事業所での活動の様子と感想を紹介します。

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平成25年
12月16日号
今年度の職場体験にご協力いた
だいた 40 の事業所を紹介します。
お世話になりました。
11月27日からの三日間、地域のお店や企業・公的機関など
多様な職種40の事業所において、2年生が職場体験学習を行い
ました。短い期間ではありましたが、生徒たちは働くことの厳し
さ、大変さを実感し、お世話になった方々の働く姿勢を見て、様々
な事を学ばせていただきました。体験活動中の人と人とのふれあ
いを通して、自己を見つめ、自分の将来を考える良いきっかけに
なった事と思います。
お忙しいにもかかわらず、生徒たちに貴重な体験をさせたいと、
様々な方々に協力していただきました。毎年お世話になっている
職場も多く、深く感謝いたします。ありがとうございました。
らいふのパン、ラーメン響大塚店、日向牧場桜ヶ丘
店、九州すし市場小松店、百姓うどん、ガスト大塚
店、大塚動物病院、いきめ動物病院、社会福祉法人
まほろば福祉会、特別養護老人ホーム悠楽園、生目
幼稚園、桜ヶ丘幼稚園、大塚保育園、みずほ保育園、
株式会社カーベスト宮崎、トヨタカローラ宮崎株式
会社大塚店、イングレイブフォーヘアー、ヘアメイ
クレーヴ、宮崎グリーンホテル、マルショク小松店、
山形屋ストア小松ハイランド店、タイヨー小松台
店、サンシャインファーム、TSUTAYA AV クラ
ブ大塚台店、潤和会記念病院、ほんぶ整形外科、い
きめ大腸肛門外科内科、さわの内科クリニック、医
療法人岡田整形外科、福井石油浮田給油所、消防署
中部出張所、中村自動車工業、宮崎県立図書館、宮
崎県立美術館、宮崎市立図書館、科学技術館、ファ
ッションセンターしまむら小松店、マスミヤ大塚
店、いきめ台みどり保育園、株式会社川上木材
(順不同です)
事業所での活動の様子と感想を紹介します。
(すべての事業所の写真ではありません。
掲載順不同です。)
いきめ大腸・肛門外科内科 竹之山翔太(2-1)
僕は、いきめ大腸・肛門外科内科で職場体験を
させていただきました。ベットメイキングや体調検
査、手術見学などをしました。最後には、院長先
生のお話があり、その中で、どんな職業でも就い
ただけで満足せず、「プロ」になれ!と言われまし
た。自分もどんな仕事でも同業者の上に立つこと
ができるようにしっかり勉強に励んでいきたいです。
さわの内科クリニック
らいふのパン
まほろば福祉会 橘 早紀(2-1)
私は、まほろば福祉会ほっとすてーしょん翼に行きました。ここ
は障害者福祉施設で、最初はとまどいがあり、言葉が聞き取れ
なかったり、食事の介助が大変でした。職員の方々は32名の
利用者の方一人一人の体調の状態、薬の種類などを覚えてい
てすごいなぁと思いました。今まで想像していた仕事を体験して
みると思っていたより大変で、これから自分のなりたい職業を考
える良い経験になりました。
宮崎グリーンホテル
中村自動車工業
科学技術館 江原佳輝(2-2)
僕は、今回の職場体験でたくさんのことを学びました。その中でも
特に心に残っている事は、プリントや道具などをたくさん準備した
ことです。こいのぼり作りでは3000個も作らなければならないこと
を聞いてとても驚きました。今回の体験で「職業観」や「勤労観」を
持つことができました。とても良い経験になりました。
生目台みどり保育園 上浦亜美(2-2)
サンシャインファーム
ラーメン響大塚店
職場体験では、着替え、お昼寝の介助などをさせ
ていただきました。仕事をするのは本当に大変で
したが、子ども達に尽くすことで返ってくる笑顔に
嬉しくなりました。きっと、どんな仕事でも、その中
で味わえる喜びがあるから頑張れるのかなと思い
ます。私にとってこの3日間はとても充実したもので
した。
桜ヶ丘幼稚園
ほんぶ整形外科
サンシャインF&C 川越宗紀(2-3)
僕は農業を体験して、どんな事にも意味があるということを学びまし
た。寒い中での作業はとても大変で、暗い気持ちで3日目をむかえ
ました。その時、農園の方に「つらいことがあってもいつかきっと役
に立つから頑張れ」と言われ、最後まで作業を続けられました。これ
からは、どんな事でも将来のためだと思ってやり遂げたいです。
いきめ動物病院
百姓うどん
山形屋ストア小松ハイランド店
特別養護老人ホーム悠楽園
宮崎市南消防署中部出張所 松下将直(2-3)
僕たちの職場では、消防車と救急車の手入れや規律
訓練、消火訓練、また救命講習なども体験することが
できました。消防士という仕事は、人の命を救うという
大切なものなのでとても厳しさを感じました。また、と
ても大変な仕事だという事も分かりました。現場では
何が起こるか分からないので、体力も知識もつけな
いといけないので大変だなぁと思いました。
イングレイブフォーヘアー
福井石油浮田給油所
九州すし市場小松店
日向牧場桜ヶ丘店
川野
昭浩
「人権の世紀」といわれる21世紀に入って既に10年以上経過
した今、そのことを改めて思い起こし、一人一人が人権を尊重する
ことの重要性を正しく認識し、相手の気持ちを考えることや思いや
ることの大切さを一人ひとりに訴えることにより、すべての人々が
個人として尊重され、相互に共存し得る、平和で豊かな社会の実現
に向けた啓発活動が行われています。
その一つに「人権週間」(12月4日~10 日)での全国的な様々な取組があります。多くの小学
校や中学校で行われている、いじめ根絶集会やいじめに関する作文の紹介もその一つです。「人権」
って何だろう。「思いやり」ってなんだろう。「共存」って何だろう。・・・そんな疑問から人権感覚
が磨かれ、「それって変じゃないの」と気付き、人権意識も高まっ
ていくのではないでしょうか。私たちの暮らす社会には、同和問題
をはじめとする様々な偏見や差別があります。最近では、福島第1
原発の事故に関しても、被災者に対する思いやりを欠くと思われる
事例も発生しています。
また、12月3日から12月9日までは「障害者週間」でもあり
ます。
「障害者基本法」では、
「何人も、障害者に対して、障害を理
由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしては
ならない」ことを明らかにしています。みなさんの周りではどうで
しょうか。何の根拠もない思い込みや間違った知識による偏見や差
別で心を痛め悩んでいる友だちはいないでしょうか。残念ながら、
たった一言の何気ない言葉に傷ついている人はあなたの周りには
必ずいます。心の中ではいけないと思いながらも、止めることがで
きず、無関心を装ったり同調してしまったりしていませんか。でも、
あなたのさりげない一言で勇気や元気を取り戻すこともできます。
あなたは、どんな友だちがほしいと思いますか。どんな友だちになりたいと思いますか。