II　紫峰会援助金部門 3. 貸付金 [1] 貸付金の種類 P.106 [2] 貸付金の手続き（団体･課外） P.107 [3] 紫峰会 [ 筑波大学学生後援会 ] 貸付金規程 P.108 Ⅱ I 会計実務部門紫峰会援助金部門 3. 貸付金紫峰会と三系課外活動団体 3. 貸付金 [1] １. [1] 貸付金の種類紫峰会とは [2] 三系課外活動団体 [3] 紫峰会と三系の関係（1）貸付金制度の概要と沿革昭和 57 年、ある学生の授業料盗難事件を契機として、学生部学生課（当時）の要請により主に大学 [4] の「学生生活救急資金」を補うことを目的として、貸付金制度が発足した。当初は、大学からの要請の財務会議の審議ポリシーあった学生に対してのみ貸付を行うだけだったが、現在は、個々の学生からの申請を紫峰会事務所にて [5] 受け付けている。申請があった場合には、まず紫峰会の担当職員が面接を行い詳しい状況などを伺って紫峰会と各団体いる。この面接は「家計相談」とも言えるもので、この相談により貸付を受けなくても自力で状況の打の会計業務との関係紫峰会援助金２. 開が図れるとの結論に至る場合も少なくない。また、貸付を受ける必要があるとなった場合には、返還計画を提出してもらいその内容がきちんとしていることを担当職員が確認した後に、手続きを進めるこ [1] 援助金のとになっている。枠組み現在、貸付金には 3 種類あるが、課外活動団体には、「所属する系が連帯保証人となってもらう」こ [2] とで「課外貸付金」と「団体貸付金」の 2 つを利用する特権がある。（「紫峰会 [ 筑波大学学生後援会 ] 課外活動団貸付金規程」参照→ P.108）体援助金 [3] 特別援助金（2）緊急貸付金生活資金や勉学のための資金が不足した際に必要な資金の貸付を行っている。無利子、1 年以内に返 [4] 還、25 万円までとなっており、この場合には連帯保証人が必要となる。特別援助金の申請スケジュール [5] （3）課外貸付金課外教育行課外活動を行う学生（個人）に対して、必要な資金の貸付を行っている。無利子、1 年以内に返還、事援助金 20 万円までとなっている。団体活動を始めるにあたって、最初に用具などを購入しなければならない [6] 団体や、季節的に非常に多くの費用を必要とする場合などの利用が目立つ。記念品特別支給 [7] （4）団体貸付金組織助成金課外活動団体（会計）に対して、必要な場合に資金を貸付けている。無利子、4 年以内に返還、60 万円までを限度として過去 4 年間の当該団体の一般援助金及び遠征援助金の支給合計額を超えない範囲 [8] となっている。高額の器具や機械・ユニフォームなどを購入して、複数年に渡って使用するような場合、紫峰会援助金規程貸付金 3. また大きなイベントを行う場合などに利用出来る。詳しくは「紫峰会 [ 筑波大学学生後援会 ] 貸付金規程→ P.108」を参照されたい。 [1] 貸付金の種類申請窓口金額利子返済期間連帯保証人 [2] 貸付金の手続き [3] 紫峰会紹介教官貸付金規程その他緊急貸付金紫峰会事務所２５万円無利子１年父母等クラス担任教員指導教員等課外貸付金各系財務局２０万円無利子１年各系執行部団体貸付金各系財務局６０万円無利子４年各系執行部顧問教員顧問教員図 II-14: 貸付金一覧 106 紫峰会援助金部門会計実務部門 3. 貸付金 Ⅱ I [2] 貸付金の手続き（団体･課外） [1] 紫峰会とは [2] 三系課外活動団体 [3] （1）申請書の受け取りと面接紫峰会と三系の関係貸付金を利用したい場合には、まず電話で連絡の上、紫峰会事務所に来ること。紫峰会事務所にて、紫峰会職員が資金が必要な状況や返済計画などの面接を行い、手続き方法について詳しく説明した上で、貸付金申請書・借用証書が渡される。 [4] １. 紫峰会と三系課外活動団体 3. 貸付金財務会議の審議ポリシー [5] 紫峰会と各団体の会計業務との（2）申請書類の作成関係 [1] 援助金のもらう。また、1 年間の資金繰り計画を立てた上で、借用証書に返済計画を記載する。枠組み [2] 課外活動団（3）提出体援助金各系の執務室・執行委員会室にて財務局長に申請書類を提出すること。提出後各系執行部にて審議が２. 紫峰会援助金申請書類に必要事項を記載した上で、貸付金申請書に顧問教員・団体の会計責任者の印鑑を捺印して [3] 特別援助金行われ、審査を通過すると貸付金申請書に財務局長の推薦印、借用証書に委員長の連帯保証印が捺印される。その後、財務局長により紫峰会事務所に書類が提出され、紫峰会より顧問教員に電話確認が行わ [4] れ、申請書類一式の写しが顧問教員に送付される。特別援助金の申請スケジュール [5] （4）支給課外教育行事援助金確認がなされると、紫峰会顧問の確認を経た上で貸付金が支給される。原則として紫峰会事務所窓口 [6] にて現金で支給される。支給の際には必ず印鑑を持参すること。尚、紫峰会事務所に書類が提出されて記念品特別支給から約一週間で現金支給となる。 [7] 組織助成金（5）返済 [8] 返済は、以下の点に注意しながら計画的に行うこと。紫峰会援助金規程 ①紫峰会事務所窓口に、借用証書を持って直接現金にて持参すること。（* 営業時間 : 平日　10:00~19:00、土　10:00~18:00、日・祝・年末年始・盆は休み）　貸付金の員に連絡をとってもらうことになっている。種類 ③住所、所属、保証人などの変更があった場合には、速やかに届け出ること。 [2] 貸付金の手続き [3] 紫峰会貸付金規程 107 ３. 貸付金 [1] ②返済ごとに連帯保証人と紹介教員に報告する。貸し付けた本人から連絡がない場合には、紹介教 Ⅱ I 会計実務部門紫峰会援助金部門 3. 貸付金紫峰会と三系課外活動団体 3. 貸付金 [1] １. [3] 紫峰会 [ 筑波大学学生後援会 ] 貸付金規程紫峰会とは [2] 三系課外活動団体 [3] 本会は、会則第 4 条 (1) および (2) に基づく事業のうち、金銭の貸付について次の通り定める。紫峰会と三系の関係［金銭の貸付］第 1 条　本会は、筑波大学 ( 併設医療技術短期大学部を含む。以下同じ ) に在籍する学生または課外活動団体に対し、生活の救援もしくは課外活動の助成のため、金銭を貸し付けることができる。 [4] 財務会議の審議ポリシー［貸付金の種類］第 2 条　前条の貸付金は、次のように分類する。 (1) 緊急貸付金　(2) 課外貸付金　(3) 団体貸付金 [5] 紫峰会と各団体の会計業務との関係紫峰会援助金２. ［緊急貸付金］第 3 条　緊急貸付金は、学生が事故災害等により、生活資金の不足を生じた場合、これを一時的にしのぐために、その学生に対して貸し付ける。 [1] 援助金の枠組み［課外貸付金］第 4 条　課外貸付金は、学生がその所属する課外活動団体の活動のため、臨時に多額の費用を要する場合、その費用の一部に充てるために、その学生に対して貸し付ける。 [2] 課外活動団体援助金［団体貸付金］第 5 条　団体貸付金は、課外活動団体がその活動のため、臨時に多額の費用を要する場合、その費用の一部に充てるために、その団体に対して貸し付ける。 [3] 特別援助金 [4] ［貸付金の申請］第 6 条　貸付金を申請するものは、所定の用紙に必要事項を記入の上、紫峰会事務所に申し出るものとする。なお、団体貸付金にあっては、借受人を当該団体の代表者と読み替える。特別援助金の申請スケジュール [5] ［貸付の限度額・期間］第 7 条　緊急貸付金は 25 万円、課外貸付金は 20 万円を限度として貸し付け、貸付の期間を 1 年以内とする。また、団体貸付金は、60 万円を限度として過去 4 年間の当該団体の一般援助金および遠征援助金の支給合計額を越えない範囲で貸し付け、貸付の期間を 4 年以内とする。課外教育行事援助金 [6] 記念品特別支給［貸付金の利子］第 8 条　貸付金は、無利子とする。 [7] 組織助成金［紹介教員］第 9 条　貸付金の申請及び貸し付けに際しては、教員 1 人 ( 緊急貸付金にあってはクラス担任教員等、課外貸付金及び団体貸付金にあっては顧問教員等 ) を紹介教員とする。紹介教員は、当該貸付の返還状況に注意を払い、時に応じ借受人を指導するものとする。 [8] 紫峰会援助金規程貸付金 3. ［連帯保証人］第 10 条　緊急貸付金を貸し付ける場合は、本会正会員である当該学生の父母等 1 人を連帯保証人とする。また、課外貸付金及び団体貸付金を貸し付ける場合は、体育会、文化系サークル連合会、芸術系サークル連合会のいずれかのうち当該団体の所属する組織を連帯保証人とする。２　緊急貸付金において当該学生の父母等が本会正会員でない場合でも、その家計状況等に鑑み、返済が可能であると判断できる場合には、特別に連帯保証人として認めることがある。 [1] 貸付金の種類 [2] 貸付金の［貸付金の返還］第 11 条　貸付金は、借受人が申し出た返還計画に従って返還する。返還が、この返還計画より著しく遅延した場合は、連帯保証人が借受人に代わって残額を一括して返還する。なお、課外貸付金及び団体貸付金にあっては、課外活動団体援助金の当該系配分額より相当額を相殺することができる。手続き [3] 紫峰会貸付金規程付則 108 1．この規程は、平成元年 11 月 25 日から実施する。 2．この規程は、平成 7 年 7 月 23 日から実施する。 3．この規程は、平成 12 年 6 月 10 日から実施する。 4. この規程は、平成 24 年 6 月 10 日から実施する。