札幌市IR資料 平成26年10月27日 合同IR説明会 目 次 1. 札幌市の財政 ・平成25年度一般会計決算~収支の状況・歳入~ 4 ・健全化判断比率 11 ・平成25年度一般会計決算 ~市税収入~ 5 ・基金の状況 12 ・平成25年度一般会計決算 ~歳出~ 6 ・土地開発公社/特別会計(国民健康保険会計) 13 ・義務的経費 7 ・企業会計 14 ・投資的経費 8 ・発行実績 15 ・たゆまぬ行財政改革 ~目標と進捗状況~ 9 ・発行計画 16 10 ・起債運営と信用力 17 ・札幌市のプロフィール 19 ・札幌のポテンシャル② ~企業誘致~ 23 ・札幌市の人口 20 ・札幌のポテンシャル③ ~北海道新幹線の延伸~ 24 ・札幌の観光 ~1,500万人を目指して~ 25 ・市債残高の推移 2. 札幌市の概要・主要施策 ・私たちが目指す札幌市の将来 ~まちづくり戦略ビジョンの策定~ 21 ・道内連携 ~北海道の発展なくして、札幌の発展はない~ 26 ・札幌のポテンシャル① ~食の海外進出~ 22 ・札幌市債に関するお問い合わせ 27 2 札幌市の財政 平成25年度一般会計決算 ~収支の状況・歳入~ 実質収支は近年では最大の約56億円。およそ半分を財政調整基金へ積立て 平成25年度決算における歳入は、前年度比0.9%増の8,517億円 市税収入や国庫支出金が増となった一方で、地方交付税は前年度から8.5%減少しました 実質収支(決算剰余金)の推移 (億円) 56 60 47 50 28 40 30 15 20 9 10 0 23 25 11 12 7 23 繰越金 19 9 10 4 5 8 12 4 5 5 5 H16 H17 H18 H19 H20 4 2 3 H21 24 13 H22 9 基金積立額 29 10 H23 H24 H25 歳入の内訳 (億円) 10,000 8,067 7,918 2,162 2,141 8,000 6,000 4,000 2,000 729 623 8,190 8,339 8,358 8,442 8,517 1,961 1,817 1,862 1,785 1,744 773 661 810 829 498 1,462 540 1,924 1,971 2,061 2,057 2,187 7,684 7,607 7,645 2,131 1,897 1,855 465 1,404 その他 市債 1,468 1,415 435 1,327 1,125 1,128 1,131 1,018 1,009 1,017 1,027 1,004 1,052 963 2,583 2,611 2,660 2,824 2,822 2,748 2,751 2,771 2,738 2,795 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 国・道支出金 地方交付税 市税 0 4 平成25年度一般会計決算 ~市税収入~ 市税収入は前年度から57億円の増 滞納整理を強化し、収納率は政令市平均を上回る水準 しかしながら、依然として、歳入に占める税収の割合は低く、税源の更なる涵養が課題 (億円) 3,000 2,583 2,611 2,660 235 231 236 234 240 222 1,083 1,096 1,044 294 290 331 2,500 2,000 1,500 1,000 500 2,824 2,822 2,748 2,751 2,771 2,738 2,795 241 228 236 232 230 234 232 238 253 241 253 227 269 228 1,089 1,107 1,118 1,058 1,071 1,068 1,086 その他 都市計画税 固定資産税 329 301 244 261 260 275 288 966 951 913 899 926 939 H20 H21 H22 H23 H24 H25 法人市民税 個人市民税 739 755 823 958 H16 H17 H18 H19 0 市税収入率の推移 97.0 96.5 96.0 95.5 95.0 94.5 94.0 93.5 93.0 平成25年度決算における各都市の税収構造 (%) 96.7 95.8 95.1 94.5 95.3 95.2 94.9 94.6 95.0 94.4 94.6 95.0 94.3 47.0 7,000 44.3 49.5 50 6,000 5,000 60 (%) 47.3 32.9 33.9 30.5 36.4 36.0 35.1 30.3 94.3 3,000 20 2,000 10 1,000 0 0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 札幌市 政令市平均 40 30 4,000 94.9 95.0 94.6 95.3 96.3 95.7 8,000 (億円) 札幌 仙台 個人市民税 千葉 法人市民税 横浜 川崎 固定資産税 名古屋 京都 都市計画税 神戸 広島 その他 北九州 福岡 歳入に占める割合 5 平成25年度一般会計決算 ~歳出~ 歳出総額は前年度比0.6%減の8,420億円 人件費や公債費などの減により義務的経費が7年ぶりに減少した一方で、市中心部の再開発経費や学校の耐震改修などで投資的経費の増えている 一般会計歳出の推移 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 (億円) 8,172 8,241 8,245 8,371 8,420 936 688 593 867 657 1,228 716 510 1,018 714 1,001 764 543 925 714 904 701 578 954 737 947 853 581 826 727 974 872 605 807 746 3,882 3,987 4,295 8,030 7,882 7,644 7,588 7,623 986 1,007 605 961 737 950 859 646 977 716 930 667 642 1,001 680 934 648 577 939 687 3,733 3,735 3,722 3,803 その他 投資的経費 繰出金 投資・出資・貸付 4,437 4,371 4,415 物件費 義務的経費 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 政令市の歳出の比較 100% 38.5 10.4 37.4 14.8 8.7 11.9 33.1 34.4 13.1 13.1 19.7 31.9 34.4 36.1 38.7 18.0 16.1 8.8 7.1 35.0 31.1 30.9 32.0 34.3 5.0 12.2 13.5 12.4 11.4 37.6 42.2 13.2 11.2 60.0 56.7 55.6 55.6 54.3 49.2 12.9 その他経費比率 投資的経費比率 名古屋 京都 大阪 堺 神戸 岡山 広島 北九州 義務的経費比率 46.6 54.1 51.6 政令市平均 54.2 15.7 35.5 熊本 55.1 30.2 福岡 49.5 浜松 相模原 42.7 50.1 静岡 52.5 37.6 新潟 47.2 53.8 川崎 53.9 40.9 横浜 50.7 千葉 39.4 仙台 札幌 0% 20.8 34.5 さいたま 51.1 39.8 6 義務的経費 扶助費は、生活保護費の増などで増加傾向が続いている 職員の数は、他の政令市と比較して低水準。退職手当等の見直しや職員の平均年齢の若年化などの影響で、人件費は6年連続で減少している 義務的経費の推移 3,000 (億円) 2,500 2,252 2,000 1,500 1,149 995 1,000 1,145 954 1,121 1,762 1,717 1,657 1,636 1,589 2,552 2,494 2,399 1,918 人件費 扶助費 1,130 944 957 1,121 999 1,091 1,039 978 1,005 1,016 955 977 966 953 公債費 910 500 0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 札幌市の生活保護率 (‰) 37.7 38.3 35.9 27.0 27.4 (人) 700 500 31.3 26.2 H25 600 33.8 27.8 H24 市民10万人あたりの職員数(一般行政職員) 400 28.7 300 200 100 政令市平均 熊本 福岡 北九州 広島 岡山 神戸 堺 大阪 京都 H25 名古屋 H24 浜松 H23 静岡 H22 相模原 H21 新潟 H20 横浜 H19 川崎 H18 千葉 H17 さいたま H16 仙台 0 札幌 40 38 36 34 32 30 28 26 24 22 20 H23 7 投資的経費 投資的経費は、前年度から19億円の増 学校施設の耐震化や道路等の整備のほか、市内中心部の再整備事業が進んでいる 投資的経費の推移 1,200 1,000 (億円) 1,007 859 800 667 648 688 716 764 H18 H19 H20 H21 H22 853 872 H24 H25 701 600 400 200 0 H16 H17 路面電車のループ化 新型低床車両の導入及び すすきの~大通地区の 路ループ化 平成26年度工事予定 ※2013グッドデザイン賞受賞 市民交流複合施設の整備 文化・芸術活動の拠点、 市民の交流の場の整備 平成29年度完成予定 H23 大通交流拠点の整備 民間ビル等と連携、札幌駅前通 と大通との地下交差部をリ ニューアル 平成27年春完成予定 ※整備イメージ 北3条広場 「アカプラ」 道庁赤れんが~札幌駅前通に 繋がる北3条通の整備 ※平成26年7月19日オープン ※整備イメージ (2,300席のホール) 8 たゆまぬ行財政改革 ~目標と進捗状況~ 平成17年~18年の財政構造改革プラン、平成20年~22年の行財政改革プランにおいて、約1,300億円の見直し効果を達成 持続可能な財政構造の確立と、重点分野への資源配分の見直しを目的として、「行財政改革推進プラン(平成24年~26年)」を策定 これまでの改革の実績 H17~H18 (単位:億円) 全会計債務を約4,780億円削減 財政構造改革プラン H20~H22 この10年間では約1,500人の削減 項目 組織運営の効率化 財産の有効活用 資源配分の見直し 収入基盤の強化 プラン効果額 146 272 30 72 見直し効果額合計 行財政改革プラン 平成18年度より、高速電車事業の 単年度黒字化を達成 H24~H26 行財政改革推進プラン 行財政改革推進プラン(H24~H26) 国民健康保険会計の累積赤字 107億円を平成21年度末で全額解消 主な取組内容 事務的経費の節約、民間委託の促進等 土地の貸付・売払、基金取崩 既存の事業費の縮減 滞納整理の強化等 520 ベンチマークの状況 項目 目標 22年度末>26年度末 全会計市債残高 (1兆8,330億円未満) 100億円程度を維持 財政調整基金残高 経常収支比率 政令市平均を下回る水準 22年度決算と同程度 自主財源 (繰入金、貸付金元利収入等を除く) (39.2%) H25決算値 1兆7,110億円 175億円 92.3%(政令市平均94.6%) 38.9% 継続される取り組み 全会計市債残高の推移 (億円) 25,000 20,000 21,892 21,669 21,344 20,797 20,198 19,522 18,827 18,330 17,825 17,440 17,110 職員数の推移 (人) 16,000 15,855 15,596 15,261 15,000 15,000 約1,500人の削減 14,947 14,672 14,536 10,000 14,373 14,298 14,273 14,305 14,000 5,000 0 H15 H16 H17 一般会計・建設債等 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 一般会計・臨時財政対策債 特別会計・企業会計 13,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 9 市債残高の推移 全会計ベースでの市債残高は、10年連続で減少している 一般会計では、建設債等の残高が減少している一方で、臨時財政対策債の発行額が増えているため、一般会計の市債残高は69億円の増となった (億円) 25,000 21,892 21,344 21,669 20,797 20,000 10,951 15,000 10,721 759 10,000 5,000 10,485 1,046 10,181 10,228 1,266 9,902 20,198 19,522 9,925 1,409 9,560 18,827 18,330 17,825 17,440 17,110 9,127 8,694 8,320 7,932 7,533 1,539 1,646 1,834 2,260 2,615 2,991 3,431 9,594 9,160 8,734 8,316 7,866 7,376 6,889 6,517 6,146 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 特別会計・企業会計 一般会計・臨時財政対策債 一般会計・建設債等 0 H15 H16 旧12政令市:市民一人あたりの市債残高 1,200 (千円) 917 1,000 728 800 600 公債費負担比率の推移 762 632 485 22 968 730 725 826 925 (%) 20.7 20.8 851 20.4 20 20.4 19.1 587 19.7 19.7 18.9 18 400 200 16.9 16.9 15.8 16 0 札 幌 仙 台 千 葉 横 浜 川 崎 名 古 屋 京 都 大 阪 神 戸 広 島 北 九 州 福 岡 14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 出典:平成25年度地方財政状況調査 10 健全化判断比率 これまでの継続的な取組みにより、実質公債費比率・将来負担比率ともに好転 今後も財政規律の維持に努め、健全な水準を維持 政令市の財政健全化判断比率(平成25年度) 札幌市の健全化判断比率の推移 将来負担比率(%) 実質公債費比率 450 債務水準:高 将来負担比率 (%) (%) 200 186.2 180.9175.9 18 400 15 13.4 13.1 13.1 12 350 9 10.8 10.8 11.3 6 300 千葉 北九州 150 熊本 札幌市 川崎 100 札幌市 相模原 50 0 150 156.9 6.7 147.2 143.4 132.7 123.1 137.1 115.1 50 101.9 90.8 78.0 0 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 政令市平均 札幌市 政令市平均 その他の指標 名古屋 仙台 政令市平均 静岡 岡山 本市一般会計において、実質赤字比率・連結実質赤字比率ともに「-」( 赤字は発生していない)となっている すべての企業会計について、資金不足比率は「-」(資金不足は発生し ていない)となっている 公債費負担:大 堺 さいたま 0 福岡 新潟 神戸 78.0 9.1 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 横浜 154.4 100 0 京都 広島 200 10.6 7.6 3 250 12.3 11.8 11.2 10.8 5 浜松 6.7 10 15 20 25 30 実質公債費比率(%) 11 基金の状況 21基金を設置。平成25年度末時点の残高は約3,023億円 基金の設置目的から外れる貸付・取崩しは一切行っていない 合計21基金 3,023億円 減債基金の残高推移 減債基金 昭和53年9月設置 ルールを遵守した積立を実施し、残高は堅調に推移 (億円) 1,500 1,000 土地開発基金 昭和44年9月設置 1,691億円 2,000 500 定額(200億円)を上回る現金部分を財源として活用可能 1,181 1,379 1,537 1,608 1,691 22年度 23年度 24年度 25年度 0 21年度 まちづくり推進基金 平成元年3月設置 財政調整基金の残高推移 大規模プロジェクトの財源などに活用 200 財政調整基金 昭和39年4月設置 660億円 行財政改革推進プランで定めた残高の水準(100億円程 度)を上回る額を維持 280億円 175億円 217億円 その他基金 一般会計への貸付・目的外の取り崩しはなし (億円) 150 100 50 102 112 21年度 22年度 136 146 23年度 24年度 175 0 25年度 12 土地開発公社/特別会計(国民健康保険会計) 本市の土地開発公社は、平成26年4月に解散、同年8月をもって清算結了。三セク債を発行する必要なし 札幌市には7つの特別会計がある。国民健康保険会計は、平成21年度には累積赤字を解消し、以降は黒字で推移している 土地開発公社の解散 平成17年9月に『札幌市出資団体改革プラン』を策定し、土地開発公社に ついては、市への保有地引渡しが完了した時点で廃止する方針を決定し た 平成18年3月に『札幌市土地開発公社改革プラン』に策定し、平成26年度 を目途に解散することを決定 国民健康保険の収支の状況 収納率向上などの歳入増等により、平成21年度決算において累積赤字 を全額解消 保険料滞納の未然防止の取組みなどにより、収納率は平成21年度以降 は継続して上昇している (億円) 120 100 土地開発公社改革プランの実施経過 平成18年度から公社による先行取得は廃止 平成20年度には、市からの派遣職員の引き揚げを完了 金融機関からの借入金に対する返済を優先させることで、金利負担を軽 減 市からの借入金については、平成25年度で返済を完了。なおも発生した 残余財産は市へ帰属 80 60 84.1% 83.0% 83.0% 86.3% 87.9% 85.9% 40 20 90 107 101 87.1% 88.5% 90.4% 89.4% 90.1% 78 62 16 0 92% 90% 88% 86% 84% 82% 80% 78% H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 累積赤字額 現年収納率 国民健康保険会計に対する繰出金の推移 (億円) 300 274 254 266 267 280 257 164 200 186 194 180 196 100 計画的に進めることができた結果、 第三セクター改革推進債を発行することなく清算結了 0 H15 H16 H17 保険料軽減対策分 H18 H19 制度分 H20 H21 H22 累積赤字解消分 H23 H24 H25 事務費分等 13 企業会計 企業会計は、全部で6つ 高速電車事業(地下鉄)については、経営改善に向けた取組の結果、平成18年度には営業収支、経常収支ともに黒字を達成 企業会計の収益的収支の推移 水道 9 8 6 営業収支 企業会計が保有する資金量(年度末時点) 80 60 経常収支 企業債年度末残高の推移 (億円) 6,000 64 62 57 58 H25 S46 H21 H23 H25 ▲ 20 H21 H24 0 H19 69 H17 H23 32 59 H15 20 H13 H22 43 40 H11 45 200 100 0 ▲ 100 ▲ 200 ▲ 300 ▲ 400 H9 45 (億円) H7 60 50 66 H5 80 収支の推移 76 75 H3 100 H1 5 駅業務の完全委託化、ワンマン運転化等の取組により、平成16~25 年度の累計で275億円の収支改善を見込む 大型の建設事業は終了しているため、企業債残高は減少傾向 S62 120 S60 140 下水道 S58 高速電車 S56 軌道 S54 中央卸売市場 S52 病院 160 高速電車事業の経営改善の取組み S48 (億円) S50 (億円) 5,000 4,000 33 40 11 12 20 H25 18 8 6 H24 2 0 病院 市場 軌道 高速電車 2,000 1,000 0 S43 S45 S47 S49 S51 S53 S55 S57 S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 H20 H22 H24 ▲1 ▲ 20 3,000 水道 下水道 建設債 特例債 平準化債 緩和債 14 発行実績 毎年度1,000億円超の安定した発行を継続 多様な年限の発行により、ニーズに合った商品を展開 平成25年度市債発行実績 全会計 市場公募債年限別発行実績 地方公共団体 金融機構資金 2% 財政融資資金 6% 年度別発行実績(年限別) (億円) 20年債 15% 銀行等引受債 22% 全会計調達額 1,940億円 3年債 5% 300 150 100 150 300 合計 1,310億円 300 300 800 300 300 300 400 10年債 (個別債) 23% 300 300 600 200 300 300 300 60 60 100 300 300 300 H23 10年 H24 15年 20年 H25 30年 160 60 200 250 150 1000 10年債 (共同発行債) 23% 共同発行債 17% 100 200 1200 5年債 23% 15年債 11% 個別債 55% 1400 300 60 0 H21 共同 2年 市場公募債 71% 25.6 年月 25.7 25.8 25.11 25.12 26.2 26.3 H22 3年 5年 26.5 26.6 26.7 26.8 26.9 年限【年】 20 5 3 15 10 10 5 3 10 20 5 20 5 3 10 15 条件決定日 6月5日 6月7日 7月5日 8月9日 8月7日 11月13日 12月6日 1月31日 2月7日 3月6日 3月7日 5月16日 6月6日 7月4日 8月8日 8月28日 発行日 6月14日 6月28日 7月30日 8月20日 8月30日 11月29日 12月26日 2月26日 2月28日 3月17日 3月28日 5月27日 6月30日 7月29日 8月29日 9月22日 発行額【億円】 100 100 30 150 100 100 100 30 100 100 100 100 100 30 100 100 利率【%】 1.720 0.31 0.21 1.310 0.80 0.66 0.22 0.16 0.68 1.530 0.20 1.524 0.20 0.14 0.54 0.961 5.0 3.0 4.7 5.5 4.0 6.0 3.0 4.3 6.0 7.0 2.5 6.0 2.0 5.4 3.5 2.5 全国型 全国型 住民参加型 全国型 全国型 全国型 全国型 住民参加型 全国型 全国型 全国型 全国型 全国型 住民参加型 全国型 全国型 対国債スプレッド 【bp】 形式 15 発行計画 市場公募債は、5年・10年の発行を今年度も継続 今年度もフレックス枠300億円を設定し、20年債を中心に発行。市場動向を踏まえ、機動的に発行する予定 平成26年度 市場公募債発行計画 (億円) 平成26年度 年間 1Q 4月 市場公募債 10年債 300 5年債 200 フレックス 300 5月 2Q 6月 7月 8月 3Q 9月 10月 100 11月 4Q 12月 1月 100 100 2月 未定 3月 100 100 100 (20年) 100 (15年) ミニ公募債(3年) 60 共同発行債 300 70 50 50 市場公募債 計 1,160 70 150 150 100 30 30 80 30 200 80 50 - 100 100 50 130 - 100 16 起債運営と信用力 平成11年度より東京都内の IR説明会を毎年実施 外部格付機関(ムーディーズ)より、国債同等の格付けを取得しており、高い信用力を評価 安定的な資金調達の実現のため、起債運営のあらゆる局面(IR-発行-債務管理)において、市場との対話を重視した体制を確立 ムーディーズ・ジャパン株式会社 Aa3 (ダブルエースリー) 平成11年度より東京都内の IR説明会を毎年実施 BCA(自治体固有の信用力):a1 積極的な 情報公開 格付 BCA a1 政令市 札幌市 堺市 市場ニーズに応える、多様な 年限による起債 毎年、1,000億円超を継続的に 発行 商品性の 向上 IR 札幌市の格付け (ムーディーズ:平成26年9月末現在) Aa3 格付け取得 ホームページの充実 【アウトルック:安定的】 ※ 日本国債と同水準 効果的な IR活動 債務管理 発行 都道府県 静岡市 浜松市 静岡県 広島県 福岡市 福岡県 a2 名古屋市 京都市 大阪市 新潟県 格付けを支える要因 継続して減少している債務残高と、公営企 業会計を含め、歳出全般における削減へ の取り組みとその実績 中央政府による地方財政への監視および 財政調整制度など強固な制度的枠組み 積立ルールを遵守 した確実な減債基金積立 新規発行額の抑制による 将来世代の負担軽減 計画的な積立と 残高管理 透明性のある 資金調達 市場公募債を中心とした、 開かれた市場からの資金調達 機動性、柔軟性、一貫性のある起債運営 市場と丁寧に対話しつつ、安定的に資金調達 17 札幌市の概要・主要施策 札幌市のプロフィール 人口・経済において中規模県に匹敵にする 人口規模 産業の特徴 人口約193万人(指定都市中4位) 人口規模は中規模な県に匹敵 (万人) 福島県 岡山県 福岡 広島 神戸 大阪 京都 名古屋 川崎 横浜 仙台 北海道における札幌市 住民基本台帳 平成26年3月31日時点 面積の占める割合はわずか1% 人口・総生産は1/3以上を占める 域内総生産は約6.4兆円(指定都市中5位) 人口と同様に、中規模な県に匹敵する規模 20.0 面積 (兆円) 人口・総生産 15.0 10.0 5.0 三重県 福島県 福岡 広島 北九州 出典:県民経済計算(平成23年度・名目) 神戸 大阪 名古屋 京都 川崎 横浜 千葉 仙台 札幌 0.0 22.0% 札 幌市 1.5% 1.6% 6.5% 16.7% 26.6% 11.8% 15.0% 1.8% 10.6% 15.1% 京 都市 3.4% 9.8% 8.8% 12.9% 21.6% 神 戸市 3.0% 4.4% 14.0% 13.2% 20.6% 0% 20% 建 設業 製 造業( 食料品 ) サ ービス 業 そ の他 37.2% 19.9% 16.3% 15.3% 40% 32.1% 27.1% 27.0% 29.5% 60% 80% 100 % 製 造業( 機械・ 繊維等 ) 卸 売・小 売業 不 動産業 出典:県民経済計算(平成23年度、名目) 経済規模 5.6% 3.3% 6.6% 13.4% 川 崎市 5.0% 20.6% 札幌 400 350 300 250 200 150 100 50 0 北 海道 1% 35% 選ばれるブランド力 年度 1位 2位 3位 2006 札幌市 神戸市 函館市 2007 札幌市 京都市 横浜市 2008 札幌市 函館市 京都市 2009 函館市 札幌市 京都市 2010 札幌市 函館市 京都市 2011 札幌市 函館市 京都市 2012 札幌市 京都市 函館市 2013 京都市 函館市 札幌市 2014 函館市 札幌市 京都市 出典:地域ブランド調査2006~2014 19 札幌市の人口 札幌市の人口は、政令指定都市移行後も、一貫して増加してきたが、平成27年ごろを境に緩やかに減少に転じる見込み 平成11年ごろから社会増が自然増を上回りはじめた。最近では、社会増が自然減を補う状況が続いている 政令指定都市移行後の札幌の人口 1,928,932人 (万人) 200 政令市移行 1,044,817人 150万人突破 150 100 50 0 S47 S50 S55 S60 H2 H7 H12 人口動態 H17 H22 H26 今後の人口構成 (人) 20,000 (千人) 2,500 15,000 2,000 10,000 1,500 1,914 1,937 1,933 1,911 1,871 1,818 0~14歳 5,000 1,292 1,234 1,179 1,139 1,089 1,024 1,000 500 0 人口増加数 自然増加数 224 392 217 社会増加数 205 189 638 611 583 549 486 171 15~64歳 65歳以上 総人口 156 0 H25 H24 H23 H22 H21 H20 H19 H18 H17 H16 H15 H14 H13 H12 H11 H10 H9 H8 H7 H6 H5 ▲ 5,000 H22 H27 H32 H37 H42 出典:総務省統計局「国勢調査」、札幌市市長政策室企画部企画課 H47 20 私たちが目指す札幌市の将来 ~まちづくり戦略ビジョンの策定~ 将来の札幌を取り巻く社会経済情勢の変化に対応し、「新たな創成期」を切り開く都市経営戦略と位置づけた平成25年度~平成34年度の10年間の戦略 ビジョンを策定 目指すべき都市像 まちづくり 戦略ビジョン を策定 (H25.2 策定) 北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち 新たな価値を生み出す創造とチャレンジ つながりと支え合いのまちづくり 札幌型ライフスタイルの追究 道内市町村との連携と魅力創造 世界に誇る環境首都の実現 世界の中での都市の共生 7つの分野 による まちづくりの 基本目標 8つの戦略 による まちづくりの 展開 互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち 地域 経済 子ども・若者 安全・安心 地域での支え合いと つながりづくり 暮らしと雇用を 支える経済の発展 将来を担う子ども・ 若者の健やかな育み 安心して暮らせる 「人にやさしい」まちづくり 環境 文化 都市空間 次世代へつなげる 持続可能なまちづくり 文化芸術・スポーツに よる創造性の育み 魅力と活力を持続的に 高める集約型のまちづくり 暮らし・コミュニティ 地域福祉力創造戦略 共生社会創造戦略 地域マネジメント創造戦略 産業・活力 札幌型産業創造戦略 都市ブランド創造戦略 産業人材創造戦略 低炭素社会・エネルギー転換 低炭素都市創造戦略 次世代型エネルギー創造戦略 21 札幌のポテンシャル① ~食の海外進出~ 今後想定される人口減少・超高齢社会の進行に伴う経済規模の縮小から、積極的な外需獲得策が重要 企業の海外展開支援とインバウンドの推進やシティプロモートの連携により相乗効果を創出し、戦略的な外需獲得を図る 国際経済戦略室の設置 道産品の海外進出を後押し! インバウンド観光客の増加など 映像を利用して 外需の獲得拡大を目指す 道産品・サービスをプロモート! 海外プロモーション映像 活用事業助成金 輸出仕様食品製造支援事業 海外における札幌の食品の販路拡大を図る 補助対象 H26年度補助事業者(一部) 西山製麺㈱ スープ付札幌ラーメン みぞれ菓(同) 札幌カタラーナ 札幌市内の食品製造企業、食 品を輸出する商社等 補助額 (補助率) 上限100万円 (補助対象経費の1/2以内) 対象経費 製造、機器、輸出諸経費、 マーケティング、旅費等 ㈱ソラチ ソラチのたれ 北の誉酒造㈱ 清酒 ㈱きのとや 焼きたてチーズタルト 岩田醸造㈱ 紅一点味噌 海外に向け、映像を活用して商品 の販路拡大や観光客誘致を図る 補助対象 札幌市内企業等 補助額 (補助率) 上限1,000万円 (補助対象経費の1/3以内) 対象経費 海外に向けた商品のプロ モーションに資する映像制作、 海外の映画・テレビ番組等の 媒体による映像発信 22 札幌のポテンシャル② ~企業誘致~ 札幌の強み 今後のバックアップ拠点としてのポテンシャル 札幌が従来から持っていたポテンシャル 東日本大震災以降、対するリスク分散の動きの高まり 首都圏から 遠方に位置 冷涼な気候や 豊富な水資源 高い食料自給率 オフィスの賃料 コストが安い 大学や短大が集積し ており人材が豊富 低い 自然災害リスク 今後30年間に震度6弱以上 の揺れに見舞われる確率 アクサ生命保険株式会社 2014年、『札幌本社』の設立が決定!! 事業継続体制の 強化を目的 社員120名体制 新契約や保険金の 支払い、人事などの 重要な機能を移転 年間台風接近回数(平均) 言葉のなまり が少ない 「本社機能の移転」・「食と先端技分野」を狙って取り組みを強化 優れた 交通アクセス 出典:(左)地震調査研究推進本部、(右)気象庁 周辺自治体と一丸となって さらなる企業誘致を進めています!! 札幌圏設備投資促進補助金 札幌市内への進出はもちろん、重点分野(バイ オ、再生可能エネルギー、航空・宇宙など)に 係る施設の進出であれば、近隣自治体への進 出であっても、札幌市も補助します。 現在のところ、2件の補助実績があります。 【株式会社ユニシス】 H27.4に稼働予定 特殊技術による高品質な医療用注射針を提供し、 事業を拡大。世界シェア3割。 石狩市 札幌市 City of Sapporo 【中北薬品株式会社】 H28年中に稼働予定 創業288年の老舗医薬品製造メーカー。中京圏 を拠点にしてきたが、今回、事業継続計画の強 化を図るべく、北海道へ進出。 小樽市 札幌市 当別町 江別市 北広島市 恵庭市 千歳市 23 札幌のポテンシャル③ ~北海道新幹線の延伸~ 本州とのネットワーク強化によって人の流れが活性化 新小樽 (仮称) 延伸事業費と札幌市の財政負担 札幌 倶知安 H24着工区間 長万部 H47年 完成予定 新函館北斗~札幌 新八雲 (仮称) 約211km 木古内 奥津軽 いまべつ 新青森 新函館 北斗 建設中の区間 新青森~新函館(仮称) 約149km H27年 完成予定 札幌延伸分の総事業費 1兆 6,700億円のうち札幌市内分は2,100 億円。この2,100億円を以下のフレームで負担 北海道 新幹線 全区間 札幌~新青森 約360km 貸 付 料 国負担(2/3) 既設新幹線譲渡収入 都道府県 負担 地方債 H24着工区間 建設中の区間 営業中の区間 交付税措置 45% 市町村 負担 区間 新幹線 札幌⇔新函館 1時間13分 2時間30分 札幌⇔新青森 2時間07分 2時間50分 札幌⇔盛岡 2時間45分 2時間30分 札幌⇔東京 5時間01分 3時間30分 ※ 航空機の所要時間は主要駅から空港への移動、空 港から主要駅への移動を含む 出典: 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 10% 地方負担 45% 道央 航空機 仙台 一般財源 札幌市へは様々な効果があります 各都市との所要時間 東京 公共事業関係費 八戸 盛岡 大宮 地方負担(1/3) (開業初年度) 道南 道北 札幌市 その他 の地域 北海道 全体 36.3 33.3 15.7 13.5 11.4 42.4 (億円) 560 535 34 38 31.0 663 生産波及効果 (億円) 778 683 57 65 64.0 964 80.8% 70.9% 5.9% 6.8% 7% 純増交流人口 (万人) 総消費額 全道シェア(生産) 【試算】北海道総合政策部 H25.6 24 札幌の観光 ~1,500万人を目指して~ 外国人観光客の内訳(平成25年度、発地別) タイをターゲットにしたトップセールス 札幌市では『札幌市観光まちづくりプランを策定し、平 成34年までに年間来客数1,500万人を目指しています 海外客のなかでも、特に東南アジア圏を有望市場とし て、誘致を強化しています 観光客数(左軸) 新千歳-バンコクの定期便スタート (H25.10より毎日就航) 訪日ビザの免除(H25.7~) 市長自ら、タイとの経済の繋がり 札幌を積極アピール 強化・札幌の観光の魅力を発信 (初音ミクのラッピング列車が走行) 外国人宿泊者数(右軸) (万人) (万人) 1,500 120 1,400 90 1,300 60 札幌の魅力を海外へ発信 30 1,200 0 1,100 シンガポール ラッピングバス運行 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 出典:『平成25年度版 札幌の観光』 外国人観光客の内訳(平成25年度、発地別) アメリカ合衆国 2% マレーシア その他 3% 8% シンガポール 6% タイ 8% 韓国 11% 出典:『平成25年度版 札幌の観光』 新千歳ーシンガポール 臨時便就航(12月~1月、17往復 予定)に合わせて、初音ミクを起用したラッピングバスによ る観光PRを実施 札幌を積極アピール 台湾 (初音ミクのラッピングバスが走行) 105万人 33% 前年度比 37万人増 中国 14% 香港 15% 25 道内連携 ~北海道の発展なくして、札幌の発展はない~ 北海道を元気にするために札幌ができること 札幌は北海道内各地からいろんな魅力があつまる拠点。札幌の魅力は北海道の魅力そのもの 今後、人口が減少して経済基盤が弱まることが想定される中で、札幌と他の地域がお互いの魅力を活用しあう経済循環が必要不可欠 全道の市町村に札幌をしっかりと活用してもらうために様々な取組みを実行中 北海道にあるたくさんの魅力資源 流通機能 6次産業化の推進 札幌☆取扱説明書 地域PRの場を お探しですか? 札幌のこんな人 材や研究機関を 活用してください! さっぽろの街全体 がまるごと広報メ ディア! 研究施設 集客力 どうやって活用 したらいいの? 札幌の持つ 都市機能 つながるネット 道内10都市農商工連携マッチング サイト 他の事業者との連携を希望する道 内の1次・2次・3次産業者の情報を 掲載したデータベース 【参加件数】 1次:13件、2次:27件、3次:21件 http://www.sec.jp/database10/ 6次産業活性化推進補助事業 『結いの虹』 道内連携の取り組みを広く みなさんに知っていただき、 思いをつなげていただくために、 イメージソングを制作しました 制作したのは、取 り組みの趣旨に賛 同してくださった3 人組グループ 「RAM WIRE」。 ボーカルのユーズ さんは岩見沢市出 身です 北海道内の1次産業と、札幌市内の2次、3次産 業が連携し、北海道の農水畜産物資源を活用 した新商品開発を行う取り組みに対する補助 【採択件数】 16件 【採択事例】 道産ブランド和牛を 使った家庭で食べられる「生ハム ユッケ」の開発 (1次産業者:上村牧場(白老町)、 2次産業者:札幌バルナバフーズ (株)(札幌市)) 26 札幌市債に関するお問い合わせ 札幌市財政局財政部企画調査課 TEL : 011-211-2216 FAX : 011-218-5147 札幌市役所トップページ E-mail: [email protected] URL : http://www.city.sapporo.jp/zaisei/shisai/ 市政情報 財政・市債・IR 当資料は、札幌市債の購入をご検討いただいている投資家の方々に、札幌市の財政状況等について 説明することを目的とするものであり、特定の債券の売り出しまたは募集を意図するものではありません 27
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