<無線方式 一覧> 無線通信規格 LTE 3G WiMAX 策定団体(組織) 3GPP (http://www.3gpp.org/) 3GPP (http://www.3gpp.org/) 3GPP2 (http://www.3gpp2.org/) 推進団体(組織) LSTI(LTE-SAE Trial Initiative) GTI(Global TD-LTE Initiative) CDMA Development Group GSM Association WiMAX Forum TD-SCDMA Industry Alliance(TDIA) 使用帯域(周波数) 2GHz, 1.7GHz, 1.5GHz, 900MHz, 800MHz 携帯電話、スマートフォ 主な用途(適用領域) ン、携帯情報端末 2.1GHz, 1.7GHz, 1.5GHz, 900MHz, 800MHz IEEE 802.16 (http://ieee802.org/16/) 固定: 11GHz帯以下 モバイル: 6GHz帯以下 IEEE 802.11 (http://ieee802.org/11/) Wi-Fi Alliance Bluetooth Bluetooth SIG ZigBee Alliance Bluetooth SIG ZigBee Alliance SIG-J(日本) IEEE802.11a: 4.9∼6.0GHz IEEE802.11b/g: 2.4∼ IEEE 802.15.1 2.4GHz(日本) 2.5GHz 2.4G(2400M∼2483.5MHz) *920MHz(策定中) IEEE802.11n: 2.4∼ 2.5GHz, 4.9∼6.0GHz OSI参照モデルの以下で構 成 IEEE 802.15.1で規定 MAC層(CSMA/CA) 物理層(FHSS,DSSS,OFDM) スター型 ZigBee Z-Wave Z-Wave Alliance Z-Wave Alliance BAN (UHF帯狭帯域通信) IEEE 802.15.6 IrDA DATA スター型 メッシュ型 バス型、メッシュ型 スター型(マスタースレー ブ) IEEE802委員会 IrDA QoL-SN研究会(業界団体) Quality of Lifeセンシング・ネットワーク研究会 QoL-SN研究会(業界団体) Quality of Lifeセンシング・ネットワーク ZARLINK社 研究会 900MHz/ 908.42MHz(アメ リカ), 868.42MHz(ヨーロッ − パ) ○変調方式:BPSK,QPSK,GMSK 402∼405MHz インプラント機器(全世界) 420∼450MHz 医療用テレメータ(日本) 863∼870MHz ISMバンド(欧州) 902∼928MHz ISMバンド(米国) 950∼956MHz 特定小電力(日本、920MHz帯へ移行) 2.36∼2.40GHz 医療機器用(米国) 2.4GHz帯ISMバンド(全世界) IEEE 802.15.4aが定めるMAC 層,PHY層に準拠 *********** ①超広帯域無線物理層 (Ultra wideband-PHY) ・インパルス型(IR-UWB) ・周波数変調型(FM-UWB) ②メディアアクセス制御層 (MAC) メッシュ型、ツリー型 ペア型 スター型、ツリー型、メッシュ型 数10Km 10km程度 48km(固定) 1.5km(モバイル) 100m ∼100m ∼30m(ノード間) 約 30m 1m程度 3m程度 最大接続数 基地局毎に異なる 基地局毎に異なる 基地局毎に異なる 基地局毎に異なる 8 65,536 232 2 100(最大) 最大 2304byte IEEE802.11n は最大 65535byte 8 - 27オクテット(ver4.x) 127バイト(最大) 通信速度 消費電力 その他特長(長短所 等) 価格(ユニット/モ ジュール/チップ) LTE 4×4MIMO: 下り最大:326Mbps (20MHz帯域幅) 上り最大:86Mbps (20MHz帯域幅) CDMA(EV-DO Rev.B): 下り最大:73.5Mbps (20MHz帯域幅) 上り最大:27Mbps(20MHz 帯域幅) WCDMA(Rel 8 HSPA+): 下り最大:42Mbps(5MHz 帯域幅) 上り最大:11.5Mbps (5MHz帯域幅) 最大: 134.4Mbps(28MHz 帯域幅) IEEE802.11a: 最大 54Mbps IEEE802.11b: 最大 11Mbps IEEE802.11g: 最大 54Mbpd IEEE802.11n: 最大 最大:24Mbps(Ver 3.x+HS) 250Kbps(最大) 600Mbps(40MHz チャネル ボンディング、4ストリーム 時) 1mW(Class3)、 2.5mW(Class2)、 100mW(Class1) 255バイト(最大) 9.6 Kbit/s 、 40 Kbit/s 16Mbps(IrDA DATA1.4)(最 インプラントBAN:2∼3Mbps(最大)400MHz帯 大) 10Mbps(最大) 1∼10mW(2.4GHz) < 802.15.4a(BAN(広帯域通信)) 人体周辺(表面or内部)での電波伝搬をチャネルモデルとして策 定(機器設計の容易化) 電波が人体に与える影響(SAR)許容値を明確化(人体保 護) 通信速度が高速。グローバ 通信距離が長く、また通信 ************* 3Gに比べ通信速度が高 ルな標準規格により、相互 速度が高速で、固定ワイヤ 低速、低消費 【狭帯域無線(NB)】 速、低遅延である。 接続性が高い。 周波数をランダムに変える レスネットワークに最適。 SE(Smart Energy)プロファイ ・伝送誤りへの耐性を確保し受信機複雑性の削減と低消 カバーエリアが広い。山間 無料のアクセスポイントも数 周波数ホッピングを採用し ルは米国でのHEMS標準 アプリケーションレベルで 意図した接続に適する 費電力化の為の変調方式と符号化/検波方式を採用 一方で、通信エリアは限 部も含め日本のほぼ全土 多くあり、特に都市部でのア 干渉に強い。 一方で、現在のサービスエ ZigBeeでは無いが、下位層に の相互運用性が高い (Bluetoothとは補完関係) ※国際的に利用可能となるように複数周波数帯(400MHz 定される。消費電力が多 がサービスエリア。 クセスに有効的。 無線LANと帯域が被り、影 リアは全国の政令都市と主 IEEE 802.15.4を用い、上位層 帯、900MHz帯、 2.4GMHz帯)において同一方式を採用 いことが欠点。 響を与える場合あり。 要都市の周辺に限られて に独自規格を謳う製品多し ************* 一方で、通信距離が短いこ いることが欠点。 【BAN の技術課題】 とが欠点。 ①通信方式と安全性 ②電力供給 ③高品質・高セキュリティなネットワーク ④SAR(比吸収率) 数100円∼(モジュール) 10円∼(モジュール) IEEE802委員会 特定小電力 (日本:920MHz) IEEE802.15.4g 特定小電力 (400MHz) ARIB:社団法人電波産業会 QoL-SN研究会(業界団体) ARIB Quality of Lifeセンシング・ネットワー 社団法人電波産業会 ク研究会 <30m 独自プロトコル ①人体通信物理層 (Human Body Communications-PHY) ②メディアアクセス制御層 (MAC) ネットワークの基本仕様 ・厳格なセキュリティーと 緊急データ伝送 Wi-SUN Alliance 日本:ARIB社団法人電波産業会 169.400-169.475MHz (欧州) #3 450-470MHz (米国) #3 470-510MHz (中国) #7 779-787MHz (中国) #7 863-870MHz (欧州) #5 868-870MHz (欧州) #2 896-901MHz (米国) #1 901-902MHz (米国) #1 902-928MHz (米国) #6 ②429MHz帯無線機 917-923.5MHz (韓国) #6 ・技術基準:ARIB STD-T67 920-928MHz (日本) #7(特筆有) 通信速度は低速ですが電波の 928-960MHz (米国) #1 回折が期待できるため多少の 950-958MHz (日本) #7 障害物がアンテナ間に存在す 1427-1518MHz (米国) #1 る環境でも安定した無線通信が 2400-2483.5MHz (世界) #4 **************************** 実現可能。 日本:920MHz 変調方式はGFSK (ARIB STD−T108準拠 922.3∼928.1MHz) 最大 255バイト 3m程度 TransferJet IEEE802.15.4をベースにSUNを想定したPHY層 を802.15.4gにて策定しこれに準拠。 MAC層は前記802.15.4gにおける修正に沿っ 電波型式 たMAC層修正を施したIEE802.15.4eに準拠 ⇒パケット ************* (FSK、副搬送波FSK、主搬送 【プロトコルスタック】 波SSB) ①アプリケーションインタフェース ②ネットワーク層:非IP/IP ③アクセス制御層(MAC層):IEEE802.15.4e ④物理層(PHY):IEEE802.15.4g NFC(3タイプ) RFID(2タイプ) TransferJetコンソーシアム 国際:ISO (情報系にはIECも参画) EPCglobal(SCM分野) 国内: ARIB(電波産業会) EPCglobal Japan(SCM分野) T-Engineフォーラム 同左 ANT+ Alliance TransferJetコンソーシアム 国内: JAISA (日本自動認識システム協会 流通システム開発センター (EPCglobal関連) ユビキタスIDセンター (T-Engine関連) 同左 2.4GHz GFSK 変調 4.48GHz( 出力が70dBm/MHz以下であり、国 内では微弱無線扱い) ・120-135KHz:イモビライザ、ラ ンドリ、食堂 ・868-956MHz(UHF):物流、物 品管理 (国内は953⇒920MHz) ・2.45GHz:物流パレット、医療 器具管理 ・120-135KHz:水中、土中探索 ・315MHz:位置検出(微弱電波) ・433MHz:物流コンテナ ・868-956MHz(UHF):物流、物 品管理 (国内は953⇒920MHz) ・2.45GHz:物流パレット、コンテ ナ 上欄に併記 上欄に併記 【400MHz(426∼429MHz)】 ①426MHz帯無線機 ・技術基準:RCR STD-30 防犯・防災などの非常時利用 するセキュリティ用途の周波数 帯。 ヘルスケア分野(心拍計や血 圧計等)主用途とし、フィットネ 特定機器(PCと携帯/デジカ ス機器・サイクルコンピュータ・ メ等)とのデータ通信 携帯電話・スマートフォン等 「ANT」 ・データリンク層 ・ネットワーク層 ・トランスポート層のプロトコル PHY,CNL,PCLで構成 を規定 TransferJetコンソーシアムで 規定 「ANT+(アントプラス)」 ・セッション層及びプレゼン テーション層 ・アプリケーション層を規定 ISO ・第1階層:ハード/ソフト技術仕 様、データプロトコル ・第2階層:データ構造、識別 子、コード体系 ・第3階層:対象物別アプリケー ション共通仕様、運用 同左 EPCglobal(C1G2プロトコル、 UHF) ・リーダプロトコル標準(リーダと アプリケーション間) ・リーダマネジメント標準(リー ダ制御、監視I/F) ・ピア・ツー・ピア型 ・スター 型 1対1 ・ツリー型 ・メッシュ 型 Star Star、Tree、Mesh、Lineが可能 ・海上:約3Km ・郊外(見通し良好):約1∼2Km ・スキー場・ゴルフ場:約2Km ・高速道路上の車輌間:約 100m程(最大) 500m ・市街地(建物林立):約100∼ 200m ∼30m程 数cm 868-956MHz :∼10m(多くは 5mまで) 2.45GHz:∼2m ワンホップは10∼200m (120135KHzを除く) 特に868-956MHz(UHF)は長距 離 426MHz=10チャンネル 429MHz=46チャンネル 1MHz 帯域幅 x 78 チャネル 2 Reader装置の同時送信台数 (国内920MHz帯)例 (隣接周波数の携帯電話との 干渉計算による目安) 4.5-12.7台/km2 Reader装置の同時送信台数(国 内920MHz帯)例 (隣接周波数の携帯電話との干 渉計算による目安) 18.7台/km2 スター型 2m typ. ANT IEEE802委員会 日本:ARIB社団法人電波産業会 ・住宅設備機器(エアコン・電動 シャッター・照明など)の遠隔操 ◎スマートユーティリティネットワーク向 作 ◎様々な生体情報収集無線 【SUN=Smart Utility Network】 センサネットワーク⇒身体周りでの画 ガス・電気・水道のメータに無線機を搭載し、 ◎人体そのものを通信媒介と ・セキュリティー機器・警報機器 像等の大量データ伝送に向い 対内埋込み型医療機器のデー 無線通信を介して、検針データを効率的に収 し利用する「人体通信」は各 ・エネルギーマネジメント機器な ている タ伝送 集する無線通信システム 社独自仕様 どのデータ伝送 (屋外各戸スマートメータ⇔MDMS間等) ・ 3.4-4.8GHz:UWB-LB ◎HEMS,BEMS 各種メーター(電気・ガス・水 ○住設機器・災害監視,防犯センサ等 道)などの遠隔検針 人体通信網(BAN)に向けた新規格 「IEEE 802.15.6」('12/3月発行)が定めるMAC層,PHY層に 準拠。 (利用する周波数毎に異なる複数のPHY層を規定すること IrPHY:物理規格 で様々な用途対応を可能とし、MAC層は共通化することで IrLAP/IrLMP/IrTTP:ソフト 相互接続性を確保) 規格 ************* ①狭帯域通信物理層(Narrowband- PHY) ・デジタル周波数変調 ・デジタル位相変調 ②メディアアクセス制御層 (MAC) スター型 ZARLINK社 BAN (人体通信) ○変調方式: 人体通信 BPSK,QPSK,GMSK 402-405MHz インプラント機器(全 21MHz帯 (5.25MHz帯域) 世界) 32MHz帯(8MHz帯域) 3.1∼10.6GHz (2.4GHz for Wake-Up Link) (微弱無線設備) (UltraWideBand)国ごとに異なる 5つのレイヤに分類し、定義。 APL層 使用者が作成 APS層 ZigBee Allianceがプロファイ ルとして規定 Z-Wave Allianceで規定 NWK層 ZigBee Allianceが規定 MAC層 IEEE 802.15.4-2003を使用 PHY層 IEEE 802.15.4-2003を使用 メッシュ型 独自規格 (BAN) IEEE802委員会 通信距離 データ(パケット)長 BAN (広帯域通信) IEEE 802.15.4a IrDA 携帯電話、スマートフォン、 携帯情報端末、PC、ルー 携帯電話、スマートフォン、 携帯電話、スマートフォン、 PCと周辺機器の接続、携 ホームオートメーション、エネ 体内埋込み型医療機器のデータ伝送 タ、カーナビ、ゲーム機器、 ホームオートメーション、 携帯端末同士のデータ交 携帯情報端末、PC、カーナ 携帯情報端末、PC、カーナ 帯電話での音声やデータ ルギー管理用途のセンサー 様々な生体情報収集無線センサネットワーク デジタル家電機器、医療機 センサーネットワーク 換 ビ、ゲーム機器 ビ、ゲーム機器 通信等(低速通信) ネットワークが中心 無線医療テレメトリサービス(WMTS) 器、テレメトリング、デジタル サイネージ 規定範囲(プロトコ ル) ネットワーク構成 WLAN スター型 1000台(最大) 日本920MHz=77チャンネル 最大 255バイト Tag unique ID:最大512bit (EPCglobal C1G2) 868-956MHz(EPCglobal) Reader ⇒ Tag 26.7k-128Kbps Tag ⇒ Reader 40k-640kbps(FM0) 5k-320kbps(Millermodulated Subcarrier) 標準的な40Kbpsでの読取り 速度は70個/秒程度 2.45GHz(各社独自) 64kbpsなど 27Mbps(最大) 800kbps(最大) 1∼ 10 Mbps 約430bps(SSモード)、 4800bps(FSKモード) 少なくとも40kbps 1Mbps(最大) 1Mbps(次世代Ver:2Mbps)⇒ 560Mbps(最大) 実力値:最大 20Kbps 30mW < 15mW Bluetooth/ZigBeeよりも 低消費電力 426MHz=1mW 429MHz=10mW 数10mW 1∼10mW(2.4GHz) データ送信時(560Mbps)に 100mA程度。間欠受信時に 200uA程度 【超広帯域無線(UWB)】 元来BAN想定ではなくチャネルモデ ルのサポート等なし ・利点は高速伝送、 欠点は干 渉・共存と消費電力 ・3.1∼10.6GHzに割りあてられ 国、地域により利用条件が異な る。 既存無線システム が利用の周 波数帯でも極めて低い送信電 力密度で通信することで周波数 共用を実現できる Sleep時超低消費電流(250nA) ************ ○ZarLink社は特に対内埋込 み インプラント⇔体外機器を中 心とする独自規格で商品化中 にて特記する。 センサと無線送受信機能内蔵 の端末を長期間の電池駆動 を目的に開発した通信プロトコ ル。 送受信するデータ量とデータ を送受信する頻度が共に多く ない用途を想定の技術 かざす動作により自動的に 機器同士の接続が確立され 通信が開始される。 元開発、商標はSONY マルチホップ通信による広範囲を低消費電力で 確保(802.15.4eのMAC層では中継器となる 人体通信(HBC) ルータのスリープモード動作が可能(従来ZigBeeで ・静電界通信のことで、波長に は不可)) 対して伝送距離が短い為、静 ************ 電界によって無線通信を行 400MHz帯 ⇒占有帯域幅が狭 2012年に開放の920 MHz帯 う。 いため、通信速度が遅い ⇒・既存無線との電波干渉が少ない 中心周波数は21MHz、32MHz ・低消費電力でありながら であり日本国内での利用は微 ・長距離のデータ通信が可能 弱無線局に位置付けられる。 ・HEMSに最適な周波数帯 ・障害物に強い 1000∼2000円前後 1000∼2000円前後 500円以下 Reader/Writer: 3W(待機)、 12W(送信) 同左 315MHz: ∼数10kbps(微弱電 波 製品例) 433MHz: 27.7kbps(ISO/IEC18000-7) 920MHz: 100kbps 2.45GHz: 115kbps(製品例) Reader/Writer又は受信専用機 :数W Activeタグ :∼10mA (間欠 動作、電池寿命∼2年) ・インタフェイス(I2C等)を持つ RFIDタグチップは、機器の内 外をつなぐ無線インタフェイスと RTLS(リアルタイム位置検出シ しても利用可。 ステム)への応用 ・UHF帯は金属、水の影響で 読取り距離が短縮する。(金属 対応タグ選択可) Reader/Writer: 据置型 10万円前後 ハンディ型 20万円前後 ワンチップIC ∼5,000円 RFIDタグ/インレイ: 10数円∼(数量依存大) Reader/Writer又は受信専用機: 数万円∼30万円 Activeタグ:2,000∼5,000円
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