メジアン 6.最大・最小(2)

メジアン 6.最大・最小(2)
[四メジCH6](1)a(a+b)=8.a(b+5)の最大値 (2)領域と最大,最小
(1) a0 a + b1 =8 が成り立つとき,a0 b +5 1 は a =
ア
,b =
イ
x 2 + y 2 =4 から y 2 =4- x 2 …… ①
で最大値
2
y ) 0 であるから 4- x ) 0
4x +2y 2
よって -2 (x( 2 …… ②
ウ
10
また 4x +2y 2 =4x +204 - x 21 =-2x 2 +4x +8
をとる。
1
(2) x,y が不等式 -x +2y( 8,3x +2y( 24,x) 0,y) 0 を満たすとき,- x + y
4
の最大値と最小値を求めよ。
座標平面上に 4 点 O (0,0),A (1,0),B 0 1,t1 ,C 0 0,t1 0 1< t <21 がある。直線
y =2x と線分 BC の交点を P,P を通る傾き -2 の直線と線分 AB の交点を Q,Q を通
=-20 x - 11 2 +10
-2
② の範囲で,4x +2y 2 は
O
x =1 のとき最大値 10,
x
1 2
の t の値を求めよ。
x =-2 のとき y 2 =0 よって y =0
(2) x =4 ,y =6 のとき最大値 5,x =8 ,y =0 のとき最小値 -2
s t =
したがって x =1,y = $U 3 のとき最大値 10
解説
直線 BC を表す方程式は y = t
(1) (ア) a0 a + b 1 =8 から ab =8- a 2 …… ①
f 0 a 1 = ab +5a =-a +5a +8
=- a - 5
2
8
9
2
2
s x =
5
よって,f 0 a 1 は a = のとき最大値をとる。
2
円 0 x - 1 1 2 + y 2 =1 …… ① の周である。
57
(ウ) 最大値は 4
3
3x +4y = k …… ② とおくと,これは傾きが - ,
4
y
領域 D は右の図の斜線部分のようになる。
ただし,境界線を含む。
1
- x + y = k …… ① とおく。
4
y 切片が
A
6
直線 ① が領域 D と共有点をもつような k の値の
最大値と最小値を求めればよい。
B
8 x
O
直線 ① が A 0 4,6 1 を通るとき k は最大で
k =-
4
1
・ 4+6=5
4
直線 ① が B 0 8,0 1 を通るとき k は最小で
k =-
1
・ 8+0=-2
4
よって x =4 ,y =6 のとき最大値 5,
② から y =
実数 x,y が x 2 + y 2 =4 を満たしているとき,4x +2y 2 の最大値と最小値,およびその
ときの x,y の値を求めよ。
s x =1,y = $U 3 のとき最大値 10;x =-2,y =0 のとき最小値 -8
9
②
8
k - 3x
4
y =0 とすると x =2- t ゆえに R 0 2 - t,01
2
x
①
9
2
=1
ゆえに 0 k +2 10 k -8 1 =0 よって k=-2 ,8
よって AQ=2t -2,AR=1- 0 2 - t1 = t -1,BP=1-
t
,
2
t
2
D
= 0 3k+ 16 1 2 -25k 2 =0
4
0 四角形 OPQR の面積1 = 0 長方形 OABC の面積1 - △AQR- △BPQ- △COP
1
1
t
1
t
=1 ・t - 0 2t -21 0 t -11 - 1 - 0 2 - t1 - t・
2
2
2
2 2
8
1
2
4
= ③ から y = -2-3 ・
4
5
5
8
9
3 ・ 8 + 16
8
=
25
5
1
8
4
=
③ から y = 8-3 ・
4
5
5
9
9
3
3
4
=- t 2 +4t -2=- t 2
2
3
8
1< t <2 であるから,t =
-20 3k + 16 1
3k + 16
をもつ。
=
25
2 ・ 25
3 ・ 0 -2 1 + 16
2
=
25
5
8
x
したがって
直線 ② が円 ① に接するとき,④ の判別式を D とすると k =8 のとき x =
1
A
更に,直線 QR を表す方程式は y - 0 2t -21 =20 x -11 すなわち y =2x +2t -4
k
4
分母を払って整理すると 25x 2 -20 3k +16 1x + k 2 =0 …… ④
このとき,④ は重解 x =-
R
x =1 とすると y =2t -2
O 1
③ を ① に代入して 0 x - 1 1 2 +
O
よって Q 0 1,2t -21
k - 3x
…… ③
4
k =-2 のとき x =
[四メジ問37]x^2+y^2=4のとき,4x+2y^2の最大値,最小値"四メジアンⅠⅡAB受神戸学院大#
t
2
BQ= t - 0 2t -21 =2- t,CO= t,CP=
x =8 ,y =0 のとき最小値 -2
解説
8
になる。
D
Q
y - t =-2 x -
y
図から,直線 ② が円 ① に接するとき,k は最大! 最小
4
t
すなわち y =-2x +2t
k
の直線を表す。
4
B
また,直線 PQ を表す方程式は
8
4
2
4
,y = のとき最大値 8;x = ,y =- のとき最小値 -2
5
5
5
5
等式 x 2 + y 2 =2x を満たす点 0 x,y 1 の存在範囲は,
P
C t
8 2 ,t9
解説
5
25
7
(イ) このとき,① から b =8 ゆえに b =
2
4
10
(2) 与えられた連立不等式の表す領域を D とすると,
2
実数 x,y が x + y =2x を満たしながら動くとき,3x +4y の最大値と最小値を求めよ。 したがって P
57
+
4
y
t
y =2x において,y = t とすると x =
2
[四メジ問38]x^2+y^2=2xを満たす3x+4yの最大,最小" 四メジアンⅠⅡAB受学習院大#
2
4
2
のとき最大値
3
3
解説
x =-2,y =0 のとき最小値 -8
f 0 a 1 = a0 b +5 1 とする。① を代入して
る傾き 2 の直線と x 軸との交点を R とする。四角形 OPQR の面積の最大値とそのとき
-8
① から,x =1 のとき y 2 =3 よって y = $U 3
5
7
57
(イ) (ウ) 2
10
4
[四メジ問39]座標平面上の四角形の面積の最大値"四メジアンⅠⅡAB受滋賀大#
8
x =-2 のとき最小値 -8 をとる。
s (1) (ア) 8
4
2
4
,y = のとき最大値 8;x = ,y =- のとき最小値 -2
5
5
5
5
したがって x =
2
2
2
9 +3
4
2
のとき最大値
をとる。
3
3
[四メジ問40]2食品の栄養素含有量に関する線形計画法"四メジアンⅠⅡAB受自治医科大#
2 種類の食品 A,B の 100 g あたりの栄養素含有量は
右の表の通りである。食品 A と B を組み合わせて糖
質を 40 g 以上,蛋白質を 20 g 以上とる必要がある。
一方,脂質摂取量は最小に抑えたい。このような条件
下で脂質は何グラムとることになるか。
s 8 g
糖 質
蛋白質
脂 質
A
20 g
5g
3g
B
10 g
10 g
3g
小値を求めよ。
解説
2
食品 A,B を,それぞれ x g,y g とすると
20
10
5
10
x+
y) 40,
x+
y) 20,x) 0,y) 0
100
100
100
100
s (1) u 2 - v =1 ,u の最大値
よって,点 0 x,y1 の存在範囲は図の斜線部分。
ただし,境界線を含む。
y
400
3
3
x+
y が最小となる
このとき,脂質摂取量 k =
100
100
のは,直線 y =-x +
100
400 400
k が点
,
を通ると
3
3
3
8
9
400
3
3
400
3
400
+
=8
きで,最小値は ・
・
100
3
100
3
したがって,最小脂質摂取量は 8 g
400
3
400
200
[四メジ問41]x>0,y>0,x+y=1のとき,1/xy,(1+1/x)(1+1/y)の最小値"四メジアンⅠⅡAB受神戸薬科大#
x,y が x >0,y >0,x + y =1 を満たすとき
1
(1) がとりうる値の最小値を求めよ。
xy
8
1
x
98
1+
2U 3
2 3
2
,最小値 - U (2) 最大値 2,最小値
3
3
3
1
がとりうる値の最小値を求めよ。
y
9
1
1
1
1
s (1) x = ,y = のとき最小値 4 (2) x = ,y = のとき最小値 9
2
2
2
2
解説
(1) x >0 ,y =1- x >0 から 0< x <1
8
9
1
+
4
1
1
よって,xy は x = のとき最大値
をとる。
2
4
このとき y =1 したがって,
1
(2) 1 +
x
8
98
1
1
=
2
2
1
1
1
は x = ,y = のとき,最小値 4 をとる。
2
2
xy
1
1
1
1
x+y
1
2
1+
=1+ + +
=1+
+
=1+
y
x
y
xy
xy
xy
xy
9
1
1
したがって,x = ,y = のとき最小値 1+2 % 4=9 をとる。
2
2
t (1) x >0,y >0 であるから,相加平均と相乗平均の関係により
点 0 x,y 1 と点 0 0,1 1 との距離の 2 乗が
1
最小 (最大)
点 0 x,y 1 は,右の図の正方形の内部および周上を
(1) x 2 + xy + y 2 =1 から 0 x + y 1 2 - xy =1
動くから
よって,u,v の満たす関係式は u 2 - v =1 …… ①
0 x,y 1 = 0 0,1 1 のとき最小値 0,
また,x,y を 2 解にもつ 2 次方程式は t 2 - ut + v =0 であり,x,y は実数であるから,
0 x,y 1 = 0 1,0 1 のとき最大値 2 % 0U 2 1 2 =4
O
x
1
① から v = u 2 -1
[四メジ例6(1)]x^2+y^2=1のときy^2+6xの最大値,最小値"四メジアンⅠⅡAB受名古屋学院大#
これを ② に代入すると u 2 -40 u 2 -11 ) 0
実数 x,y の間に x 2 + y 2 =1 の関係があるとき,y 2 +6x の最大値と最小値を求めよ。
2 3
2 3
整理して 3u 2 -4 ( 0 ゆえに - U (u( U …… ③
3
3
s x =1 ,y =0 のとき最大値 6,x =-1 ,y =0 のとき最小値 -6
よって,u の最大値は
2U 3
2 3
,最小値は - U
3
3
解説
x 2 + y 2 =1 から y 2 =1- x 2 …… ①
(2) x 2 + xy + y 2 =1 から x 2 + y 2 =1- xy =1- v
2
y 2 ) 0 であるから 1- x 2 ) 0
2
=1- 0 u -11 =-u +2
よって -1 (x( 1 …… ②
2 3
2
③ において,x 2 + y 2 は u =0 のとき最大値 2,u = $ U のとき最小値 をとる。
3
3
ここで y 2 +6x = 01 - x 21 +6x
u u =0 のとき v = 0 -1=-1
2
x 2 + 0 y - 1 1 2 が最小 (最大)
解説
2
1
xy = x0 1 - x 1 =-x 2 + x =- x 2
判別式を D とすると D) 0 すなわち u 2 -4v) 0 …… ②
x
O
y
26x 2 + 0 y - 1 1 27 が最小 (最大)
(2) x + y の最大値と最小値を求めよ。
1
すなわち y) -2x +400,y) - x +200,x) 0,y) 0
2
(2) 1 +
t (与式)=26x 2 + 0 y - 1 1 27
2
x+y
1
) U xy x + y =1 であるから ) U xy
2
2
1
1
よって ) 4 等号は x = y = のとき成り立つ。
2
xy
1
1
1
したがって,
は x = ,y = のとき最小値 4 をとる。
2
2
xy
② の範囲において,y 2 +6x は x =1 で最大値 6,
x =-1 で最小値 -6 をとる。
x =1,y =-1 または x =-1,y =1
① から x = $1 のとき y =0
8
9
2
-1=
実数 x,y が x 2 + xy + y 2 =1 を満たすとき,次の問いに答えよ。
(1) x + y = u,xy = v とする。u,v の満たす関係式を求めよ。また,u の最大値と最
-1
1
O
x
3
-6
p x =1 ,y =0 のとき最大値 6
1
3
x =-1 ,y =0 のとき最小値 -6
u
3
このとき D =0 であるから x = y = = $ U
3
2
[四メジ例6(2)]領域(円,直線)とx+yの最大値,最小値"四メジアンⅠⅡAB受近畿大#
連立不等式 x 2 + y 2 ( 4 ,y( U 3 x,y) 0 の表す領域を D とする。点 (x,y) が領域 D を
[四メジ問43](x+y-1)^2+(x-y+1)^2の最小値と最大値"四メジアンⅠⅡAB受岐阜聖徳学園大#
0 (x( 1 ,0 (y( 1 のとき,0 x + y - 1 1 2 + 0 x - y + 1 1 2 の最小値は
イ
ア
動くとき,x + y の最大値と最小値を求めよ。
,最大値は
s x = U 2 ,y = U 2 のとき最大値 2U 2 ,x =0 ,y =0 のとき最小値 0
である。
解説
領域 D は図の斜線部分 (境界線も含む)。
s (ア) 0 (イ) 4
x + y = k とおくと y =-x + k …… ①
解説
x + y のとる値は,直線 ① が領域 D と共有点をもつときの k の値である。
2
2
2
2
0 与式 1 = 6 x + 0 y - 1 1 7 + 6 x - 0 y - 1 1 7 =26 x + 0 y - 1 1 7
2
2
0 (x( 1 の範囲において 0 ( x ( 1
2
2
2
0 (y( 1 の範囲において 0 ( 0 y - 1 1 ( 0 -1 1
k の直線 ① の y 切片であるから,直線 ① が円 x 2 + y 2 =4 に y) 0 の範囲で接するとき
最大値をとり,原点を通るとき最小値をとる。
x =0 のとき x 2 =0 , x =1 のとき x 2 =1
2
y =1 のとき 0 y - 1 1 2 =0 , y =0 のとき 0 y - 1 1 2 =1
よって,与式は x =0 ,y =1 のとき最小値 20 0 +01 = ア 0, x =1 ,y =0 のとき最大値 20 1 +11 = イ 4
[四メジ問42]x^2+xy+y^2=1のときx^2+y^2の最大,最小"四メジアンⅠⅡAB受同志社大#
6
=-0 x - 3 1 2 +10
このとき,x,y は t 2 -1=0 の 2 解であるから
2 3
2 3
u = $ U のとき v = $ U
3
3
y 2 +6x
10
y
円 x 2 + y 2 =4 と直線 ① が接するとき
-k
U 12+12
2U 2
=2 よって k = $2U 2
2U 2
D
y) 0 の範囲であるから k =2U 2
直線 ① が原点を通るとき k =0
-2
O
p x = U 2 ,y = U 2 のとき最大値 2U 2
x =0 ,y =0 のとき最小値 0
y= U 3 x
2
-2
2
x