接続供給サービスの新規ご契約について(概要資料)(PDF

接続供給サービスの新規ご契約について
契約の概要
1.ご契約にあたって
当社は特定規模電気事業者等を契約者とし,託送供給
約款にもとづき,接続供給契約を締結いたします。
契約者と当社であらかじめ定めた発電場所および需要
場所をまとめて一つの契約単位とします。
ご契約にあたっては,託送供給約款による契約の要件
を満たしていただきます。
需要者
発電者
承諾書
承諾書
契約者
接続供給のお申込
※契約の要件としましては,受電電圧および供給電圧
がそれぞれ高圧または特別高圧であること、需要者の
需要の変動に応じた電気の供給(同時同量)が可能
であること、等があります。
契約締結
東京電力
2.お申込から契約開始までの流れ
お申込から供給開始までに,当社との間
で各種のお手続きが必要となります。お
申込のお手続きはネットワークサービス
センターでお取り扱い致します。
①需要側のお申込について
②発電側のお申込について
③託送に関するシステム構築について
※フローにつきましては別紙をご参照ください。
需要側の申込手続き
事
前
検
討
接
続
供
給
申
込
計量器・
通信装置
等取付工事
2~6
週間
程度
(※発電側の申込の詳細は当社ホームページをご覧ください。)
契
約
書
締
結
接
続
供
給
開
始
※新たに事業を開始される場合、当社の新規新電力
さま用システム構築のため、接続供給開始日の
「3ヶ月前」までに、受電側または発電側の「本
申込」が必要となります。
①事前検討(任意):
契約者が希望される場合に,接続供給を開始するにあ
たり,計量器等工事の要否および必要な場合の当該工
事の種別(計量器の取替・自動検針端末の設置等)に
ついての検討をいたします。
※ただし,事前検討における予定工期は、実際の工期を
確約するものではありません。
②接続供給申込:
計量器の取替や通信装置の新規取付が必要な場合は
6週間程度,不要な場合は2週間程度の期間が必要と
なります。
※申込書等の様式につきましては、手続きを開始する際
にお渡しいたします。
3.接続供給契約書等の締結
事業開始時にあたり以下の契約書等を締結させていただきます。
①接続供給契約書 ・・・接続供給契約の基本契約となります。
②覚書(託送供給約款以外の供給条件)・・・託送供給約款以外の供給条件を承認いただきます。
③覚書(計量器交換について) ・・・計量器交換時の協定方法について取り決めます。
④連絡体制確認書 ・・・契約者と当社の連絡体制を確認します。
この他、日本卸電力取引所を利用される場合には、以下の2つの契約書を締結させていただきます。
⑤ スポット取引に関する契約書
⑥ スポット補給に関する契約書
4.接続供給契約に伴うサービス
接続送電サービス料金
ぞ
供給地点毎に「標準接続送電サービス料金」または「時間帯別接続送電サービス料金」のいずれかを
選択していただきます。
<標準接続送電サービス料金>
基本料金 :A円/kW × 接続送電サービス契約電力(kW)×((185-力率)/100)
電力量料金:B円/kWh ×お届けした電力量(kWh)
A:特別高圧 361.80 高圧 550.80
B:特別高圧 1.25
高圧
2.32
<時間帯別接続送電サービス料金>
基本料金:A円/kW × 接続送電サービス契約電力(kW)×((185-力率)/100)
電力量料金【昼間】:B1円/kWh ×お届けした電力量(kWh)
【夜間】:B2円/kWh ×お届けした電力量(kWh)
A :特別高圧 361.80 高圧
B1:特別高圧 1.35 高圧
B2:特別高圧 1.12 高圧
550.80
2.56
2.02
※ 昼間:毎日午前8時~午後10時まで
夜間:「昼間」時間以外の時間。日曜・祝日および1月2日・3日,4月30日,5月1日・2日,12月30日,12月31日は全日「夜間」扱い。
負荷変動対応電力料金
電気のお届け先の需要変動に応じた発電をしていただいたうえで,さらに発生した不足電力のバック
アップを行います。
<変動範囲内電力料金>(原則接続送電サービス契約電力の3%までの電力量)
15.44円/kWh ×変動範囲内の電力量(kWh)
<変動範囲超過電力料金>(原則接続送電サービス契約電力の3%を超過する電力量)
昼間 夏 季:53.21円/kWh ×変動範囲超過電力量(kWh)
その他季:47.03円/kWh ×変動範囲超過電力量(kWh)
夜 間:28.84円/kWh ×変動範囲超過電力量(kWh)
※ 昼間:毎日午前8時~午後10時まで
夜間:「昼間」時間以外の時間。日曜・祝日および1月2日・3日,4月30日,5月1日・2日,12月30日,12月31日は全日「夜間」扱い。
※ 燃料費調整額制度が適用されます。
余剰電力購入料金
電気のお届け先の需要変動等により発生する送電超過分電力について,当社への供給を希望される
場合は,一定量までの当社にて購入いたします。(詳細は託送余剰電力購入要綱によります。)
<変動許容電力量(※)>
10.78円/kWh ×変動許容範囲内の電力量(kWh)
<変動許容電力量を超過する電力量>
当社が無償で受電するものとします。
※ 接続供給:変動範囲内基準電力量,振替供給:振替送電サービス契約電力の3%相当を2で除した値
※ 燃料費調整額制度が適用されます。
同時同量支援サービス
各供給地点に設置した計量器の通信端末装置から,自動検針にて30分電力データを取得し,イン
ターネット回線を通じてお知らせします。
情報提供のタイミング:30分毎に24時間365日実施。原則翌30分後までに公開します。
※ すべての供給地点について、データ提供を保証するものではありません。供給地点における自動検針装置の携帯端末の電波状況や
光通信の施設状況により、データ提供ができない場合があります。
※ 新電力さま向けのパルス提供も実施しています。
© 2015 東京電力株式会社
(別紙)
接続供給契約までの流れ
発電側 需要側
新電力さま
新電力さま
事
前
準
備
システム構築(新規ご契約時のみ)
※詳細は以下URLのフローをご覧下さい。
http://www.tepco.co.jp/corporateinfo/provide/engineering/wsc/flow-j.html
東京電力
東京電力
事前検討申込(任意)
受付
新電力さま
事
前
準
備
2週間程度
東京電力
事前相談申込(任意)
受付・協議
受領
回答
接続検討申込
受付・協議
新電力さま
東京電力
事
前
準
備
3ヶ月程度 必要により接続検討調査
料請求・入金後、検討開始
本
申
込
受領
回答
受領
回答
接続供給申込
受付
接続供給申込 ※
受付・協議
計量器の取替や通信装置の新規取付が必要
な場合は6週間程度,不要な場合は2週間程
度の準備期間が必要となります。
詳細は弊社HPの”需要者が接続供給サービス
をご利用いただけるまでの標準的な準備期間”
をご参照ください。
受領
回答
※ 再エネ買取制度対象発電設備では,接続検討と
同時もしくはそれ以降の任意のタイミングでお申込み
することができます。
この場合、別途「系統連系に係る意思表明書」の提出
が必要となります。
本
申
込
(必要に応じて)工事費負担金契約の締結・工事実施
契
約
締
結
接続供給契約の締結
接続供給の開始
電子証明書購入
受付
システム登録
※JX手順の場合
受領
対向試験
供給承諾
(必要に応じて)工事費負担金契約の締結・工事実施
契
約
締
結
システム利用申請
接続供給契約の締結
接続供給の開始
受付
計
画
提
出
(年間/翌月計画)
・発電計画
・需給計画
・連系線利用計画
計
画
提
出
(翌週/翌々週)
・発電計画
・需給計画
・連系線利用計画
受付
計
画
提
出
(翌日計画)
・発電計画
・需給計画
・連系線利用計画
受付
受付
各計画の提出期限は,
託送供給約款をご参照下さい
接続供給の開始
※新たに事業を開始される場合、当社の新規新電力さま用システム構築のため、接続供給開始日の「3ヶ月前」までに、受電側または発電側の「本申込」が必要となります。
© 2015 東京電力株式会社