プレゼン

水のはなし
• 水道水:品質は様々
培養の基礎
水道水中の4種の不純物
無機物:無機塩、溶存ガス、重金属 など
(特に、カルシウム、マグネシウム)
有機物:環境ホルモン、メタン、洗剤
生理活性物質や天然物 など
微粒子:鉄さび、コロイド など
微生物:細菌類、藻類、バクテリア など
※何らからの手法を用いて除去する必要あり
1
水の種類
2
水の種類
• 純水:精製されているが、純度は様々。
イオン交換水(Deionized water):イオン交換樹脂を
通す。安価で簡便。不純物除去に限界がある。
○イオンの除去に優れている
樹脂の再生が可能(最近はカートリッジ交換)
×樹脂の劣化により水質が低下
樹脂表面で微生物が繁殖
樹脂の再生が手間
再生時に酸・アルカリ廃液を生じる。
• 純水:精製されているが、純度は様々。
蒸留水(Distilled water, DW):蒸留器で蒸留する。
○水中の不純物を全般に除去できる。
×精製速度が遅い
蒸留環境からの汚染による水質劣化の可能性
精製に多量の熱エネルギーと冷却水が必要
3
カブ型フラスコによる(再)蒸留水の作成法
4
水の種類
• 純水:精製されているが、純度は様々。
逆浸透水(Reverse osmotic water, RO water):
逆浸透膜をとおすことで不純物を除去する。
冷却水
蒸留水
カブ型フラスコ
加熱
5
○4種の不純物をほぼ除去できる。
メンテナンスをほとんど必要としない
省エネルギーで運用できる。
×精製された水の水質が、原水の水質の影響
を受ける
6
1
超純水製造装置
水の種類
• 超純水(Ultrapure water):純水をさらに精製したもの
再蒸留水(Double distilled water, DDW):蒸留水を再
度蒸留したもの。精製されているが、作成に時間を
要す。1980年代までは、培養用として主流。
ミリQ水(Milli Q water):純水を半透膜などを通して、
さらに精製したもの。省エネで運用できるため、現在
の主流。ミリポア社が開発した採水装置が普及した
ため、この名で呼ばれている。
7
培地の分類
Advantec社アクエリアス
ミリポア社MilliQ装置
培地の分類
• 固体培地 (固形培地) Solid Medium
寒天培地など。微生物用が主。
• 液体培地 Liquid Medium
種々の成分を超純水に溶かした培地。
• 粉末培地 Powder Medium
液体培地を凍結乾燥したもの。超純水に溶かして
液体培地として使用する。
• Simple medium 単純(組成)培地
無機塩と必要最小限のエネルギー源
抗生物質のみを含む培地
• Complex medium 複合培地
Simple Mediumにアミノ酸、ビタミンなど
多様な成分を添加した培地
9
• 単純培地の組成(例TYH)
10
培地の分類
NaCl, KCl, KH2PO4, CaCl2, MgSO4, NaHCO3
グルコース, ピルビン酸Na, BSA,
• Chemically defined medium 完全合成培地
精製された化学成分のみから成る培地。
組成が明確なので再現性が得やすい。
• Semi-defined medium 半合成培地
完全合成培地に血清などを補ったもの。
• Natural medium 天然培地
組織抽出液、血清など生体成分を主とする古典的な
培地。詳細な成分は不明。
ペニシリン, ストレプトマイシン
• 複合培地の組成(例TCM199)
NaCl, KCl, KH2PO4, CaCl2, MgSO4, NaHCO3
Fe(NO3)3, NaH2PO4, コレステロール, ATP,
HEPES, デオキシリボース, グルコース,
グルタチオン, グアニン, ヒポキサンチン,
酢酸Na, その他微量元素, ビタミン各種,
アミノ酸,抗生物質
8
11
12
2
培地の分類
培地開発の考え方
• Serum-supplemented medium 血清添加培地
血清成分が添加された合成培地
• Serum-free medium 無血清培地
血清成分を含まない合成培地。アルブミン
など完全に精製が困難な物質を含む場合も
あり、完全合成培地ではないこともある。
1.等張液から始めて、成分の構成、濃度を変化させ、
培養成績の最もよいものを検索していく。
→ 複数成分による複合効果の検討
SOM (Simplex Optimized Medium)
KSOM (Potassium SOM)
2.卵子や胚が存在する場所の生体液(卵胞液、卵管
液、子宮液など)の成分を解析し、模倣する。
→ 微量成分までの解析情報はない
13
培地の構成
HTF (Human Tubal Fluid)
SOF (Synthetic Oviductal Fluid)
14
培地の構成
• 無機塩 - 等張液
• エネルギー源
ピルビン酸 卵子形成期から1細胞期までは、必須の要
素。その後も、取り込みは低下しない。
乳酸 2細胞期以降の胚で利用可能
グルコース 8細胞以降の胚で利用可能。ピルビン酸
に対しての取り込み量は、増加する。
胚の発育ステージでエネルギー要求が異なる
ので、異なる培地組成を検討する。
15
浸透圧
• 保護物質
高分子の成分が利用される。
ウシ血清アルブミン(BSA)
ポリビニルピロリドン(PVP)
ポリビニルアルコール(PVA) など
• 抗生物質
ペニシリンGカリウム
硫酸ストレプトマイシン
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浸透圧の計算法
• オスモル (Osmole)
一定量の溶液の中で自由に動く粒子の
モル数。
• 容量オスモル濃度
1リットルの溶液中の溶質のオスモル数
Osm オスモル
mOsm ミリオスモル
生体液の浸透圧は、280~300mOsm
1. 電解質の場合
個々の物質の濃度に解離したイオン数をかけた
もの。
2. 非電解質の場合
個々の物質の濃度に1をかけたもの。
3. 上記をすべて合計する。
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(例)NaCl 150mM、CaCl2 3mM、Glc 5mMの溶液
浸透圧=150×2+3×3+5×1=314 mOsm
18
3
培養環境
• 温度
原則的に、動物の体温に近い温度に設定
実験動物 37℃ 家畜 39℃
• 気相
5%CO2含有空気が最もよく用いられる。
生体内の酸素分圧(約8%)に合わせて、5%CO2、
5%O2、90%N2の混合ガスも使用される
体外胚生産技術
(In vitro production, IVP)
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体外受精とは
用語(卵子、初期胚から見た過程)
• 体外発育(In vitro growth, IVG)
小さな卵母細胞をフルサイズまで成長
• 体外成熟(In vitro maturation, IVM)
卵母細胞を第二減数分裂中期まで成熟
• 体外受精(In vitro fertilization, IVF)
受精能獲得した精子で受精させる
• 体外培養(In vitro culture, IVC)
受精卵を移植可能なステージまで培養する
※すべてをまとめて → IVGMFC
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• 卵子と精子を体外の培養下で受精さ
せる技術。
• 受精卵は、子宮に移植して産子を得る
ことができる。
• マウス、ヒトを始め、多くの哺乳動物で
体外受精が可能となっている。
• 希少動物保護にも応用可能
21
22
体外受精の意義
①経済価値の高い動物の有効利用
経腟採卵(OPU)法による反復採卵
②屠体卵巣の有効利用と低コストな胚生産
③生殖補助医療への応用
④研究手段 ー 核移植・遺伝子導入等
⑤希少動物保護・遺伝子資源保存
エドワーズ博士
23
24
4
体外受精の問題点
① 移植胚の死滅
② 過大子(ウシ・ヒツジ)
③ 倫理的側面
生命の人為的支配
生殖医療における余剰胚の扱い
など
実体顕微鏡
(透過照明装置付)26
倒立顕微鏡
25
培養ディッシュ
卵子操作用
マイクロピペット
(株)東海ヒット
ホットプレート
28
微小滴培養法(Microdrop culture)の準備
炭酸ガス培養装置
(「マウス胚の操作マニュアル(第3版)」 Nagy他 近代出版 2005)
29
作成したシャーレは、炭酸ガス培養装置内で平衡させる
30
5
体外胚生産(IVP)の過程
体外発育
第一次卵母細胞(原始卵胞)
体外発育(IVG)
精巣上体精子
射出精子
卵胞内卵子(未成熟)
体外成熟(IVM)
排卵卵子
• 原始卵胞内にある発育開始前の卵母細胞
や、第一次卵胞以降の発育途上の卵母細
胞を、体外培養下で発育させることを、体
外発育(IVG)と呼ぶ。
• 一部の動物種では発育途上の卵母細胞
の体外発育に成功しているが、原始卵胞
の培養は、まだ研究段階である。
前培養
成熟卵子
受精能獲得精子
体外受精(IVF)
受精卵
移植(ET)
産子
体外培養(IVC)
移植可能な初期胚
31
体外発育法
32
体外発育法
① 器官培養法
器官培養用ディッシュ、培養用インサートを利用。
卵巣を丸ごと培養する。
② 卵母細胞-顆粒膜細胞複合体培養法
③ 卵胞の組織培養法
④ ゲル包埋培養法
コラーゲンゲルやアルギン酸ゲルに包埋
⑤ 開放型培養法
コラーゲンコートした培養プレート
器官培養用ディッシュ
33
34
35
36
6
培地
• 基礎培地は、組織培養用の複合培地
TCM199、Waymouth など
• 血清添加
• 種々の添加剤
PVP、エストラジオール-17β など
開放型培養
37
包埋培養
38
Hirao (2012) J Reprod Dev 58:167
成熟培養
卵子の準備
• 卵管卵子(排卵卵子)の採取
• 卵胞卵子の採取と体外成熟
精子の準備
• 精巣上体精子または射出精子の採取と受精能獲
得処理
①雌性生殖道内 ②血清含有培地
③完全合成培地
• 体外成熟卵の問題点
活性化を起こしやすい
活性化した卵が断片化(Fragmentation)を起こし
やすい
前核形成能が低い
受精後の発生が悪い
細胞質成熟が不十分?!
39
成熟培養
40
成熟培養
• 核の成熟
未成熟卵母細胞(第1減数分裂前期)
→ 成熟卵子(第2減数分裂中期)
• 細胞質の成熟
還元型グルタチオン(GSH)量の増加
卵成熟促進因子( Maturation Promoting
Factor : MPF)活性の増大
• 細胞質の成熟のための添加物
エネルギー源(グルコースなど)
アミノ酸(システインなど)
性腺刺激ホルモン(FSH,LH)
血清蛋白質(BSA)・卵胞液など
還元型グルタチオン(GSH)
成長因子(EGFなど)
41
42
7
成熟培養
• 卵丘細胞の膨化
卵子-卵丘細胞間のギャップ結合閉鎖
卵核胞期
減数分裂再開抑制因子(cAMPなど)の移動が
途絶
減数分裂の再開
卵母細胞の成熟
第二減数分裂
中期
43
44
過剰排卵処置
実験動物では、過剰排卵処置により、多数の卵子を
排卵させて、卵管膨大部から採取する。
マウスの例:
PMSG 5~7.5単位を腹腔内投与
40~48時間
hCG 5~7.5単位を腹腔内投与
14~17時間
12時間後に排卵開始
屠殺して、卵管膨大部から採卵する。
IVM過程で見られるブタ卵丘ー卵子複合体の膨化
45
体外受精用培地
•
•
•
•
BO液
KRB
KRP
TYH
Brakett and Oliphant
Krebs-Ringer Bicarbonate Solution
Krebs-Ringer Phosphate Solution
Toyoda, Yokoyama and Hoshi
(KRBの一種) 教科書表3.1
• TCM199 Tissue Culture Medium 199
• SOF
Synthetic Ovuductal Fluid
その他多数
47
46
TYHの組成
mg/l
NaCl
6976
KCl 2~3ヶ月
356
162
KH2 PO4
1週間
251
CaCl2 ・2H2 O 1日
MgSO4 ・7H2 O
293
2106
NaHCO3
グルコース
1000
ピルビン酸Na
110
BSA
4000
ペニシリンGカリウム
75
硫酸ストレプトマイシン
50
浸透圧
mM
119.37
4.78
1.19
1.71
1.19
25.07
5.56
1
314.89
48
8
精巣上体精子の採取
精巣上体尾部の外側の
管が太くなっている部分
を切開し、内部の精子液
を押し出して採取する。
精子液は、シャーレの培
養液に導入し、培養装置
で前培養を行う。
49
マウス排卵卵子の採取
必要に応じて、精子濃度
を検査する。
切開部位
50
「マウス胚の操作マニュアル(第三版)近代出版(2005)
精子の前培養
• 受精能獲得を誘起するための培養
受精能獲得が完了したかどうかの判定が難しい。
超活性化運動の出現
人工膣による射出精子の採取
※ウシの体外受精では、凍結保存した精子を用いることが多い。
51
誘起物質として
イオノフォアや
カフェインを添
加することもあ
る。
52
雌性前核
雄性前核
53
前核期のマウス受精卵
54
9
媒精後6時間
媒精4日目
55
媒精翌日
媒精3日目
媒精5日目
割球の分裂は、初回のみ24時間かかるが、そ
の後は、およそ12時間ごとに起こる
56
発生培養用培地の開発
胚発生の停止
ゲノム活性化時期に、体外胚発生が停止する現象
• マウス・ラット・ハムスター 2細胞期
• ブタ 4細胞期
• ウシ 8~16細胞期
これらの停止を回避するため、実験動物ではEDTAなどの
キレート剤を添加する。また、ウシでは体細胞との共培
養を行う。
• 発生停止をもたらす因子
ハムスター リン酸・グルコース
ラット
リン酸
57
ウシ
グルコース
発生培養用培地の開発
(1)1970年代~1980年代
組織培養用培地
エネルギー源と蛋白源を添加
体外での発育遅延・発生停止
代謝抑制・生存性低下
最適条件ではなかった
58
発生培養用培地の開発
(2)1980年代末~1990年代初
組織培養用培地(複合培地)
体細胞との共培養
(3)1990年代~現在
完全合成培地や半合成培地への移行
培養環境に含まれる未知成分の
除去と本当に必要とされる成分の
特定を行うため
形態的に良好・卵割率上昇
胚盤胞形成率と妊娠率上昇
本当に最適条件?
59
60
10
共培養系
共培養系
(2)Feeder細胞の機能
①胚刺激因子 (Embryotrophic factor)
の放出
②阻害因子・毒性因子の除去
③イオン・グルコース濃度を下げる
④発生停止の解除 ← 成長因子の放出
⑤活性酸素の毒性除去
(1)代表的な共培養細胞(Feeder細胞)
初代培養細胞:
卵管上皮細胞、卵丘細胞、
顆粒層細胞、子宮上皮細胞 など
株化細胞:
BRL(Buffalo Rat Liver) cellなど
Vero cell
61
共培養系
62
無血清培地へ
(3)Feeder細胞用培地
TCM199、MenezoB2、Ham’s F10 など
+蛋白源(血清、BSAなど)
+エネルギー源
(グルコース、ピルビン酸、乳酸)
(4)条件付け培地(馴化培地)
Feeder細胞を一定期間培養した培地
(1)血清の悪影響
①コンパクション阻害
②胚の死細胞数増加
③内細胞塊の核凝縮増加
④過大子、妊娠期間延長、難産、新生子死増加
⑤ウィルス、マイコプラズマ汚染の危険性
⑥再現性の問題
63
無血清培地へ
64
無血清培地へ
(2)半合成培地
基礎培地:SOF、CR1aa、CR2、CZB
HECM、KSOM、G1 など
さまざまな単純培地が基礎培地として用いられる。
半合成培地の添加物
必須・非必須アミノ酸 - 重要因子
成長因子 - 発生補助
グルタチオン・SOD・タウリン ー 活性酸素除去
システアミン・βメルカプトエタノール
- 胚発生増強、細胞内グルタチオン増加
EDTA - 活性酸素抑制、金属イオン除去
コエンザイムQ10 - 抗酸化剤
65
66
11
Sequential culture media
無血清培地へ
(3)完全合成培地の利点
①体外胚生産 (IVP) システムの標準化を可能にする
②研究室(ラボ)間でのばらつきが少なくなる
③病原体の侵入を防止できる
④胚発生に必要な物質を正確に知ることができる
胚の栄養要求性の違い
(ピルビン酸利用→グルコース利用)
グルコースは初期の胚発生に悪影響
初期胚培養の前半と後半で成分の異なる培養液を用
いる2液性の培地のこと。ヒト、マウスで利用。
67
68
表1.初期胚発生のための培地組成(単位:mM)*
成分
KSOM CZB
WM
HTF
G1
G2
SOF
TYH
NaCl
95.00 82.00
88.00 101.60
85.16
85.16
107.70 119.37
KCl
2.50
4.86
4.78
4.69
5.50
5.50
7.16
4.78
CaCl2
1.71
1.71
2.04
1.80
1.80
1.71
1.71
乳酸Ca
1.71
MgSO4
0.20
1.18
1.19
0.20
1.00
1.00
1.19
MgCl2
- -
0.49
NaH2PO4
0.50
0.50
KH2PO4
0.35
1.17
1.19
0.37
1.19
1.19
乳酸Na
10.00 30.10
21.60 21.40
10.50
5.87
3.30
ピルビン酸Na
0.20
0.26
0.25
0.33
0.32
0.10
0.33
1.00
グルコース
0.20
5.56
2.78
0.50
3.15
1.50
5.56
グルタミン
1.00
1.00
1.00
1.00
タウリン
0.10 -
NaHCO3
25.00 25.00
22.60 25.00
25.00
25.00
25.00
25.07
EDTA
0.01
0.10
0.01 -
血清アルブミン
1mg/ml 5mg/ml 3mg/ml
# 2mg/ml
2mg/ml 32mg/ml
4mg/ml
アミノ酸
##
##
##
文献番号
1
2
3
4
5
5
6
7
*抗生物質およびフェノールレッドを除く
# 血清を5%加える、## 表2参照
References: 1) Lawitts JA & Biggers JD, 1993; 2) Chatot CL et al, 1989; 3) Whitten WK, 1971;
4) Quinn P, 1985; 5) Gardner DK & Lane M, 1997; 6) Tervit HR et al, 1972;
69
7) Toyoda Y, Yokoyama M & Hoshi T, 1971
胚移植
胚移植
(ET : EMBRYO TRANSFER)
70
胚移植
• 体外受精や顕微授精(後述)で作出された受精卵は、2細
胞期程度の発生初期の場合は、個体の卵管へ、桑実胚
や胚盤胞まで体外発生させた胚の場合は、子宮へ移植
する。
家畜では、子宮内移植を行うことが多い。ただし、開腹
手術による移植の場合は、発生初期の胚を卵管に移植す
ることもある。
71
• 移植に際しては、胚の発育ステージとレシピエント(受卵)
個体の発情周期を同期化させる。許容範囲は、前後1日
程度と考えられており、大きくずれると受胎率が低下する。
体外における胚発生の考え方
① 体外環境に長く置くことは好ましくない。
早期に卵管に戻すべきである。
② 胚の発生能力を見極めるために、胚盤胞まで発生した
胚だけを移植することで、受胎率が向上する。
72
12