VOL. 29 2015.04 棚田保全活動 稲刈り(H26.10.4)「菊川市上倉沢地区せんがまち棚田」 平成26年度下期の活動報告 (平成26年10月~平成27年3月) ● 実行章贈呈事業 ● 第11回フォーラム開催 ● 県本部主催作文コンクール ● 平成26年度指定あいさつ運動校実践報告 ● 平成27年度指定あいさつ運動校訪問 ● 第3・4回クリーン作戦 ● 車いす等贈呈・福祉施設奉仕活動 ● 里山づくり ● 棚田保全活動 ● 収集活動 ● topics 26 年度指定 あいさつ運動協力校 「牧之原市立片浜小学校」 「小さな親切」は、思いやりの「心の芽」を育てる運動です 「小さな親切」実行章贈呈事業 「小さな親切」運動の大きな運動の柱である実行章贈呈事業は、「小さな親切」を実践している“親切さん”に敬意 を表して、実行章(賞状とバッジ)を贈ることで、社会に「心あたたまる行い」と「思いやりの心」を広めています。 「実行章」は、誰でも推薦でき、誰でも受章できることから「庶民賞」と言われ親しまれています。会員・学校・福 祉施設などに呼びかけて推薦をいただき、下期は、個人表彰 32 件・団体表彰 49 件が受章しました。(年間では、計 個人表彰 49 件・団体表彰 68 件を推薦) 皆さんのまわりにいる「親切さん」を是非教えてください。詳しくは、ホームページをご覧いただくか事務局まで ご連絡ください。 実行章贈呈式の様子 平成27年1月受章 土屋 良二 様 平成27年1月受章 増田 太郎 様 プレゼンター:「小さな親切」運動 水山支部長 プレゼンター:「小さな親切」運動 勝間田支部長 受章内容:浜松市の花川運動公園で「エンジョイ テニス会」を主催し、14年以上ボランティアで テニスを教えている。月曜日から金曜日まで毎日 開催し、浜松市が推進する健康増進運動への寄与 にもつながっている。 受章内容:約25年前から趣味で油絵を描き、 人々の目を楽しませようと牧之原市をはじめとし た市役所や病院などに作品を寄贈している。 下期実行章受章者 受章名・団体名 受章月 10月 11月 12月 2月 1 受章月 受章名・団体名 受章月 受章名・団体名 島田市立第四小学校 枝村 泰代 牧之原市立萩間小学校 5 年 髙畑 早紀子 増田 昭 幸田 清太郎 浜松市立河輪小学校 4 年 相曽 冬悟 焼津市立大井川保育園 静岡県立榛原高等学校 野球部 浜松市立河輪小学校 4 年 角田 稜真 ひまわりの会 伊豆市立土肥中学校 浜松市立河輪小学校 4 年 青島 佑都 静岡県立清水南高等学校・中等部 静岡県立伊東商業高等学校 3 年 石井 青 静岡県立吉原工業高等学校 静岡県立伊東商業高等学校 3 年 野澤 仁納央 静岡県塗装看板業協同組合 静岡県立伊東商業高等学校 3 年 吉川 吏功 袋井市立浅羽北小学校 6 年 村松 葵 増田 太郎 静岡県立伊東商業高等学校 3 年 田澤 宏志郎 袋井市立浅羽北小学校 6 年 栗野 貢成 吉田中学校 生徒会 袋井市立浅羽北小学校 6 年 井上 慎梧 西下 郁 中央小学校 福祉委員会 袋井市立浅羽北小学校 6 年 竹原 優太 遠勢 育歩 自彊小学校 仲良し委員会 中村 秋江 土屋 良二 住吉小学校 福祉委員会 渡邊 芳昭 牧之原市立萩間小学校 5 年 齊藤 大喜 静岡県立松崎高等学校 3 年 笹子 海 牧之原市立萩間小学校 5 年 中西 健太 学校法人沼津学園 飛龍高等学校 静岡県立小笠高等学校 牧之原市立萩間小学校 5 年 村松 明依 静岡市立葵小学校 静岡雙葉高等学校・中学校 牧之原市立萩間小学校 5 年 松下 貴弘 浅井 芳江 牧之原市立萩間小学校 5 年 萩原 由貴 宮崎 翔太 1月 (受章日順・敬称略) 2月 2月 浜松市立河輪小学校 4 年 坂本 栞大 浜松市立河輪小学校 4 年 岡田 怜士 加納 良之 3月 静岡県立土肥高等学校 バイオセラピー 第11回フォーラムを開催しました 第 11 回フォーラムは、11 月 20 日(木)に「しずぎんホールユーフォニア」(静岡市葵区追手町アゴラ静岡)に て県本部役員や会員、生徒児童のほか、一般の皆様など 430 名の参加をいただき開催しました。 第 1 部では、実行章の贈呈、あいさつ運動協力校への感謝状贈呈、作文コンクールの入賞・入選者の表彰および受 賞作品の朗読を行いました。第 2 部では、県本部の活動報告、あいさつ運動・実行章の実践発表を行ないました。あ いさつ運動協力校の 2 年間の実践発表では、浜松市立曳馬中学校区の生徒たちが統一スローガンを掲げあいさつ運動 を展開することで、気持のよい朝のスタートを切り、小学生と中学生、そしてPTAなどとの良好な人間関係の構築 に役立てている様子が大変良く分かりました。実行章の実践発表では、グループホームで定期的に利用者や介護家族 を演奏で楽しませている“ラ・メール”のお二人によるマリンバとピアノ演奏に、会場全体が魅了されました。 フォーラムは、 「小さな親切」運動を多くの皆様に知ってもらう場として、また会場に足を運んでくださった一人ひ とりが“親切”について立ち止まって考える機会にもなっています。 開会あいさつ 伊藤代表 来賓あいさつ 大須賀副知事 「小さな親切」実行章贈呈 平成25年度指定「あいさつ運動 協力校」感謝状贈呈 「小さな親切」作文コンクール 入賞・入選者表彰 「小さな親切」運動静岡県本部 活動報告 あいさつ運動協力校実践発表 浜松市立曳馬中学校区 「小さな親切」実行章実践発表 ラ・メール 閉会あいさつ 神原副代表 2 静岡県本部主催 第2回「小さな親切」作文コンクールを開催しました 静岡県本部主催第 2 回「小さな親切」作文コンクールを開催しました。コンクールは、子どもたちが「小さな親切」 を題材にして日常生活の中で、親切を受けた喜びや感動、勇気が持てず出来なかった後悔などを作文をとおして表す ことにより、改めて親切の大切さ、すばらしさを発見する機会とすること。また、次世代を担う子どもたちが人間関 係の根幹をなす「人には親切に」の心を、いつまでも持ち続けてくれることを目的としています。 コンクールは、5 月に募集要項を発表。テーマは例年と同一の「小さな親切…私のした、うけた、みた、できなかっ た親切」に加え、 「心に残ったひとこと…うれしかった、感動した、救われたことばなど」について自分の素直な気持 ち、体験についての作文を県内小学生、中学生を対象に募集。9 月下旬に締め切り、応募校数は 200 校、応募作品数 は 5,848 編の応募になりました。応募作品の中から、審査員による厳正なる審査の結果、各賞を決定し 11 月 20 日 (木)に行なわれた「小さな親切」運動静岡県本部第 11 回フォーラムの席上にて、表彰式および上位入賞者による朗 読を実施しました。また 3 月に「第 2 回作文コンクール作品集」を発刊し、県内の小・中学校などに配布しました。 表彰式の様子 県知事賞受賞 加藤 初輝さん 表彰式出席者記念写真 3 県知事賞受賞 深澤 輝子さん 第 2 回「小さな親切」作文コンクール入賞・入選者 (敬称略) 小 学 校 中 学 校 受賞 静岡県知事賞 静岡県教育長賞 「小さな親切」運動静岡県本部賞 金賞 金賞 金賞 銀賞 銀賞 銀賞 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 静岡県知事賞 静岡県教育長賞 「小さな親切」運動静岡県本部賞 金賞 金賞 金賞 銀賞 銀賞 銀賞 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 入選 学校名 浜松市立有玉小学校 沼津市立第五小学校 富士市立富士南小学校 浜松市立広沢小学校 富士市立伝法小学校 静岡市立清水駒越小学校 静岡市立新通小学校 磐田市立竜洋西小学校 浜松市立芳川北小学校 富士市立富士第一小学校 静岡市立清水三保第二小学校 浜松市立有玉小学校 浜松市立都田南小学校 富士宮市立東小学校 富士宮市立東小学校 浜松市立西小学校 静岡市立中田小学校 浜松市立県居小学校 静岡市立中田小学校 静岡県西遠女子学園中学校 静岡大学教育学部附属島田中学校 学校法人星美学園静岡サレジオ中学校 牧之原市立相良中学校 島田市立金谷中学校 富士宮市立上野中学校 静岡市立竜爪中学校 長泉町立長泉中学校 静岡市立服織中学校 浜松市立曳馬中学校 浜松市立開成中学校 静岡県西遠女子学園中学校 富士宮市立富士宮第三中学校 静岡県立浜松西高等学校中等部 静岡県立浜松西高等学校中等部 静岡市立清水第八中学校 袋井市立周南中学校 学校法人星美学園静岡サレジオ中学校 静岡市立南中学校 常葉学園菊川中学校 浜松市立曳馬中学校 袋井市立浅羽中学校 静岡市立城内中学校 富士宮市立富士宮第二中学校 静岡県立浜松西高等学校中等部 浜松市立曳馬中学校 掛川市立桜が丘中学校 御前崎市牧之原市学校組合立御前崎中学校 静岡市立清水第八中学校 函南町立函南中学校 静岡市立安東中学校 学年 1 6 6 4 5 6 6 6 4 4 3 2 4 5 5 5 3 6 5 2 2 1 1 3 1 3 1 2 3 3 2 2 1 1 2 1 1 2 1 3 1 3 3 2 3 1 3 2 1 2 名前 加藤 初輝 近藤 樹 服部 紘大 加瀬 陽名 小泉 遥 関根 姫花 上坂 一登 清水 魁人 平野 太基 石井 和希 亀窪 夏穂 菊池 優利菜 小嶋 麻美子 白鳥 心咲 鈴木 心奈 松下 幸子 村松 佳育 山本 悠梨夏 和田 愛未 深澤 輝子 鈴木 絢子 小野 尚孝 小柳津 創太 櫻井 亮太郎 光久 美咲 佐藤 しずく 中村 衣里 三輪 ひなた 稲垣 麻耶 上田 奈緒 梅原 響々花 笠井 愛莉 小林 萌峰 小松原 舞 小山 海鈴 鋤柄 美奈 杉山 雅歩 鈴木 果穂 瀧 章吾 富田 悠斗 永田 遥 早川 瑛大 平野 梨紗 廣瀬 晴香 福崎 利仁 増田 温斗 増田 萌花 松澤 里奈 山本 慶一朗 山本 大貴 題名 まねっこしんせつ うれしかった言葉 蛍からのお礼 親切ってどういうこと 父の富士登山を通して見えたもの 弟のありがとう 絶対に行く 気持ちを変えた一言 とばされた習字 思いやる気持ちと感しゃの気持ち おばあちゃんのなみだ こんどはできたらいいな おうえんしてくれた事 助け合える強いきずな うれしかった一言 おやすみ アゲハをたすけてくれたおじさん 目の見えない、いとこ おじさんとすごした時間 優しさから生まれる親切 弟が残してくれた小さな親切の心 偶然の出来事 人に優しくすること あの日の思い出 親切のリレー ごみ拾い 蝉 目に見えない親切 返せなかった傘 私にできること トイレの神様 救われた言葉 親切の失敗 わたしにできること 毎日思う「こんな大人になりたい。」 小さな親切のキャッチボール 私が気づいたこと 小さな親切から学んだスポーツマンシップ ぼくにできること 誰も拾わない 大切な言葉 「親切」の連鎖 親切の連鎖 心温まった朝 道と親切 おじさんの大きな背中 私を救ってくれた言葉 「優しさ」のお返し ドリームカップに参加して バスの中での出来事 3月に作品集を発刊しました 作品集には、入賞・入選作品 50 編と県本部の活動等が掲載されています。 作品集を発刊したことで、子どもたちに自分の気持ちを発表する機会を提供 するとともに、これを読む人々がその体験を共有し、他人への思いやりの心 が育まれることを切に願っています。 なお、作品集をご希望の方は事務局までご連絡ください。 また、平成 27 年度も、第 3 回「小さな親切」作文コンクールを開催します。 是非、県内小中学校の生徒児童のたくさんの応募をお待ちしています。 作文コンクール作品集 4 平成26年度指定「あいさつ運動協力校」の実践報告 小中学校が中学校区であいさつ運動を展開しました あいさつ運動協力校は、2 年間小中学校が一丸となり活動し、明るいあいさつが飛び交う学校・地域づくりをめざ します。26 年度指定の 11 校の 1 年目の報告からは、家庭・学校・地域が連携し、あたたかな心通う地域づくりを 実践している様子が伺えます。 韮山中学校区スローガン : キラキラ笑顔で さわやかあいさつ 伊豆の国市立韮山中学校 韮山地区の合同あいさつ運動のスローガンを「キラキラ笑顔で、さわやかあいさつ」に決めました。1 学期は、 生徒会が中心となり、あいさつ運動の話し合いと縦割りあいさつ運動を実施しました。また、あいさつ運動に 取り組んで行くことで、意識がどう変わっていくか、あいさつが生活面にどのような影響があるのかを検証す るため、3 校共通のアンケート調査を実施しました。2 学期は、各校の話し合いの報告とアンケートの分析を 児童会代表と本校の生徒会役員とで、合同の話し合いを持ちました。3 学期は、生徒会が募集した「あいさつ隊」 を編成し、2 校の小学校へ出向いてあいさつの啓発活動を行いました。 伊豆の国市立韮山小学校 本校の重点目標「やさしいこども」の柱の一つに、 「こころをこめてあいさつをしよう」があります。 「心をこめる」 とは、「相手の目を見てあいさつすること」ととらえ、児童会とさわやか委員会がタイアップしてあいさつ運 動を進めることにしました。さらに校児童に浸透するよう、毎週木曜日を「児童会デー」とし、2 クラスずつ 輪番制であいさつ運動に参加しています。あいさつを通して、皆の心をつなぎ、スローガンにもあるキラキラ 笑顔の輪をさらに広げていきたいと思います。 伊豆の国市立韮山南小学校 あいさつの実態を知るためにアンケートを実施し、その結果やあいさつの意義について話し合い、地域の学校 で集まり報告会を行ないました。日頃のあいさつの様子を撮影し、視聴することであいさつの意識を高めまし た。また、縦割りで班対抗のあいさつゲームを行い、大きな声であいさつをする練習をしました。恒例の朝の あいさつ運動ではクラス輪番制で全校児童があいさつ運動を行いました。また、保護者や中学生も参加し、あ いさつの輪を広げてきました。 相良中学校区スローガン : 元気なあいさつ! すてきな笑顔! 牧之原市立相良中学校 本校は、 「挨拶、清掃、歌声」を学校の三つの誇りとして取り組んでいます。生徒会が主催するあいさつ運動 には多くの生徒が集まり、正門付近で元気な挨拶を登校する生徒や小学生、通勤する人に向けてしています。 また、一ヶ月に一度、隣の相良高校生も本校の正門にあいさつ運動で訪れて本校の生徒を迎えてくれます。あ いさつ運動協力校に選ばれてからは、品性のある挨拶で、校内に笑顔が増え、明るい挨拶の声で学校に活力が あふれています。 牧之原市立相良小学校 本校では、あいさつ一流委員会の活動を中心にあいさつ運動を進めました。あいさつ一流委員会の子どもたち は、毎朝元気よくあいさつ運動を行いました。また、10 月には、下級生の子どもたちも「あいさつ隊」とし て加わり、あいさつ運動を進めました。PTAの活動では、年間 8 回、保護者と子どもたちがいっしょにあい さつ運動を行いました。隣接する相良高校の生徒会もあいさつ運動に参加するようになり、あいさつ運動が盛 り上がってきています。 5 牧之原市立片浜小学校 本校は、全校児童 34 名の小規模校ですが、縦割り活動が盛んで、子どもたちの明るくさわやかな挨拶の声が 響き渡っています。保護者・地域の方々も、子どもたちを温かく見守ってくださっており、PTAの他にも学 校評議委員や健全育成委員、地区区会役員、そして、地元の高校生などによる挨拶立哨を定期的に実施してい ます。また、来客された方々には、子どもたちのお礼の気持を込めて学校でつくっている「イチゴ」や「芋切 り干し」を差し上げています。 牧之原市立菅山小学校 本校では、自分に自信を持って活動できる子の育成をめざして、「かがやきづくり」を核として教育活動を推 進している。「かがやき(じまん)づくり」は個のかがやき、学級のかがやき、学校のかがやきを、 「あい(愛) さつ・磨きあい(愛)・学びあい(愛)」とし、児童会のかがやき委員会を中心に取り組んでいる。特に、あい さつは校内だけではなく、登下校中も軒先運動の皆さんや横断歩道で停車してくださった運転手さんへの「あ りがとう」のお礼のあいさつ等、 「あいさついっぱいの学校」 「あいさついっぱいの菅山」をめざして取り組んだ。 また、運営委員があいさつ運動時に校門に並んで呼びかけたり、常時活動として毎朝昇降口に立ちあいさつを 呼びかけると共によいあいさつをした個人や学年を昼の放送で紹介するなど啓発活動を実施した。 牧之原市立萩間小学校 本校では、 「いつでも、どこでも、だれにでも」を目標に、児童会を中心に朝のあいさつ運動を展開しています。 朝、運営委員会の子どもたちが校門や校内に立って、友達に明るいあいさつを交わしています。重点取組期間 では、運営委員の子どもたちが花のアーチをもって、あいさつをしながら登校してくる友達を迎えるといった 工夫もしました。また、地域の方やPTA役員の方が話し合い、まず大人からあいさつを積極的に行なうよう に意識して取り組んでいます。 湖西中学校区スローガン : あいさつでみんなに笑顔の魔法をかけよう 湖西市立湖西中学校 朝のあいさつ運動は年 95 回を計画した。学級単位の当番制で行なっていたが、今年度は部活動単位でも実施 した。これにより、部活動でのあいさつを意識する意識が高まり、元気なあいさつができる生徒が増え、それ にならう生徒も出てきた。各専門員会にも協力してもらい、あいさつ運動に取り組んでもらった。給食委員会 は給食時のあいさつ、福祉委員会は清掃のはじまりと終わりのあいさつなど、委員会ごとに朝以外でもあいさ つを意識する時間帯を設けた。 湖西市立知波田小学校 本校では活動の主体を月ごとに替え、あいさつ委員会の他、学年、縦割りの山びこ班など、趣向を変えながら 運動に取り組みました。また、あいさつの木といって、元気よくあいさつをした子を全体に紹介し、顔写真を貼っ て称揚する活動を行いました。日増しに増える顔写真は、運動の広がりを表していました。登下校で安全指導 をしている皆さんからは、「知波田小学校の子どもたちは、よくあいさつをしてくれる」との言葉をいただい ています。 湖西市立東小学校 「あいさつ運動協力校」贈呈式では、「あいさつでみんなに笑顔の魔法をかけよう」とスローガンの書かれた、 垂れ幕や旗、たすきを頂きました。さっそく 6 年生から一ヶ月交替であいさつ運動に利用しました。元気よく あいさつをするだけでなく、「校長先生。おはようございます。」のように相手の名前を呼んであいさつをする ようにしました。また、保護者には、 「あいさつでみんなに笑顔の魔法をかけられたこと」を書いて頂きました。 「中学生になっても通学路でちゃんとあいさつをしてくれるので、ほっこりする。元気に『ただいまー。』と帰っ てくると嬉しくなります。」など、うれしい返事を頂きました。これからも、あいさついっぱいの地域になる ようあいさつ運動を推進していきたいと考えています。 6 平成 26 年度指定あいさつ運動協力校がデザインした横断幕の紹介 P5・6 でご紹介しました、平成 26 年度指定のあいさつ運動協力校があいさつ運動で使用している横断幕です。朝、 校門の前に立ち登校する児童・生徒にあいさつをしたり、全校集会であいさつ運動の様子を発表したり、様々なシー ンで啓発品が役立っています。横断幕は、中学校区でスローガンを考えデザインし、各学校 1 枚ずつ使用しています。 同じスローガンを掲げることで、中学校区全体が一丸となり地域にあいさつの輪を広げます。 平成 27 年度指定「あいさつ運動協力校」の実践活動がスタートします 中学校区で地域ぐるみの「あいさつ運動」を展開します 学校の「あいさつ運動」を応援するため、県教育委員会・県校長会・県PTA連絡協議会の後援をいただき、県内 の東部・中部・西部の小中学校を中学校区で「あいさつ運動協力校」として指定。1 月に県PTA連絡協議会の奥川 事務局長(県本部理事)と県本部八木事務局長で平成 27 年度あいさつ運動協力校を訪問し、指定の盾を渡しました。 下記の 3 地区 8 校で 4 月よりあいさつ運動を展開します。 7 【東部地区】 【中部地区】 【西部地区】 富士宮市立北山中学校 富士宮市立北山小学校 富士宮市立山宮小学校 静岡市立清水興津中学校 静岡市立清水興津小学校 森町立泉陽中学校 森町立天方小学校 森町立三倉小学校 環境美化活動 第3回・第4回クリーン作戦の実施(10月~3月) 第 3 回クリーン作戦では、県内 86 会場で 3,397 人の参加があり、安倍川流木まつりや、天竜川クリーン作戦等 水辺の活動中心に参加しました。第 4 回クリーン作戦は、県内 86 会場で 2,973 人の参加があり地域密着型クリー ン作戦を主催しました。(年間では、計 319 会場 14,755 人が参加) 会員をはじめ、そのご家族や開催場所近隣にある学校の児童生徒、地元町内会の皆さまなど、多くの方々の協力を いただき活動を実施しています。 富士市・鷹岡支部(H26.10.25) 愛鷹神社周辺の清掃 浜松市中区・浜松支部(H26.10.26) 御殿場市・御殿場支部(H26.11.9) 天竜川下流部の清掃 JR 御殿場駅前及び周辺道路の清掃 掛川市掛川地区・掛川支部(H26.11.15) 掛川駅前広場及び掛川城周辺の清掃 浜松市中区・葵町支部(H26.12.6) 静岡市清水区・清水中央支部(H27.2.14) JR 清水駅周辺の清掃 葵東地区の清掃 福祉施設奉仕活動・車いす等贈呈 福祉施設支援事業 クリーン作戦の一環として、福祉施設の奉仕活動なども行なっています。本年度は、34 施設に訪問させていただき、 車いすや施設の備品磨き、施設内外の清掃を行いました。 また、福祉施設支援事業として奉仕活動のほか、施設への贈呈事業も行っています。活動した 34 施設に車いすや、 医療機器など提案したリストの中から施設の方々が必要とするものを選んでいただき贈呈しました。 本事業では、各施設の奉仕活動を継続して行うことで活動を定着化させるとともに、施設を利用するお年寄りとの 結びつきを大切にしています。 下田市・下田支部(H27.2.7) 介護老人福祉施設「みくらの里」 車いすの清掃 裾野市・裾野支部(H27.2.14) 介護老人保健施設「あいの郷」 施設内清掃 静岡市駿河区・丸子支部(H27.2.14) 「スイートシャワー丸子」 施設内窓拭き 8 環境保全活動 「里山づくり」植樹や森林整備の活動 次世代に残す里山づくりを目指し、 「森づくり県民大作戦」にエントリーしている団体との連携事業として実施してい ます。下期は 27 会場で 491 人の参加を得て活動しました。 (年間では、計 55 会場 1,430 人が参加) この活動は、木を植えることだけが目的ではなく、木の成長を促すよう下草を刈ることや、竹林の伐採・整備など、 里山を「育て・守り・活かす」ため継続して行っています。どの支部の活動も 2 時間程度の活動になりますので、経験 のない方やお子様連れの方も参加しやすい活動です。近隣の活動に是非ご参加ください! 伊豆市・修善寺支部(H26.10.18) ㈳伊豆市観光協会中伊豆支部と連携 伊豆市立公園 六仙の里/間伐後のヒノキ 材の表皮むき 静岡市清水区・草薙支部(H26.10.18) 有度山グリーンクラブと連携 有度山県有地/下草刈り・植樹 沼津市・沼津西支部(H26.11.8) 六軒町自治会と連携 六軒町区内の千本保安林/千本保安林内・ 遊歩道の清掃 伊東市・伊東支部(H26.11.16) NPO法人伊東里山クラブと連携 伊東市宇佐美 大丸山「富士見展望 ひろば」付近/植栽 掛川市・大東支部(H26.11.29) NPO法人時ノ寿の森クラブと連携 掛川市立大東総合運動場西側の海岸の 防災林/植樹 富士市・富士川支部(H26.12.6) ふるさとを楽しくする会富士川と連携 こぶしの里/シイタケ菌原木整備 豊かな自然と景色を子どもたちに残そう! 棚田保全活動 3 年前から、 「松崎町石部地区」 「菊川市上倉沢地区」の棚田オーナーとして活動に参加し、5 月に田植え 10 月に 稲刈りを行っています。 10 月の稲刈りは、各地区ともに晴天の中いい汗をかき作業を終えることができました。稲穂はずっしりと重く、黄 金色に輝いていました。収穫されたお米(うるち米やもち米など)は、近隣の児童施設に寄附する等、地域の人々と のつながりを大切に活動しています。 松崎町・松崎支部(H26.10.4) 松崎町石部地区棚田稲刈り 9 菊川市・菊川支部(H26.10.11) 菊川市上倉沢地区棚田稲刈り 菊川市・菊川支部(H26.12.3) 東遠学園での贈呈式 世界中のお母さんを笑顔にしよう! 「心の国際交流」事業 使用済切手と書き損じハガキの収集活動 年間を通して、使用済み切手と書き損じハガキの収集活動を行なっています。下期も、多くの皆様からご協力をいた だき、147 先から使用済み切手 75 Kg、135 先から書き損じハガキ 9,952 枚を集めることが出来ました。 (年間では、 計 275 先から使用済み切手 165 Kg、163 先から書き損じハガキ 12,124 枚を収集) 収集物は、引き続き「公益社団法人ジョイセフ」に送り、換金され、途上国の女性や子どもたちの暮らしをサポート します。また、今年度から書き損じハガキは、途上国の学校建設や図書館支援などで活動する「公益社団法人シャンティ 国際ボランティア会」へも支援先を広げています。 <収集の注意点> ●使用済み切手 ・封筒に貼られた切手と消印を切り抜いてください。 ・国内の切手と海外の切手を分けて集めてください。 (※切手部分のみを切り抜いたものは対象外です。) ●書き損じはがき ・ハガキの裏や表を書き損じた、あるいは未使用のハガキで、未投函のものが対象です。 ・ハガキに住所や名前の個人情報の記入がある場合は、必ずマジック等で塗りつぶしてください。 (※切手部分に汚損があるものは対象外です。) 私たちに出来ること!! 東日本大震災被災地支援 ベルマーク収集活動 下期も皆様から集められたベルマークは 72 先から、60,000 点となりました。(年間では、計 114 先から、 170,000 点収集)浜松市のオイスカ高校のベルマーク預金を通じ、この 1 年間で「友愛援助」の中の東日本大震災 とそれに伴う大津波で被災した被災校への支援へ 100,000 点、こどもの森計画へ 70,000 点を寄付しました。 <オイスカ高等学校の活動紹介> オイスカ高校は浜松市にある全校生徒数 290 人の小さな学校です。 国際教育、環境教育に力を入れており、アジアからの留学生も多く在籍し ます。学校の設立母体は「公益財団法人オイスカ」で、友愛援助の「子ども の森」プロジェクトの実施団体です。 ベルマークに参加したのは 1971 年ですが、友愛援助に募金するために 活動が強化されたのは平成 18 年からです。奉仕活動委員会を発足させ、ベ ルマーク収集に力を入れるようになりました。現在は、委員会が中心となっ て、生徒、保護者、地域の皆様、オイスカ会員の皆様から寄せられるベルマー クの仕分けを行なっていますが、委員会以外の生徒、職員、保護者会も協力 して仕分けを行なっています。仕分けには時間がかかりますし、細かくて根 気のいる作業ですがみんなで協力して 1 点でも多く友愛援助に募金できるよ うにがんばっています。 収集活動にご協力ください! *使用済切手・書き損じハガキ・ベルマークの送付方法* 封筒などに入れ、宛名を「小さな親切運動静岡県本部行き」とし「住所、氏名」を ご記入のうえ静岡銀行の窓口係りへお渡しください。 10 静岡県立こども病院へ継続して物品寄贈をしています 1 月 26 日(月)静岡県立こども病院にて、玩具寄贈の贈呈式を行いました。 この寄贈は、OSK会様(小野田産業研究会…株式会社小野田産業の下請け職人さんたちによる会)から、こども 病院に物品を寄贈することを前提に、県本部に寄付された寄付金 10 万円によるものです。寄付金は、毎年“小野田 さんちのガレージセール”というバザーを開催し、その収益金の一部を県本部へご寄付いただき、平成 18 年 1 月か ら継続して行われ、こども病院を利用する子どもたちが必要とするものをお伺いし、物品での寄贈を行なっています。 今回の贈呈式では、OSK会様を代表して、株式会社小野田産業の小野田社長に目録の贈呈をお願いいたしました。 また、OSK会様で製作している可愛らしい木製の子供用の椅子も、合せて寄贈されました。 盲導犬の里富士ハーネス 日本盲導犬総合センターへの寄附 本年度の支援活動は、被災地支援活動に比重を置きながら、一部原点に立ち返り、県内の団体への寄付を実施して います。その一つに、日本盲導犬協会への寄附があります。 2 月 6 日(金)静岡県富士宮市の日本盲導犬総合センター「盲導犬の里 富士ハーネス」にて、寄付金の贈呈式を 行いました。当日は、佐野理事(丸富製紙株式会社 代表取締役社長)より寄付金 10 万円の目録を手渡し、盲導犬の 里富士ハーネスの山口センター長より感謝状をいただきました。 「盲導犬の里 富士ハーネス」は、全国で唯一見学が出来るセン ターです。盲導犬の出産から引退後までの一生をトータルケアす る事により、安定的な盲導犬の育成頭数を確保することができる 訓練センターで、慢性的盲導犬不足を解消し待機者 0 を目指すた め、盲導犬育成を安定的に行なうシステムを作り、繁殖犬が安心 して出産できる繁殖センター機能を有しています。センターの財 源の 90%は寄附や募金でまかなわれています。 今回の寄附により、一人でも多くの目の不自由な方々が、盲導 犬と一緒に新たな一歩を踏み出す手助けになればと願っています。 寄附金目録を手渡す佐野理事 山口センター長とPR犬オーク 静岡県本部事務局 〒424-8677 静岡市清水区草薙北2番1号 静銀総合サービス㈱ 内 TEL.054-347-3712 FAX.054-344-0401 ホームページアドレス http://www.across.or.jp/kindness/ 本誌に使用の新聞記事・写真などは、各新聞社の許諾を得て転載しています。 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