HP Packaged Consulting Services VMware Site Recovery ManagerによるDRソリューション概要 VMware vCenter Site Recovery Manager (SRM)は、VMware基盤の上で動作する災害対策ソリューションであり、IAサーバ仮想基盤における仮想マシンのDRサイト切替、切戻し機能を提供します。 ※SRMはVMware基盤を前提としたソリューションとして設計されており、 VMware基盤以外のDR用途で利用することはできません。構成イメージ DRサイトメインサイト機能 SRM Server SRA SRM動作概要 SRMにおける各動作（ステップ）はリカバリプランにて定義されており、 SRMはプランに従い仮想マシンのDRサイト切替を実現します。 1 メインサイトの仮想マシンをシャットダウンサイト A 3 アプリケーションの整合性が維持された仮想マシンをリカバリサイト B vSphere vSphere レプリケーション 2 データの最終同期、レプリケーションの停止、vSphere への LUN の提示 SQLサーバ vSphere Client SRM Plug-in vCenter Server SRMの保護対象 vSphere Client SRM Plug-in vCenter Server サイトペアリング ESXi Server ESXi Server SRM Server SRA SQLサーバリカバリプラン例ストレージ同期前の状態シャットダウン制御(優先順位、依存関係考慮) ストレージ同期パワーオン制御 (優先順位、依存関係考慮) Recover Pointによるレプリケーション効果 • 災害時のシステム切り替え処理を自動化可能 • 災害時に短時間で災害対策サイトから事業継続が可能 • 少ない投資で災害対策環境の構築が可能（VMwareで仮想化をされているお客様の場合） SRMのレプリケーション方式 SRMでは、ストレージベースのデータ同期機能も提供してします。ストレージベースのデータ同期を利用することにより迅速な切り替えが可能となります。保護グループとリカバリプラン SRMは仮想マシンを管理する単位としての保護グループと、リカバリの動作を定義するリカバリプランを設定することで切替/切戻しを制御します。仮想マシンは複数の保護グループに所属することはできませんが、リカバリプランには複数の保護グループを含めることができます。 1 メリット • HPでは、国内外に豊富な導入実績があります。 • HWベンダーとして、計画から導入まで一貫したトータルでの支援が可能です。 • 仮想環境、DR環境構築専任のHPエンジニアが構築を担当いたします。 © Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. The information contained herein is subject to change without notice. 記載されている会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。 HP Packaged Consulting Services VMware Site Recovery Manager環境構築サービスサービス実施内容スケジュール VMware仮想環境においてSite Recovery Managerを利用したDR環境に関する設計、構築を実施します。経験豊富なHP技術者およびHP認定パートナーによりお客様要件を的確に定義した上で、環境構築のみならず、十分な対話による運用に役立つ技術移管までを提供させていただきます。設計 [1Week~] 詳細設計 • インベントリマッピング設計 • プレースフォルダデータストア割当設計 • アレイベースレプリケーション設計 • 保護グループ設計 • リカバリプラン設計提供価格 3,000,000円～（上記内容にて実施する場合） ※ 正式見積は詳細を確認させていただいた上で提示いたします。構築 [1Week~] • SRM環境構築（メイン/DR 両サイト）  vCenterプラグインモジュールインストール、設定  SRMインストール、設定 − インベントリマッピングの設定 − プレースフォルダデータストアの割当 − アレイベースのレプリケーションの設定 − 保護グループの作成 − リカバリプランの作成  ストレージSRAインストール、設定 • サイトの接続設定 • システム切り替え、切り戻し動作確認試験実績国内導入事例① 国内導入事例② お客様：某製造業様お客様：某製造業様サイト：関東二拠点間サイト：東京-大阪間規模：仮想マシン数十台規模規模：仮想マシン数百台規模他多数 QA 切り替えに要する時間はどのくらいですか？構成によって異なりますが、VMware社の公開情報によると、通常は 30分から数時間で切り替えが完了します。切り替え単位について教えてください一般的には仮想マシン群でグループを定義し、その単位で切り替えとなります。ご要件に応じた設定が可能です。切り替えのデータレプリケーションはどのように実現するのですか？小規模な環境の場合、vSphere Replication によりVMDKデータをWAN 転送することでデータレプリケーションを実現することもできます。（WANネットワーク高速化アプライアンスとの併用も可能です。）切り替え時間を短縮するためには、ストレージ機能を使用する必要がありますが、SRMは幅広い種類のストレージベースのレプリケーション製品との連携が可能です。 2 ※アレイベースレプリケーションを使用した場合引継ぎ [1Week~] • 環境引継ぎ • 基本操作説明成果物 • SRM設定書 • SRM切り替え手順書お問合せ先日本HP TC Solution Desk 03-5628-1140 [email protected] ※対応時間月～金 9:00～17:30 (祝祭日・年末年始・5/1は除きます。) ※ 時間外のご依頼については翌営業日の対応となります © Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. The information contained herein is subject to change without notice. 記載されている会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。