水稲重点技術対策 - JA越前たけふ

越前たけふ 姫のブラン ド力を高めていくため、「重点技術 対策」に取 り組み、消 費者から信頼され
る「高品質」で「良食味」な米づくりを実践しましょう。
■ JA 越前た けふでは 全国に先ん じ て 水稲の特別栽培化を 進めて きました が、よ り安全・
安心な省農薬(農薬8割減)栽培などを行い、消費地や卸業者に「環境にやさしい米づく
り」を更にアピールすることで、越前たけふ姫のイメージアップを図りながら、少しでも
「高く売れる米を作ろう」という生産者の努力が十分に報われるよう、新たな買入制度を
実施することで、意欲ある生産者を支援してまいります。
■ 山 間 地 ・ 平 坦 地 と もに 品 質 が 良 く 、 比 較 的収 量 や 食 味 が 高 い 品 種 の あ き さ か り に つ い
て 、 省農 薬の 契 約 栽 培を 進 め ます。 とく に 、 集落 営 農 な どの 大 規 模 経営 体 に お いて は水
稲 作 付の 1割 ~ 2割 の面 積 を目 途に 団 地化 しな がら 省農薬 栽 培を 進め 、 所得 の維 持 向
上を目指しましょう。
この栽 培に ついて は 、 完全有 機栽 培に近 い も のの、 栽培 期間中 、本 田にお いて 初中期 一
発除草剤を1回のみ使用できるた め、除草や病害虫防除のポイントをしっかり抑えれば
比較的容易に取り組むことができます。
① 病害防除
い も ち 病 や 紋 枯 れ 病 は 窒 素 過 多 、 過 剰 生 育 に な る と 発 生し や す く なる た め 、 植え 付 け の
段 階 か ら 密植 を 避 け 、 薄 播 き ・ 細 植 え を 徹 底す る 。 又 、 秋口 か ら 田 ん ぼ へ ケ イ 酸 を 補 給 し 、
深耕することで、生育中の茎葉を硬くし、稲の活力を高めることで病気に罹りにくくする。
② 除草対策
ノ ビ エは 代掻 き 後 か ら 伸 び 始 め 、2 週 間 で 2 . 5 葉 期 に なる た め 、
代掻きから田植までの期間を空け過ぎないこと。又、田植え後は
稲 の 生育 にあ わ せ 、 徐々 に 深 水管理 を徹 底 し、 7 月 1 0日頃 ま で 田
面を露出させないようにする。(中干し延期)
深水管理
③ 斑点米防除
カメムシ類は畦畔のイネ科雑草が好
物のため、水田周辺から侵入するカメム
シ類の密度を低くするために、畦畔の草
刈り及び本田内の除草をこまめに行う。
■ JA越前たけふでは米の卸売業者や外食産業への直接販売を行っており、それら実需
者からは、すし米や掛け米として、現在では希少品種となりつつある「日本晴」の引合い
要望が多くあることから、4年後の減反廃止を見越して、「日本晴」の生産販売を中長期
的に強化する「日本晴復活プロジェクト」を実施し、激化する産地間競争の中での生き
残りを目指しています。
■ 白未 熟粒 によ る 品質 低 下が 著し い 平坦 地で は 、コシ ヒカリ よ りも比 較 的高 温登 熟 に 強
い 品 種 の 日本 晴 の 作 付で 作 期 の 分散 を 行 い つつ 、 2 7 年産 か ら は 本格 的 に 寿 司好 適 用
とした特別栽培での作付を進め、需要に応じ た生産で所得の確保と 経営の安定を図り
ましょう。
■ JA越前たけふでは安全・安心ならびに高食味かつ高品質について具体的に表現する
た め 、特 別栽 培 コシ ヒカ リ を 中 心に 穀 粒 判 定器 や 食 味 分析 計 によ る 整 粒 歩 合 や食 味 値
の測定・紙 袋などへの 表示を行うとともに、生産者のモ チベーション向上のため、分析
指数に応じた米の買取制度を平成22年産より実施しており、27年産についても、買取
制度とあわせて国の助成措置も継続されることから、取組の拡大をお願いします。
■ 例年、インセンティブ買入の対象となる整粒歩合や食味値が基準値を超えるものは全
体の5%~ 10%程 度 となってい ます。近 年 の傾向とし ては平坦地 においては 食味値が
高い(基準値を超える)一方、整粒歩合が低く(基準値を下回る)なっています。山間地で
は真逆の傾向(整粒歩合は 高いが、食味値が低い)と なって いるため、地帯別にそ れら
を補う作期や肥培管理で特選「越前しきぶ姫」の生産を目指しましょう。
平坦地
山間地