特別企画 - 日本看護協会

 第46回日本看護学会-慢性期看護-学術集会 特別企画2015.02.17
9月2日(水)・3日(木) 福島県/ビッグパレットふくしま
メインテーマ 今こそ、看護のチカラ~人が人生をよりよく生きるために~
ほんとうの空のもとで看護を紡ぐ~生きる 支える つながる~
メインテーマ
基調講演
9月2日(水)
10:00~11:30
いのちをつなぐ、看護を紡ぐ
超高齢社会を迎えた日本においては、慢性状態にある人々が増えています。それは病いとともに生き
ることを意味します。写真家、ジャーナリストの活動から「生きる」「支える」「つながる」の示唆を得ま
す。
國森康弘(写真家・ジャーナリスト、國森写真事務所代表)
座長=高橋京子(福島県看護協会会長)
特別講演Ⅰ
9月2日(水)
13:00~14:30
<一般公開>
特別講演Ⅱ
9月3日(木)
14:10~15:40
福島第一原子力発電所事故の慢性期に必要な放射線知識と健康問題の現状
東日本大震災により、津波の被害のみならず、福島県では原子力発電所事故に伴う放射性物質拡散
による問題が加わりました。目に見えない放射線という存在、長期にわたる低線量被ばくへの不安を
抱え、さらに大規模な避難が続くという問題にどう取り組んだら良いのか、現状を学び、今後のあり方
を考えます。
宮崎 真(福島県立医科大学放射線災害医療センター助手)
座長=太田 操(福島県立医科大学看護学部教授)
慢性期看護の展望
超高齢社会においては、住み慣れたところで「生きることを支える」ことが看護職に求められていま
す。看護の使命、役割、責任を考えるなど、慢性期看護の展望を学ぶ場とします。
坂本すが(日本看護協会会長)
座長=坂元和子(福島県看護協会副会長、健育会理事長室看護担当顧問)
教育講演
9月2日(水)
14:40~16:00
<一般公開>
シンポジウム
9月3日(木)
10:00~11:40
災害に強い地域づくり~創造を形にする教育~
平成26年7月20日に第5回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテストにて、東日本大震災の教訓を
生かした防災や防犯に役立つロボットを発表し、世界1位を受賞した福島県立郡山北工業高校の
ROBO Production Project Teamのロボットは、超高齢社会や災害などで活躍するものと期待されてい
ます。創造を形にする教育をご紹介します。
深澤 剛(福島県立郡山北工業高等学校情報技術科教諭、コンピュータ部顧問)
座長=渡辺艶子(福島明星厚生学院福島看護専門学校校長)
東日本大震災から5年~東北の今~
東日本大震災から5年目を迎えたなかで、被災県として様々な課題を抱え、全国からのご支援をいた
だきながら復興に向けて取り組みをしてきました。教育、医療、看護職者、被災者の立場で、これまで
の活動の現状と今後に向けた方向性を話し合う場とします。
星 北斗(福島県看護学校協議会会長)
田勢長一郎(福島県立医科大学救急医療学講座主任教授・附属病院救急科・高度救命
救急センター部長)
洞口祐子(釜石市保健福祉部高齢介護福祉課地域包括支援センター係長)
長沼俊幸(名取市愛島東部仮設団地自治会総務)
座長=中板育美(日本看護協会常任理事)
交流集会Ⅰ
9月2日(水)
13:05~14:05
最期までその人らしく過ごすための、患者・家族をつなぐ支援
在宅での看取りが推進されるなか、現状ではまだまだ医療機関での看取りが多い状況です。
その人が最期までその人らしく過ごすために、患者・家族への支援をどのようにすればよいか、がん
看護専門看護師、がん性疼痛看護認定看護師の立場から話を聞き意見交換を図ります。
保坂ルミ(福島県立医科大学附属病院 がん看護専門看護師)
戸室真理子(慈山会医学研究所付属坪井病院 がん性疼痛看護認定看護師)
司会=川本利恵子(日本看護協会常任理事)
交流集会Ⅱ
9月2日(水)
14:10~15:10
糖尿病看護における看護師の役割拡大
慢性病看護の本質は、命のリズムに添うこと、不安と安心が交互に迫る患者の安心の割合を多くする
支援といわれています。慢性病患者の苦悩を理解すること、生活史を知ること、糖尿病患者の持ち合
わせている病気への対処の仕方などに迫る集会とします。
多田朋子(JA埼玉県厚生連熊谷総合病院)
中山法子(田附興風会医学研究所北野病院)
司会=洪 愛子(日本看護協会常任理事)
交流集会Ⅲ
9月3日(木)
9:30~10:30
アルコール依存症患者と地域の繋がり
アルコール依存症は本人や周囲の者も気づかないうちに、じわじわと進行していく慢性の病気です。
東日本大震災及び原発問題では二次的問題として、このアルコール依存症が増えている傾向にある
といわれています。病院の外来や入院での取り組みのみならず、地域連携活動が重要であることに
迫る集会とします。
田亮介(青渓会駒木野病院アルコール総合医療センター長)
大川貴子(福島県立医科大学看護学部准教授)
司会=大川貴子(福島県立医科大学看護学部准教授)
交流集会Ⅳ
9月3日(木)
10:35~11:35
認知症の患者を支える看護
全国の認知症の患者は約500万人といわれ、またその予備軍は約400万人と推計されます。今後ます
ます超高齢社会が進展するなかで、社会全体で認知症の人々を支えることが重要です。認知症の人
の視点に立った看護の在り方についてともに考える機会とします。
木田直子(磐梯町保健医療福祉センター瑠璃の里 認知症看護認定看護師)
久保木友江(石川町保健センター次長兼地域包括支援係長)
司会=鈴木のり子(いわき市立総合磐城共立病院副院長兼看護部長)
論文作成支援講座 論文作成のポイントと倫理的配慮/文献検索の基礎知識
日本看護学会学術集会で発表した演題は、論文としてまとめ『日本看護学会論文集』に投稿ができます。本講座
では、論文作成における基本的事項と倫理的配慮などの解説を行います。さらに各種文献検索データベースと
文献検索方法・正確な書誌情報にもふれ論文投稿に役立つ講座とします。
日本看護協会学会委員会委員、日本看護協会図書館司書
【郡山市内マップ】
【各都市から郡山まで】
仙台から
約40分
東京から
約1時間20分
名古屋から
約3時間20分
新大阪から
約4時間10分
【各都市から福島空港まで】
札幌から
約1時間20分
大阪から
約1時間10分
【福島空港から郡山駅まで】
シャトルバスで約35分
【郡山市内からビッグパレットまで】
・郡山駅から約4km、車で約10分
・JR郡山駅西口「1番乗り場」から乗車、
バス停「 ビッグパレット」下車
片道運賃:300円、所要時間:約15分
※(栄町)柴宮団地行き以外にご乗車下さい
・JR安積永盛駅から約2km、車で約5分、徒歩約30分
・東北自動車道郡山南インターから約7Km、車で約15分