ディスクロージャー 2014 平成26年3月末期 JAひまわりの現況 あなたの身近に ベスト な ひまわり http://www.ja-himawari.com/ JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 目 次 1-12 ■JAの活動の概要 協同組織の特性 農業振興活動 地域との繋がり 事業・商品・サービスのご案内及びご利用状況 事業のご案内 貯金商品一覧 融資商品一覧 金融サービス一覧 手数料一覧 13-61 ■業務運営の方針 経営管理体制 リスク管理の状況 法令遵守の体制 個人情報保護に関する取り組み 金融ADR (裁判外紛争解決)制度への対応 内部監査体制 組織機構図 役職員 事業の概況 自己資本の状況 貸借対照表 損益計算書 注記表・剰余金処分計算書(25年度) 注記表・剰余金処分計算書(24年度) 部門別損益計算書 財務諸表の正確性等にかかる確認 主要な経営指標の推移 利益及び利益率 62-64 ■信用事業 信用事業総利益の内訳と信用事業総利益率 資金運用収支の内訳と利 資金運用収支の増減 役務取引等収支の内訳 その他事業直接収支の内訳 65 66-70 71-72 貯金 貯金平均残高 固定金利・変動金利別定期貯金残高 貸出金等 貸出種類別平均残高 固定金利・変動金利別貸出金残高 貸出金の担保別残高 債務保証見返額の担保別残高 貸出金の使途別残高 貸出金業種別残高 主要な農業関係の貸出金残高 リスク管理債権残高 金融再生法開示債権の保全状況について 元本補てん契約のある信託にかかる 貸出金のリスク管理債権の状況 貯貸率 貸倒引当金の増減額 貸出金償却額 有価証券 有価証券平均残高 商品有価証券種類別平均残高 有価証券の残存期間別残高 貯証率 有価証券等の時価情報等 内国為替取扱実績 73-75 ■共済事業 長期共済新契約高 長期共済保有高 医療共済の入院共済金額 介護共済の介護共済金額 年金共済の年金年額 短期共済新契約高 共済契約者及び被共済者数 76-77 ■農業関連事業 購買品(生産資材)取扱実績 販売品取扱実績 農業倉庫事業取扱実績 利用事業取扱実績 78 ■生活その他事業 購買品(生活物質)取扱実績 介護事業取扱実績 79 ■指導事業 指導事業取扱実績 80-91 ■自己資本の充実の状況 自己資本の構成に関する事項 自己資本の充実度に関する事項 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ご との内訳 信用リスクに関する事項 ①標準的手法に関する事項 ②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、 業種別、残存期間別)及び三ヶ月以上延滞エクス ポージャーの期末残高 ③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ④業種別の個別貸出金の期末残高・期中増減額及 び貸出金償却の額 ⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ ウエイト1250%を適用する残高 信用リスク削減手法に関する事項 ①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針 及び手続の概要 ②信用リスク削減手法が適用されたエクスポー ジャーの額 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手の リスクに関する事項 証券化エクスポージャーに関する事項 出資その他これに類するエクスポージャーに関す る事項 ①出資その他これに類するエクスポージャーに関 する事項 ②出資その他これに類するエクスポージャーの貸 借対照表計上額及び時価 ③出資その他これに類するエクスポージャーの売 却及び償却の伴う損益 ④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識され ない評価損益の額 (保有目的区分をその他有価証券として株式・ 出資の評価損益の額) ⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価 損益の額 (子会社・関連会社株式の評価損益等) 金利リスクに関する事項 ①金利リスクの算定方法の概要 ②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 J A の活 動の概要 ■ 協同組織の特性 当JAは、豊川市を事業区域に、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員となり、相互扶助 (お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念として運営される協同組織であると ともに、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。 当JAの資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした大切な財産である「貯金」を 源泉としています。当JAでは資金を必要とする組合員の皆さま方や、地方公共団体などにもご利 用いただいています。 当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を 展開しています。 また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけではなく、地域の協同 組合として、農業や助け合い活動を通じた社会貢献にも努めています。 組 合 員 数 出 資 金 正組合員数 8,141人 准組合員数 24,012人 出 資 金 額 1,409百万円 平成26年3月31日現在 ■ 農業振興活動 当JAは、多彩で魅力ある農業を築き、地域農業の価値を高め、個々の担い手が今まで以上に農 業という産業に誇りが持てるよう、地域農業の振興に努めています。 これは、 ●農業の担い手が農畜産物生産を通して「所得の向上とゆとりの創出」を実現すること ●消費者が安全で新鮮な農畜産物や加工品という「食」を通して「健康の維持・増進」を実現すること ●地域社会が農業の多面的機能を通して「潤いある健全な環境でのくらし」を実現すること でもあります。 そのため、当組合では次の項目を営農支援活動の重点取り組み事項として掲げ、その達成に向け た取り組みを進めています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 1 1.生産から販売まで一貫した取り組みによる持続可能な農業経営への対応(販売面) ・市場流通の拡充 ・市場外流通の拡充 ・地産地消の拡充 2.生産から販売まで一貫した取り組みによる持続可能な農業経営への対応(生産面) ・消費動向調査の実施 ・生産技術と仕入れ物流の改善による生産コストの低減 ・環境に優しい安全・ 安心な農畜産物生産への対応(環境負荷軽減資材の普及拡大) ・農作業労働軽減への取り組み 3.生産から販売まで一貫した取り組みによる持続可能な農業経営への対応(指導面) ・農業経営マネジメント機能の発揮 4.生産から販売まで一貫した取り組みによる持続可能な農業経営への対応(職員育成面) ・組合員の期待に応えられる職員の育成 5.農畜産物別生産者組織の育成・活性化 ・生産者組織の活性化と組織活動の充実 ・後継者組織の育成支援 ・産直活性化のための組織活動強化 6.担い手農家の育成・確保への対応 ・新規就農者(農外参入、定年帰農者を含む後継者)の育成 7.農地の集積・保全への対応 ・農地、農業施設の流動化支援の強化 ■ 地域との繋がり 農業関連イベント 東部農業まつり 西部農業まつり ひまわりいっぱい運動(39保育園に苗配布、32保育園895名の絵展示) 緑花まつり 音羽地区農産物まつり・品評会 2 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 年金友の会関係イベント ゲートボール大会(17チーム参加) シニアゴルフ大会(97名参加) グラウンドゴルフ大会(230名参加) ボウリング大会(122名参加) 一泊旅行(767名参加) わい!わい!活動 手づくり加工クラブ・クッキングクラブ ウォーキングクラブ等(延べ3,611名参加) たすけあい組織活動 ミニデイサービス・サロンの開催 (6会場にて計26回開催 年間425名利用) たすけあいの会 190名 地域行事への参加 豊川市民まつり「おいでん祭」 豊川市民まつり「手筒まつり」 なつまつり(陸上自衛隊豊川駐屯地共催) 水守森林(みまもり)活動 地域スポーツ振興 ひまわり杯少年サッカー大会(20チーム参加) ひまわり杯少年野球大会(12チーム参加) ひまわり杯高校女子ソフトボール大会(4チーム参加) 地域密着型金融への取り組み 農業融資商品の適切な提供 担い手金融リーダーの設置 わい!わい!農園(24組85名参加) わい!わい!花育教室(31組66名参加) 「地域農業の応援団キャンペーン」の実施(2,613名利用) 情報活動 「Wai!Wai!Himawari」 (月1回発行広報誌) コミュニティ紙「ポケットまりくん」(年2回発行) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 3 ■ 事業・商品・サービスのご案内及びご利用状況 ●営業地区 豊川市 店 本 舗 平成26年4月1日現在 名 住 所 電話番号 ATM 店 〒442-8517 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 0533-85-3171 1台 三蔵子支店 〒442-0006 愛知県豊川市三蔵子町北浦28番地 0533-84-2255 1台 牛久保支店 〒442-0888 愛知県豊川市千歳通4丁目4番地の1 0533-85-6822 1台 睦美支店 〒442-0805 愛知県豊川市三谷原町北浦68番地の1 0533-85-1886 1台 豊川支店 〒442-0033 愛知県豊川市豊川町止通17番地の1 0533-86-8145 1台 八幡支店 〒442-0857 愛知県豊川市八幡町亀ヶ坪24番地の1 0533-87-3211 1台 国府支店 〒442-0854 愛知県豊川市国府町上坊入54番地 0533-87-2195 1台 御油支店 〒441-0211 愛知県豊川市御油町若宮17番地 0533-87-2059 1台 蔵子支店 〒442-0842 愛知県豊川市蔵子2丁目6番地の1 0533-84-1871 1台 一宮支店 〒441-1205 愛知県豊川市大木町鑓水321番地の2 0533-93-3535 2台 東上支店 〒441-1201 愛知県豊川市東上町松本227番地 0533-93-2005 1台 音羽支店 〒441-0202 愛知県豊川市赤坂町松本274番地 0533-87-2191 2台 御津支店 〒441-0312 愛知県豊川市御津町西方松本87番地の2 0533-76-2131 2台 広石支店 〒441-0321 愛知県豊川市御津町広石船津41番地の9 0533-75-3390 ─ 小坂井支店 〒441-0103 愛知県豊川市小坂井町門並18番地 0533-78-3141 2台 ●機械化店舗一覧【8店】 設 置 場 所 豊川市内 4 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 豊川市民病院、プリオ、豊川イオン、グリーンセンター豊川、Aコープ中部店 Aコープ一宮店、豊川市役所御津支所出張所地内、西部営農センタ― ■ 事業のご案内 JAの事業はどなたでもご利用いただけます ●事業案内 事 業 の 種 類 主 な 業 務 内 容 信 用 事 業 共 済 事 業 販 売 事 業 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 突然の事故や入院など万一に備えた保障やゆとりあ る老後への備え、建物・動産に対する保障、交通事故 等に対する保障等、家族みんなが安心して暮らせる ための保障の提案を行なっています。 ◇ 長期共済業務 ・生命総合共済 (終身・養老・こども・医療・定期医療・がん) ・建物更生共済 ・年金共済 ◇ 短期共済業務 ・自動車共済 ・自賠責共済 ・火災共済 ・傷害共済 ◇ 事故査定業務(自動車事故の相談) 人の営みにおいて、最も基本となる『食』を育む担い 手として使命感を持ち、農畜産物の生産活動に取り 組んでいます。 新鮮で安全・安心な食料を提供することを第一義と し、また環境に配慮した地球にやさしい地域農業の 振興を目指しています。 ◇ 主な農畜産物 ・米、麦 ・花《菊、バラ、洋花》 ・野菜、果実 《 とまと、ミニトマト、苺、大葉(しそ)、メロン、 いちじく、 みかん、キャベツ、白菜、巨峰 等 》 ・牛、豚、鶏卵、酪農 ◇ 農畜産物直売所(グリーンセンター、産直ひろば) 農業生産に必要な肥料、農薬など様々な農業用資材 を組合員をはじめ地域の皆様に提供しています。 また、健康と新鮮さを重視した食生活の提案をすす めていくとともに、消費者のニーズに合った商品の 提供を行なっています。 ◇ 農業生産品取扱業務 ・肥料、農薬、種苗、農業機械機具、飼料、 畜薬、その他諸資材の提供 ◇ 生活物資取扱業務 ・米の販売、食料品の提供(Aコープ) ◇ 燃料供給取扱業務 ・ガソリン、重油、灯油、LPG ◇ 葬祭取扱業務 ・葬儀全般、供物 購 貯金、ローン、振込・振替サービスなどみなさまのラ イフスタイルにあわせた多様な商品を取り揃え、地 域のみなさまの豊かな生活の支援を目的として、情 報提供並びに相談活動の取り組みを行なっていま す。 買 事 業 資産管理事業 「農」と「住」が調和したまちづくりをすすめるととも に、土地資産活用を中心とした相談活動に取り組ん でいます。 介護福祉事業 高齢社会への対応として、介護を必要とする方とと もに家族介護の負担軽減への支援や自立を目的とし た高齢者の健康・生きがいづくり活動に取り組んで います。 貯金業務 ◇ 融資業務 為替業務 ◇ 国債窓販業務 両替業務 ◇ 証券投資信託窓販業務 自動受取り・支払・送金サービス キャッシュサービス 給与・年金振込サービス ◇ 資産管理業務 ・土地・建物の売買仲介斡旋 ・アパート、貸家の賃貸管理 ◇ 介護支援業務 ・ディサービスセンター(通所介護)の運営 入浴サービス、健康状態の確認、機能訓練、他 ・訪問介護サービス ・介護福祉に関する相談、介護用品の提供 ・ひまわりたすけあいの会 在宅介護、家事援助サービス JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 5 ■ 貯金商品一覧(1) 平成26年4月1日現在 種 類 普 通 貯 内 容 お預入期間 いつでも自由に出し入れができる貯金です。 金 給与、年金などの自動受取りや各種公共料金の自動支払にもご 利用いただけますのでおサイフがわりにお使い下さい。 いつでも自由に出し入れができる貯金です。 普 通 貯 金 無 利 息 型 給与、年金などの自動受取りや各種公共料金の自動支払にもご (決済用) 利用いただけますのでおサイフがわりにお使い下さい。但し、 出し入れ自由 利息はつきません。 いつでも自由に出し入れができる貯金です。お預け入れ残高に 貯 蓄 貯 金 応じて金利が段階的に高くなります。 当 座 貯 知 貯 1円以上 お支払いに小切手をお使いいただく貯金です。 金 事業用の口座としてご利用いただくと便利です。 納 税 準 備 貯 金 納税期にあわせて納税資金を準備するための貯金です。 通 お預入金額 金 まとまったお金の短期運用に適した貯金です。 お引き出しの場合には、2日以上前にお知らせ下さい。 預け入れ期間を1ヵ月から10年までラインナップしたベー シックな定期貯金です。 スーパー定期 預け入れ期間が3年以上の定型方式で複利型のものは利息を 半年複利で計算します。 預入自由 払出は納税時のみ 7日以上 5万円以上 定型方式 1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、 1年、2年、3年、4年、5年、 1円以上 6年、7年、10年の12種類 期日指定方式 1ヵ月超5年未満 据置期間(6ヵ月)を経過すればいつでも解約でき、利息も預け 最長預入期間は5年です。 1円以上 据置期間は預け入れ日から6ヵ月 1,000万円 満 期 フ リ ー 定 期 入れ期間に応じて計算しますので大変お得です。 後の応当日の前日までとします。 未満 なお、一部解約も出来ます。 定 大口定期貯金 1,000万円以上の大口資金の運用に最適な商品です。 スーパー定期に同じ 大変お得な金利を用意しております。窓口におたずね下さい。 1,000万円 以上 期 貯 金 期 定 日 期 指 貯 据置期間(1年)を経過すれば、ご自由に満期日の指定ができる 定 単利1ヵ月超5年未満 ほか、一部解約の取扱いもでき、大変便利な定期貯金です。 金 複利3年超5年未満 さらに、利息は1年複利にて計算します。 1円以上 300万円未満 変 定 動 期 金 貯 市場金利の変動により、半年ごとに金利を変更させていただき 利 ます。市場金利が上昇傾向にある場合には、有利な貯金がさら 1年、2年、3年 金 に有利に活かせます。 預け入れ期間は3年で、利息を半年複利で計算します。 1円以上 エンド 期間を決めずにマイペースで積立て、将来に備えてまとまった 預け入れ自由 レス型 資金を貯えていただくのにピッタリの定期貯金です。 あらかじめ使いみち、使う日が決まっている場合に、使う日(目 積 立 式 満期型 標日)に合わせて、必要な資金を貯えていただくのに便利な定 6ヵ月以上10年以内 定期貯金 期貯金です。 積み立てた資金を指定された受取周期 (1ヵ月、 2ヵ月、 3ヵ月、 年金型 積立期間1年以上 6ヵ月) ごとにお受取りができる年金タイプの定期貯金です。 6 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 1円以上 1,000円単位 ■ 貯金商品一覧(2) 平成26年4月1日現在 種 類 内 容 お預入期間 お預入金額 勤労者の財産づくりを支援する貯金で、お預入れは給与等から 一 般 財 形 貯 金 の天引きとなります。 3年以上 堅実な財産形成ができます。 財 形 貯 蓄 60才以降2ヵ月ごとに積立金をお受取りになれる年金タイプ の財形貯金です。財形住宅貯金と合わせて550万円まで非課税 財形年金貯金 扱いです。在職中はもちろん、退職後も引き続き財形非課税枠 をご利用いただけます。 1円以上 5年以上 住宅取得や増改築のための財形貯金です。 財 形 住 宅 貯 金 財形年金貯金を合わせて550万円まで非課税扱いです。 満55歳未満の勤労者。 ライフプランに合わせて毎月一定額を積み立てる積金です。 定 額 式 積立期間はご自由にお選び頂けます。 (ボーナス月の増額契約もできます) 最初に目標額(満期お受取額)を定めて、毎月一定額を積み立て 定 期 積 金 目 標 式 る積金です。積立期間はご自由にお選び頂けます。 (ボーナス月の増額契約もできます) 1年、2年、3年、4年、 5年 1,000円以上 1円単位 契約期間中1年ごとに満期が到来し、積立期間に応じて段階的 満 期 に受け取れる積金です。 2年、3年、4年、5年 分 散 式 掛込期間はご自由にお選びいただけます。 譲 渡 性 貯 金(NCD) 種 類 総 合 口 G 1,000万円以上の大口資金の運用に最適な商品です。 市場金利に応じて金利を決めさせていただきます。 内 座 定型方式 1ヵ月、 3ヵ月、 6ヵ月、 1,000万円以上 1年、 2年、 3年、 4年、 5年 1円単位 期日指定方式 2週間以上5年以内 容 給与、年金等の自動受取りや公共料金などの自動支払いに便利な普通貯金と、まとまった資金の運用にお 得な定期貯金(自動継続扱い)とが1冊の通帳で利用でき、イザというときに便利な自動融資がセットされ た口座です。 自動融資は普通貯金の残高が不足した場合に、定期貯金残高の90%以内で自動的に最高200万円までご利 用いただけますので安心です。 総合口座に、カードローン「ライフパックG」と給与振込、口座振替、JAカードのいずれか1つ以上をセッ トした20歳~ 35歳までの男性を対象とした商品です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 7 ■ 融資商品一覧 平成26年4月1日現在 種 類 お 使 い み ち ご 融 資 額 農 60万円以上 農 業 経 営 ロ ー ン 農業経営に必要な運転資金。 3,000万円以内 業 資 生 産・担 い 手 資 金、加 工・ アグリマイティー資金 流通・販売資金、地域活性 所要資金の範囲内 化・地域振興資金。 金 担 い 手 応 援 ロ ー ン 農業経営に必要な運転資金。1,000万円以内 1年以内 短期運転資金 1年以内 生 農業経営に必要な設備施設 1,800万円以内 資金。 1年以上 10年以内 教 入学金、授業料、下宿代など 就学に必要な資金。 6ヶ月以上 13年6ヶ月以内 育 ロ ー ン 資 金 介 活 ネットマイカーローン ※イ ン タ ー ネ ッ ト 専 用 申 込 自動車の購入や修理・車検 などに必要な資金。 マ イ カ ー ロ ー ン 護 ロ ー ン 介護に必要な資金。 暮らしに必要な資金。 ワイドカードローン 50・300 住 宅 ( 一 ロ 般 10万円以上 500万円以内 5年以内 10万円以上 300万円以内 6ヶ月以上 5年以内 10万円以上50万円以内・ 1年 300万円以内 住 宅 土地付き住宅の購入・新築 住 宅 ロ ー ン に必要な資金。 (土地のみの 10万円以上 (1 0 0 % 応 援 型 ) 取得および借地上の住宅の 5,000万円以内 取得に要する資金を除く) 資 リフォームローンⅠ型 金 リフォームローンⅡ型 住 宅 (借 換 ロ 応 住宅の増改築・改装・補修、 住宅に付帯する施設の取得 などに必要な資金。 10万円以上 1,000万円以内 10万円以上 500万円以内 10万円以上 他金融機関等からの住宅資 ー ン 4,000万円以内かつ 金借入金の借換えに必要な 援 型) 担保評価額の130% 資金。 (または200%) 事 業 資 金 自営業務用設備、賃貸業務 10万円以上 事 業 者 ロ ー ン 用設備の建設、増改築など 所要資金の範囲内 に必要な資金 賃 貸 住 宅 ロ ー ン 6ヶ月以上 7年以内 300万円以内 住宅の新築、購入(マンショ ー ン ン、中古住宅を含む)や住 10万円以上 型 ) 宅用の土地購入などに必要 8,000万円以内 な資金。 賃貸住宅の建設、増改築な 100万円以上 どに必要な資金 所要資金の範囲内 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ご返済方法 3年以上 35年以内 担 保・保 証 随時返済 原則10年以内ただ 原則として元利均 し 対 象 事 業 に 応 等返済または元金 じ、最長20年以内 均等返済 農機ハウスローン フ リ ー ロ ー ン 8 ご返済期間 原則として 期日一括返済 原則として愛知県農業信用 基金協会の保証 期日一括返済また は元金均等返済 元利均等返済また は元金均等返済 元利均等毎月返済 または 元金均等毎月返済 (いずれもボーナス時 の増額返済が可能) (社) 愛知県農協信用保証セ 元利均等毎月返済 ンターの保証 または 元金均等毎月返済 (いずれもボーナス時 の増額返済が可能) 毎月月末払の 約定返済 住宅とその敷地などを担保 (社) 愛知県農協信用保証セ 元利均等毎月返済 ンターの保証または連帯保 または 証人 元金均等毎月返済 (いずれもボーナス時 住宅とその敷地などを担保 の増額返済が可能) (社) 愛知県農協信用保証セ ンターの保証 (社) 愛知県農協信用保証セ ンターの保証。 また、 貸出金 額が500万円超となるとき 元利均等毎月返済 は、 住宅とその敷地を担保 (ボーナス時の増額返 済が可能) 1年以上 (社) 愛知県農協信用保証セ 10年6カ月以内 ンターの保証 1年以上 15年以内 3年以上 32年以内 6ヶ月以上 30年以内 1年以上 35年以内 元利均等毎月返済 または 住宅とその敷地などを担保 元金均等毎月返済 (社) 愛知県農協信用保証セ (いずれもボーナス時 ンターの保証 の増額返済が可能) 事業用不動産、賃貸住宅な 元利均等毎月返済 どを担保 または (社) 愛知県農協信用保証セ 元金均等毎月返済 ンターの保証または連帯保 証人 ■ 金融サービス一覧 平成26年4月1日現在 種 類 内 為 国 債 の 窓 口 販 売 証 の 容 全国のJAはもちろんのこと、全国銀行データ通信システムを利用して、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などとも振 替 込、代金取立、送金がスピーディーにでき、大変便利です。 券 投 資 信 窓 口 販 個人向け国債、長期利付国債、中期利付国債のご購入ができます。 国債は国が発行する債券です。利息と元金がご指定の貯金口座へ自動的に振り込まれますので、大変便利で安全です。 JA日本債券ファンドや農中日本株オープンなどの商品をご購入いただけます。 託 証券投資信託は、リスクが少なく安定的に運用できるものから、リスクは高いものの大きな収益が期待できるものまで、 売 様々な資産運用ニーズに合った商品を選ぶことができます。 JAの 投 信 積 み 立 て 毎月1回、ご指定の日に、ご指定の金額で投資信託を定期的に買い付けます。 サ ー ビ ス 9種類の商品のうちから資産運用ニーズに合った商品を選ぶことができます。 自 動 受 取 サ ー ビ ス 給与・賞与、年金、農畜産物販売代金、証券元利金、株式配当金などをJAの貯金口座をご指定いただくことによって自動 的にお受け取りになれます。受取日にはキチンと入金されますので安全・確実です。 自 動 支 払 サ ー ビ ス 公共料金、税金、学校授業料、JAカード利用代金などをJAの貯金口座をご指定いただくことによって、自動的にお支払 いになれます。お支払いの手間がはぶけて便利です。 自 動 送 金 サ ー ビ ス 毎月決まった日に、決まった金額を、決まった振込先に自動的に振り込みます。お子様への仕送りや家賃、駐車料金などの 振込に大変便利です。 JAキ ャ サ ー ッ シ ビ JAのキャッシュカード1枚で、県下はもちろん全国のJAキャッシュコーナーで現金のお引き出し、残高照会がご利用 ュ いただけます。ATM(現金自動取引機)では貯金の預け入れもご利用いただけます。 ス また、銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行、漁協およびコンビニエンスストアーなどのキャッシュコーナーでも現金のお引き出 し、残高照会ができます。 Jデ ビ ッ ト カ ー ド お手持ちのJAキャッシュカードで、Jデビット加盟店における買い物時のお支払いができます。現金を引き出す手間が サ ー ビ ス 省け、貯金残高の範囲内でのご利用であるため、使い過ぎる心配もありません。 J A カ ー ド JAカード(三菱UFJニコス株式会社)の会員入会や加盟店加盟のお取次ぎをいたします。 ETC(有料道路自動料金収受システム)カードのお取次ぎもいたします。 株 式 払 込 取 次 サ ー ビ ス 増資の際の株式払込みのお取次ぎをいたします。 給 与 振 込 サ ー ビ ス 毎月お支払いの給与・賞与を従業員のみなさまがご指定されるJAをはじめとする金融機関の貯金口座へお振込みいた します。給与支払事務の合理化にお役立て下さい。 地方税納付サービス 納付書を作成・集計して、従業員のみなさまから特別徴収する住民税を事業主のみなさまに代って納付します。納付事務 の手間が省けますので、大変便利です。 口 座 振 込 サ ー ビ ス 継続的にお支払いの商品仕入代金、諸経費などの支払金をご指定の取引先の貯金口座へお振込みいたします。支払事務の 合理化にお役立て下さい。 自 動 集 金 サ ー ビ ス 定期的にご集金の販売代金、賃貸料、会費などを支払人の貯金口座から引き落としてご指定の貯金口座へ自動的にご入金 いたします。集金事務の合理化にお役立て下さい。 小 規 模 企 業 共 済 小規模企業共済の加入や共済金のお受取りができます。 マイ家計簿サービス 毎月1回、ご指定の日に1ヶ月間のお預かり金額、お支払い金額の合計とその差額を自動的に集計し、通帳に表示します。 個人のお客様で「総合口座通帳」、 「普通貯金通帳」をお持ちの方なら、どなたでもお申し込みいただけます。 JAアンサ サ ―ービス フ ァ ー ム オフィスで、プッシュホン、ファクシミリ、パソコン、ホームユース端末などにより、リアルタイムで残高照会、入出金明細 バ ン キ ン グ 通知、さらには振込や振替が簡単、便利にできます。 ホ ー ム ご自宅で、プッシュホン、ファクシミリ、パソコン、ホームユース端末などにより、リアルタイムで残高照会、入出金明細通 バ ン キ ン グ 知、さらには振込や振替が簡単、便利にできます。 J A ネ ッ バ ン ト インターネットを利用できるパソコンおよび携帯電話を利用して、いつでも残高照会や入出金明細の照会、振込・振替ペ グ イジー(税金・各種料金払込サービス)などの各種サービスが簡単、便利にできます。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 9 ■ 手数料一覧 振込手数料 平成26年4月1日現在 ◇ 窓口利用の場合 県 内 J A あ て 電信扱い 他 金 融 機 関 あ て 文書扱い 1万円未満 1件につき 1万円以上3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 1万円未満 1件につき 432円 1万円以上3万円未満 1件につき 540円 3万円以上 1件につき 756円 1万円未満 1件につき 324円 1万円以上3万円未満 1件につき 432円 3万円以上 1件につき 648円 無料 ◇定時自動送金・アンサーサービス・ATM利用の場合 県 内 J A あ て 電信扱い 他 金 融 機 関 あ て 1万円未満 1件につき 1万円以上3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき 1万円未満 1件につき 270円 1万円以上3万円未満 1件につき 378円 3万円以上 1件につき 540円 無料 ・規程により当JA本支店あての振込手数料は免除しています。 送金手数料 当JA本 他 金 支 店・県 融 機 内JAあ て 関 あ て 関 あ て 1件につき 432円 普通扱い(送金小切手) 1件につき 648円 至急扱い 1通につき 864円 普通扱い 1通につき 648円 代金取立手数料(隔地間) 他 金 融 機 その他為替手数料 振 込 ・ 送 不 渡 取 取 立 立 金 手 手 手 の 形 形 形 組 戻 返 却 組 店 頭 戻 呈 示 料 1件につき 648円 料 1通につき 648円 料 1通につき 648円 料 1通につき 648円 保護預り・その他手数料 通 帳・証 書・カ ー ド 等 の 再 発 行 手 数 料 1件につき 540円 ICキ ャ ッ シ ュ カ ー ド の 再 発 行 手 数 料 1件につき 1,080円 JAカ ー ド(一 体 型)の 再 発 行 手 数 料 1件につき 648円 残 高 証 明 書 等 の 発 行 手 数 料 1通につき 216円 マ 1件につき 3,240円 マ ル 専 手 形 用 紙 交 付 手 数 料 1枚につき 540円 小 切 手 用 紙 交 付 手 数 料(署 名 艦 な し) 1冊(50枚)につき 648円 小 切 手 用 紙 交 付 手 数 料(署 名 艦 あ り) 1冊(50枚)につき 864円 手 形 用 紙 交 付 手 数 料(署 名 艦 な し) 1冊(25枚)につき 432円 手 形 用 紙 交 付 手 数 料(署 名 艦 あ り) 1冊(25枚)につき 540円 ル 専 口 座 開 設 手 数 料 定 時 自 動 送 金 取 扱 手 数 料 貸 金 ※上記各手数料には、消費税相当額が含まれています。 10 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 庫 1件につき 年 間(種類により) 54円 6,480~12,960円 ATM利用手数料(1回につき) キャッシュカードの種類 利 J 預入れ A 引出し 土曜日 預入れ の 引出し 日曜日・祝日 カ 預入れ 引出し ー 平 日 ド 全 国 J A の カ ー ド J F マ リ ン バ ン ク 預入れ 引出し 土曜日 県 内 J A の カ ー ド 時 引出し 平 日 当 J A の カ ー ド 用 預入れ 引出し 日曜日・祝日 平成26年4月1日現在 預入れ 間 手 数 8:45 ~ 21:00 無料 9:00 ~ 21:00 無料 9:00 ~ 21:00 無料 8:45 ~ 21:00 無料 9:00 ~ 21:00 無料 9:00 ~ 21:00 無料 8:45 ~ 18:00 無料 平 日 引出し 18:00 ~ 21:00 108円 土曜日 引出し 9:00 ~ 17:00 108円 日曜日・祝日 引出し 9:00 ~ 17:00 108円 8:45 ~ 18:00 108円 18:00 ~ 21:00 216円 9:00 ~ 14:00 108円 14:00 ~ 17:00 216円 9:00 ~ 17:00 216円 三菱東京UFJ銀行のカード 平 日 引出し 三菱東京UFJ銀行以外の 他 金 融 機 関 の カ ー ド 土曜日 引出し 日曜日・祝日 引出し 料 ・手数料には消費税相当額が含まれています。 ・土曜日が祝日と重なる場合は祝日扱いとなります。 アンサーサービスの利用手数料 種 ファームバンキングサービス ホームバンキングサービス 料 1契約当たり 3,240円 1契約当たり 1,080円 通 知 サ ー ビ ス 利 用 料 通知1回につき 21円 通知1回につき 10円 月 額 基 類 本 利 用 ・上記金額は、消費税相当額を含まれています。 ・キャッシュカード保有者でプッシュホンにより当該貯金口座の当日の残高照会のみを行う取引先については、無料となります。 両替手数料 ご希望金額の合計枚数 1枚~ 100枚 101枚~ 500枚 501枚~ 1,000枚 1,001枚~ 2,000枚 2,001枚~ 1,000枚毎に 手数料金額 無料 216円 432円 648円 +324円 ・取扱い1件当りの手数料(消費税相当額が含まれています) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 11 12 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 業 務 運営 の方針 ■ 経営管理体制 当JAは農業者を中心とした地域住民の方々により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で 構成される「総代会」の決定事項を踏まえ、総代会において選任された理事で構成される「理事会」が 業務執行を行っています。また、総代会で選任された監事が、理事会の決定事項や理事の業務執行全般 の監査を行っています。 組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、女性組織などからも登用を行っ ています。また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第30条に規定す る常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。 ■ リスク管理の状況 リスク管理体制 組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保し、 信頼性を高めていくことが重要です。 このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく体制を整備して います。 ①信用リスク管理 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少し、金融機関が損失を 被るリスクのことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針 を決定しています。また、通常の貸出取引については、本店に審査部署を設置し、各支店と連携を図 りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償 還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。 貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不 良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自 己査定の結果、必要額を貸倒引当金として計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ②市場リスク管理 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負 債の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスク のことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損 失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動すること により、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の 価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクに十分注意を払い、収益及び財務の 安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを 基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務 構造の構築に努めています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 13 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有 有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、 経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。 資金運用部署は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価 証券運用を行っています。資金運用部署が行った取引については総合企画部が適切な執行を行ってい るかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③流動性リスク管理 流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難 になることで損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができ ないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることで損失を被るリスク(市場流 動性リスク)のことです。 当JAでは、資金繰りリスクについて、運用・調達の月次資金計画を作成し、安定的な流動性の確 保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、 運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ④オペレーショナル・リスク管理 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であるこ と又は外生的な事象による損失を被るリスク及び、受動的に発生する事務、システム、法務などにつ いて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクです。事務リスク、システムリスクなど について、事務手続を整備し、定期検査等を実施するとともに、事故・事務ミスが発生した場合は速 やかに状況を把握する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよ う努めています。 ○事務リスク管理 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機 関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な 事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスク の削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図る とともに、内部監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。 ○システムリスク管理 システムリスクとは、コンピューターシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金 融機関が損失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されることにより金融機関が損失 を被るリスクのことです。当JAでは、コンピューターシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑 な運用に努めています。 14 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ■ 法令遵守の体制 コンプライアンスとは、事務リスクを認識したうえで、その事務リスクに対応した法令・内部規程や 倫理規範等の遵守の取り組みをすることであり、経営の最重要課題として位置付けています。当JAでは、 金融機関の一員としてその公共的使命や社会的責任を果たし、皆様が安心してご利用できるよう次のと おりコンプライアンス(法令遵守)体制の確立に努めてまいります。 ①当JAでは法令遵守の徹底及び法令遵守状況の監視等を目的としてコンプライアンス委員会を設置 し、同委員会を中心とする内部管理体制を構築するとともに、全役職員に守るべき法令や規範を解 説したコンプライアンス・マニュアルを作成し周知徹底を図ります。 ②コンプライアンス・プログラムを毎年度設定し、基本方針や共通・部門別の遵守事項を遂行するた めの具体的計画と手順を策定します。また、法令等の状況変化や、不祥事・事故等の発生対策状況 を踏まえ、随時、見直してまいります。 ③全部署一斉に法令遵守体制の総点検を目的としたコンプライアンス・プログラムの進捗状況管理を 年4回評価しています。 ④各部署にコンプライアンス責任者を置き、コンプライアンス・プログラムを実践するとともに内部 監査による各部署の法令遵守状況の監査、コンプライアンス・プログラムの進捗状況の理事会報告 など内部管理体制の強化を図ります。 当JA全体としてのリスクを整理・認識し関係部署においてコントロールすべきリスク範囲を明確化 した上で、それに応じた総合的な管理体制を整備・統括・推進するリスク管理部署を設置しております。 コンプライアンス統括部署としてコンプライアンス(法令遵守)体制の強化に努めます。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 15 ■ 個人情報保護に関する取り組み 当JAは、組合員・利用者等の皆様の個人情報を正しく取扱うことが当組合の事業活動の基本であり 社会的責務であることを認識し、以下の方針を定め遵守します。 1.当JAは、個人情報を適正に取扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「法」といます。) その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主務大臣のガイドライン 等に定められた義務を誠実に遵守します。 個人情報とは、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別できるものをいい(法第2条第 1項)、以下も同様とします。 2.当JAは、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場合および法令 により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の範囲内でのみ個人情報を取扱います。 ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。 3.当JAは、個人情報を取得する際、適正な手段で取得するものとし、利用目的を、法令により例 外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後速やかにご本人に通知または 公表します。ただし、ご本人から書面で直接取得する場合には、あらかじめ明示します。 4.当 JA は、取扱う個人データを利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう努め、また安全 管理のために必要・適切な措置を講じ従業者および委託先を適正に監督します。 個人データとは、個人情報データベース等(法第2条第2項)を構成する個人情報をいい(法第 2条第4項)、以下同様とします。 5.当JAは、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を得ること なく、個人データを第三者に提供しません。 6.当JAは、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。 保有個人データとは、当JAが、本人又はその代理人から求められる開示、内容訂正、追加又は削除、 利用の停止、消去及び第三者への提供の停止のすべてに応じることができる権限を有する個人デー タをいいます(法第2条第5項)。 7.当JAは、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取り組み、そのため の内部体制の整備に努めます。 8.当JAは、取扱う個人情報について、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針の継続的 な改善に努めます。 16 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ■ 金融 ADR(裁判外紛争解決)制度への対応 ①苦情処理の内容 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・ チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、 苦情等の解決を図ります。 〈当JAの相談・苦情等受付窓口〉 ◇信用事業 ・金融共済部金融課 電話番号:0533-85-3173 受付時間:午前9時〜午後5時(金融機関の休業日を除く) ※相談・苦情等については、まずは当組合の窓口へお申出ください。なお、愛知県農業協同組合中 央会が設置運営する愛知県JAバンク相談所でも、JAバンクに関するご相談・苦情をお受けし ております ・愛知県JAバンク相談所 電話番号:0120-351-523 受付時間:午前9時〜午後5時(金融機関の休業日を除く) ◇共済事業 ・金融共済部共済課 電話番号:0533-85-3590 受付時間:午前9時〜午後5時(金融機関の休業日を除く) ※相談・苦情等については、まずは当組合の窓口へお申出ください。なお、JA共済相談受付センター でも、相談・苦情等のほか、JA共済全般に関するお問い合わせをお電話で受け付けております。 ・JA共済相談受付センター(JA共済連全国本部) 電話番号:0120-536-093 受付時間:午前9時〜午後5時(土日・祝祭日および12月29日〜1月3日を除く) ②紛争解決措置の内容 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。 ◇信用事業 ・愛知県弁護士会紛争解決センター 電話番号:052-203-1777 受付時間:午前10時〜午後4時 月曜日〜金曜日(祝日および年末年始を除く) ◇共済事業 (電話番号:03-5368-5757) ・一般社団法人 日本共済協会 共済相談所 ・一般社団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構(電話番号:03-5296-5031) ・公益財団法人 日弁連交通事故相談センター (電話番号:名古屋相談所052-565-6110) ・公益財団法人 交通事故紛争処理センター (電話番号:名古屋支部052-581-9491) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 17 ■ 内部監査体制 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業 務の遂行状況を、内部管理体制の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じ て業務運営の適切性の維持・改善に努めています。 また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画に基づき実 施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被 監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会に 報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報 告し、速やかに適切な措置を講じています。 18 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ■ 組織機構図 (平成26年6月25日) 統 括 部 門 常勤監事 代表監事 監 査 統括部署 関連部署 関 連 施 設 ・ 店 舗 室 リスク管理室 A 企 画 課 総合企画部 コ ー プ ガソリンスタンド 組織活性課 総 務 課 総 務 部 人 事 課 会 常 務 理 事 事 経 営 会 議 監 経理電算課 資金運用課 事務指導課 金 融 課 金融共済部 農作業支援センター 融 資 課 事 会 会 専 務 理 事 理 代 代表理事組合長 総 育苗センター 共 済 課 営 農 課 園芸ショップ 音 営農センター 青果販売課 農 コンプライアンス委員会 ALM委員会 事業所担当理事協議会 経 済 委 員 会 金 融 委 員 会 総 務 委 員 会 活 米 穀 課 精 直販店舗課 GC・産直ひろば 農機施設課 農機センター リサイクル 推進センター エコフィード工場 米 工 場 介護福祉センター デイサービスセンター 葬祭センター・やすらぎ会館 葬 祭 課 部 とまと集出荷センター CE・RC・育苗C 介護福祉課 生 材 花き集出荷センター 畜 産 課 部 資 加工センター 花 き 課 営 羽 燃 料 課 資産管理課 事 業 所 支 店 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 19 ■ 役職員 役 員 平成26年3月31日現在 役 職 名 氏 名 常 勤・非 常 勤 代表権の有無 就任年月日 任期満了年月日 摘 要 代表理事組合長 柴 田 勝 常 勤 有 平成23.6.23 平成26.6 専 務 理 事 今 泉 秀 哉 〃 無 平成23.6.23 平成26.6 学識経験(企画•管理) 常 務 理 事 藤 原 規 彰 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 学識経験(信用•共済) 豊 田 雅 章 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 学識経験(経済) 事 太 町 正 義 非常勤 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員 〃 理 〃 小野田安住 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員長 〃 筧 登 希 義 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 金融委員長・経済委員 〃 金 田 安 博 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 金融委員 〃 河 合 隆 司 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務•金融委員 〃 小 林 正 彦 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員 〃 島 田 一 夫 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員 〃 白井善太郎 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員 〃 鈴 木 直 路 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員 〃 鈴 木 博 之 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員 〃 竹 本 ト モ 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 女性部組織代表・総務委員 〃 寺 部 翼 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員 〃 遠 山 和 雄 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員 〃 内 藤 達 雄 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員長 〃 中 村 正 登 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 金融•経済委員 〃 早 川 久 代 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 女性部組織代表・金融・経済委員 〃 林 守 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 経済委員 〃 原 田 富 雄 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 金融委員 〃 山 口 勝 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 総務委員 〃 山 本 稔 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 金融委員 事 岩 瀬 靖 宏 非常勤 無 平成23.6.23 平成26.6 事 足 立 喜 久 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 代 表 監 監 〃 今 泉 教 夫 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 〃 岡 田 敏 昭 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 〃 竹 本 秀 松 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 〃 堤 保 常 勤 〃 平成23.6.23 平成26.6 学識経験 〃 冨 田 高 子 非常勤 〃 平成23.6.23 平成26.6 員外監事 〃 山 崎 正 晴 〃 〃 平成23.6.23 平成26.6 職員数 (単位:人) 平成25年度末 一 般 職 平成24年度末 増 減 員 481 477 4 営 農 指 導 員 30 30 ̶ 生 活 指 導 員 6 6 ̶ 517 513 4 合 計 (平成26年3月31現在) 20 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ■ 事業の概況 ●当該事業年度末日における主要な事業活動の内容と成果 政府の成長戦略による取り組みのもと、個人消費に改善の兆しが見られ、生産及び雇用、所得の増加 につながり始めるなど経済循環が好転しつつあります。しかし、原材料価格の高騰や日中関係悪化の長 期化、不安定なロシア情勢などいまだ懸念材料は多く、さらに段階的な消費税増税などに伴い、消費低 迷への影響が心配されます。 また、農業をめぐる情勢は、低水準な食料自給率や農業生産額の伸び悩み、農業所得の減少、農業者 の高齢化と担い手不足、耕作放棄地の増加など課題が山積しています。これらの課題に対して、政府は コメの生産調整(減反)廃止や農地の集約・大型化、農産物輸出の促進などを掲げ、農業全体で所得倍 増を目指す方針を示しています。加えて、日豪の経済連携協定(EPA)の大筋合意や環太平洋経済連 携協定(TPP)交渉など、今後の日本の農業に深刻な影響を与える協議も行われています。 このような情勢のなか、当JAにおいては、B - 1グランプリ in 豊川併催イベント「JAマルシェ@東 三河」や「とよかわフェア」で管内の農畜産物を積極的にPRするとともに、大田市場に駐在員を置くなど、 重点市場の情報収集や販売促進活動に努めてまいりました。また、わい!わい!ポイント交換カタログ 商品での管内農畜産物の取り扱いや、定期貯金キャンペーンにおいて農畜産物とポイント交換ができる 「地域農業の応援団キャンペーン」の実施回数を増やすなど、地域農業のPR強化も図ってまいりました。 このような取り組みのもとで、第7次中期総合計画の2年目となる平成25年度におきましては、事業成 果として販売品販売高120億円、購買品供給高66億円、貯金残高2,699億円、貸出金残高593億円、長期共 済保有高7,608億円を挙げることができました。加えて、組合員・利用者ニーズへの対応として、産直農 畜産物や惣菜などの売り場を充実させたAコープ中部店を4月にリニューアルオープン、8月にはくら しの拠点となる生活センターを移転新設するなど、計画に基づいた施設整備を進めました。 以上の成果を挙げることができましたことは、組合員の皆様方の力を協同活動へ結集して頂いた賜物 と心から深く感謝申し上げます。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 21 ■ 自己資本の状況 ●自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基 盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び業 務の効率化等に取り組んだ結果、平成26年3月末における自己資本比率は、22.43%となりました。 ●経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。 普通出資による資本調達額 (平成26年3月31日現在) 項 目 発 行 主 内 容 体 ひまわり農業協同組合 資本調達手段の種類 普通出資 コア資本に係る基礎項目 に 算 入 し た 額 21,058百万円 (注)回転出資による資本調達はありません。 当JAは、 「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、 当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自 己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 とりわけ、財務基盤強化のため、平成10年度より組合員増加運動に取り組んでおり、平成25年度末の 出資金額は、対前年度比8百万円増の1,409億円となっています。 22 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 貸借対照表(2期分) (単位:千円) 資 産 の 部 資 産 の 部 1.信用事業資産 (1)現金 (2)預金 系統預金 系統外預金 (3)有価証券 国債 地方債 政府保証債 金融債 社債 (4)貸出金 (5)その他の信用事業資産 未収収益 その他の資産 (6)貸倒引当金 2.共済事業資産 (1)共済貸付金 (2)共済未収利息 (3)その他の共済事業資産 (4)貸倒引当金 3.経済事業資産 (1)受取手形 (2)経済事業未収金 (3)経済受託債権 (4)棚卸資産 購買品 その他の棚卸資産 (5)その他の経済事業資産 (6)貸倒引当金 4.雑資産 5.固定資産 (1)有形固定資産 建物 機械装置 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 減価償却累計額 (2)無形固定資産 6.外部出資 系統出資 系統外出資 子会社等出資 7.繰延税金資産 資 産 の 部 合 計 平成25年度 平成24年度 279,184,166 646,246 185,848,469 185,847,797 671 32,517,884 12,589,365 8,950,482 5,127,322 100,380 5,750,333 59,328,480 1,262,206 1,230,290 31,916 △419,119 34,816 26,156 254 8,493 △88 2,495,514 1,275 1,956,720 367,070 298,735 288,818 9,916 61,302 △189,589 252,751 7,603,076 7,474,699 6,530,192 2,431,552 3,439,174 ̶ 1,568 2,850,324 △7,778,112 128,376 7,270,865 7,174,365 86,500 10,000 92,626 272,936,752 618,542 180,515,674 180,515,187 486 32,362,357 12,469,455 10,169,722 4,364,661 503,008 4,855,510 58,606,868 1,258,802 1,206,514 52,288 △425,493 52,546 21,277 200 31,141 △72 2,715,130 1,419 1,832,819 359,696 365,848 338,256 27,592 403,858 △248,511 237,593 7,539,328 7,466,438 6,453,113 2,450,184 3,464,064 8,189 242,841 2,898,138 △8,050,093 72,889 7,268,267 7,174,369 83,898 10,000 ̶ 296,933,818 290,749,619 負 債・純 資 産 の 部 平成25年度 平成24年度 負 債 の 部 265,450,976 271,288,489 1.信用事業負債 264,377,192 269,927,327 (1)貯金 550,179 509,550 (2)借入金 523,605 851,612 (3)その他の信用事業負債 236,933 183,828 未払費用 286,671 667,783 その他の負債 1,420,890 1,220,350 2.共済事業負債 21,277 26,156 (1)共済借入金 841,583 659,802 (2)共済資金 200 254 (3)共済未払利息 550,868 527,573 (4)未経過共済付加収入 6,064 5,690 (5)共済未払費用 896 873 (6)その他の共済事業負債 917,285 980,159 3.経済事業負債 805,281 915,676 (1)経済事業未払金 69,715 42,044 (2)経済受託債務 42,288 22,437 (3)その他の経済事業負債 13,300 ̶ 4.設備借入金 558,113 472,611 5.雑負債 209,818 242,584 (1)未払法人税等 348,294 230,027 (2)その他の負債 1,136,062 1,342,842 6.諸引当金 360,571 357,168 (1)賞与引当金 612,592 798,963 (2)退職給付引当金 33,053 39,873 (3)役員退職慰労引当金 129,846 146,837 (4)ポイント引当金 18,886 ̶ 7.繰延税金負債 269,515,516 275,304,453 負 債 の 部 合 計 純 資 産 の 部 20,260,662 20,858,234 1.組合員資本 1,401,628 1,409,647 (1)出資金 1,268 1,268 (2)資本準備金 18,860,781 19,450,203 (3)利益剰余金 5,494,325 5,604,325 利益準備金 13,366,455 13,845,878 その他利益剰余金 7,690,262 7,690,262 特別積立金 500,000 500,000 農業・農村振興基金 500,000 500,000 研究開発基金 1,000,000 1,000,000 指導事業基金 1,000,000 1,000,000 有価証券運用積立金 900,000 1,040,000 施設整備積立金 200,000 200,000 残留農薬対策積立金 500,000 500,000 地域貢献活動基金 1,076,193 1,415,616 当期未処分剰余金 (723,467) (511,800) (うち当期剰余金) △2,885 △3,015 (4)処分未済持分 771,130 973,439 2.評価・換算差額等 771,130 973,439 (1)その他有価証券評価差額金 21,629,365 21,234,102 純 資 産 の 部 合 計 296,933,818 290,749,619 負債及び純資産の部合計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 23 損益計算書(2期分) (単位:千円) 科 目 1.事業総利益 (1)信用事業収益 資金運用収益 (うち預金利息) (うち有価証券利息) (うち貸出金利息) (うちその他受入利息) 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 (2)信用事業費用 資金調達費用 (うち貯金利息) (うち給付補填備金繰入) (うち借入金利息) (うちその他支払利息) 役務取引等費用 その他事業直接費用 その他経常費用 (うち貸倒引当金戻入益) (うち貸倒引当金繰入額) (うち株式等売却損) (うち信用雑損失等) 信 用 事 業 総 利 益 (3)共済事業収益 共済付加収入 共済貸付金利息 その他の収益 (4)共済事業費用 共済借入金利息 共済推進費 共済保全費 その他の費用 (うち貸倒引当金戻入益) 共 済 事 業 総 利 益 (5)購買事業収益 購買品供給高 購買手数料 その他の収益 (6)購買事業費用 購買品供給原価 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒損失) 購 買 事 業 総 利 益 (7)販売事業収益 販売品販売高 販売手数料 その他の収益 24 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 科 目 平成24年度 平成25年度 5,631,744 12,155,605 6,091,587 (8)販売事業費用 販売品販売原価 2,803,248 12,063,138 2,785,354 その他の費用 2,688,425 92,466 2,692,653 (1,265,272) (1,227,366) 販 売 事 業 総 利 益 609,743 (9)農業倉庫事業収益 (414,247) (428,444) 5,309 (889,472) (933,277) 農 業 倉 庫 事 業 総 利 益 5,309 (10)利用事業収益 (119,433) (103,565) 222,590 71,630 99,656 71,811 (11)利用事業費用 利 用 事 業 総 利 益 23,055 122,934 270 20,135 76,629 20,618 (12)宅地等供給事業収益 宅地等供給事業費用 418,768 20,268 464,496 (13) 宅地等供給事業総利益 260,802 56,361 253,186 (14)その他の事業収益 (232,371) (223,555) 510,815 (15)その他の事業費用 (17,354) 161,845 (21,086) (3,393) 348,970 (4,498) そ の 他 事 業 総 利 益 (16)指導事業収入 (7,683) 17,505 (4,045) 15,744 51,320 14,970 (17)指導事業支出 指導事業収支差額 142,945 △33,815 138,599 △725 4,913,761 57,739 2.事業管理費 (△6,373) 3,175,668 ─ (1)人件費 (2)業務費 ─ 630,510 (28,446) (3)諸税負担金 ─ 162,316 (24,733) (4)施設費 ─ 924,945 (4,559) 2,384,479 20,320 2,320,857 (5)その他事業管理費 事 業 利 益 1,172,172 717,982 1,207,663 1,150,173 263,782 1,153,813 3.事業外収益 555 10,587 530 (1)受取雑利息 21,442 130,228 53,319 (2)受取出資配当金 70,851 3,059 70,254 (3)賃貸料 555 89,976 530 (4)施設利用料 29,403 29,931 30,035 (5)雑収入 18,103 50,388 18,885 4.事業外費用 (1) 支払雑利息 22,789 22 20,802 (2)寄付金 (16) 1,483 (△15) 1,101,320 3,883 1,137,409 (3)雑損失 6,759,282 45,000 11,113,810 (4)商権管理料 経 常 利 益 6,636,462 931,376 11,005,152 19,714 93,885 9,410 5.特別利益 103,104 1,690 99,246 (1)一般補助金 5,722,842 92,194 9,649,465 (2)固定資産処分益 5,634,880 66,064 9,433,436 6.特別損失 87,961 64,373 216,028 (1)固定資産処分損 (2)固定資産圧縮損 (△58,869) 1,690 (23,084) (55) 959,197 (644)税 引 前 当 期 利 益 1,036,439 271,273 1,464,345 法人税、住民税及び事業税 12,765,349 △35,543 13,051,029 法 人 税 等 調 整 額 12,063,138 235,729 12,276,508 法 人 税 等 合 計 期 剰 余 金 409,608 723,467 479,912 当 292,602 382,148 294,608 当 期 首 繰 越 剰 余 金 施設整備積立金取崩額 310,000 当 期 未 処 分 剰 余 金 1,415,616 平成25年度 平成24年度 12,374,608 12,276,508 98,099 676,421 4,958 4,958 236,262 108,178 128,084 46,609 504 46,105 504,677 159,299 345,378 17,537 49,510 △31,973 5,524,031 3,263,745 1,023,177 160,574 1,059,957 16,574 567,556 176,453 9,802 96,165 3,162 ─ 67,322 3,781 168 1,081 2,531 ─ 740,228 13,095 13,095 ─ 34,494 21,399 13,095 718,829 225,148 △18,119 207,028 511,800 364,392 200,000 1,076,193 注 記 表 (平成25年度) 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1)資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っています。 満期保有目的の債券 ・・・・・ 償却原価法(定額法) 関連会社株式 ・・・・・・・・・・・ 移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの ・・・・・・・ 市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し 売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの ・・・・・・・ 移動平均法による原価法 ②棚卸資産の評価基準及び評価方法 ・購買品(店舗在庫)・・・・・・・・ 売価還元法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) ・購買品(店舗在庫以外)・・・・ 最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) ・その他の棚卸資産 ・・・・・・・・・・ 最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法) (2)固定資産の減価償却方法 ①有形固定資産(リース資産を除く) 建物(建物附属設備を除く) ・平成10年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっています。 ・平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの 旧定額法によっています。 ・平成19年4月1日以降に取得したもの 定額法によっています。 上記以外 ・平成19年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっています。 ・平成19年4月1日以降に取得したもの 定率法によっています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。 また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3 年間で均等償却を行っています。 ②無形固定資産 定額法によっています。 また、自組合利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法に より償却しています。 ③リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を0とする定額法により償却しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 25 (3)引当金の計上方法 ①貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている自己査定基準及び決算基準に則り、次のとおり計上しています。 個別貸倒引当金については、破産・特別清算等、法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(破 綻先)及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)にかかる債権について、債権額から担保の処 分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。 また、現在、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、今後、経営破綻に陥る可能性が大き いと認められる債務者(破綻懸念先)にかかる債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び 保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者ごとの回収可能性を判断し必要と認める 額を計上しています。 一般貸倒引当金については、上記以外の債権について貸倒実績率で算定した金額と上記を含む全債権 に対する税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。なお、この基準に基づき、当期は租税 特別措置法第57条の9の規定により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、債権を管理・担当している部署が資産査定を実施し、 当該部署から独立した監査室が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上記の引当を行っ ています。 ②賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち支給対象期間が今年度に帰属する 額を計上しています。 ③退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、 当事業年度末に発生していると認められる額を計上しています。 ア 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法につい ては、期間定額基準によっています。 イ 数理計算上の差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、当期の費用として一括して費用を処理しています。 ④役員退職慰労引当金 役員退職慰労金の支払いに備えるため、役員退職慰労金規程の定めに基づく期末要支給額を計上して います。 ⑤ポイント引当金 組合員・利用者の事業利用促進等を目的とする総合ポイント奨励制度に基づき、組合員・利用者に付 与したポイントの使用に備えるため、当事業年度末において将来発生すると見込まれる額を計上してい ます。 (4)消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜き方式を採用しています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しています。 (5)決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額が千円未満の科目については「0」で表示して います。 26 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 2.貸借対照表に関する注記 (1)固定資産の圧縮記帳額 有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額の総額は1,825,114千円であり、その内訳は次の とおりです。 建物 569,049千円 構築物 器具・備品 23,091千円 613,405千円 車輌運搬具 機械装置 615,567千円 4,002千円 (2)担保に供している資産等 宅地建物取引業法の規定による営業保証金等差入保証に供している有価証券が10,000千円あります。 また、JAバンク基本方針に基づく相互援助預金預託基準における相互援助預金として、預金のうち 26,437,000千円を信連に対して預け入れています。 (3)関連会社に対する金銭債権 ・ 債務の総額 ・関連会社に対する金銭債権の総額 ― 千円 ・関連会社に対する金銭債務の総額 411千円 (4)役員に対する金銭債権・債務の総額 ・理事及び監事に対する金銭債権の総額 314,527千円 ・理事及び監事に対する金銭債務の総額 ― 千円 (5)リスク管理債権の状況 (単位:千円) 平成25年度 破 綻 延 3 先 債 滞 ヵ 貸 月 出 合 以 条 12,942 権 801,974 債 権 ̶ 債 権 163,552 債 上 件 権 延 緩 滞 和 計 978,469 1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本 又は利息の取り立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償 却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和40 年政令第97号)の第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生 じている貸出金です。 2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、上記1及び債務者の経営再建又は支援を図ること を目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金です。 3.3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3 ヵ月以上遅延している貸出 金です(上記1及び2の貸出金を除きます)。 4.貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の 支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金です(上 記1. 2. 3の貸出金を除きます)。 5.リスク管理債権については、担保・保証及び貸倒引当金によって保全されています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 27 3.損益計算書に関する注記 関連会社との取引高の総額 (単位:千円) 収 益 事 業 取 引 費 用 高 506,743 7,525 事業取引以外の取引高 ― ― 506,743 7,525 総 額 4.金融商品に関する注記 (1)金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預った貯金を原資に、農家組合員や地域内の団体などへ貸付け、残った 余裕金を愛知県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの有価証券による運用を 行っています。 ②金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として愛知県信用農業協同組合連合会への預金であり、その他に当組 合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券があります。貸出金は、顧客の契約不履行によってもたら される信用リスクがあります。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有していま す。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクがあります。 ③金融商品に係るリスク管理体制 ア 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、 通常の貸出取引については、本店に審査管理部署を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行って います。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担 保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維 持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・ 実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、必要額を貸倒引当金として計上 し、資産及び財務の健全化に努めています。 イ 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを把握しながら、収益化及び財務の安定 化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、 資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に 努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価 証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で 構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、 理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買を行ってい ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定 期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 28 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 <市場リスクに係る定量的情報> (トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主 要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその 他有価証券に分類している債券、貯金、借入金です。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を 用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0.21% 上 昇したものと想定した場合には、経済価値が335,706千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相 関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性 があります。 ウ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動 性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置 づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行ってい ます。 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合 には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては 一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもありま す。 (2)金融商品の時価に関する事項 ①金融商品の貸借対照表計上額および時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載してい ます。 (単位:千円) 預 有 区 分 金 価 証 券 満 期 保 有 目 的 の 債 券 そ の 他 有 価 証 券 貸 出 金(貸 倒 引 当 金 控 除 後) 貸 出 金 貸 倒 引 当 金 資 産 計 貯 金 負 債 計 貸借対照表計上額 185,848,469 32,517,884 (14,932) (32,502,951) 58,945,430 (59,364,671) (△419,241) 277,311,784 269,927,327 269,927,327 時 価 185,782,908 32,517,943 (14,991) (32,502,951) 60,308,319 278,609,171 269,919,044 269,919,044 差 額 △65,560 58 (58) (-) 1,362,889 1,297,387 △8,282 △8,282 (注)貸出金は、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付金36,191千円を含めています。 (注)貸倒引当金は、一般貸倒引当金と個別貸倒引当金の合計額を記載しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 29 ②金融商品の時価の算定方法 【資産】 ア.預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップ レートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 イ.有価証券 債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。 ウ.貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利で反映するため、貸出先の信用状態が実行 後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスク フリーレートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる 金額として算定しています。 また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価 に代わる金額としています。 【負債】 ア.貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。ま た、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレー トである円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品の 時価情報には含まれていません。 外 合 部 出 計 資 (単位:千円) 貸借対照表計上額 7,270,865 7,270,865 (注)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認 められるため、時価開示の対象とはしていません。 ④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 預 有 区 分 金 価 証 券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期のあるもの 貸 出 金 合 計 1年以内 185,847,469 3,302,000 15,000 3,287,000 5,550,524 194,699,993 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 ̶ ̶ ̶ 1,000 2,029,400 3,290,400 1,754,400 4,424,700 ̶ ̶ ̶ ̶ 2,029,400 3,290,400 1,754,400 4,424,700 3,175,310 3,371,414 2,996,816 3,611,472 5,204,710 6,661,814 4,751,216 8,037,172 5年超 ̶ 16,608,100 ̶ 16,608,100 40,281,194 56,889,294 (注)貸出金のうち、当座貸越1,564,977千円については「1年以内」に含めています。また期限のない劣後特約付 ローンについては「5年超」に含めています。 (注)貸出金のうち、3カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等341,747千円は償還の予定が見込まれないた め、含めていません。 30 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ⑤有利子負債の決算日後の返済予定額 貯 区 分 合 計 (単位:千円) 1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 1,947,359 1,585,552 238,090,996 14,055,744 13,918,277 1,947,359 1,585,552 238,090,996 14,055,744 13,918,277 金 5年超 329,397 329,397 (注)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 5.有価証券に関する注記 (1)満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次の とおりです。 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 国 合 債 計 貸借対照表計上額 14,932 14,932 時 価 14,991 14,991 評価差額 58 58 (2)その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの評価差 額については次のとおりです。また、評価差額1,060,702千円から、繰延税金負債289,571千円を差し引い た額771,130千円を「その他有価証券評価差額金」として計上しています。 種 類 株 債 貸借対照表上額が取得原価 又は償却原価を超えるもの 貸借対照表上額が取得原価 又は償却原価を超えないもの 小 株 債 小 合 式 券 国 債 地 方 債 政府保証債 金 融 債 社 債 計 式 券 地 方 債 社 債 計 計 取得原価又は償却原価 ― 31,041,573 12,140,503 8,581,322 4,913,195 99,997 5,306,555 31,041,573 ― 400,675 100,726 299,949 400,675 31,442,249 (単位:千円) 貸借対照表計上額 ― 32,103,887 12,574,433 8,850,169 5,127,322 100,380 5,451,582 32,103,887 ― 399,064 100,313 298,751 399,064 32,502,951 評価差額 ― 1,062,314 433,929 268,847 214,127 382 145,026 1,062,314 ― △1,611 △413 △1,198 △1,611 1,060,702 (3)当年度中に売却したその他有価証券 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 売 却 額 株 債 国 合 式 券 債 計 ― 623,144 623,144 623,144 (単位:千円) 売 却 益 ― 22,649 22,649 22,649 売 却 損 ― ― ― ― JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 31 6.退職給付に関する注記 (1)退職給付会計に関する事項 ①採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、 この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため特定退職金共済制度を採用しています。 ②退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 2,958,429 千円 期首における退職給付債務 勤務費用 147,206 千円 利息費用 32,542 千円 数理計算上の差異の発生額 159,509 千円 退職給付の支払額 △ 195,862 千円 期末における退職給付債務 3,101,825 千円 ③年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 2,345,837 千円 期待運用収益 24,631 千円 数理計算上の差異の発生額 △ 912 千円 特定退職共済制度への拠出金 103,886 千円 退職給付の支払額 △ 170,580 千円 期末における年金資産 2,302,862 千円 ④退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 退職給付債務 3,101,825 千円 年金資産 △ 2,302,862 千円 特定退職共済制度 △ 2,302,862 千円 退職給付引当金 798,963 千円 ⑤退職給付費用及びその内訳項目の金額 勤務費用 147,206 千円 利息費用 32,542 千円 期待運用収益 △ 24,631 千円 数理計算上の差異の費用処理額 160,421 千円 合 計 315,539 千円 ⑥年金資産の主な内訳 特定退職共済制度 債券 年金保険投資 現金及び預金 合 計 83% 15% 2% 100% ⑦長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構 成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。 ⑧割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 1.00% 長期期待運用収益率 1.05% 数理計算上の差異の処理年数 1年(発生年度に一括費用処理) 32 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (2)特例業務負担金の将来見込額 人件費(福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るた めの農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条の規定に基づき、旧農林共済組合 (存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用にあてるために拠出した特例業務負担金 36,145 千 円を含めて計上しています。 なお、同共済組合より示された平成 26 年 3 月末現在における平成 44 年 3 月までの特例業務負担金 の将来見込額は 543,854 千円となっています 7.税効果会計に関する注記 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産 貸倒引当金超過 111,617千円 退職給付引当金 218,117千円 賞与引当金 97,506千円 役員退職慰労引当金 10,885千円 固定資産減損損失 48,328千円 貸出金未収利息不計上額 10,854千円 未払事業税等 15,752千円 未使用ポイント 32,328千円 12,912千円 その他 繰延税金資産小計 558,302千円 評価性引当額 △176,103千円 繰延税金資産合計 382,198千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △289,571千円 繰延税金資産の純額 92,626千円 (2)法定実効税率と法人税負担率との差異の主な原因 法定実効税率 29.1% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2.9% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.9% 事業分量配当 △2.5% 評価性引当額の増減 △4.5% 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 1.1% その他 0.4% 税効果適用後の法人税等負担率 24.6% (3)法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26 年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。これに伴い、 繰延税金資産の計算に使用した法定実効税率は、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込ま れる一時差異等については前事業年度の29.1%から27.3%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が10,451千円減少し、法人税等調整額が10,451千円増加しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 33 平成25年度附属明細書 平成25年4月1日から平成26年3月31日まで 1.貸借対照表等の附属明細書 (1)組合員資本の明細 種 類 出 資 (単位:千円) 当 期 首 残 高 当 期 増 加 額 当 期 減 少 額 当 期 末 残 高 金 1,401,628 50,735 42,716 1,409,647 資 本 準 備 金 1,268 ̶ ̶ 1,268 利 益 剰 余 金 18,860,781 1,593,467 1,004,045 19,450,203 金 5,494,325 110,000 ̶ 5,604,325 その他利益剰余金 13,366,455 1,483,467 1,004,045 13,845,878 特 別 積 立 金 7,690,262 ̶ ̶ 7,690,262 農業・農村振興基金 500,000 ̶ ̶ 500,000 研 究 開 発 基 金 500,000 ̶ ̶ 500,000 指 導 事 業 基 金 1,000,000 ̶ ̶ 1,000,000 有価証券運用積立金 1,000,000 ̶ ̶ 1,000,000 施設投資積立金 900,000 450,000 310,000 1,040,000 残留農薬対策積立金 200,000 ̶ ̶ 200,000 地域貢献活動基金 500,000 ̶ ̶ 500,000 当期未処分剰余金 1,076,193 1,033,467 694,044 1,415,616 △3,015 △2,885 △3,015 △2,885 20,260,662 1,641,317 1,043,746 20,858,234 利 益 準 備 処 分 未 済 持 分(△) 合 計 摘要(出資1口金額) 1,000 円 (注1)平成24年度の剰余金処分に基づき利益準備金110,000千円、施設整備積立金450,000千円増加しています。 (注2)施設整備積立金は、中長期に予定する施設取得の資金準備のための積立金です。なお、当期については施 設整備計画に基づき取得した施設の自己資金相当額を取り崩しています。 (2)有形固定資産及び無形固定資産の明細 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額 減 価 償 却 償却累計率 累 計 額 種 類 建 (単位:千円、%) 有 形 固 定 資 産 物 6,453,113 628,285 551,206 6,530,192 204,331 3,328,045 51.0 物 1,551,657 9,510 22,515 1,538,651 51,725 1,219,795 79.3 置 2,450,184 15,317 33,949 2,431,552 100,769 2,119,052 87.1 車 両 運 搬 具 32,434 657 3,118 29,973 4,475 24,085 80.4 63,638 934,956 82.8 100.0 0 構 機 築 械 装 無形固定資産 器 具 備 品 1,161,870 83,644 115,992 1,129,522 畜 産 資 産 152,176 ̶ ̶ 152,176 ̶ 152,176 リ ̶ ス 資 産 8,189 ̶ 8,189 ̶ 1,091 ̶ 地 3,464,064 89,517 114,408 3,439,174 ̶ ̶ 建 設 仮 勘 定 242,841 242,775 484,048 1,568 ̶ ̶ 15,516,531 1,069,706 1,333,426 15,252,811 426,032 7,778,112 ソ フ ト ウ エ ア 53,429 85,785 28,889 110,325 28,889 ̶ 電 話 加 入 権 13,969 ̶ 383 13,585 15 ̶ 水道施設利用権 5,491 ̶ 1,024 4,466 1,024 ̶ 計 72,889 85,785 30,298 128,376 29,930 ̶ 15,589,421 1,155,492 1,363,725 15,381,188 455,962 7,778,112 土 計 合 計 (注1)建物、建設仮勘定の主な当期増加額は、Aコープ中部店の改修工事、グリーンセンター豊川及び生活センター の建替えによるものです。(建物400,000、建設仮勘定240,598) (注2)建物、器具備品、土地の主な当期減少額は、Aコープ中部店の改修工事、グリーンセンター豊川及び生活 センターの建替えによるものです。(建物440,000、器具備品110,273、土地113,000) 34 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (3)外部出資の明細 出 (単位:千円) 資 先 愛知県信用農業協同組合連合会 当期首残高 5,252,837 当期増加額 87,780 当期減少額 当期末残高 5,252,833 87,784 340,952 ̶ ̶ 340,952 愛知県厚生農業協同組合連合会 467 ̶ ̶ 467 全 国 共 済 農 業 協 同 組 合 連 合 会 1,567,200 ̶ ̶ 1,567,200 資 農 庫 12,412 ̶ ̶ 12,412 全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 500 ̶ ̶ 500 87,780 87,784 7,174,365 系 愛知県経済農業協同組合連合会 出 (̶) (̶) 統 (87,784) (87,784) (う ち 林 回 転 中 出 央 資 金 ) 金 計 7,174,369 (̶) (̶) 光 1,000 ̶ ̶ 1,000 ㈱東 三 河 食 肉 流 通 センタ̶ 26,300 ̶ ̶ 26,300 果㈱ 580 ̶ ̶ 580 ル㈱ 6,000 ̶ ̶ 6,000 宮 500 ̶ ̶ 500 聞 50 ̶ ̶ 50 ㈱エ ー コ ー プ あ い ち 4,000 ̶ ̶ 4,000 ㈱J A あ い ち エ ネ ル ギ ー 4,000 ̶ ̶ 4,000 ㈱ J A ハ ート ホ ー ム サ ポ ート 3,000 ̶ ̶ 3,000 愛 知 県 農 業 信 用 基 金 協 会 38,360 2,610 ̶ 40,970 豊 川 た ば こ 販 売 協 同 組 合 8 ̶ 8 ̶ 100 ち 株 回 式 会 転 出 社 農 株 ㈱本 外 ㈱日 式 統 一 系 大 豊 川 市 本 資 金 ) 協 観 青 開 農 発 業 ビ 新 出 その他 資 100 ̶ ̶ 計 83,898 2,610 8 86,500 株式 ㈱ジェイエイ東三河ジーピーセンター 10,000 ̶ ̶ 10,000 計 10,000 ̶ ̶ 10,000 7,268,267 90,390 87,792 7,270,865 愛 知 県 酪 農 農 業 協 同 組 合 関連会社 合 (87,784) (87,784) (う 計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 35 (4)引当金の明細 種 (単位:千円) 類 当期首残高 目 的 使 用 52 (52) 608,919 (408,855) 200,064 (̶) 193,317 88 6,536 121 408,855 (408,855) 225,802 (225,802) 183,052 (183,052) 357,168 211,652 6,820 146,837 1,331,396 674,220 (478,307) 195,912 (̶) 189,608 72 6,089 143 478,307 (478,307) 235,884 (235,884) 242,422 (242,422) 360,571 612,592 33,053 129,846 1,810,283 貸 倒 引 当 金 (う ち 有 税 分) 一般貸倒引当金 (う ち 有 税 分) うち信用事業 うち共済事業 うち購買事業 うちその他 個別貸倒引当金 (う ち 有 税 分) うち信用事業 (う ち 有 税 分) うち購買事業 (う ち 有 税 分) 賞 与 引 当 金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 ポ イ ン ト 引 当 金 合 計 当 期 減 少 額 当期増加額 52 (52) 52 (52) 360,571 25,281 ̶ 385,904 そ の 他 674,167 (478,255) 195,912 (̶) 189,608 72 6,089 143 478,255 (478,255) 235,884 (235,884) 242,370 (242,370) ̶ ̶ ̶ 129,846 804,014 当期末残高 608,919 (408,855) 200,064 (̶) 193,317 88 6,536 121 408,855 (408,855) 225,802 (225,802) 183,052 (183,052) 357,168 798,963 39,873 146,837 1,951,761 (注1)引当金等の計上理由及び算定方法は、重要な会計方針に係る事項に関する注記に記載しています。 (注2)貸倒引当金の当期減少額その他は、洗替処理による戻入額です。なお、損益計算書の表示上、繰入額と戻 入額を相殺した額で表示しています。 (注3)ポイント引当金の当期減少額その他は洗替処理による戻入額です。なお、当期の付与ポイントは101,880千 ポイント、使用ポイント84,403千ポイントです。 (5)関連会社との間の取引の明細並びに関連会社に対する債権及び債務の増減 ①関連会社との取引の明細 会 社 名 取 (株)ジェイエイ東三河 ジーピーセンター 引 内 容 収益総額 (単位:千円) 費用総額 摘 要 販 売 事 業 506,743 ̶ 鶏卵出荷 購 買 事 業 ̶ 7,525 店舗仕入 506,743 7,525 合 計 ②関連会社に対する債権及び債務の増減 会 社 名 36 取引内容 (単位:千円) 債 権 債 務 当期首残高 当期末残高 当期増減額 当期首残高 当期末残高 当期増減額 (株)ジェイエイ東三河 購買未払金 ̶ ̶ ̶ 3,724 411 9 ジーピーセンター 合 計 ̶ ̶ ̶ 3,724 411 9 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (6)役員との間の取引等の明 取 引 内 容 及 び 金 額 取 引 取引の種類 役 職 等 理事(11名) 監事(4名) (単位:千円) 金 摘 要 額 金銭の貸付 平成25年度実行額 平成25年度期首残高 平成25年度期末残高 ※当期増減額 2,800 305,340 285,455 △19,885 金銭の貸付 平成25年度実行額 平成25年度期首残高 平成25年度期末残高 ※当期増減額 ̶ 34,745 29,072 △5,673 (7)事業管理費の明細 科目 (単位:千円) 内 訳 科 目 業 内 訳 科 目 務 件 設 費 費 費 諸税負担金 業務費 通 信 費 印刷•消耗品費 図 書 • 研 修 費 組合員福利厚生費 事 務 委 託 費 旅 費 計 租 税 公 課 支 払 賦 課 金 分 担 金 計 金 額 科目 内 訳 科 目 51,299 減 価 償 却 費 49,523 長期前払費用償却費 30,018 保 守 修 繕 費 2,287 保 険 料 408,758 水 道 光 熱 費 8,232 賃 借 料 630,510 消 耗 備 品 費 109,760 車 輌 費 26,416 施 設 管 理 費 26,139 計 162,316 そ の 他 事 業 管 理 費 合 計 施 人 役 員 報 酬 給 料 手 当 (うち賞与引当金繰入) 雑 給 福 利 厚 生 費 退 職 給 付 費 用 役員退職慰労引当金繰入 計 会 議 費 接 待 交 際 費 宣 伝 広 告 費 金 額 科目 82,390 1,946,112 (357,168) 398,079 426,726 315,539 6,820 3,175,668 25,841 8,007 46,543 (8)事業別明細 ア . 信用事業 (単位:千円) ①貯金 ②貸出金 当 当 当 定 定 定 定 定 定 合 合 合 種 類 種 類 種 類 座 性 貯 座 性 貯 座 性 貯 期 貯 期 貯 期 貯 期 積 期 積 期 積 (単位:千円) (単位:千円) 計 計 計 金 金 金 金 金 金 金 金 金 当期末残高 当期末残高 当期末残高 67,551,489 67,551,489 67,551,489 190,058,824 190,058,824 190,058,824 12,317,013 12,317,013 12,317,013 269,927,327 269,927,327 269,927,327 手 手 手 証 証 証 当 当 当 種 類 種 類 種 類 形 貸 付 形 貸 付 形 貸 付 書 貸 付 書 貸 付 書 貸 付 座 貸 座 貸 座 貸 合 計 合 計 合 計 金 額 455,962 23,184 73,319 14,590 96,250 185,410 8,183 23,582 44,462 924,945 20,320 4,913,761 (単位:千円) (単位:千円) (単位:千円) 金 金 金 金 金 金 越 越 越 当期末残高 当期末残高 当期末残高 142,210 142,210 142,210 57,621,292 57,621,292 57,621,292 1,564,977 1,564,977 1,564,977 59,328,480 59,328,480 59,328,480 イ . 共済事業 (単位:千円) (単位:千円) (単位:千円) (単位:千円) ①長期共済保有高 ②医療系共済の入院共済金額保有高 (単位:千円) (単位:千円) 金 額 種 類 金 額 種 類 金 額 種 類 金 額 種 類 金 額 種 類 金 額 種 類 医 療 共 済 生 命 総 合 共 済 28,884 332,472,957 医 療 共 済 生 命 総 合 共 済 28,884 332,472,957 医 療 共 済 生 命 総 合 共 済 28,884 332,472,957 が ん 共 済 終 身 生 命 共 済 247,783,104 8,480 が ん 共 済 終 身 生 命 共 済 247,783,104 8,480 が ん 共 済 終 身 生 命 共 済 247,783,104 8,480 定 期 生 命 共 済 定 期 医 療 共 済 3,134,400 5,568 定 期 生 命 共 済 定 期 医 療 共 済 3,134,400 5,568 定 期 生 命 共 済 定 期 医 療 共 済 3,134,400 5,568 養 老 生 命 共 済 58,696,247 合 計 42,932 養 老 生 命 共 済 58,696,247 合 計 42,932 養 老 生 命 共 済 58,696,247 合 計 42,932 (うちこども共済) (20,941,850) (うちこども共済) (20,941,850) (うちこども共済) (20,941,850) (注)金額は年度末の入院共済金です。 (単位:千円) 医 療 共 済 15,898,000 (単位:千円) 医 療 共 済 15,898,000 (単位:千円) 医 療 共 済 15,898,000 金 額 種 類 が ん 共 済 649,000 金 額 種 類 が ん 共 済 649,000 金 額 種 類 が ん 共 済 649,000 5,213,833 年 金 開 始 前 定 期 医 療 共 済 3,981,500 5,213,833 年 金 開 始 前 定 期 医 療 共 済 3,981,500 5,213,833 年 金 開 始 前 (注)金額は年度末の保障金額(がん共済はがん死亡共 定 期 医 療 共 済 3,981,500 1,979,782 年 金 開 始 後 介 護 共 済 132,304 1,979,782 年 金 開 始 後 介 護 共 済 132,304 1,979,782 年 済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金 金 開 始 後 介 護 共 済 132,304 7,193,615 合 計 年 金 共 済 2,198,400 額(付加された定期特約金額等を含む。 )、年金共 7,193,615 合 計 年 金 共 済 2,198,400 7,193,615 合 計 年 金 共 済 2,198,400 済は付加された定期特約金額)です。 建 物 更 生 共 済 428,399,493 (単位:千円) 建 物 更 生 共 済 428,399,493 (単位:千円) 建 物 更 生 共 済 428,399,493 (単位:千円) 金 額 種 類 金 額 種 類 金 額 種 類 223,021 介 護 共 済 223,021 介 護 共 済 JA HIMAWARI DISCLOSURE 223,021 2014 介 護 共 済 37 81,500 32,304 98,400 99,493 額 16,580 94,400 16,000 が ん 共 済 終 身 生 命 共 済 247,783,104 8,480 養金 老 開 生 命始共 済 58,696,247 合 計 42,932 5,213,833 前 定 期 生 命 共 済 定 期 医 療 共 済 3,134,400 5,568 (20,941,850) 1,979,782 年 金 (うちこども共済) 開 始 後 養 老 生 命 共 済 58,696,247 合 計 42,932 (単位:千円) 医合 計 療 共 済 15,898,000 7,193,615 (うちこども共済) (20,941,850) 金 額 種 類 が ん 共 済 649,000 (単位:千円) (単位:千円) ③介護共済の介護共済金額保有高 ④年金共済の年金保有高 医 療 共 済 15,898,000 5,213,833 年 金 開 始 前 定 期 医 療 共 済 3,981,500 金 額 金 額 種 類 が 種 類 ん 共 済 649,000 1,979,782 年 金 開 始 後 介 護 共 済 132,304 5,213,833 223,021 介 定 期 護 医 療 共 共 済 済 年 金 開 始 前 3,981,500 7,193,615 合 計 年 金 共 済 2,198,400 1,979,782 年 金 開 始 後 介 護 共 済 132,304 建 物 更 生 共 済 428,399,493 (単位:千円) (単位:千円) 7,193,615 合 計 年 金 共 済 2,198,400 金 額 種 類 掛 金 (注)金額は年金年額(利率変動型年金は最低保証年 建 物 更 生 共 済 428,399,493 (単位:千円) 223,021 介 金額)です。 護 共 済 21,822 金 額 種 類 926,166 223,021 介 護 共 済 ⑤短期共済新契約高 (単位:千円) 17,080 金 額 掛 金 種 類 101 (単位:千円) (単位:千円) 25,516,580 21,822 火 災 共 済 885 当期実績 金 額 掛 金 種 類 種 類 926,166 自 動 車 共 済 5,090 保 21,822 管 料 25,516,580 火 224,836 災 共 済 38,494,400 17,080 傷 害 共 済 218 荷 926,166 役 料 自 1,190,893 動 車 共 済 16,000 101 定 額 定 期 生 命 共 済 5,309 38,494,400 計 17,080 傷 害 共 済 885 賠 償 責 任 共 済 (注)金額は保障金額です。ただし、 16,000 101 定 額 定 期 生 命 共 済 自動車共済、賠償責任共済自賠 224,836 自 賠 責 共 済 (単位:千円) 885 賠 償 責 任 共 済 責共済は掛金総額のみを記載し 1,190,893 合 計 ています。 種 類 当期実績 224,836 自 賠 責 共 済 年 合 葬1,190,893 計 ウ . 購買事業 (単位:千円) エ . 販売事業 354,662 農 菜 3,531,486 米 実 1,432,086 福 花 き ・ 花 木 2,821,124 そ そ 1,442,591 料 1,143,911 畜 産 250,658 園 芸 700,856 野 種 苗 163,598 果 の 他 275,069 計 店 油 P 舗 ガ 購 買 葬 そ 計 の の 他 計 9,227,289 506,743 類 1,136,933 生 乳 694,601 ス 399,901 子 牛 100,281 指 導 事 品 361,409 牛 190,485 指 導 事 祭 84,120 豚 他 30,575 (単位:千円) 2,681,587 6,636,462 肉 用 子 保 荷 合 肉 種 類 計 管 役 豚 計 料 料 オ . 農業倉庫事業 (単位:千円) 種 類 カ . 利用事業 指 導 事 業 980,410 当期実績 2,481,187 5,090 種 12,063,138 218 保 管 料 5,090 葬 宅 荷 役 料 218 仲 5,309 当期実績 介 供 斡 大 仲 地 介 斡 宅 地 等 受 そ 旋 祭 高 給 手 当期実績 当期実績 数 料 宅 地 等 受 入 手 数 料 種 類 そ の 他 米 計 麦 農 産 (単位:千円) 地 宅 (単位:千円) (単位:千円) 種 類 種 類 当期実績 種 8,664 (注)「園芸−産直」はグリーンセンター、産直ひろば、 5,309 計 旬果旬菜の会における生産者出荷分です。 JA HIMAWARI 種 類 DISCLOSURE 2014 業 卵 合 計 38 作 鶏 計 計 設 668,646 畜 産 生 活 物 資 L 豆 3,954,874 グリーン センター 石 大 園 芸 そ 農 産 生 産 資 材 施 飼 417,551 施設等リー 5,408 442,247 具 種 当期販売高 菊 薬 斡 222,590 7,431 農 介 そ 麦 560,981 地 宅 地 等 受 341,822 料 機 仲 米 肥 農 宅 (単位:千円) 種 類 当期供給高 品 目 祭 種 豆 222,590 23,000 18,469 (単位:千円) 34,577 当期販売高 582 341,822 76,629 7,431 5,408 種 施設等リー 菊 施 設 そ の 種 類 計 (単位:千円) 当期実績 222,590 (単位:千円) 葬 他 祭 キ . 宅地等供給事業 222,590 種 類 地 供 米給 菊 苗 25,456 34,577 5,408 25,456 施 用 87,034 用 他 582 354,662 87,034 農 託 92,252 菜 託 76,629 3,531,486 92,252 米 苗 48,738 祉 211,294 他 7,230 5,309 7,431 菊 苗 宅 地 等大 受育入 手 数 豆 料 5,408 施 そ 222,590 1,432,086 2,821,124 (単位:千円) 506,743 694,601 100,281 190,485 8,664 980,410 2,481,187 12,063,138 作 野業 計 受 委 設 作 そ の の そ 他 他 計 計 種 類 鶏 卵 設等リース関連収益 ケ施. 指導事業 生 乳 菊 育 苗 子 牛 種 類 施 設 利 用 指 導 肉事 業用 収 牛 入 農 作 業 受 委 託 指 導 子事 業 費 豚 用 米 育 苗 指 導 事肉業 収 支 差 豚 額 福 祉 計 そ の 他 合 計 ■参考 過去 4計 年間の取り組み実績 平成22年度 取り組み項目 (単位:千円) 委 の 計 1,442,591 7,230 平成23年度 受 育 (単位:千円) 9,227,289 510,815 当期実績 506,743 38,808 694,601 (単位:千円) 25,456 100,281 当期実績 87,034 190,485 17,505 92,252 8,664 51,320 48,738 980,410 △33,815 211,294 2,481,187 7,230 12,063,138 510,815 利 業 福 1,432,086 48,738 果 育 実 米 苗 そ 2,821,124 211,294 花 き ・ 花 木 福 祉 畜 産 1,442,591 当期販売高 9,227,289 341,822 506,743 7,431 694,601 5,408 100,281 354,662 190,485 3,531,486 8,664 1,432,086 980,410 2,821,124 2,481,187 1,442,591 12,063,138 9,227,289 農 育 園 芸 当期実績 3,531,486 農 産 (単位:千円) 354,662 当期実績 18,469 7,431 38,808 施 関 益 仲 設介等 リ 斡 ー旋ス 麦 手 連数収 料 利 の 計 種 類 38,808 218 341,822 設 (単位:千円) 施設等リース関連収益 23,000 341,822 当期実績 宅 ク . その他事業 (単位:千円) 当期実績 当期販売高 高 5,090 当期販売高 76,629 計 当期実績 76,629 (単位:千円) (単位:千円) 種 類 種 類 (単位:千円) 当期実績 (単位:千円) 582 510,815 (単位:千円) 種 類 当期実績 指 導 事 業 収 入 17,505 指 導 事 業 費 用 51,320 指 導 事 業 収 支 差 額 △33,815 平成24年度 平成25年度 ■ 生産支援 種 類 当期実績 「緊急生産調整推進対策事業」による転作・集団化推進、麦・大豆等の普及拡大 17,505 指 導 事 業 収 入 94.5ha 75.7ha 72.0ha 大 豆 51,320 指 導 事 業 費 用 88.1ha 85.5ha 73.3ha 麦 △33,815 指 導 事 業 収 支 差 額 農 地 利 用 権設定 貸 手 481戸・857筆 借 手 91戸 設 定 面 積 89.5ha 備 考 83.0ha 77.0ha 環 境 保 全型農業推進 こだわり米生産 あいちのかおり等7,869俵 供給 あいちのかおり等9,603俵 供給 あいちのかおり等9,838俵 供給 あいちのかおり等10,069俵 供給 減農薬栽培方式の普及拡大 マルハナバチ、 フェロモントラップ(野菜)、 ラノーテープ(とまと、 ミニトマト)、天敵(いちご) ■ 農 業 者 育成支援 認 定 農 家 新規7戸 新規6戸 新規8戸 新規16戸 現在まで318戸 外国人研修生受入農家 16戸 16戸 16戸 15戸 (受入実習生延べ209名) ■ 青年部、女性部への活動支援 愛知県農協青年組織協議会活動、 JAあいち女性協議会活動、 まちづくり活動、 高齢者福祉活動 環境保全活動、 健康管理活動の支援等 ■ 地 域 へのアピール J A 主 催 緑花まつり (春) 、 わい!わい!農園(春~秋) 、 お米で結ぶ地域の輪プロジェクト (秋) 東部農業まつり (秋) 、 西部農業まつり (冬) 共 催・参 加など おいでん祭(春) 、 なつまつり (夏) 、 手筒まつり (夏) 、 B-1グランプリin豊川 (秋) JAマルシェ@東三河(秋) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 39 2. 事業報告の附属明細書 (1)役員に対する報酬等の明細 区 理 監 合 (単位:千円) 当期中の報酬等支払額 分 事 事 計 総代会で定められた報酬等限度額 64,860 17,530 82,390 65,000 18,000 83,000 1. 退任理事に対する退職慰労金 11,070千円 2. 退任監事に対する退職慰労金 1,050千円 (2)役員等の兼職又は兼業の明細 (平成26年3月31日現在) 区 分 常 勤 代表権の の別 非常勤 有無 役 職 名 兼職等先での 役職名 代表理事組合長 常 勤 有 柴 田 勝 東三河農業共済組合 ㈱ジェイエイ東三河ジーピーセンター 農業 理事 取締役 専 常 勤 無 今 泉 秀 哉 無 無 常 勤 無 藤 原 規 彰 無 無 常 務 理 事 常 勤 (経済事業担当) 無 豊 田 雅 章 ㈱東三河食肉流通センター ㈱エーコープあいち ㈱ジェイエイ東三河ジーピーセンター ㈱JAあいちエネルギー 監査役 取締役 監査役 取締役 務 理 事 常 務 理 事 (信用共済事業担当) 40 兼職先名又は兼業事業名 氏 名 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 平成25年度 剰余金処分計算書 科 1 .当 未 3 . 剰 (4)事 4 .次 証 余 施 分 金 価 (1)利 (3)出 処 余 有 (2)任 目 期 2 .剰 (単位:円) 剰 処 券 金 金 余 分 運 用 積 1,415,616,142 額 1,000,000,000 金 1,000,000,000 額 2,374,931,557 準 備 金 34,000,000 意 積 立 金 2,202,198,723 整 分 金 益 設 処 立 額 金 700,000,000 リ ス ク 対 策 積 立 金 1,120,000,000 税 効 果 調 整 積 立 金 382,198,723 金 55,866,587 金 82,866,247 資 業 備 積 配 分 量 立 当 配 当 信 用 事 業 68,321,855 購 買 事 業 6,024,528 販 売 事 業 8,519,864 金 40,684,585 期 繰 越 剰 余 (注1)出資配当は年4%の割合です。(前年度と同基準です) (注2)事業分量配当金の基準は次のとおりです。 (1)信用事業 定期性貯金平残 100万円につき 450円の割合 (2)購買事業 購買品供給高(施設資材、営農用重灯油、ポイントが付く購買品を除く) 10,000円につき 18円の割合 (3)販売事業 販売代金精算額 10,000円につき 8円の割合 (注3)任意積立金の種類及び積立目的、積立基準、取崩基準、積立目標額、剰余金処分後積立額は次のとおりであり、 今年度2,202,198,723円を積立てます。 (注4)今年度より、有価証券運用積立金は、新たに法令改正及び会計基準の変更、経済環境悪化に伴う貸倒 等による多額な損失への対応を目的に加え、リスク対策積立金と名称を変更するとともに、積立目標額を 2,000,000,000円とします。 また、繰延税金資産の剰余金処分を留保するため、新たに税効果調整積立金を積立てます。 (単位:円) 目 的 、積 立 基 準 及 び 取 崩 基 準 積立目標額 剰余金処分後積立額 農 業・農 村 振 興 基 金 農協法第10条第1項第1号および第13号の事業および農業 後継者育成に要する費用に充てるために基金造成を行う。基 金の運用果実がその費用を超える状態が相当の期間継続し た場合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 研 究 開 発 基 金 新規事業活動の育成等のために行う調査研究、試験開発 等に要する費用に充てるために基金造成を行う。基金の運 用果実がその費用を超える状態が相当の期間継続した場 合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 指 導 事 業 基 金 指導事業の普及・拡大に要する財源を確保するために基金 造成を行う。基金の運用果実がその費用を超える状態が相 当の期間継続した場合、相当額の取崩を行う。 1,000,000,000 1,000,000,000 リスク対 策 積 立 金 法令改正及び会計基準の変更、経済動向の悪化等に伴う債権の貸 倒や有価証券の減損などによる多額の損失の発生に備えて相当額 を積立てる。多額の損失が発生した場合、相当額の取崩を行う。 2,000,000,000 1,120,000,000 施 設 整 備 積 立 金 中長期に予定する施設取得、既存施設の維持管理、大規 模災害時の施設復旧の資金準備のために積立を行い、整 備を行った年度において自己資金相当額の取崩を行う。 2,000,000,000 1,740,000,000 残留農薬対策積立金 残留農薬による損害見舞金支給の財源として積立を行い、 見舞金支給の事態が生じた場合、相当額の取崩を行う。 200,000,000 200,000,000 地域貢献活動基金 地域に根ざした組合として地域貢献活動を更に充実させるた めに基金造成を行う。基金の運用果実がその費用を超える状 態が相当の期間継続した場合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 税効果調整積立金 繰延税金資産(法人税等の前払部分)の剰余金処分を留保す るために積立てを行う。取崩は法人税等の前払金額が回収さ れた年度において回収した金額を取崩す。 任意積立金の種類 382,198,723 (注5)次期繰越剰余金には、営農指導、生活 ・ 文化改善の事業の費用に充てるための繰越額37,000,000円が含まれ ています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 41 注 記 表 (平成24年度) 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1)資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、有価証券の保有区分ごとに次のとおり行っています。 満期保有目的の債券 ・・・・・・・・・・・・・・ 償却原価法(定額法) 関連会社株式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの ・・・・・・・・・・・・・・・・ 市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し 売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの ・・・・・・・・・・・・・・・・ 移動平均法による原価法 ②棚卸資産の評価基準及び評価方法 ・購買品は、最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により評価していま す。ただし、店舗在庫、生活物資の一部については、売価還元法に基づく原価法(収益性の低下による簿 価切下げの方法)により評価しています。 ・宅地等は、個別法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により評価しています。 ・その他の棚卸資産は、最終仕入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により評 価しています。 (2)固定資産の減価償却の方法 ①有形固定資産(リース資産を除く) 建物(建物附属設備を除く) ・平成10年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっています。 ・平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの 旧定額法によっています。 ・平成19年4月1日以降に取得したもの 定額法によっています。 上記以外 ・平成19年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっています。 ・平成19年4月1日以降に取得したもの 定率法によっています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。また、取 得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を 行っています。 ②無形固定資産 定額法によっています。 また、自組合利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償 却しています。 ③リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を0とする定額法により償却しています。 (3)引当金の計上方法 ①貸倒引当金 貸倒引当金は、あらかじめ定めている自己査定基準及び決算基準に則り、次のとおり計上しています。 個別貸倒引当金については、破産・特別清算等、法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(破 綻先)及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)にかかる債権について、債権額から担保の処分可 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。 また、現在、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと 認められる債務者(破綻懸念先)にかかる債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証によ る回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者ごとの回収可能性を判断し必要と認める額を計上して います。 一般貸倒引当金については、上記以外の債権について貸倒実績率で算定した金額と上記を含む全債権に対 する税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。なお、この基準に基づき、当期は租税特別措法 42 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 第57条の10の規定により算定した金額に基づき計上しています。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、債権を管理・担当している部署が資産査定を実施し、当 該部署から独立した監査室が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上記の引当を行っています。 ②賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち支給対象期間が今年度に帰属する額を 計上しています。 ③退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生 していると認められる額を計上しています。 なお、数理計算上の差異については、当期の費用として一括して費用処理しています。 ④役員退職慰労引当金 役員退職慰労金の支払いに備えるため、役員退職慰労金規程の定めに基づく期末要支給額を計上しています。 ⑤ポイント引当金 組合員・利用者の事業利用促進等を目的とする総合ポイント奨励制度に基づき、組合員・利用者に付与し たポイントの使用に備えるため、当事業年度末において将来発生すると見込まれる額を計上しています。 (4)リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス ・ リース取引については、売 買処理をしています。ただし、平成20年3月31日以前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係 る方法に準じた会計処理によっています。 (5)消費税及び地方消費税の会計処理の方法 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜き方式を採用しています。 ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は当期の費用に計上しています。 (6)決算書類に記載した金額の端数処理の方法 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額が千円未満の科目については「0」で表示しています。 2.会計方針の変更に関する注記 (減価償却方法の変更) 法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成24年4月1日以降に取得した有形固定資産について、改正後の 法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の事業管 理費が2,303千円減少し、事業利益、経常利益、税引前当期利益が同額増加しています。 3.表示方法の変更に関する注記 (米及びその他農畜産物の表示方法の変更) 従来、組合員等が生産した農畜産物の販売に係る収益及び費用については、購買事業収益の「購買品供給高」 及び購買事業費用の「購買品供給原価」に含めて計上していましたが、より適正に事業別の損益を表示する ため、 「購買品供給高」と「購買品供給原価」の差額分のみを販売事業収益の「販売手数料」に計上しています。 (ポイント引当金の表示) 組合員・利用者の事業利用促進等を目的とする総合奨励ポイント制度に基づき、組合員・利用者に付与し たポイントの使用に備えるため、将来発生すると見込まれる額を前事業年度まで「雑負債」に含めて計上し ていましたが、金額的重要性が高まったことに伴い「ポイント引当金」として区別掲記しています。 4.貸借対照表に関する注記 (1)固定資産の圧縮記帳額 有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額の総額は1,823,424千円であり、その内訳は次のとお りです。 建物 器具・備品 567,359千円 23,091千円 構築物 613,405千円 車輌運搬具 4,002千円 機械装置 615,567千円 (2)リース契約により使用する重要な固定資産 貸借対照表上に計上した固定資産の他、リースにより使用している重要な資産として、信用事業関係事務 機器と業務用車輌運搬具があります。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 43 (3)担保に供している資産等 宅地建物取引業法の規定による営業保証金等差入保証に供している有価証券が10,000千円あります。また、 JAバンク基本方針に基づく相互援助預金預託基準における相互援助預金として、預金のうち25,144,000千円 を信連に対して預け入れています。 (4)関連会社に対する金銭債権・債務の総額 ・関連会社に対する金銭債権の総額 ・関連会社に対する金銭債務の総額 (5)役員に対する金銭債権・債務の総額 ・理事及び監事に対する金銭債権の総額 ・理事及び監事に対する金銭債務の総額 ― 千円 402千円 340,085千円 ― 千円 (6)リスク管理債権の状況 破 綻 先 債 延 滞 債 3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 貸 出 条 件 緩 和 債 合 計 (単位:千円) 権 権 権 権 平成24年度 14,236 859,253 ̶ ̶ 873,490 1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息 の取り立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を 除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)の第96条第1 項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。 2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、上記1及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と して利息の支払を猶予したもの以外の貸出金です。 3.3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3 ヵ月以上遅延している貸出金です(上 記1及び2の貸出金を除きます)。 4.貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金です(上記1、2、3の貸出金 を除きます)。 5.リスク管理債権については、担保・保証及び貸倒引当金によって保全されています。 5.損益計算書に関する注記 関連会社との事業取引による取引高の総額及び事業取引以外の取引による取引高の総額 収 益 費 用 434,625 事 業 取 引 高 ̶ 事業取引以外の取引高 434,625 総 額 (単位:千円) 36,344 ̶ 36,344 6.金融商品に関する注記 (1)金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預った貯金を原資に、農家組合員や地域内の団体などへ貸付け、残った余 裕金を愛知県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券、株式等の有価証券によ る運用を行っています。 ②金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として愛知県信用農業協同組合連合会への預金であり、その他に当組合 管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券があります。貸出金は、顧客の契約不履行によってもたらされ る信用リスクがあります。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。 これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクがあります。 44 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ③金融商品に係るリスク管理体制 ア 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、通常の 貸出取引については、本店に審査管理部署を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っています。審査 にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な 審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の 自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んで います。また、資産自己査定の結果、必要額を貸倒引当金として計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 イ 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを把握しながら、収益化及び財務の安定化を図っ ています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金 利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価 証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で 構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、 理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買を行ってい ます。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定 期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 〈市場リスクに係る定量的情報〉 (トレーディング目的以外の金融商品) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主 要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその 他有価証券に分類している債券、貯金、借入金です。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用 いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0.09% 上 昇したものと想定した場合には、経済価値が123,150千円減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相 関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性 があります。 ウ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性 の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、 商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合に は合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定 の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 (2)金融商品の時価に関する事項 ①金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載しています。 (単位:千円) 預 有 区 分 価 証 満 期 保 有 目 的 の 債 そ の 他 有 価 証 貸 出 貸 倒 引 当 貸 倒 引 当 金 控 除 資 産 貯 負 債 金 券 券 券 金 金 後 計 金 計 貸借対照表計上額 180,515,674 32,362,357 14,864 32,347,492 58,649,552 △425,493 58,224,058 271,102,090 264,377,192 264,377,192 時 価 180,381,978 32,362,479 14,986 32,347,492 差 額 △ 133,696 121 121 ̶ 59,632,260 272,376,717 264,326,299 264,326,299 1,408,201 1,274,626 △50,892 △50,892 (注)貸出金は、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付金42,683千円を含めています。 (注)貸倒引当金は、一般貸倒引当金と個別貸倒引当金の合計額を記載しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 45 ②金融商品の時価の算定方法 【資産】 ア.預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・スワップレー トで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 イ.有価証券 株式は取引所の価額によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。 ウ.貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利で反映するため、貸出先の信用状態が実行後 大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリー レートである円 Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として 算定しています。 また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に 代わる金額としています。 【負債】 ア.貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、 定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートであ る円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時 価情報には含まれていません。 (単位:千円) 外 合 部 出 計 資 貸借対照表計上額 7,268,267 7,268,267 (注)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認めら れるため、時価開示の対象とはしていません。 ④ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 預 有 区 分 金 価 証 券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期のあるもの 貸 出 金 合 計 1年以内 180,514,674 3,592,500 ̶ 3,592,500 6,143,527 190,250,702 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 ̶ 1,000 ̶ ̶ 3,290,400 4,724,700 2,029,400 3,302,000 ̶ ̶ ̶ 15,000 3,290,400 4,724,700 2,029,400 3,287,000 3,113,531 3,323,887 2,924,601 3,567,051 6,403,931 8,049,587 4,954,001 6,869,051 (単位:千円) 5年超 ̶ 14,062,500 ̶ 14,062,500 39,197,586 53,260,086 (注)貸出金のうち、当座貸越1,670,303千円については「1年以内」に含めています。また期限のない劣後特約付ローン については「5年超」に含めています。 (注)貸出金のうち、3カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等336,681千円は償還の予定が見込まれないため、 含めていません。 ⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額 貯 区 分 合 計 金 1年以内 231,857,865 231,857,865 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 13,818,038 3,491,342 1,557,958 13,240,520 13,818,038 3,491,342 1,557,958 13,240,520 (注)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 46 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (単位:千円) 5年超 411,466 411,466 7.有価証券に関する注記 (1)満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次のとおり です。 (単位:千円) 種 類 時価が貸借対照表計上額を超えるもの 国 時価が貸借対照表計上額を超えないもの 国 合 債 債 計 貸借対照表計上額 14,864 ̶ 14,864 時 価 14,986 ̶ 14,986 評価差額 121 ̶ 121 (2)その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの評価差額 については次のとおりです。また、評価差額1,338,981千円から、繰延税金負債365,541千円を差し引いた額 973,439千円を「その他有価証券評価差額金」として計上しています。 (単位:千円) 種 類 貸借対照表上額が取得原価 又は償却原価を超えるもの 貸借対照表上額が取得原価 又は償却原価を超えないもの 合 株 式 債 券 国 債 地 方 債 政府保証債 金 融 債 社 債 小 計 株 式 債 券 国 債 地 方 債 政府保証債 金 融 債 社 債 小 計 計 取得原価又は償却原価 ― 30,908,596 11,909,875 9,789,688 4,108,491 500,008 4,600,532 30,908,596 ― 99,914 ― ― ― ― 99,914 99,914 31,008,510 貸借対照表計上額 ― 32,250,724 12,454,590 10,169,722 4,364,661 503,008 4,758,742 32,250,724 ― 96,768 ― ― ― ― 96,768 96,768 32,347,492 評価差額 ― 1,342,128 544,715 380,033 256,170 2,999 158,209 1,342,128 ― △3,146 ― ― ― ― △3,146 △3,146 1,338,981 (3)当年度中に売却したその他有価証券 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。 (単位:千円) 株 債 国 合 式 券 債 計 売 却 額 137,590 301,356 301,356 438,901 売 却 益 310 45 45 355 売 却 損 24,733 ― ― 24,733 8.退職給付に関する注記 (1)退職給付会計に関する事項 ①採用する退職給付制度 職員の退職給付に充てるため職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度に加えて特定退職金共済制度を 採用しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 47 ②退職給付債務の内容 ア.退職給付債務及びその内訳 退 年 退 職 金 職 給 給 資 付 引 産 当 (単位:千円) 付 債 務 特定退職金共済制度 金 2,958,429 2,345,837 2,345,837 612,592 (注)将来の退職給付見込額のうち期末までに発生していると認められる額を一定の割引率及び残存勤務期間に基づき割 り引いて算定しています。 イ.退職給付費用の内訳 (単位:千円) 勤 務 費 用 利 息 費 用 期 待 運 用 収 益 ( 控 除 ) 数 理 計 算 上 の 差 異 の 費 用 処 理 額 退 職 給 付 費 用 141,982 40,924 25,555 154,734 312,085 ③退職給付債務等の計算基礎 ア.期待運用収益率は1.05%で計算しています。なお、割引率については、前年度1.40%で計算していましたが、 当期に見直しを行い、1.10%で計算しています。この変更による差異額については、数理計算上の差異とし て費用処理しています。 イ.退職給付見込額の期間配分は、期間定額基準によっています。 ウ.数理計算上の差異は、全額当期の費用で処理しています。 エ.年金資産の実際運用収益は25,839千円です。 (2)厚生年金と農林年金の統合に伴う特例業務負担金の金額 人件費(福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農 林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づき、旧農林共済組合(存続組合) が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるために拠出した特例業務負担金35,781千円を含めて計上して います。 なお、同共済組合より示された平成25年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額 は541,796千円となっています。 9.税効果会計に関する注記 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳 繰延税金資産 貸倒引当金超過 退職給付引当金 賞与引当金 役員退職慰労引当金 固定資産減損損失 貸出金未収利息不計上額 未払事業税等 未使用ポイント その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 130,644千円 168,707千円 104,926千円 9,023千円 74,911千円 12,332千円 14,288千円 36,508千円 14,374千円 565,716千円 △219,061千円 346,655千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 △365,541千円 繰延税金負債の純額 18,886千円 48 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (2)法定実効税率と法人税負担率との差異の主な原因 法定実効税率 (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 法人税額の特別控除 事業分量配当 評価性引当額の増減 その他 税効果適用後の法人税等負担率 29.1% 3.1% △1.8% △0.7% △3.1% 0.8% 1.4% 28.8% 平成24年度附属明細書 平成24年4月1日から平成25年3月31日まで 1. 貸借対照表等の附属明細書 (1)組合員資本の明細 種 類 出 資 (単位:千円) 当 期 首 残 高 当 期 増 加 額 当 期 減 少 額 当 期 末 残 高 金 1,375,751 63,300 37,423 1,401,628 ̶ ̶ 1,268 資 本 準 備 金 1,268 利 益 剰 余 金 18,476,813 1,488,800 1,104,832 18,860,781 金 5,314,325 180,000 ̶ 5,494,325 その他利益剰余金 13,162,487 1,308,800 1,104,832 13,366,455 特 別 積 立 金 7,690,262 ̶ ̶ 7,690,262 農業・農村振興基金 500,000 ̶ ̶ 500,000 研 究 開 発 基 金 500,000 ̶ ̶ 500,000 指 導 事 業 基 金 1,000,000 ̶ ̶ 1,000,000 有価証券運用積立金 928,000 72,000 ̶ 1,000,000 施設整備積立金 575,000 525,000 200,000 900,000 残留農薬対策積立金 200,000 ̶ ̶ 200,000 地域貢献活動基金 500,000 ̶ ̶ 500,000 当期未処分剰余金 1,269,225 711,800 904,832 1,076,193 △2,122 △3,015 △2,122 △3,015 19,851,710 1,549,085 1,140,133 20,260,662 利 益 準 備 処 分 未 済 持 分(△) 合 計 摘要(出資1口金額) 1,000 円 (注1)平成23年度の剰余金処分に基づき利益準備金180,000千円、有価証券運用積立金72,000千円、施設整備積立 金525,000千円増加しています。 (注2)施設整備積立金は、中長期に予定する施設取得の資金準備のための積立金です。なお、当期については施 設整備計画に基づき取得した施設の自己資金相当額を取り崩しています。 (2)有形固定資産及び無形固定資産の明細 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 当期償却額 種 類 建 (単位:千円、%) 減価償却 償却累計率 累 計 額 有 形 固 定 資 産 物 6,508,584 75,485 130,957 6,453,113 190,138 3,641,123 56.4 物 1,567,385 7,098 22,825 1,551,657 61,263 1,190,136 76.7 置 2,442,694 30,887 23,398 2,450,184 123,044 2,050,436 83.6 車 両 運 搬 具 40,792 6,071 14,429 32,434 7,925 22,728 70.0 構 機 築 械 装 無形固定資産 器 具 備 品 1,166,400 37,717 42,247 1,161,870 57,250 986,395 84.8 畜 産 資 産 152,176 ̶ ̶ 152,176 ̶ 152,176 100.0 リ ̶ ス 資 産 8,189 ̶ ̶ 8,189 1,637 7,097 86.6 地 3,423,025 41,039 ̶ 3,464,064 建 設 仮 勘 定 950 279,975 38,084 242,841 15,310,198 478,275 271,942 15,516,531 441,260 8,050,093 ソ フ ト ウ エ ア 48,144 34,568 29,284 53,428 29,074 電 話 加 入 権 13,998 ̶ 29 13,969 29 水道施設利用権 6,527 ̶ 1,036 5,491 1,036 計 68,671 34,568 30,349 72,889 30,141 15,378,869 512,843 302,291 15,589,421 471,401 土 計 合 計 8,050,093 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 49 (3)外部出資の明細 出 (単位:千円) 資 先 愛知県信用農業協同組合連合会 系 ( 統 ( う ち 回 転 出 資 金 ) 愛知県経済農業協同組合連合会 う ち 回 転 出 資 金 ) (139,519) 387,589 (46,636) 当期増加額 395,450 (̶) ̶ (̶) 当期減少額 当期末残高 5,252,837 51,735 (51,735) (87,784) 46,636 340,952 (̶) (46,636) 出 愛知県厚生農業協同組合連合会 467 ̶ ̶ 467 全 国 共 済 農 業 協 同 組 合 連 合 会 1,567,200 ̶ ̶ 1,567,200 資 農 庫 12,412 ̶ ̶ 12,412 全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 500 ̶ ̶ 500 98,372 7,174,369 林 中 央 金 計 ( う ち 回 6,877,291 転 出 資 金 社 農 協 観 ) (186,156) 395,450 (̶) (98,372) (87,784) 光 1,000 ̶ ̶ 1,000 ㈱東 三 河 食 肉 流 通 センタ̶ 26,300 ̶ ̶ 26,300 果㈱ 580 ̶ ̶ 580 ル㈱ 6,000 ̶ ̶ 6,000 宮 500 ̶ ̶ 500 聞 50 ̶ ̶ 50 ㈱エ ー コ ー プ あ い ち 4,000 ̶ ̶ 4,000 ㈱J A あ い ち エ ネ ル ギ ー 4,000 ̶ ̶ 4,000 ㈱ J A ハ ート ホ ー ム サ ポ ート 3,000 ̶ ̶ 3,000 愛 知 県 農 業 信 用 基 金 協 会 38,330 30 ̶ 38,360 豊 川 た ば こ 販 売 協 同 組 合 8 ̶ ̶ 8 愛 知 県 酪 農 農 業 協 同 組 合 100 ̶ ̶ 100 83,868 ̶ ̶ 83,898 株式 ㈱ジェイエイ東三河ジーピーセンター 10,000 ̶ ̶ 10,000 計 10,000 ̶ ̶ 10,000 6,971,160 395,480 98,372 7,268,267 株 式 株 豊 一 川 市 青 開 発 ビ ㈱本 式 系 統 外 出 資 大 会 ㈱日 本 農 業 新 その他 関連会社 計 合 50 当期首残高 4,909,122 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 計 (4)引当金の明細 種 類 (単位:千円) 当期首残高 目 的 使 用 69 (69) 674,220 (478,307) 195,912 (̶) 189,608 72 6,089 143 478,307 (478,307) 235,884 (235,884) 242,422 (242,422) 360,571 217,372 6,820 129,846 1,388,829 622,786 (420,441) 202,344 (̶) 195,605 87 6,494 157 420,441 (420,441) 201,441 (201,441) 219,000 (219,000) 345,501 489,297 26,233 106,601 1,590,418 貸 倒 引 当 金 (う ち 有 税 分) 一般貸倒引当金 (う ち 有 税 分) うち信用事業 うち共済事業 うち購買事業 うちその他 個別貸倒引当金 (う ち 有 税 分) うち信用事業 (う ち 有 税 分) うち購買事業 (う ち 有 税 分) 賞 与 引 当 金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 ポ イ ン ト 引 当 金 合 計 当 期 減 少 額 当期増加額 そ 69 (69) ̶ 69 (69) 345,501 94,077 ̶ 439,647 の 他 622,717 (420,372) 202,344 (̶) 195,605 87 6,494 157 420,372 (420,372) 201,441 (201,441) 218,931 (218,931) ̶ ̶ ̶ 106,601 729,319 当期末残高 674,220 (478,307) 195,912 (̶) 189,608 72 6,089 143 478,307 (478,307) 235,884 (235,884) 242,422 (242,422) 360,571 612,592 33,053 129,846 1,810,283 (注1)引当金等の計上理由及び算定方法は、重要な会計方針に係る事項に関する注記に記載しています。 (注2)貸倒引当金の当期減少額その他は、洗替処理による戻入額です。なお、損益計算書の表示上、繰入額と 戻入額を相殺した額で表示しています。 (注3)ポイント引当金の当期首残高は前年度「雑負債」に計上していた金額です。 (5)関連会社との間の取引の明細並びに関連会社に対する債権及び債務の増減 ①関連会社との取引の明細 会 社 名 (株)ジェイエイ東三河 ジーピーセンター 取 引 内 容 販 売 事 業 購 買 事 業 合 計 (単位:千円) 収益総額 費用総額 摘 要 434,625 ̶ 鶏卵出荷 ̶ 36,344 店舗仕入 434,625 36,344 ②関連会社に対する債権及び債務の増減 会 社 名 (株)ジェイエイ東三河 ジーピーセンター 取引内容 (単位:千円) 債 権 債 務 当期首残高 当期末残高 当期増減額 当期首残高 当期末残高 当期増減額 購買未払金 ̶ ̶ ̶ 456 402 △54 合 計 ̶ ̶ ̶ 456 402 △54 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 51 (6)役員との間の取引等の明細 (単位:千円) 取 引 内 容 及 び 金 額 取 引 金 取引の種類 役 職 等 理事(12名) 監事(4名) 摘 要 額 金銭の貸付 平成24年度実行額 平成24年度期首残高 平成24年度期末残高 ※当期増減額 2,690 339,424 305,340 △34,084 金銭の貸付 平成24年度実行額 平成24年度期首残高 平成24年度期末残高 ※当期増減額 ̶ 48,491 34,745 △13,745 (7)事業管理費の明細 科目 (単位:千円) 業 人 座 性 手 形 貸 付 金 241,334 書 貸 付 金 56,695,230 越 1,670,303 貯 金 187,069,663 証 定 期 積 金 11,847,758 当 264,377,192 計 342,925,899 済 254,833,294 定 期 生 命 共 済 3,150,800 養 身 共 共 老 共 済 (うちこども共済) 建 共 済 15,675,100 が ん 共 済 697,000 定 期 医 療 共 済 4,272,700 年 済 2,382,700 済 427,900,738 更 共 生 58,606,868 (20,811,450) 療 物 計 61,914,305 医 金 合 貸 金 額 済 終 合 座 (単位:千円) 種 類 総 当期末残高 65,459,770 期 命 (単位:千円) 種 類 定 生 金 額 471,401 27,909 87,499 15,798 159,305 205,594 9,188 23,297 59,962 1,059,957 16,574 5,524,031 金 イ.共済事業 ①長期共済保有高 52 ②貸出金 当期末残高 貯 合 費 諸税負担金 業務費 (単位:千円) 種 類 当 通 信 費 印刷•消耗品費 図 書 • 研 修 費 組合員福利厚生費 事 務 委 託 費 旅 費 計 租 税 公 課 支 払 賦 課 金 分 担 金 計 金 額 科目 内 訳 科 目 59,935 減 価 償 却 費 60,299 長期前払費用償却費 26,188 保 守 修 繕 費 2,301 保 険 料 749,854 水 道 光 熱 費 8,003 賃 借 料 1,023,177 消 耗 備 品 費 107,797 車 輌 費 26,323 施 設 管 理 費 26,454 計 160,574 そ の 他 事 業 管 理 費 合 計 設 費 費 (8)事業別の明細 ア.信用事業 ①貯金 内 訳 科 目 施 務 件 金 額 科目 82,330 役 員 報 酬 給 料 手 当 2,008,934 (うち賞与引当金繰入) (360,571) 408,088 雑 給 445,487 福 利 厚 生 費 312,085 退 職 給 付 費 用 6,820 役員退職慰労引当金繰入 3,263,745 計 29,602 会 議 費 7,717 接 待 交 際 費 79,275 宣 伝 広 告 費 内 訳 科 目 共 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (注)金額は年度末の保障金額(がん共済はがん死亡共済 金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付 加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加 された定期特約金額)です。 ②医療系共済の入院共済金額保有高 種 類 (単位:千円) ③年金共済の年金保有高 (単位:千円) 種 類 金 額 金 額 医 療 共 済 24,466 年 金 開 始 前 5,285,531 が ん 共 済 8,355 年 金 開 始 後 1,905,889 済 6,046 定 期 医 療 共 合 計 38,867 (注)金額は年金年額(利率変動型年金は最低保証年金 額)です。 (注)金額は年度末の入院共済金額です。 ④短期共済新契約高 (単位:千円) 種 類 火 災 自 動 金 額 共 車 24,639,640 済 共 掛 金 21,678 880,343 済 済 32,073,600 15,251 定 額 定 期 生 命 共 済 16,000 94 傷 害 賠 償 自 共 責 賠 任 責 7,191,421 合 計 共 共 合 済 841 済 206,465 1,124,675 計 (注)金額は保障金額です。ただし、自動車共済、賠償責任共済、自賠責共 済は掛金総額のみを記載しています。 ウ . 購買事業 (単位:千円) 品 目 エ . 販売事業 当期供給高 (単位:千円) 種 類 当期販売高 335,351 麦 5,197 料 488,766 農 薬 412,914 飼 料 1,006,788 畜 産 222,548 園 芸 650,216 野 菜 3,768,425 種 苗 156,429 果 実 1,509,662 具 432,320 花 き ・ 花 木 2,872,337 材 136,627 産 1,506,178 施 機 設 資 大 3,506,611 計 豆 計 園 芸 農 農 産 生 産 資 材 米 肥 2,079 342,627 直 計 9,656,603 鶏 卵 434,625 類 3,638,944 生 乳 672,079 ス 409,018 子 牛 81,267 品 2,363,858 牛 191,165 祭 369,768 子 豚 16,815 食 肉 セ ン タ ー 60,194 肉 豚 881,325 資 理 84,040 他 24,955 生 活 物 資 石 L 店 油 P 舗 ガ 購 買 葬 そ 産 管 の 計 合 計 7,498,540 11,005,152 畜 産 547,760 グリーン センター 肉 用 計 合 2,277,278 計 12,276,508 (注)「園芸−産直」はグリーンセンター、産直ひろば、 旬果旬菜の会における生産者出荷分です。 (注)今年度より、購買事業の「主食」については、 表示方法の変更により記載していません。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 53 オ.農業倉庫事業 (単位:千円) 種 類 ク.その他事業 種 類 当期実績 39,482 175 菊 苗 25,616 4,958 施 用 89,149 託 92,635 苗 47,174 祉 202,818 他 7,799 管 料 4,783 荷 役 料 農 カ.利用事業 (単位:千円) 種 類 当期実績 葬 キ.宅地等供給事業 供 料 11,505 宅 地 等 受 入 手 数 料 33,914 斡 そ 旋 業 米 受 委 育 福 の 504,677 給 当期実績 ̶ 介 作 利 計 高 仲 地 設 (単位:千円) 種 類 宅 育 そ 236,262 祭 当期実績 施 設 等 リ ー ス 関 連 収 益 保 計 (単位:千円) 手 数 の 他 1,189 計 46,609 ケ.指導事業(過去 4 年間の実績・取り組み) 平成21年度 取り組み項目 平成22年度 平成23年度 平成24年度 備 考 ■ 生産支援 「緊急生産調整推進対策事業」による転作・集団化推進、麦・大豆等の普及拡大 大 豆 91.4ha 94.5ha 75.7ha 72.0ha 麦 83.8ha 88.1ha 85.5ha 73.3ha 農地利用権設定 貸 手 488戸・789筆 借 手 78戸 設 定 面 積 78.5ha 環 境 保 全 型 農業推進 こだわり米生産 あいちのかおり等7,742俵 供給 あいちのかおり等7,869俵 供給 あいちのかおり等9,603俵 供給 あいちのかおり等9,838俵 供給 減農薬栽培方式の普及拡大 マルハナバチ、 フェロモントラップ(野菜)、 ラノーテープ(とまと、 ミニトマト)、天敵(いちご) ■ 農 業 者 育 成 支援 認 定 農 家 新規37戸 新規7戸 新規8戸 新規8戸 外国人研修生受入農家 16戸 16戸 16戸 16戸 ■ 青年部、女性部への活動支援 愛知県農協青年組織協議会活動、 JAあいち女性協議会活動、 まちづくり活動、 高齢者福祉活動 環境保全活動、 健康管理活動の支援等 ■ 地 域 へのアピール 54 J A 主 催 緑花まつり (春) 、 わい!わい!農園(春~秋) 、 お米で結ぶ地域の輪プロジェクト (秋) 東部農業まつり (秋) 、 西部農業まつり (冬) 共 催・参 加など おいでん祭(春) 、 なつまつり (夏) 、 手筒まつり (夏) 、 B-1グランプリin北九州(秋) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 現在まで323戸 (受入研修生延べ159名) 2.事業報告の附属明細書 (1)役員に対する報酬等の明細 区 理 監 合 (単位:千円) 当期中の報酬等支払額 分 事 事 計 総代会で定められた報酬等限度額 64,860 17,470 82,330 65,000 18,000 83,000 1. 退任理事に対する退職慰労金 ─ 2. 退任監事に対する退職慰労金 ─ (2)役員等の兼職又は兼業の明細 (平成24年3月31日現在) 区 分 常 勤 代表権の の別 非常勤 有無 役 職 名 代表理事組合長 常 勤 有 兼職先名又は兼業事業名 氏 名 柴 田 勝 東三河農業共済組合 兼職等先での 役職名 理事 (株)ジェイエイ東三河ジーピーセンター 取締役 農業 常 務 理 事 (経済担当) 常 勤 無 豊 田 雅 章 (株)東三河食肉流通センター 監査役 (株)エーコープあいち 取締役 (株)ジェイエイ東三河ジーピーセンター 監査役 (株)JA あいちエネルギー 取締役 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 55 平成24年度 剰余金処分計算書 科 1. 当 2. 剰 (1)利 目 期 未 分 金 剰 処 金 余 分 1,076,193,556 額 準 備 金 意 積 立 金 設 整 資 業 備 積 配 分 立 当 量 配 当 事 業 買 事 業 販 売 事 業 剰 450,000,000 450,000,000 余 55,287,769 金 用 越 110,000,000 金 購 繰 694,044,964 金 信 期 額 金 益 施 (4)事 3. 次 処 余 (2)任 (3)出 (単位:円) 78,757,195 64,673,603 5,461,632 8,621,960 金 382,148,592 (注1)出資配当は年4%の割合です。(前年度と同基準です) (注2)事業分量配当金の基準は次のとおりです。(前年度と同基準です) 100万円につき 450円の割合 (1)信用事業 定期性貯金平残 (2)購買事業 購買品供給高(施設資材、営農用重灯油、ポイントが付く購買品を除く) 10,000円につき 18円の割合 (3)販売事業 販売代金精算額 10,000円につき 8円の割合 (注3)任意積立金の種類及び積立目的、取崩基準、積立目標額、剰余金処分後積立額は次のとおりであり、今年 度450,000,000円を積立てます。 (注4)次期繰越剰余金には、営農指導、生活 ・ 文化改善の事業の費用に充てるための繰越額35,400,000円が含まれ ています。 (注5)当期未処分剰余金、次期繰越剰余金には、税効果調整額346,655,109円が含まれています。 (単位:円) 56 目 的 及 び 取 崩 基 準 積立目標額 剰余金処分後積立額 農 業・農 村 振 興 基 金 農協法第10条第1項第1号および第13号の事業および農業 後継者育成に要する費用に充てるために基金造成を行う。基 金の運用果実がその費用を超える状態が相当の期間継続し た場合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 研 究 開 発 基 金 新規事業活動の育成等のために行う調査研究、試験開発 等に要する費用に充てるために基金造成を行う。基金の運 用果実がその費用を超える状態が相当の期間継続した場 合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 指 導 事 業 基 金 指導事業の普及・拡大に要する財源を確保するために基金 造成を行う。基金の運用果実がその費用を超える状態が相 当の期間継続した場合、相当額の取崩を行う。 1,000,000,000 1,000,000,000 有価証券運用積立金 有価証券運用における価格変動の危険負担を緩和するた めに積立を行い、売却時の差損並びに減損処理した場合 などにおいて、相当額の取崩を行う。 1,000,000,000 1,000,000,000 施 設 整 備 積 立 金 中長期に予定する施設取得、既存施設の維持管理、大規 模災害時の施設復旧の資金準備のために積立を行い、整 備を行った年度において自己資金相当額の取崩を行う。 2,000,000,000 1,350,000,000 残留農薬対策積立金 残留農薬による損害見舞金支給の財源として積立を行い、 見舞金支給の事態が生じた場合、相当額の取崩を行う。 200,000,000 200,000,000 地域貢献活動基金 地域に根ざした組合として地域貢献活動を更に充実させる ために基金造成を行う。基金の運用果実がその費用を超え る状態が相当の期間継続した場合、相当額の取崩を行う。 500,000,000 500,000,000 任意積立金の種類 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 部門別損益計算書(2期分) 平成25年度 区 (単位:千円) 分 合 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 事 業 収 益 ① 24,332,903 2,803,248 1,172,172 18,724,981 1,581,483 51,017 事 業 費 用 ② 18,701,159 418,768 70,851 17,262,329 932,290 16,919 事 業 総 利 益 ③ ①-② 5,631,744 2,384,479 1,101,320 1,462,651 649,193 34,098 事 業 管 理 費 ④ 4,913,761 1,421,783 730,180 1,630,503 916,656 214,638 (う ち 減 価 償 却 費)⑤ (479,147) (64,013) (38,926) (205,482) (142,070) (28,654) (う ち 人 件 費)⑥ (3,175,668) (891,146) (584,063)(1,036,635) (516,524) (147,297) 事 ※うち共通管理費 ⑦ 290,230 132,483 237,796 132,667 26,763 △819,940 ※うち減価償却費 ⑧ 25,312 11,554 20,739 11,570 2,334 △71,511 ※う ち 人 件 費 ⑨ 174,040 79,445 142,597 79,555 16,048 △491,688 業 利 益 ⑩ ③-④ 717,982 962,696 371,140 △167,851 △267,463 △180,540 事 業 外 収 益 ⑪ 263,782 88,860 40,283 83,557 42,772 8,309 ※う ち 共 通 分 ⑫ 88,138 40,233 72,214 40,288 8,127 事 業 外 費 用 ⑬ 18,312 7,971 14,381 8,084 1,640 ※う ち 共 通 分 ⑭ 17,462 7,971 14,307 7,982 1,610 931,376 1,033,244 403,452 △98,674 △232,775 △173,871 93,885 33,232 15,169 27,228 15,190 3,064 33,232 15,169 27,228 15,190 3,064 23,384 10,674 19,159 10,689 2,156 23,384 10,674 19,159 10,689 2,156 1,043,091 407,948 △90,606 △228,273 △172,963 73,678 34,029 43,704 21,550 △172,963 969,413 373,918 △134,310 △249,823 経 営 利 益 ⑮ ⑩+⑪-⑬ 特 別 利 益 ⑯ ※う ち 共 通 分 ⑰ 特 共通管理費等 別 損 失 ⑱ ※う ち 共 通 分 ⑲ 税引前当期利益 ⑳ ⑮+⑯-⑱ 営農指導事業分配賦額 ㉑ 営農指導事業分配賦後税引前当期利益 ㉒ ⑳-㉑ 50,388 66,064 959,197 959,197 △249,002 △49,332 △93,885 △66,064 (注1) 「共通管理費等」とは、監査室、総合企画部、総務部等の管理部門にかかる事業管理費、事業外収益、事業外費 用、特別利益、特別損失です。 (注2) 「うち減価償却費」欄には、減価償却費と長期前払費用償却費との合計額を記載しています。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 57 平成24年度 区 (単位:千円) 分 合 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 事 業 収 益 ① 29,593,902 2,785,354 1,207,663 18,071,015 7,477,018 52,849 事 業 費 用 ② 23,502,314 464,496 70,254 16,832,241 6,117,207 18,115 事 業 総 利 益 ③ ①-② 6,091,587 2,320,857 1,137,409 1,238,774 1,359,811 34,734 事 業 管 理 費 ④ 5,524,031 1,344,727 739,835 1,625,073 1,593,192 221,202 (う ち 減 価 償 却 費)⑤ (499,310) (66,309) (41,741) (225,265) (131,666) (34,327) (う ち 人 件 費)⑤’ (3,263,745) (815,355) (590,571)(1,039,767) (668,861) (149,189) ※うち共通管理費 262,497 ⑥ (うち減価償却費)⑦ 業 利 益 212,464 228,160 25,912 (24,197) (12,428) (19,585) (21,031) (う ち 人 件 費)⑦’ 事 134,830 (160,385) (82,380) (129,815) (139,405) (15,832) (△527,818) 567,556 976,130 397,574 △386,298 △233,380 △186,468 事 業 外 収 益 ⑨ 176,453 46,081 23,794 56,993 44,643 4,938 ※う ち 共 通 分 ⑩ 45,226 23,230 36,605 39,310 4,464 事 業 外 費 用 ⑪ 1,338 492 906 895 148 ※う ち 共 通 分 ⑫ 912 468 738 793 90 740,228 1,020,873 420,876 △330,210 △189,631 △181,678 13,095 3,979 2,043 3,220 3,458 392 3,979 2,043 3,220 3,458 392 10,481 5,383 8,483 9,110 1,034 10,481 5,383 8,483 9,110 1,034 1,014,370 417,536 △335,473 △195,283 △182,320 69,861 34,237 37,288 40,932 △182,320 944,509 383,298 △372,762 △236,216 営 利 益 ⑬ ⑧+⑨-⑪ 特 別 利 益 ⑭ ※う ち 共 通 分 ⑮ 特 別 損 失 ※う ち 共 通 分 3,781 34,494 ⑯ ⑰ ⑬+⑭-⑯ 税引前当期利益 ⑱ 営農指導事業分配賦額 ⑲ 営農指導事業分配賦後税引前当期利益 ⑳ ⑱-⑲ △863,865 (2,388)(△79,631) ⑧ ③-④ 経 共通管理費等 718,829 718,829 △148,836 △3,004 △13,095 △34,494 (注1)「共通管理費等」とは、監査室、リスク管理室、総合企画部、総務部等の管理部門にかかわる事業管理 費、事業外収益、事業外費用、特別利益、特別損失です。 (注2)「うち減価償却費」欄には、減価償却費と長期前払費用償却費との合計額を記載しています。 1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等 (1)共通管理費等 (配置人員構成比+人件費を除いた事業管理費構成比+事業総利益構成比)/3 (2)営農指導事業 各事業総利益構成比 2.配賦割合(1.の配賦基準で算出した配賦の割合) (単位:%) 区 平成25年度 平成24年度 58 分 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 共通管理費等 35.40 16.16 29.00 16.18 3.26 営農指導事業 42.60 19.67 25.27 12.46 共通管理費等 30.38 15.61 24.59 26.42 営農指導事業 38.32 18.78 20.45 22.45 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 計 100 100 3.00 100 100 財務諸表の正確性等にかかる確認 確 認 書 ①私は、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの事業年度のディスクロージャー誌に記載した内容の うち、財務諸表に関する全ての重要な点において適正に表示されていることを確認しました。 ②当該確認を行うにあたり、財務諸表が適正に作成される以下の態勢が整備され、有効に機能している ことを確認しました。 ○業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する態勢が整備されています。 ○業務の実施部署から独立した内部監査部署が内部管理体制の適切性・有効性を検証しています。 ○重要な事項については理事会等へ適切に付議・報告されています。 平成26年7月20日 ひまわり農業協同組合 代表理事組合長 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 59 主要な経営指標の推移 (単位:百万円、%) 項 目 貸 出 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 金 55,863 58,085 58,443 58,606 59,328 券 33,863 32,261 31,492 32,362 32,517 貯 金 246,588 251,444 258,661 264,377 269,927 事業収益 3,181 2,975 2,843 2,785 2,803 事業外収益 35 35 34 46 88 経常収益 3,216 3,010 2,877 2,831 2,892 事業収益 1,154 1,198 1,192 1,207 1,172 事業外収益 16 16 17 23 40 経常収益 1,170 1,214 1,209 1,231 1,212 事業収益 17,541 17,989 17,777 18,071 18,724 事業外収益 40 40 48 56 83 経常収益 17,581 18,029 17,825 18,128 18,808 事業収益 6,794 7,391 7,644 7,477 1,581 事業外収益 39 43 47 44 42 経常収益 6,833 7,434 7,691 7,521 1,624 事業収益 89 85 62 52 51 事業外収益 5 4 4 4 8 経常収益 94 89 66 57 59 事業収益 28,759 29,638 29,519 29,593 24,332 事業外収益 135 138 151 176 263 経常収益 28,894 29,776 29,671 29,770 24,596 益 778 890 768 740 931 金 527 517 447 511 723 有 価 信 証 用 共 済 農 業 関 連 生活その他 営 農 指 導 合 計 経 当 常 期 利 剰 余 総 資 産 額 271,592 276,681 284,480 290,749 296,933 純 資 産 額 19,701 20,117 20,636 21,234 21,629 出 資 金 額 1,335 1,361 1,375 1,401 1,409 出 資 口 数 1,334,584 1,360,817 1,375,751 1,401,628 1,409,647 金 53 54 54 55 55 利 用 分 量 配 当 金 98 66 73 78 82 率 22.89 22.13 21.60 21.70 22.43 数 384 499 498 513 517 出 自 職 資 己 配 資 当 本 比 員 (注)1.当期剰余金は企業等の当期利益に相当するものです。 2.平成18年度より、会社法施行に伴い「資本の部」を「純資産の部」として表示しています。 3.自己資本比率は、平成18年度より新基準「金融庁・農林水産省告示 農業協同組合等がその健全性を判 断するための基準」に基づき算出しています。 4.平成22年度より、「職員数」に常勤嘱託等の人数を含めて表示しています。 60 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 利益及び利益率 (単位:百万円、%) 項 事 目 業 増 減 5,631 6,091 △460 益 931 740 191 金 723 511 212 率 2.78 2.11 0.67 総 資 産 平 均 残 高 296,898 288,117 8,781 純資産勘定平均残高 20,237 19,815 422 総 資 産 経 常 利 益 率 0.31 0.25 0.06 純 資 産 経 常 利 益 率 4.6 3.73 0.87 総資産当期剰余金率 0.24 0.17 0.07 純資産当期剰余金率 3.57 2.57 1 当 事 常 期 業 利 平成24年度末 益 経 総 平成25年度末 利 剰 総 余 利 益 (注) ①事業総利益率=事業総利益÷総資産平均残高 ②総資産経常利益率=経常利益÷総資産平均残高 ③純資産経常利益率=経常利益÷純資産勘定平均残高 ④総資産当期剰余金率=当期剰余金÷総資産平均残高 ⑤純資産当期剰余金率=当期剰余金÷純資産勘定平均残高 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 61 信用事業 信用事業総利益の内訳と信用事業総利益率 項 資 目 △11 資 金 運 用 収 益 2,688 2,692 △4 資 金 調 達 費 用 260 253 7 役 務 取 引 等 収 支 55 56 0 役 務 取 引 等 収 益 71 71 0 役 務 取 引 等 費 用 15 14 0 その他事業直接収支 △119 △138 18 その他事業直接収益 23 0 22 その他事業直接費用 142 138 4 そ の 他 経 常 収 支 20 △37 57 そ の 他 経 常 収 益 20 20 0 そ の 他 経 常 費 用 0 57 58 信 用 事 業 総 利 益 2,384 2,320 63 信 用 事 業 総 利 益 率 0.86 0.86 △0.01 益 5,631 6,091 △459 率 1.89 2.11 △0.22 業 総 総 収 利 利 益 (注) 信用事業総利益率=信用事業総利益÷信用事業資金運用勘定平均残高×100 事業総利益率=事業総利益÷総資産平均残高×100 62 減 2,439 業 用 増 2,427 事 運 平成24年度末 支 事 金 平成25年度末 (単位:百万円) JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 資金運用収支の内訳と利鞘 項 資 平成25年度 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成25年度 平成24年度 2,568 2,692 0.931 1.002 金 185,337 179,777 1,265 1,330 0.682 0.740 金 59,089 57,959 889 933 1.504 1.610 う ち 有 価 証 券 31,337 30,986 414 428 1.321 1.381 定 269,962 261,966 253 253 0.093 0.097 う ち 貯 金・定 期 積 金 269,412 261,385 249 248 0.092 0.095 う ち 譲 渡 性 貯 金 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 550 580 3 4 0.545 0.690 2,315 2,439 0.838 0.905 ち ち 金 金 資 預 貸 調 達 ち 勘 利 回 り 268,723 う 総 用 息 275,764 う 資 運 利 定 う 資 平均残高 目 金 (単位:百万円、%) 借 運 用 金 出 勘 入 金 収 利 支 鞘 (注1)総資金利鞘=資金運用利回り-調達資金利回り 資金運用収支の増減 項 (単位:百万円 ) 目 平成25年度増減額 資 金 運 用 勘 定(運 用 利 息) 平成24年度増減額 △21 △56 息 37 33 う ち 貸 出 金 利 息 △44 △59 う ち 有 価 証 券 利 息 △14 △30 4 △31 うち貯金・定期積金利息 5 △29 うち譲渡性貯金利息 ̶ ̶ う ち 借 入 金 利 息 △1 △1 △117 △25 う ち 預 金 利 資 金 調 達 勘 定(調 達 利 息) 差 し 引 き (注)増減額は前年度対比です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 63 役務取引等収支の内訳 項 目 (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 増 役 務 取 引 等 収 益 69 71 △2 受 入 為 替 手 数 料 33 32 1 その他受入手数料 35 39 △4 その他役務取引等収益 ̶ ̶ ̶ 役 務 取 引 等 費 用 14 14 0 支 払 為 替 手 数 料 14 14 0 その他支払手数料 0 0 0 その他役務取引等費用 0 0 0 役 務 取 引 等 収 支 55 57 △2 その他事業直接収支の内訳 項 64 減 目 (単位:百万円) 平成25年度 増 平成24年度 減 その他事業直接収益 23 0 23 うち国債等債券売却益 22 0 22 うち国債等債券償還益 0 0 0 その他事業直接費用 142 138 4 うち国債等債券売却損 ̶ ̶ ̶ うち国債等債券償還損 0 0 0 その他事業直接収支 △119 △138 19 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ■ 貯 金 貯金平均残高 (単位:百万円、%) 種 類 平成25年度 平成24年度 増 減 当 座 性 貯 金 66,975( 24.9) 64,634( 24.6) 2,341 定 期 性 貯 金 202,004( 75.0) 197,667( 75.2) 4,337 譲 渡 性 貯 金 ̶( 0.0) ̶( 0.0) ̶ そ の 他 貯 金 431( 0.1) 493( 0.2) △62 262,795(100.0) 6,617 合 計 269,412(100.0) (注)1.当座性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 3.その他貯金=別段貯金+納税準備貯金 4.( )内は構成比です。 固定金利・変動金利別定期貯金残高 種 類 固定金利定期貯金 変動金利定期貯金 定 期 貯 金計 (単位:百万円、%) 平成25年度 平成24年度 増 減 187,012( 99.9) 2,994 0.1) 57(000.1) △5 190,058(100.0) 187,069(100.0) 2,989 190,006( 99.9) 52( (注)1.固定金利定期貯金は、預け入れ時に満期日までの利率が確定する定期貯金です。 変動金利定期貯金は、預け入れ期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金です。 2.( )内は構成比です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 65 ■ 貸出金等 貸出種類別平均残高 種 類 (単位:百万円、%) 平成25年度 平成24年度 増 手 形 貸 付 214(000.3) 474(000.8) △260 証 書 貸 付 53,515(090.6) 53,354(092.0) 161 当 座 貸 越 1,579(002.7) 1,660(002.8) △81 割 引 手 形 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 金 融 機 関 貸 付 3,780(006.4) 2,470( 4.2) 1,310 59,089(100.0) 57,959(100.0) 1,130 合 計 固定金利・変動金利別貸出金残高 種 類 (単位:百万円、%) 平成25年度 平成24年度 増 減 固 定 金 利 貸 出 39,118(065.9) 37,057(063.2) 2,061 変 動 金 利 貸 出 20,210(034.1) 21,549(036.8) △1,339 59,328(100.0) 58,606(100.0) 722 合 計 貸出金の担保別残高 種 物 類 的 平成25年度 平成24年度 増 減 28,563 28,319 244 当組合貯金・定期積金担保 1,839 1,880 △41 有 価 証 券 担 保 ̶ ̶ ̶ 保 26,380 26,035 345 そ の 他 の 担 保 344 404 △60 信用保証センター保証 22,125 21,067 1,058 農業信用基金協会保証 2,498 2,594 △96 証 331 299 32 用 5,811 6,327 △516 59,328 58,606 722 そ の 動 他 担 (単位:百万円、%) 保 不 産 の 担 保 信 合 計 (注)物的担保の動産は、その他担保に含めています。 66 減 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 債務保証見返額の担保別残高 種 類 物 的 平成25年度 平成24年度 増 減 保 11,437 12,740 △1,303 当組合貯金・定期積金担保 76 95 △19 有 価 証 券 担 保 ̶ ̶ ̶ 保 11,342 12,622 △1,280 そ の 他 の 担 保 18 22 △4 用 13 17 △4 11,451 12,757 △1,306 不 担 (単位:百万円、%) 動 産 担 信 合 計 (注)物的担保の動産は、その他担保に含めています。 貸出金の使途別残高 種 類 設 備 運 資 転 資 合 (単位:百万円、%) 平成25年度 平成24年度 増 金 50,619(085.3) 49,526(084.5) 1,093 金 8,709(014.7) 9,080(015.5) △371 59,328(100.0) 58,606(100.0) 722 計 貸出金業種別残高 種 (単位:百万円、%) 類 農 業 ・ 減 林 平成25年度 平成24年度 増 減 業 287(000.5) 281(000.5) 6 水 産 業 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 製 造 業 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 業 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 業 291(000.5) 415(000.7) △124 電気・ガス・熱供給水道業 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 運 輸 ・ 通 信 業 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 金 融 ・ 保 険 業 3,361(0 5.7) 3,781(0 6.5) △420 卸売・小売・サービス業・飲食業 554(000.9) 147(000.2) 407 体 1,615(0 2.7) 1,934(0 3.3) △319 人 ̶(000.0) ̶(000.0) ̶ 他 ̶(000.0) ̶(000.0) △1 人 53,220(089.7) 52,048(088.8) 1,172 59,328(100.0) 58,606(100.0) 722 鉱 建 地 築・不 方 非 営 そ 動 公 共 利 産 団 法 の 個 合 (注)( 計 )内は構成比です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 67 主要な農業関係の貸出金残高 ①営農類型別 (単位:百万円、%) 種 類 平成25年度 平成24年度 増 減 作 32 24 8 芸 837 805 32 業 161 170 △9 物 ̶ ̶ ̶ 牛・酪 農 251 274 △23 養 卵 129 154 △25 蚕 ̶ ̶ ̶ 業 1,138 1,167 △29 農 業 関 連 団 体 等 ̶ ̶ ̶ 2,548 2,594 △46 耕 野 菜 果 樹・樹 工 ・ 園 園 芸 養 豚・肉 養 鶏 農 作 ・ 養 そ の 他 農 合 計 (注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人及び農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資 金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。なお、上記「貸出金業 種別残高」の貸出金の業種別の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。 2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確ではない者、農業所得が従となる農業者等が含まれ ています。 ②資金種類別 〔貸出金〕 (単位:百万円、%) 種 類 平成25年度 平成24年度 増 減 プ ロ パ ー 資 金 1,822 1,849 △27 農 業 制 度 資 金 726 745 △19 農 業 近 代 化 資 金 216 193 23 そ の 他 制 度 資 金 509 551 △42 2,548 2,594 △46 合 計 (注) 1.プロパー資金とは、当JA原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を 行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸 資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)等が該当します。 〔受託貸付金〕 種 (単位:百万円、%) 類 平成25年度 平成24年度 増 日本政策金融公庫資金 ̶ ̶ ̶ そ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ の 合 他 計 (注)日本政策金融公庫資金のうち、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金を記載しています。 68 減 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 リスク管理債権残高 種 破 類 綻 平成24年度 増 減 12 14 △1 権 801 859 △57 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 ̶ ̶ ̶ 貸出条件緩和債権 163 ̶ 163 978 873 104 滞 債 平成25年度 権 延 先 (単位:百万円) 債 合 計 (注)1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は 利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った 部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97 号)の第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸 出金です。 2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、上記1及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目 的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金です。 3.3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金 です。(上記1及び2の貸出金を除きます。) 4.貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払 猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金です。(上記 1、2、3の貸出金を除きます。) 5.リスク管理債権については、担保・保証及び貸倒引当金によって保全されています。 金融再生法開示債権の保全状況について 債 権 区 分 債 権 額 (単位:百万円) 保 担 保 保 全 証 額 引 当 合 計 破産更生債権及び これらに準ずる債権 589 224 149 216 589 危 権 225 103 100 9 213 要 管 理 債 権 163 163 ̶ ̶ 163 小 計 978 492 249 225 967 正 険 常 債 債 合 計 権 58,394 59,373 (注)1.債権額は、貸出金・信用未収金・信用仮払金等、信用事業与信額(要管理債権は貸出金のみ)を対象と して開示しています。 2.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産、会社更生、民事再生等の事由により経営破綻に陥っ ている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。 3.危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に 従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。 4.要管理債権とは、3ヵ月以上延滞貸出債権(2及び3に該当する債権を除く。)及び貸出条件緩和債権 (2及び3に該当する債権や3ヵ月以上延滞債権を除く。)です。 5.正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題ないものとして、2から4に掲げる債権以外 のものに区分される債権です。 6.引当とは、個別貸倒引当金、要管理債権に対して貸倒実績率等に基づき計上した一般貸倒引当金の合計 額です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 69 元本補てん契約のある信託にかかる貸出金のリスク管理債権の状況 該当はありません。 貯貸率 (単位:%) 項 目 期 期 中 平 平成25年度 増 平成24年度 減 末 21.97 22.16 △0.19 均 21.93 22.05 △0.12 (注) 貯貸率とは、貸出金の貯金に対する比率のことです。 貸倒引当金の増減額 項 目 (単位:百万円) 平成25年度 期首残高 期末残高 平成24年度 純 増 額 期首残高 期末残高 純 増 額 一 般 貸 倒 引 当 金 195 200 5 202 195 △7 個 別 貸 倒 引 当 金 478 408 △70 420 478 58 674 608 △65 622 674 52 合 計 (注)貸倒引当金には、信用事業以外に係る貸倒引当金を含んでいます。 貸出金償却額 項 (単位:百万円) 目 貸 出 金 償 却 額 70 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 平成25年度 平成24年度 ̶ 増 ̶ 減 ̶ ■ 有価証券 有価証券平均残高 種 国 地 政 金 短 社 株 そ (単位:百万円) 類 府 期 方 保 融 の 合 証 社 計 平成25年度 債 債 債 債 債 債 式 他 平成24年度 12,096 9,253 4,552 253 ̶ 5,181 ̶ ̶ 31,337 増 減 11,521 9,580 4,222 912 ̶ 4,742 5 ̶ 30,982 574 327 329 △659 ̶ 438 △5 △ 350 商品有価証券種類別平均残高 該当する取引はありません。 有価証券の残存期間別残高 (単位:百万円) 平成25年度 種 類 1年以下 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 国 債 1,191 2,034 1,399 2,703 4,826 ̶ 12,155 地 方 債 999 4,047 824 900 1,204 705 8,682 政府保証債 1,999 899 1,197 1,098 1,517 ̶ 4,913 金 融 債 99 0 ̶ ̶ ̶ 99 700 799 899 2,506 400 5,506 ̶ ̶ ̶ 0 31,357 社 債 株 式 合 計 199 3,191 7,780 3,622 5,602 10,056 1,105 合 計 平成24年度 種 類 1年以下 1年超 3年以下 3年超 5年以下 5年超 7年以下 7年超 10年以下 10年超 国 債 881 2,525 1,800 1,901 4,614,628 200 11,924 地 方 債 1,699 3,579 2,077 824 902 705 9,789 政府保証債 0 599 998 15,996 913 0 4,108 金 融 債 400 99 0 ̶ ̶ ̶ 500 社 債 500 1,299 399 499 1,700 ̶ 4,400 株 式 ̶ 0 0 ̶ ̶ ̶ 0 3,481 8,104 5,277 4,823 8,131 906 30,723 合 計 合 計 (注)期間の定めのないものは、主として株式です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 71 貯証率 (単位:%) 項 目 期 期 中 平 平成25年度 平成24年度 増 減 末 12.04 12.24 △0.20 均 11.63 11.79 △0.16 (注)貯証率とは、有価証券の貯金に対する比率のことです。 有価証券等の時価情報等 保 有 区 分 有 価 証 券 (単位:百万円) 平成25年度 価 評価損益 取得価額 31,457 32,517 1,060 的 ̶ ̶ 満期保有目的 14 31,442 売 買 そ 目 の 取得価額 平成24年度 他 時 価 評価損益 31,022 32,362 1.338 ̶ ̶ ̶ ̶ 14 0 14 14 0 32,502 1,060 31,008 32,347 1,338 時 (注)1.有価証券の時価は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上したものです。 2.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額としており、評価損益××百万円については当期 の損益に含まれております。 3.満期保有目的有価証券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。 4.取得価額は、取得原価又は償却原価を含んでおります。 5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。 6.金銭の信託の時価等の算定は、以下により金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっております。 (1) 取引所上場有価証券については、主として東京証券取引所における最終価格によっております。 (2) 店頭株式については、日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。 7.デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ 取引については、該当する取引はありません。 内国為替取扱実績 種 送 金・振 込 為 替 代金取立為替 雑 為 合 計 72 替 (単位:千件、百万円) 平成25年度 類 仕 向 被 平成24年度 仕 向 仕 向 被 仕 向 件 数 57 305 54 298 金 額 50,525 64,006 46,365 60,617 件 数 0 0 0 0 金 額 1 0 67 450 件 数 17 16 18 17 金 額 46,331 46,193 43,746 43,645 件 数 74 321 72 315 金 額 96,858 110,199 90,111 104,262 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 共 済 事業 長期共済新契約高 種 (単位:百万円) 平成25年度 類 生命総合共済 終 身 共 定 期 生 命 共 養 老 生 命 共 うちこども共 介 護 共 医 療 共 建 物 更 生 共 合 計 満期・終身金額 済 済 済 済 済 済 済 平成24年度 保障共済金額 1,139 12,008 427 3,095 779 132 1,535 40,055 57,252 2,218 389 4,385 7,743 満期・終身金額 保障共済金額 4,720 17,699 516 1,936 955 ̶ 1,949 34,411 56,513 828 448 3,837 9,386 (注)保障共済金額は、医療共済は付加された定期特約金額等を、介護共済は一時払介護共済の死亡給付金額を表示し ています。 長期共済保有高 種 (単位:百万円) 平成25年度 類 生 命 総 合 共 済 終 身 共 定 期 生 命 共 養 老 生 命 共 うちこども共 医 療 共 が ん 共 定 期 医 療 共 介 護 共 年 金 共 建 物 更 生 共 合 計 満期・終身金額 済 済 済 済 済 済 済 済 済 済 46,514 15,414 5,308 47,781 109,710 平成24年度 保障共済金額 247,783 3,134 58,696 20,941 15,898 649 3,981 132 2,198 428,399 760,872 満期・終身金額 46,113 15,088 5,307 48,007 109,208 保障共済金額 254,833 3,150 61,914 20,811 15,675 697 4,272 ̶ 2,382 427,900 770,826 (注)保障共済金額は、医療共済・定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を含む。)、がん共済はがん 死亡共済金額、介護共済は一時払介護共済の死亡給付金額、年金共済は付加された定期特約金額を表示していま す。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 73 医療系共済の入院共済金額 種 医 が 定 平成25年度 類 療 ん 期 医 合 (単位:百万円) 新契約高 共 済 共 済 療 共 済 計 平成24年度 保有契約高 4 0 0 5 新契約高 28 8 5 42 保有契約高 6 1 0 7 24 8 6 38 (注)金額は入院共済金額を表示しています。 介護共済の介護共済金額 種 介 平成25年度 類 護 合 共 (単位:万円) 新 契 約 済 計 高 保 有 契 約 高 223 223 223 223 年金共済の年金年額 種 年 年 合 (単位:百万円) 平成25年度 類 金 金 開 開 始 始 計 新契約高 前 後 347 ̶ 347 平成24年度 保有契約高 5,213 1,979 7,193 (注)金額は年金年額(利率変動型年金は最低保証年金額)を表示しています。 74 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 新契約高 324 ̶ 324 保有契約高 5,285 1,905 7,191 短期共済新契約高 種 (単位:百万円) 平成25年度 類 火 災 共 自 動 車 共 傷 害 共 団 体 定 期 生 命 共 定 額 定 期 生 命 共 賠 償 責 任 共 自 賠 責 共 合 計 金 額 済 済 済 済 済 済 済 平成24年度 掛 金 21 926 17 ̶ 0 0 224 1,190 25,516 38,494 ̶ 16 金 額 掛 金 24,639 21 880 15 ̶ 0 0 206 1,124 32,073 ̶ 16 (注)金額は保障金額です。ただし、自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額のみを表示しています。 共済契約者数および被共済者数 種 共済契約者数 被共済者数 類 (単位:人) 平成25年度 新規契約者・被共済者数 生 命 共 済 年 金 共 済 建物更生共済 自 動 車 共 済 総 数 生 命 共 済 年 金 共 済 6 69 115 430 620 5 105 平成24年度 保有契約者・被共済者数 12,373 280 7,820 14,310 34,783 302 7,801 新規契約者・被共済者数 8 68 133 461 670 11 97 保有契約者・被共済者数 273 7,876 14,507 12,760 35,416 ̶ 7,855 (注)共済契約者数・被共済者数は、JA単位で名寄せ集計(漢字氏名および生年月日) した人数を表示していますが、各 共済種類の実績は共済種類ごとに名寄せ集計していることから、共済契約者数において表示している総数と、 共済 種類ごとに合算した人数とは一致しません。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 75 農 業 関連事業 購買品(生産資材)取扱実績 種 (単位:百万円) 平成25年度 類 平成24年度 肥 料 560 106 488 112 農 薬 442 68 412 66 飼 料 1,143 68 1,006 62 畜 産 250 38 222 34 園 芸 700 114 650 82 種 苗 163 16 156 16 農 機 具 417 76 432 76 そ 275 10 136 7 3,954 500 3,506 459 の 供 給 他 合 計 高 手 数 料 供 給 高 販売品取扱実績 種 数 料 (単位:千件、百万円) 平成25年度 類 販 米 売 高 手 平成24年度 数 料 販 売 高 手 数 料 341 15 335 77 麦 ・ 豆 ・ 雑 穀 12 1 7 1 野 菜 3,531 88 3,768 71 果 実 1,432 35 1,509 28 木 2,821 70 2,872 54 花 き ・ 花 畜 産 物 2,481 27 2,277 35 林 産 物 ̶ ̶ ― ̶ そ の 他 1,442 171 1,506 210 12,063 409 12,276 479 合 76 手 計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 農業倉庫事業取扱実績 項 (単位:百万円) 目 平成25年度 平成24年度 収 益 保 管 料 5 4 荷 役 料 0 0 そ の 他 ̶ ̶ 5 4 倉 庫 材 料 費 ̶ ̶ 倉 庫 労 務 費 ̶ ̶ そ 用 ̶ ̶ ̶ ̶ 計 費 用 の 他 の 費 計 利用事業取扱実績 項 葬 祭 合 (単位:百万円) 平成25年度 目 事 取 業 計 扱 平成24年度 高 取 扱 高 222 236 222 236 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 77 生 活 そ の他事業 購買品(生活物資)取扱実績 種 平成25年度 類 主 (単位:百万円) 供 給 高 手 平成24年度 数 料 給 高 手 数 料 食 ̶ ̶ ̶ ̶ グリーンセンター 668 132 547 102 類 1,136 77 3,638 270 ス 399 200 409 216 品 ̶ ̶ 2,363 412 祭 361 82 369 85 食 肉 セ ン タ ー ̶ ̶ 60 14 そ 他 30 1 24 2 理 84 7 84 8 2,681 501 7,498 1,112 石 油 L 店 P ガ 舗 購 買 葬 の 資 産 合 管 計 介護事業取扱実績 項 訪 問 護 目 平成24年度 収 益 82 介護予防訪問介護収入 9 8 居 宅 介 護 支 援 収 入 34 28 福 祉 用 具 貸 与 収 入 15 14 介護予防福祉用具貸与収入 1 1 入 65 62 介護予防通所介護収入 1 2 その他介護事業収入 2 1 211 202 介 護 収 平成25年度 81 所 介 (単位:百万円) 入 通 収 計 費 用 訪 問 介 護 費 用 0 0 通 所 介 護 費 用 ̶ ̶ 居 宅 介 護 支 援 費 用 0 0 福 祉 用 具 貸 与 費 用 10 10 介護予防福祉用具貸与費用 0 0 そ の 他 介 護 福 祉 費 用 8 8 20 18 78 供 計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 指 導 事業 指導事業取扱実績 項 指 (単位:百万円) 導 平成24年度 収 入 4 4 入 3 3 入 4 4 農業新聞受入手数料 0 1 そ 料 4 3 17 17 費 雑 助 平成25年度 金 実 補 目 収 収 の 他 利 用 計 支 出 営 農 改 善 費 12 12 生 活 改 善 費 3 3 教 育 情 報 費 10 9 組 織 育 成 費 24 22 管 理 転 作 費 0 0 そ の 他 0 0 計 51 49 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 79 自 己 資 本の充実の状況 自己資本の構成に関する事項 項 目 (単位:百万円、%) 平成25年度 経過措置による不算入額 コア資本にかかる基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額 うち、出資金及び資本準備金の額 うち、再評価積立金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額 (△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金及び相互援助積立金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ る額 20,858 1,410 ─ 19,450 ─ △2 200 200 0 0 うち、回転出資金の額 0 うち、上記以外に該当するものの額 0 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手 段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 0 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する 額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 0 コア資本にかかる基礎項目の額 (イ) 21,058 コア資本にかかる調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 80 0 128 うち、のれんに係るものの額 0 0 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外 の額 0 128 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 0 0 適格引当金不足額 0 0 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 0 0 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入され る額 0 0 前払年金費用の額 0 0 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 0 0 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 0 0 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 0 0 特定項目に係る10パーセント基準超過額 0 0 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連する ものの額 0 0 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連 するものの額 0 0 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するもの の額 0 0 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 特定項目に係る15パーセント基準超過額 0 0 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連する ものの額 0 0 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連 するものの額 0 0 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するもの の額 0 0 0 0 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)―(ロ)) (ハ) 21,058 リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 83,517 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 15,765 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ラ イツに係るものを除く) 128 うち、繰延税金資産 0 うち、前払年金費用 0 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー △ 15,894 うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係るものの 額 0 うち、上記以外に該当するものの額 0 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た 額 10,332 信用リスク・アセット調整額 0 オペレーショナル・リスク相当額調整額 0 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 93,849 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) 22.43 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 81 (単位:百万円、%) 項 目 基 本 的 目 (A) 項 出 平成24年度 資 回 転 再 出 評 価 資 積 立 20,126 金 1,401 金 ̶ 金 ̶ 資 本 準 備 金 1 利 益 準 備 金 5,604 任 意 積 立 金 12,740 金 382 分 △3 その他有価証券の評価差損 ̶ 次 期 処 補 繰 分 越 未 完 剰 済 的 余 持 目 (B) 項 土地の再評価額と再評価の直前の 帳 簿 価 額 の 差 額 の45 % 相 当 額 一 般 貸 倒 引 当 195 ̶ 金 195 補 完 的 項 目 不 算 入 額 ̶ 自 己 資 本 総 額 (C)=(A)+(B) 20,322 (D) 93,636 リスク・アセット等計 基 自 資 産(オ ン・バ ラ ン ス)項 目 82,221 オ フ・バ ラ ン ス 取 引 等 項 目 ̶ オペレーショナル・リスク相当額 を 8 % で 除 し た 値 11,415 本 己 的 資 項 目 本 比 比 率(A)/(D) 21.49% 率(C)/(D) 21.70% (注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判 断するための基準に係る算式に基づき算出しており、平成24年度は旧 告示(バーゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載しています。 2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適 格金融資産担保の適用にあっては信用リスク削減手法の簡便手法を、 オペレーショナル・リスク相当額の算出にあっては基礎的手法を採用 しています。 3.平成24年度については、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断 するための基準等の特例を定める告示(平成24年金融庁・農水省告示 第13号)」に基づき基本的項目から、その他有価証券評価差損を控除 していないため、「その他有価証券の評価差損」は「-」(ハイフ ン)で記載しています。 82 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 自己資本の充実度に関する事項 ①信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 (単位:百万円) 平成25年度 エクスポー ジャーの 期末残高 平成24年度 リ ス ク・ 所 要 自 己 アセット額 資 本 額 a b=a×4% エクスポー ジャーの 期末残高 リ ス ク・ 所 要 自 己 アセット額 資 本 額 a b=a×4% 我が国の中央政府及び中央銀行向け 12,178 ̶ ̶ 11,948 ̶ ̶ 我が国の地方公共団体向け 10,301 ̶ ̶ 11,761 ̶ ̶ 地方公共団体金融機構向け 3,403 150 6 3,100 130 5 我が国の政府関係機関向け 5,427 240 9 3,919 160 6 け 121 24 0 208 42 2 金融機関及び第一種金融商品取引業者向け 186,838 37,367 1,494 185,280 40,082 1,603 け 1,116 484 19 1,680 591 24 中小企業等向け及び個人向け 5,682 2,979 119 6,797 3,759 150 抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン 40,452 13,931 557 36,989 12,728 509 不 動 産 取 得 等 事 業 向 け 1,081 1,067 42 1,101 1,088 44 等 707 303 12 382 388 16 信用保証協会等保証付 2,500 235 9 2,597 243 10 付 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 等 448 448 17 7,268 7,268 291 他の金融機関等の対象資本調達手段 10,596 ̶ ̶ 特定項目のうち調整項目に算入されないもの 382 955 38 複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド) の う ち 、個 々 の 資 産 の 把 握 が 困 難 な 資 産 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 証 化 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 経過措置によりリスク・アセットの 額に算入,不算入となるもの ̶ 10,724 428 ̶ ̶ ̶ 外 15,404 14,605 584 15,955 15,742 630 標準的手法を適用するエクスポージャー別計 296,643 83,517 3,340 289,603 82,221 3,289 CVAリスク相当額÷8% ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 中央清算機関関連エクスポージャー ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 信用リスク・アセットの額の合計額 296,643 83,517 3,340 289,603 82,221 3,289 地 方 法 三 共 公 人 月 済 等 以 上 約 出 上 社 向 延 款 資 券 記 向 以 滞 貸 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 83 (単位:百万円) 平成25年度 オペレーショナル・リスクに対する 所 要 自 己 資 本 の 額 〈基礎的手法〉 所 要 自 己 資 本 オペレーショナル・リスク相 当額を8%で除して得た額 a 10,332 額 計 a 93,849 所要自己資本額 b=a×4% オペレーショナル・リスク相 当額を8%で除して得た額 413 リスク・アセット 等 ( 分 母 ) 計 平成24年度 11,414 3,753 a 93,636 b=a×4% 456 リスク・アセット 等 ( 分 母 ) 計 所要自己資本額 b=a×4% a 所要自己資本額 所要自己資本額 b=a×4% 3,745 (注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポー ジャーの種類ごとに記載しています。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具 体的には貸出金や有価証券等が該当します。 3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者 に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等に おいてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。 4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。 5.「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のこと です。 6.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上 のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエ クスポージャーのことです。 7.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の対象資本 調達手段、コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)および土地再評 価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入としたものが該当します。 8.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等 以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産 等)・・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデリバティブの 免責額が含まれます。 9.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉 (粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 84 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ÷8% 信用リスクに関する事項 ①標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により 算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に当た り使用する格付等は次のとおりです。 (ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付け のみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。 適格格付機関 株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody ' s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・ス コアは、主に以下のとおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 金融機関向けエクスポージャー カントリーリスク・スコア 日本貿易保険 法人等向けエクスポージャー (長期) R & I,Moody's,JCR,S&P,Fitch 法人等向けエクスポージャー (短期) R & I,Moody's,JCR,S&P,Fitch JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 85 ②信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高 (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 信用リスクに関するエクスポージャーの残高 三月以上延滞 信用リスクに関するエクスポージャーの残高 三月以上延滞 う ち う ち う ち 店 頭 エクスポー う ち う ち う ち 店 頭 エクスポー 貸出金等 債 券 デリバティブ ジ ャ ー 貸出金等 債 券 デリバティブ ジ ャ ー 国 内 296,771 59,372 31,519 ̶ 707 290,081 58,715 31,084 ̶ 837 国 外 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 296,771 59,372 31,519 ̶ 707 290,081 58,715 31,084 ̶ 837 地域別残高計 農 業 124 124 ̶ ̶ ̶ 114 114 ̶ ̶ ̶ 林 業 163 163 ̶ ̶ ̶ 167 167 ̶ ̶ ̶ 産 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 製 造 業 200 0 200 ̶ ̶ 200 0 200 ̶ ̶ 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 建設・不動産業 692 291 400 ̶ ̶ 816 415 400 ̶ ̶ 電 気・ガ ス・ 熱供給・水道業 300 ̶ 300 ̶ ̶ 798 ̶ 798 ̶ ̶ 運 輸・通 信 業 3,925 ̶ 3,925 ̶ ̶ 2,717 ̶ 2,717 ̶ ̶ 金 融・保 険 業 195,607 3,763 5,808 ̶ ̶ 189,680 3,782 5,204 ̶ ̶ 卸 売・小 売・飲 食・サ̶ビス業 131 131 ̶ ̶ ̶ 148 148 ̶ ̶ ̶ 日 本 国 政 府・ 地方公共団体 22,480 1,597 20,883 ̶ ̶ 23,709 1,946 21,762 ̶ ̶ 上 記 以 外 7,282 0 ̶ ̶ 659 7,269 0 ̶ ̶ ̶ 個 人 53,523 53,299 ̶ ̶ ̶ 52,423 52,139 ̶ ̶ 793 そ の 他 12,338 ̶ ̶ ̶ 659 12,035 ̶ ̶ ̶ ̶ 業種別残高計 296,771 59,372 31,519 ̶ ̶ 290,081 58,715 31,084 ̶ 793 1年以下 190,402 1,170 3,198 ̶ ̶ 180,670 1,489 3,487 ̶ ̶ 1年超3年以下 8,858 1,058 7,799 ̶ ̶ 9,340 1,219 8,119 ̶ ̶ 3年超5年以下 5,580 1,848 3,731 ̶ ̶ 6,956 1,665 5,290 ̶ ̶ 5年超7年以下 7,442 1,828 5,613 ̶ ̶ 6,806 1,971 4,834 ̶ ̶ 7年超10年以下 14,214 4,145 10,069 ̶ ̶ 11,789 3,646 8,143 ̶ ̶ 10年超 48,670 47,562 1,107 ̶ ̶ 48,070 46,861 1,208 ̶ ̶ 期 限 の 定 め の な い も の 21,602 1,758 ̶ ̶ ̶ 21,448 1,860 ̶ ̶ ̶ 296,771 59,372 31,519 ̶ ̶ 290,081 58,715 31,084 ̶ ̶ 法 人 水 鉱 残存期間別残高計 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポー ジャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス シート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間及び融資枠の範囲 でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコ ミットメントの融資可能残額も含めています。 3.「店頭デリバティブ」とは、スワップ等の金融派生商品のうち相対で行われる取引のものをいいます。 4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞 しているエクスポージャーをいいます。 5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 86 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 ③貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円) 平成25年度 区 分 期首 残高 平成24年度 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 一般貸倒引当金 195 200 ̶ 195 200 202 195 ̶ 202 195 個別貸倒引当金 478 408 0 478 408 420 478 0 420 478 ④業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 平成25年度 区 分 平成24年度 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 農 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 林 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 水 産 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 製 造 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 建設・不動産業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 電 気・ガ ス・ 熱供給・水道業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 運 輸・通 信 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 金 融・保 険 業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 卸 売・小 売・飲 食・サ̶ビス業 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 上記以外 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 個 人 478 408 ̶ 478 200 420 478 ̶ 420 478 478 408 ̶ 478 408 420 478 ̶ 420 478 法 人 業 期首 残高 (単位:百万円) 鉱 種 別 計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 87 ⑤信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高 (単位:百万円) 平成25年度 項 目 平成24年度 格付あり 格付なし 計 格付あり 格付なし リスク・ウエイト0% ̶ 30,758 30,758 リスク・ウエイト2% ̶ ̶ ̶ リスク・ウエイト4% ̶ ̶ ̶ リスク・ウエイト10% ̶ 6,263 リスク・ウエイト20% 500 リスク・ウエイト35% 計 ̶ 31,275 31,275 6,263 ̶ 5,334 5,334 186,959 187,459 1,202 181,704 182,907 ̶ 39,803 39,803 ̶ 36,365 36,365 リスク・ウエイト50% 401 436 837 200 424 624 リスク・ウエイト75% ̶ 3,975 3,975 ̶ 5,012 5,012 リスク・ウエイト100% 100 27,061 27,161 96 28,341 28,438 リスク・ウエイト150% ̶ 129 129 ̶ 122 122 リスク・ウエイト200% ̶ ̶ ̶ リスク・ウエイト250% ̶ ̶ ̶ その他 ̶ 382 382 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 1,002 295,769 296,771 1,499 288,581 290,081 信用リスク削減効果勘案後残高 リ 自 ス 己 ク・ウ 資 エ 本 計 イ 控 ト1250% 除 額 (注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エクスポー ジャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし 」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないものを記載しています。 なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用後のリス ク・ウエイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセットを算入したものにつ いても集計の対象としています。 4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリ バティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウエイト1250%を適用 したエクスポージャーがあります。 5.平成24年度の「1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。 88 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 信用リスク削減手法に関する事項 ①信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、 エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポー ジャーのリスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用 リスク・アセット額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。 信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用し ています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手ま たは取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。 当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我 が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共 部門、国際開発銀行、及び金融機関または証券会社、これら以外の主体で長期格付が A- または A3 以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証され た被保証部分について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク ・ ウエイトを適 用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これ らに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根 拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの 時点においても特定することができること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理さ れていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件を すべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適 用後のエクスポージャー額としています。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを行っ ています。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 89 ②信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 区 分 適格金融 資産担保 保 証 ク レ ジ ッ ト・ デリバティブ 適格金融 資産担保 保 証 ク レ ジ ッ ト・ デリバティブ 地方公共団体金融機構向け ̶ 1,900 ̶ ̶ 1,696 ̶ 我が国の政府関係機関向け ̶ 3,020 ̶ ̶ 2,516 ̶ 地 け ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 金融機関向け及び第一種 金融商品取引業者向け ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 法 け ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 中小企業等向け及び個人向け 59 ̶ ̶ 86 ̶ ̶ 抵 当 権 住 宅 ロ̶ン ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 不動産取得等事業向け ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 三 月 以 上 延 滞 等 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 証 化 ̶ ̶ ̶ 中 央 清 算 機 関 関 連 ̶ ̶ ̶ 上 21 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 80 4,920 ̶ 86 4,212 ̶ 方 公 人 社 等 向 向 券 記 合 以 外 計 (注)1.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等 以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が 含まれます。 2.「クレジット・デリバティブ」とは、第三者(参照組織)の信用リスクを対象に、信用リスクを回避した い者(プロテクションの買い手)と信用リスクを取得したい者(プロテクションの売り手)との間で契 約を結び、参照組織に信用事由(延滞・破産など)が発生した場合にプロテクションの買い手が売り手 から契約に基づく一定金額を受領する取引をいいます。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 派生商品及び長期決済期間取引に該当する取引はありません。 証券化エクスポージャーに関する事項 証券化エクスポージャーに該当する取引はありません。 90 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ①出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資 勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社及び関 連会社株式、②その他有価証券、③系統及び系統外出資に区分して管理しています。 ①子会社及び関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより 効率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類 の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの 把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析 及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構 成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部 門は理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の 売買を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っている かどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な 協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っていま す。 なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①子会社及び関連 会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証 券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券評価差 額金」として純資産の部に計上しています。③系統及び系統外出資については、取得原価を記載し、 毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更 等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 ②出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 平成25年度 貸借対照表計上額 (単位:百万円) 平成24年度 時 価 評 価 額 貸借対照表計上額 時 価 評 価 額 上 場 ̶ ̶ ̶ ̶ 非 上 場 7,270 7,270 7,268 7,268 7,270 7,270 7,268 7,268 合 計 ③出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 売却益 売却損 償却額 売却益 売却損 償却額 上 場 22 ̶ ― ̶ 24 ̶ 非 上 場 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 22 ̶ ̶ ̶ 24 ̶ 合 計 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 91 ④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額 (保有目的区分をその他有価証券として株式・出資の評価損益の額) (単位:百万円) 平成25年度 評 価 益 平成24年度 評 価 損 ̶ 評 価 益 ̶ 評 価 損 ̶ ̶ ⑤貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) (単位:百万円) 平成25年度 評 価 益 平成24年度 評 ̶ 価 損 評 価 ̶ 益 評 価 損 ̶ ̶ 金利リスクに関する事項 ①金利リスクの算定方法の概要 金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、 有価証券、貯金等)が、金利の変動により発生するリスク量を見るものです。当JAでは、市場金利 が上下に2%変動した時に受ける金利リスク量を算出し、ALM 委員会に報告して承認を得ています。 金利リスク量が許容範囲を超える場合は、ALM 委員会においてポートフォリオの見直しをすること としています。 要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出され る要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、当 JAでは、普通貯金等の額の50%相当額を0 ~ 5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リス ク量を算定しています。 金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク(2,913百万円)=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△) 算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会及び理事会に報告 して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。 ②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 項 目 金 利 シ ョ ッ ク に 対 す る 損 益・経 済 価 値 の 増 減 額 92 JA HIMAWARI DISCLOSURE 2014 (単位:百万円) 平成25年度 平成24年度 △2,913 △2,467
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