従来のゴム弾性体やペトラタム系とはまったく異なる 2液混合型変性

従来のゴム弾性体やペトラタム系とはまったく異なる
2液混合型変性ウレタン系の可塑性材料で、
金属面とはもちろん、土、砂、アスモル、コンクリートなどとも高い密着性を発揮します。
広い温度範囲で使用でき、アニュラー板先端部の防水に最適なシール材です。
■雨水侵入防止の例
①広い温度範囲に適用できます。
軟化点が高く、アスファルトタンクのような高温タンクに
も使用できます(およそ100℃まで)。
②防食性、耐候性が抜群です。
CEコートN+SH80は、塩水噴露テスト、ウェザロテストを
始めとする厳しい実用テストで性能を実証しています。
③タンク底板の伸縮によく追従します。
可塑性が大きく、タンク底板などの伸縮にも良く追従し、
砂、アスモルなどの犬走りとも良くなじみます。
④施工が簡単です。
常温施工が可能で、作業に熟練を要しません。
■施工写真1(CEコート)
■諸元
銘柄名
項目特性
CEコートN+SH80
外観
黒色粘性状
密度(15℃)g/cm3
1.3@25℃
粘度cP
25,000@25℃
伸び(kgf/cm2)
630
低温脆化点
-43℃以下
塩水噴霧テスト(膜厚100μ)
480hr以上*
ウェザロテスト(膜厚100μ)
1,000hr合格*
※CEコートN+SH80+トップコート
■施工写真2(SH-80)
●施工要領概要(防水材CEコートN+補強材SH80+上塗り仕上げ)
★一般的な注意事項
* 塗布面は十分乾燥させてから施工します。雨中、雨上がり直後(降雨後
3日以内)の施工は、施工面が十分に乾燥していない可能性があり、そ
の場合、残留している水分がタンクに浸入したり、防水材に膨れが生じ
たりする事があります。乾燥不十分の場合、熱風を当てるなどして、十
分に乾燥させて下さい。
*
*
CEコートは危険物(第4石油類)のため、火気に注意して下さい。
コンクリートの水分は8%以下として下さい。
★下地の処理
鉄部はワイヤーブラシなどでケレンを行い、劣化した塗膜やフレーク
状の錆、錆コブを除去します。
マウンド部の草や木片等は取り除き、あらかじめ凸凹がないようにつ
き固めてから施工して下さい。
★塗布の方法
(1)プライマー油性さび止め塗料
下地への密着をよくするため金属面に塗布します。
塗布方法:ハケ塗り
塗布量:50~100g/㎥
プライマーは塗布後約30分程度で乾燥します。
(2)防水材:CEコートN(A/W)
(3)補強の方法
補強材(コスモシートSH-80)
1) コスモシートSH-80を250mm以上の適当な幅に切断します(タン
ク直径によるアニュラー板の直線に追隋できる幅)。 切断片の
長手方向の長さは 333mm にします(標準として、1/3カット
[33.3cm]です)。
2) 下塗りのCEコートNの上に、切断したSH-80を貼り付けます。コス
モシート相互の重ね代は20mm以上とし、CEコートNで糊付けしま
す。
①防水材の混合
1) 主剤(A)と硬化剤(W)を重量比で20:100の割合で混合します。
2) 専用ミキサーで十分混合します(3分以上)。
(4)上塗り仕上げ(トップコート)
3) 揺変性付与剤(エードプラス)(標準:1kgに対し、防水材12kg)を混合
上塗り材:サラルーフ(U)プライマー+フレームバリアー
し、施工しやすい粘度に調整します。
1) 下地
4) 3)で混合したものを別の丸型容器にうつし、混合不良防止のため、
防水材硬化後(翌日)、サラルーフ(U)プライマーを塗布します。
更に3分以上混合します。
塗布量は 0.1kg/m2 です。
②防水材の塗布
2) 1層目
1) 18L缶からコテ、ヘラ等で混合防水材をすくい出し、又は、ペール缶
下地硬化後(翌日)、サラルーフフレームバリアーを塗布します。
を傾けて間隔をおき、置いていきます。
塗布量は 0.8kg/m2 です。
2) 金ゴテを用い塗り継ぎムラのないよう塗布します。塗布部分によっ
3) 2層目
ては、ゴムヘラ、刷毛を使用します。なお、表面仕上げは刷毛にて行
1層目硬化後(翌日)、サラルーフフレームバリアーを仕上げ塗り
います。
します。塗布量は 0.8kg/m2 です。
3) 塗布量は厚み5mmを標準にて塗布します。
※2回目塗装は乾燥後(約2時間以上)行ないます。
4) 防水材は 混合後2時間以内に使用ください。防水材の塗布可能時
充分な性能を発揮するまで約2日間です。
間は25℃で約2時間です。
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