に観にきてくれる人々にアーティストのことをよりよく知ってもらおうとアーティ スト一組一組の紹介を掲載した。またこのぷちフリンジ@函館で来場していただいた人達にずっと 興味を持ってもらえるようにアーティストの紹介のほかにそのアーティスト自身の Web サイトを 簡単に見てもらえるようにリンクをはってよりよく紹介できるようにした。そのほかにも来場して いただいた方々がこのぷちフリンジ@函館での機会だけでなくこれからもずっとお店と関わって いってほしいと思い、会場となる店舗情報を営業時間なども詳しく掲載した。またぷちフリンジ@ 函館の開催準備の様子がサイト上で知ってもらえるように「ぷちフリンジ@函館について新聞社の インタビューを受けた」などの私たちの活動内容をこまめにサイトで紹介するようにした。 今回日本に浸透していないフリンジというものがどういうものかをサイトを見てもらった人達に 分かってもらえれるようにイベントの内容やどういう企画を準備しているかをサイトのトップペー ジに分かりやすく掲載した。またさまざまな出演予定のアーティストがいる中で、どのアーティス トがどのような順番で出演する予定となっているのかなどもあわせて確認してもらえるように、第 1 日目、第 2 日目と項目を分け、大体の出演の順番どおりにアーティストの紹介文を掲載した。た だし詳しい時間帯の掲載も試みたが、実際にぷちフリンジ@函館を開催する当日になってから飛び 入り参加を募っていたため、あえて具体的な時間は掲載するのを避け、アーティストの出演の時間 に融通がきくようにした。これが実際に開催してみて来場者の方々に好評だったのかどうかは分 からないが、ぷちフリンジ@函館での本番では実際に飛び入り参加者もいたので、予定通りのスケ ジュールどおりには進まなかったためやはり詳しい時間を掲載して Web サイトに公開する必要性 はなかったのではないかと思ったから Web サイトのほうに出演アーティストの詳しい時間のスケ ジュールを掲載していないほうが良いだろうと考察した。 今回のぷちフリンジ@函館での Web サイトはネット上に写真を使ったり、会場となるお店の情 報をインターネット上で検索して発見したものをもとにぷちフリンジ@函館の Web サイトにまと めて掲載したが、もし来年度もこのフリンジジャパンプロジェクトが活動して、フリンジフェス ティバルの開催に向けて準備していくのであれば、次に Web サイトを作成していく機会があれば、 Group Report of 2012 SISP - 31 - Group Number 14 Fringe Japan 実際に自分たちが会場となるお店に出向いたときに写真をとってきたり、お店の方々の話しを聞い てから得られた情報などから Web サイトの会場となるお店の情報を制作していければ、フリンジ ジャパンプロジェクト独自のフリンジフェスティバルの Web サイトが作成できるのではないかと 考えた。 また今回このぷちフリンジ@函館で出演してくださったアーティストの紹介ページを作成したの だが、アーティストの紹介をする紹介文を実際にアーティスト自身のホームページや Twitter や Facebook の紹介文のところから参照して今回のぷちフリンジ@函館のホームページのアーティス トの紹介ページを作成した。ぷちフリンジ@函館のページをみてもらえれば今回出演するアーティ ストの情報が一覧となって閲覧することができるようにはなっているが、もし次回このフリンジ フェスティバルを開催する際にホームページにアーティストの紹介を載せるのであれば、今度は実 際にアーティストのかたとお話して、写真や紹介文もこのフリンジフェスティバルに合わせてまた 新しく作成すればよりよい新しい情報を発信していくことができるのではないかという案が出た。 (※文責: 新山優佳) ・タイトル タイトルはブックマークを行う際、そのページ名となる部分である。したがって、そのウェブサ イトがどのようなものであるかわかり、閲覧者の興味を引くものである必要がある。 ・H1 タグ Google による検索では、H1 タグの内容が結果表示に用いられる。はこだてフリンジフェスティ バルのホームページは、H1 タグ内容が画像であるため検索結果に使用したい文字列を alt を用い て記述した。これにより、検索結果は「はこだてフリンジフェスティバル」と表示された。また、 H1 タグが 1 ページ内に複数あるのは不適切なので、単独で用いた。さらに、H1 タグに strong を 用いるのは不適切であるので、strong は使用しなかった。 ・カスケーディング・スタイル・シート (Castating Style Sheets) カースケーディング・スタイル・シート (以下 CSS) を用いると、Web ページのファイルサイズ を軽減させることが可能である。これは SEO 対策だけではなく、閲覧者からも好まれる。よって はこだてフリンジフェスティバルのホームページでは、CSS を用いたサイト作成を行った。 ・メタキーワード head 内にメタキーワードを設置した。当プロジェクトでは 11 月にぷちフリンジと題したイベ ントを開催したので、それに関連する「ぷちフリンジ, 函館, フリンジ, 小春日和,EILEY’S, はこだ てフリンジまつり」等のキーワードを記述した。 ・メタディスクリプション メタディスクリプションはランキング自体にはあまり影響を与えないが、要約文としてサイトの タイトル下に表示されるため、ページの概要を記述した。 ・検索エンジン最適化 当初 HP は「はこだて フリンジ」で検索しても検索結果の最上位にフェイスブックが出現して しまうため、検索エンジン最適化 (以下 SEO 対策) を行いはこだてフリンジの HP を最上位に表示 Group Report of 2012 SISP - 32 - Group Number 14 Fringe Japan する事に成功した。 図 3.15 SEO 対策前 図 3.16 SEO 対策後 ・ファビコン 本サイトがお気に入り等に登録された場合に他サイトとの明確な区別をつけるため、ファビコ ンを設置した。ファビコンの画像は fringe japan project のロゴである赤い丸を使用した。背景に は白を用いた。画像ファイルは当初 32 × 32 のサイズで作成し、それを 16 × 16 のサイズに圧縮 しファビコンとして使用した。ファビコンの表示は、Mozzila Firefox(バージョン 12.0)、Google chrome(バージョン 24.0.1312.56 m) にて確認された。 Group Report of 2012 SISP - 33 - Group Number 14 Fringe Japan (※文責: 丸田えり) 3.5 フリンジオフィス フリンジオフィスもスマートフリンジと同様に活動の途中でできた担当であり、会場確保したの ちに会場担当がそのままイベント当日の打ち合わせをしたり、その他にもアーティストへの対応な ど、イベントに向けた活動を行う部署であり、函館でフリンジフェスティバルを行う際の管理を行 う部署である。イベント開催に関わることならば何でも担当するといったスタンツであり、会場責 任者やアーティストと距離が近い部署である。このような部署を設けることにより、メンバーが自 分の仕事以外の仕事に目を向けるきっかけにもなった。・フライヤー裏面 フライヤー裏面は、お客さん向け、イベント会場向け、アーティスト向けの 3 方向に向けて作 成した。また、従来のイベントとフリンジの違いについても記入し、函館でのフリンジフェスティ バルに参加した場合の最大の利点である広告を大きくアピールした。お客さん向けは、世界最大の Fringe であるエディンバラ・フェスティバル・フリンジを例に挙げ、「Fringe」というものをわか りやすく伝えるようにした。 ・出演者向け資料の作成 今回の「ぷちフリンジ@函館」に参加するアーティストにとっての問題点として、アーティスト が使用できるスペースがわからないということが I あった。そのため、IRISH PUB EILEY’S 本 町店とむげん空間& cafe 小春日和での注意事項や自由に使えるためのスペースを明記したものを 作成した。その資料には、私たちフリンジジャパンプロジェクトが貸し出すことができる音響機材 に関しても明記した。 ・cafe en との会場提供交渉 今回の「ぷちフリンジ@函館」は IRISH PUB EILEY’S 本町店とむげん空間& cafe 小春日和 の 2 会場で開催した。会場提供交渉の第一歩として、担当教員のイアン・フランク教授と交渉依頼 の予行練習を行い、開催場所候補の cafe en との交渉に臨んだ。cafe en は、アポイントメントを 取り、資料としてイアンフランク教授が実際にイギリスで行われているエディンバラ・フェスティ バル・フリンジでとってきた写真、フライヤー、ポスター案、名刺、はこだてフリンジまつり会場 申込書の 5 つを持ち、プロジェクトメンバー計 3 名とイアン・フランク教授で交渉を行った。プロ ジェクトメンバーは会場提供交渉をする 2 名と交渉中のメモを記載する 1 名と役割を分けた。 今回の話し合いで、一番重要なことはフリンジフェスティバルがどのようなものか伝えること だった。フリンジフェスティバルとは世界最大の芸術の祭典であり、芸術の形も多岐にわたり、室 内で行う場合もある。だが今回の話し合いで cafe en のオーナーさんにフリンジフェスティバルと いうものを伝えた際に、フリンジフェスティバル というものをストリートフェスティバルのよう なものに捉えられ、間違った解釈を与えてしまった。このことからも分かるように、フリンジフェ スティバルの仕組みというものを理解していただく事が難しいため、どんな人にでも理解してもら えるような フリンジフェスティバル の伝え方を考えなければならない。Cafe en の交渉までは、 エディンバラフェスティバル・フリンジの写真は、祭りの雰囲気を伝えるため、野外でパフォーマ ンスを行っている写真が多かったため、室内で行われている写真や手軽な仮装の写真なども含め、 フリンジの参加しやすさや、様々な形があるということを伝えやすいよう改善した。 フリンジフェスティバルというものはアーティストに手軽にパフォーマンスをしてもらうため Group Report of 2012 SISP - 34 - Group Number 14 Fringe Japan に、場所を無料で貸し出し、パフォーマンスを行うことが多いため、場所を提供していただくお店 側には無償で貸してもらうということが一般的である。無償でお店を貸し出してもらう場合、お店 側の利益にどのようなものがあるのかを伝える必要がある。金銭面の利益はもちろん考えなければ ならないが、金銭面以外の利益を重視して伝えることが重要であると私たちは考え、「新しいつな がり」というものを cafe en のオーナーさんにアピールした。「新しいつながり」とは無償で場所 を貸し出すことによって、函館で今まであまり活動することができなかった人が多く参加するこっ とによって生まれる新たな人脈というものである。cafe en のオーナーさんはこの「新しいつなが り」というものが具体的にどのようなものなのかわからないという指摘を受けた。そのため、次回 の交渉からはどういった形で新しいつながりが生まれるかを重視して伝えていった。 今回の話し合いでは、はじめてのイベントということもあり、cafe en のオーナーさんからたく さんのアドバイスをいただいた。そのうちのひとつは函館は村社会のような風習があるため広すぎ るコンセプトは合わないというものだった。多くのジャンルの芸術、お客さんは老若男女だれでも ありという フリンジフェスティバル の広いコンセプトは、逆に広すぎてアーティストがコンセプ トに合っているかどうか戸惑うため、もっとコンセプトを絞っていく必要性がある。そのため、私 たちは函館にあう、日本に合う フリンジフェスティバル をより深く考えていかなければならない。 今回は、IRISH PUB EILEY’S 本町店とむげん空間& cafe 小春日和の 2 会場で開催したが、2 店舗のお店の雰囲気に合ったアーティストに出演していただき、日本にあったフリンジフェスティ バルの形を模索した。 2 つ目のアドバイスとして、フリンジフェスティバルの最大の魅力である広告面の利点をもっと押 し出していくともっとよくなるだろうというアドバイスをいただいた。個人でイベントをやる場 合、チラシやポスターなどの宣伝をアーティストが手配などをしてやらなければならないが、フリ ンジフェスティバルでは広告関係をすべてフリンジジャパンで行う。アーティストのイベントの宣 伝だけでなくお店の宣伝もするという大きな利点があるため、フライヤーなどのお店向け資料のデ ザインをフリンジフェスティバルの一番の魅力である広告を押し出していくようデザインを変更し た。 3 つ目のアドバイスとして、フリンジフェスティバルとほかのイベントとの違いを明確にしてア ピールするべきだというアドバイスもいただいた。フリンジフェスティバルは、まだ日本であまり 行われていないお祭りのため、どこがほかのお祭りと違うのかということを明確にアピールできる ようにした。 次に、fringe office (フリンジジャパン)の役割が明確でないという点が指摘された。フリンジ ジャパンプロジェクトのメンバーが、フリンジフェスティバルの開催にあたり、どこからどこまで やるのかを明確にしてほしいとのことだった。この頃は、まだフリンジフェスティバルの形も模索 している状態で、フリンジジャパンプロジェクトがどこからどこまでやっていくのか明確に見えて いなかったが、ぷちフリンジ@函館の開催が近づくにつれ、フリンジジャパンプロジェクトの役割 が明確に見えてきた。今回は初めてのフリンジフェスティバルということもあり、本来の方式であ るボトムアップ型ではなく、トップダウン型に近い形になってしまった所も改善していかなければ ならない。 今回は交渉をするとともにフリンジフェスティバルのフライヤーやロゴのデザイン案を cafe en の オーナーさんに評価していただいた。このときロゴを見せたところ、函館で行われている国際民謡 芸術祭のスポンサーパスのステッカーのように fringe のロゴをあしらった缶バッジやリボンやス タンプを販売、配布し町全体で祭りを盛り上げる雰囲気が出てさらに良いのではないかというアド バイスももらった。今回は、ステッカーや缶バッジを作成することがなかったが、今後、もっと大 Group Report of 2012 SISP - 35 - Group Number 14 Fringe Japan きな形でフリンジフェスティバルを開催することになった場合、グッズなどの販売も検討したい。 また、今回の話し合いで cafe en でフリンジフェスティバルを行う場合の要望がいくつかあり、 そのひとつとして、移動手段を確保してほしいということがあった。今回のぷちフリンジ@函館は 2 店舗で行ったが、通常多くの場所で同時に行う。それによって起こる、イベント同士の相乗効果 もフリンジフェスティバルの魅力でもあるが、cafe en のように、周りにお店がない場合がその効 果もうすれてしまう。さらに、 cafe en は未来大学の近くにお店がある。このため、冬にフリンジ フェスティバルを行う場合は特になんらかの移動手段を確保する必要性がある。今回は機材搬入の ためにジャンボタクシーを借りた。この経験を次回のフリンジフェスティバルでは活かしていきた い。 次の要望として cafe en では、絵画などの作品展がいいということだった。それ以外のものをや る場合でも、できるイベントとできないイベントがあるため早めの連絡をお願いしたいということ だった。また、お客さんには1ドリンクオーダーを義務付けてほしいという要望もあったが、今回 は五稜郭周辺地域でのフリンジフェスティバルの開催になったため、今後のフリンジフェスティバ ル開催時の参考にしていきたい。 最終的に目標であった無料での会場提供を承諾していただいたため、はこだてフリンジまつり会場 申込書に記入していただいた。一番最初の交渉ということもあり、名刺が折れているなどの小さい ところまで気が配れなく、また、うまく自分たちの伝えたいことが伝えられなかったが今後の改善 策が明確に見えたいい機会だった。 ・小春日和との会場提供交渉 今回の「ぷちフリンジ@函館」を行った 2 店舗のうちのひとつであるむげん空間& cafe 小春日 和との交渉をする際のアポイントメントは、以前むげん空間& cafe 小春日和で行ったイベントで 関わりがある、フリンジジャパンプロジェクトのリーダである高田樹がアポイントメントを取り交 渉を行った。今回のむげん空間& cafe 小春日和の交渉に至るまででの過程で、cafe en 産に指摘 された点を直したほか、フリンジフェスティバル開催日時を 11 月 3 からの 1 週間と仮決定した。 また、フリンジフェスティバルのスローガンを「退屈をぶっ壊せ」にし、またそれにあったフライ ヤー案に変更した。今回の交渉は、前回の cafe en で持ち込んだエディンバラ・フェスティバル・ フリンジでとってきた写真、フライヤー、ポスター案、名刺、はこだてフリンジまつり会場申込書 の 5 つを前回から大幅に改善したものを持ち、横山、丸田、高田の 3 名のプロジェクトメンバーの みで交渉を行った。役割前回の cafe en とおなじように、会場提供交渉を 2 名、交渉中のメモを取 る役割の 1 名で望んだ。むげん空間& cafe 小春日和のオーナの大野さんとの交渉の際に、フリン ジフェスティバルというものを伝えたときは、cafe en のオーナーさんから指摘された点を修正し たため、スムーズに理解していただけた。さらに、はこだてフリンジまつり会場申込書に記入して いただいき、会場の提供を承諾していただいた。 今回のむげん空間& cafe 小春日和のオーナさんである大野さんとの交渉でもアドバイスをいた だいた。フライヤーについてだが、手が紙をぶち破ってでてくるようなデザインになっていたのだ が、フリンジフェスティバル のコンセプトである、老若男女誰でも参加できるというスローガン に対して、子供たちが恐怖を抱くようなデザインになっているのではないかということだった。こ の指摘からできるだけ楽しさを伝えられるようなデザインに変更する必要性がでてきた。 ・IRISH PUB EILEY’S 本町店との会場提供交渉 今回の「ぷちフリンジ@函館」を行った 2 店舗のうちのひとつである IRISH PUB EILEY’S Group Report of 2012 SISP - 36 - Group Number 14 Fringe Japan 本町店との交渉をする際は、イアン・フランク教授にアポイントメントを取っていただき交渉を 行った。IRISH PUB EILEY’S 本町店との交渉は開催予定日である 11 月 2、3日の 1 ヶ月前に 交渉を行ったため、フリンジフェスティバル開催の了承はイアン・フランク教授が得ていただき、 フリンジフェスティバルの詳細についての話し合いを行った。今回の IRISH PUB EILEY’S 本 町店さんの話し合いでは、交渉を行う 2 名と当日に音響機材の運用を行う丸田のプロジェクトメン バー 3 名とイアンフランク教授、IRISH PUB EILEY’S 本町店の店長と交渉を行った。今回の 話し合いでは、アーティストが当日にパフォーマンスを行う場所の確認、パブリックアドレスとの 音響関係の相談、チャージ代の関係、当日の進行予定について話し合いを行った。 ・本番当日の機材運搬の手配 本番当日のアーティストの楽器やぷちフリンジ@函館のイベントで実際に使用するために必要な 機材の運搬を行うため、大型タクシーを手配した。楽器の保管場所やアーティスト自身の都合に合 わせ、いかに必要最低限のルートで大型タクシーを利用するかを考え、タクシー会社の方々を連絡 を取り合った。 またこの機材運搬の予算に関しては学校の予算が利用できそうだったので事務局に対する書類の 作成や大型タクシーの利用するルートや人数、大型タクシーの台数の把握のためフリンジジャパン プロジェクト内とタクシー会社の方と連絡を取り合ってぷちフリンジ@函館のイベント本番当日に 備えた。今回のぷちフリンジ@函館でこの大型タクシーを利用したのがぷちフリンジ@函館の第 1 日目の IRISH PUB EILEY’S 本町店というところのバーでのイベントが終わったあとであり、 アーティストたちの帰りの交通の便がないこともあって今回のぷちフリンジ@函館では夜でも大型 タクシーの営業をやっている moomoo タクシーにお願いした。 またこのぷちフリンジ@函館を開催するにあたって大学のプロジェクト予算を広告費以外でどの ような方法で利用できるかと考えたとき、この本番当日の機材の運搬に利用することができるので はないかと考えた。そこで moomoo タクシー会社ではこのタクシーを利用する代金をそのまま大 学のプロジェクト予算から利用できたため、無駄な手続きをこちらでする必要もなく簡単に大学の プロジェクト予算を利用することができた。しかし、ぷちフリンジ@函館の第一日目が終了する時 間帯がイベントの予定通りに進まず大型タクシーをお願いしていたタクシー会社の人を長時間外で 待機させてしまうことになってしまった。またぷちフリンジ@函館の第一日目の開催場所が五稜郭 にある IRISH PUB EILEY’S 本町店であったため、付近の道路は道幅が狭く車一台がとめてある と他の車が道路を通れないため長時間大型タクシーを待たせてしまうと他の道路も混雑してしまっ ていた。そのため道幅の少しでも広い場所で大型タクシーを停めて待っていただいたがそれでも週 末の夜の五稜郭の道で大型タクシーを待たせてしまったのは次回もフリンジフェスティバルを行 うときには気をつけたい改善点だと思った。また、機材や楽器の量をもっと的確に把握し大型タク シーの借りる台数もきちんと把握していきたいと思った。今回ぷちフリンジ@函館の第一日目の IRISH PUB EILEY’S では帰り道に大型タクシー2台を借りたが、楽器の量と人数の把握があま り正確に把握しておらず、楽器の量と人数からして足元にも楽器を置いて乗らなければいけないと いう少し窮屈な状態で大型タクシーに乗るといったことになってしまった。次回フリンジフェス ティバルを開催するときにこの機材運搬のための大型タクシーの手配をするときは、イベントが終 わる時間と大型タクシーに来てもらえる時間とをうまく調整してタクシー会社にも迷惑をかけない ようにもっと滑らかに計画的に大型タクシーの手配ができればより良くなると思った。 (※文責: 横山朋宏) Group Report of 2012 SISP - 37 - Group Number 14 Fringe Japan ・イベントのリストアップ 函館で行われているイベントをリストアップし、ぷちフリンジ@函館をどこで行うべきかという ことを考察した。ぷちフリンジ@函館とほかのイベントがかぶらない様にするほか、近くのイベン トにチラシなどを挟めることでイベント同士の相互効果での集客アップを狙った。情報を収集する 際は主にインターネットを利用してイベント情報を集めるほか、実際に函館で配布されているチラ シなどを集めイベントの情報を集め、月別に行われているイベントをまとめた。 ・チラシ・ポスターの設置 今回、ぷちフリンジ@函館を開催する際に作り上げたチラシやポスターを開催場所である IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和に設置するだけでなく、函館市青年センター や北海道大学水産学部及び公立はこだて未来大学にもポスターを設置した。また、2014 年に開催 予定である「はこだてフリンジフェスティバル」にむけたチラシを IRISH PUB EILEY’S 本町店 に設置した。 ・函館でイベントを行える場所のリストアップ 函館でイベントを行っている場所や空間を提供している場所をリストアップを行い、ぷちフリン ジ@函館を開催できる場所を探した。場所のリストアップをする際に使った主なツールとして、イ ンターネットを用いて場所を探したほか、イベントをリストアップした際のイベントを行っている 場所もリストの候補としてあげた。また、実際に自分たちがサークル活動などでイベントを行った 場所もリストの候補にし、会場提供交渉を行った際の会場のオーナーにほかにイベントを行ってい る場所がないあか聞き取り調査をするなどの横のつながりも利用した。そして、ぷちフリンジ@函 館の開催場所として IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和の 2 店舗を選ん だ。 ・リハーサルのスケジュール ぷちフリンジ@函館を開催するにあたって、当日スケジュールだけでなくリハーサルのスケ ジュールも作成しなければならなかった。リハーサルを行うために、まず IRISH PUB EILEY’S 本町店の店長とむげん空間& cafe 小春日和のオーナーと連絡を取り合うと同時に出演していただ けるアーティストとの連絡も行った。リハーサルは会場の予定がが優先されるため、アーティス トと都合をあわせることが難しかったが、スケジュールをたて、むげん空間& cafe 小春日和では 10 月 30 日に公立はこだて未来大学写真部、公立はこだて未来大学 StudioSUN、ほくすいブラス の 3 アーティストのリハーサルを行った。IRISH PUB EILEY’S 本町店では 11 月 1 日に MIX STYLE DANCE、Sound Create, ほくすいブラスの 3 アーティストのリハーサルを行った。ほく すいブラスに関しては 11 月 2 日の IRISH PUB EILEY’S 本町店で行うぷちフリンジ@函館の 1 日目の本番の 2 時間前にも、再度リハーサルを行った。リハーサルにあたっては連絡が取れない アーティストや、参加できないアーティストがいたため今後は 1 日だけではなく、数日の期間を設 ける必要がある。 ・本番のスケジュール 11 月 2 日に IRISH PUB EILEY’S 本町店で行った 1 日目のぷちフリンジ@函館では、ぷちフリ ンジ@函館で最初にパフォーマンスするアーティストとしてほくすいブラスの方々にパフォーマン スをしていただいた。次に安川トモキヨさんに朗読をして頂いた。3 番目のアーティストとして、 スティックパフォーマンスの方々に音楽を演奏していただき、次に MIX STYLE DANCE の 2 人 Group Report of 2012 SISP - 38 - Group Number 14 Fringe Japan にパフォーマンスをして頂いた。当日の予定では最後のアーティストだったナカモノマサルさんに 次にパフォーマンスして頂いた。飛び入り参加という形で参加したギターの弾き語りのパフォー マーに最後を飾っていただきぷちフリンジ@函館の 1 日目は終了した。飛び入り参加などもあり、 スケジュールどおりとはいかず終了時間が少し延びてしまったが、終了時間以外ではほぼ時間通り に進めることができた。 11 月 3 日にむげん空間& cafe 小春日和で行った 2 日目のぷちフリンジ@函館は第一部の Hakodate Close-Up Magicians と第 2 部のほくすいブラス、安川トモキヨさん、公立はこだて未来 大学写真部、公立はこだて未来大学 StudioSUN に参加していただき 2 部制に分けて開催したため、 それぞれ分けてスケジュールを作成した。第一部に関しては 15 時から 18 時まで行い Hakodate Close-Up Magicians の方々だけで行ったため、Hakodate Close-Up Magicians の方々に自由にパ フォーマンスを行っていただいた。2 部は 18 時 30 分からぷちフリンジ@函館を行い、安川トモキ ヨさんに出演していただき、次に公立はこだて未来大学 StudioSUN が製作した映像を流した。最 後にほくすいブラスの方々にパフォーマンスして頂き、予定した時間どおりに進めることができ た。 11 月 2 日に行ったぷちフリンジ@函館の一日目では、アーティストのパフォーマンスだけでな く、11 月 3 日の文化の日に向けたカウントダウンパーティを行った。カウントダウンパーティの 時間も計算し、11 月 2 日のスケジュールを立てた。今回スケジュールを作成する際には Google Drive を使用し、プロジェクトメンバー全員で情報を共有できるようにした。また、1 アーティス トあたり 15 分から 30 分のパフォーマンスタイムを設定し、できるだけ時間に余裕ができるように スケジュールをたてた。 ぷちフリンジ@函館の本番当日はフリンジジャパンプロジェクトのメンバーはスタッフとして参 加するために、本番の 3 時間前には入り音響機材の運搬や設置などを行った。 ・IRISH PUB EILEY’S 本町店付近での宣伝について 11 月 2 日の IRISH PUB EILEY’S 本町店で開催するぷちフリンジ@函館の 1 日目を開催す るにあたって、IRISH PUB EILEY’S 本町店付近のお店に訪問し、ぷちフリンジ@函館の 1 日目 を IRISH PUB EILEY’S 本町店で開催するということを作成した資料とともに宣伝を行うことに よっての集客率の向上を狙った。 (※文責: 塩野景子) ・中間発表の際に使用したポスターの文章の作成 7 月に行われたプロジェクト学習の中間発表で使用したポスターの文章を作成した。ポスターの 内容は背景、目的、過程、成果、これからの課題などの項目を含めてプロジェクト活動の全体的な 内容が簡単に分かるように文章の作成を心がけた。また活動内容では、どのような役割分担をし、 それぞれの人がどのような活動しどのようなものを作成したのかが明白に分かるように役割分担ご とに項目を分け「∼月に∼を作成した」というようにどの時期にどの班がなにをしたのかを分かり やすくするように心がけて作成した。またこの前期でプロジェクト全体でフリンジフェスティバル を実際に日本で開催するにあたっどのようなことを心がければ良いのか、どのような形態をとって いけば良いのかと新しく発見したことを成果として何点か書いた。その内容は以下の通りである。 ・日本でフリンジフェスティバルを開催するためには日本の文化にあうようにフリンジフェスティ バルを構築する必要がある。 Group Report of 2012 SISP - 39 - Group Number 14 Fringe Japan ・函館の人たちにとってインターネットでの宣伝より新聞やチラシなどの広告のほうが効果が期待 できる。 ・函館でフリンジフェスティバルを開催するにあたって冬には雪が降って人が集まりにくいのでフ リンジフェスティバルの開催に適していないということを考慮して日程を組んだ。 ・函館のイベントの中でも特に食べ物に関するイベントに対して函館の人々は関心を持っている ・手数料のかからないチケットの売買のシステムが日本にはなく、自分たちで構築する必要がある。 ・函館は観光場所が多いため会場として使えるところが多く、フリンジフェスティバルを開催する 場所として適している。 またそのような成果から後期の活動として、また実際に日本でフリンジフェスティバルを開催す るにあたってどのような活動をしていけば良いのかを次に向けてとして書いた。またそこから後期 の活動として今回開催したぷちフリンジ@函館の開催にむけてどのような活動をしていくべきなの かという点で、活動計画を掲載した。その活動計画とは主にアーティストの募集と会場となるお店 探しとあとこの今回日本で始めて開催することになったフリンジフェスティバルの存在を地域の 方々に知っていただくためできるかぎり多くの方法でこのぷちフリンジ@はこだて のイベントの 存在を宣伝することである。そして函館で雪の降らない時期で私たちの準備の間に合う時期の11 月の初旬にはこのぷちフリンジ@函館を開催できるように準備をしていくように活動計画を組ん で、その内容をこの中間発表のポスターに掲載した。 (※文責: 村木詩織) ・最終発表の際に使用したポスターの文章の作成 12 月に行われたプロジェクト学習の最終成果発表会で使用したポスターの文章を作成した。こ の最終成果発表会で使用したポスターでは、11 月の 2 日と 3 日に実際に行われたぷちフリンジ@ 函館でのアンケート結果など実際の地域の方々のフィードバックをまとめてこれからの活動に活か したいと考えていたため、今回の最終成果発表でのポスターでは成果の項目をメインにアンケート 結果を詳しく掲載した。アンケート結果の中でも傾向が顕著だったもの、またそのアンケート結果 に深く関係していそうなものをピックアップしてそのアンケート結果の考察を加えてポスターの文 章のアンケート結果という項目にまとめた。 成果という項目では実際にぷちフリンジ@函館を開催するにあたって日本にフリンジフェスティ バルを構築するために工夫したこと、またそれを実際に今回のぷちフリンジ@函館のイベントに適 用してみた結果、地域の方々はどのように感じて、どのような影響があったのか、アンケート結果 や実際のぷちフリンジ@函館のイベント当日の様子から客観的なフィードバックをもらいながら活 動できたことなどをまとめた項目にした。しかし、今回の最終発表の際に使用したポスターの内容 のなかには、成果の欄とアンケート結果と考察の欄を新しく大きくメインに持ってきて作成したた め、私たちの今までの活動内容や過程の詳細をしっかりと掲載することに関していうと内容が乏し くなってしまっていたかもしれない。それでも、今回のぷちフリンジ@函館が開催できたことや地 域の方々がフリンジフェスティバルに興味を持ってくださったこと、理解してくださったことがな によりこのフリンジジャパンプロジェクトの目的として大きな成果だと思ったため今回の最終発表 の際に使用したポスターの制作に関してはメインとしてその成果のことを伝えることに重点をおい た。 アンケートの具体的な内容については、このぷちフリンジ@函館に来場していただいた方々、ま Group Report of 2012 SISP - 40 - Group Number 14 Fringe Japan た会場として提供してくださったお店の方々やアーティストとしてパフォーマンスを披露してくだ さった出演者の方々にアンケートに協力していただいた。そのアンケート結果に関してはどのよ うな項目について最終発表のポスターの内容に含めたかというと、まず、「ぷちフリンジ@函館の 情報をどこで入手したか」という質問に対しては42%の回答者が「友人・知人」と回答し、14 %の回答者が「Twitter」と回答した。また13%の回答者が「函館フリンジのホームページ」と 回答し、同じ割合の13%の回答者が「Facebook」と回答した。また5%の回答者が「広告・ポス ター」と回答し、1%の回答者が「ラジオ」と回答した。他には4%の人がそのほかの方法でこの ぷちフリンジ@函館の情報を入手し、回答者の8%が「何も知らなかった」と回答した。このアン ケートの結果から頻繁に最新の情報を発信していくことができるツールとして広告に効果的だった ことが分かる。またこの42%の回答者が回答した「友人・知人」という結果が反映されたのか、 また別のアンケート項目の「年齢に関して」というアンケートの質問では約78%の回答者が「1 6∼25歳」であり、そのほか約10%の回答者が「26∼35歳」、約3%の回答者が「36∼ 45歳」と回答していた。またさらに約3%の回答者は「46∼55歳」と回答し、2%の回答者 は「56∼65歳」と回答した。「65歳以上」と回答した方は約2%になった。このアンケート 結果から圧倒的に「16∼25歳」と回答した人が78%にものぼり大半を占めている。これは前 の「ぷちフリンジ@函館の情報をどこで入手したか」の「友人・知人」と回答した人が多かったこ とに影響をうけているのだろうとおもう。 このアンケート結果から次に向けて、これからフリンジフェスティバルの回数を重ね、認知度が 上がっていけば口コミだけでなくポスターやホームページなどの宣伝方法での効果がもっと期待で きる。そのような宣伝方法によって幅広い年齢層にみてもらうことができるようにしていきたい。 また「ぷちフリンジ@函館にまた来たいか」という質問には約70%の回答者から「また来た い」と回答していただくことができた。そして約23%の回答者に「少し来たいと思った」と回答 していただき、合わせて約93%の人にまた来たいと回答していただくことができた。この回答結 果から今回のぷちフリンジ@函館を開催して函館の方々にこのフリンジフェスティバルの存在を認 識してもらえたのではないかと考えられるアンケート結果となった。また最終発表のこのポスター のアンケート結果の欄には、「日本でフリンジフェスティバルは成功すると思いますか?」という アンケートの質問の結果も掲載した。このアンケートの結果としては約23%の回答者が「思う」 と回答し、約47%の回答者が「少し思う」と回答した。また約20%の回答者が「どちらでもな い」と回答し、約8%の回答者が「あまり思わない」と回答した。そのほか約2%の人が「思わな い」と回答した。この結果から約70%の回答者に「日本でフリンジフェスティバルは成功すると 思う」と回答していただくことができた。 これは実際にぷちフリンジ@函館を函館で開催することによって地域の方々にフリンジフェス ティバルの感覚を少しでも分かっていただけた結果になっただろうと思う。このようなアンケート 結果から今回のぷちフリンジ@函館とこれからのフリンジフェスティバルに対するフェードバック が客観的に地域の方々にいただけたのもを最終発表の際に使用するポスターの中の内容に含めた。 またこのアンケート結果から地域の方々から客観的なフィードバックがもらえたのでこの結果から 次のフリンジフェスティバルを開催するにあたってどのようにしていくべきかを考えた。まず来年 に向けて来年も函館でぷちフリンジが開催できるように今回のぷちフリンジ@函館の Web サイト の引継ぎや出演してくださったアーティストにデータベースの作成など準備をすすめていること や、また2014年には函館で大規模なフリンジフェスティバルが開催できることを目標に活動を つづけていくことと、あと本来のフリンジフェスティバルのように市民からの「何かしたい」を気 軽に実現できるフリンジフェスティバルになるようにフリンジフェスティバルを広めていきたいこ Group Report of 2012 SISP - 41 - Group Number 14 Fringe Japan となどを掲載した。 (※文責: 新山優佳) ・来年度のプロジェクト紹介文について 今回のフリンジジャパンプロジェクトは今年度初めての始動した日本での新しい試みを実行する プロジェクトとなったが、もし来年度もプロジェクト学習としてこのフリンジジャパンプロジェク トを活動させ続け、フリンジフェスティバルを日本中に浸透させる活動を続けていくのであれば、 ぜひ来年度プロジェクト学習をする後輩たちにもこのフリンジフェスティバルに興味を持ってもら い、このプロジェクト学習を通してフリンジフェスティバルを日本中に浸させる活動に携わってほ しいということで、フリンジジャパンプロジェクトについて来年度の後輩たちが興味を持ってもら えれるように日本語でフリンジャパンプロジェクトについての紹介文を作成した。前回私たちがプ ロジェクトに配属される際のこのフリンジジャパンプロジェクトの紹介文は全文英語であり、かつ 日本でのフリンジフェスティバルの前例がなかったため海外のフリンジフェスティバルのウェブサ イトを参考にフリンジをより詳しく理解する必要性があったが、今回初めてぷちフリンジ@函館を 開催したことで、より身近に具体的に想像してもらえれるように今回のぷちフリンジ@函館の事例 を含めながら、私たちの一年間の活動のなかで分かったことやより日本で開催しやすい形態を作れ るように紹介文を作成した。またこのように今回のぷちフリンジ@函館の事例から海外で行われて いるフリンジフェスティバルにも興味を持ってもらえたら、これから 2014 年に開催を目標として いる日本での本格的なフリンジフェスティバルに向けて、積極的に計画してくれる人が次のフリン ジジャパンプロジェクトの一員になってくれることをねらい、この来年度のプロジェクト紹介文を 作成した。この作成した来年度の後輩たちが読むフリンジジャパンプロジェクトの紹介文がいい影 響を与えるのかどうかはまだ分からないがこれからフリンジフェスティバルを日本に浸透させてい くためにはより多くの後輩たちに興味をもってもらえたらとてもありがたいと思う。 今回このフリンジフェスティバル自体日本で開催するのが初めてで、このぷちフリンジ@函館で の様子や雰囲気がこの来年度のフリンジジャパンプロジェクトの紹介文から伝わって、来年度もフ リンジジャパンプロジェクトが活動でき、来年度もフリンジフェスティバルが開催することができ るのであれば、またその次の年はより良く具体的な雰囲気やフリンジフェスティバルの様子などを 後輩たちに伝えることができるようになるのではないかと考えている。そのためにもまず初めて開 催されたぷちフリンジ@はこだての様子と雰囲気がこの文章から伝えていくことができたらとても 理想的だと感じた。そのためにも今回のぷちフリンジ@函館の実際に開催したからこそ分かるよう な様子や雰囲気などどのようなことを具体的に書いたかというと、例えばこのフリンジジャパンプ ロジェクトの班構成などの実際のフリンジジャパンプロジェクト内の活動構成に関しては、今年度 初めて活動を始めたプロジェクトだったので実際にぷちフリンジ@函館を開催するまでの実際の班 の構成などは来年度のプロジェクト紹介文のなかに具体的に掲載することができるようになると思 う。そのように実際に今年度一年間のこのフリンジジャパンプロジェクトの活動を通して分かった 実際の活動内容がこの来年度のプロジェクトの紹介文に反映されていれば良いと思った。 来年度のプロジェクトの紹介文のなかでも記載したとおり、このフリンジジャパンプロジェクト の最終的な目標はもちろん今回と変わらず日本ならではのフリンジフェスティバルの形態をつくっ ていくことであり、これは来年度を引き続き最終的な目標となっていくだろう。また来年度このプ ロジェクトを選んでくれる後輩たちのためにできるだけ私たちが理解したかたちでフリンジフェス ティバルの概要を説明した文章も用意した。またチーム形態については今年度の私たちのフリンジ ジャパンプロジェクトの活動の形態から班構成を説明した。一つはアーティストやお店の方々と連 Group Report of 2012 SISP - 42 - Group Number 14 Fringe Japan 絡を取り合い、計画を立てていく会場担当と、もう一つは今回のポスターや名刺、イベントレポー ト、ロゴのデザインを全て受け持ったデザイン担当、また Web サイトの制作や検索エンジンにつ いて調べ今回のぷちフリンジ@函館の広報をインターネットを使って支えていたスマートフリンジ 担当、大学予算や実際にぷちフリンジ@函館を行う際の予算案の作成をおこなう予算担当と主に 4 つに分かれて活動していたことを記載した。また活動計画については今年度のプロジェクト紹介文 と大差はないように制作する形になった。まずどのようなフリンジフェスティバルにするのか一度 Web サイトなどでプロトタイプを制作し、そこから開催にむけてフリンジフェスティバルのポス ターやロゴのデザインの制作に着手する。またそこから今度は函館についてどのような形態をとれ ば函館の人々はこのフリンジフェスティバルに興味を持ってもらえるのか、またこのフリンジフェ スティバルに参加してもらえるのか、函館の市民の人達の普段の生活の情報収集方法などを詳しく 調べていく必要もある。またそういったものをずべて考慮したうえで、今度は函館や日本独自のフ リンジフェスティバルを開催しまた来場していただいた方々にアンケートをやってもらいアンケー ト集計する。そうして地域の方々の客観的なフィードバックをもらってまた次回のフリンジフェス ティバルの開催にむけてその結果を活かしていき、それを繰り返していく中で日本にフリンジフェ スティバルを浸透させていくという流れであることを記載した。また今年度の事例をもとにまた新 たによりよくこの函館に合う形でフリンジフェスティバルを開催できるようにしてほしいと思って いる。今年度の活動から来年度のこのフリンジジャパンプロジェクトの紹介として伝えられること は、今回のぷちフリンジ@函館がどのようなものだったかということよりも今年度の私たちのフリ ンジジャパンプロジェクトの活動形態や実際のぷちフリンジ@函館を開催するまでに至った活動の 流れなどの実際に活動していくなかでどのような活動をこのフリンジジャパンプロジェクトでは やっていくのかを中心に記載した。来年度のプロジェクトを選ぶ後輩たちがより具体的にこのフリ ンジジャパンプロジェクトの活動を想像して興味をもってもらえたら良いと思う。 (※文責: 塩野景子) ・プロモーションビデオ 4月、12月にプロモーションビデオを作成した。4月には、日本になじみのないフリンジの概念 を浸透させるため、フリンジフェスティバルを簡潔に表現したものを、フリー素材を用いて作成し た。使用したソフトは Windows Movie Maker で、軽快な音楽と画像にテロップが入るというも のである。当初このビデオは、会場・アーティスト募集やはこだてフリンジフェスティバルの Web サイトで使用される予定だったが、ビデオ以外の書類や Web サイトを作っていくうちに、フリン ジフェスティバル自体の宣伝に向かないと判断されたため使用されることはなかった。12月に作 成したプロモーションビデオは、11月に行われたぷちフリンジ@函館の様子を60秒程度にまと めたものである。BGM は当日参加していただいた公立はこだて未来大学 Sound Create に提供し てもらった。このビデオはプロジェクトの最終発表で用いる他、You Tube にアップロードし誰で も見られるようにした。 (※文責: 塩野景子) Group Report of 2012 SISP - 43 - Group Number 14 Fringe Japan 3.6 音響 音響班の活動はイベント運営に必要な機材の確保と当日の機材の運営である。 ・音響機材の確保 音響機材のレンタルは、金額的に予算へ大きく負担を与える。よって、当プロジェクトでは未来大 学放送局に協力を要請し、運営に必要な機材を借りる事にした。借りた機材は以下の通りである。 スピーカー×4、パワーアンプ×2、CD プレイヤー×1、ミキサー×1、ダイレクトボックス× 2、スピーカーケーブル×4、キャノンケーブル (長) ×8、キャノンケーブル (短) ×6、マイク (形状:58) ×3、マイク (形状:57) ×2、ドラムリール×2、外部入力端子×1 ・スピーカー 音を出すのに必要である。低音が弱く感じたら、スピーカーの背面を壁に近づける。また、ツ イーター (スピーカーの高音が出る部分) を聞き手の耳の高さにすると良い。可能であればスピー カーを固定すると音がクリアになる。スピーカーの配線は、スピーカースタンドの突起部分に巻き つけると、もし配線を引っ張ってしまっても抜けることが無いので安全である。 ・パワーアンプ スピーカーを駆動するため電力の増幅を行う。パワーアンプは大きく重量があるので持ち運びに は向かないが、パワーアンプ内蔵のミキサーは本大学放送局が所持していなかったのでパワーアン プを使用した。 ・CD プレイヤー 演目の一環で CD を再生するアーティストがいたため CD プレイヤーを用いた。CD は稀にプ レイヤーと適合しない事があるので、予備として外部入力端子とパソコンなどの CD を再生する機 会を準備した。 ・ミキサー マイクや CD プレイヤーの音をミキサーにインプットし、パワーアンプにアウトプットした。パ ワーアンプ内蔵型のミキサーも存在するが、その分ミキサー本体の重量が増すというデメリットが あるので会場の規模や運搬の方法を考えた上でどちらを選択するか考える必要がある。 ・ダイレクトボックス シンセサイザー (楽器) を使用するアーティストがいたため用いた。ダイレクトボックスはシン セサイザー等の楽器の出力をインプットし、ミキサーにアウトプットする。これを用いると、楽器 の音をスピーカーから出すことが可能となる。 ・スピーカーケーブル スピーカーとパワーアンプを接続するケーブル。スピーカーの入力端子の形状により、配線が剥 き出しのものやスピコンなどの端子がある。パワーアンプ側は大体の場合剥き出しのケーブルを用 いる。 Group Report of 2012 SISP - 44 - Group Number 14 Fringe Japan ・キャノンケーブル ミキサーとマイクを接続する。キャノン端子にはオスメスの二種類があり、一方をミキサー、一 方をマイクに接続する。マイクとミキサーを接続する 5∼10m のもの、ミキサーとパワーアンプを 接続する数十 cm のものの 2 種類を借用した。 ・マイク 人の声やギターなどの楽器の音をとる。形状は58と57があり、指向性に違いがある。また、 今回は使用しなかったがコンデンサーマイクもあり、電力の供給が必要なものもあるのでそのよう なタイプのマイクはミキサーのファンタ無電源を入れ使用する必要があった。 ・ドラムリール 音響環境を構築するには電源の必要な機材を多数使用するのでドラムリールなどの電源タップが 必要である。今回は、ミキサー、パワーアンプ、CD コンポが電源を必要とした。 ・外部入力端子 携帯型のミュージックプレイヤーや、パソコンの出力から音を流す際、外部入力端子を使用す る。外部入力端子はミキサーに接続し使う。今回は、CD と CD プレイヤーが適合しなかった場合 の予備として外部入力端子を用いた。また、CD プレイヤーとミキサーを接続する場合にも外部入 力端子を使用する。 ・借用を検討したその他の機材 上記の他にはコンプレッサーの借用を検討した。コンプレッサーを使用する事により得られる 効果は、音圧を維持する事が可能であるので、ボーカルの存在するアーティストや、ドラムを使用 するアーティスト、司会などの音をマイクから入力しコンプレッサーを通すことで、安定した音響 環境の構築が出来る。ぷちフリンジ@函館では、コンプレッサーを用いることにより音響機材の接 続がより複雑になることや、PA が一人しか存在しないことから制御しきれないと判断し、コンプ レッサーは使用しなかった。 ・リハーサル 今回は、リハーサル準備の段階で機材 (ダイレクトボックス) の故障が発覚した。代わりの機材 を準備する時間もなかったので故障した機材は使用しないでのリハーサルとなった。機材を移動す る前に、状態チェックを行う必要があった。また、連絡に支障のあったアーティストもいたため、 それらはリハーサルを行う事が出来なかった。そのような場合でも本番にパフォーマンスが行える よう、事前に使用機材と演目を確認しておくと確実である。これは、はこだてフリンジフェスティ バルが大きなイベントになり、すべてのアーティストのリハーサルが行えなくなっても本番にはパ フォーマンスが行えるようになる。 ・当日の機材操作 PA システムを組んでしまいそれを使いまわすのではなく、アーティストに合わせて数を増減さ せることで、小規模の会場でもある程度の余裕を持ってパフォーマンスを行うことが出来る。音響 機材の操作は機材に対する専門的な知識が必要である。 Group Report of 2012 SISP - 45 - Group Number 14 Fringe Japan ・機材の移動 機材の移動にはジャンボタクシーを2台借りて行った。今回は2日に渡って出演のあった北海道 大学水産学部ブラスバンドの機材 (ドラムなど) の移動もあったため、荷物が多くなった。 (※文責: 丸田えり) 3.7 アーティスト イベント開催のための準備を進めていく中で、新たに出演アーティストとの交渉や連絡を担当す る役割が必要となってきた。そこで今回は、会場と出演アーティストとの連絡が密であると考えた 我々は会場担当であったメンバーにアーティストへの対応の仕事を追加し、会場とのイベント当日 の流れを話し合い、その内容をアーティストに報告するというような会場とアーティスト間の情報 伝達をサポートするパイプ役を担ったまた、アーティストとの対応のほかアーティスト募集にも力 をいれて活動を行った。 ・アーティスト募集 海外で行われているフリンジフェスティバルでは、アーティストがフリンジフェスティバルの 開催期間に自ら会場を確保し、イベントに参加するというスタイルである。このように基本的にフ リンジフェスティバルでは運営組織がアーティストに参加のオファーや募集をかけるのではなく、 アーティストが有志でフリンジフェスティバルに参加を要請し、会場確保やチケット販売などのイ ベント開催までの準備をするという流れになる。だがこのイベントスタイルはフリンジフェスティ バルがその国の人々に広く知られている場合に形成することのできるスタイルであり、フリンジ フェスティバルの認知度が低い日本ではアーティストの有志での参加募集だけではイベントに参加 するアーティストを確保できない可能性があった。そこで我々は日本でフリンジフェスティバルの 新しい概念として、「フリンジフェスティバルの運営組織がアーティストに出演オファーをかける」 というものを定義した。日本でフリンジフェスティバルの認知度が低い以上、フリンジフェスティ バルのPR活動を進めるだけでなく、こちらから芸術活動を行っている方々にアーティストにフリ ンジフェスティバルのことを直接PRし、イベントの趣旨を知ってもらい、フリンジフェスティバ ルとは何かを知ってもらう機会を設けた。今回我々フリンジジャパンが行ったぷちフリンジ@函館 に参加したアーティストは、半数がフリンジジャパンのオファーであった。このように、アーティ ストの募集方法としてアーティストの有志の参加募集と、フリンジジャパンからのオファーという 二つの方法をとった。 (※文責: 丸田えり) ・アーティストの出演オファー アーティストの出演オファー方法として、まず函館内で芸術活動をしているアーティストを調査 し、リストを作成した。日本で行われている従来のイベントでは、プロやアマチュアで芸術活動を している方だけにオファーをかけるが、フリンジフェスティバルの概念として、「プロ・アマチュ アなどを問わずに誰でも参加できるイベント」というものがあり、また今回のぷちフリンジ@函館 は地域活性や街を元気にする目的もあったので、函館市内で芸術活動をしている函館市民に注目 し、オファーをかけた。ここで問題となったのが、函館には芸術活動をしていても、その活動の内 容を外にむけて情報発信していない人が多いということであった。趣味で音楽やダンス、演劇など Group Report of 2012 SISP - 46 - Group Number 14 Fringe Japan をしている人が多いが、その活動内容をインターネットなどの形で情報発信していない方が多く、 その人達への積極的なアプローチに力を入れた。具体的には、一人のアーティストとの話の際に、 「他に芸術的な活動をしている方はいないか」という質問をし、知り合いを紹介してもらうという 形をとった。 (※文責: 横山朋宏) ・アーティストの出演募集 今回、アーティストの募集方法として、主にインターネットのホームページ内での呼びかけ、ツ イッター、フェイスブックでのイベント宣伝をかねたアーティスト募集、ポスターの作成という方 法でアーティストの募集を行った。また、イベント会場の責任者にも協力していただきポスターを 掲示させていただき、興味をもった人に連絡をしてもらうようにした。 (※文責: 横山朋宏) ・アーティスト募集の問題点 アーティストの募集を進めていく中で、フリンジフェスティバルの概念をどうアーティストに伝 えるかという問題が出てきた。フリンジフェスティバルの「プロ・アマチュア・素人問わず誰でも 参加可能」「出演するアーティストの芸術のジャンルは問わない」という概念が、出演アーティス トにとって疑問を持たせてしまったという点である。プロやアマチュアかを問わずに参加できると いう点はまだアーティストの方々の理解は得られても、芸術のジャンルは問わないという点に対し て、「何でもいいと言われると何をしていいかわからない」という意見が多数あげられた。イベン トに出演するアーティスト側からすれば、そのイベントに自分たちがふさわしいかや、どのような 客層が来場するのかということが重要であり、例えばダンスのイベントに 1 組だけ演劇をするアー ティストがいた場合、そのイベントに来ていたお客様に自分たちの演技をみてもらえるのか、興味 をもってもらえるのか、そもそも自分たちはこのイベントにとってふさわしいかどうかという不安 があり、そのような不安がアーティストたちが今回のぷちフリンジ@函館への出演を渋る一つの要 因となってしまったようだ。出演アーティストの芸術のジャンルを問わないと定めた以上はこのよ うなアーティストの不安を解消していく必要が出てきた。その他にも、イベント当日にはどのくら いの人数のお客が来場するのかや、アーティストがイベント会場に行ったことがなく、どの程度の 広さでどの程度のパフォーマンスができるかがわからないというような実際にイベントを開催する 上での問題点も出てきた。 このような問題を解決するため、我々フリンジジャパンはアーティスト向けのイベント概要をまと めた資料を作成した。この資料には ・フリンジフェスティバルとは何か ・大学のプロジェクトとしてイベントを行う趣旨 ・ぷちフリンジ@函館の趣旨 以上の情報を入れることによりアーティストの方々にフリンジフェスティバルについての理解だけ でなく、大学のプロジェクトとしてぷちフリンジ@函館を行う理由等も知っていただき、イベント に協力していただけるようにした。また ・会場の見取り図 ・会場の写真や動員数 ・なぜ多ジャンルのアーティストを集めるのか というアーティストからの提供してほしいという依頼があった情報も掲載し、この資料を読んだ Group Report of 2012 SISP - 47 - Group Number 14 Fringe Japan アーティストが少しでもぷちフリンジ@函館というイベントについて知り、なおかつ参加したいと 思っていただける内容のものにした。 (※文責: 横山朋宏) ・今後の課題 今後のアーティスト募集の課題として、主に5つのことがあげられる。 ・大きな会場の確保 ・イベントの宣伝 ・アーティストの募集要項を改良し、読んだ方にわかりやすいものにする ・フリンジジャパンのアーティストへの対応も迅速にする ・フリンジフェスティバルおよびフリンジジャパンの知名度をあげる 1、大きな会場を確保する 今回ぷちフリンジ@函館のイベント会場としてご協力していただいた IRISH PUB EILEY’S 本 町店とむげん空間& Cafe 小春日和は会場としての規模が比較的小さかった。この2つのお店を会 場として選んだ経緯として、ぷちフリンジ@函館は今回が初めてのイベントであり、イベント当日 にどれくらいの数のお客さんが来るかが予想できなかったという点、フリンジジャパンが主体と なって行うイベントが初めてであり、ノウハウのない団体が大規模の会場でイベントを行った場 合に円滑にイベントを運営できるかという課題があった。大規模な会場で行う場合、そこに来場す るお客さんの管理や出演するアーティストが使用する機材のセッティング等の問題が多く、そこ に対応するためのスキルや人数的な問題があった。そこで今回は、小規模の会場でイベントを開催 し、イベント開催に必要なノウハウを残し、次年度の活動へつなげることとした。結果として本プ ロジェクトの函館でフリンジフェスティバルを行うという目的と日本でフリンジフェスティバル を行うためのノウハウを構築するという目的を達成することができた。だがその一方で、ぷちフリ ンジ@函館一日目の会場である IRISH PUB EILEY’S 本町店で、立ち見が出るほどの大盛況であ り、来ていただいたお客様が座れなかったという問題と、ぷちフリンジ@函館への参加を希望して いたアーティストの中で、イベント開催会場が小規模だったために自分たちのパフォーマンスを十 分に発揮できないと判断し、今回のイベントへの参加を断念した方たちもいた。このような反省点 から、次年度は今年度で得たフリンジフェスティバル開催のためのノウハウを生かし、より大規模 の会場でもフリンジフェスティバルを開催できる準備をする必要があると思われる。参加を希望し ているアーティストがいるにも関わらず、イベント会場の都合から不参加となるようなことは、フ リンジフェスティバルの「参加アーティストの芸術のジャンルは問わない」という概念に反するも のであるため、アーティストのパフォーマンスにあった会場をフリンジジャパンから紹介・提供す るという今後の課題が分かった。 2、イベントの宣伝に力を入れる 今回のぷちフリンジ@函館では主に以下の方法でイベントの宣伝を行った 1, ラジオ番組「MY SWEET LIFE」に出演 2,「えがおのハコ」に取材依頼 3, ポスター・ビラの作成 4, インターネットを活用した PR 1, ラジオ番組「MY SWEET LIFE」に出演 Group Report of 2012 SISP - 48 - Group Number 14 Fringe Japan メディアを活用としたイベントの宣伝として、ラジオ局FMいるか番組「MY SWEET LIFE」に 本プロジェクトのメンバー三人がゲストとして出演。MCの方を交えながら本プロジェクトの活動 やぷちフリンジ@函館のPRを約10分ほど行った。 2,「えがおのハコ」に取材依頼 メディアを活用したイベントの宣伝としてもう一つ、読売新聞「えがおのハコ」に取材を要請し、 実際に対談形式という形で取材を受け、ぷちフリンジ@函館のPRと我々フリンジジャパンのプロ ジェクト学習としての活動を記事にしていただき、函館市内へのPRを行った。 3, ポスター・ビラの作成 ぷちフリンジ@函館の開催日時やイベント会場、アーティスト募集中などの内容を載せたポス ター、ビラを作成した。 4, インターネットを活用した PR フリンジジャパンで作成したホームページにて随時アーティスト募集を呼びかけ、専用のメールア ドレスも用意した。また、ツイッター・フェイスブックなどのSNSを用いてアーティスト募集を 告知した。 このような方法でぷちフリンジ@函館開催に向けたアーティスト募集の宣伝を行った。だが、イベ ント当日に実施したアンケート項目の「フリンジの情報をどこで入手しましたか?」という質問に 対してアンケートに回答していただいた約 70 %の方が「友人、知人」と答えた。このことから、 今回のぷちフリンジ@函館はビラやポスターなどの紙媒体の宣伝よりも口コミのほうが効果があっ たということになる。結果としてぷちフリンジ@函館に参加したアーティストの半数以上がフリン ジジャパンのオファーや参加が決定したアーティストからの口コミで今回のイベントを知り興味を 持った方という形になった。このことから、口コミが市民の有力な情報源ということであり今後と も口コミを積極的に利用していくことは有力な宣伝方法の一つとなることがわかったが、その反面 今回は口コミ以外のイベント告知が不十分だったということになる。イベントの告知がうまくいっ ていなければアーティスト募集もスムーズにいかないということが今回実施したイベントから得た ことであり、イベントそのものの宣伝に力を入れることがより幅広い範囲でアーティスト募集にも つながるということがわかり、今後は宣伝に力を入れるべきである。今回のようにフリンジジャパ ンから直接アーティストにオファーをかけることにも限界があり、できる限りアーティスト側から フリンジジャパンにフリンジフェスティバルへの参加を希望してもらえる体制をつくることが今後 の課題となる。 3、アーティストの募集要項を改良する 今回作成したアーティストの募集要項は、アーティストの「どのような内容で参加者を募集して いるかが分かるものがあるとアーティストも分かりやすく、フリンジジャパンとしてもイベント の説明をしやすい」という要望から作られたものであり、当初の活動としては予定されていなかっ た。そのため短時間で作成したために内容が不十分な点も多かった。そのため次年度はアーティス トの募集要項にもっとアーティストがほしいと思う内容を追加し、フリンジジャパンが開催するフ リンジフェスティバルについて興味をもってもらえる募集要項にする。また、今回はフリンジジャ パンのアーティスト担当メンバーが直接アーティストとお会いし、イベントについて詳しい話をす るという役割を担っていた。しかしこれには多くの時間と労力を要し、今回以降参加アーティスト が増えるようであれば直接お会いして話し合いをすることも困難となってくるだろう。そのために もアーティストの募集要項の内容を洗練したものにし、アーティストが募集要項を読めば少なくと もフリンジフェスティバルというイベントそのものに対しての疑問や不明な点が出ないようにする Group Report of 2012 SISP - 49 - Group Number 14 Fringe Japan 必要がある。そして募集要項をフリンジジャパンのホームページでダウンロードできるようにする など、アーティストが簡単に見ることができる方法も考えるべきである。 4、フリンジジャパンからのアーティストへの対応を迅速にする 今回アーティストがフリンジジャパンと連絡を取る手段として、ホームページやフェイスブッ ク・ツイッターに提示したメールアドレスだけであった。メールだけとなると、連絡がうまく行き 届かなかったり、文章だけで相手に伝えたいことがうまく伝わらなかったりとアーティストとのコ ミュニケーションに支障をきたすことが多々あった。このため先ほど述べたように直接アーティス トとお会いして話し合いをしたという経緯もあった。これらの問題の解決策として、電話での窓口 を用意して電話でアーティストと連絡をとることができればもっとスムーズに連絡を取ることが でき、コミュニケーションもとりやすいものになると考えた。現時点で、スカイプの通話機能を用 いた方法などが案として上げられている。電話での対応ができ、いつでも連絡を取るとこができれ ば、フリンジジャパンという団体そのものの信用もあがるはずである。 5、フリンジフェスティバルおよびフリンジジャパンの知名度をあげる アーティスト募集の一番の課題として残ったのは、日本でフリンジフェスティバルが浸透してお らず、フリンジジャパンの活動およびフリンジジャパン主催のフリンジフェスティバルに興味を 持ってもらえないことが多かったということである。函館市民の傾向として、自分の知らないまた は有名でないイベントには参加しないという傾向が見られた。海外のフリンジフェスティバルでの 様子について説明しても実際に日本で開催されていないイベントに関心をもつ人は少なかったも のと思われる。また知名度の低いイベントは、本当に街に何か効果があるイベントかや、本当に面 白いイベントなのかというように、イベントそのものへの信憑性がもてないという意見もあった。 ぷちフリンジ@函館自体が初めてのイベントであり、多少の不備があった。だが、イベント当日は 100 人以上を動因することができたことからフリンジフェスティバルは街を活性させる役割を担う ことができると判断できるため、今後はフリンジフェスティバルおよびフリンジジャパンの知名 度をあげる活動をしていく。フリンジフェスティバルの知名度を上げることで、イベントとしての 信頼を確立を目指し、その中で芸術活動をしている方々の注目を得ることが目的である。フリンジ フェスティバルというイベントにアーティストとして参加したいと思ってもらうことができれば、 フリンジジャパン側からオファーをかけることなくアーティストを募集することができる。 ・アーティストのハードル問題 アーティストの方々との話し合いを進める中で、アーティストが抱えるイベントに対するハード ルの高さが浮き彫りとなってきた。参加をオファーした際に、ぜひ参加したいというアーティスト のほかに「自分たちが参加するのは場違いではないか」という意見を持った方々もいた。その方々 からお話を窺うと、「他の参加者のパフォーマンスは立派だが、自分たちは普段何もしていないの で参加するか迷っている」というように、アマチュアで活動をしている人と普段は芸術活動をして いない方との間に差を感じてしまうようなことがあった。本来のフリンジフェスティバルでは、プ ロ・アマチュア・市民など参加するアーティストは問わないということになっているが、その概念 がプロとそうでないアーティストの間に壁を作ってしまうということがわかった。今年度はプロで 活躍しているアーティストのイベント参加はなかったが、今後フリンジフェスティバルの知名度が 上がりプロで活動している方が参加することになった場合、イベントとしてのハードルが高くなっ てしまい、アマチュアの方が参加しにくくなる可能性がでてきた。フリンジジャパンとしては、そ Group Report of 2012 SISP - 50 - Group Number 14 Fringe Japan のようなハードルをなくすために改善案を考える必要がある。 また、アマチュアで活動している方や普段芸術活動をしていない方々にとって「アーティスト」と いう言葉そのものがハードルの高い言葉としてとらえられるということもあった。フリンジジャパ ンとしては、ぷちフリンジ@函館に参加予定の方々を総じてアーティストと呼んでいたが、プロで 活動している方々が多くいたということがわかり、それ以降はアーティストのことを「出演者」と いう言葉を用いて表現するようにした。細かいことではあるが、新しいイベントを開催する場合こ のような配慮をしなければならないということがわかった。 ・フリンジジャパンとしてのアーティスト担当メンバーの反省点 先ほども述べたように、フリンジジャパンの体制として、イベント会場担当とアーティスト担当 の役割を一つとした。会場をどのように使用するかなど交渉の進行状況を逐一各アーティストに連 絡できるなどという点ではこの二つの役割を一つにしたことは有意義であった。だが、イベント会 場を探しつつアーティストの募集活動をしなければならないというように担当メンバーの役割が多 くなってしまい負担が大きかったり、イベント当日に担当者がアーティストへの対応と会場責任者 とのやり取りを担わなければならず非効率てきであった。このことから、来年度はイベント会場担 当者とアーティスト担当の担当者を別にし、この二者間でのコミュニケーションを密にすることで アーティスト募集中やイベント会場を探す際の作業を円滑しするべきという意見があがった。来 年度は試験的にこの体制で活動を進め、不具合があった場合に随時改善策を検討していく予定で ある。 (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP - 51 - Group Number 14 Fringe Japan 第 4 章 プロジェクトの成果 4.1 アンケート結果 今回我々が開催したぷちフリンジ@函館でアンケートを実施した。二日間に渡り実施たアンケー トでは 88 人から回答を得ることが出来た。 ・来場者年齢 回答を得た 88 人の内、78 %以上の人が 16 25 歳の人であった。今回我々がターゲットとしてい た年齢は、全年齢対象であったため趣旨から外れたものとなってしまった。中高年齢層の方々に来 ていただくためには、3 つのアプローチがあると考えられる。まず一つ目として宣伝方法の改善が 考えられる。今回はイベントの企画から開催まで一ヶ月で行ったため、紙媒体による宣伝が殆ど出 来ずに開催に至った。後ほど結果を載せるが、 「広告、ポスター」の割合が 5 %に満たないことから わかるように、紙媒体による宣伝を増やせば中高年齢層の観客が増えるのではないかと予測する。 2 つ目に会場の選択肢を増やす必要があると考える。今回行った会場の一つはパブであり、中高年 齢層でも特に高齢者の方々は来難かったのではないかと考えられる。よって高齢者も訪れやすい会 場を用意しておく必要性があると考えられる。 3 つ目は高齢者が楽しめるイベントの数を増やす必要性があると考えられる。今回行ったイベント の大半は若年層を対象としたイベントであり、高齢者が楽しめるイベントが少なかったと考えられ る。よって次回からは高齢者の方々が意欲的に参加出来るイベントを増やすことが出来れば、高齢 者の来場者数を伸ばすことが出来ると思われる。 ・来場者地域 回答を得た 88 人の内、93 %の人が函館市内から来た人であった。フリンジの対象としている来 場地域は全世界であり今後は函館に観光できている外国人を中心に海外の来場者数を増やしてゆく 必要がある。 まず一つ目は観光客の方々が最初に訪れるであろう函館空港と JR 函館駅での宣伝を増やす必要性 があると考える。函館の玄関口である両者で小さなイベントを行うなどして早期からフリンジに接 していただく機会を増やすことによって多くの外国人を呼び込むことが出来ると考える。また JR 函館駅前でイベントを行うことは西部地区の活性化にも繋がり海外の観光客のみならず国内で観光 している方々にもアプローチすることが出来る。 2 つ目にウェブサイトの多言語化が考えられる。近年海外からの観光客が増えている。特に中国か らの観光客が増えており彼らに対するアプローチが急務である。現在フリンジジャパンのホーム ページは日本語と英語に対応しているがより多くの海外からの観光客を呼び込むためには少なくと も中国語のウェブサイトを製作する必要があると考える。 ・情報入手源 回答を得た人の内、40 %以上の方が知人や口コミからぷちフリンジに来るきっかけを得ていた。 今回は開催決定から実際に開催するまでの期間が非常に短かったため、紙媒体での宣伝を行う ことが殆ど出来なかった。パンフレットやポスター、チラシの原盤は制作していたが、こちら側で 予算を用意することができず、印刷を行うことが出来なかった。また、ホームページや Twitter、 Group Report of 2012 SISP - 52 - Group Number 14 Fringe Japan Facebook 等のウェブコンテンツをうまく活用することが出来なかった。今後来場者の情報源の偏 りを改善する必要がある。 まず一つ目に紙媒体による宣伝を行う必要がある。今回は原盤までは用意することが出来たが、印 刷資金を準備することが出来ず印刷することが出来なかった。よって今後印刷時にかかる費用を 工面するため、スポンサーを獲得する必要がある。スポンサーを獲得することが出来れば、パンフ レットやポスター、チラシを用意すが出来、来場客数を更に増やすことが出来るだろう。また、ス ポンサーを獲得することが出来れば、より様々な面で充実した機材や物品、イベントを行うことが 出来るだろう。 二つ目にウェブコンテンツの充実化がある。今回、イベントを行った際に非常に感じたことが、 スマートフォンの利用が目立ったことである。スマートフォンと SNS の親和性は非常に高く、ス マートフォン利用者の中でも SNS の利用率は非常に高いものである。イベント中に Twitter や Facebook に書き込みを行なってもらうことによって、リアルタイムでイベントの宣伝を来場者の 方にやってもらおうという考えである。また、スマートフォンのアプリ開発を行うことによって、 アプリストアでも宣伝を行うことが出来る。さらに、ガイドをデジタルガイドにすることによって 紙媒体によるガイド印刷を止まることが可能となり、経費を削減することが可能となる。三つ目に 地域のフリーペーパーや新聞広告、テレビ、ラジオ等による宣伝が考えられる。これらの従来のマ スメディアを利用することによって二つ目で述べた、スマートフォンや SNS 等を利用していない 層に宣伝を行うことが出来る。 ・満足度 回答を得た人のうち 93 %以上の方に満足したと回答して頂くことが出来た。今回不満足と回答 した人に対して、今後満足していただけるようにするための考察を行う。一つ目にアーティストの 拡充が必要であると考える。今回のぷちフリンジ@函館では飛び入り参加のアーティストを含め 11 組のアーティストに参加していただいたが、フリンジフェスティバルはどのような形の芸術で も歓迎するので、更に多くの複数のジャンルからアーティストを集める必要があると考える。二つ 目に会場のバリエーションが少なかったことが考えられる。今回は 2 つ会場を用意したが、2 会場 とも飲食店であった。初日はバーであり、2 日目はカフェであった。気軽に入店して観ていただこ うという此方側の考えは作ることが出来たが、観客の中には腰を据えてしっかりと出し物を見たい という方がおられた可能性がある。今回はそのような方々の要望にお答えすることが出来なかっ た。次回からは劇場やホールなどのじっくりとアーティストのイベントを、見ることの出来る会場 を用意することが急務である。 ・影響度 (1) 経済効果 回答を得た人のうち多くの方にある程度はあると答えていただいた。しかし、まだまだ経済効果 に関しては非常に弱いと感じている。今後経済効果を上げていくために、幾つかの手立てを考え た。 一つ目に地元企業とのタイアップが考えられる。開催期間中にグッズ製造や屋外イベントエリアへ の地元飲食店による出店など、地元企業にお金が落ちる仕組みをつくり上げることによって、地域 一体となってフリンジを盛り上げてゆく体制を作り上げる。 二つ目に開催期間を大幅に伸ばすことによってフリンジを目的として函館に来ていただいた観客 に、観光客となって地域でお金を使っていただくことだ。今回は開催期間を 2 日間としたが、この Group Report of 2012 SISP - 53 - Group Number 14 Fringe Japan 期間を一ヶ月にすることによってフリンジフェスティバルを楽しみながらも、道南地域の各地を観 光していただくことによってお金が循環するものである。 (2) 地域文化 回答を得た人の大半にある程度はあると回答していただいた。しかし、まだまだ地域文化に関す る部分は非常に小さいと思っている。今後地域文化育成において、幾つかの手段を考えた。 一つ目は中高生のイベント拡充である。中高生が学外で活動できる場をフリンジが設け、中高生に 積極的に地域の人々と触れ合っていただくことである。10 代の世代に様々な経験を積んでいただ くことによって人間形成の促進を行うことが出来、かつ上の世代にも良い影響を与えることが出来 ると考えている。 二つ目にアーティストと来場していただいた観客とが、ともにイベントを行うことが出来るワーク ショップを考えている。今後のフリンジフェスティバルでは様々な国の文化を取り入れてゆきたい と考えている。その際、まずは自分が住んでいる地域の文化を学ばなければならないと思う。その ために我々が住んでいる道南地域や日本の文化を、網羅的に学ぶことが出来るワークショップを開 催する。そして、実際にフリンジフェスティバルが開催された時、他国との文化交流を促進するた め、アーティストと観客が共に参加することが出来るワークショップを開催する。これによって地 域の人々と様々な国とが文化交流することが出来、より大きな人となれることができるであろう。 中高齢者層には生涯学習として頂くことが可能となるかもしれない。 (3) 観光客の誘致 回答を得た人の半数は観光客の誘致に効果があると回答した。何故フリンジフェスティバルが観 光客誘致に効果があるか考察してみた。一つ目に函館がフリンジフェスティバルを行いやすい環境 であるからだ。函館は成熟した観光都市であり、何か起爆剤がないとこれ以上観光客数は増えない と思われる。フリンジは観光客増加の起爆剤となりうることが可能である。市内各地の観光名所や その近辺でフリンジフェスティバルを行うことによって、観光地への観光客増加を期待することが 出来、かつフリンジフェスティバルを目的として各地から訪れた人々に、道南の良さを知って頂く 機会を設けることが出来る。 二つ目にフリンジフェスティバルが海外では非常に集客力のあるイベントであることである。フリ ンジフェスティバルは海外では高い認識力を持ったイベントであり、フリンジフェスティバルを目 的として訪れる観光客も多い。いち早く海外に向けて宣伝を行うことによって、早期に海外の観光 客を誘致することが出来る可能性がある。フリンジフェスティバルは観光客誘致の面でも有効的な 手段となりうるであろう。 (4) 社会的資産 回答を得た人の大半は社会的資産に価値があると回答した。何故フリンジフェスティバルが社会 的資産に価値があるか考察してみた。 一つ目は市民が誰でも参加できる点である。フリンジフェスティバルは参加表明さえすれば誰でも 参加できるものである。実際今回のぷちフリンジ@函館では参加基準や審査などは設けること無 く、参加したいと名乗りを上げていただいた方全員に参加していただいた。更に、今後は一般的な 芸術という観点に縛られること無く、前衛的な芸術や何かしたいという市民の方々の意志をサポー トしてゆくことが、フリンジジャパンに必要な活動であると考えている。 二つ目に市民の一大イベントにすることによって、アーティストとしての参加を促すだけでなく、 Group Report of 2012 SISP - 54 - Group Number 14 Fringe Japan 観客としても盛大に盛り上がることの出来るイベントにすることが求められる。長期的なビジョン になるが回数を重ねることによって市民にイベントを定着させ、夏期に行われているような港まつ りに匹敵するようなイベントへ成長させることによって、フリンジフェスティバルが社会的資産に なってゆくと我々は考えている。 (5) 国際的認識度 回答を得た人で意見が半分に分かれた。我々もまだまだ国際的認識度は低いと考えている。どの ようにして国際的認識度を上げてゆくか考えた。 一つ目としてホームページなどのウェブコンテンツや Twitter、Facebook 等の SNS の有効活用で ある。現実問題海外での宣伝活動は資金や活動範囲の制約上、非常に難しいものである。また、未 来大学生として情報技術の有効活用はフリンジジャパンに置いても急務である。ホームページや Twitter、Facebook を有効的に活用してゆくことによって、海外での宣伝活動を日本にいながら行 うことが出来ると考えている。 二つ目に Youtube などの動画投稿サイトの活用である。まずは我々の活動を宣伝するため、活動 風景やイベント風景を用いた動画を作成する。さらに、Youtube 上ではアマチュアで活動してい るアーティストが大勢居る。そのようなアーティストに対して動画投稿サイト上から積極的にアプ ローチを行う。このようにすることによってアマチュアで活動しているアーティストに対して参加 を促すことが出来る。 三つ目に函館に在住している外国人の方々に協力して頂くことが考えられる。今回のアンケート結 果からもわかるように、口コミの力は絶大である。海外での宣伝活動を円滑に行うために函館に在 住している外国人の方に手伝っていただくことは非常に大きな力となるであろう。また、本人が自 国の文化を披露することによって、出身国からのアプローチがかかる可能性も視野にいれている。 ・フリンジフェスティバルの認識度 回答を得た人の 45 %が知らなかったと回答した。今後フリンジフェスティバルの認識度や知名 度を上げてゆくために我々がすべきことを考える。 一つ目に今回のようなぷちフリンジを開催することが効果的であると考えた。大規模なイベントは 年に何回も開催することは出来ない。しかし、小規模なイベントであれば定期的に開催することが 出来る。今回のようなぷちフリンジを定期開催することによってフリンジフェスティバルそのもの の、認識度や知名度を上げることが出来る可能性がある。更に、大規模イベントへはなかなか参加 しづらいアーティストの方々にも小規模なイベントを設けることによって、参加を促すことが可能 となる場合があると考えた。ただし、複数回イベントを行う際は一回のイベントに係る費用を抑え ない限り、定期開催することは出来ないため、費用面での問題をどのようにしてクリアしてゆくか が今後の課題である。 二つ目に函館市と協力して開催することが出来ないか考えた。大規模なイベントになれば費用面で の問題が発生する。費用面での問題を解決するために、函館市からのバックアップ体制をつくり上 げることによって、少しでも問題を解決することが出来るのではないかと考える。今後は函館都市 圏における経済効果などを算出し、函館市からの協力を得れるような体制づくりが急務である。 ・デザイン面 今回、チラシやポスター、ホームページのデザインに関してアンケートを取った。回答を得た人 の中でもチラシとポスターに関しては、高い割合で良かったとの評価を得ることが出来た。ただ Group Report of 2012 SISP - 55 - Group Number 14 Fringe Japan し、ホームページに関しては見ていないと回答している人が多く、今後のホームページの閲覧数を 増やすことが課題である。 ・スタッフの対応 回答を得た 70 %以上の人に良い対応であったと、評価して頂くことが出来た。今後更によい対応 を行ってゆくために、我々がすべきことを考察する。 一つ目にマニュアル制作である。今後、イベントが大規模になればイベントに対する人員が増えて ゆくことが考えられる。その際に熟練したスタッフがひとりひとりに教えて回ることは不可能だ と考える。その際にマニュアルが有るとイベント業務が円滑に進むことが考えられる。ただし、マ ニュアルはあくまでサポートであり、基本的には経験のあるスタッフが新人スタッフに教えてゆく 仕組みを基本としてゆく必要がある。 二つ目にリハサールの徹底である。今回時間が非常に少なかったこともあり、リハーサルを入念に 行うことが出来なかった。今回の反省を生かし、次回からは入念なリハーサルを行うことにより、 前回以上の良いイベントを開催することが出来、来場された観客からも高評価を頂くことが出来る であろう。 ・会場アクセス 回答を得た人の中でもやや悪いと回答した人が目立った。今後よりよい会場アクセスを提供する ために考察した。 一つ目に会場の数を増やすことが考えられる。今回のぷちフリンジ@函館では 2 会場であり、どち らの会場も五稜郭や周辺であった。現状、この会場であると美原界隈や JR 函館駅周辺に住んでい る観客のアクセスは非常に悪い。今後は会場数を増やすことによって、イベントを行うスペースを 増やしてゆくことと共に、会場アクセス向上を狙ってゆく。 二つ目に駐車場の確保である。今回、初日の会場であった IRISH PUB EILEY’S 本町店では駐車 場が無かった。よって車で来場したい方の要望に答えることが出来なかった。今後、イベントが大 規模化してくると、駐車場問題の解決は急務となる可能性が高い。臨時駐車場の開設や駐車場を 持っている企業様とのタイアップ企画を考えることによって、駐車場を使わしていただくなど対策 を講じる必要がある。 三つ目にイベント時間の配分を考慮する必要がある。公共交通機関を使用することが出来る時間帯 にイベントを行うことによって、公共機関機関を使って来場していただく手法を取る。また、臨時 便を出していただくなどの策を考えることによって、会場アクセス問題の解決を図ってゆくべきだ と考える。 ・IT メディアの効果的な使い方 回答を得た人の多くが、Twitter や Facebook、ホームページを見ていないと回答した。上記共 述べたように今後閲覧数を増やしてゆく必要性がある。 ・ぷちフリンジに再来場したいか 回答を得た人の 60 %がまた来たいと回答した。上記で述べた対策を行うことで、来場者数を増 やすことが出来ると考えている。 ・日本でフリンジは成功するか Group Report of 2012 SISP - 56 - Group Number 14 Fringe Japan 回答を得た人の多くが少し思うと回答した。フリンジは元々欧米発祥のイベントであり、日本に 適していない部分が数多くある。今後プロジェクトとして日本に適したフリンジを提唱することが 望まれる。 (※文責: 武井良太) Group Report of 2012 SISP - 57 - Group Number 14 Fringe Japan ・アンケート結果1 Group Report of 2012 SISP 図 4.1 性別 図 4.2 年齢 - 58 - Group Number 14 Fringe Japan 図 4.3 住んでいる場所 図 4.4 Group Report of 2012 SISP フリンジは成功するか - 59 - Group Number 14 Fringe Japan 図 4.5 目的 図 4.6 満足度 (※文責: 武井良太) Group Report of 2012 SISP - 60 - Group Number 14 Fringe Japan ・アンケート結果2 図 4.7 2014 年のフリンジについて 図 4.8 Group Report of 2012 SISP またフリンジに来たいか - 61 - Group Number 14 Fringe Japan 図 4.9 フリンジの影響度 図 4.10 スタッフの対応 Group Report of 2012 SISP - 62 - Group Number 14 Fringe Japan 図 4.11 会場へのアクセス (※文責: 塩野景子) Group Report of 2012 SISP - 63 - Group Number 14 Fringe Japan ・アンケート結果3(デザインについて) 図 4.12 デザインについて (※文責: 新山優佳) Group Report of 2012 SISP - 64 - Group Number 14 Fringe Japan ・アンケート結果4(HP 等の効果について) 図 4.13 HPの効果 (※文責: 野田享聖) Group Report of 2012 SISP - 65 - Group Number 14 Fringe Japan ・アンケート結果5(宣伝について) 図 4.14 フリンジの認知度 図 4.15 フリンジの情報 (※文責: 丸田えり) Group Report of 2012 SISP - 66 - Group Number 14 Fringe Japan 4.2 音響 当日は音響機器の操作担当者 (以下 PA) を一名用意しすべての操作を一任した。 音響機材は重量があり、簡易なシステム (スピーカー二台から音が出る) を用意するだけでもその 接続は複雑となる。当日は PA が一名だったため、指示出しをしながら組み立てを行ったが、積み 下ろしから音出しの確認まで30分を要した。また、当日の機材操作に関しても、操作者がアマ チュアだった事もありイコライザーのセッティングやエフェクトの使用などに能力の不足が見られ た。これは、予算の大半を宣伝・広告費に使用するためプロの PA を用意しなかったことが原因で ある。 (※文責: 丸田えり) 4.3 成果物 成果物を以下に記載する。 ・2012 年の 11 月 2 日、11 月 3 日に「ぷちフリンジ@函館」と題して函館市内でフリンジフェス ティバルを開催することができた。 ・今後協力していただけるイベント会場として2件のカフェと1件のバーを確保することができた。 ・イベント当日用のパンフレット、ポスター、ビラ、フライヤーなどを作成。 ・フリンジジャパンのホームページ作成 ・外部の方に会う際に必要となる名刺を作成 ・イベント当日用のアンケート作成 ・イベント終了後にイベント実施後レポートを作成 ・日本でフリンジフェスティバルを行うためのノウハウを構築 一番の成果物として、実際に函館でフリンジフェスティバルを開催できたことがあげられる。フリ ンジジャパンの今年度の活動として日本でフリンジフェスティバルを行うためのノウハウの構築と 実際にフリンジフェスティバルを函館で行うという活動を平行して行ってきた。そのため成果物は イベント開催のための過程で製作されたものが多く、ホームページやビラなどのデザインの要素を 含んだ成果物がそれに当たる。 4.4 発表終了後の評価と反省 最終発表において、63 名からのアンケート回答を得た。 1、発表技術 アンケート集計の結果、発表技術の平均点が 10 点満点中 8.345 点であった。 また、コメントとしては ・スライドの効果がすばらしい ・写真が多くイベントの雰囲気が伝わった ・プレジで動きがあるのが面白かった ・大きな声でよかった ・何をしてきたか、その目的内容がわかりやすかった ・聴いているひとに問いかけるような発表でよかった Group Report of 2012 SISP - 67 - Group Number 14 Fringe Japan など、概ね良い反応を得ていたものが多かったが、別のコメントとして、 ・写真の説明がなかった ・海外のフリンジフェスティバルの画像が見たかった ・プレジでスライドが動きすぎて見づらい ・ポスターが細かすぎる ・画面レイアウトが崩れているのが気になった ・フリンジフェスティバルの説明を書いたスライドがあったほうがよい というようにスライドやポスターなどが、発表を聞いている人達にとってわかりづらいものだった ということがわかるコメントもあった。また、今回の発表は Prezi を用いたのだが、それについて も意見がわかれ、目立たせたいところにスライドに動きをつけるなどの配慮が必要であったことが わかった。 このようなコメントを参考に、フリンジジャパンは今後プレゼンテーションの際は声の大きさや話 の構築の仕方など発表の技術だけに目をむけるのではなく、スライドやポスターといった資料の作 成にも力をいれ、資料には自分たちの伝えたいことを中心にまとめ、プレゼンテーションで細かな 補足を交えて話をするという方法で発表をしていくべきという結論が出た。 2、発表内容 発表内容の平均点が 10 点満点中 7.89 点であった。 また、コメントとしては ・フリンジについて詳しくなった ・今後の課題が見えていて良かった ・今後の展望が期待できるプロジェクトだと思う ・日本に新たなイベントを取り入れようという考えは面白いと思う ・きちんとした成果が存在している ・ここまでの成果が出るとは思っていなかった というように、フリンジフェスティバルへの理解が深まったり、今後のフリンジジャパンの活動に 期待を抱いている人がいるとわかるコメントが多かった。また、1 年という短い期間で成果を出し たことを評価してくれている方や、函館でのフリンジフェスティバル開催をプロジェクトの成果と 見てくれている方がいた。 だが、その一方では ・フリンジの情報が SNS などネット媒体が多く年齢の高い方が少なかったのではないか ・海外で行われているフリンジとぷちフリンジが個人的なイメージと異なっていた ・日本にあったフリンジの提案などを知りたい ・フリンジを知っているけれど行かない人にどう勧めるのか ・一般の芸術祭との違いを意識してどのようにプロジェクトを運営したのかについて述べてほしい ・イベントを行っただけではないか など、イベントを行っただけでは成果にならないという厳しい意見や、宣伝方法が若者向けである こと、フリンジフェスティバルと他の芸術祭の違いを我々がどうとらえているかなどという指摘が あった。このことから、発表にフリンジフェスティバルの特徴や従来の芸術イベントとの違い、実 際にフリンジフェスティバルを行うことで街にもたらせる効果などを充分に伝え切れなかったとい う考察にいたった。情報量が多すぎることを避けるため、活動の結果を聴いている人達に伝えるこ とを重要視した結果、それまでの過程やその結果がもたらした効果などを伝え切れなかったようで Group Report of 2012 SISP - 68 - Group Number 14 Fringe Japan ある。このことから、今後は、活動目的、活動の過程、結果、考察のバランスをとりつつ、適度な 情報量をもった発表を心掛けるべきだと考えた。また、フリンジフェスティバルの情報発信が若者 向けである点においての改善策として、新聞やテレビ、ラジオといったメディアにフリンジジャパ ンの活動を取り上げてもらうという方法で、普段インターネットを利用しない年齢層の高い方々に も PR をし、フリンジフェスティバルを知っているがイベントに行かない人達に対しては、フリン ジフェスティバルの中に独自の企画を盛り込み、ぜひ来たいと思ってもらえるようなイベントにす るという改善案が出た。 ・グループの評価 発表を踏まえたグループ全体の評価として、5 段階中 4 と評価した。理由として、今年度の本プ ロジェクトの目的を達成できたことや、今後の活動計画を具体的だったという評価をアンケート回 答者から多数受けたこと、グループ内でのチームワークという点において、各人が自分の仕事だけ でなく常に他のメンバーと連携をとりながら活動できたことで、イベント成功という一人では絶対 に達成することのできない課題を達成できたことなどの理由から高評価である。しかし、発表の表 現方法が上手くいっていなかった部分や、活動期間中にスケジュールを修正し活動終盤でメンバー 全員仕事量が増えてしまったという点において現状の把握が甘かった部分もあり、今回は 5 段階中 4 という評価をつけた。 (※文責: 武井良太) Group Report of 2012 SISP - 69 - Group Number 14 Fringe Japan 第 5 章 まとめ 5.1 プロジェクトの成果 日本で初めてさまざまなジャンルのパフォーマンスのあるフリンジフェスティバルを行うこと で、日本でのフリンジフェスティバルの成功例を示すことができた。フリンジフェスティバルを函 館で開催することで地域に対してアーティスト同士やお店との観客で来ていた人達の交流を深める 機会をつくることができた。ぷちフリンジ@函館を通して地域の方々と実際に交流を持ち、客観的 なフィードバックをもらいながら活動していく技術を身につけた。フリンジフェスティバルを函館 で成功させるためには函館の文化に合うようにアレンジを加える必要があった。なので函館のイベ ントの中でも食べ物に関するイベントに対して函館の人は興味を持っているということを踏まえ、 イベント当日の企画ではシャンパンでのカウントダウンパーティーを実施して集客を図った。また フリンジのような制約のないイベントに対して日本ではアーティストやお店の方々が参加表明しづ らい点を踏まえ、お店の広さ、雰囲気などの条件に合わせてある程度の出演してもらうアーティス トの演目を組みこんだ。そして実際にフリンジフェスティバルを開催したくさんの方々に観てきて もらうことに成功した。お店の方にも「ぜひまたやりたい」と言っていただくことができた。 アンケート結果 今回イベントに参加してもらった方々に iPad によるアンケートを実施した。イベントを実際に 開催することで「ぷちフリンジにまた来たいか」という質問では「また来たい」と答えた人が約 70 %だった。また日本の文化に合わせてフリンジを取り込むことを意識して函館で開催した結果、 「函館でフリンジが成功すると思うか」という質問では、 「思う」 「少し思う」と答えた人が∼%だっ た。 「フリンジの情報をどこで入手しましたか」という質問にはグラフのとおり、「友人、知人」と 回答した人が一番多かった。このことから Web サイトや SNS などを活用したさまざまな宣伝方 法の中でも口コミは新しくイベントを行う場合に最も効果的な方法であると分かった。新しくイベ ントを行う場合の広告宣伝が難しいということを実感することができた。 次に向けて 来年もぷちフリンジを函館で行えるように今回のフリンジの Web サイトの引継ぎや出演アー ティストのデータベースの作成など準備をしている。また、2014 年には、函館で大規模のフリン ジフェスティバルを行うことを目標に活動をする。市民からの「何かしたい」を気軽に実現できる イベントになるようにフリンジを広めていきたい。 5.2 5.2.1 プロジェクトにおける各人の役割 野田享聖 野田享聖の役割を以下に記述する。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイトのひな型の作成 css や html、javascript を用いて大まかなブロックの形成を行った。 Group Report of 2012 SISP - 70 - Group Number 14 Fringe Japan ・ぷちフリンジ@函館の Web サイト各ページの構築 各 html に技術的なものを入れたり要望に沿ったレイアウトに仕上げる作業を行った。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイトのアフターフォロー ぷちフリンジ終了のバーナーの挿入、ぷちフリンジで撮影した写真の掲載、アーカイブ等の追加。 ・その他イベント時のスタッフ ・ホームページ作成について ホームページ作成の大まかな流れ(前期) 私はサイトを作成するにあたり一切の予備知識を持ち合わせていなかった。なので最初はイン ターネット上にある情報を 1 つ 1 つ html や css に記入し動作させることによってどのように動く かを確認していった。流石にサイトを 1 から作成するという工程はインターネット上には記載さ れていなかったのでホームページ作成について詳しい友人に相談しながら知識と技術面を補った。 サイトデザインについて担当の人と技術面を相談する時期にはある程度の予備知識を持った状態 で話合いをすることができた。web サイトは作成過程で 3 つの候補が上がっていた。1 つ目は横 スクロールを採用したもの。作成して問題になったのはパソコンの機種によって横スクロールが機 能しないものがあったり、背景に画像を挿入した場合横スクロールだと若干の画面酔いを起こして 読みにくいという問題点があり没になった。2 つ目は動画をもり込んだ HP を作成するという案が あった。動画を埋め込むという技術はさほど難しくはないのだが、動画を作成するという企画自体 が没になってしまったために没になった。3 う目は一般のサイトの様なシンプルなデザインのサイ トとなった。函館の人はあまり web サイトをみていないという外部の方からのアドバイスもあり、 現段階ではこの 3 つ目の案で良いのではないかという意見が多数あったため 3 つ目のサイト案を 作成することに決定した。 サイトはフレーム 3 つによる構成で、メニューからメインフレームを切り替えることによって情報 を切り替えていく仕様となっている。前期で使用している技術は html と css と javascript のみだ が後々 jQuery も使用していく所存であった。 ホームページ作成の大まかな流れ(後期) 前期で学習した知識と夏期休講中に得た新しい知識を用いて後期の web サイト製作に挑んだ。 前期の途中まで製作していたフレームを用いた web サイト作成の完成までの流れ。この web サイ トは 3 つのフレームをメインとして作成されている。左側にメニューを作成し、右側にコンテンツ のメインとなるスペースを別途用意してそのスペースを切り替えることによってページを更新し ていく仕様とした。切り替えの方法だが切り替えたい html に対して target を指定するこによっ て切り替えを実現した。このフレームを用いた web サイトはデザイン班の提案した web サイトデ ザインに沿って忠実に作ることができた。またこの web サイトは夏の間、Fringe Japan のメイ ンページとして一般公開されていた。しかし、この web サイトにはいくつか仕様上の問題があっ た。まず、サイト全体の幅を整えることが出来ないということである。これはフレームによってス ペースを確保してしまったが故に生じてしまったものである。本来 css で調整すべき余白の部分 を html で強制的に入れ込んだのが原因である。もう 1 つはメールフォームである。この時、html の INPUT を用いたテキスト形式でメールフォームを作成していた。しかし、このテキスト形式は Group Report of 2012 SISP - 71 - Group Number 14 Fringe Japan サーバーにメールが送られた際に文字化けをしてしてしまうことがわかった。詳しい原因はわか らなかったが恐らくサーバーが UNIX なのに ufc-8 で文字が送信されるために文字化けが起こる のではないかと予測した。夏季休講明けに前作の web サイトでの問題点をほぼ解決したものを作 成した。フレームを用いた際に生じた web サイト全体の余白の確保が出来ない仕様を css で余白 を設定することによって解決した。また文字や画像を置くスペースを css で main と sub コンテン ツを用いることで住み分けをした。これにより、フレームを用いずとも文字の住み分けをすること ができ、余計な html を作成する必要がなくなり、より使い易いようにした。また、サイトのアフ ターフォローをすることによって次のプロジェクトの人にバトンを受け渡す際に成果をより伝えや すいよう工夫した。 (※文責: 野田享聖) 5.2.2 武井良太 武井良太の役割を以下に記述する。 ・プロジェクト WG に提出する大学予算、プロジェクト内で使用するフリンジ予算の予算関係。 ・依頼書や申請用紙等の公文書作成。 ・連絡先となる電話のシステム構築。 ・函館にてイベントをやっているアーティストや地元のフリーペーパーで編集長をやっている方々 からの情報収集。 ・グループ報告書の雛型、章立て作成。 ・ぷちフリンジ@函館当日において MC を担当。 ・最終グループ報告書のまとめ、仕上げ。 (※文責: 武井良太) 5.2.3 高田樹 高田樹の役割を以下に記述する。 ・会場 はこだてフリンジフェスティバル開催のために会場を確保する必要があった。そこで、函館でイ ベント会場として貸し出されている場所をリストアップし、その中からいくつか選択して実際に訪 問し本プロジェクトに協力していただくために交渉を行った。交渉成立後は、ぷちフリンジ@函館 で会場をどのように使わせていただくかなど、イベント開催に向けた話し合いを会場責任者と行っ た。また、話し合いで決定した内容をアーティストの方々に報告するというイベント会場とアー ティストのパイプ役も勤めた。 ・アーティスト 函館で実際にフリンジフェスティバルを開催するという目的の元、「ぷちフリンジ@函館」とい うイベントを企画した。しかし日本でフリンジフェスティバルの知名度が低く、一般のアーティス ト募集だけではイベント開催に必要なアーティストがそろわない可能性があった。そこで、函館市 Group Report of 2012 SISP - 72 - Group Number 14 Fringe Japan 内で芸術活動をしている方々に直接出演オファーをかけるアーティスト担当の役割を担った。今回 は、フリンジジャパンからオファーしたアーティストと出演を希望したアーティストの両方を対応 した。アーティスト出演確定後は、イベントの打ち合わせを直接アーティストの方々と行った。 ・リーダー 本プロジェクトのリーダーとして、メンバーへの仕事の振り分けやスケジュール管理、プロジェ クト全体の現状把握と問題解決に取り組んだ。また、会場責任者やアーティストの方々にプロジェ クトの代表として挨拶や対応をし、イベント当日はメンバーを指揮しイベント成功のために活動 した。 (※文責: 高田樹) 5.2.4 新山優佳 新山優佳の役割を以下に記述する。 ・はこだてフリンジフェスティバルのポスターなどに目印として使うロゴの作成。 ・フライヤー(チラシ)の表紙のデザイン。 ・アーティスト募集要項の制作。 ・イベント当日に配布したガイド制作。 ・チケット、アーティスト賞状制作。 ・イベントレポート制作。 ・ロゴの作成 ロゴの作成では約 20 種のアイデアからアンケートなどの結果を元に Fringe Japan のロゴを決 定した。まず始めにブレインストーミングを用いて、「お祭り」「笑顔」「つながり」「日本」などの キーワードを抽出した。このキーワードを元にイメージコンセプトを定めデザイン案を作成、ス ケッチで書き起こした後、Illustrator で出力した。以下は決定したロゴである。 ・フライヤーの作成 函館でフリンジフェスティバル l を開催するためには「フリンジフェスティバルがどのようなイ ベントなのか」を伝えることが必要であった。よって、今期開催するフリンジフェスティバルの キャッチコピーである「退屈をぶっ壊せ」を用いてフリンジフェスティバルがどのようなイベント なのかを伝えるためのフライヤーを制作した。私は表面のデザインを、裏面をプロジェクトメン バーの会場担当が担当した。 ・アーティスト募集要項の作成 アーティストを募集する際に会場の情報などを記載した冊子の作成を行った。 ・チケット、アーティスト賞状制作 ・イベントガイドの作成 函館で開催するフリンジフェスティバルである「ぷちフリンジ@函館」で観客がスケジュールや アーティストの情報を得ることのできるパンフレットの役割をする冊子を制作した。 Group Report of 2012 SISP - 73 - Group Number 14 Fringe Japan ・イベントレポートの作成 「ぷちフリンジ@函館」の終了後、イベントの実績を示した冊子を制作した。内容は Fringe Festival の説明から「ぷちフリンジ@函館」のアンケート結果、参加したアーティストの情報や会 場店舗の紹介などである。また、当日撮影した写真を記載している。 (※文責: 新山優佳) 5.2.5 横山朋宏 横山朋宏の役割を以下に記述する。 ・アーティストとの連絡担当 ぷちフリンジ@函館の本番当日までの間、ほくすいブラスの担当とアーティスト探しを行った。 アーティスト探しに関しては、最初はフライヤーやポスターなどで募集したが初めてイベントとい うこともあり 1 組も集まらなかった。そのため、横のつながりを利用し、人にアーティストを紹介 していただく形で 8 組のアーティストを集めた。また、8 組のアーティスト以外にも何名かにぷち フリンジ@函館に出演していただけないか交渉したが、出演していただくことができなかった。だ が、今後のフリンジフェスティバル開催に関してはいいつながりができた。 ・ぷちフリンジ@函館の開催場所のリストアップ 函館でイベントを行っている場所をリストアップし、ぷちフリンジ@函館を開催する場所の候補 としてリストアップした。 ・ぷちフリンジ@函館の開催場所の提供依頼交渉 IRISH PUB EILEY’S 本町店とむげん空間& cafe 小春日和にぷちフリンジ@函館を開催する ために店舗を貸していただけるよう交渉した。 ・函館で行われているイベントのリストアップ。 ぷちフリンジ@函館を開催する日付に近いイベントをリストアップし、アーティスト探しの参考 とした。 (※文責: 横山朋宏) 5.2.6 村木詩織 村木詩織の役割を以下に記述する。 ・名刺作成 会場の確保やアーティストとの交渉など、様々な場面で名刺を使用するため名刺の作成を行っ た。名刺を作成する際に、学校のプロジェクト学習の一環でやっているということを伝わるような 名刺を作成した。日本人は Fringe という言葉は聞きなれず、またプロジェクトメンバー自身が大 学生ということもあり、アーティストや会場を提供してくれる店舗からの信頼を得るためにも名刺 の役割は大きいと考えたため、そこに注意して作成した。 ・ぷちフリンジ@函館のポスター作成 Group Report of 2012 SISP - 74 - Group Number 14 Fringe Japan 11月に行ったぷちフリンジ@函館のためのポスターを作成した。前期に作成した Hakodate Fringe のポスターは2014年の夏に行う大規模なイベントに使用するため、今回そのテストで 行うぷちフリンジ@函館で使用するポスターを1から作る必要があった。今回のぷちフリンジ@函 館は冬に行うこと、また、会場が 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店と 2 日目がむげん空間 & cafe 小春日和で行い両会場とも落ち着いた大人っぽい雰囲気だったため、会場の雰囲気や季節 感にあわせシックなデザインのポスターを作成した。 作成したポスターは、IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和のほか函館 市青年センターなどにも貼っていただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 ・ぷちフリンジ@函館のチラシ作成 ポスター同様、11月に行ったぷちフリンジ@函館の宣伝のためにチラシを作成した。チラシは ポスターに書いた内容のほかに、ぷちフリンジ@函館の詳細な情報を記載した。 記載した情報は、会場までの地図、イベントの開催時間、出演アーティストなどだ。 作成したチラシは、ポスターと同じく IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日 和のほか函館市青年センターなどにも貼っていただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 ・ぷちフリンジ@函館のステッカー作成 ステッカーは 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店で使用した。IRISH PUB EILEY’S 本 町店では、お客さんにチャージ代を請求する。チャージ代とは、居酒屋でいうお通し料金のよう なもので IRISH PUB EILEY’S 本町店では全てのお客さんに請求している。ぷちフリンジ@函 館では、いつ来ていつ帰ってもよいというシステムで大勢のお客さんの出入りがありお店の方が チャージ代を支払ったかどうかの把握が出来なくなるおそれがあるため、チャージ代を支払った方 にステッカーを貼っていただき、お店の方がお客さんを区別するために使用した。 ・中間発表のポスター作成 中間発表のポスターは、ワーキンググループが提示したテンプレートをもとに作成した。最初に ある程度のデザインを作成したのちに、他のプロジェクトメンバーが作成した文章部分をいれポス ターの最終調整を行った。 文章量の多いポスターだったので、行間や文字の大きさを注意し見やすいポスターを作成した。 ・最終発表のポスター作成 最終発表のポスターは、中間発表の時に作成したポスターをもとに作成した。中間発表のポス ターをもとにテンプレートを作成し、そこに塩野さんが作成した文章をいれ最終調整を行った。 中間と同じく、文章量の多いポスターだったので、行間や文字の大きさを注意し見やすいポスター を作成した。 また、今回ぷちフリンジ@函館で行ったアンケート結果を載せるためのサブポス ターの作成も行った。サブポスターでは、多くのグラフを使用したため、見やすいグラフを心がけ サブポスターの作成をおこなった。 (※文責: 村木詩織) Group Report of 2012 SISP - 75 - Group Number 14 Fringe Japan 5.2.7 丸田えり 丸田えりの役割を以下に記述する。 ・出演アーティストの募集 函館で活動しているアーティストをインターネット等を用い探し声かけを行った。はじめは函館 に在住する芸術活動を行う個人・グループのリストアップを行った。その中から、ぷちフリンジ@ 函館の会場等の大きさから実際にフリンジに出演できそうなアーティストに声かけを行った。ぷち フリンジ@函館への出演を依頼したアーティストのジャンルは主にアコースティックギターによる 弾き語り、絵画、ダンスなどであった。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイト作成 HTML と CSS を用い作成した。ウェブページは、上部に fringe japan project のロゴを用いた バナーを配置し、その株にメニューを設置した。メニューとコンテンツの間にぷちフリンジ@函館 のバナーを配置し宣伝した。本体右部にはニュースボードと他サイト (SNS 等) へのリンクを設置 した。また、全ページにファビコンを設置した。ファビコンのロゴは fringe japan project の赤い 丸を用い、背景色は白とした。英訳を行い、英語ページの作成を行った。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイトのひな型の作成 スタッフの写真を撮影し、写真を加工しスタッフ紹介の素材とした。写真撮影には SONY NEX C-3 を用い、画像の切り取りには Snipping Tool を用いた。また、スタッフ紹介ページのデザイン を行った。スタッフ写真は情報が古くならないように、定期的に写真を入れ替えた。スタッフ紹介 の自己紹介は本プロジェクトメンバー各々に記述してもらい、それを英訳し英語ページの作成を 行った。英訳したものは担当教員による英語のチェックを行った。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイトスタッフ紹介ページのデザイン スタッフの写真を撮影し、写真を加工しスタッフ紹介の素材とした。写真撮影には SONY NEX C-3 を用い、画像の切り取りには Snipping Tool を用いた。また、スタッフ紹介ページのデザイン を行った。スタッフ写真は情報が古くならないように、定期的に写真を入れ替えた。スタッフ紹介 の自己紹介は本プロジェクトメンバー各々に記述してもらい、それを英訳し英語ページの作成を 行った。英訳したものは担当教員による英語のチェックを行った。 ・音響機材の手配・運営・使用 音響機材を本学放送局から借用する許可を得使用した。まず、アーティストと連絡をとり必要な 機材をリストアップした。場所の移動がある事を考慮し機材を選別した。借用する際に必要な責任 者は本プロジェクトの担当教員とした。機材はタクシーを用いて運んだ。機材の使用について学び 機材を使用した。本番中は PA 卓 (ミキサーの置いてある卓) に常駐し機材の操作を行った。 ・リハーサルの担当 リハーサルを行うタイムテーブルをアーティストと連絡をとり作成した。リハーサルには本番に 限りなく近い音響環境をつくり行った。機材トラブルも懸念されたため、ダイレクトボックスやマ イクなどの小物は余分に運んだ。リハーサル中はアーティストと音響について確認を行い、機材の 設定 (GAIN、LEVEL 等) を記録した。ただし、リハーサルの環境は観客の人数という点で本番と 違っているので、本番は人数による音の吸収を考慮し、イコライザー等による微調整を行った。 (※文責: 丸田えり) Group Report of 2012 SISP - 76 - Group Number 14 Fringe Japan 5.2.8 塩野景子 塩野景子の役割を以下に記述する。 ・ぷちフリンジ@函館の Web サイト作成 このぷちフリンジ@函館の Web サイトのアーティスト紹介と店舗紹介のページを作成した。 アーティスト紹介のページ作成に関しては出演アーティストの順番に沿って一組一組のアーティス トの紹介を掲載した。またアーティストが独自でホームページを作成している場合は、そのホーム ページの URL をアーティストの紹介文と一緒に掲載した。また店舗紹介のページは営業時間や地 図についてなるべく詳細がわかるように掲載した。 ・来年のプロジェクト紹介の日本語文作成 来年度のプロジェクト紹介では今年度のプロジェクト紹介の英文から日本語のプロジェクト紹介 の文章を作成した。今回のぷちフリンジ@函館の開催に向けて実際に活動してきたことをより具体 的に伝えられるように日本語で作成した。主にこのプロジェクト内の各個人の役割分担の方法やそ の班ごとの活動内容などを今年度のぷちフリンジ@函館の実際の活動から詳しく記載した。そのよ うに作成することで来年度のプロジェクト紹介文は今年度のぷちフリンジ@函館に向けた実際の活 動を踏まえた紹介をするようにした。 ・中間発表のポスター文章作成 中間発表のポスターの文章は、主に背景、目的、過程、成果、次に向けての5つの項目について 文章を作成した。過程については役割分担をした班ごとに月ごとにどのような活動をしたのかが はっきりと分かるように掲載した。成果ではプロジェクト全体でこの活動を通して日本でフリンジ フェスティバルを開催するにあたってどのように形態を作っていくかに向けて分かったことや開催 するにあたって工夫したい点について記載した。 ・最終発表のポスター文章作成 最終発表のポスターの文章は、中間発表のポスターの内容に加え実際に11月に開催したぷちフ リンジ@函館でのアンケート結果を参照して次回に向けてどのような工夫をこらすべきかを書い た。また今回のぷちフリンジ@函館を開催するまでの過程の中でも次回に向けて改善するべき点を 上げ、次回のフリンジフェスティバルの開催に向けて掲載した。 ・イベント当日の機材運搬についての手配 イベント当日に機材の運搬をするため、大型タクシーの手配をした。大型タクシーのサイズとそ のタクシーにのる人数と機材の量を比較しどのタイミングの移動で何台ほど借りるかを考え、その バスがそれぞれどのように移動してもらえたらいちばん効率よく機材や楽器を運べるかを事前に考 えて大型タクシーの手配をした。今回のぷちフリンジ@函館では機材の量と人数の把握をうまくで きず、少し窮屈な状態での移動となってしまったが次回のぷちフリンジ@函館ではそういった点に ついてももう少し注意深く準備したいと思った。 (※文責: 塩野景子) Group Report of 2012 SISP - 77 - Group Number 14 Fringe Japan 5.3 今後の課題 プロジェクト全体の今後の課題としてフリンジを日本でフリンジフェスティバルを開催するため の仕組みを引き続き考案することがあげられる。今年度の活動を通して、 ・フリンジフェスティバルの会場を主宰側から何件かアーティストに提供する ・会場の詳しい情報を公開する ・主宰側からアーティストにオファーをかける ・アーティストの当日飛び入り参加を許可 ・web サイトに各会場に出演するアーティスト情報を載せる などの仕組みを作ることができた。だが、これだけでは日本でフリンジフェスティバルを開催する ための仕組みとして完璧とは言えない。また、今回のイベントが比較的小さなイベントだったとい うこともあり、大規模なフリンジフェスティバル開催のための仕組みを考案するのに不十分であっ た。そこで、次年度も函館でフリンジフェスティバルを開催し、仕組みを考案していく予定である。 その他にも、フリンジフェスティバルを日本で広めるための宣伝方法で、メディアを利用した宣伝 がよいという案が出た。テレビやラジオなどのメディアに取り上げてもらう方法についても検討す る必要がある。なぜフリンジフェスティバルを日本に広げていくのかという理由を含めて函館市民 にフリンジジャパンの活動を理解してもらうことが今後の課題となる。 また、スポンサーになってくれる団体を確保することも今後の課題である。今回のイベントは、会 場を無料で提供していただくなど、資金のかからないような仕組みで行った。だが、スポンサーを 確保することができれば、ビラやポスターなどの印刷代にスポンサーからの資金を利用することが でき、効率的に宣伝をすることができる。それだけでなく、函館市民にスポンサーになっていただ くことで、フリンジジャパンがより市民に近い組織として市民に認知され、地域貢献につなげるこ とができるのではないだろうか。 (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP - 78 - Group Number 14 Fringe Japan 第6章 当日の様子 ・ぷちフリンジ@函館一日目の様子 ぷちフリンジ@函館一日目:IRISH PUB EILEY’S 本町店の様子を以下に記載する。 Group Report of 2012 SISP 図 6.1 一日目の様子 (1) 図 6.2 一日目の様子 (2) - 79 - Group Number 14 Fringe Japan Group Report of 2012 SISP 図 6.3 一日目の様子 (3) 図 6.4 一日目の様子 (4) - 80 - Group Number 14 Fringe Japan 図 6.5 一日目の様子 (5) 図 6.6 一日目の様子 (6) (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP - 81 - Group Number 14 Fringe Japan ・ぷちフリンジ@函館二日目の様子 ぷちフリンジ@函館二日目:むげん空間& cafe 小春日和の様子を以下に記載する。 Group Report of 2012 SISP 図 6.7 二日目の様子 (1) 図 6.8 二日目の様子 (2) - 82 - Group Number 14 Fringe Japan 図 6.9 二日目の様子 (3) 図 6.10 二日目の様子 (4) Group Report of 2012 SISP - 83 - Group Number 14 Fringe Japan 図 6.11 二日目の様子 (5) 図 6.12 二日目の様子 (6) (※文責: 横山朋宏) Group Report of 2012 SISP - 84 - Group Number 14 Fringe Japan ・イベントでの装飾 図 6.13 装飾 (1) 図 6.14 装飾 (2) (※文責: 新山優佳) Group Report of 2012 SISP - 85 - Group Number 14 Fringe Japan 第 7 章 期間ごとの個人活動履歴 7.1 各人の課題の概要とプロジェクト内における位置づけ ・野田享聖:広報担当 web サイト作成 5月 web サイト作成に必要な知識の獲得 5–11 月 web サイト作成 12 月 最終発表の準備 1月 最終報告書の作成 (※文責: 野田享聖) ・武井良太:予算兼事務作業担当 フリンジフェスティバル予算作成 5月 大学予算の作成・フリンジ予算の作成 6月 大学予算の作成・書類作成 7月 はこだてフリンジフェスティバル予算の作成・事務的作業 9月 アーティストへの連絡 10 月 物品購入 11 月 イベントスタッフとして MC 担当 12–1 月 最終報告書作成 (※文責: 武井良太) ・高田樹:リーダー兼会場担当 プロジェクトの運営 会場訪問 5月 イベント会場のリストアップ 6月 年間スケジュールの作成・会場訪問 7月 会場訪問の準備 8月 出演アーティスト募集 9月 イベント会場確定、アーティスト募集活動 10 月 参加アーティストとの話し合い、会場責任者との打ち合わせ 11 月 イベント開催、イベント終了後の反省およびイベントレポート作成 12 月 イベントレポート作成、報告書作成 1月 報告書作成 (※文責: 高田樹) ・新山優佳:デザイン担当 ロゴフライヤーの表紙作成 5月 ロゴ作成 6月 ロゴ作成、フライヤー作成 7月 フライヤー作成 9月 ガイド作成 Group Report of 2012 SISP - 86 - Group Number 14 Fringe Japan 10 月 ガイド作成 11 月 イベントレポート作成 12–1 月 イベントレポート作成、最終報告書作成 (※文責: 新山優佳) ・横山朋宏:会場担当 会場訪問 フライヤーの文章作成 5月 フライヤー作成 6–7 月 フライヤー作成、会場確保・宣伝 9–10 月 アーティストの確保、連絡 11 月 アーティストとの連絡 12–1 月 最終報告書作成 (※文責: 横山朋宏) ・村木詩織:デザイン担当 ロゴ、ガイド、サイトデザイン作成 5月 ロゴ案の作成 Fringe Japan プロジェクトの作成を行った。まず始めにプロジェクトメンバー全員で、 ブレインストーミングを用いて、「お祭り」「笑顔」「つながり」「日本」などのキーワードを 抽出した。このキーワードを元にイメージコンセプトを定めデザイン案を作成、スケッチで 書き起こし、Illustrator で出力し約 20 種のアイデアを作成。そののち話し合いなどで候補 をしぼり訂正をくわえ最終的に全員で話し合いロゴを決定した。 6月 名刺の作成・ガイドデザインの作成・サイトデザインの作成 ・名刺の作成について 本プロジェクトではスポンサーの獲得や、会場の確保、アーティストの方との交渉など様々 な場面で名刺を使用する機会があるため、既存の名刺のデザインをもとに名刺を作成した。 ・ガイドデザイン ガイドは11月に行われたぷちフリンジ@函館の詳細な情報を記載するために使用した。記 載した情報はアーティスト情報、会場情報、イベントのスケジュールなどである。ガイドの 使用例は2種類あり、まず、当日にお客さんなどに配りぷちフリンジ@函館の情報を確認し てもらうために使用する。後期の活動では同じくデザイン担当の新山にガイドデザイン作成 の仕事を引き継いだ。 7月 ガイド作成・中間発表のポスター作成 ・中間発表のポスター作成 中間発表のポスターは、ワーキンググループが提示したテンプレートをもとに作成した。最 初にある程度のデザインを作成したのちに、他のメンバーが作成した文章部分をいれポス ターの最終調整を行った。 9月 未来祭のポスター作成 ・未来祭のポスター作成 未来祭でチョコバナナを売るために宣伝のためのポスターを作成した。お祭りの雰囲気に合 Group Report of 2012 SISP - 87 - Group Number 14 Fringe Japan わせポップでかわいいデザインにした。 10 月 ポスター・チラシ・ステッカーの作成 ・ポスターの作成 11月に行ったぷちフリンジ@函館のためのポスターを作成した。今回のぷちフリンジ@函 館は冬に行うこと、また、イベント会場が 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店と 2 日 目がむげん空間& cafe 小春日和で行い両会場とも落ち着いた大人な雰囲気の会場だったた め、会場の雰囲気や季節感にあわせシックなデザインのポスターを作成した。作成したポス ターは、IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和のほか函館市青年セ ンターなどにも貼っていただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 ・チラシの作成 ポスター同様、11月に行ったぷちフリンジ@函館の宣伝のためにチラシを作成した。チラ シはポスターに書いた内容のほかぷちフリンジ@函館の詳細な情報を記載した。作成したチ ラシは、ポスターと同じく IRISH PUB EILEY’S 本町店やむげん空間& cafe 小春日和の ほか函館市青年センターなどにも設置していただきぷちフリンジ@函館の宣伝に使用した。 11 月 ポスター・チラシ・ステッカーの作成・イベントリハーサルの機材運搬・当日のスタッフ ・ステッカーの作成 ステッカーは 1 日目が IRISH PUB EILEY’S 本町店で使用した。IRISH PUB EILEY’ S 本町店では、お客さんにチャージ代を請求する。ぷちフリンジ@函館では、いつ来ていつ 帰ってもよいというシステムで大勢のお客さんの出入りがありお店の方がチャージ代を支 払ったかどうかの把握が出来なくなるおそれがあるため、チャージ代を支払った方にステッ カーを貼っていただき、お店の方がお客さんを区別するために使用した。 ・イベントリハーサルの機材運搬 ぷちフリンジで使う機材の運搬を行った。リハーサル中でお店の中に入ることが出来なかっ たので機材を運びリハーサルが終わるタイミングで機材を受け取りにむかった。 ・当日のスタッフ 当日の受付や、会場の設置などを行った。 12 月 最終発表のポスター作成・最終レポート作成 ・最終発表のポスター作成 最終発表のポスターは、中間発表の時に作成したポスターをもとに作成した。中間発表のポ スアーをもとにテンプレートを作成し、そこに作成した文章をいれ最終調整を行った。 1月 最終レポート作成 (※文責: 村木詩織) ・丸田えり:広報兼書記担当 ツイッター・フェイスブック管理、会場訪問 5月 宣伝用プロモーションビデオ作成 6–7 月 会場の確保・宣伝 9月 出演アーティストの募集 10 月 出演アーティストの募集・web ページ作成・イベント準備・facebook でイベントの作成・ Group Report of 2012 SISP - 88 - Group Number 14 Fringe Japan イベントの機材確保・リハーサル準備・タイムテーブル作成 11 月 音響設置の為の会場確認・機材運搬、設置・イベントでの音響、2012 フリンジ CM 兼これ 以降のフリンジの宣伝ビデオの作成 12–1 月 最終レポート作成 (※文責: 丸田えり) ・塩野景子:予算担当 銀行口座の開設、チケット販売方法の検討 5月 銀行口座の開設の検討 6–7 月 チケット販売方法の検討 9月 未来祭の出店に向けての準備 10 月 web サイトのアーティスト欄と店舗紹介のページ作成 11 月 イベント当日の機材運搬の手配 12 月 最終発表のポスターの文章作成 1月 最終報告書の作成 (※文責: 塩野景子) Group Report of 2012 SISP - 89 - Group Number 14 Fringe Japan 付録 A 新規習得技術 ・フライヤー作成にあたり、イラストレーターを習得 ・web サイト作成にあたり、html 言語を習得 ・報告書作成にあたり、TeX を習得 (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP - 90 - Group Number 14 Fringe Japan 付録 B 活用した講義 ・コミュニケーション ・情報デザイン演習 ・アジャイル講座 ・TeX 講座 (※文責: 高田樹) Group Report of 2012 SISP - 91 - Group Number 14
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