看護学校眼科講義資料4

眼底カメラ
眼底検査
眼底写真はここを撮ります
黄斑
視神経乳頭
眼底の病変
 網膜はく離
 加齢性黄斑変性
 眼底出血
日本の失明原因
第1位:
第2位:
第3位:
第4位:
第5位:
緑内障
糖尿病網膜症
網膜色素変性症
加齢性黄斑変性
強度近視
緑内障
 緑内障は、視神経が障害され、視野が欠けてい
く病気です。 (40歳以上の20人に1人)
 日本の失明原因の第1位
閉塞隅角
 開放隅角
 検査:眼圧、視野、眼底写真
 治療は眼圧を下げること→進行をおさえる
点眼、手術
(進行をおさえるだけ 欠けた視野は元には戻らな
い!!)

閉塞隅角緑内障
開放隅角緑内障
緑内障の検査
 眼圧
 視野
 眼底検査:OCTによる視神経の厚みの測定
細隙灯顕微鏡とアプラネーション眼圧計
普通眼圧は10~20mmHg
日本人には、眼圧が高くない緑内障が多い。
非接触式眼圧計
眼底:視神経乳頭
 陥凹が大きい:白いところが広く、血管が端に
よっている
OCTによる緑内障の所見
実際には脳が映像を補正している
NFLD
ハンフリー視野 ↑
ゴールドマン視野 ↑
早期発見が大事!
 医療の進歩によって、緑内障で失明す
ることはかなり少なくなりましたが、とくに
40代以上の人で近視の人は、5年に1
回は検査で早期発見をすることが、推奨
されています。治療で進行を抑えること
はできるが、もとに戻すことはできない。
緑内障患者(手術)の看護
 手術に関連した感染リスク:充血の増強、眼
脂の有無、眼帯の汚染
 視力低下、眼痛、頭痛の有無
 正確な内服薬、点眼薬の投与:2種類以上の
点眼薬は5分以上間をあける、軟膏は最後に。
正しい点眼の仕方を指導する。
 不確実な予後に関する不安(緑内障気質も
考慮)
 眼帯をすることによる危険防止
 安静度:歯磨き、シャワー、洗髪の援助
緑内障の手術(トラベクレクトミー)
インプラントをいれる方法もある