登録技術の概要 (PDFファイル)

【 参 考 】
登録技術の概要( 点検・診断・モニタリング技術)
(1/9)
技術区分:点検・診断・モニタリング (1/2)
No
名称・
開発会社
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
登録
区分
1
ケーブルの引張応力
と磁気特性変化が相関
ケーブルの張力測定技術 する原理を活用するこ
((株)計測リサーチコ
とで,自由長部での張
ンサルタント)
力測定が可能となった。
区分3
(推奨
技術)
2
従来探査が困難で
あった材質が不均質な
コンクリートでの超音波
による探査(最大2.4m
厚)が可能となった。
コンクリート用
超音波探知装置 超音波を用いた巨視的コ 加算平均化処理(2
ンクリート内部探知装置 万回反復計測し平均
化)および,広帯域周波
(アイレック技建㈱)
数の超音波を用いた
フィルタリング機能を開
発することにより,ノイ
ズ(散乱波)を除去。
区分3
3
コンクリート内部調査
の精度向上を目的に開
発した棒型スキャナを
棒形スキャナ
小径孔を利用したコンク
用いることで,約φ25
リート構造物の内部診断
の小径コアによる削孔
((株)計測リサーチコ
技術
でコンクリート構造物の
ンサルタント)
内部診断が可能となっ
た。
EMセンサー
4
高性能LED照明付き
のカメラを使用すること
で、暗所や狭隘部調査
カメラ付き伸縮自在棒の (幅10cm以上)が可能。
人力操作による点検調査 また,伸縮自在棒を用
(西日本高速道路
いることで高低差5.5m
エンジニアリング中国
程度の点検が可能と
㈱)
なった。
5
IRIを取入れた道
路管理画像シス
テム
道路画像にIRIを取入れ
路面性状を可視化した道
(西日本高速道路 路管理画像システム
エンジニアリング中国
㈱)
構造物点検用カ
メラ「DSカメラ」シ
ステム
運転者の目線でGPS
情報とKP情報を付加し
た連続静止画像に,路
面性状測定装置による
路面の平坦性情報を加
え,道路管理情報を可
視化した。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 1 -
区分2
【 参 考 】
登録技術の概要( 点検・診断・モニタリング技術)
(2/9)
技術区分:点検・診断・モニタリング (2/2)
No
6
名称・
開発会社
長寿命化技術
の概要
無人ヘリによるコ
ンクリート構造物 足場・高所作業車・構造
のひび割れ検出 物点検車を使用せず無人
技術
ヘリにより撮影した画像か
らひび割れ等の損傷を検
(ルーチェサーチ㈱) 出する技術
技術の特記事項
6つのローターブレー
ドを配置した無人ヘリに
GPS/ジャイロセンサー
を搭載することで,橋梁
等の高所点検個所の撮
影を可能とし,デジタル
カメラ撮影による画像合
成により構造物のひび
割れ等の損傷位置情報
を明確にした。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 2 -
登録
区分
区分2
【 参 考 】
登録技術の概要( 建設・更新技術)
技術区分:建設・更新
No
名称・
開発会社
(3/9)
(1/4)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
7
土壌侵食が生じない
特殊なフィルター層を
多機能フィルター
設置することで,1次植
被覆材による法面保護と 生機能を目的とした外
(多機能フィルター㈱) 植生
来種の繁茂が不要とな
り,在来種による長期
育成環境を維持するこ
とが可能となった。
8
人孔(マンホール)上部
を事前撤去し表層舗設
道路舗装人孔鉄
後に塑性変形し難いエ
蓋後付工法「エポ
工法」
道路舗装工事に伴うマン ポキシ系コンクリートに
より調整復旧することで,
ホール蓋高調整工事
施工性の向上と,人孔
(㈱ハネックス・
周囲の平たん性を確保
ロード)
した。
登録
区分
区分3
(推奨
技術)
9
HQハイブレン
AU工法
橋梁長寿命化を支える
高性能床版防水
防水性と舗装との接
着性が高いアスファルト
と,たわみ追従性の高
いウレタン系樹脂を融
合させた防水層の開発
により防水材の高耐久
化を図った。
CSファルトを用いたカ
ラー舗装
顔料とEVA(エチレン酢
ビ共重合体)を主体とす
る高強度バインダーか
らなる固形ペレット状の
製品にすることで,従来
のカラー舗装と比べ長
期にわたる色相の安定
と高耐久化を図った。
(ニチレキ㈱)
10
カラー舗装用着
色材料
(戸田工業㈱)
太平洋ハイパー
エクスパン
11
低添加型膨張材
(太平洋マテリアル
㈱)
生コンに添加する膨
張材の膨張速度を改善
し,低添加型とすること
で添加量が軽減した。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 3 -
区分3
【 参 考 】
登録技術の概要(建設・更新技術)
技術区分:建設・更新
No
名称・
開発会社
(4/9)
(2/4)
長寿命化技術
の概要
コンクリートひび
割れ低減用ネット
耐アルカリ性ガラス繊維
『ハイパーネット
ネットを用いたコンクリート
12 60』
構造物のひび割れ低減技
術
(太平洋マテリアル
㈱)
技術の特記事項
登録
区分
高い引張剛性とコンク
リートとの良好な付着性
能のある耐アルカリ性
繊維ネットをひび割れ
の発生する恐れのある
場所へ配置することで,
応力の均一分散による
ひび割れ低減を図った。
硬化後のコンクリート
に塗布することで,コン
塗布型高性能収
クリート中の自由水の
縮低減剤『クラッ コンクリート表層部収縮
表面張力の低減による
クセイバー』 低減、水分逸散抑制によ
13
乾燥収縮低減効果と自
るコンクリート構造物のひ
由水の逸散の抑制によ
(太平洋マテリアル び割れ抑制技術
る養生効果の向上によ
㈱)
り,ひび割れ低減を図っ
た。
斜角門形カル
バート
14
(共和コンクリート工
業(株))
工事期間が長くか
かっていた現場打ち門
現地状況に即応する【斜 型カルバートを高強度
角対応型プレキャスト門形 化と合わせ斜角にも対
応したプレキャスト製品
カルバート】
を開発し,施工性の向
上と高品質化を図った。
道路橋床版に人工軽
量骨材を使用した高強
道路橋RC床版取換用高
度軽量コンクリートを使
15
強度軽量プレキャストPC
用し,従来のプレキャス
(㈱IHIインフラ建
床版
トPC床版より約20%の
設)
軽量化を図った。
HSLスラブ工法
コンテナファルト
16
(ニチレキ㈱)
従来のポリマー改質
超重交通路線でも塑性 アスファルトⅡ型よりも
変形しづらいポリマー改質 耐流動性に優れた重荷
重用特殊改質アスファ
アスファルト
ルトを新たに開発した。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 4 -
区分3
【 参 考 】
登録技術の概要( 建設・更新技術)
技術区分:建設・更新
No
名称・
開発会社
(5/9)
(3/4)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
登録
区分
高濃度改質アスファル
ト乳剤(タクミゾール)と
プレコート骨材(ロメン
エマルテックSA
チップ)を高精度に敷き
MI工法
リフレクションクラック抑
17
ならし既設舗装と表層
制工法
の間に応力緩和層を形
(ニチレキ㈱)
成することでリフレクショ
ンクラックの発生を抑制
した。
18
ハレーサルト
張り出し歩道
(ランデス㈱)
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
塩害および凍害による劣
さらに細骨材として高
化に対して優れた耐久性
炉スラグ細骨材を100%
を有するプレキャスト張り
用いることで耐硫酸性,
出し歩道
耐塩害性、耐凍害性の
向上を図った。
19
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
塩害および凍害による劣
さらに細骨材として高炉
ハレーサルト
化に対して優れた耐久性
スラグ細骨材を100%用
自由勾配側溝
を有するプレキャスト自由
いることで耐硫酸性,耐
勾配側溝
塩害性,耐凍害性を向
(ランデス㈱)
上を図った。
20
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
塩害および凍害による劣
さらに細骨材として高炉
化に対して優れた耐久性
スラグ細骨材を100%用
を有するプレキャストスリッ
いることで耐硫酸性,耐
ト側溝
塩害性,耐凍害性の向
上を図った。
ハレーサルト
スリット側溝
(ランデス㈱)
21
ハレーサルト
歩車道境界
ブロック
(ランデス㈱)
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
凍害による劣化に対して
さらに細骨材として高
優れた耐久性を有する環
炉スラグ細骨材を100%
境(CO2抑制)配慮型歩車
用いることで耐硫酸性,
道境界ブロック
耐塩害性,耐凍害性の
向上を図った。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 5 -
区分3
【 参 考 】
登録技術の概要( 建設・更新技術)
技術区分:建設・更新
No
22
名称・
開発会社
ハレーサルト
U型側溝
(ランデス㈱)
(6/9)
(4/4)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
登録
区分
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
塩害および凍害による劣
さらに細骨材として高
化に対して優れた耐久性
炉スラグ細骨材を100%
を有するプレキャストU型
用いることで耐硫酸性,
側溝
耐塩害性,耐凍害性の
向上を図った。
区分3
23
ハレーサルト
ボックスカル
バート
(ランデス㈱)
セメントの一部に高炉
スラグ微粉末を使用し,
塩害および凍害等による
さらに細骨材として高
劣化に対して優れた耐久
炉スラグ細骨材を100%
性を有するボックスカル
用いることで耐硫酸性,
バート
耐塩害性,耐凍害性の
向上を図った。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 6 -
【 参 考 】
登録技術の概要( 補修・補強技術)
技術区分:補修・補強
No
名称・
開発会社
(7/9)
(1/3)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
登録
区分
従来のガラスクロスな
どの補強層工程に代わ
タフガードQ-R工法 コンクリート劣化因子侵 り,超速乾の厚膜柔軟
24
入を伸びる塗膜で遮断す 系ポリウレタン/ウレア
樹脂塗料を塗るだけで,
(日本ペイント販売㈱) る工法
はく落防止効果を発揮
することが可能となった。
区分3
(推奨
技術)
25
予め工場で補強材と
上塗材を一体化したラミ
ネートシートを制作する
ショーボンドハイブ
特殊ラミネートシートを ことで,現地においてエ
リッドシート工法
用いたはく落対策工法 ポキシ樹脂接着材で一
層貼る工程のみとし,施
(ショーボンド建設㈱)
工性の向上と再補修機
能を付加した。
既存の落石防護柵に
緩衝金具付きワイヤ
既設落石防護柵補強 ネットを使用することで
26
200kJまでの落石エネ
(㈱プロテックエン フェンス
ルギーに対応可能とし
ジニアリング)
た。
再強フェンス
27
従来のシール材よりも
割れ抵抗性,剥がれ抵
クラックシールNX 高耐久性加熱型アス 抗性を高めたアスファ
ファルト系ひびわれシー ルト系の加熱注入型
シール材で,従来の
(ニチレキ㈱)
ル材
シール材より耐久性に
優れる。
28
最大粒径5mmの骨材
と粘着性の強い特殊改
質アスファルトを使用し
舗装用 高耐久性・全 たポーラスタイプの常温
混合材で,従来の補修
天候型常温混合物
材より耐久性に優れ
ポットホールの再発を
軽減できる。
レスキュー
パッチ
(ニチレキ㈱)
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 7 -
区分3
【 参 考 】
登録技術の概要(補修・補強技術)
技術区分:補修・補強
No
名称・
開発会社
(8/9)
(2/3)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
登録
区分
従来の表面保護材の
吸水防止効果に加え,
鉄筋腐食抑制工
法「プロテクトシ
RC構造物用鉄筋腐食抑 本材は主成分のアルキ
29 ルCIT」
制タイプ含浸系表面保護 ルアルコキシシランにア
ミノ基を化学結合させさ
材
せることで,鉄筋腐食抑
(BASFジャパン㈱)
制効果を付加した。
30
コンクリート内部に埋
め込んだ高耐久のチタ
ングリッド陽極から外部
チタングリッド工
電源により腐食した鋼
法
帯状陽極を用いたコンク
材に防食電流を与える
リート構造物の電気防食
ことで,塩分を含んだコ
(㈱ピーエス三菱)
ンクリートの除去を必要
とせず腐食を抑制する
ことが可能となった。
31
工場制作のプレキャス
トパネルとPC鋼材を帯
PC鋼材を巻き付けて補
鉄筋として用いることで,
強する既設RC橋脚の耐震
拘束性が高まり耐荷力
補強工法
と変形性能を改善・向
(㈱ピーエス三菱)
上する。
PCコンファイン
ド工法
従来の連続繊維シー
トに代わり,緻密で結束
コンクリート片剥落防止
力の高いウレア結合と
ダイナミックレジ
性能及びコンクリート塗装
伸縮性に優れるウレタ
ン タフレジンME
32
材としての性能を持つ手
ン結合を併せ持つ塗膜
-A 工法
塗りタイプのウレアウレタ
でコンクリート片のはく
ン樹脂工法
落防止効果を発揮する
(アイカ工業㈱)
ことが可能となった。
炭素繊維を格子状に
連続炭素繊維を格子状 配置したPVMシートを
に織り合せることにより、 コンクリート面に透明な
33
補強効果も期待できるはく 含浸材で接着すること
(ショーボンド建設
で,はく落防止に加え補
落防止用特殊シート
㈱)
強効果を付加した。
ショーボンドPVM
工法
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 8 -
区分3
【 参 考 】
登録技術の概要(補修・補強技術)
技術区分:補修・補強
No
名称・
開発会社
(9/9)
(3/3)
長寿命化技術
の概要
技術の特記事項
シラン系有効成分を
ニュースパンガー
コンクリート構造物の劣
増量することで,施工性
ド
34
化を防止する一液性シラ
と劣化因子に対する抑
ン系表面含浸材
制効果の向上を図った。
(ショーボンド建設
㈱)
35
36
登録
区分
区分3
乾式の圧送装置と混
和材量の組み合わせに
護岸、河川護岸、水路等
より粗骨材とセメントの
トースイCON充
の石積み目地及び亀裂等
分離を抑制し,圧送ポ
填工法
からトースイCONを圧送
ンプによる細骨材を使
充填し石積護岸の安定を
用しない透水性のある
(㈱ESP)
保つ
コンクリートの打設を可
能とした。
ASRリチウム工
法
(極東興和㈱)
リハビリボンド工
法
37
(アオイ化学工業
㈱)
亜硝酸リチウム内部圧
入によるコンクリートの
ASR補修技術
内部圧入専用の浸透
拡散型亜硝酸リチウム
を使用し,コンクリート
中の浸透性を高めた。
補修エポキシの改良
により,従来では困難で
ひび割れ注入補修工法
あった亜硝酸リチウムと
の併用を可能とした。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 9 -
区分2
【 参 考 】
登録技術の概要(区分3のうち推奨技術)
(1/2)
推奨技術(区分3のうち,特に活用の効果が優れた技術)(全7技術)
No
名称・
(申請者)
【技術区分】
技術の特記事項
7
8
9
10
「推奨技術」とした理由
現地での実証数も多く,独
自性のある技術であり活用
の効果が高い。
本技術適用により,従来技
術では困難であった自由長
部での測定や,既設構造物
の張力測定が可能となる。
老朽化が懸念される吊り橋
などのモニタリングでの活用
が期待できる。
EMセンサー
1
(再掲)
ケーブルの引張応力と
((株)計測リサーチコンサル 磁気特性変化が相関す
る原理を活用することで,
タント)
自由長部での張力測定
が可能となった。
【調査・診断・
モニタリング】
土壌侵食が生じない
特殊なフィルター層を設
多機能フィルター
置することで,1次植生
機能を目的とした外来
(多機能フィルター㈱)
種の繁茂が不要となり,
在来種による長期育成
【建設・更新】
環境を維持することが
可能となった。
現地での実証数も多く,耐
浸食性に優れ活用の効果が
高い。
本技術適用により降雨によ
る耐侵食性が著しく向上し在
来種による長期にわたる植
物の育成環境を維持できる。
初期植生から高い耐浸食
性能を必要とする工事での
活用が期待できる。
人孔(マンホール)上部
道路舗装人孔鉄蓋後 を事前撤去し表層舗設
付工法「エポ工法」 後に塑性変形し難いエ
ポキシ系コンクリートに
(㈱ハネックス・ロード) より調整復旧することで,
施工性の向上と,人孔
周囲の平たん性を確保
【建設・更新】
した。
現地での実証数も多く,耐
久性・安全性に優れ活用の
効果が高い。
本技術適用により人孔鉄
蓋周囲の平坦性が大幅に改
善され,人孔を含まない舗装
と同等以上の耐久性と工事
期間中の一時解放時の安全
性も確保できる。
交通量の多い幹線道路な
どでの活用が期待できる。
防水性と舗装との接着
HQハイブレンAU工法 性が高いアスファルトと,
たわみ追従性の高いウ
レタン系樹脂を融合させ
(ニチレキ㈱)
た防水層の開発により
防水材の高耐久化を
【建設・更新】
図った。
現地での実証数も多く,耐
久性に優れ活用の効果が高
い。
本技術の適用により,30年
供用を想定した長期間防水
機能を維持することができ床
版の耐久性向上を図ること
ができる。
凍結防止剤の散布による
劣化が懸念される山間部な
どでの活用が期待される。
顔料とEVA(エチレン酢ビ
共重合体)を主体とする
カラー舗装用着色材料
高強度バインダーから
なる固形ペレット状の製
(戸田工業㈱)
品にすることで,従来の
カラー舗装と比べ長期
【建設・更新】
にわたる色相の安定と
高耐久化を図った。
現地での実証数も多く,耐
久性に優れ活用の効果が高
い。
本技術の適用により,強度
が従来の約2倍となり,耐久
性と耐退色性が向上する。
ペレット状で長期保管がで
きるため専用ローリーの搬
送が不要となり,補修工事
や小規模工事での活用が期
待される。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 10 -
【 参 考 】
登録技術の概要(区分3のうち推奨技術)
(2/2)
推奨技術(区分3のうち,特に活用の効果が優れた技術)(全7技術)
区分3
No
24
25
名称・
(申請者)
【技術区分】
技術の特記事項
(再掲)
「推奨技術」とした理由
従来のガラスクロスな
タフガードQ-R工法 どの補強層工程に代わ
り,超速乾の厚膜柔軟
(日本ペイント販売㈱) 系ポリウレタン/ウレア
樹脂塗料を塗るだけで,
はく落防止効果を発揮
【補強・補修】
することが可能となった。
現地での実証数も多く,施
工性に優れ活用の効果が高
い。
本技術の適用により,超速
乾塗膜と中塗り工程の簡素
化により,工程が大幅に短
縮され工期短縮が図られる。
省工程と工期短縮によりは
く落防止対策のコストダウン
が期待できる。
予め工場で補強材と
ショーボンドハイブ 上塗材を一体化したラミ
リッドシート工法 ネートシートを制作する
ことで,現地においてエ
(ショーボンド建設㈱) ポキシ樹脂接着材で一
層貼る工程のみとし,施
工性の向上と再補修機
【補強・補修】
能を付加した。
現地での実証数も多く,品
質が安定し補修性能に優れ
活用の効果が高い。
本技術の適用により,工場
制作による補強材と上塗材
の一体化により安定した品
質の確保と施工性が向上す
る。また再損傷個所の部分
補修による性能回復が可能
となる。
はく落対策における維持管
理性の向上が期待できる。
区分2:試験施工で効果を確認することが必要な技術
区分3:活用促進を図る技術(推奨技術:区分3のうち活用の効果が優れた技術)
- 参考 11 -