平成２6 年度優良ふるさと食品中央コンクール受賞予定出品財一覧 ◎農林水産大臣賞所在地出品者新技術富山県株式会社かねみつ開発部門魚津市 (かぶしきがいしゃかねみつ) 出品財名特こぶじめ・ひとりじめ一枚の昆布の中に4種の魚種の「昆布じめ」が包み込まれたもの。江戸時代から伝わる郷土料理の一つである「昆布じめ刺身」は高級感が強く消費者層が限られているが、本商品は、若者・女性が手軽にワンコインで購入でき、しかも、少量多種にもかかわらず結構なボリューム感があります。従来の昆布じめ製法にデザイン的要素を加え、昆布で風呂敷に見立てて包むことにより、見た目はもちろんのこと、昆布を開く楽しみや開きやすさもあり、バラエティ感あふれた逸品です。 (こぶじめ・ひとりじめ) 代表取締役社長金三津貢新製品和歌山築野食品工業株式会社開発部門県伊都 (つのしょくひんこうぎょうかぶしきがいしゃ) 郡代表取締役社長築野富美山椒香味油国産農林鳥取県株式会社プレマスペース産品利用鳥取市 (かぶしきがいしゃぷれますぺーす) 部門代表取締役大家祐子天女の梨クーヘン国産畜水鹿児島株式会社下園薩男商店産品利用県阿久 (かぶしきがしやしもぞのさつおしょうてん) 部門根市代表取締役社長下園満旅する丸干し徴臼で挽いて粉末にしたものを香味油にいれたもの。原料は全国収穫量の75%を占める本県の「ぶどう山椒」と、本県で製造されたこめ油を使用しています。「ぶどう山椒」は、フルーティーで甘い香りが特徴であり、熱で香りが飛ばないように臼で挽くことで、採れたてのように芳醇な香りと程よい刺激が口の中に広がります。山椒の香りや刺激を楽しむために、素材の持ち味を活かす「こめ油」を使用し、香りの引き出しと賞味期限内のカビの発生抑制を両立させる条件も見出しました。手軽に料理にも使え、県外でも認知度向上に繋がっています。 (さんしょうこうみゆ）鳥取県の特産である、「二十世紀梨」を丸ごとコンポートし、上質の原材料を使用した生地で巻いて、梨の形をイメージして焼き上げたクーヘン。二十世紀梨のコンポートは、秋に収穫した果実を氷温熟成させ歯ごたえのある果肉の特徴を活かすよう、随時自社工場で製造。最も重要な素材であるバターには、多くの一流シェフやパティシエが選ぶカルピスバターを使用。生クリームやはちみつを入れた生地のしっとり感と、二十世紀梨のシャキシャキとした食感が特徴。本製品は平成26年度食のみやこ鳥取県特産品コンクール最優秀賞 (てんにょのなしくーへん) 丸干しをオイル漬けにしたもの。老舗の干物屋がたくさん残っている町、鹿児島県阿久根市。この港町で漁師たちが朝方4時から6時に獲ってくる「ウルメイワシ」は、おなかの中にエサが残っていないので苦みが少なく、食べやすい干物になります。そんな丸干しを、世界の国々の味をイメージしたオイルに漬けました。まるで日本の丸干しが世界をわたり歩いているような「旅する丸干し」です。・第47回鹿児島県水産品評会農林水産大臣賞・2013かごしまの新特産品コンクール鹿児島県知事賞・平成25年度鹿児島県新加工食品コンクール鹿児島らしさへのこだわり部門最優秀賞 (たびするまるぼし) 1 ◎農林水産省食料産業局長賞所在地出品者出品財名特プレミアム新技術青森県十和田おいらせ農業協同組合開発部門十和田 (とわだおいらせのうぎょうきょうどうくみあい) にんにくパウダー (ぷれみあむにんにくぱうだー) 市代表理事組合長竹ケ原幸光新製品福島県株式会社菅野漬物食品開発部門南相馬 (かぶしきがいしゃ市かんのつけものしょくひん) 「にんにく」をパウダー状に加工したもの。日本一の「にんにく」産地を支えているのはＪＡ十和田おいらせです。健康な土づくりにこだわったﾐﾈﾗﾙ栽培により生産されたにんにくを低臭処理し、食後にんにく特有の不快臭を和らげたプレミアムにんにくのパウダーにしました。お料理、食事等でにんにく風味、味付けがほしい時「かけるにんにく」としてお手頃にご利用いただけます。あん肝のみそ漬海のフォアグラと言われる脂がのって濃厚でとろけるような食感のあんこうの肝を米みそ、黒糖、米こうじ、日本酒などを合わせた特製の味噌床に漬け込み、長期間低温で熟成させたもの。みそ漬けには加熱処理したあん肝を使用し、味噌の風味であん肝の生臭さを抑え食べやすく仕上げられている。発売当初から好評でリピーターも多く、お酒に合うちょっと贅沢なおつまみとしてご贈答として買っていかれるお客様も多い。 (あんきものみそづけ) 代表取締役社長菅野行雄福井県株式会社三玄福井市 (かぶしきがいしゃみげん) 代表取締役社長角谷雅和鯖へしこバーニャ・カウダ「へしこ」とは、塩漬けにした魚を米糠で漬けた保存食であり、各種ﾐﾈﾗﾙとアミノ酸のバランス上に成り立った発酵食品。米糠のビタミンが新陳代謝に好影響を与えることはよく知られています。「鯖へしこ」は鯖に含まれるDHAなど美肌や美容に関する効果もあり、血圧抑制にも効果があるとのこと。「鯖へしこ」をイタリアを代表する冬の野菜料理「バーニャ・カウダ」としてお好きな野菜に浸し、日本酒や焼酎だけでなくワインなど様々な飲み物にも合うような万能調味料です。 (さばへしこばーにゃ・かうだ) 香川県一般財団法人宇多津町振興財団宇多津古代米讃岐うどん綾歌郡 (いっぱんざいだんほうじんうたづちょうしんこうざい (うたづこだいまいだん) 古代米の米粉を10％含んだ讃岐うどん。ポリフェノール・アントニアシンを多く含んだ県産の古代米と入浜式の天然にがりを練りこんだモチモチの食感の健康派うどんです。セットの麺つゆもうどんの美味しさを引き立てています。パッケージは瀬戸内海に沈む夕日と瀬戸内海の島々。そして宇多津特産の塩をイメージしています。平成 26年かがわ県産品コンクール「うどん県。それだけじゃない香川県」優秀賞、及び「瀬戸内80特別賞」を受賞。さぬきうどん) 理事長谷川俊博国産農林石川県株式会社Ｏkurusuky 産品利用鳳珠郡 (かぶしきがいしゃおくるすかい) 部門代表取締役村山智一徴ひとつのピクルス『ブドウ畑とワイングラスの間におきたくなるもの』醸造用ブドウ農家としての想いを形にした、「ひとつ」シリーズのピクルスです。自社で栽培しているワイン用のぶどうから作ったレーズンと、地元農家の野菜使用し、能登穴水で醸造された白ワインをワインビネガーにしたもので仕上げています。漬け酢に水を使用していないので、酸味をまろやかに仕上げるため、レーズンは必要不可欠な原料のひとつとなっています。 (ひとつのぴくるす) 2 愛知県合資会社野田味噌商店豊田市 (ごうしがいしゃのだみそしょうてん) 無限責任社員野田清衛滋賀県大津観光株式会社大津市 (おおつかんこうかぶしきがいしゃ) うずらたま5くん！！みそ味うずらの玉子を味噌の味付けにしたもの。（資）野田味噌商店と豊橋養鶉農業協同組合が連携し、誕生した地産地消にこだわった品。味の要は、県産大豆を今では稀少な杉の大樽を用いて自社で天然醸造・長期熟成した豆みそを調達した味噌だれ。そこに豊橋養鶉農業協同組合の県内で生産・水煮加工したうずら卵を漬け、豆みその風味や旨みを疑縮。郷土愛知を代表するやや甘めな味噌だれの味付けと卵の柔らかな食感が特徴で、子どものおやつやお弁当のおかず、大人のお酒のおつまみとして最適。 (うずらたまごくんみそあじ) びっくり麩滋賀県産小麦「湖月」を使ってつくられた焼麩。通常、麩は中～強力粉を使って作られるが、この小麦粉は薄力粉に近い。ただ、薄力は煮崩れを起こしやすい難点がありましたが、この「びっくり麩」は、今までの製法とは違い、一般的な焼麩に比べきめが細かく煮崩れをおこしません。お味噌汁で使用する場合、だし汁をたくさん吸い、お椀いっぱいに広がりますので、お椀の蓋を開けた時にびっくりされることからこの商品の名前が付けられました。 (びっくりふ) 代表取締役社長宇都木公一国産畜水千葉県産品利用銚子市部門有限会社宮一畜産 YAMAJIYA (ゆうげんがいしゃみやいちちくさんやまじや) 無添加ジェラートすっぴんミルク自社生産の新鮮な牛乳の風味が損なわないよう低温殺菌し、安定剤や保存料など使用しない無添加ジェラートです。卵も使用していないので、アレルギーのある方でも安心して、美味しく召し上がれます。また、牛乳・生クリーム・砂糖の他味を邪魔するものが入っていない為、後味はすっきりしています。本当のおいしさを求めて、搾りたての牛乳を使用し、ゆっくり時間をかけてやさしく作りました。ミルクのそのまんまのアイスクリームを安心して食べられます。 (むてんかじぇらーとすっぴんみるく) 代表取締役社長宮内靖文 3 ◎一般財団法人食品産業センター会長賞所在地出品者出品財名新製品茨城県常陸農業協同組合開発部門常陸太 (ひたちのうぎょうきょうどうくみあい) 田市代表理事砂押英明三重県有限会社田園松阪市 (ゆうげんがいしゃでんえん) 代表取締役 (であえてよかったかさまのくりじゃむ) 新鮮な季節の野菜を餡にした水餃子。古御門餃子は中身の餡はおろか、餃子の皮まで地元三重県産にこだわって作りました。茹でて食べるので、油を使わずヘルシー。自社及び地元農家で生産された野菜をふんだんに使用、安心・安全です。ひとつひとつ手作りで丁寧に包んでいます。季節ごとに違う餃子をご用意セロリ餃子、ハチク・パクチ餃子、フェンネル餃子、茄子餃子、ニラ玉餃子、トマト餃子、カリフラワー餃子、にら・椎茸・エビ餃子といった8種類の餃子を現在展開中。古御門侑松原いちじくようかんイチジクを使用した羊羹。ＪＡ兵庫みらいでは、イチジクを小野産「おのこまち」の名称で特産品として取り組んでいる。イチジクは、天候の影響を受けやすく裂果など規格外品が発生する。この特産イチジクの規格外品を原料として、イチジクの香り、風味が漂うプチプチとした食感の羊羹に仕上げてある。ひょうご農商工連携ファンド事業やＪＡグループの展示会・商談会で注目されている。 (いちじくようかん) 宏みかんジュース。果汁１リットルを絞るのに、みかん3.5ｋｇ（約40個）を使う贅沢仕様のジュースに仕上がっている。みかんの美味しい箇所のみを絞ったストレートタイプ。保存料などの添加物は一切使用しておりません。昭和62年から柑橘栽培の農薬や化学肥料を使わない有機栽培に取り組み始め、現在では、16.0haの圃場で有機ＪＡＳ認定を受けている。平成23年には株式会社として法人化、加工施設を整備。みかんジュースや冷凍みかんなど、自社での加工を開始し、独自の製法で商品開発を進めるなど、６次産業化の取組にも力を入れている。平成22年には全国環境保全型農業推進コンクール農林水産大臣賞を受賞。有機栽培みかんジュース (ゆうきさいばいみかんじゅーす) 佐藤睦宮崎県有限会社慶珉（美味製作所小林市守破離）花堂パスタ国産小麦使用の生パスタ。小麦の生産を行う農事組合法人「はなどう」と加工ノウハウを持った美味製作所守破離がパスタマシンを導入することで連携・協力し、地場産原料にこだわった商品の開発に成功した。当該商品は生パスタならではのモチモチとした食感と、海外産では味わうことの出来ない新鮮な麦の香り、独持の味と風味が特徴です。 (はなどうぱすた) (ゆうげんがいしゃきょうみんびみせいさくじょしゅはり) 代表取締役溝口徴栗本来の味を追求した結果、蒸し栗を使用し「無添加」にこだわった商品。（栗、グラニュー糖以外にペクチンを使用）全量笠間産栗100％使用しています。ジャムに栗の食感をつけるために甘露煮を砕いて使用。ＪＡが農家所得向上のため、直接農家の庭先から買った原料の良品のみを選別して使用しています。 (こみかどぎょうざ) 佐賀県佐藤農場鹿島市 (さとうのうじょう) 代表取締役であえてよかった笠間の栗ジャム古御門餃子兵庫県株式会社松原製餡所神戸市 (かぶしきがいしゃまつばらせいあんしょ) 代表取締役特恵水 4 国産農林北海道田中酒造株式会社産品利用小樽市 (たなかしゅぞうかぶしきがいしゃ) 部門代表取締役田中一良梅酒小樽美人岩手県株式会社八木澤商店陸前高 (かぶしきがいしゃやぎさわしょうてん) 田市代表取締役河野通洋みそパンデロウ岩手県尾田川農園九戸郡 (おだかわのうえん) サクサク有機玄米と雑穀代表 (さくさくゆうきげんまいとざっこく) 尾田川勝男山形県株式会社杵屋本店上山市 (かぶしきがいしゃきねやほんてん) 後志産の梅を100％使用した梅酒。小樽商工会議所未利用果実プロジェクト女性メンバーが、企画・開発を行った。従来は未利用であった『余市町産・仁木町産』の果実を100％使用し、美容・美肌に良い成分といわれるヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンＣを配合し、さらにアンチェイジングに効果あるといわれる北海道産のアロニア果汁を加え、綺麗な色合いに仕上がった。熟成させた梅酒の爽やかな香り・色合いは、頬紅のようなほんのりサーモンピンク、甘みと酸味が絶妙な味わいの梅酒ができ上がりました。 (うめしゅおたるびじん) みそ味のカステラ。ふわとろ食感の半熟カステラ。岩手県一関市にある館ヶ森アーク牧場の自家製オーガニック小麦粉と５万㎡の畑で放し飼いしているニワトリの健康な新鮮卵に八木澤の特性味噌を加えました。内部は半生に焼き上げたため、下部は火が通ったスポンジ生地、中部はしっとり生地、上部はとろりとした卵黄ソースになっています。冷蔵庫で半日ゆっくりと解凍する、または、解凍後電子レンジで温める、２通りの食べ方があります。平成２５年度岩手県ふるさと食品コンクール最優秀賞受賞 (みそぱんでろう) 岩手県産の有機玄米と雑穀をポン菓子加工したもの。どなたでも簡単に食べられる新しいタイプの製品です。そのままお菓子として食べるのはもちろん、スープやリゾットに手軽に調理をしたり、フリーな食べ方が好評です。また、１枚約7calなので、ダイエット食としても注目したいところです。尾田川農園の契約２９６戸が育てた原料で製造し、無添加・無調味の素朴な味わいとほんのり残る穀物の甘さは格別です。平成２５年度岩手県ふるさとコンクール優秀賞受賞さくらんぼをコーティングしたチョコレートです。時間をかけて農家の愛情がたっぷり注がれた初夏のあじわい、ルビー色の愛くるしい果物「さくらんぼ」。新しい技術によって県内で開発されたさくらんぼパウダーとセミドライ加工で美味しさを増した山形県産さくらんぼを贅沢にまるごと一粒使用したトリュフチョコレート。上品で爽やかな香りと食感が楽しめます。山形ショコらんぼ (やまがたしょこらんぼ) 代表取締役社長菅野高志群馬県あがつま農業協同組合吾妻郡 (あがつまのうぎょうきょうどうくみあい) 代表理事理事長唐澤透生姜とりんごの絞り汁をミックスしたジュース。生姜の芳香とわずかな辛味がリンゴの甘さとほどよくマッチしてお子様や女性にも飲みやすい味になっている。原料となる生姜は収穫初期の柔らかいものを使用しており、栽培、収穫時期にもこだわっている商品です。りんごの甘さに加え生姜のピリッとした辛さが効いており、夏は冷やして、冬はホットで楽しめるドリンクです。生姜&林檎ジュース (しょうがあんどりんごじゅーす) みかんジュース。収穫時期を12月下旬、園地の7割以上にタイベック使用したマルチ栽培、園地巡回による診断、収穫前の果実分析等様々な栽培条件で皮の締まった果実を生産し、長期貯蔵で熟成するなど、通常よりも厳しい条件の中で栽培した高級品である。「濃密青島みかん」を原料とし、皮を一つずつ剥いて搾った100％ストレートジュース。県内の農林水産物を使った加工食品のコンクール「ふじのくに新商品セレクション」（平成25年度）において、最高金賞を受賞。静岡県株式会社アグリサポートみっかびピュアレスト浜松市 (かぶしきがいしゃあぐりさぽーとみっかび) 蜜柑 (ぴゅあれすとみかん) 代表取締役後藤善一 5 京都府あけぼのフェニックス舞鶴市（あけぼのふぇにっくす）代表万願寺とうがらししょうゆ漬舞鶴市特産で京のブランド産品にも指定される「万願寺甘とう」が赤く熟したものを細かくし、しょうゆに漬け込んだ佃煮。本来、赤く熟した「万願寺甘とう」は、農産物として商品価値はないが、廃棄するのではなく加工品として有効活用することで、地域食品の新たな可能性を提案するとともに、舞鶴地域の魅力づくりに貢献。また、舞鶴市では、本商品を平成21年から市内の農家や市民グループがこだわりを持って生産する農産物や加工品等を推奨し、舞鶴産のブランド化や地産地消を目指す「ふるさと舞鶴あぐりブランド推奨品」に認定している。（まんがんじとうがらししょうゆづけ）森下房江熊本県株式会社あさぎりフレッシュフキイ子ばあちゃんの球磨郡ーズつぼん汁（かぶしきがいしゃあさぎりふれっしゅふーず）代表取締役春永ふるさとの味を再現した商品を個食パックにしたもの。九州地方でいうとのっぺい汁に似た料理で、球磨地方に限り、古くからお祭りやお祝い事の催事に赤飯と一緒に作られ、深い壺にこの汁を盛り付けることから「つぼん汁」と言われ、今日まで愛されてきました。郷土料理として定着し、豊富な野菜類と鶏肉とのバランスの良い商品です。平成２６年度熊本県農産物加工食品コンクール（最優秀賞受賞）（きいこばあちゃんのつぼんしゅる）正光 6