はじめに 本報告書は、千葉大学大学院人文社会科学研究科の研究プロジェクト「新しい働き方と コミュニケーション」のもとで、2013 年度に実施された研究・調査の結果をまとめたもの である。 本年度は計 7 名と、尾形が代表を務める近年の研究プロジェクトの中でも参加者の多い 報告書となった。各人の研究テーマは多岐にわたるものとなっているが、これらの研究報 告からは、社会問題を議論するにあたりその当事者の視点を欠かさぬことの重要性、とい う共通項が浮かび上がってくる。専門家のみならず、こうした当事者の声も拾い上げて議 論に、ひいては社会に反映させていくことは人文科学の研究分野が担う大きな役割の一つ ではないだろうか。結果として、当プロジェクトの表題にふさわしい報告書になったと自 負している。 プロジェクト研究代表 尾形隆彰 プロジェクト参加者 尾形隆彰 (人文社会科学研究科 教授) 綿貫登美子 (人文社会科学研究科 博士後期課程 大学院生) 西田恭介 (人文社会科学研究科 博士後期課程 唐 磊 大学院生) (融合科学研究科 情報科学専攻 博士後期課程 大学院生) 中西純夫 (人文社会科学研究科 博士後期課程 修了生) 佐藤 敦 (人文社会科学研究科 特別研究員) 田川史朗 (人文社会科学研究科 特別研究員) 3
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