平成25年度第2回 公立大学法人公立はこだて未来大学経営審議会議事録 1 日 時 平成25年11月18日(月)10:00~10:55 2 場 所 公立はこだて未来大学4階特別応接室 3 出席者 委 員:(学内委員)中島理事長(議長),高橋副理事長,片桐理事,鈴木理事, 白鳥理事 (学外委員)嵯峨委員,佐藤委員,山﨑委員 監 事:鎌田監事,和根﨑監事 事務局:蛭子井企画総務課長,相馬財務・研究支援課長,加納教務課長 4 議事 (1) 審議事項 ① 平成25年度補正予算(案)について ・事務局から,平成25年度補正予算(案)について説明があった。 各委員 ・公立はこだて未来大学の行っている教育や研究と,国際水産・海洋総合 研究センターのイメージが繋がらないのだが,センターに入居する教員の 研究はどのようなものなのか。また,入居の期間について制限はあるのか。 理事長 ・マリンITや実験機材を扱う研究を行っている教員が入居を予定してい る。マリンITについては,同じくセンターに入居する北海道大学との共 同研究等について連携を強化できると考えている。入居期間についての期 限はあるが,更新して本学の研究施設として活用したい 以上の議論ののち,原案どおり了承された。 (2) 報告事項 ① 公立大学法人公立はこだて未来大学平成24年度業務実績に関する評価 (函館圏公立大学広域連合公立大学法人評価委員会)について ・事務局から,函館圏公立大学広域連合公立大学法人評価委員会に提出した 平成24年度業務実績報告書等に基づき,同委員会において評価が行われ, 全体的に年度計画を順調に実施しているとの評価を受けたとの報告があった。 また,以下の意見交換が行われた。 各委員 ・高度ICTコースへの受け入れは学部から行うのか。また,大学・大学 院一貫とする場合,大学院の入学検定料についてはどのように扱うのか。 ・授業評価は公表しているのか。 理事長 ・高度ICTコースの1期生は学部3年生である。大学院への進学につい ては,現在の制度では入学試験を行うこととなるが,将来的に6年一貫教 育を目標としているため,入学検定料については,今後の検討としたい。 ・授業評価については,学内で公表している。 ② 公立大学法人公立はこだて未来大学第2期中期目標(案)について ・事務局から,函館圏公立大学広域連合が作成した公立大学法人公立はこだ て未来大学第2期中期目標(案)について報告があった。また,以下の意見 交換が行われた。 各委員 ・国際交流を行う上で,留学生の受け入れや派遣に関して,財政的支援を 考慮しなければいけないと考えているのだが,公立はこだて未来大学独自 の支援策について検討しているのか。また,積極的な外国人教員の採用を 実施しているのか。 ・学部から大学院への進学はどのような状況か。また,基本的な目標の 「研究」に掲げてあるオンリーワンの成果とコラボラティブ・ラボラトリ との関連性はあるのか。 理事長 ・本学独自の留学生の奨学金制度を導入するためには,なかなか難しいの が現状となっている。文部科学省等,国の制度を積極的に利用したい。将 来的には,公立はこだて未来大学振興基金の活用も検討したい。外国人教 員の採用については,本学には,現在9名が在職しており,コミュニケー ション分野だけではなく,専門分野の教員もおり,他大学と比較しても多 いとは思うが,今後も外国人教員の積極的な採用を進めたい。 ・大学院の充足率については,進学と就職に対する保護者の思惑等もある のだが,高度ICTコースを含め本学の特色を生かし対処しなければなら ないと考えている。オンリーワンの成果として,マリンITなど特化した 分野を世界に発信したいと考えており,コラボラティブ・ラボラトリは研 究室にとらわれない研究協力の拠点として活用したい。
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