多機能計測システム SA

SA-A1は、
さまざまなフィールドで最適な計測が可能になりました
ケーブル配線が困難であった現場などでも無線を使用すれば計測が簡単に!
● カラー液晶タッチパネル搭載で直観的な操作性
● 現場測定で最適なB5サイズ。さらにアンプ、電池を含んで1kgの軽量設計
● 取り外し可能なリチウムイオンバッテリを採用。現場でバッテリ交換が可能
● 本体部は防水等級IPX4に対応
● 無線計測にも対応。現場でのケーブルの引き回しが不要に
プラットフォーム
(本体)
とアンプ
SA-A1B2
(2チャンネル)
SA-A1B4
(4チャンネル)
マイクロホンや圧電式加速度ピックアップの
直接接続が可能 無線ドック
SA-A1WD
アンプは2チャンネルまたは
4チャンネル対応
無線センサアンプ
SA-A1WL1
無線機能とアンプの一体型
(1チャンネル対応)
無線ドックとアンプまたは無線センサアンプを使用することにより、
プラットフォーム(本体)は、離れた場所で測定が可能
多機能計測システム
SA-A1
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SA-A1のホーム画面と波形収録画面
使用する目的に応じてSX-A1FT(FFT分析)とSX-A1RT(オク
ターブ分析)とSX-A1WR(波形収録)プログラムから選択でき
ます。
波形収録画面
SA-A1の入力設定画面
SA-A1の測定時間やストアモードを設定する
画面です。
(画面はSX-A1RT使用時)
SA-A1の校正画面
時間波形をSA-A1内部のSDカードに保存できます。
SA-A1に接続したマイクロホンや
加速 度ピックアップを校 正するた
収録可能な時間は入力チャンネル数と周波数レンジで
決まります。
めの画面です。
※収録時間の例:2時間40分(2チャンネル、20 kHzレンジ、
16 bit、2 GB SDカード使用時)
接続図
分析プログラム
プリアンプ NH-22
1/2インチエレクトレット
マイクロホン
4チャンネルアンプ
BNC-BNC同軸ケーブル
EC-90シリーズ
UC-52/57/59
2チャンネルアンプ
SA-A1B4
(入力4チャンネル+回転パルス入力)
SA-A1B2
(入力2チャンネル+回転パルス入力)
回転入力端子
ピックアップ用コード
VP-51シリーズ
加速度ピックアップ
PV-91C/41/90T/97I(3方向)※
オクターブバンド分析
BNCアダプタ
VP-52C
アンプ内蔵
ACアダプタ
NE-20P
モニタ出力端子
音声メモ入力端子
ピックアップ用コード
VP-51シリーズ
加速度ピックアップ
PV-08A/85/90H
など
チャージコンバータ
VP-42
PV-08A/85/90H
など
FFT分析
USB(mini B)
VP-40
ピックアップ用コード
VP-51シリーズ
加速度ピックアップ
LAN端子
I/O端子
チャージコンバータ
USB(Type A)
BNCアダプタ
VP-52C
充電式リチウムイオン
バッテリ
波形収録
SDカード
(最大32 GB)
BP-30(付属)
波形処理ソフトウエア※
SA-A1
圧電式加速度
ピックアップ(3方向)
※3方向ピックの場合それぞれに使用する
VP-52C、VP-40は3個必要
チャージコンバータ
PV-97C /93
※
※
Input
Output
Meas. Time
X
Y
VIBRATION LEVEL METER
Output
Lv/Lva
Mode
NE-20P(付属)
AS-70
Start/Stop
Recall
Light
Address
Output Call
Z
Store
Sub Display
振動計
ACアダプタ
LAMINA
SA-A1B4/B2
VM-53A
Menu
騒音計
外付バッテリ
SA-A1WL1
(1チャンネル)
Display
X/Y/Z
Y
無線センサアンプ
SA-A1WD
+
Sub Display
Level Range
X
無線ドック
アンプ
Z
Store Mode
VP-40
Print
Max Hold
Reset
Up
Down
Pause/Cont
Power
振動レベル計
回転・歪み・温度・ハンマなど
CAT-WAVE
※コンピュータで処理
FFT分析プログラム SX-A1FTの画面表示例
時間波形
FFT分析
サンプル数分(FFT分析点数)の時間波形が表示されます。
時間的に一見不規則に見える信号を高速フーリエ変換(FFT)することにより、
波形収録したデータの場合、収録した全時間波形を表示することができ、
信号のもつ規則性を見い出し、信号に含まれている周波数分析を行います。
再演算を行うことも可能です。
特に、音声の分析や自動車・家電製品の品質評価、異音検出など音響・振動の
信号分析に幅広く使用されます。
伝達関数
伝達関数は、入力信号と出力信号の周波数領域での比を示しており、
再演算
振幅と位相が求められます。SA-A1にはこの種の演算として他にコヒー
波形収録プログラムSX-A1WRを使い波形収録を行ったデータは、収録した時間波形を
レンス関数とクロススペクトルがあります。
表示し、この収録波形(WAVE形式ファイル)からFFT分析をすることができます。
1/3オクターブバンド分析プログラム SX-A1RTの画面表示例
オクターブバンド分析
リコール演算
騒音レベルや振動レベルの評価・対策を目的とした分析には、人間の感覚に対応させや
オクターブバンド分析時のストアデータを呼び出した表示画面です
(リコール画面)
。
すいオクターブバンド分析(オクターブバンド、1/3オクターブバンド)を使うのが一般的
このストアデータから時間区間を指定しての2次演算も可能です。
です。画面は1/3オクターブバンド分析時のグラフと数値を同時に表示しています。
4チャンネル測定のオクターブバンド分析画面です。
測定例
SA-A1
振動の測定
SA-A1に加速度ピックアップを接続すると振動を測定でき
ます。入力は最大で4チャンネルまで装備するため、3方向
同時測定や複数箇所の同時測定・分析が簡単に行えます。
マイクロホン
マイクロホン
スピーカ
SA-A1
SF-06
室間遮音の測定
定
加速度ピックアップ
SA-A1
パワーアンプ
カ付き)を使用すると、室間の遮音測定
室
定ができます。
SA-A1と雑音発生器(スピーカ付き)
室間の遮音測定ができます。
に敷設するケーブルは不要になり、
は不要になり 測定が簡素化
測
無線ドックを使用すると、室間に敷設するケーブルは不要になり、
別途になります (検討中)
できます。自動測定用アプリは別途になります。
マイクロホン
回転センサ
SA-A1
固有振動数の測定
回転計
騒音・振動と回転数の測定
騒
音 振
SA-A1には騒音・振動入力のほかに回転パルス入力専用端子があり、
騒音や振動と回転数を同時に測定・分析ができます。
次数比アプリは別途になります。
(検討中)
2/4チャンネル
アンプ
無線ドック
SA-A1にインパ ルス ハンマと加 速 度
ピックアップを接続すると、固有振動
数や 伝 達 関 数を 測 定 できます。無 線
ドックを使用すると、ハンマとSA-A1
をつなぐケーブルが不要になり作業効
業効
率がアップします。
SA-A1
SA-A1
騒音計
振動レベル計
騒音計
2/4チャンネル
アンプ
無線ドック
騒音の多チャンネル測定
騒音計
騒音レベルと
振動レベルの測定と分析
SA-A1と無線ドックを使用すると道路や鉄道の上下線で同時に騒音測
定ができます。測定データを無線で送信するため、上下線2地点からの
ケーブル延長は不要になり、測定が簡素化できます。
SA-A1に騒音計や振動レベル計を接続すると、騒音レベルと
振動レベルの同時測定ができます。必要に応じて周波数分析
も可能です。
※すべての環境において無線が通じることを保証するものではありません
SA-A1のアプリ
音圧マップアプリ(検討中)
コンパレータアプリ(検討中)
SA-A1にマイクロホンを接続して、複数の測定点を順に計ることにより
音圧マップを作成します。マイクロホンをインテンシティマイクに変更
することでインテンシティマップの作成もできます。
SA-A1にマイクロホンや加速度ピックアップを接続し、予め設定した
基準データと実測したデータの比較で製品の良否判定ができます。
SA-A1パッケージ価格、プログラム価格
品 名
型 式
希望小売価格(税別)
品 名
型 式
希望小売価格(税別)
SA-A1 2チャンネルFFTパッケージ
SA-A1FTB2
850,000円
SA-A1 2チャンネルFFTオクターブパッケージ
SA-A1FTRTB2
1,050,000円
SA-A1 4チャンネルFFTパッケージ
SA-A1FTB4
950,000円
SA-A1 4チャンネルFFTオクターブパッケージ
SA-A1FTRTB4
1,150,000円
SA-A1 2チャンネルオクターブパッケージ
SA-A1RTB2
950,000円
FFT分析プログラム
SX-A1FT
200,000円
SA-A1 4チャンネルオクターブパッケージ
SA-A1RTB4
1,050,000円
1/3オクターブバンド分析プログラム
SX-A1RT
300,000円
※波形収録プログラムSX-A1WRはSA-A1本体に搭載されています
http://svmeas.rion.co.jp/
技術相談受付
0120-26-1566
本社・営業部 〒185-8533 東京都国分寺市東元町 3 丁目 20 番 41 号
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FAX.042-632-1140
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T E N TAT I V E
仕様
無線ドック SA-A1WD
(4チャンネル/2チャンネルアンプSA-A1B4/B2含む)
プラットフォーム計測器
(本体+アンプ)
入力部
平均、
指数平均、
MAX
1∼1 024
増幅部
A/D変換部
チャンネル数
4チャンネル
(2チャンネル)
、BNCコネクタ
入力
最大入力電圧
±13 V
プラットフォームへの信号転送
CCLD
2 mA 24 V(4 mA ファクトリオプション)
有線
Ethernet 100BASE-TX
チャンネル数
4チャンネル
周波数範囲
DC∼20 kHzまたは0.25 Hz∼20 kHz
無線
WLAN
(IEEE802.11a/b/g/n,2.4/5 GHz)
、
演算関数
1フレームの時間波形、パワースペクトル、
クロススペクトル、伝達関数、
入力レンジ
−40 dB∼20 dB、20 dBステップ 0 dB ref. Vrms=1 V
自己雑音
レンジフルスケール −85 dB 以下(0 dBレンジ、APレベル)
無線転送距離
窓関数
レクタンギュラ、
ハニング、
フラットトップ、
指数、
フォース
ダイナミックレンジ
100 dB 以上(0 dBレンジ、fs=51.2 kHz、400ラインFFTのノイズレベル)
メモリ
SDカード
(アンプSA-A1B4/B2使用)
分析点数
1 024、
2 048、
4 096、
8 192、
16 384、
32 768
チャンネル間位相差
±1 °
以内
(1 Hz ∼ 20 kHz、0 dBレンジ時)
電源
単3形乾電池8本(アルカリもしくはニッケル水素)
、
AC アダプタ
オーバラップ率
0 %、
25 %、50 %、
75 %
A/D変換器
24 bit Σ-Δ型、
同時サンプリング
大きさ・重さ
約42(H)
×193(W)
×95(D)mm・約500 g(電池含む・アンプ部分除く)
平均・その他演算
平均、
指数平均、
MAX
サンプリング周波数
51.2 kHz、25.6 kHz、12.8 kHz、5.12 kHz、
2.56 kHz、
防水
IPX4相当(本体と同じ)
平均回数
1∼1 024
表示部 入出力部
1.28 kHz、
512 Hz、256 Hz
4チャンネル/2チャンネル
(SA-A1B4/B2別途必要)
平均・その他演算
平均回数
再分析処理全般
演算概要
ZigBee(IEEE802.15.4、
2.4 GHz)
約50 m※
SA-A1WRで収録したWAVEファイルをFFT分析
コヒーレンス、
パーシャルオーバーオール値
※使用状況により異なります
10.1 inch TFT color LCD 1 280 x 800 pixels 透過型
タッチパネル
FF Multi-touch 投影型静電容量式
USB
USB A x 1、mini B x 1
1/3オクターブバンド実時間分析プログラム SX-A1RT
無線センサアンプ SA-A1WL1
回転パルス入力
モニタ出力端子
あり φ3.5 ステレオミニジャック
SDカードスロット
あり
(SDHC対応、
最大32 GB)
入力
チャンネル数
1、
BNCコネクタ
プラットフォームへの信号転送
入力電圧範囲
0∼12 V
A/D変換
10 bit 逐次比較型
その他
外部トリガ
サンプリング周波数
適合規格
無線
無線転送距離
約10 Hz
バンドフィルタ中心周波数・バンド数およびチャンネル数
オクターブバンド
0.
5∼16 000 Hz 17バンド 4チャンネル ZigBee(IEEE802.15.4、2.4 GHz)
1/3オクターブバンド
0.
4∼20 000 Hz 49バンド 3チャンネル 約50 m※
メモリ
内部メモリ 2 GB
トリガスレッショルド
TTL
電源
充電式リチウムイオンバッテリ、AC アダプタ
トリガその他
オープンコレクタ対応、内部プルアップ 3.3 V
大きさ・重さ
約21(H)
×54(W)
×84(D)mm・約100 g
(電池含む)
電源
充電式リチウムイオンバッテリ(電池寿命 約4時間 使用条件による)、ACアダプタ
大きさ・重さ
30(H)×275
(W)×188
(D)
mm・
使用温湿度範囲
−10 ℃∼50 ℃
(ACアダプタ使用時)、
90%RH以下(結露のないこと)
付属品
充電式リチウムイオンバッテリBP-30 x 1、ACアダプタNE-20P x 1
IEC 61260 : 2014 Class1、ANSI S1.11-2004 Class1
WLAN
(IEEE802.11a/b/g/n,2.4/5 GHz)、
5V
トリガ最大入力電圧
JIS C1513 : 2002 クラス1、JIS C1514 : 2002 クラス1、
1チャンネル
(マイクロドットコネクタ)
瞬時値データ
(100 ms毎)
演算値データ
50、90、
95、33.3)
を最大5個
ストア
FFT分析プログラム SX-A1FT
F
(速い)、
630 ms、S(遅い)、
10s
周波数重み付け特性
A、
C、
Z
トリガ
演算概要
無線ドック
SA-A1WD
お問い合わせください
無線センサアンプ
SA-A1WL1
〃 外部バッテリ
LAMINA
〃 充電式リチウムイオンバッテリ
(交換用)
BP-30
SDカード 32 GB
MC-32SD3
100,000円
SDカード 2 GB
MC-20SD2
30,000円
〃 お問い合わせください
オート、
マニュアル
時間重み付け特性
リアルタイム分析処理全般
オプション
時間平均レベルLeq、暴露レベルLE、時間重み付きレベルの最大値Lmax、
時間重み付きレベルの最小値Lmin、時間率レベルLN(05、10、
※使用状況により異なります
SA-A1:1 200 g
(バッテリ280 g含む、SA-A1B4装着時)
時間重み付きレベルLp、時間平均レベルLeq、
時間重み付きレベルの最大値Lmax
トリガモード
フリー/シングル/リピート
トリガ対象
APレベル、
バンドレベル、外部、
タイム
FFT分析(リアルタイムではフレーム間不連続)
チャンネル数
4チャンネル
サンプリング周波数
51.2 kHz、25.6 kHz、
12.8 kHz、5.12 kHz、
2.56 kHz、
波形収録プログラム SX-A1WR(SA-A1本体に搭載)
1.28 kHz、
512 Hz、256 Hz
フリー、
シングル、
リピート
収録チャンネル数
トリガソース
波形、
外部、回転数
サンプリング周波数 51.2 kHz、25.6 kHz、12.8 kHz、2.56 kHz、1.28 kHz、256 Hz
トリガポジション
(Nは分析点数)
±ー
2 以内
量子化ビット数
16 bit/24 bit
1フレームの時間波形、
パワースペクトル、
クロススペクトル、
トリガ
トリガモード
フリー、
シングル、
リピート
トリガ対象
波形、
タイム、外部
トリガ トリガモード
演算関数
N
4チャンネル+回転パルスまたはDC
(1 s毎)
音声メモ用マイク
BSHSM03BK
モニタ再生用イヤホン
ATH-C320-BK
〃 肩掛けバンド
VA-12015
〃 窓関数
レクタンギュラ、
ハニング、
フラットトップ、
指数、
フォース
音声メモマーカー機能
あり
液晶保護シート
ー
〃 分析周波数
20 kHz、
10 kHz、5 kHz、2 kHz、1 kHz、500 Hz、
200 Hz、100 Hz
モニタアウト
(再生)
収録データを再生して試聴可(51.2 kHz、25.6 kHz、
12.
8 kHzのみ)
CCLD 4 mA 改造(ファクトリオプション) ー
〃 分析点数
256、
512、1 024、
2 048、
4 096、8 192、
16 384
収録データ WAVE形式
この製品は当社基準の有害化学物質を含有していないグリーンな製品です。
伝達関数、
コヒーレンス