セラマックス ＃３０００は無溶剤・無機質のコーティング材であり、無機質で あることにより、超高耐候性・不燃性を有し、また無溶剤であることにより、 環境に優しいコーティング材です。 従来の有機質塗料にない種々の特長を具えた最先端のコーティング材です。 主成分は無機化合物（アルコキシシラン化合物）と基本的には無機顔料だけで 構成されております。 この材料は硬化反応の前では無機質の低分子の特性で、粘度および表面張力が 低いことにより、１ １μｍから数μ ｍから数μｍ程度の微細孔へも、空気を置換しつつ浸透 していく特性をもっています。 この浸透過程において空気中の水分を吸収したアルコキシシランは、徐々にこ の水分と反応し、無機系ポリマーを形成し、硬化していきます。 このポリマーは －Ｓi－O－Ｓi－O－ を主鎖とした無機質系ポリマーである ことにより、無機質（例えばガラス、岩石等）特有の高耐候性、耐熱性等の特 性が形成されます。 ■特長 １．ライフサイクルコスト（ＬＣＣ）の低減 １．ライフサイクルコスト（ＬＣＣ）の低減 ２．省工程・工期短縮 ２．省工程・工期短縮 ２回塗りで防食・防水・高耐候性の性能を発揮します。 ３．超高耐候性 ３．超高耐候性 ３０年以上の超高耐候性 ４．不燃 ４．不燃材・ガス有害性試験合格 不燃材・ガス有害性試験合格 ５．耐 ５．耐汚染性・洗浄回復性 汚染性・洗浄回復性 土木用防汚材料Ⅰ種及びⅡ種に該当します。 撥水性と緻密な塗膜により、無機質（セラミック） 特有の汚染防止に効果を発揮します。 ６．硬 ６．硬 度 鉛筆硬度３Ｈ 洗浄による塗膜の傷、劣化が少ない。 ７．耐熱性 ７．耐熱性 約 550℃（ポリマー分解） ８．無溶剤 ８．無溶剤 （シンナーは含有しない、塗装時に使用しない）環境適合 ９．酸性雨対策 ９．酸性雨対策 車の排気ガス、酸性雨等の酸性雰囲気にも耐えられます。 10．防水性・中性化抑止 10 防水性・中性化抑止 コンクリート防食 11．遮 遮塩性（塩化物イオンの侵入阻止）鉄筋腐食の防止 塩性（塩化物イオンの侵入阻止）鉄筋腐食の防止 ■用途 ・トンネル内装（ トンネル内装（視線誘導 視線誘導） 誘導） ・コンクリート防食（橋脚、壁高欄等コンクリート構造物） ・ 光触媒下塗材 ・ 建築外壁等 建築外壁等の保護 の保護 ■仕様例 セラマックス ＴＮ（トンネル ＴＮ（トンネル） トンネル）工法 １．新設トンネル内装・コンクリート防食仕様（直塗り工法） 工 １ 程 使 用 材 料 標準使用量 [ｇ/㎡] 膜 厚 [μｍ] 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 下 塗 セラマックス＃３０００ クリヤー 上 塗 セラマックス＃３０００ 指定色 ２ １５０～ ２００ １８０ ３０～ ４０ ５０ 塗装間隔(20℃) [Hr] ２～ ２４ － ３ 塗装方法 刷 毛 ローラー 刷 毛 ローラー ※素地･コンクリートの粗密度・吸い込み量の違いにより使用量が異なることがあります。 （仕様例 1～4 共通） ２．既設トンネル内装・コンクリート防食仕様（直塗り工法） 塗装方法 素地調整 標準使用量 膜 厚 塗装間隔(20℃) [ｇ/㎡] [μｍ] [Hr] バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 下 塗 セラマックス＃３０００ クリヤー 上 塗 セラマックス＃３０００ 指定色 刷 毛 ローラー 刷 毛 ローラー 工 程 使 用 材 料 １ ２ １８０～ ２５０ １８０ ３５～ ５０ ５０ ２～ ２４ ― ３ ３．トンネル内装視線誘導塗装仕様・コンクリート保護仕様（下地調整材入り） 工 １ 程 使 用 材 料 標準使用量 [ｇ/㎡] 膜 厚 [μｍ] 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 下地調整 特殊カチオン性ポリマー セメントモルタル セラマックス＃３０００ 指定色 ２ 上 塗 ３ １０００～ ２０００ ２００～ ２５０ ５００～ １０００ ５５～ ７０ 塗装間隔(20℃) [Hr] 塗装方法 ２４～ 鏝 ― 刷 毛 ローラー 塗装間隔(20℃) [day] 塗装方法 ４．トンネル内装視線誘導塗装仕様（直塗り工法） 工 程 使 用 材 料 標準使用量ｇ [ｇ/㎡] 膜 厚 [μｍ] １ 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 ２ 下 塗 セラマックスＥＸプライマー ２００ ４０ ２ 上 塗 セラマックス＃３０００ 指定色 ２００ ５５ １～ ７ ― 刷 毛 ローラー 刷 毛 ローラー ※セラマックスＥＸプライマーは水性ｴﾎﾟｷｼ樹脂プライマーです。 ５．トンネル内装視線誘導塗装仕様（タイル面） 工 程 使 用 材 料 標準使用量 [ｇ/㎡] 膜 厚 [μｍ] 塗装間隔(20℃) [Hr] １ 素地調整 水系洗浄剤 JSB-1 による洗浄、電動工具、ワイヤブラシ等にて目地含め全面目粗し、清掃 ２ 上 セラマックス＃３０００ 指定色 塗 １６０ ３０ ― 塗装方法 刷 毛 ローラー 仕様例 仕様例 セラマックス コンクリート防食・保護工法 ６.新設・既設コンクリート 工 程 保護･防食仕様(直塗り工法) 標準使用量 [ｇ/㎡] 使 用 材 料 膜 厚 [μｍ] 塗装間隔 (20℃) [Hr] １ 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 ２ 上 塗 セラマックス＃３０００ クリヤー １５０～ ２５０ ３０～ ５０ 塗装方法 ― ※素地･コンクリートの粗密度・吸い込み量の違いにより使用量が異なることがあります。 刷 毛 ローラー （以下仕様例 5～7 共通） ７．新設コンクリート保護・防食仕様（直塗り工法） 工 １ 程 標準使用量 [ｇ/㎡] 使 用 材 料 膜 厚 [μｍ] 塗装間隔(20℃) [Hr] 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 下 塗 セラマックス＃３０００ クリヤー 上 塗 セラマックス＃３０００ 指定色 １５０～ ２００ １８０ ２ ３０～ ４０ ５０ 塗装方法 ２～ ２４ 刷 毛 ローラー ― 刷 毛 ローラー ３ ８．既設コンクリート保護・防食仕様（直塗り工法） 工 １ 程 標準使用量 [ｇ/㎡] 使 用 材 料 膜 厚 [μｍ] 素地調整 バリ等電動工具等にて除去、離型剤・付着物除去、全面目粗し、清掃 下 塗 セラマックス＃３０００ クリヤー １８０～ ２５０ ３５～ ５０ 上 塗 セラマックス＃３０００ 指定色 １８０ ５０ ２ 塗装間隔(20℃) [Hr] 塗装方法 ２～ ２４ 刷 毛 ローラー ― 刷 毛 ローラー ３ ■概要 セラマックス＃ セラマックス＃３０００ クリヤー 品 名 セラマックス ＃３０００ 色 相 クリヤー アルコキシシラン化合物 設計値 塗料の種類 無溶剤・無機質コーティング材 主要成分 容 量 18Ｋｇ ・4Ｋｇ 貯蔵安定期間 製造後６カ月 密 度 1.1ｇ／ｍＬ（比重カップ 23℃） 粘 20mPa・s（BM 型 1-60/23℃） 加熱残分 80 wt％ 指触乾燥時間 気温 5℃ 20℃ 30℃ 硬化時間 性能発現 約４週間 ｳｪｯﾄ：ﾄﾞﾗｲ比 100：60 塗装環境 条件 気温 5℃～35℃ 表面温度 40℃以下 塗装方法 相対湿度 85％以下 結露がないこと コンクリート等のセメント系下地は、エフロ 塗装間隔 レッセンス、レイタンス等を予め除去します。 2～24 時間（24 時間以上の場合は 目粗が必要） 危険物分類 消防法 危険物第 4 類第 2 石油類（非水溶性） 引火点 54.6℃ 硬化反応時 アルコール（メタノール）が発生する 塗装条件 素地調整 安全衛生 (JISK5601 70℃、3ｈ) 度 約 4 時間 約 1 時間 約 30 分 刷毛、ローラー、スプレー ※使用に際して、ＭＳＤＳ（製品安全データシート）を参照して下さい。 ■概要 セラマックス＃３０００ 指定色 品 名 セラマックス ＃３０００ 色 相 指定色 アルコキシシラン化合物 塗料の種類 無溶剤・無機質コーティング材 主要成分 容 18Ｋｇ ・4Ｋｇ 貯蔵安定期間 製造後６カ月 1.20～1.40ｇ／ｍL（比重カップ 23℃） 粘度 100～300mPa・s（Ｅ型 1-60/23℃） 量 密度 87.8 wt％ 設計値 (JIS K5601 準拠 70℃･3Hr) 気温 加熱残分 指触乾燥時間 5℃ 約 4 時間 20℃ 約 1 時間 30℃ 約 30 分 硬化時間 性能発現 約４週間 ｳｪｯﾄ：ﾄﾞﾗｲ比 100：60 塗装環境 条件 気温 5～35℃ 表面温度 40℃以下 相対湿度 85％以下 結露がないこと 塗装方法 刷毛、ローラー、スプレー 素地調整 ｺﾝｸﾘｰﾄ等のｾﾒﾝﾄ系下地は、ｴﾌﾛﾚｯｾﾝｽ、ﾚｲﾀﾝｽ等を 塗装間隔 2 時間～24 時間 (24 時間を超える場合は目粗 しが必要) 引火点 54.6℃ 塗装条件 予め除去します。 安全衛生 危険物分類 消防法 危険物第 4 類第 2 石油類（非水溶性） 硬化反応時 アルコール（メタノール）が発生する ※使用に際して、ＭＳＤＳ（製品安全データシート）を参照して下さい。 ※セラマックス＃3000 クリヤー、指定色において上表の設計値等のデータは標準値です。 ■ 試験成績表（塗膜性能） 試 験 項 目 試 験 方 法 または 試 験 条 件 結 果 ＳＵＶ照射（岩崎電気 ＵＶテスターＳＵＶ－Ｗ151）サイクルテスト 照射 8Hr－休止－0.5Hr－結露 4Hr サイクル 900 時間 ※光沢計 スガ試験機 デジタル変角光沢計（入射角 60°） ※色差計 ミノルタ 色彩色差計ＣＲ－300 5 点平均 註 1．ＳＵＶの紫外線量はサンシャインカーボンアーク照射の約 10 倍に相当。 註 2．通常ΔＥが 2 以下の場合は色の変化がないとされる。 光沢保持率 付着力 JISK5665-5-7 プルオフ法コンクリート 150ｇ／㎡塗付 アドヒージョンテスター 3Ｎ／ｍ㎡以上 （コンクリートの凝集破壊） 光沢値 60°鏡面光沢 50 以上 塗膜硬度 三菱鉛筆ユニ 3Ｈ 耐熱性 単独塗膜 550℃迄 550℃でﾎﾟﾘﾏｰが崩壊 中性化抑制 100×100×100ｍｍのモルタル試験体に塗付、所定養生後、30℃、湿度 60％、 ＣＯ2 濃度５％の試験室内に１カ月静置後、試験体を割裂し、フェノールフタレ イン１％液を噴霧する。 中性化深さ 0ｍｍ 70×70×20ｍｍのモルタル試験体に塗付、５％ＨＣl 溶液に 10 日間浸浸後、試験 中性化深さ 0ｍｍ 片を割裂し、フェノールフタレイン液にて、中性化深さを測定する。 （中性化なし） 水酸化カルシウム飽和溶液に３０日間浸漬後の塗膜状態を目視で調べる 異常なし 促進耐候性 促進中性化阻止試験 耐ｱﾙｶﾘ性 色差 80％ ΔＥ＝１ （中性化なし） 一般社団法人無機質コーティング協会 株式会社セラアンドアース 〒556-0004 大阪市浪速区日本橋西 1-1-15 TEL06-6647-3312 FAX06-6647-3314 〒556-0004 大阪市浪速区日本橋西 1-1-15 TEL06-6647-3313 FAX06-6647-3314 1403
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