講演者略歴(PDF) - World Bank

第 5 回防災セミナーシリーズ 世界銀行東京事務所・世界銀行東京防災ハブ・日本防災プラットフォーム主催パブリックセミナー
自然災害への強靭性強化における民間セクターの役割
2015 年 1 月 13 日(火) 4:30pm-6:00pm
世界銀行 東京開発ラーニングセンター
東京都千代田区内幸町 2-2-2 富国生命ビル 10F
講演者/パネリスト/モデレーター略歴 (アルファベット順)
フランシス・ゲスキエール (Francis GHESQUIERE)
世界銀行グループ 防災グローバルファシリティ(GFDRR) 事務局長
世界銀行が主導し 70 カ国以上で防災プログラムを実施する信託基金 GFDRR の事務局長
を務める。
開発戦略及びプログラムにおける災害リスク管理を主流化するための政策や手法に関する
豊富な知識・経験を有する。数々の災害対応オペレーションに携わり、ラテンアメリカ・カリブ
海地域及び南アジアにおける世界銀行による災害リスク管理オペレーションの構築を 10 年
以上に渡り指揮。カリブ海災害リスク保険ファシリティ(CCRIF)、中央アメリカ確率的リスク
モデリング・イニシアチブ、災害リスク理解フォーラム(UR)等の数々の重要なイニシアチブを牽引。災害危機
繰延引出オプション(CAT-DDO)及びコンティンジェンシー・コンポーネントのような、世界銀行による緊急オペ
レーション並びに緊急融資を加速させる新たな政策立案においても重要な役割を果たした。
ハーバード大学ケネディ行政大学院にて修士号取得、ルーヴェン大学学士(工学)取得、ニューヨーク大学、
ESADE バルセロナ、HEC パリにて経営学・経済学を修了。
中分 毅 (Takeshi NAKAWAKE)
株式会社日建設計 取締役副社長
海外、とりわけ ASEAN、湾岸諸国、ロシアおよび旧ソ連邦諸国における事業展開を担当し
ている。特に環境配慮型の開発と鉄道をはじめとする公共交通を重視した都市開発を統合
した SMART TOD(Transit Oriented Development)の概念の確立とその具体化に注力して
いる。この他、前記の国々における産業ゾーンの開発、工場などの遊休地の再開発を含む
都市計画・都市開発計画に従事してきた。
西口 尚宏 (Naohiro NISHIGUCHI)
日本防災プラットフォーム 代表理事 / 一般社団法人Japan Innovation Network
専務理事
日本防災プラットフォーム代表理事及び一般社団法人 Japan Innovation Network の
発起人且つ専務理事。
日本長期信用銀行、世界銀行グループ人事局(ワシントンDC)、マーサー社のグローバ
ル M&A コンサルティングのアジア太平洋地域代表(ワールドワイドパートナー)、
産業革新機構 執行役員等を経て、現職。
2010 年に、経済産業省フロンティア人材研究会の立ち上げと運営に主体的に関与し、その提言内容の実行を
行う一般社団法人 Japan Innovation Network を発起人の一人として 2013 年 7 月に設立。
文部科学省 科学技術・学術審議会人材委員会委員。
上智大学経済学部卒、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院卒(MBA)。
サリ・ゼーダーシュトレーム (Sari SÖDERSTÖM)
世界銀行グループ 社会・都市・農村開発担当グローバル・プラクティス
戦略・業務局長
世界銀行グループは 2030 年までに極度の貧困を撲滅、また所得下位 40%の人々との
繁栄の共有を推進しており、その実現に向けて強化された新組織体制のもと、2014 年
7 月 1 日より現職。
局長として、地域・農村開発及び、世界銀行が推進する持続可能な開発において益々
重要性が増している持続可能な土地管理を指揮。これまでに、アフリカの持続可能な
開発局のシニア・マネージャーとして、420 名のスタッフと共に 250 案件を包括的に管理。
また、東ヨーロッパ・中央アジア、東アジア・大洋州、ラテンアメリカ・カリブ海において、
農業、環境、天然資源管理のセクター・マネージャー、プログラム・コーディネーター、タスクチーム・リーダー
などを務めた。その間、地域セクター調整官として北京現地事務所に 5 年間駐在。1993 年にヤング・プロフェッ
ショナルとして世銀に入行。ストックホルム大学経済学修士号取得。
スウェーデンとフィンランド国籍。
塚越保祐 (Yasusuke TSUKAGOSHI)
世界銀行駐日特別代表
2013 年 8 月、現職に就任。政府、市民社会、企業、大学、メディア等、
日本における世界銀行のパートナーとの関係強化を図る使命を担う。就任以来、
世界銀行東京事務所内に設置された防災ハブの設立・運営にも関与している。
現職就任前、2008-2011 年には米州開発銀行理事として同行の政策と中南米・カリ
ブ海地域の開発金融案件の審議に従事。1988-1991 年にはアフリカ開発銀行理事としてコートジボワールに
駐在した。また、1994-1998 年には国際金融情報センター・ワシントン事務所長として、開発金融政策を含む
米国の政策決定につき調査した経験も持つ。1980 年 4 月、大蔵省(現財務省)に入省。
呉 文繍 (Sandra WU)
UNISDR民間セクター諮問グループ議長 / 国際航業株式会社 代表取締役会長
国立台湾大学文学部(中国文学専攻)を卒業。1998 年日本アジアグループの創設に
関わり、2001 年には東京証券取引所初の女性代表取締役社長となる。
2009 年より国際航業ホールディングス株式会社の代表取締役社長に就任。2012 年、
日本アジアグループ株式会社による国際航業ホールディングス株式会社の完全子会社
化に伴い、日本アジアグループ株式会社の代表取締役社長に就任し、2013 年 5 月 1 日
より国際航業株式会社 代表取締役会長に就任。現在に至る。
2008 年 Harvard Business School Advanced Management Program 修了。
2010 年より世界経済フォーラムのアクティブメンバーで、Infrastructure & Urban Development グループ及び
Global Agenda Council on Infrastructure に参画。また、国際連合組織の一つである国連国際防災戦略事務局
(United Nations International Strategy for Disaster Reduction)の民間企業諮問委員(Private Sector Advisory
Group)の委員。2013 年 7 月より議長に就任。
日本再生戦略会議委員、第3回国連防災世界会議仙台開催実行委員会参与。