* * * * 腎障害時の薬剤チェックリスト H26.7.16

腎障害時の薬剤チェックリスト
eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり
薬剤名
eGFR体表面積補正無し(≒CCr)
>50
50~31
■
アサコール
2400~3600㎎
分3
■
アスピリン末
0.5~4.5g
分1~3
▲
アドシルカ
>80 40mg分1
>50 20mg分1
■
30~11
HD
透析
透析性
腎機能廃絶
使用可
×
禁忌エビデンス無し
○
添付文書では重篤な腎障害に禁忌となっ
添
重篤なている(MCLSを除く解熱鎮痛)
①②
×
重度の- ①添
禁忌
×
重度の- 添腎
24μ g 分1
から開始
不明
≦10
慎重投与
禁忌
腎機能正常者と同量を慎重投与
(≦10は投与を避ける)
禁忌
10㎎/day
1回2.5mg
1日max2.5mg
*
アマージ
*
アミティーザ
*
アロプリノール
*
イーケプラ
*
イグザレルト
15mg
分1
■
インフリーS
400㎎
分2
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
★
エクジェイド
20~30㎎/kg
分1
エブトール
500㎎
分1
■
*
1日max5mg
48μ g
分2
*
エリキュース
500~1000
㎎
分1
○
透析後の補充量250~500㎎
*
腎
添①
×
15≦Ccr<30は、慎重に検討した上で投与 重篤な- 腎
添:<15で禁忌
<15 添①
重腎禁忌だ
が減量不要
×
①CKDガイド2012は<50で禁忌
②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要
50~40
<40以下を高度として定義し
不明
20mg/kgを
禁忌としている
(備考参照)
分1
×
海外データ <40で禁忌を設定
①HD:腎機能の廃絶した患者には腎機能 高度の- 腎①
正常者と同じ
500~1000㎎
分2
1000~2000㎎ 500~1500
分2
分2
禁忌
Ccr<15で禁忌
10mg
分1(Ccr15~50)
500㎎
24~36hr毎
1回250~
250~500㎎ 500㎎48hr
48hr毎
毎
HD後
○
禁忌
Ccr<15で禁忌
○
①80歳以上②60kg以下③SCr1.5mg/dL以上のうち
2つ以上が該当すれば
0.6~3.6g
(HD日はHD後)
低用量から開始し、漫然と投与を継続しない。
1.25~10㎎
分1~2
低血糖を起こしやすいため少量
から開始(投与を避ける)
(禁忌)
ガバペン
>60
600~2400㎎
分3
59-30
29-15
400~1000
200~500㎎
㎎
分1
分2
14-5
100~200㎎
分1
(200㎎をHD後追加)
■
カロナール
1500~4000㎎
分3
▲
グリミクロン
20~160㎎
分1~2
■
グリメピリド
1~6㎎
分1~2
★
■
*
▲
*
クレストール
**
腎
①②
腎
①②
重篤な添腎
<15
○
腎機能低下患者への長期投与による
トリメチルアミンなどが蓄積するおそ
れあり。
×
添付文書では禁忌だが、実臨床では低血
腎
糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な①②
対象外とする
(禁忌)
活性代謝物に
蓄積もあり投与
は避ける
重篤な-
○
HDや<5は添付文書を参照
*
添①
腎
*
①添
重篤な-
腎
①②
血中濃度は上昇するものの、少量では減
量の必要なし、重篤な腎障害に禁忌となっ
ているが、NSAIDより安全
○
②<10で投与間隔を1.5~2倍に延長する
高用量投与では<30は医師に確認してく
ださい
減量の必要なし
添付文書は禁忌だが、代謝
物の活性が弱く低血糖は少
ない
×
添付文書では禁忌だが、実臨床では低血
糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な- ②①
対象外とする
低血糖を起こしやすいため少量
から開始(投与を避ける)
(禁忌)
×
添付文書では禁忌だが、実臨床では低血
腎
糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な②①
対象外とする
×
添:CcrはmL/min/1.73で記載されている
2.5~10㎎
分1(MAX20㎎)
Ccr<30は2.5㎎より開始
最大5㎎分1
コロネル
1.8~3.6g
分3
ザイザル
79-50
2.5㎎
分1(MAX5mg)
49-30
2.5㎎を
2日に1回
サインバルタ
20~60mg
分1
慎重投与
サンリズム
腎
添①
腎
①②
オイグルコン
$
*
**
1.8~3.6g
分3
*
活性代謝物M3のAUCはHD患者でも
11%しか上昇しないため、減量の必
要はないと考えられている。
腎・②HD患者は1回50㎎
又はHD後100㎎(週3回)
腎不全患者で死亡例があるので注意
エルカルチン
■
重篤な- 腎M
○
50㎎
分1
5mg分2
*
禁忌 ソース
100㎎
週3回HD後
50~100㎎
分1
100~300㎎
分2~3
10mg分2
■
備考
禁忌(石灰沈着)
通常量
2.5㎎を
週2回
禁忌
禁忌
100~150㎎
1回25~50㎎を1日1~2回 25~50㎎を
分2~3
投与
(MAX225mg)
1 / 5 ページ
25~50㎎
HD後
吸収なし 高Ca血漿に注意(HD)
Caの問 SELDIN分類1期を除く(CCr50ml/min以
上)
題
*
①添
腎不全
透析除
腎M
×
軽度(80~50)は2.5㎎/分1/day
重度の定義はCcr<10mL/minとしている
×
ほとんど尿中排泄されず、t1/2の延長な
いが、血中濃度上昇するため禁忌。
高度-
添①
腎
×
透析後半に出現する心室性期外収縮の
予防にHD前に25㎎内服し、それでも予防
できなければ25㎎/日に増量するが体重
60kg以下では過量となる危険性が高い
**
①②
重度の- 腎添
H26.7.16改訂
eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり
薬剤名
eGFR体表面積補正無し(≒CCr)
>50
50~31
30~11
≦10
HD
透析
透析性
備考
禁忌 ソース
*
ジゴシンKY
ハーフジゴシンKY
0.25~0.5mg
分1
0.125㎎
分1(24hr毎)
0.125㎎
48hr毎
②<30で
0.125㎎
週2~4回
×
ベラパミル併用者はTDMを実施する
筋肉量の少ない患者(特に女性)は0.125
㎎を週2回
**
腎
①②
*
シベノール
300~450㎎
分3
50~100㎎
分1~2
25㎎
分1
禁忌
低血糖を起す
×
軽度~中程度;Scr1.3~2.9
高度障害:Scr3.0以上と定義
*
腎
①②
*
ジャヌビア
50~100㎎
分1
×
中等度腎機能障害患者 AUC2.3倍
重度腎機能障害患者
AUC3.8倍
*
腎添
$
シンメトレル
100㎎
分1~2
スーグラ
50㎎
(MAX100mg)
分1
ゼフィックス
100㎎
分1
49-30
29-15
14-5
<5
初回100㎎ 初回100㎎ 初回35㎎
初回35㎎
その後50㎎ その後25㎎ その後15㎎ その後10㎎
分1
分1
分1
分1
△
★
セララ
50~100㎎
分1
禁忌(高K血症誘発)
×
■
セレコックス
200~400㎎
分2
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
▲
ゼローダ
■
ソタコール
80~320㎎
分2
1/3~2/3に減量
■
ダイドロネル
200~1000㎎
分1
100~750㎎
分1
タガメット
400~800㎎
分1~4
50-10
400~600㎎
分3
■
▲
*
*
12.5~25㎎
分1
25~50㎎
分1
1回100㎎
2~3日毎
禁忌
禁忌(効果が出ない)
慎重投与
抽出率50%だが分布容積が大きいため効
率的に除去できない
高度な<30
添
*
②添
中等度- ①②
<50
添
①CKDガイド2012は<50で禁忌
②ガイドブックは減量の必要なし
重篤な-
①②
添
○
添付文書に減量スケールあり
重篤な-
②
○
添付文書に外国人減量スケールあり(SCrによる)
重篤な<10
②
禁忌
×
②HD患者に200㎎/dayで異所性石灰化・
腎
重篤な動脈硬化が改善との報告もある
①②
<10orHD
200㎎~400mg分1~2or
週3回400mg
○
HDで除去されるためHD日はHD後に
投与
HD患者の石灰化防止に有効の報告
あり
禁忌
基本禁忌
ECG下HD後
禁忌
*
腎添
タミフル
治療
150㎎
分2
75㎎
分1
75㎎を1回のみ
(以後投与しない)
○
添付文書では<10及び透析は投与法は確
立していないとしている ①②では75㎎単
回投与で5日間有効
*
腎①
②添
タミフル
予防
75㎎
分1
75㎎
隔日
②によると
初回75㎎、2回目のHD後
に75㎎の計2回投与
○
添付文書では<10及び透析は投与法は確
立していないとしている
*
①②
添
×
本剤の作用が増強するため禁忌
腎障害-
②
×
②HD患者では<30より半減期が1.5倍にな
るため注意が必要
*
腎①
②添
*
添
*
★
不明
×
1800~4200㎎
慎重・減量
分2
重腎禁忌だ
が減量不要
HDを要
腎
する重篤
①②
-
5%以下 添付文書は外国人データ
意識障害・精神症状・痙攣
×
チガソン
10~50㎎
分1~3
禁忌
0.5㎎分1で開始
その後最大1㎎分2
通常用法
*
チャンピックス
*
ツルバダ
1錠
分1
1錠
隔日
本剤は投与せず他剤で対応
T○
E×
▲
ティーエスワン
80㎎/㎡
分2
1段階以上
の減量
禁忌
○
ギメラシルの排泄遅延でFUの作用増強に
重篤なよる骨髄抑制↑
★
テラビック
腎機能正常者
と同じ
×
リバビリン併用患者が対象となるた
め、Ccr<50は禁忌。Ccr<30では、
AUCが21%上昇する。
*
ドグマチール
150~600㎎
分3
*
トピエース
▲
■
ハイペン
禁忌
50~300㎎
分3
4mg分1
(max8mg)
400㎎
分2
0.5㎎分1
25mg分1
or
HD後に
50mg
25㎎
分1
4mg分1
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
重腎禁忌だ
が減量不要
○
慢性腎 腎
不全 ①②
**
×
活性代謝物のAUCが上昇する
×
②ガイドブックは減量の必要なし
②
腎①
添腎
重篤な- 腎②
0.5㎎/2~3日
0.5㎎/3日毎 0.5㎎/7日毎 0.5㎎/7日毎
毎
*
バラクルード
0.5~1㎎
分1(空腹時)
ラミブジン不応
ラミブジン不応 ラミブジン不応 ラミブジン不応 1㎎/7日毎
1㎎/2~3日 1㎎/3日毎 1㎎/7日毎
HD後
毎
2 / 5 ページ
○
*
H26.7.16改訂
腎添
①②
eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり
薬剤名
eGFR体表面積補正無し(≒CCr)
HD
透析
透析性
3/4に減量
×
重篤な-で禁忌だが、使用するなら尿中未
重篤な変化体排泄25%を考慮して3/4量
39-25
59-40
初:450㎎隔
初:450㎎分1
ガンシクロビルの投与を行う
日
初:900㎎分2 維:450㎎隔
維:450㎎週2
維:450㎎分1
日
○
添:Ccrはコッククロフトの式を用いる
設定は外国人データによるもの
Ccr60以上は初1800mg分2、維900mg分1
>50
■
パラミヂン
50~31
300から1200㎎
分2~4
30~11
≦10
禁忌
3/4に減量
減量の必要なし
備考
禁忌 ソース
②
24-10
*
バリキサ
*
添
①②
*
腎
添①
*
腎
添①
重篤な-
腎
①②
回
バルトレックス
帯状疱疹・水痘
3000㎎
分3
2000㎎
分2
1000㎎
分1
500㎎
分1
*
バルトレックス
単純疱疹
15~45㎎
分1
慎重投与
*
ビ・シフロール
初:0.25㎎分2
Max:4.5㎎分3
50-20
初:0.25㎎分2
Max:2.25㎎分2
*
ピメノール
■
ファスティック
ファムビル
帯状疱疹
*
ファムビル
単純疱疹
*
*
慎重投与
減量の必要なし
270~360㎎
分3
>50
1500㎎
分3
>50
750㎎
分3
50-10
1回500mgを1日1~2回
50-10
1回250mgを1日1~2回
ファモチジンOD
20~40㎎
分1~2
20㎎
分1~2
プラザキサ
300㎎
分2
220㎎
分2
ヘキストラスチノ 500から2000㎎
分1~2
ン
■
★
減量の必要なし
$
ベザトールSR
*
ベシケア
*
ベタニス
200~400㎎
分2
50mg
分1
25mg分1開始
(eGFR15~29)
ベネット
2.5㎎
分1
慎重投与
-禁忌
ヘプセラ
10㎎
分1
10㎎
2日に1回
■
ペンタサ
1500~4000㎎
分3
■
ボルタレン
25~100㎎
分1~3
ミコブティン
150~450㎎
分1
▲
*
*
▲
*
ミラペックスLA
0.375mg 分1
から開始
維持量 1.5~
4.5
本邦では禁忌。海外
は常用量で使用可能
×
低血糖、浮腫→心不全
×
特発性レストレスレッグス症候群では>20
では減量の必要なし、<20:安全性は確立
されていない
*
腎
添②
腎不全患者ではTDMを行いながら投与
70-30:半減期1.5倍、AUCは2倍
<30:半減期2倍、AUC3倍となる
*
②
使用経験が
少ない。
慎重に投与
TDM
100~150㎎
100㎎分2で
/day
開始し増量
<20
初:0.125㎎分1
Max:1.5㎎分1
禁忌(低血糖)
岡村先生以外
<10
250㎎分1
48hr毎
<10
125㎎分1
48hr毎
慎重投与
減量の必要なし
*
添①
②
125㎎を透析
直後に投与
(週3回)
△
*
添①
②
10㎎分1又
は
HD後20㎎
○
見当識障害、意識障害、痙攣、顆粒球減
少に注意
*
添
禁忌
○
消化管出血による死亡例5例あり、そのう
ち4例が≦30ml/min(ブルーレター)
HDを含
①経口P糖たんぱく阻害薬併用患者、70
む
腎添
歳以上、消化管出血の既往のある患者で 高度なは220mg分2を考慮すること。
添付文書は禁忌
×
添付文書では禁忌だが、実臨床では低血
糖に注意しながら使用している。チェック 重篤な対象外とする
×
添:50<CCr<60で200㎎分1、S-Cr>2は
CCr<50を想定している
禁忌
②
重篤な- 腎
Cr>2 ①②
*
添①
②
*
添腎
5mg 分1
×
12.5mg分1開始
×
添:eGFR15~29mL/min/1.73㎡への
投与は、25mg分1から開始する。
×
添付文書では<50は慎重投与②では禁忌 高度な- 腎
①では<30で禁忌としている
<30
①②
10mg
週に1回
10㎎
週1回HD後
35%
禁忌
腎機能廃絶
使用可
×
②HDのデータ無し、重篤な腎障害には禁
重篤な忌だが低用量では蓄積少ない
重腎禁忌だ
が減量不要
×
①CKDガイド2012は<50で禁忌
②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
*
添②
②
重篤な-
①②
添
150~300㎎
分1
×
*
腎
添②
禁忌
ビ・シフロール錠を使用
×
高度-
腎
添①
300mg 分1
0.375mg 分
1(隔日)か
ら開始し(1
週間)
その後1日1
回
Max2.25mg
×
死亡例が透析患者で3例、腎障害患者で1 HDを要
腎
する重篤
M1はあ 例あり、禁忌となる。
①②
日浦を呼んでください
り
△
禁忌
10㎎
3日に1回
6.90%
250㎎を透析
直後に投与
(週3回)
200㎎分1~2、S-Cr2.0以上は禁忌
5㎎~10mg
分1
性器ヘルペス再発抑制は添付文書を参
照してください
HD日はHD後に投与
○
20㎎を2~3日に1回
10㎎分1
低血糖に注意
○
①250mg分
1 HD日は
HD後
500㎎
分1
ピオグリタゾン
■
▲
1000㎎
分2
①250mg分1
HD日はHD
後
3 / 5 ページ
H26.7.16改訂
eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり
薬剤名
eGFR体表面積補正無し(≒CCr)
>50
■
メソトレキセート(内)
2~6㎎
week
★
メタルカプターゼ
100~600㎎
分1~3
■
メトグルコ
500~2250㎎
分2~3
*
メマリー
50~31
30~11
HD
透析
≦10
禁忌
50%に減量
禁忌
5mgから開始
5~20㎎
分1
5~10㎎
分1(慎重投与)
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
備考
禁忌 ソース
○
ネフローゼ等の重篤な腎障害発現あ 50㎎/dayか
り禁忌(適用によっては原則禁忌) 100㎎HD後
腎機能低下時50%減量
透析性
腎障害- ①②
×
①>50 最大600mgまで。食間空腹時。
HD:50mg/日でも無顆粒球症の報告があ
るため避ける。
腎障害-
○
①は<30禁忌、<45慎重投与
②は<50禁忌(使用すべきでない)
中等度- 腎
HD禁忌 ①②
×
*
添①
M
重篤な-
腎
①②
重篤な-
添
■
モービック
10~15㎎
分1
■
ヤーズ配合錠
1錠
分1
■
ユリノーム
25~150㎎
分1~3
■
ラベファイン
慎重投与
禁忌
AMPCのみ
投与
■
ランサップ
慎重投与
禁忌
AMPCのみ
投与
▲
リウマトレックス
6~16㎎/週
(専門医に相
談)
6~16㎎/週
(専門医相
談・低用量
~)
禁忌
×
リクシアナ
30mg
分1
15mg
分1
禁忌
×
Ccr<30ではAUC,t1/2ともに約2倍に延長。
静脈血栓症発症抑制効果を上回る出血のリス
クを生じるおそれがある。
■
リスモダンR
300㎎
分2
20~50
150~200㎎
分1~2
禁忌
×
△
腎排泄で徐放製剤のため重篤な-に禁忌
HDを含
む
添②
重篤な-
★
リドーラ
6㎎
分2
×
>50でも軽度腎障害では50%減で投与
腎障害-
リピディル
53.3~160㎎
分2
×
横紋筋融解症のリスクからS-Cr≧2.5で禁
忌。 腎障害時は53.3㎎から開始か投与 中等度- ①②
間隔をあける
リマチル
200㎎
分2
▲
▲
*
*
★
リリカ
(神経障害性疼痛)
*
リリカ
(線維筋痛症)
▲
禁忌
慎重投与
10~20
100㎎
分1
禁忌
S-Cr 慎重投与:1.5~2.5
禁忌:≧2.5
>60
150~600㎎
分2
60-30
75~300㎎
分1~3
30-15
25~150㎎
分1~2
<15
25~75㎎
分1
HD後追加
25~150㎎
>60
150~450㎎
分2
60-30
75~225㎎
分1~3
30-15
25~150㎎
分1~2
<15
25~75㎎
分1
①CKDガイド2012は<50で禁忌
②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要
HD後追加
25~75㎎
×
尿酸排泄剤のため、尿量少ないと結石等 高度のにより腎障害を悪化させる
腎結石 ①②
AMPC血中濃度↑あり、調節不可のため
禁忌とされている
AMPC AMPC・CAM血中濃度↑あり、調節不可
のみ○ のため禁忌とされている
○
高度の-
添
高度の- 腎添
腎障害-
腎
①②
高度-
添①
腎
腎
①②
腎障害-
腎
①②
○
Ccrでの投与設定は添付文書に詳しく記
載されています
HD後には<15に追加して補充する
*
添
1mg 分1
MAX 2mg 分1
×
腎機能低下により、AUCの上昇、t1/2
の延長が見られる。
*
添腎
禁忌
○
高度-
腎添
*
①②
ルネスタ
*
レグナイト
600mg
分1夕食後
*
レニベース
5~10㎎
分1
レビトラ
10㎎
(MAX20mg)
必要時
減量の必要なし
レベトール
腎機能正常者
と同じ
禁忌
レミニール
8mg 分2から開
始、
4週間後16mg分2
に増量
(Max24mg)
*
禁忌
ネフローゼ等の重篤な腎障害発現 週3回HD後
100~200㎎
あり禁忌
2mg、,MAX3mg 分1
高齢者 1mg、MAX2mg 分1
×
不明
少量から開 一般的に投 尿量が減少した患者では
原則禁忌
始(通常量) 与しない
*
★
重腎禁忌だ
が減量不要
腎
①②
600mg
48hr毎
(CCr30~
60)
5㎎/day
2.5㎎/day
50~75%に減量
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○
HD日にはHD後に投与
禁忌
×
F:15 尿中排泄4.89%
添:HDが必要な腎障害に禁忌
HDが必
要な- 腎②
200㎎
分1
×
添:CCr<50の腎障害は禁忌
慢性腎 腎
不全 ①②
×
10≦Ccr<50でAUC1.38培、
10>Ccr でAUC1.67倍に上昇
*
H26.7.16改訂
①腎
eGFR補正なし ★:中等度以上 50>eGFR>31 ▲:高度の 30>eGFR>11 ■:重篤・重度の 10>eGFR *:用量調節の記載あり
薬剤名
eGFR体表面積補正無し(≒CCr)
>50
50~31
30~11
HD
透析
透析性
重腎禁忌だ
が減量不要
×
①CKDガイド2012は<50で禁忌
②ガイドブックは<10で禁忌だが減量不要
重篤な-
①②
添
×
重篤な腎障害には禁忌であるが、肝代謝であ
り、代謝物にほとんど活性は無いため減量の必 重篤な要はない。チェック対象外とする
①②
≦10
■
ロキソプロフェン
60~180㎎
分1~3
腎障害を悪化させる恐れがある
ため重篤な腎障害に禁忌
(減量不要)
■
ワーファリン
INRで投与量
を決める
腎機能正常者と同用量を慎重投与
(重篤な腎障害には禁忌)
備考
禁忌 ソース
H26.7.16 改訂
出典(ソース)
① CKD診療ガイド 2012 (日本腎臓学会編)
② 透析患者へのガイドブック 改訂2版 (熊本大学薬学部・白鷺病院)
添 添付文書
腎 腎臓病薬物療法学会HP、日本腎臓病薬物療法学会 専門・認定薬剤師テキスト
M
メーカー(製薬会社)
● SU剤は添付文書上禁忌(低血糖になりやすい)となっているが、インスリン療法に変更できない患者様も多く、実臨床では使用されてい
る。そのため、チェック対象外とした。
ファスティックはHDで死亡例3例、腎不全で1例あり、岡村先生以外の専門外診療科で出たら、日浦までお知らせください。
● ワーファリンも添付文書上禁忌となっているが代替療法が無く、肝代謝であり、代謝物に活性も無いため減量の必要なくチェック対象外と
する。
● NSAIDsも添付文書状禁忌となっているが、更なる腎機能の悪化を防止するためであり、頓用以外の高用量を長期に処方されている場
合に医師に確認することとする。(eGFR<30を目安に)
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H26.7.16改訂