Rev. 140920 Human Natural Killer Target cell Visualization Assay (TVA™) Cat No. NK-TCVA-5 ( 5 plates) NK-TCVA-10 (10 plates) キット内容 操作手順 CTL-TVA™ Dye CTL-Wash™ Medium CTL-TEST™ Medium そこに 1μl の NK-TVA Dye を直接加えます。アルミフォイルでチューブを CTL-LDC™ 包み、遮光します。 1.標的細胞の調整(滅菌条件下) A) Cell 2.5×105~1×106 個の K562 細胞※1を、1ml の CTL-TEST Medium に懸濁し、 Counting Reagent B) ゆっくりと混合し、37℃で 10~15 分インキュベートします。 プレート: 96 well clear, C) 330rcf で 10 分遠心し、上清を捨てます。 Flat bottom, D) チューブをタッピングしてから 5ml の CTL-TEST Medium を加え、細胞を再 96 well clear, Round bottom 懸濁します。 Adhesive Plate Sheets E) (C)と(D)のステップを 2 回繰り返します。 血球計算盤(アナライザー F) 細胞を 2ml の CTL-TEST Medium に懸濁します((A)で 1ml に懸濁した場合の 用) 比率です) 取扱説明書(英文、この文 G) CTL-LDC ソフトウェアで細胞数を計数します(セクション 5 参照) 。 書) H) (F)で調製した細胞懸濁液を 330rcf、10 分遠心して上澄み液を捨て、タッ ピングしてから(G)の結果に基づき 5×104 cells/ml になるよう CTL TEST Medium に再懸濁します。1 プレートあたり、5ml の細胞懸濁液が必要にな ります。 2.エフェクター細胞の調製(滅菌条件下) A) 凍結保存 PBMC を溶解します。CTL 社の ePBMC をご利用の場合は、CTL 社の CTL PBMC Thawing プロトコールに従って準備してください。 B) PBMC 懸濁液を 330rcf、10 分遠心して、CTL Anti-Aggregate Wash ワーキン グソリューションまたは CTL Wash Medium に、およそ 0.5~3×106 cells/ml に再懸濁します※2。 C) CTL-LDC Dye と CTL LDC ソフトウェアを利用して細胞数を計数します。セ クション5を参照ください。 D) 細胞懸濁液を遠心して上澄み液を捨て、最終的に 5×106 cells/ml になる ように CTL-TEST Medium に再懸濁します。 3.Target Cell Visualization Assay (TVA:滅菌条件下) A) 200μl のエフェクター細胞(2-D で調製)を、丸底の 96 ウエルプレートの Rev. 140920 A 行のウエルに入れます。 B) A 行のウエルから 100μl を B 行に移し、ピペットチップを交換して 100μl の CTL-TEST メディウムを加えて数 回懸濁したのち、100μl を C 行に移します。この操作を繰り返し最終的に G 行までのウエルに、各ウエル 100 μl で、エフェクター細胞の段階希釈を調製します(Figure 1) 。 C) H 行のウエルには、ネガティブコントロールウエルとして、CTL-TEST メディウム 100μl のみを加えます。 D) 各ウエルに、染色済みの K562 細胞(1-H で調製)を各 100μl 加えます※3。 E) プレートにカバーをして、330rcf、5 分遠心します※4。 F) CO2 インキュベーター内で、37℃、3~4 時間インキュベートします。 G) 細胞を再懸濁して、各ウエルから 50ul を、キット付属の平底 96 ウエルイメージングプレートの対応する位置 のウエルに移します。さらに 2 列分同じようにウエルイメージングプレートに移し、各エフェクター細胞につ き triplicate にします(Figure 2)。 H) プレートの側面を軽く叩いて、ウエル全体に細胞が分散するようにします※5。 I) CTL ImmunoSpot S6 アナライザー(蛍光モデル)の NK-TVA アプリケーションソフトウェアを利用して、プレー トのイメージングを行い、ウエル中の蛍光染色された K562 細胞数をカウントします※6。 4.ターゲット細胞(K562)の細胞数計数 A) 1-f で調製した細胞を使用します。 B) 細胞計数の直前に、細胞の入ったチューブを 2 回、転倒混和します。 C) チューブから 15μl の細胞懸濁液を取り、キット付属の血球計算盤のチャンバー部分にゆっくりと加えます。 チャンバー部分全体に懸濁液が行きわたるように加えてください。 D) 可能であれば n=3 での計数をお勧めします。 E) CTL Cell Counting ソフトウェア利用の場合は、アナライザーの設定を”Tumor cells”プレートタイプに選択し てください。蛍光顕微鏡と一般の計算盤をご利用の場合は、525nm の蛍光波長検出で緑色の蛍光を出す細胞を計 数できます。 5.エフェクター細胞(PVBMC)の細胞計数 A) 2-b で調製した細胞を使用します。 B) エフェクター細胞のサンプル数が多い場合、96 ウエルプレートを利用した細胞染色操作が便利です。丸底の 96 ウエルプレート(キット付属のプレートは使用しないでください)の各ウエルに、50μl の CTL-LDC Reagent を 測定するサンプル数だけ分注します。 C) エフェクター細胞の入ったチューブを、細胞駅数の直前に 2 回、転倒混和します。 D) 50μl の細胞懸濁液を取り、50μl の CTL-LDC Reagent を加えます。3 回ピペッティングして混合します。 E) 混合したサンプル 15μl を取り、血球計算盤のチャンバーにゆっくり加えます。チャンバー部分全体に懸濁液 が行きわたるように加えてください。 F) 可能であれば N=3 での計数をお勧めします。 Rev. 140920 G) CTL Cell Counting ソフトウェアを利用の場合は、アナライザーの設定を”PBMC”プレートタイプに選択してくだ さい。蛍光顕微鏡ご利用の場合は、500nm 励起、525nm 検出で生細胞を、530nm 励起、620nm 検出で死細胞を計 数できます。 6.テクニカルチップ ※1:4 種類のエフェクター細胞に対して、約 2.5×105 cells の K562 細胞が必要です。 ※2:1 ドナーにつき 1×106 cells の PBMC が必要です。そのため解凍または洗浄時の細胞ロスを見込んで、出発材 料はやや多めにご用意することをお勧めします。 ※3: PBMC の段階希釈作成後は、 K562 細胞をマルチチャンネルピペットで 8 ウエルを一度に入れることができます。 ※4:遠心中にカバーがはずれることの無いよう、側面でカバーをテープで固定してください。 ※5:プレート側面をタッピングするときは、他のウエルにサンプルが飛び跳ね無いようご注意ください。 ※6:K562 の生細胞が緑色に染色されて検出されます。ウエル壁面近くに細胞が集まっている場合は、一度アナライ ザーからプレートを取り出し、側面をゆるくタッピングして細胞を分散させてください。 7.プレートレイアウト例
© Copyright 2024 Paperzz