エコセーバーR450・操作マニュアル

OP1402
①
エコセーバーR450・操作マニュアル
フロン回収装置の各部の名称
吸引側圧力ゲージ 吐出側圧力ゲージ
排気バルブ
2.ガス回収作業
① 回収するシステムの電源スイッチを【OFF】
排気口
② 必要に応じてコンプレッサオイル、
回収/パージ
切替バルブ
フィルタードライヤを【交換】
③ 回収装置およびホース内の【排気】
取入口バルブ
④ バルブを図のように【設定】
取入口
⑤ オイルリターンバルブを 開
吐出口バルブ
開
吐出口
コンプレッサ
オイル窓
オイルリターン
バルブ
クセスバルブ(低圧)
低圧カット
電源スイッチ
ON-OFFスイッチ
回収完了ア
ランプ
⑥ システムの低圧側のサービスポートを開
満液
ランプ
⑧ 回収装置の各ポートのバルブを開
⑦ ボンベの液側のバルブを開
⑨ 低圧カットON-OFF スイッチを【ON】
⑩ ファンON-OFF スイッチを【ON】
⑪ 電源スイッチを【ON】
ファン
ON-OFFスイッチ
注意
本マニュアルは操作手順の概略を示したものです。
ご使用の前に、正しく安全にお使いいただくため、
取扱説明書を必ずお読みください。
⑫ 取入口バルブ開
回収作業開始
⑬ ガス状冷媒がシステムからなくなったら、回収装置は
自動的に停止
⑭ そのまま10 分以上放置し、システムのゲージの
冷媒回収作業
一般的なガス回収の操作方法について示します。
圧力上昇を【確認】
⑮ システム内の圧力が所定の圧力未満であれば
【回収完了】
1.ホース、コード類の接続
⑯ システム内の圧力が所定の圧力以上であれば、低圧
カットON-OFFを【OFF】
排気バルブ
回収/パージ切替バルブ
回収
回収
⑰ 再度回収を実施
液
ガス
バルブ バルブ
システム
⑱ 電源スイッチを【OFF】
回収作業終了
回収終了について‥‥
回収終了後5~10分そのまま放置して、冷凍機油に溶け込んだ
フロンの蒸発を待ってください。所定の圧力より圧力が上昇した
場合は、再度回収をおこなってください。
ガスポート
取入口バルブ閉 →電源 SW-ON 後 開
取入口
冷媒種類
フィルタドライヤ
吐出口
バルブ開
口
セーフティ
ケーブル
R12、R500、R502、R509
R22、R134a、R412A
R407C、R407D、R410A
R507A、R404A
充填量
所定の圧力
2kg未満
0Mpa
2kg以上
-0.01Mpa
3.フロン排出(パージ)作業
4.ガス回収時のサブクール作業
回収/パージ切替バルブ
液
回収 →電源スイッチ OFF 後 パージ
システム
ガス
バルブ バルブ
閉
排気バルブ
排気
開
ガスポート閉
排気口
取入口バルブ開
取入口
フィルタドライヤ
吐出口
バルブ開
セーフティ
ケーブル
① システムの両ポートとボンベの液バルブが閉じられて
いることを【確認】
● 次のような状況下では、回収能力が大きく阻害され
ることがあります。
a)周辺温度が高い。
b)ボンベが満液に近い。
c)真空引きしないボンベを使用した。
d)ボンベ内に空気が存在する。
e)他の原因でボンベの圧力が高すぎる。
● このような場合は、通常ボンベを氷水等で冷却させ
る方法が取られますが、以下の方法でボンベ内のフ
ロンを直接冷却(サブクール)させることができます。
① 回収中、吐出圧力ゲージの指示値が、以下の指示
値以上になったら、サブクールを実施します。
※ R410A以外の冷媒 2.2MPaに達したら(下図左)
※ R410A
冷媒 2.7MPaに達したら(下図右)
口
◆ボンベの液バルブが開いていると、回収装置内に液状冷媒
が流れて、コンプレッサが破損するおそれがあります。
② ボンベのガスバルブを開
③ バルブを上図のように【設定】
④ 低圧カット ON-OFF スイッチを【OFF】
⑤ 回収装置の電源スイッチ【ON】
⑥ 回収/パージ切替バルブバージ
⑦ 吸引圧力ゲージの圧力値が真空域になるまで継続
⑧ ボンベのガスバルブを閉
⑨ 回収装置の電源スイッチを【OFF】
⑩ ホースを全て【外す】
※
このとき、回収装置の排気口とボンベのガスバルブをつないでいた
ホース内には、冷媒が残っていますので、真空引きしたボンベを使用
して装置内およびホース内のフロンを回収してください。
回収装置保管方法
●全てのバルブを閉じ、ポートキャップをつけて、バルブを
回収モードにして保管してください。
※ポートを開けた状態で保管すると、空気中の水分によっ
てコンプレッサオイルが劣化します。
●長時間使用しない場合は、コンプレッサオイルの劣化を
防ぐため、回収装置内を真空引きした状態で保管するこ
とをお勧めします。
暖機運転
●冬季など周辺温度が低い場合、回収装置本体内部にフ
ロンが残った状態からスタートさせるとフォーミング現象
を起こしオイルが急激に減少しコンプレッサの破損につな
がる場合があります。
その場合取入口バルブ閉、吐出バルブ閉にした状態で
装置を 5 分くらい運転させ、コンプレッサが暖まってから
回収作業を始めてください。
暖機運転開始当初は、コンプレッサオイル窓から泡状の
冷凍機油が見られますが、コンプレッサが温まるにつれ、
泡状の冷凍機油がなくなり液状になってきます。この状
態で暖機運転は完了です。
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
※
※
下図のように、ホースを接続
各種のバルブを下図のように【設定】
ボンベの液バルブを開
ファンスイッチ【ON】
電源スイッチを【ON】
ボンベのガスバルブを開
この状態で数分~十数分間サブクール運転
R410A 以外の冷媒 1.9MPaまで下がったら
R410A 冷媒
2.4MPaまで下がったら
⑧ ボンベのガスバルブを【閉】
⑨ 回収装置が自動停止するか、吸引圧力が真空域に
なったらしたら、ただちにボンベの液バルブを閉
⑩ 回収装置とボンベ・ホース類全てのバルブを閉
⑪ ホースやバルブを元通りに直して、回収作業を再開
させます。
排気バルブ
回収/パージ切替バルブ
回収
取入口バルブ開
回収
液
ガス
バルブ
バルブ
開
開
吐出バルブ開
コード№IM0191