日本FC発第 20150105 号 平成 27 年 1 月 5 日 施設長 記録指導並び管理担当者 様 特定非営利活動法人 日本フォーカスチャーティングⓇ協会 理事長 川上 千英子 全国介護記録実態調査のご案内 季冬の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当協会活動に格別のご高配に賜り、 厚く御礼申し上げます。 さて、特定非営利活動法人として介護記録指導活動して 11 年が経過しました。本年度6月には医療介護総 合確保推進法が成立し、累次の診療報酬・介護報酬改定と相俟って、各地域における「地域包括ケア」実現 に向けた仕組み・支援策が順次整えられるなど変革が続いております。 一方、介護記録は、利用者の状況を的確にとらえ、利用者の状況やニーズに応じたサービスを実施し、状 態の維持を図ることが介護サービス提供における基本的な要件となっております。それは利用者の状況や提 供されたサービスの内容を的確に把握するための記録が基礎となり、介護サービス記録は単なる記録ではな く、利用者のニーズと状態の変化や投入された介護サービスの経緯を示す重要な情報源であり、利用者の生 活の質の向上、効果的で効率的な介護サービスの推進において欠かすことのできない重要な情報といえます。 また、介護保険制度の改正において、地域包括ケアや小規模多機能施設の展開など、介護サービスの新た な展開の取り組みが加速しており、個々の利用者のサービス利用状況や利用による効果を把握し、より効果 的で効率的なサービス利用を実現するうえで、介護サービス実施記録内容の充実と関係施設・機関間や地域 内における共有が更に重要な課題になっています。しかし、現状の介護サービス記録は、これまでに実際に どのような記録が取られ、どのように活用されているかについての実態は十分にとらえられた EvidenceData はありません。 本調査研究では、現状における介護サービス記録の実態をとらえ、課題の明確化を図り、今後情報システ ムを活用した、記録の効率化、共有と活用のあり方について検討を行うことを目的に実施いたします。 つきましては、お手数ですが、調査用紙のご記入をいただき同封しました返信用の封筒で平成 26 年 1 月 31 日までに(土曜日)までにご返送お願い申し上げます。ご多忙中の折、誠に恐縮でございますがご協力 よろしくお願い申し上げます。 敬具 記 全国介護記録実態調査用紙 1部 返信封筒 1部 以上 調査研究者 ○久米葉子 鈴木庸介(特別養護老人ホーム 天王森の郷) 木下洋子 (社会福祉法人 信愛会特別養護老人ホーム 訪問看護ステーション 信愛) 奥先宏一郎(NPO 法人地域生活支援ネットワーク精神障害者共同作業所 ミロアール 桑島裕子 (介護老人保険施設からざステーション) 向井るり子(恵庭第一病院) 佐藤早苗 (介護老人保健施設 茂庭台豊齢ホーム) 研究指導者 入江 真行(和歌山県立医科大学先端医学研究所 医学医療情報研究部附属病院 医療情報部) 研究責任者 ◎川上千英子(日本フォーカスチャーティング協会)
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