Microsoft Lync パフォーマンス・モニタ

デ ー タシ ート
Microsoft Lync パフォーマンス・モニタ
Microsoft Lyncの可用性とパフォーマンス向上のために
Microsoft Lyncパフォーマンス・モニタは、包括的なパフォーマンス監視を通じて、
Microsoft Lyncの展開をスムーズに実施するためのツールです。
Microsoft Lync パフォーマンス・モニタを使うと、アプリケーションでもネットワークでも、同一のダッシュボ
ードから問題の根源を速やかにドリルダウンできます。Lyncのパフォーマンスを確保するためにまず各Lyncサ
ーバー、フロントエンド・サーバー、仲介サーバー、エッジ・サーバーの役割を監視します。Microsoft Lyncパフ
ォーマンス・モニタにはレポート機能が組み込まれており、 改善計画を策定したり、IT投資の正当性を実証した
り、上層部の管理職や経営陣への報告などのために利用できます。
この包括的ツールを使うとIT管理者は以下のようなことが可能です:
•
•
Lyncの問題を素早く検知して
解決、
アプリケーションとネット
ワークを支援
Lyncのパフォーマンスと可用
•
•
MS Lyncのパフォーマンス問題の根本原因を迅速に解明
ユーザーに悪影響が及ぶ前に問題になりそうな状況が生じたとき警告情報を受信
問題がアプリケーション、サーバー、ネットワークのどれに関係しているのかを判定
特定の条件と環境向けにアプリケーション・プロファイルをカスタマイズ
MS Lyncパフォーマンス・モニタは、次に列挙するようなアプリケーションの可用性とパフォーマンスに影響を
与えるすべてのIT依存関係を把握します:
•
フロントエンド・サーバー、エッジ・サーバー、仲介サーバー
のレベルを確保
•
SQLサーバー
ユーザーの満足度を向上させ、
•
性がSLAを満たすかそれ以上
•
Active Directoryなどのような支援アプリケーション
ネットワーク・インフラストラクチャ
ヘルプデスクへの問い合わせを
削減
問題を簡単に究明することでIT
スタッフの生産性が増大
Microsoft Lyncの監視
アプリケーション・プロファイル
デフォルトの監視パラメータを活用し、プロファイルでアプリケーションのタイプについてコンポーネントのセ
ットを定義します。アプリケーション・プロファイルは、アプリケーションのコンポーネントとプロセス、想定範
囲の値、アプリケーションや監視中のコンポーネントの状況がしきい値を超えたり状態が変化した場合に自動
的に起こすアクションを記述することにより、アプリケーションをどのように監視するかを指定するものです。
MS Lync パフォーマンス・モニタには、次のようなLync実
装のための多くの一般的な構成要素の認定されたアプ
リケーション・プロファイルが用意されています: MS
Lync フロントエンド/エッジ/仲介サーバー、IIS、SQLサー
バー、Active Directory、Exchangeなど。
これらのプロファイルを必要に応じてカスタマイズする
か、必要なプロファイルを自分で作成します。既存のプロ
ファイルをテンプレートとして活用し、業務上の必要事
項に合わせて調節するのが効率的でしょう。許容可能な
サーバーへの負荷やアプリケーション・パフォーマンスな
どの現実的な違いが反映されるよう、インスタンスごとに
しきい値を調整していきます。
デ ー タシ ート
Microsoft Lync パフォーマンス・モニタ
MICROSOFT LYNC パフォーマンス・モニタの機能
コンポーネント
コンポーネントは、MS Lyncパフォーマンス・モニタが監視するすべてのデータ・ポイントのことです。アクティブ
・コンポーネントは状態を確認できるよう、定期的にサービスとプロセスにポーリングします。状態には、アッ
プ/ダウン/警告/メンテナンス中/不明があります。パフォーマンス・コンポーネントには、ユーザー定義のアクシ
ョン・ポリシーを実施するかどうかの基準になるしきい値を設定できます。
定期的にポーリングされるコンポーネント:
TCP, UDP and SIP Statistics
Replicator Agent Services
IM MCU Health & Performance
Call Activity and Statistics
ユーザーに悪影響が及ぶ前
に可能性がある問題につい
て警告を受けられます。
Audio/Video Services
IM Conference Statistics
User Services
Audio Test Service
Web Conferencing Services
IM Conferencing Service
File Transfer Agent Service
Response Group Service
複合アプリケーション
MS Lyncのパフォーマンスは、フロントエンド・サーバー、エッジ・サーバー、仲介サーバー、SQLサーバー・デー
タベース、IIS、Active Directoryをはじめとする他のアプリケーション、などのパフォーマンスに依存します。複
合アプリケーションでは、支援アプリケーションの状態変化は、依存アプリケーションの状態変化に連携しま
すから、SQLサーバー・インスタンスが「ダウン」状態であれば、それがサポートする他のアプリケーションも同
様に「ダウン」状態になるのは当然といえるでしょう。ですが、MS Lyncパフォーマンス・モニタには、アプリケ
ーション間の依存関係を特定できるユニークな能力が有ります。高可用性設定においては、SQLサーバー・イ
ンスタンスのただ1つの「ダウン」状態は、残りの依存コンポーネントの状態を「警告」状態にとどめます。
アクション・ポリシー
アクション・ポリシーで、監視対象のコンポーネントやアプリケーションの状態が変化したときに起こす複数の
アクションを指定できます。アクションには修復と報告の2種類があります。修復アクションはイベントログを書
いたりリブートなどのスクリプトを走らせたりするアクションで、報告アクションは状態の変化を警告として知ら
せるアクションです。MS Lyncパフォーマンス・モニタで記述できるActive Script とPowershell スクリプトで、
広範なアクションを指定できます。
レポート機能
MS Lyncパフォーマンス・モニタには、アプリケーションの可用性とパフォーマンスの問題を速やかに識別する
ための強力なレポート機能があります。高レベルのビューを起点に、ドリルダウンですべてのプリケーションに
到達できます。パフォーマンスの測定値もアプリケーション・インスタンスとコンポーネント・レベルの両方に
ついて表示可能です。次のようなレポートが用意されています:
•
•
•
•
SLAコンプライアンス要件を
満たす状態を容易に維持でき
ます。
SLA レポート
リアルタイム、及び履歴状態レポート
インスタンス及びコンポーネントサマリー・レポート
状態変化、
アクション、解決事項ログ
デ ー タシ ート
詳細については、サポートペー
ジからアクセスできるリリース・
ノートをご参照ください。
whatsupgold.com
/support/index.aspx
Microsoft Lync パフォーマンス・モニタ
帯域幅とネットワーク監視
MS Lyncパフォーマンス・モニタは、WhatsUp Goldのネットワーク・パフォーマンス及び可用性監視ソフトウェ
アをベースにして構成されています。Lync環境のどこで起きた問題でも、その根本原因を速やかに突きとめるた
め、アプリケーションと統合されたネットワーク・インフラストラクチャを監視します。カスタマイズされたダッシ
ュボードから、適切に配置されたアプリケーション、システム、ネットワークのパフォーマンス・メトリクスを見る
ことができ、ユーザーや重要な業務に悪影響が及ぶ前にパフォーマンスのボトルネックを検出し解決するのに
役立ちます。
最低システム要件
システム要件
Ipswitch認証済みアプリケーション・プロファイル
Minimum Hardware
Processor: 2.4 GHZ Dual Core
Memory:
4GB RAM
Hard Drive: 15GB of free disk space
Cisco Unified Communications Manager (CUCM)
Microsoft Lync Server
Microsoft Active Directory Controller
Microsoft Dynamics SL
Microsoft Exchange
Microsoft Hyper-V Server
Microsoft IIS
Microsoft Office SharePoint Server (MOSS)
Microsoft SQL Server
Microsoft Windows Print Server
Microsoft Windows System Statistics
OracleDatabase
Oracle E-Business
Ipswitch WhatsUp Gold
Ipswitch MOVEit
Ipswitch WS_FTP Server
Ipswitch IMail
Operating Systems
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2008 R2 (64-bit)
Windows Server 2008 (32-bit and 64-bit)
Windows Server 2003 R2 (32-bit and 64-bit)
Windows Server 2003
Windows 7 Professional, Enterprise, and Ultimate
editions (32-bit and 64-bit)
イプスイッチ社について
イプスイッチ社は、複雑なIT問題を解
決するシンプルなソリューションを提
供します。
システム・関連会社・顧客と
の間でファイルを転送したり、ネットワ
Databases
SQL Server 2008 R2 Express Edition (32-bit or 64-bit)
SQL Server 2005 Standard or Enterprise (32-bit or 64-bit)
SQL Server 2008 or 2008 R2 Standard or Enterprise
(32-bit or 64-bit)
SQL Server 2012 Standard or Enterprise (32-bit or 64-bit)
を監視したりするのに使われるソフト
Framework and Support Packages
.NET Framework 4.0
Windows Scripting Host v5.7 (or later)
うお客様から信頼を得ています。
Web Browsers
Chrome (recommended)
ーク・アプリケーション・サーバーなど
ウェア製品群は、世界中の何百万とい
1991年に創立され、米国マサチュー
セッツ州レキシントン
(ボストン郊外)
に本社を置きます。米国内数ヶ所とヨ
ーロッパ、
アジアに拠点があります。詳
しくは、www.ipswitch.com をご覧く
ださい。
Ipswitch, Inc.
83 Hartwell Avenue
Lexington, MA 02421 USA
(781) 676-5700
Kingsfordweg 151
1043 GR Amsterdam
The Netherlands
Ipswitch Japan 株式会社
〒106-0047 東京都港区南麻布4-11-22
南麻布T&Fビル8階
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APM コンポーネント・タイプ
CPU Utilization via WMI, SNMP/Virtual
Disk Utilization via WMI, SNMP/Virtual
Physical and Virtual Memory Utilization via WMI,
SNMP/Virtual
Interface Statistics (In/Out): Discards, Errors, Utilization
Port Check: HTTP/S, FTP, IMAP4, NNTP, POP3, Radius,
SMTP, Echo, Time, Custom
Process Check via WMI, SNMP
Service Check via WMI, SNMP
SNMP Check
WMI Counter Check: Formatted, Raw
Windows Performance Counter
Database Query: SQL Server, Oracle
SSH Active and Performance Monitor Checks
PowerShell Execution Check
End User Monitoring