close

Enter

Log in using OpenID

農業資材情勢 - ホクレン農業協同組合連合会

embedDownload
農業資材情勢
平成26年 4月
ホクレン農業協同組合連合会
1. 被覆資材製造の流れ
2.被覆資材情勢
(1)原油価格
世界の原油相場の指標である『WTI原油価格』につきましては、平成25年に入り、市
場の景気回復への期待や需要増の見込みから上昇基調を強めました。
中東情勢が緊迫していることや米国の在庫減少による供給不安を要因に、平成25
年7月以降は、100ドル/バレルを超える水準となりました。
平成25年8月下旬には欧米諸国によるシリア空爆の可能性がさらに市況を急騰さ
せ、一時110ドル/バレルを超える水準まで上昇しました。
秋以降、シリア情勢の緊張緩和を背景に8月比約4~6%安となり、年明け以降も10
0ドル/バレル前後で推移しております。
(2)国産ナフサ価格
石油化学製品の基礎原料となる国産ナフサ価格につきましては、平成24年後半か
ら、原油高と為替相場の円安の進行の影響を受け、価格は上昇し、平成24年10月
~12月期は55,800円/kl、平成25年1月~3月期の国産ナフサ価格は63,800
円/kl、平成25年4月~6月期価格について65,500円/klと、3期連続の値上りと
なり約5年ぶりの高水準となりました。
その後、一時ナフサ価格も値下がりしましたが、平成25年夏から秋にかけての原油
高の影響により、10月~12月期は前期比+6%の67,800円/klと依然上昇基調に
あります。
平成26年1月~3月期についても直近の輸入ナフサ価格が依然高値で推移してい
ることから72,000円/kl近辺まで値上がりすると予想されています。
国産ナフサ価格推移
85,800
66,700
59,700
65,500 67,800
70,900
52,000
61,600
57,800
48,800
52,400
47,700
41,200
33,300
59,000
49,700
45,100
42,700
42,500
60,600
63,800
54,100
55,800
54,900 51,700 49,800
63,900
4Q
3Q
2Q
H25.1Q
4Q
3Q
2Q
4Q
H24.1Q
3Q
2Q
4Q
H23.1Q
3Q
2Q
H22.1Q
4Q
3Q
2Q
4Q
H21.1Q
3Q
2Q
4Q
H.201Q
3Q
2Q
27,000
H19.1Q
100,000
90,000
80,000
70,000
60,000
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
0
(3)原材料価格動向
① 塩ビ樹脂
農業用ビニールの主原料である塩ビ樹脂につきまして、塩ビ樹脂メーカーは平成25
年に入りナフサ価格の高止まりを理由に平成25年10月出荷から値上げを打ち出しまし
た。さらに平成26年1月出荷から値上げを打ち出し、一部値上げを浸透させた模様で
す。
② 低密度ポリエチレン原料価格
農業用ポリエチレンフィルムの主原料である低密度ポリエチレン樹脂につきまして、原
料メーカーは塩ビ樹脂同様、原油・ナフサ価格の高騰を背景に平成25年10月出荷分よ
り値上げを打ち出しました。さらに平成26年1月~3月期の国産ナフサ価格値上りを見
据え、平成26年1月出荷分から値上げを打ち出し、浸透させた模様です。
(4)製品(農ビ・農 PO・農ポリ)価格動向
① 農業用フィルムメーカー各社は、原油・ナフサ価格の高騰を背景に原料樹脂価格が
値上がりしていることを理由に、平成25年4月~5月出荷分より相次いで製品価格の
値上げを打ち出し、一定程度浸透した模様です。
③ その後、さらに原油・ナフサ価格が値上げしていることから一部のメーカーは農ビ・農
PO・農ポリ価格について平成26年4月出荷より約10%値上げを目指す意向を表明し
ております。
3.農業用パイプ製造の流れ(概要)
4.農業用パイプ情勢
(1)原料価格動向
① 鉄鉱石
鉄鋼主原料である鉄鉱石価格につきましては、資源会社の寡占化や中国の需要増大
を背景に、ここ数年は高値で推移しております。また、市場連動の短期契約方式の導入
などにより、価格の乱高下が大きい傾向にあります。
平成25年4~6月期価格につきましては、中国の鉄鋼メーカーの生産が好調であっ
たことを受け、大幅に値上がりしましたが、その後需要が減少し、7~12月期価格は若
干値下げ、平成26年1月~3月期については前期比で若干の値上げにて決着しており
ます。
② 石炭
鉄鋼主原料の一つである石炭価格につきましては、鉄鉱石同様、中国の需要増や短
期契約方式導入によりここ数年は高値で推移しております。
鉄鉱石と同様に平成25年4~6月期価格は上昇しましたが、7月~9月期価格は、中
国需要の伸び悩みが影響したことによる値下げ、10月~12月期価格は、前期の反動
により値上げ、その後、平成26年1月~3月期は値下げにて決着しております。
③ 鉄鋼価格
高炉メーカー各社は、平成25年度前半の鉄鉱石や原料炭等の原燃料価格の高騰や
円安を理由として国内ユーザーに対し、値上げを打ち出しています。
パイプの原料となる冷延・熱延コイル価格については、2月出荷分より5,000円/ト
ンの値上げ、4月出荷より10,000円~12,000円/トンの値上げを打ち出し、ユーザ
ーに通達し一定程度浸透しているようです。
平成26年に入り、北関東を中心に大雪の被害にあったことから、全国的に農業用パ
イプ・ハウス部品の需要が逼迫しており、鉄鋼価格は今後も予断を許さない状況となっ
ております。
以上
Author
Document
Category
Uncategorized
Views
6
File Size
146 KB
Tags
1/--pages
Report inappropriate content