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【2012/ 最終】プロジェクト No.9 暗号ハードウェアー乗算器編 担当教員: 白勢政明 , 川嶋稔夫
暗号ハードウェアー乗算器編
Cryptographic Hardware - Multiplier.
木村圭吾
畠山遼平
村山広行
加藤翔
小林悠太
Keigo Kimura
Ryohei Hatakeyama
Hiroyuki Murayama
Sho Kato
Yuta Kobayashi
暗号の重要性
Importance of cryptography
共通鍵と公開鍵の仕組
送信者
暗号化
文の内容
暗号化
暗号化した文章
送
共通鍵
受
信
公開鍵
信
受信者
複合化
複合化
暗号化した文章
元の文章
共通鍵方式と公開鍵方式を使
うことのより送信速度と安全
性を偏らないように上げるこ
とができる。
秘密鍵
共通鍵
このように共通鍵と公開鍵を用いることにより、データの内容を見るまでの工程が複雑になりデータの安全性が保たれやすくなる。
128 ビット乗算器
Importance of cryptography
鍵暗号に使われる鍵は他者にわからないようにするため
に、膨大な桁を持つ数を分解して得られる2つの素数の
乗算の式が鍵となっている。一般的には、64 ビットの乗
算器を複数個用意し、それらを使用しこのような膨大な
桁を持つ素数を計算をしてきた。しかし、実際には 64 ビッ
ト以上の計算をしているとは言え 1 度に計算しているわ
けではなく、64 ビットづつ計算しているのでどうしても
スピードが落ちてしまう。そこで、本プロジェクトでは
64 ビット以上の数を 1 度に計算できるような大きな乗算
器の作成を目的として活動してきた。本年度はまず、128
暗号乗算の例
11438162575788886766923577997614661201021829672124236256256184293
5706935245733897830597123563958705058989075147599290026879543541
3490529510847650949147849619903898133417764638493387843990820577
32769132993266709549961988190834461413177642967992942539798288533
これが暗号の鍵となっている
ビットの乗算器の作成を目的とし活動してきたが、最終
的に 256 ビット、512 ビットなど徐々にビット数を増や
下の2つの式から上の計算結果導きだすのは難しい計算ではないが上の計算結果
してより大きな乗算器の作成をしていく予定である。
から下の2つの式を導きだすにはとても難しい。
この計算を高速でするために、128ビットの乗算器を作っている。