カタログを見る(PDF)

ドレンレス・スポット空調機
AQP14C
《定速タイプ》
●困ったときに最適
建物内の余剰空気を熱源とするドレンレス・スポット空調機です。
開仕切変更や個室の増設等による熱負荷の変化や、OA機器の発熱増に
対する冷房増強、
また、従来空調のなかった化粧室、自販機コーナー等に
使用できます。
●簡単施工
ドレン配管の必要がなく、天井を開口しユニットを吊り込み、
単相100Vの電源供給だけの簡単施工です。
●セーフティー
ドレンはユニットの排熱で蒸発させ天井裏に吹き、既存のRAダクトや
第3種換気ダクトに吸い込ませます。
ドレンが蒸発しきれない場合(室内吸込空気の相対湿度が高い場合、
フィ
ルタが目詰まりした場合)は、
ドレンセンサによりユニットは強制乾燥運
転(送風モード)状態に入ります。
以下の資料は、
《データ編》をご参照ください。
■能力線図
■運転音特性(周波数特性)
■電気回路図
〈F3仕様〉
122
システム例
OA機器・ぺリメーター負荷への対応の場合
レスQ
レスQ
化粧室・
トイレなどの空調の場合
レスQ
レスQ
レスQ
トイレ
空調機
化粧室
エアーフロー図
〈冷房運転時〉
〈暖房運転時〉
EX0
FAN
DP0
EX1
F
JE
MD
SW
DP1
EX0
FAN
ドレン水を蒸発させて
排気します。
DP0
EX1
EA
3
(4.5m /min)※
F
DP1
(天井裏)
JE
SW
MD
EA
(4.5m3/min)※
(天井裏)
(室内)
(室内)
RA(9m /min)※
RA(9m /min)※
3
SA :室内側給気
RA :室内側還気
EA :室外側排気
3
SA(4.5m3/min)※
F
:高性能フィルタ
EX0 :蒸発器
EX1 :凝縮器
DP0 :蒸発器側ドレンパン
DP1 :凝縮器側ドレンパン
JE :蒸発エレメント
SA(4.5m3/min)※
SW :ドレンセンサ
MD :連動給排気用モータダンパ
FAN :送風機(二連シロッコファン)
※強風設定時
設置場所選定条件
設置スペースに関する注意点
675
780(天井開口寸法)
X矢視図
500
500
500
105
1560(サービスエリア寸法)
X
●ユニット吹出温湿度の目安
モード
室内空気条件
乾球
(℃) 湿球
(℃)
冷房
27.0
19.0
暖房
20.0
13.8
断熱処理範囲
周波数
(室内空気湿度70%以下)
断熱処理範囲
(室内空気湿度80%以下)
室内給気温湿度
天井裏排気温湿度
乾球
(℃)湿球
(℃) 乾球
(℃) 湿球
(℃)
50Hz
16.1
15.2
44.0
25.0
60Hz
14.6
14.0
45.5
25.5
50Hz
35.0
21.0
11.5
10.8
60Hz
37.5
21.8
10.5
9.8
※上表は、
風量が標準-急タップにおける値を示します。
123
610以上
20以上
6
670(天井開口寸法)
暖房運転時
冷房運転時
天井裏排気方向 天井裏排気方向
520
450角点検口
(電装品点検用:客先手配)
1250(サービスエリア寸法)
85
60
220
1. 吊り下げ場所のコンクリートは、吊りボルト
( 1 本 当た
り2 0 0 k g の 引き抜き荷 重に耐えられる程度)
が設
置できる強固な構造であること。
2. 可燃性のガスやアルカリ系のガスの発生、流入、滞
留、漏れのある部室、浮遊粉塵の多く発生する部室、
厨房など油の飛沫や蒸気の多く発生する部室などに
設置しますと火災や露たれ、
不動作などをおこす可能性
がありますので絶対設置しないでください。
3. 建築工事、電気工事、衛生工事などの吊りボルト、配
線、配管、ダクトなどがユニットを吊る位置(サービス
エリア内)
を貫通しないようにしてください。
4. ユニットは必ず水平に設置してください。傾 斜した
天井面へ設置することは絶対避けてください。
5. 後日のメンテナンスサービスに支障をきたすため、
ユニ
ット及び点検口の直下には間仕切壁、装飾天井、電算
機などを設置しないでください。
6. 吹出気流や吸込気流内に、梁などの障害物があると
ドラフトやショートサーキットをおこす可能性がありま
すので、
ご注意ください。
7. 天井裏排気口の前方500mm以内にはダクトなどの障
害物が無いようにしてください。特に天井裏RAチャン
バー仕様の冬期暖房運転において室内空気の相対湿度
が6 0 %をこえる場 合には、天 井 裏 排 気 口 の 前 方
500mm以上離れたサービスエリア外の障害物でも結
露する可能性があるため、
左図に示す範囲に断熱処理を
施してください。
外形寸法図 AQP14C
830
(インサート寸法)
780
(天井開口寸法)
730
(本体寸法)
25
コントロールパネル
移動可能 20 20
105
ナット2個
(客先)
EA
30
30
285
100
285
冷房時排気口
暖房時排気口
196
RA
124
SA
ナット
(M10×8)
(客先手配)
642
670
(天井開口寸法)
700
(化粧枠寸法)
752
90
A部
6
15
64
A部詳細図
295
吊り金具B
(付属品)
(防振ゴム付)
移動可能 20 20
500
(本体寸法)
移動可能 20 20
アンカーボルト
(M10×4)
(客先手配)
220
移動可能 20 20
押釦開閉器
(過電流保護付)
66
スイッチプレート
吊り金具A
(本体取付出荷)
670
(天井開口寸法)
620
(本体寸法)
25
60
500
(インサート寸法)
60
90
190
115
35
25
25
220
85
注 記
1. 本体から天井裏へ直接排熱するため、天井裏が主空調システムのRAチャンバーであるか、
別途排気システムをご配慮ください。
オプションパネル取付位置
2. 室内吸込風量の半分を天井裏へ排気するため室内が負圧にならないように主空調システム
側でご配慮ください。
3. 点検口及び、本体排気口の周囲500mm以内にダクト等の障害物がないように注意してくだ
さい。
4. 電気配線工事及び吊り金具Bの取付け、本体吊り込み、化粧板取付け、オプションパネルの
450角点検口
取付けは、客先工事となります。
(客先手配)
5. アンカーボルト(M10×4本)、ナット(M10×8個)、450角点検口は、客先にてご用意ください。
6. 本体吊り込み後、
本体高低差が最大10mm以内に収まるように微調整してください。
7. 単独運転を避けるため、電源側で中央側主空調機(パッケージ等)のインターロックを必ず取っ
てください。
780
(天井開口寸法)
810
(化粧枠寸法)
通信システム例(LON)
《デジタルスイッチ》
LONサブネット
単相100V
押釦開閉器
レスQ
ユニット
端子台接続
《液晶パネル》
1:遠方運転/異常表示用接点開閉容
量はDC24V1A(COSφ1)
です。
2:LONシステムの他にも通信BOX、
TACSシステムでの制御も可能です。
詳しくは別途ご相談ください。
3:デジタルスイッチと液 晶パネ ルの
併用はできません。
スイッチプレート
次号機LON BOX
LON BOX
デジタルSW 又は 液晶パネル
124
仕 様 AQP14C
性
項
目
単位
AQP14C
冷
房
能
力
kW
1.25 / 1.45
暖
房
能
力
kW
1.73 / 1.95
能
※1
冷
房
2.66 / 2.46
C O P 暖
房
3.68 / 3.42
冷 暖 平 均
電
3.17 / 2.94
源
単相100V 50/60Hz
始
動
電
流
消 費 電 力
電 気 特 性
房 運 転 電 流
冷
力
※1
率 ※2
消 費 電 力
房 運 転 電 流
暖
力
コンプレッサ
率 ※2
型
A
22 / 20
kW
0.47 / 0.59
A
5.2 / 6.0
%
90 / 98
kW
0.47 / 0.57
A
5.2 / 5.8
%
式
定 格 出 力 × 台 数
kW
ファン 型 式×個 数
量 m3/min
媒
蒸
電
室
室
・
封
発
保
入
機
護
装
源
接
続
冷
外
プレートフィン型
量
R407C・0.47
構
自然蒸発式蒸発エレメント
置
オーバーロードリレー、高圧スイッチ、
ドレンセンサ、
ヒューズ
部
房
高
外 形 寸 法 幅
奥
本
品
体
質
付
属
0.05
プレートフィン型
房
暖
kW
内
運転音特性
製
室 内 給 気 量: 5.25(急)、4.5(強)、3.5(弱)
天井裏排気量: 5.25(急)、4.5(強)、3.5(弱)
ファン モ ー タ 定 格 出 力
冷
0.3×1
シロッコファン×2
室内吸込風量: 10.5(急)、9.0(強)、7.0(弱)
室
内
風
送 風 装 置
熱 交 換 器
90 / 98
全密閉ロータリー型
押釦開閉器(過電流保護付 10A)
dB(A)
43
NC
39
dB(A)
43
NC
38.5
さ
mm
500
mm
730
行
mm
620
量
kg
品
工 事 用 付 属 品( 別 送 品 )
63
蒸発エレメント、
フィルタ
(比色法65%)、吊り金具
吹出吸込口
注 記
1.冷房能力及び電気特性は、室内側吸込空気乾球27℃、湿球19℃、室内側風量急運転時かつ標準モードの値です。
(※1)
暖房能力及び電気特性は、室内側吸込空気乾球20℃、湿球13.8℃、室内側風量急運転時かつ標準モードの値です。
(※1)
2.力率の値は総合力率です。
(※2)
3.冷暖房連続運転範囲は、吸込空気RH65%(50/60Hz)以下です。範囲を越え高湿度条件で使用した場合、運転約1時間後には保護装置が作動し、
弱タップ送風(乾燥)状態となります。保護装置作動時の吸込空気RH80%の場合は3時間以上の送風状態となるため、ピークでRH75%を超えない
ようにご注意ください。
4.製品質量には、工事用付属品(別送品)は含まれていません。
5.運転音特性は、ユニット前1.0mの無響室データです。運転条件は、弊社標準条件、定格急風運転時です。
6.本仕様書は、標準仕様での内容を記載しています。
7.仕様は改良により変更することがあります。
125