あんしんファイル共有 powered by WatchDox サービス利用規約 本

あんしんファイル共有 powered by WatchDox サービス利用規約
本あんしんファイル共有 powered by WatchDox サービス利用規約(以下、
「本規約」という。
)は、株式会社 NTT
ドコモ(以下、
「ドコモ」という。)が提供する「ビジネスプラス」において、WatchDox, Inc.(所在地 299 S. California
Ave., #300, Palo Alto, CA 94306 以下、
「WatchDox 社」という。
)が権利を持つ WatchDox 製品により、エヌ・ティ・
ティ・ソフトウェア株式会社(以下、
「NTT ソフト」という。)が、お客様に対して提供するサービス条件を定めるも
のである。本規約は、本サービスおよび添付の技術文書(WatchDox 社が別途提供するものを含む)に適用される。
第1章
総則
第 1 条(目的)
1. お客様は、利用料金をドコモに支払うことにより、本規約に基づく WatchDox 製品によるサービス(以下「本サ
ービス」という)を受けられるものとする。お客様は本規約を遵守して本サービスを受けるものとする。
第 2 条(本規約の範囲)
1. 本規約の対象範囲は、WatchDox 製品による本サービスである。
第 3 条(本規約の変更)
1. NTT ソフトは、本規約を変更できるものとし、お客様はこれを承諾するものとする。
2. 本サービスに関する変更については、NTT ソフトからお客様への通知により行われるものとする。この場合、通
知手段はオンライン通知または NTT ソフトの選択する方法にて行うこととする。また、発信によりその通知の
効力が生ずるものとし、通知の到達の有無にかかわらず、変更後の本規約が適用されるものとする。
第2章
契約
第4条
用語の定義
「本サービス」とは、ドコモの「ビジネスプラス」にて提供される “あんしんファイル共有 powered by WatchDox”
をいう。なお、本サービスには本 サービスを使用するために必要となる“クライアントプラグイン”を含むもの
とする。
「ドキュメント」とは、(a) NTT ソフトがお客様に一般に提供するマニュアル(本サービスに添付するもの)
、(b)シ
ステム要件(以下に定義する)
、および(c)技術仕様(以下に定義する)をいう。
「発効日」とは、本サービスがお客様に最初に提供された日をいう。ただし、NTT ソフトは、お客様からの注文をド
コモを経由して受領、受諾するまでは、本サービスを提供する義務はない。
「加入」とは、本サービスを受領又は本サービスにアクセスし、加入期間中にサポート/メンテナンスを受けることが
できるお客様の権利をいう。
「加入期間」とは、お客様がサービスを申し込んだ加入対象期間をいう。加入期間は、発効日に開始し、お客様がド
コモが定める「ビジネスプラス利用規約」に従い契約を解除するまで継続する。
「クライアントプラグイン」とは、本サービスを通じてお客様およびユーザのファイルを送受信するために NTT ソ
フトが無償で一般に配布するクライアントもしくはデバイス上で使用するアプリケーションもしくはプラグインをい
う。
「クライアントプラグイン」には、
“WatchDox Windows Plug-in”
、
“WatchDox iPhone/iPad app”
、
“Android app”
、
が含まれる。また「クライアントプラグイン」には、クライアントプラグインのドキュメントのほか、本規約に基づ
いてお客様に提供される当該クライアントプラグインのアップデートが含まれる。
「顧客文書」とは、本サービスを通じてお客様およびユーザが共有し、又は送受信するファイルをいう。
「顧客データ」とは、種類を問わず、お客様およびユーザが本サービスへ投入またはアップロードした顧客文書やそ
の他の情報、もしくは入力のために NTT ソフトに提供された情報をいう。
「ユーザ」とは、顧客文書の送信者、受信者をいう。
(以下に定義する)
「送信者」とは、以下のいずれかに該当する各ユーザをいう。(a)お客様のために本サービスの設定機能にアクセスす
ることができるユーザ(当該の本サービスに対してユーザの使用権限を定義したり、ワークスペースを定義すること
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も含む)、および(b)(当該の本サービスを使用して)顧客文書を送信し、又は他のユーザと共有するための権限を与
えられた本サービスのユーザをいう。
「受信者」とは、顧客文書にアクセスし、閲覧を行う権限を送信者が与えた本サービスのユーザをいう。
「サポート/メンテナンス」とは、第 13 条に規定されている、サポートおよびメンテナンス期間中にドコモからお客
様に提供される本サービスに係る技術サポートおよびメンテナンスをいう。
「アップデート」とは、一般に商業的にリリースされている当該の本サービスに係るコード訂正、パッチ、更新、最
新リリース、修正又は拡張をいう。
「第三者ソフトウェア」とは、第 15 条 14 項に規定されているものをいう。
「システム要件」とは、別紙 A のシステム要件に記載されている条件をいう。システム要件には、
(a)本サービスの
インストールおよび使用のために必要なハードウェアおよびソフトウェア(上記の特定のバージョンを含む)
、および
(b) 本サービスと互換性を有するデバイス、アプリケーション、オペレーティングシステム、ファイル タイプ/サイズ
が指定される。
「技術仕様」とは、別紙 B の技術仕様書に記載されている仕様をいう。
「ワークスペース」とは、顧客文書の共有フォルダを作成し、顧客文書をこのフォルダにアップロードする本サービ
スの一つの機能をいう。
「シンク」とは、複数の PC、モバイルデバイスを通じて顧客文書を自動的に同期する本サービスの一つの機能をい
う。
第5条
ライセンス
1. 本サービスの利用 本規約の条件に従い、加入期間のみを対象として、NTT ソフトは、お客様に対し、本サービ
スを、内部利用目的で使用することができる譲渡不能、サブライセンス不可、かつ非独占的な加入ライセンスを
提供する。ただし、
「ビジネスプラス」にて申し込んでいるユーザの最大数を超えることはできない。お客様が利
用するユーザ数は、本サービスサイトにおいてアカウントを登録するユーザすべてをいう。本サービスにて提供
する機能は、
「ワークスペース」および「シンク」のみとする。
2. プラグイン 特定のコンピュータおよびモバイルデバイスで顧客文書にアクセスするためには、ユーザはクライ
アントプラグインをダウンロードして、インストールする必要がある。特定のクライアントプラグインは、特定
のデバイス用に任意のアプリストアでダウンロードのみで提供されるものもある。本規約の条件に従い、NTT ソ
フトは、お客様に対し、加入期間を対象として、クライアントプラグインの最新版を限定的な、取り消し可能、
サブライセンス不可の権利を許諾する。インストール手順の一部として(又はクライアントプラグインの利用の
条件として)、各ユーザは、別途定めるクライアントプラグイン エンドユーザ ライセンス契約(以下、
「プラグ
イン契約」という)の条件に同意する。クライアントプラグインを利用するユーザに関して、本規約の条件とプ
ラグイン契約の条件とが矛盾したときは、本規約の条件が優先する。ユーザはプラグイン契約の条件に確実に従
うようにする責任がある。ユーザは、ウェブブラウザを介してお客様の環境で使用可能な指定 URL にアクセス
して顧客文書にアクセスして、これを使用することができる。
ライセンス制限 お客様(および第三者)は、以下の行為をしてはならない。(a)本サービスの逆コンパイル、分
解、その他のリバース エンジニアリング、又はソースコード、基本概念、アルゴリズム、ファイル形式、又は本
サービスのインターフェースのプログラミングをすること(準拠法がリバースエンジニアリングへの制限を禁止、
または制約している場合を除き、WatchDox 社に対する事前の書面による通知が必要となる)、(b) 頒布、販売、
サブライセンス、本サービスを使わせること、賃貸借、リースをすること、またはタイムシェアリング、ホステ
ィング、サービスプロバイダー、デモンストレーション、競合分析などの目的のために当該の本サービス (また
はその一部)を使用すること(c)本サービスに含まれている製品識別、財産権、著作権の表示、その他の警告の除去、
(d)本サービスの何らかの部分の修正、派生的創作物の作成、他のソフトウェア又は製品に本サービスを組み入れ
ること (e) 本サービスに関するソースを使用して性能情報又は分析(ベンチマークを含むがこれに限らない)を
公知にすること。
3. システム要件 お客様は、自己の費用で、必要なハードウェア又はソフトウェアを調達し、本サービスのインスト
ール、構成、利用が適用されるシステム要件を常に遵守しなければならない。NTT ソフトは、ソフトウェアの性
能に関連する問題、又はその他の悪影響、並びに(A)お客様がシステム要件に従い、本サービスを操作しなかった
こと、(B)本サービスに関連してお客様が使用する他のソフトウェア、サービス、技術(例えば、ウィルス対策や
監視ソフト)
、または適用するシステムの条件に準拠していない本サービスに起因する損失又は損害について一切
賠償しない。
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第 6 条 所有権 本規約は、本サービスの利用に関連する条件を定めるものであり、売買契約ではない。お客様は、
本サービスに関連する限定的な権利を取得するものであって、「購入」、
「販売」
、又はこれらに類する用語の使用にか
かわらず、いかなる所有権も本規約に基づいてお客様に移転しないことを認める。お客様は、NTT ソフト、WatchDox
社又はそのサプライヤが本サービス、ドキュメント、サービスの成果物、関連の技術文書、およびこれらの修正又は
派生物に対する権利、権原、権益(特許、著作権、商標、営業上の秘密、その他の知的財産権を含む)を保持するこ
とを認める。
第7条
支払
1. 支払はすべて、ドコモが定める「ビジネスプラス利用規約」に従い、ドコモに対して直接行う。お客様は、本サ
ービスの利用は、本サービスに係る支払をドコモに完済することが条件となることを認める。
2. 前項に定める支払が正当な理由なく遅延した場合、お客様はドコモが定める「ビジネスプラス利用規約」に従い、
遅延金を支払うものとする。
第 8 条 有効期間および解除 本規約は、発効日に発効し、加入期間中、本規約の条件に従い効力を有する。いずれ
の当事者も、相手方が以下に該当する場合、本規約を解除することができる。(a) 本規約に対する重大な違反に関す
る通知を受けてから 30 日以内に是正することを怠った場合(料金の支払を怠った場合も含む)。ただし、お客様は、
第 15 条 3 項(準拠法/紛争解決)の指定されている 15 日間の紛争解決期間が満了するまでは当該通知をすることは
ない)、(b) 承継人がいない状態で事業を停止したとき、又は(c) 破産、会社更生手続開始、信託証書、任意整理、債
務免除またはこれらに類する手続きに基づいて保護を申し立て、又は申し立てを受けたとき(その後 60 日以内に取
り下げられなかった場合に限る)。本規約の満了又は終了の場合、お客様はただちに本サービスの利用およびアクセ
スを停止するとともに、ドキュメント、および自己が保有するその他の機密情報を削除しなければならない。本規約
の解除がお客様の違反によるものではない場合は、お客様は、レポートのハードコピーおよび本サービスからお客様
が作成した顧客データのコピー(解除前にハードコピーで印刷されたもの)を社内で維持、利用することができる。
本規約に明示的に規定される場合を除き、本規約の解除は、唯一の救済ではなく、いずれかの当事者が本規約に基づ
く救済を行使した場合であっても、本規約、法律等に基づくその他の権利の行使は妨げられない。第 4 条(定義)、
第 6 条(所有権)、第 7 条(支払)、第 8 条(有効期間および解除)、第 9 条(保証の否認)、第 10 条(救済およ
び賠償責任)、第 11 条(機密情報)、第 12 条(プライバシー、追跡、レポーティング)、第 13 条 2 項(免責事項
のみ適用)、第 15 条(一般)の規定は、本規約満了又は終了後も存続する。
第 9 条 保証の否認 本サービスは「現状有姿」で提供されるものである。NTT ソフトは、お客様による本サービス
の利用が中断されないこと、エラーがないこと、および本サービスがシステム要件に指定されている互換性あるシス
テム又は本サービスに関連してお客様が使用するその他のソフトウェア、サービス、技術と一緒に正常に稼動するこ
とを保証しない。お客様は、すべてのセキュリティソリューションに固有の制限があることを認める。NTT ソフト又
はそのサプライヤは、明示又は黙示を問わず、また法定のものであるかどうかを問わず、その他の保証(市場性、権
原、特定目的への適合性、非侵害性の保証を含む)
、又は顧客文書その他の顧客データ、又は本サービス、サービスも
しくは顧客データに関する保証をしない。
第 10 条 救済および損害賠償の制限 NTT ソフトは、訴訟の形態、契約、不法行為(過失責任を含む)、厳格責任
であると問わず、利用喪失、逸失データ又は不正確なデータ、セキュリティ対策の不具合、事業の中断、遅延コスト、
間接損害、特別損害、付随的損害派生的損害(逸失利益を含む)について一切責任を負わない。当該損害の発生につ
いて事前に告知を受けていたとしても、同様に責任を負わない。本規約中の他の規定にかかわらず、お客様に対する
NTT ソフトおよびそのサプライヤの通常損害に対する責任は、本規約に基づいて過去 12 か月間に本サービスに関連
して NTT ソフトが実際に受領した金額に限定される。すべての当事者は、本第 10 条に規定されている制限は、本規
約に規定する限定救済がその主要な目的を達成することができなかった場合にも適用されることに同意する。
第 11 条 機密情報 機密情報の開示を受けた各当事者(「被開示者」
)は、開示当事者(
「開示者」
)から取得するコ
ード、発明、ノウハウ、事業、技術、財務に関連する情報が開示者の機密情報に該当することに同意する(
「機密情報」
)
。
ただし、開示時において機密であると指定されるか、又は開示された情報の性質および開示の状況に照らし、機密で
あると合理的に認識できるものに限る。WatchDox 社(又はその代理人)が提供する WatchDox 社の技術、本サービ
スに関連する性能情報は、何らの表示又は追加指定をすることなく、WatchDox 社の機密情報とみなす。本契約中に
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特に規定がない限り、被開示者は、機密情報の機密を保持するものとし、機密情報を利用又は開示してはならない。
被開示者の被開示義務は、以下に該当する情報には適用されない。ただし、当該事実を被開示者が証明する必要があ
る。(a) 機密情報の受領の前にすでに正当に保有し、又は知っていた情報、(b) 被開示者の責めに帰すべき事由によら
ずに公知となった情報、(c) 機密保持義務に違反することなく、被開示者が第三者から取得した情報、(d) 当該情報に
アクセスすることなく、被開示者の従業員が独自に開発した情報、又は(e) 法令もしくは裁判所の命令に基づいて開
示が要求された場合(ただし、当該法令又は命令の最低限の範囲内で、かつ開示者に対し書面による事前の通知をし
た場合に限る)
。被開示者は、機密情報の開示の結果、損害賠償のみでは十分な救済とならない重大な損害が発生し、
その被開示者の開示により、開示者は、法律上認められるその他の救済に加えて、適切な衡平法上の救済を求めるこ
とができることを認める。
第 12 条 プライバシー、追跡、レポーティング NTT ソフトが公開している個人情報保護の取り組みは、 NTT ソ
フトが収集し、又はお客様が NTT ソフトに提出する個人情報を NTT ソフトが利用する場合に適用される。お客様
は、本サービスの特定の機能によって、顧客文書に対して誰がアクセスし、もしくは他の特定の活動をしたのか(タ
イムスタンプの設定、IP アドレスおよび地理的場所の特定、顧客文書に関連して取られたユーザの活動の履歴を含む)
を追跡することができることを認める。お客様は、本サービスのこれらの機能の利用が許可されており、それ以外に
おいてもプライバシー関連の法令を遵守していることを保証し、かつ関連のユーザの同意を得ることに責任を負う。
加入期間中、お客様は、NTT ソフトが 1) 利用状況を確認するデータ、および 2) ユーザライセンス数や増加データ
を毎月調査することに同意する。相互に承認されたスクリプトやレポートには、集約されたデータだけが含まれてお
り、書面による合意がない限り、開示された顧客データは含まれていない。月次レポートにより、本サービスにアク
セスする個別のユーザの累積数が、お客様が提供されたライセンスユーザ数を、超えたときは、NTTソフトは、追
加ユーザが本サービスの利用を開始した日が属する月の翌月から、追加ユーザについてお客様に請求することができ
る。なお、月次レポートにより、ユーザが本サービスの利用をすでに止めていること(例えば電子メールアドレスが
システムから削除されている場合)が判明したときは、NTTソフトは、ユーザカウントから当該ユーザを控除する。
第 13 条
サポートおよびメンテナンス
1. 一般 お客様のサポート/メンテナンス期間中、ドコモは、別途定める本サービスに係るサポート/メンテナンスサ
ービスを提供する。
2.アップデート 定期的に、NTT ソフトは本サービスのアップデートをリリースする。以上のほか、お客様は適宜、
クライアントプラグインのためにアップデートを利用するよう努めなければならない。NTT ソフトは、派生的又
は付随的結果、および喪失又は損害について一切責任を負わず、また当該結果は、本規約の違反に該当するもの
ではなく、本規約の解除権がお客様に与えられることもない。アップデートの提供に関しては、所定のスケジュ
ールはない。
第 14 条 解約または変更
1. 本サービスを解約または変更する場合は、ドコモが定める「ビジネスプラス利用規約」に従う。
第 15 条 一般
1.譲渡 本規約は、各当事者の承継人および譲受人に対してもその効力を生じる。いかなる当事者も、他方当事者
の事前の書面による同意がなければ、本規約(又はその一部)を譲渡することはできない。ただし、NTT ソフト
は、本規約を関連会社に譲渡し、又は合併、再組織、買収、当該当事者の資産又は議決権付き株式の全部又は重
要な部分の移転をすることができる。明示的に本条にて許諾された場合を除き、本規約を移転又は譲渡したとき
は、無効となる。
2.分離可能性 本規約の条項が管轄裁判所によって執行不能又は無効と判決が下された場合であっても、かかる条
項については、当該執行不能性または違法性を矯正するために必要最小限の調整を行うものとし、本規約の残部
は、引き続き効力を有するものとする。
3.準拠法と紛争解決 本規約の準拠法は、日本国の法律とする。本規約の主題に関連する裁判管轄は東京地方裁判
所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
4.弁護士報酬と費用
本規約における訴訟の勝訴者は、当該訴訟に関連する弁護士報酬および費用の賠償を請求す
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ることができる。
5.通知およびレポート 本規約上の通知又は連絡は本条に従い他方当事者に書面で通知したその他の住所に宛てて、
書面で行う。通知は、(i) 直接交付の場合は、受領時に、(ii) 翌日配達の宅配便の場合は、発送の翌日、(iii) 料金
前払の配達証明付き書留郵便の場合は、当該通知が投函された時から 5 営業日目に相手方が受領したものとみな
す。
6.修正、放棄 本規約上の怠慢又は強制執行の失敗又は権利の行使により放棄があったものと解釈してはならない。
また放棄は、放棄の当事者の権限ある代表者が書面に署名しなければ、無効である。その他のビジネス書式は本
規約の条件に優先することはなく、本規約に関連する当該文書は管理目的で作成されるものであり、法的効力を
生じない。
7.完全合意 本規約は、各当事者間の相互の了解の完全かつ唯一の書面であり、口頭又は書面を問わず、本規約の
主題に関して以前になされたすべての合意と交渉(両当事者が締結した機密保持契約又は評価契約を含む)に優
先する。
8.監査権 NTT ソフトの書面による要求があったときは、お客様は、本サービスの利用は本規約の条件(コピーな
らびにユーザ制限を含む)に完全に従っていることを署名付きの書面で証明しなければならない。10 日前までに
合理的な通知をして、NTT ソフトは、通常の営業時間内に限り、お客様が使用する本サービスのコピーの状況を
監査することができる。監査の結果、お客様の利用が許容された範囲を超えているが判明したときは、当該監査
の費用はお客様が負担する。
9.独立請負業者 本規約の各当事者は独立した当事者である。各当事者間には、パートナーシップ、合弁事業、雇
用、フランチャイズ又は代理店の関係は存在しない。いずれの当事者も、他方当事者の事前の書面による同意が
なければ、他方当事者を拘束し、又は他方当事者の義務を負わせる権限はない。
10.不可抗力 いかなる当事者も、本規約の署名後に発生する予見不能、かつ自己の合理的支配を超える事由を原因
とする履行の遅滞又は不能について責任を負わない(但し、料金支払を怠った場合は除かれる)
。不可抗力事由に
は、ストライキ、封鎖、戦争、テロ行為、暴動、自然災害、停電、電気通信、データネットワーク又はサービス
の障害、政府機関の承認又はライセンスの拒絶が含まれる。
11.輸出管理 お客様は、本サービスが米国政府による輸出制限又は一定の外国政府の輸入制限の対象となることを
認める。お客様は、本サービス又はその直接製品を米国から、(a) 通商禁止又はテロ支援国家、(b) 米国商務省の
輸出禁止対象者リスト又は米国財務省の特別指定国家、(c) 輸出又は再輸出が禁止されている国、又は輸出又は再
輸出時に米国政府もしくはその機関が輸出ライセンス、その他の政府承認を要求する国に、そのようなライセン
スまたは承認を得ることなく輸出または再輸出する、又は (d) 米国政府又は外国の機関もしくは当局の輸出又は
輸入に係る制限、法令に違反してはならない。お客様は、上記に同意するとともに、当該禁止国に所在し、その
管理下にあり、又は当該国の国民もしくは住民でないこと、禁止リストに掲載されている者でないことを保証す
る。本サービスは米国政府の事前の許可がなければ、核兵器、化学兵器、生物兵器、ミサイル技術の設計又は開
発、テロ活動のために使用されないようにしなければならない。
12.統計情報 NTT ソフトは、お客様(ユーザを含む)による本サービス、本サービスの利用に係る情報を収集し、
当該情報を総計又はその他個人識別ができない形態で、NTT ソフトのサポート、開発、マーケティング、その他
の事業活動に関連して利用することができる。ただし、NTT ソフトは、当該情報をお客様と関連付けしてはなら
ない。
13.下請人
NTT ソフトは、本規約上の自己の義務の履行に関連して下請人のサービスを利用することができる。
14.第三者コード 本サービスには、第三者のソフトウェア ライセンスの条件が適用されるサードパーティ ソフト
ウェア(「サードパーティ ソフトウェア」)のコンポーネントが搭載されていることがある。サードパーティ ソ
フトウェアには、オープンソースのコンポーネントが含まれていることがある。サードパーティ ソフトウェアは、
ドキュメントの中に指定されるか、又はお客様の書面による要求により本サービスの特定のバージョンに係るサ
ードパーティ ソフトウェアのリストをお客様に提供する。サードパーティ ソフトウェアを伴うライセンスによ
って要求されている限り、当該ライセンスの条件(ソースコードへのアクセス、修正、又はリバースエンジニア
リングに適用される規定を含む)は、本規約の条件に代わり当該サードパーティ ソフトウェアとの関係で適用さ
れる。お客様は、サードパーティ ソフトウェアの条件に従わなければならない。
以上。
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別紙 A
システム要件
下記は、本サービスとその他のコンポーネントを操作するために必要な最低条件および前提条件である。
エンドユーザのハードウェアおよびソフトウェアに関連する条件:
WatchDox Windows Plug-in (バージョン 3.7)
:

Windows 7 SP1、Windows 8

Office 2007 SP2 又は Office 2010 SP2 (32-ビットのみ)

Adobe PDF Reader 8.0 以上、 又は Adobe Acrobat

300 MB のディスク空き容量

512 MB 以上の RAM

インターネット接続
WatchDox iOS App

iOS 5.1 (又はそれ以上)

WiFi、3G 又は LTE 接続

デバイスからの電子メールアカウントへのアクセス(電子メール認証を使用するとき)

iPhone 4 (又はそれ以上)、 iPad 1(又はそれ以上)
WatchDox Secure Web Viewer:

Internet Explorer バージョン 8.0(又はそれ以上)

Mozilla Firefox 最新版

Safari 5.1.1(又はそれ以上)

Google Chrome 最新版

Adobe Flash Player 10.2.(又はそれ以上)(ウェブブラウザにインストールされたもの)

クッキーおよび JavaScript(有効化する)
WatchDox Android App
 Android 2.3(又はそれ以上)
 WiFi、3G 又は LTE 接続
 デバイスからの電子メールアカウントへのアクセス(電子メール認証を使用するとき)
(*) (1) 本サービスは、すべての Android ベースのモバイルデバイスとタブレットを保証するわけではな
い
(2) Amazon Kindle は、現在サポートされていない
(3) 新しい Android OS バージョンがリリースされた場合、アプリのサポートのためにアップグレー
ドが必要となることがある
以上。
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別紙 B
技術仕様
本頁は、本サービスの技術仕様の概要について規定するものである。
重要なセキュリティ特徴

ドキュメントの暗号化-本サービスは、AES-256 の暗号技術によりドキュメントを暗号化する。

ドキュメントコントロール-ドキュメントの閲覧、複製、印刷、又は転送をすることができる者を制限したり、ビジュアル
ウォーターマーク(透かし)を付加したり、ドキュメントの使用期限を設定する。ドキュメントコントロールは動的なもの
であり、いつでもシステム管理者(またはドキュメント送信者)が変更することができる。

ドキュメント追跡-ドキュメントの存続期間中、組織(企業)のドキュメントにいつ、どこで、だれがアクセスしたのかを
記録する。

リモートによるドキュメント消去-本サービスのシステム管理者(またはドキュメント送信者)は、いつでも(ダウンロー
ド後も可)ドキュメントへのアクセス権を消去することができる。

スポットライトによるスクリーンキャプチャー保護-ユーザが一度にスクリーンのわずかな部分しか閲覧することができな
いようにして、スクリーンショット又は画面の写真撮影を不可能とすることができる。

ユーザ認証-簡単な電子メールベースの認証もしくはユーザ名およびパスワードを使用し、OAuth 2.0 を使用して顧客の ID
プロバイダと統合する。

モバイルデバイス PIN コード/パスコード-エンドユーザ又は管理者は、追加のパスコードを設定することができる。デバイ
スの中に保存されているドキュメントを保護するためにエンドユーザはパスコードを入力する必要がある。

キー管理-本サービスは暗号キーを独自に管理し、又は SafeNet ハードウェア セキュリティモジュール(HSM)と統合す
ることができる。

iOS ジェイルブレイク検知/緩和-本サービスの iOS アプリは、既知のジェイルブレイク手法を検知するもので、ジェイルブ
レイクが発生したときは保存データの解読を防止するためにパスコードによる暗号化を行う。
ドキュメント共有とコラボレーション機能のポイント

ワークスペース-ドキュメントの共有フォルダを作成し、ドキュメントをこのフォルダにアップロードする。

ファイルのバージョン管理-本サービスのサーバ上でファイルのアップデート、および旧バージョンへのダウングレードが
可能となる。

ファイルのシンク-複数の PC、モバイルデバイスを通じて共有ドキュメントを自動的に同期する。

モバイルデバイスサポート-iPhone、iPad、Android のデバイス上にある本サービスにより保護されたドキュメントは、安
全かつ高画質での閲覧が可能となる。

ドキュメントへのアノテーション-iOS デバイスのユーザがドキュメントにアノテーション(テキストのハイライト、付箋
の作成)を行い、他の認証された宛先と当該アノテーションを共有する。

広範囲なファイルタイプのサポート-Microsoft Word、Excel、PowerPoint documents、Adobe PDF ドキュメント/画像(JPG、
GIF、PNG、BMP、TIFF)をサポートしている。その他のタイプのファイルについても、安全な通信による共有が可能。ファ
イルサイズは最大 1GB、コントロール付きの場合は最大30MB。
管理のポイント

中央管理-管理者は、下記の機能を備えるウェブインターフェースにより本サービスのソリューションを管理することが可
能となる。
o 認証された管理者によるユーザ、グループ、ドキュメント、ワークスペース、ポリシー設定の管理。
o 適切な許可を得た認証ユーザがウェブブラウザのインターフェースを通じてドキュメントにアクセスする。
o ウェブブラウザを通じて指定した宛先とドキュメントを共有する。
o
ワークスペースレベルの管理の構成。
以上。
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