10 月 - 福生市立福生第二小学校

平成 28 年度 福生市立福生第二小学校 学校だより 10 月号
平成 28 年 9 月 30 日
No.363
公式 HP
http://fussa-2e.hs.plala.or.jp/
二小ブログ http://f2syou.blogspot.jp/
発行責任者
校長 安藤臣一
所在地 福生市熊川 623
無答率の意味するところ
校長
安藤 臣一
例年以上に雨の多い9月でしたが、明日の運動会に向けて、子
供たちは一生懸命練習をしてきました。
「走れ、光のように
心を一つに勝利を目指そう!」のスローガ
ンのもと明日、運動会を開催いたします。どうぞ子供たちへの熱
い応援をお願いいたします。
さて、今年度の国および都の学力調査の結果が出ました。私は
その結果から二小の学力の課題を分析し、その中で特徴的な傾向
を見つけました。
全国学力・学習状況調査(6 年生対象
4 月実施)の中に次のよ
うな問題がありました。
縦 39 ㎝,横 54 ㎝の長方形の厚紙から,1辺9㎝の正方形
を 24 個切り取ることができるわけを言葉や式を使って書
きましょう。
この問題の答えは、縦に4つ横に6つ正方形が取れるので、
4×6=24 で説明することができます。では、二小の子供たちは
この問題にどう立ち向かったのでしょうか。結果は以下です。
正解率
23.4%
不正解率
32.8%
無答率
43.3%
正解した子は 4 人に 1 人。そして最も多かったのが無答率です。
無答率とは「何も書かない子の割合」です。半数弱の子が何も書
かなかったということになります。ちなみにこの問題の全国の無
答率は 17.4%でした。二小の無答率は全国の 2.5 倍です。
この問題に限らず、二小の子供たちの大きな傾向の一つが「無
答率の高さ」にあることがわかりました。国語の漢字、算数の問
題なども「書かない子」がとても多くて驚きました。
私は、正答率の低さより「書かなかった」子の割合の高さに大
きな課題を感じます。問題を見て「難しそう」という印象を持ち、
「わからない」と思った瞬間、思考することをやめてしまったの
でしょう。この無答率の高さをどう分析するのか、様々な要因が
考えられます。なんとか答えを導こうという意欲や問題文を理解
する言語能力、そしてわかっていることを積み上げて考えていく
思考力等、さらに分析を進めていく必要があります。
次期学習指導要領では「生きて働く知識・技能」が示されます。
4×6 がわかっていても、使えなければその知識はその子の力には
なりません。今回の結果を踏まえて二小はさらに授業の創造改善
を進めていきます。子供たちの未来を支える力を身に付けさせる
ために、質の高い授業を目指して努力してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
10 月の行事予定
日 曜 内容(○数字:学年、【特】:特別時程)
1 土 運動会
2
3
4
日
月 運動会振替休業日
火
5
6
7
水 【特】4 時間授業
木 集会 避難訓練
金 開校記念日 校外学習① 給食セン
ター見学④ 英語検定⑥(申込者)
土
日
月 体育の日
火
水 校外学習②
木 集会
金 連合運動会くまがわ
土 福生市子ども議会
日
月 全校朝会 委員会
火
水 たてわり遊び
木 集会 精神保健医学校訪問
金
土
日 福生市総合防災訓練
月 全校朝会 クラブ
火
水 集会 ※4 年生以外の学年は、5 校時なし
木 【特】 4 時間授業 就学時検診
金 遠足⑤ 社会科見学③
土 親子まつり
日
月 全校朝会 クラブ
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
今月の生活目標
落ち着いて生活しよう
言葉のいずみ
今月の保健目標
「です」「ます」つけて、ていねいに話そう
目を大切にしよう
8・9 月の行事から
○引き渡し訓練(8月29 日)
○くまがわ学級講演会(くまがわ
1 日)
今年の引き渡し訓練は、悪天候でした
PTAと学校の共催で、講演会を行いまし
ので、校舎内で行いました。初めて試み た。講師に羽村特別支援学校の滝本智史教
でしたが、保護者の皆様にご協力いただ 諭を迎え、先行き不透明なこの時代を生き
き、スムーズに進めることができました。 抜くために今何を学ぶべきか考えました。
○保健学習「骨貯金」(4年生
16日)
骨は、心臓や肝臓と同じ、血液を作る
役目をもった臓器であるとこを知りまし
た。そして、成長期において、骨の健康
には何が大切かを学びました。
お知らせとお願い
〇開校記念日について
10 月 7 日(金)は、福生第二小学校の開校記念日です。記録によりますと、福生第二小学校は明治 7 年 6 月
に熊川学舎として現在の福生院に開校しました。その後、明治 10 年に熊川神社の境内に校舎を建て、大正 13 年
に現在の場所に移転しました。この移転した日が 10 月 7 日で、学校の名前は熊川小学校でした。それから 142
年、2 代、3代と続く伝統ある本校は、地域とともに発展してきました。これからも、良い伝統が続くように保
護者、地域の皆様のご協力をいただき、教育活動を進めていきたいと思います。
〇連合運動会について(くまがわ学級)
周囲の特別支援学校・学級で行う「連合運動会」
。スローガンは『みんな なかよく ちからいっぱい』です。
くまがわ学級が所属するあきる野ブロック、参加校 10 校、総勢約 180 名の児童が共に汗を流し行事を通して親
睦を深めます。
〇親子まつりについて
子供たちが待ちに待っている恒例の親子まつりが、10 月 29 日(土)に開催されます。今年も校舎、校庭、体育
館に合わせて 20 の催し物が予定されており、現在、PTA役員の方々が中心となって、準備を進めてくださっ
ています。地域の方々や各学年の保護者の皆様からなるコーナーもあり、忙しい合間を縫って準備しています。
秋の一日をぜひ親子で参加していただき、楽しいひと時をお過ごしください。詳細はPTA本部より出される
お知らせをご覧ください。
○展覧会について
“『夢(ムー)大陸』~ひらめき きらめき 最前線~”をテーマに、11 月 11 日(金)
・12 日(土)と展覧
会が行われます。出品作品や詳しい時程につきましては、後日しおりにてお知らせいたします。子供たちの日頃
08562148
の積み重ねの成果を、ご家族でぜひご覧ください。
○個別相談のご案内
○今月の教育相談
精神保健医 五月女先生(福生病院小児科医師)よる
個別相談が 10 月 20 日(木)に行われます。お子様の身体
面、心理面でご心配なことがあり個別相談を希望される
保護者の方は、10 月 4 日(火)までに担任または、副校長
までお知らせください。(申込み人数により調整を行い、
面談時刻をお知らせします。)
10 月 4 日(火)・11 日(火)・18 日(火)・25 日(火)
※上記の日程で、スクールカウンセラーが来校し
ています。ご相談されたい方は、電話や手紙など
で副校長、または担任までお申し込みください。