ストリングトレーサIV特性測定時のお願い

各
位
平成 26 年 5 月 19 日
株式会社 戸上電機製作所
ストリングトレーサ(形式:SPST-A、SPST-A1、SPST-A2)
I-V 特性測定時のお願い
拝啓
時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素は格別のお引き立て賜り、厚く御礼
申しあげます。
さて、お買い上げ頂きました表記装置におきまして、プローブを用いて I-V 特性測定を行う際、
注意事項がございますので、ご報告いたします。
ご確認いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
1,概要
本装置で I-V 特性測定を行う際、付属のプローブを用いて測定を行うことが可能ですが、針状プローブで
複数ストリングの同時測定や、改造されたワニ口プローブでの測定などを行うと、ブレーカ端子部分が接触不
良の状態で測定が行われ、アークが発生する場合があります。
そのアークの影響により、測定波形に乱れが発生します。
また、上記状態で測定を続けることにより、内部電子部品が破損し、測定ができなくなるおそれが
ありますのでご注意ください。
【ワニ口プローブの改造】
【針状プローブ 4 本以上による同時測定】
※同時測定の際は、ワニ口プローブまたは、マグネットプローブをご使用下さい。
2,対象製品
名称
形式
:ストリングトレーサ
:SPST-A
:SPST-A1
:SPST-A2
3,対策
移動測定モードにて I-V 特性測定を行う場合は、プローブの接触不良とならないよう、測定時は
プローブとブレーカ端子を確実に接触させて測定を行ってください。
同時測定モードにて I-V 特性測定を行う場合は、針状プローブを使用せず、同梱しているワニ口
プローブをご使用いただくか、オプション品のマグネットプローブを用いて測定を行ってください。
プローブの改造等は行わないようお願いいたします。
以上