報道関係各位 2013年 5月20日博報堂ＤＹグループソーシャルメディア・マーケティングセンター「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」第2回・分析結果報告 ■ SNSユーザーの１日あたりのＳＮＳ利用時間７８分、インターネットサービス利用のトップに ■ ＳＮＳ企業公式アカウントにおける、商品・サービスの情報接触、企業公式ホームページと肩を並べる - 「商品やサービスを初めて知る」 SNS：27％ HP：26％ - 「買うときの参考になる」 SNS：21％ HP：27％ - 「クーポンを使って買ってみたくなる」 SNS：15％ HP：9％株式会社博報堂ＤＹホールディングスのグループ横断型組織「博報堂ＤＹグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター（*1）」では、現在の日本のソーシャルメディア利用状況を浮き彫りにし、企業のマーケティング活動におけるソーシャルメディアの役割を明確にすることを目的として、 Twitter・Facebook・mixiいずれかを週１日以上利用する、全国10～60代男女1080人を対象に、「全国ソーシャルメディアユーザー1000 人調査」を実施しております。この度、2013年2月に行った第2回調査（*2）の結果をご報告いたします。企業公式ホームページ SNSユーザーの1日のインターネットサービス利用時間を調査したところ、 Twitter・Facebook・mixi ・ＬＩＮＥなどのSNS （ソーシャルネットワーキングサービス）の平均利用時間が78分と最も多くＹａｈｏｏ!・Ｇｏｏｇｌｅといった検索・ポータルサイトやＹouTubeなどの動画サイトを超える利用時間であることが分かりました。インターネットサービスの１日の平均利用時間は219分。利用時間が長いサービスは、1位のＳＮＳに続き、検索・ポータル50分、動画50分、オンラインゲームサイト２２分、ブログ10分、企業公式ホームページ10分という結果となりました。 SNSが生活者の日常的な情報接触の主役となっていることが分かります。 10分ブログ 10分ゲームサイト SNS 22分インターネットサービス動画 78分 1日の平均利用 219分 50分検索・ポータル 50分 Twitter・Facebook・mixiなどのSNS企業公式アカウントにおける商品・サービスの情報接触について調べたところ、調査対象者の 27％が「商品やサービスを初めて知る」、21％が「買うときの参考になる」、15％が「クーポンを使って買ってみたくなる」と回答。企業の公式ホームページに肩を並べる数値となりました。 SNS企業公式アカウントは企業による情報発信手段として生活者の消費にも影響を与えるようになったことがわかります。「SNS企業公式アカウント」と「企業の公式ホームページ」における商品・サービスの情報接触 26.2 18.2 もっと知りたくなる他の人の評判が分かる話題にしたくなる博報堂ＤＹグループは、今後も定期的に、大サンプルのソーシャルメディアユーザー調査を続けていき、ソーシャルメディアの利用状況の把握や、スマートデバイスとの関連性、企業のマーケティング活動におけるソーシャルメディアの役割について明らかにしてまいります。 26.9 商品やサービスを初めて知る 17.0 16.0 8.0 8.1 5.9 21.1 買う時の参考になるクーポンを使って買ってみたくなる 27.1 15.1 9.1 ＳＮＳ企業公式アカウント企業の公式ホームページ本件に関するお問合せ：博報堂ＤＹホールディングスグループ広報・ＩＲ室西原・山崎・藤井ＴＥＬ：０３－６４４１－９０６２ 1 その他調査結果：SNS利用機器  SNSを主にスマートフォンで利用する人（スマホ派）は40％。前回調査と比べて10pt程度増加。  年代別にみると、10～20代でスマホ派が多い。 Q あなたが「SNS（twitter、Facebook、mixiなど）」を、最も多く利用する機器はどれですか。前回実施調査との比較パソコンから（PC派）前回実施調査（全体） 2012年6月（N=1,080) 携帯電話からスマートフォンから（スマホ派） 57.6 今回実施調査（全体） 2013年2月 (N=1,080) タブレット型端末（iPadなど）から 30.5 10.5 51.6 40.4 6.1 1.4 1.8 今回実施調査の年代比較パソコンから（PC派）今回実施調査（全体） 2013年2月 (N=1,080) 15～19才（N=129) 20～29才（N=282) 30～39才（N=245) 40～49才（N=175) 50～59才（N=137) 携帯電話から 51.6 29.9 23.9 スマートフォンから（スマホ派）タブレット型端末（iPadなど）から 40.4 6.1 1.8 60.2 9.7 0.2 65.8 9.3 52.0 39.5 5.5 66.1 4.9 81.5 88.5 60～69才（N=105) 2 1.0 3.0 27.1 2.0 1.6 14.4 2.5 2.36.62.5 その他調査結果： SNS利用時間帯／ SNSユーザー居住エリア  「朝」「通勤通学」「昼食時」「移動中・帰宅中」「夕食後」「夜寝る前」と、一日中SNSに接触。  特に10～20代、スマホ派が、様々な時間帯でSNSを利用。 Q あなたは、普段、「SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）」をどのような時間帯に使われていますか？ (%) N 1080 131 283 245 176 138 107 554 434 朝食をとりながら通勤・通学の途中い会て社す・ぐ学校などに着昼食をとりながらら仕事・勉強をしなが仕事・勉強の休憩中い移る動時中・人を待帰宅の途中っ全体 15～19才 20～29才 30～39才年齢 40～49才 50～59才 60～69才 SNSメイン PC 利用端末スマートフォン朝起きてすぐ夕食をとりながら夕食の後夜寝る前お風呂に入りながらてトイレ中その他 25.6 7.1 19.6 8.7 20.5 10.6 29.3 25.4 15.4 5.3 39.1 54.4 3.0 6.4 13.7 42.2 32.7 22.2 20.3 15.8 15.8 20.2 31.6 10.1 10.7 6.0 4.0 4.2 5.8 6.7 7.9 44.2 25.1 12.8 18.2 10.6 3.8 8.0 34.3 24.8 7.5 5.8 6.5 7.6 3.6 6.7 12.6 28.4 27.4 15.6 18.9 20.3 6.5 14.3 28.3 17.9 8.6 9.6 10.0 10.0 10.6 9.7 13.4 41.6 35.1 22.3 30.9 28.4 13.3 23.0 38.2 47.3 41.8 20.3 15.1 9.7 3.8 9.1 45.0 34.4 25.0 10.5 9.6 4.1 2.1 5.7 28.3 11.6 8.3 3.3 4.4 1.3 1.1 4.2 7.3 45.3 31.4 38.7 43.2 41.7 42.2 44.7 33.9 64.7 64.9 63.0 43.8 38.4 32.7 50.5 60.1 12.3 3.4 0.4 2.5 0.7 0.0 0.5 5.7 15.8 12.7 2.3 1.6 2.9 0.0 1.4 12.6 9.6 12.1 15.7 12.7 10.4 24.2 15.6 9.5 ■：全体より10ポイント以上高い、■：全体より５ポイント以上高い、■：全体より10ポイント以上低い、■：全体より５ポイント以上低い  SNSユーザーの居住エリア別の構成比をみると、関東圏での利用シェアが下がっている。住民基本台帳の比率に近づきつつあり、ＳＮＳが全国に広がりつつあることが分かる。 SNSユーザーの居住エリア別構成比北海道前回実施調査（全体） 2012年6月 (N=1,080) 今回実施調査（全体） 2013年2月 (N=1,080) 参考データ関東地方中部地方 4.7 5.5 42.1 5.5 5.7 39.8 住民基本台帳データ全国15～69歳 4.3 （出典）総務省統計局住民基本台帳東北地方 6.7 近畿地方中国地方 13.8 13.8 34.3 16.8 3 (%) 四国地方 18.5 19.1 17.8 九州地方 4.41.6 9.5 5.3 2.6 8.2 5.8 3.1 11.3 その他調査結果： SNS利用時間  10代のインターネット利用時間・SNS利用時間が非常に長い。  SNSを主にスマートフォンで利用する人は、主にPCで利用する人に比べて、SNS利用時間が長い。 Q あなたは、普段自宅内・外を問わず、1日あたり以下にあげるインターネットメディアを、どのくらい見たり聞いたり、利用したりしていますか？パソコン、スマートフォン、タブレットなど、機器は問いません、すべての機器合計でお考えください。 0 100 今回実施調査全体（N=1,080） 200 年代別 64分 40～49歳（N=176） 64分 60～69歳（N=107）主S 端利N 末用S ＰＣ（N=554）スマートフォン（N=434） 220分 84分 30～39歳（N=245）（分） 400分 162分 20～29歳（N=283） 400 219分 78分 15～19歳（N=131） 50～59歳（N=138） 300 175分インターネットサービス 1日平均利用時間 189分ＳＮＳ1日平均利用時間 159分 46分 225分 56分 200分 58分 104分 4 246分その他調査結果： SNS企業公式アカウント接触者の情報行動  約7割がSNS企業公式アカウントに接触。  平均週に1.5日、SNS企業公式アカウントを閲覧。 Q あなたは、SNS（twitter、Facebook、mixiなど）上で、「企業・商品・サービスについての情報」をどの位の頻度で見ますか。 ※ここ3ヵ月以内の利用平均でお答えください。 (%) （N=1,080）ほぼ毎日 (週に6～7日) 10.9 週に4～5日週に2～3日程度程度 6.9 10.5 16.1 週に1日程度月に2～3日程度 8.4 5.5 月に1日程度 8.9 月に1日未満 32.7 見ていない SNS企業公式アカウント接触者１週間あたりの平均接触日数 67.3% 1.5日  SNS企業公式アカウント接触者のうち約5割が、投稿記事内に表示された、商品ページやキャンペーンページなどのURLをクリックしている。  2割～3割が、検索したり、評判を調べたり、価格を調べたり、いいね/RT/イイネ！を押したりしている。  接触者の1割が、実店舗に来店している。 Q あなたは、SNS（twitter、Facebook、mixiなど）の企業公式アカウント上で「企業・商品・サービスについての情報」を見て、普段どのような行動をとっていますか。（N=727）SNS企業公式アカウント接触者ベース表示されているURLをクリックする Google、Yahoo!など検索サイトでさらに詳しい情報を検索するインターネット上での評判を調べる価格を調べる「いいね／RT／イイネ！」をする ECサイトで購入する実店舗に来店するそこで知った情報をSNSで発信するそこで知った情報を友人・知人に話す 5 (%) 参考情報 *1 博報堂ＤＹグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター当組織は、ソーシャルメディアを活用し、企業のマーケティング課題を解決するソリューション提供やサービス開発を行う、博報堂ＤＹグループ横断の組織です。中核事業会社４社（株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社、株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ）だけではなく、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社を始めとしたグループ会社それぞれが、クライアントへのソリューション提供の取り組みやソーシャルメディア・マーケティング領域の新サービスの開発を行っております。当組織ではこれらの動きや情報を組織横断型で一括集約し、グループ内のリソースのみならず、メディア・テクノロジー提供企業・制作会社など外部とのネットワークも活用し、新たなマーケティング手法や広告手法の開発を推進してまいります。調査概要 *2 調査の概要調査時期： 2013年2月16日－2月17日調査地域：全国調査対象：高校生～69歳男女 Twitter・Facebook・mixiいずれか週１日以上利用者 1080名割付の詳細は以下 Twitter 最頻利用 Facebook 最頻利用 mixi 最頻利用合計 15～ 19歳 20代 30代 40代 50代 60代合計男性 30 30 30 30 30 30 180 女性 30 30 30 30 30 30 180 男性 30 30 30 30 30 30 180 女性 30 30 30 30 30 30 180 男性 30 30 30 30 30 30 180 女性 30 30 30 30 30 30 180 180 180 180 180 180 180 1080 ※グラフ・数表に記載されているサンプル数は、ウェイトバック集計後のサンプル数調査方法：インターネットアンケート調査集計方法：各性年代の人口構成とスクリーニング調査での出現率をもとにウェイトバック集計を実施 6