WLニュートリエントブイヨン

カタログコード:
WLニュートリエントブイヨン
WL NUTRIENT BROTH
OXOID コード:CM0501
2
E 保存方法・有効期限
CULTURE MEDIA
E 組成(培地1Lあたり)
30℃以下の乾燥保存でラベル表示期限まで使用可能。調
トリプトン ………………………………… 5.0
g
酵母エキス ………………………………… 4.0
g
ブドウ糖 …………………………………… 50.0
g
リン酸二水素カリウム …………………… 0.55
g
塩化カリウム ……………………………… 0.425
g
塩化カルシウム …………………………… 0.125
g
硫酸マグネシウム ………………………… 0.125
g
製した培地は2∼8℃で保存する。
E 品質管理
シクロヘキシミド無添加の場合
陽性コントロール
Saccharomyces cerevisiae ATCC 9763
塩化第二鉄 ………………………………… 2.5
mg
陰性コントロール
硫酸マンガン ……………………………… 2.5
mg
未接種の培地
ブロモクレゾールグリーン ……………… 22.0
mg
pH 5.5±0.2
シクロヘキシミド添加の場合
陽性コントロール
Escherichia coli ATCC 25922
E 調製方法
本品60gを1Lの精製水に懸濁し、沸騰するまで加熱して溶
解する。121℃で15分間、高圧蒸気滅菌し約50℃に冷却する。
陰性コントロール
Saccharomyces cerevisiae ATCC 9763
培地を pH6.5 にするときは、 1 %の炭酸ナトリウム溶液で
調整する。
本培地に4mg/Lのシクロヘキシミドを添加することでWL
Differential Brothとなる。シクロヘキシミドを取り扱うに際
して、「危険物に関する注意」を参照のこと。
E 注意
シクロヘキシミドを取り扱うに際しては、「危険物に関す
る注意」を参照のこと。
E 用途・特徴
本培地はGreenとGray1)の処方に基づくもので、液体培地
としての利点がある。例えば液体製品でサンプルが多量の場
合、あるいはシクロヘキシミドを添加した増菌培地の場合に
利用される。
E 参考文献
1. Green S. R. and Gray P. P. (1950) Wallerstein Lab. Comm.
13. 357.
2. Hall Jean F. (1971) J. Inst. Brewing 77. 513-516.
4mg/Lシクロヘキシミドの添加は酵母の発育を抑制し、汚
染菌に対して選択性の高い培地となる。製パン用および蒸留
酒用酵母の発育促進には、pH6.5に調整した培地が用いられ
る(pH5.5の培地は、製パン用酵母の発育に使用される。
)
WLニュートリエントブイヨン
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