次世代省エネルギー基準(開口部の断熱性能)に適合する

 (「住宅の省エネルギー基準の解説」第3版 表3.4.3-1、3.4.3-6、3.4.3-7 より抜粋・加工)
下表の建具の仕様とガラスの性能を満足するものは、建具の構成により次世代省エネルギー基準の断熱性能を満足します。
各仕様に適合する商品もあわせて掲載しています。
(注)下表の適合商品は、建具の構成による次世代省エネルギー基準の適合を表しており、すべての商品において、建具・ガラスセットでの
熱貫流率を満足しているものではありません。
次世代省エネルギー基準(開口部の断熱性能)に適合する建具の構成と三協アルミ適合製品一覧
地域
建具・ガラス
セットでの
熱貫流率
W/(㎡・K)
窓または引戸
Ⅰ・Ⅱ
-----
Ⅲ
壁
トレードオフ
/
屋根・天井
トレードオフ
(※2)
-----
Ⅳ・Ⅴ
全壁
トレードオフ
(※1)
建具の仕様
形態区分
イ
三重(材質は問わない)
ロ
二重(材質は問わない)
1.51以下
単板+低放射複層
(空気層12㎜)
ハ
二重(建具の一方が木製
またはプラスチック製)
1.91以下
単板+複層
(空気層12㎜)
イ
一重(木製またはプラス
チック製)
ロ
一重(木またはプラスチッ
クと金属との複合材料
製)
イ
木製(扉が断熱積層構
造)※
窓、引戸また
は框ドア
2.33
(H-5)
ドア
イ
窓、引戸また
は框ドア
2.91
(H-4)
ドア
窓または引戸
2.08以下
二重(金属製+プラス
チック製)
2.91以下
一重(木製またはプラス
チック製)
3.01以下
ロ
一重(金属製熱遮断構
造)
イ
木製断熱積層構造 ※
ロ
金属製高断熱構造
扉:断熱フラッシュ構造
辺縁部等熱遮断構造
枠:熱遮断構造
イ
二重(建具の一方が木製
またはプラスチック製)
2.08以下
窓、引戸また
は框ドア
3.49
(H-3)
単板+単板
・プラメイクE(単板)+単板サッシ
ハ
二重(材質は問わない)
2.30以下
イ
一重(木製またはプラス
チック製)
3.36以下
3.01以下
金属製熱遮断構造、もし
くは木またはプラスチック
と金属との複合材料製枠
と断熱フラッシュ構造扉
で構成されるもの ※
単板+複層(空気層6㎜) -
-
複層(空気層6㎜)
・大開口サッシビューアート
・セーフティー玄関引戸MK ドライ仕様(※4)
・玄関引戸ジュノバ ドライ仕様(※4)
・玄関引戸セレナ ドライ仕様(※4)
・玄関引戸彩樹 ドライ仕様(※4)
・玄関引戸和奏 ドライ仕様(※4)
一重(金属製熱遮断構造)
ロ
-
・マディオJ
・断熱土間引戸
ロ
ドア又は引戸
・アルペンPL
・セーフティー玄関引戸MK ドライ仕様(障子部ガラス別途品のみ)
・玄関引戸ジュノバ ドライ仕様(障子部ガラス別途品のみ)
低放射複層(空気層12㎜) ・玄関引戸セレナ ドライ仕様(障子部ガラス別途品のみ)
・玄関引戸彩樹 ドライ仕様(障子部ガラス別途品のみ)
・玄関引戸和奏 ドライ仕様(障子部ガラス別途品のみ)
-
2.91以下
二重(枠が金属熱遮断構
造)
木製(扉が断熱積層構
造) ※
複層(空気層12㎜)
複層(空気層12㎜)
ロ
イ
-
・プラメイクE(単板)+複層サッシ(低放射複層)
・プラメイクE(低放射複層)+単板サッシ
・プラメイクE(単板)+複層サッシ
・プラメイクE(複層)+単板サッシ
・トリプルスマージュ
・トリプルアルペン
・スマージュ
・アルペンPL
・マディオJ (ガラスブロック、アクセント、ダブルルーバーは不可)
・低放射複層
-
(空気層12㎜)
・3層複層(空気層各12
㎜)
・ビノーザ
・プロセレーネ
・ラフォース K2仕様
・LSドア K2仕様
・アパートドアAX K2仕様
・防火戸F型玄関ドア K2仕様
・防火戸F型アパートドア K2仕様
・プラメイクE(単板)+単板サッシ
単板+単板
3.01以下
一重(木またはプラスチッ
クと金属との複合材料
製)
Ⅲ
-----
Ⅳ・Ⅴ
30%壁
トレードオフ
(※3)
三協アルミ適合製品
・防火サッシF型 アルミ樹脂複合タイプ
金属製熱遮断構造、もしく
ロ は木またはプラスチックと
金属との複合材料製枠と
断熱フラッシュ構造扉で構
成されるもの ※
窓または引戸 イ
Ⅲ
屋根・天井
トレードオフ
(※2)
併用することができる
ガラスの熱貫流率または仕様
ガラス中央部の
仕様例
熱貫流率
[W/(㎡・K)]
1.91以下
単板+単板+単板
・複層(空気層12㎜)
・単板2枚使用
(中間空気層12㎜)
・低放射複層(空気層6 -
㎜)
・ラフォース K3仕様(※4)
・LSドア K3仕様(※4)
・アパートドアAX K3仕様(※4)
・ラフォースSD K3仕様(※4)
・防火戸F型スライディングドア K3仕様(※4)
・フィアンズ勝手口ドア K3仕様(※4)
・マディオJ 収納ドア(※4)
三協立山株式会社 三協アルミ社
次世代省エネルギー基準(開口部の断熱性能)に適合する建具の構成と三協アルミ適合製品一覧
地域
建具・ガラス
セットでの
熱貫流率
W/(㎡・K)
建具の仕様
形態区分
イ
一重(木またはプラスチッ
クと金属との複合構造
製)
ロ
一重(金属製熱遮断構
造)
併用することができる
ガラスの熱貫流率または仕様
ガラス中央部の
仕様例
熱貫流率
[W/(㎡・K)]
-
3.36以下
ハ
一重(金属製)
3.01以下
イ
金属製枠と断熱材充填フ
ラッシュ構造扉
3.36以下
窓または引戸 イ
二重(材質は問わない)
4.00以下
窓、引戸また
イ
は框ドア
一重(材質は問わない)
4.07
(H-2)
ドア
Ⅳ・Ⅴ
4.65
(H-1)
4.00以下
イ
扉がフラッシュ構造 ※
ロ
扉が木製 ※
ハ
扉が金属製熱遮断構造
パネル ※
複層(空気層6㎜)
-
窓、引戸また
は框ドア
Ⅳ・Ⅴ
屋根・天井
トレードオフ
(※2)
三協アルミ適合製品
ドア
・マディオP
・マディオM
・防火サッシF型 アルミ複層タイプ
・セーフティー玄関引戸MK 複層仕様(39を除く)
・低放射複層(空気層6 ・玄関引戸ジュノバ 複層仕様(39/40/41を除く)
㎜)
・玄関引戸セレナ 複層仕様(39/40/41/43を除く)
・複層(空気層12㎜)
・玄関引戸彩樹 複層仕様(14/19/28を除く)
・玄関引戸和奏 複層仕様(14/19/28を除く)
・玄関引戸更楽 複層仕様
・MTドア 複層ドア
・土間引戸
・ラフォース K4仕様
・LSドア K4仕様
・複層(空気層6㎜)
・アパートドアAX K4仕様(ガラス無しデザインは対応不可)
・単板2枚(中間空気層
・フィアンズ勝手口ドア K4仕様
12㎜以上)
・防火戸F型玄関ドア K4仕様
・防火戸F型アパートドア K4仕様
単板+単板
-
・マディオP
・マディオM
・セーフティー玄関引戸MK 複層仕様(39を除く)
・玄関引戸ジュノバ 複層仕様(39/40/41を除く)
・玄関引戸セレナ 複層仕様(39/40/41/43を除く)
・玄関引戸彩樹 複層仕様(14/19/28を除く)
・玄関引戸和奏 複層仕様(14/19/28を除く)
・玄関引戸更楽 複層仕様
・MTドア 複層ドア
・土間引戸
・複層(空気層6㎜)
・単板2枚(中間空気層 ・ラフォース K4仕様
12㎜以上)
・LSドア K4仕様
・アパートドアAX K4仕様
・アパート用玄関ドアAD K4仕様
・アパート用玄関ドアAE K4仕様
・フィアンズ勝手口ドア K4仕様
・防火戸F型玄関ドア K4仕様
・防火戸F型アパートドア K4仕様
-
-
■ 注意事項
1. ガラス中央部の熱貫流率は、JIS R 3107-1998(板ガラス類の熱抵抗及び建築における熱貫流率の算定方法)または JIS A 1420-1999 (建築用構成材の断熱性測定方法)に
定める測定方法によるものとする。
2. 「低放射複層ガラス」とは、低放射ガラスを使用した複層ガラスをいい、JIS R 3106-1998(板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射取得率の試験方法)に定める垂直
放射率が0.20以下のガラスを1枚以上使用したもの、または垂直放射率が0.35以下のガラスを2枚以上使用したものをいう。
3. 「断熱積層構造」とは、木製表裏面材の中間に断熱材を密実に充填した構造をいう。
4. 「金属製熱遮断構造」とは、金属製の建具で、その枠または框等の中間部を、ポリ塩化ビニル材等の断熱性を有する材料で接続した構造をいう。
5. 「断熱フラッシュ構造扉」とは、金属製表裏面材の中間に断熱材を密実に充填し、辺縁部を熱遮断構造とした扉をいう。
※印の建具には、ガラスを併用するものとしないものがある。ガラスの熱貫流率または仕様欄は、ガラスを併用するものに適用する。
※1 該当する建具の構成を採用する場合、壁の断熱材の熱抵抗の値を0.6以上とすることができます。
※2 該当する建具の構成を採用する場合、屋根または天井の断熱材の熱抵抗の値を基準値に0.5を乗じた値以上とすることができます。
※3 該当する建具の構成を採用する場合、全壁のうち30%分の壁の断熱材の熱抵抗の値を基準値に0.5を乗じた値以上とすることができます。
※4 建具構成基準には合致しませんが、試験結果により建具・ガラスセットでの熱貫流率基準に適合しています。
三協立山株式会社 三協アルミ社