№ 318 /9 平成26年 漁民と手をつなぐ広報誌 月号 山形県漁業協同組合 広報誌 లˏ˒࣭ٝཅ̥̈́٬̩̿ͤఱٛ ५ࠁࡇ࣐տ֥ٛ୭ၛٛġٳट 1年生) 、五十嵐県漁協組合長、本宮遊佐町副町長 P2の記事に 詳細を掲載して おります。 9月10日㈬庄内総合支庁講堂にて「第36回全国豊かな海づくり大会山形県実行委員会」の設立総会が開催 され、水産関係団体をはじめ各関係機関の代表者の方々ご出席のもと、実行委員会の設立が承認されました。 すいさん 山 形 第 318 号 平成 26 年 9 月 ⑵ 第36回全国豊かな海づくり大会∼やまがた∼ 山形県実行委員会設立総会及び第1回総会開催 平成28年度に庄内地域(式典行事:酒田市民会館「希望 ホール」、放流・海上歓迎行事:鼠ヶ関港)で開催予定の 「第36回全国豊かな海づくり大会∼やまがた∼」に向け、 9月10日㈬庄内総合支庁講堂において、山形県実行委員会 の設立総会が開催されました。 除幕式 設立総会には、水産関係団体をはじめ各関係機関の代表 者の方々にご出席いただき、大会の準備・運営を行うこと ◆大会テーマ を目的とした山形県実行委員会の設立が承認され、会長に いのち 「森と川から 海へとつなぐ 生命のリレー」 就任した吉村美栄子山形県知事が設立を宣言しました。ま こんどうけい や た、設立総会に引き続き第1回総会を開催し、大会基本構 酒田市立第二中学校1年生 近藤慶哉さんの作品 想案や平成26年度事業計画案・収支予算案が審議され、い ずれも原案どおり承認されました。なお、総会では公募により選定された大会テーマの発表除幕式と考案者 への表彰式が執り行われたほか、設立を記念した写真撮影が行われました。 山形県実行委員会では、本大会の開催を契機として本県水産業の振興を図るとともに、大会を通じて特色 ある食文化、豊かな自然など本県の魅力を全国に発信することにより地域活性化を図ることを基本方針とし、 大会に向けた準備や各種事業に取り組んでまいります。大会の成功は皆さまのご協力なくしては達成できま せんので、より一層のご支援をよろしくお願いします。庄内総合支庁水産振興課全国豊かな海づくり大会推進室 主査 阿部 慎 第36回全国豊かな海づくり大会ホームページ http://yutakanaumi-yamagata36.jp/ 「JFグループの次期運動方針」並びに 「全漁連石油購買事業」説明会開催‼ 去る8月26日㈫、本所第一会議室において役員・管理職職員を対 象にした研修会(意見交換会)が開催されました。研修会では 『「水産日本」の復活に向けて∼JFグループの挑戦∼〈骨子〉』と 題し、全漁連信用組織・指導部長の石川和彦氏によるJFグループ 説明会の様子 の次期運動方針について説明がありました。 特に、漁業・漁村の革新プランの重点戦略として①浜の活力再生(漁業者主 体の取組)、②組織・事業基盤の確立と人づくり(健全化取組)、③漁村活性化 に向けたJFグループの役割発揮(事業の見直し)の3つを三本柱として漁業 所得の10%向上を目標とするものであり、これによって最終的に地域の活性化 に繋げていくとした内容でありました。 来る11月21日に開催される「JF全国代表者集会」にて採択され、平成27年 全漁連 石川部長による説明 度から5カ年の運動方針となる予定です。 次に、「系統石油購買事業の意義と役割」について、全漁連参事の岩山裕史 氏より説明がありました。 この中で岩山参事は、JFグループとしての力の結集により、収入安定対策 としての「積立ぷらす」、コスト対策としての「セーフティネット構築事業や 省燃油活動推進事業、漁業用燃油税制の維持」等、様々な国の施策をかち取る ことが出来たことの意義を強調されるとともに、今後とも安定供給・品質確 保・適正価格への取組に尽力したいとの説明がありました。 全漁連 岩山参事の説明 ● 海から願う家族の笑顔 笑顔に応える無災害 すいさん 山 形 ⑶ 平成 26 年 9 月 全国統一キャンペーン ࠰ӝࡈਦܭஆ ਖ਼ᡶࢍ҄᧓ 第 318 号 ཎẅẅχ ȷ࠰ӖዅӝࡈਦܭᎍᲢૼᙹᲣƷ૾ƴᝍᓙȗȬ ǼȳȈǛࠀƠɥƛLJƢŵ ȷܭᝪƷМࡽƖɥƛ࠰NjƷųɢόˌɥ ᾁᾅ࠰ᾀஉᾀଐ῍ ᾁᾅ࠰ᾀᾁஉᾂଐộỂ ƱƜ֎އവڿۥ ᾁᾅ࠰ᾀஉᾀଐ῍ ᵐᵔ࠰ᾀᾁஉᾂଐộỂ ܱឋМ ɥʈƤᲟ ᵎᵌᵑή ᅕဋ߷̢ᢹȕȪȸǫȃȗNjࠀƠɥƛLJƢŵ 定 期 貯 金 0.045%(0.02%上乗せ) 2年 実質金利 0.070%(0.04%上乗せ) 3年 実質金利 0.070%(0.04%上乗せ) 1 年 実質金利 キャンペーン期間中、新規定期貯金(50万円以上)、新規定期積金(口座振替で50万円・集金で70 万円)をご契約の方に、豪華プレゼントを差しあげます。 また、年口座指定替えをしていただいた方にも、豪華プレゼントを進呈致します。 ᾙᾕởộầẺẅ࢟ޛჄಅңӷኵӳ 推進運動展開中 山形県漁協 ƭǭDžƻlj ᛡخǁƳ ƮᖢდƜǤƦǂƠ ƮưƞǘƳ ̳͋ͤ́ފݽ ̽ ͞ ͉ ൘ հ́ڒث ̞̱̯ࠗ͞ͅز お近くの各支所・出張所でご注文承ります。 吹 浦 支 所 ☎ 0234−77−2501 飛 島 支 所 ☎ 0234−95−2014 さかた総合市場 ☎ 0234−24−5617 ● 加茂出張所 ☎ 0235−33−3328 由良総括支所 ☎ 0235−73−3011 豊 浦 支 所 ☎ 0235−73−3006 温海出張所 ☎ 0235−43−3434 念珠関総括支所 ☎ 0235−44−2100 危ないと 気付いた人が放置せず 今すぐ改善 危険個所 すいさん 山 形 第 318 号 平成 26 年 9 月 ⑷ ૼᾂẦ࠰ἋἑὊἚἒἕἉἷỿἵὅἬὊὅὲ ᧓Ჴ࠰உᲫଐ᳸உଐ (普通厚生共済) ❶手術保障の 拡充 「公的医療機関等の対象となる手術・放射線治療」を幅広く保障します。 共済金の支払対象となる手術(件数)は現行の約2倍に拡大。 ポイント1 身体への負担の大きい開頭術・開胸術については40倍とし充実した保障を提供。 ポイント2 現 行 手術保障 放射線治療 改 正 後 手術名による支払方式 公的医療保険の対象となる手術 ※放射線治療を含む。 手術の種類に応じて 40・20・10倍 入院中の手術;20倍 入院中の開頭術・開胸術;40倍(+20倍) 外来の手術; 5倍 10倍 総放射線量50グレイ以上 10倍 総放射線量にかかわらず60日に1回の支払 注) 公的医療保険の対象手術であっても、 「創傷処理」や「抜歯手術」など、一部手術共済金の支払われない手術もあります。 ❷『先進医療 特約』の新設 少さな負担で大きな保障を受けることができ、安心して治療に専念できます。 「治療」だけでなく、「検査」や「診断」についても対象となります。 ポイント1 ○公的医療保険等の対象外で高額な費用のかかる先進医療をうけたときに、技術料に相当する額をお支払い。 先進医療共済金 = 技術料に相当する額(技術料が1万円未満の場合は1万円とします。) ■先進医療の技術料の例 (平成22年7月1日から平成23年6月30日の先進医療実績報告を基に作成) 実施件数の多い順 技 術 名 年間実施件数 1件あたりの技術料 1 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 3,187 件 518,288 円 2 陽子線治療 (がん治療) 1,508 件 2,676,835 円 3 重粒子線治療 (がん治療) 873 件 2,953,648 円 4 光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助 703 件 12,108 円 5 前眼部三次元画像解析 498 件 2,333 円 14,505 件 1,196,635 円 合 計 (第2項先進医療及び第3項先進医療の総金額) 注)この制度は、平成25年10月1日以前に締結した共済契約には適用しません。 上記は保障の概要を説明したものです。ご契約の際は、重要な事項が記載されている「契約概要」 「注意喚起情報」および「ご契約のしおり・共済約款」を必ずお読み下さい。 詳しくは山形県漁業協同組合もしくは共水連東北事業本部山形支店までお問い合わせください。 ● 赤信号 みんなで摘み取る 危険の芽 ⑸ 平成 26 年 9 月 すいさん 山 形 第 318 号 海難事故防止のためAISの導入を! 漁船保険からAIS保険料助成のおしらせ 水産庁後援のもと、漁船保険中央会では船舶自動識別装置(AIS、クラスA)または簡易型船舶自動識 別装置(簡易型AIS、クラスB)を設置した漁船に保険料助成を行います。ただし、法令等で設置義務の ある漁船や「もうかる漁業・がんばる漁業」の対象漁船は該当いたしません。 AIS、簡易型AISとは、船舶の位置、針路、速度等の航行の安全に関する情報を自 動的に送受信するシステムです。雨や波の影響を受けず、荒天時でも海難事故の防止と人 命被害を未然に防ぎます。 助成期間 平成26年度から28年度(予定) (最長28年11月頃まで) 助成する額 普通保険の純保険料(国庫負担分を除 く)の10%以内で、期間中の同一組 合員に対する助成金の額の合計額は、 対象漁船ごとに20万円が上限です。 AIS情報(位置、針路、速力等を相互に確認可能) ※予算の状況により助成率及び上限額 を調整する場合があります。 商船など 漁船 お問い合せ先:全国広域漁船保険組合山形県支所 電話0234-24-2431 「9月は、 船員労働安全衛生月間です」 船員労働安全衛生月間は、船舶所有者及び船員の自主的な安全衛生活動の促進により、船内における安全 で快適な作業環境と居住環境を実現し、船員の労働災害を防止するため、国土交通省、水産庁が主唱し、船 員災害防止協会の協賛のもと、毎年、全国的に実施しているもので、今年で58回目となります。 ෙẦỤᫍạܼଈỉᇰ᫊ẅᇰ᫊ỆࣖảỦ໎ܹ ۾ௐାĨ࠺ଥޯ ①作業時を中心とした死傷災害防止対策 ②海中転落・海難による死亡災害防止対策 ③漁船における死傷災害防止対策 ④年齢構成を踏まえた死傷災害及び疫病防止対策 ⑤生活習慣病等の疾病防止対策 ⑥その他の安全衛生対策 皆さんの船舶でも、船内の安全衛生設備の点検を行 うとともに、乗組員全員で安全衛生について話し合う など災害、疾病の撲滅に積極的に取り組みましょう。 船員と陸上労働者の災害発生率の全国比較(平成23年度) 単位:千人率 漁船の災害発生率は 陸上労働者と比べて 6倍以上 漁船 13.4 単位:千人率 全船種 10.4 陸上労働者 2.1 職務上休業4日以上 漁船 全船種 陸上労働者 0.15 0.27 0.1 職務上死亡 災害疾病発生状況報告より 東北運輸局山形運輸支局(TEL 0234−22−0084) ● もう一度 生活習慣見直そう 健康管理は 自己責任 すいさん 山 形 第 318 号 海と渚の 清掃活動報告 暑かった海水浴シーズン も過ぎて、だいぶ過ごしや すい季節になって来ました。今回は、夏に行われた3団 体の港の清掃活動についてご紹介いたします。 6月8日山形県漁協女性部由良支部の皆様。総勢14名 の方々からご協力いただき、由良漁港で5時から9時ま で清掃活動を行っていただきました。 申請書と一緒に事務局に届いた清掃活動の写真には、 皆さんカッパを着て、日焼けをしないようにスカーフや マスクなどで完全防備した由良女性部の皆さんが、早朝 からゴミ拾いや草むしりなど精力的に生き生きと活動さ れている写真が届いております。代表者の県漁協女性部 由良支部会長、遠藤政子さんへお話を伺ったところ、 「浜辺のきれいな漁村、海も自然ときれいになる。そこ に住む魚も元気に生きて、魚の宝庫になってくれること を願いながら、6月から年4回浜の清掃、海難防止救命 胴衣着用100%を目指し部員皆が海の安全を守りながら 頑張って活動しています」ということでした。 7月20日鶴岡ゴールドマリーナクラブの皆様。総勢39 名の方々からご協力いただき、加茂港で8時から9時ま 山形県における 海岸漂着物対策について 順位 名 称 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 灌木 流木 建築資材 ロープ・ひも 硬質プラスチック破片 漁網 生活雑貨 ウキ・フロート・ブイ 発砲スチロール破片 くつ・サンダル 重量 割合 累積割合 備考 (kg/100㎥) (%) (%) 30.69 25.71 8.29 4.10 3.63 3.33 1.12 1.01 0.70 0.61 30.69 25.71 8.29 4.10 3.63 3.33 1.12 1.01 0.70 0.61 37 68 78 83 87 91 92 93 94 95 ※1 ※2 ※2 ※3 ※2 ※3 ※1:事業系ごみ ※2:漁業系ごみ ※3:生活系ごみ 出典:環境省「平成21・22年度漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査」 ● 平成 26 年 9 月 ⑹ で清掃活動を行っていただきました。会員の齋藤賢作さ んへお話を伺ったところ、「毎回ほぼ会員全員参加で、 年間4回くらい清掃をしています。多い時では、4tト ラック4台ほどのごみが集まります。今回は、竹箒など を使って清掃を行いました。今回が今年度2度目ですが、 年末までにあと2回ほど清掃する予定です。」とのこと。 「軍手や飲料、汗拭きタオルなど海と渚の事務局で応援 できる部分があればぜひ協力させてください。」とお話 ししました。 8月3日酒田小型船舶安全協会の皆様。総勢71名の 方々からご協力いただき、第1・第2酒田PBSで16時 から17時まで清掃活動を行っていただきました。事務局 に届いた申請書によると、2tトラック1台分の雑草・ たばこの吸殻、空き缶・ペットボトル・流木などが集め られたようです。 ご紹介した3つの団体は、前年度も海と渚の制度を利 用して清掃されています。 今回も、海と渚の活動にご協力いただいた皆様。暑い 中大変お疲れ様でした。引き続き、事務局では、この制 度を活用して清掃・啓発活動を行ってくださる団体を募 集しております。皆様からの申請・ご相談、お待ちして おります。 お問い合わせ先 庄内総合支庁 水産振興課内 海と渚環境美化推進協会 事務局 担当:髙橋 TEL 0234−24−6161 近年、海岸漂着物の増加により、海岸環境の悪化や海岸機能の低 下等が懸念されています。 山形県では、平成21年に制定された「美しく豊かな自然を保護す るための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物 等の処理等の推進に関する法律」、いわゆる海岸漂着物処理推進法 のもと、山形県漁業協同組合を含む漂着物対策の関係機関で構成さ れる山形県海岸漂着物対策推進協議会において検討を重ね、平成23 年3月に「山形県海岸漂着物対策推進地域計画∼美しいやまがたの 海づくりプラン∼」を策定しました。 計画では平成32年度までの10年間で海岸清潔度ランクを1以上高 める、つまり漂着ごみを半減させることを中期目標に設定し、「裸 足で歩ける庄内海岸」を目指す姿としています。 中期目標を達成するため、①回収処理対策の推進、②発生抑制対 策の推進、普及啓発・環境教育の実施、③関係者の役割分担と相互 協力、④モニタリング調査による進行管理を取組みの4つの柱とし て事業を実施しています。 平成25∼26年度は、環境省の地域環境保全対策費補助金(海岸漂 着物地域対策推進事業)を活用して造成した基金を財源として、海 岸管理者や漁港・港湾管理者による回収処理、飛島クリーンアップ 作戦、ボランティア海岸清掃支援、漂着流木の再資源化研究、イベ ント会場や釣り場等における普及啓発、酒田海洋センターでの環境 教育などの継続事業のほかに、飛島を舞台とした環境教育、川ごみ モニタリング調査、小水路ごみトラップ(簡易柵)設置、スポーツ ごみ拾い大会の開催などの新たな事業を展開しています。 平成28年度に開催される「全国豊かな海づくり大会」において全 国各地から大勢の参加者を迎えることになりますが、ごみのない美 しい庄内海岸でお迎えすることができますように、使用する漁具の 適正管理などについて漁業関係者のご理解とご協力をお願いいたし ます。 山形県庄内総合支庁保健福祉環境部環境課 ゆるめるな あごひも ベルト 集中力 漁 漁業 業士 士活 活動 動報 報告 告 2 1 29 才、生涯現役で頑張ってます。皆さ も、一年中、作りたてが食べられると大人気です。 売は、大変好評です。焼魚、いか天ぷら等惣菜類 18 ん、一度看板娘たちに会いに来て下さい。 国内研修 於:金山町 平均年齢 開催、天保そば収穫祭への手伝 私達、飛島支部では敬老会の い、最終避難場所のグランドの 草刈、漂着ゴミの清掃とクリー ンアップ参加者へおにぎり、お かずづくり等の活動をしており ます。 ある場合には女性部に声がかか 飛島地区で行事、イベントが ります。いつでも声をかけてく ださい。 飛島支部としては、酒田方面 等での会議・集いがありますが、 出席するには最短でも2泊3日、 冬季間はそれ以上の日程を要す ることもあり、なかなか出席で きないことに大変申し訳なく思 っております。 また、どの浜も組合員の高齢 化、それに伴う部員の減少等に より活動・運営において大変苦 労されていると思いますが、こ れまで先輩の皆さんが築かれて きた伝統を絶やさぬよう努めて いきたいと思っておりますので、 皆様方のご支援ご協力をお願い します。 安全を 守れば広がる 笑顔の輪 ● 写 真:支援スーツ モデル:青年漁業士 榊原英樹 1 漁業の軽労化支援 8 月 日に独立行政 法人 水産総合研究セ ンター 水産工学研究 所 生産システム開発 グループ 髙橋主任研 吹浦支部は、現在、部員 名で活動しています。 究員が来県し、漁業の 四月第一土曜日の吹浦港周辺ゴミ拾い、秋の研 軽労化作業スーツの開 発のため漁業者からの 修会は、毎年研修後の食事会がメインです。遊佐 聞き取り調査を行いました。この取組は、H 年度漁業士会総 町関連イベントでは、一月の鱈ふく祭り、七月の 会で水産工学研究所の方をお招きした繋りで実現しました。軽 夕日祭り、九月のツーデーマーチに出店参加して 労化支援スーツは、荷揚げ作業を想定して試作・開発されたも います。支部で開発した﹁たこ飯のもと﹂ ﹁まるごと ので、山形県の採貝藻漁業で使うには、改良の余地が必要です いか燻製﹂は遊佐町の推奨品認定を受けています。 が、今後、実用化に向けて協力していきたいと考えております。 吹浦支部の特徴といえば、やはり、道の駅鳥海 長年やっている作業だからとあきらめず、改善できるものは ふらっとに出店している﹁元気な浜店﹂の活動で 改善していきましょう。 す。今年で 年目になりますが、夏の岩がきの販 23 ॸ Э ߸ ഷ 海浜清掃 22 2 ல ߸ ഷ Ƃ Ა ߒlj ٨ ڮƦ פ ױᲭ ࣒ Ɯ ঢ ഷ ƴ Ა Ə 70 2 25 2 日本海ブロック漁業士研修会報告 月 日∼ 日の 日間、京都府舞鶴市でブロック研修会が 開催されました。 1 日目は、京都府の漁業士の方々の取組事例や各県からの報 告。 日目は、現地視察として舞鶴漁港のイワガキ浄化施設と 栗田漁港の衛生型荷さばき所︵ 段式選別機︶に行ってきまし た。 印象的だった取組は、京都府の﹁一日漁師証﹂と山口県の ﹁担い手育成事業﹂。一日漁師証は、一般者に漁師証を発行し てサザエ漁ができるもの。且つ密漁防止の監視の目にもなると いうものでした。漁業者が減少する中で、漁場を守る手法の一 つとして興味深い考え方でした。山口県の担い手育成事業は、 年後の独立に向けて、 年目は カ月ごとに研修漁船を変え て、いろいろな漁業を体験し、 年目には指導漁業者も同乗し てもらい自ら船を動かし操業し、 年目には自己資金と制度資 金で船を取得する方向で実施するものです。指導漁業者は、研 修生に対して①空家の斡旋、②月 万円の給与、③組合出資金 の積立など手厚い対応をしています。独立研修の例として参考 になりました。 4 3 2 3 15 8 3 第 318 号 すいさん 山 形 ⑺ 平成 26 年 9 月 の兆候について 3 平成 年度自己資本比率の状 況について 4 組合員の加入・脱退及び減資 について 5 その他 6 3 る貸付金の審議について 4 経理規程の一部変更について 5 共同漁業権漁場における小型 定置網漁業及び刺網漁業の制 限に関する公示について 6 共同漁業権行使料の徴収方法 及び時期について 7 平成 年度さけ孵化事業にか かる受益者負担金の徴収につ いて 8 購買規程の一部変更について 9 役員の定年制に関する内規 ︵案︶について 冬期終業時間の一部変更につ いて 組合員資格審査委員の承認に ついて ︻報告事項︼ 1 役員賠償責任保険の更新につ いて 2 第 回全国豊かな海づくり大 会実行委員会設立について 3 貸付金利率の改定︵引下げ︶ について 4 販売業務強化推進戦略会議に 掲げた検討テーマについて 5 石油製品供給価格の改定︵値 下げ︶について 6 平成 年度﹁全国統一キャン ペーン﹂みな貯金運動期間中 の定期貯金の上乗せ金利につ いて 7 組合員の加入・脱退、減資に ついて 8 その他 26 買売掛限度額設定︵案︶につ いて 8 行政庁に提出する業務報告書 について ︻報告事項︼ 1 平成 年 月末現在における 収支状況について 2 平成 年 月末における貸付 金の状況について 3 平成 年 月末における資金 運用状況について 4 組合員脱退に伴う出資金の払 戻について 5 石油製品供給価格の改定︵値 上げ︶について 6 平成 年度第 四半期におけ る販売促進活動について 7 コンプライアンス推進委員会 の開催について 8 組合員の加入・脱退について 9 その他 10 11 26 6 6 6 平成 年度 理事会議案 第5回 開催日 平成 年 月 日㈫ 場 所 本所 第一会議室 ︻協議事項︼ 1 平成 年度期末監事監査にお ける改善指摘事項・検討事項 に対する回答書︵案︶につい て 2 JFマリンバンク業務継続要 領・事務手続き等の策定につ いて 3 理事の利益相反行為に該当す 海から願う家族の笑顔 笑顔に応える無災害 ● 平成 年度 第3回 理事会議案 開催日 平成 年 月 日㈯ 場 所 本所 第三会議室 ︻協議事項︼ 1 代表理事組合長及び常務理事 の選任について 2 関係団体運営委員会及び各種 委員会等の委員選任について 平成 年度 第4回 理事会議案 開催日 平成 年 月 日㈫ 場 所 本所 第一会議室 ︻協議事項︼ 1 平成 年度における理事の報 酬︵案︶について 2 役員退任慰労金の支給につい て 3 平成 年度指導事業賦課金徴 収方法及び時期︵案︶につい て 4 平成 年度ディスクロージャ ー誌︵案︶の発行について 5 2014年度全漁連賦課金、 監査負担金等納入について 6 理事会招集者の順位︵案︶に ついて 7 平成 年度における理事の購 9 36 26 1 9 21 8 26 26 6 7 26 26 25 26 26 理事会情報 平成 年度 第2回 理事会議案 開催日 平成 年 月 日㈫ 場 所 本所 第一会議室 ︻協議事項︼ 1 平成 年度期末監事監査の報 告について 2 平成 年度貸借対照表・損益 計算書及び注記表並びに業務 報告書について 3 第 事業年度通常総代会の提 出議案と特別決議について 4 平成 年度事業計画︵案︶に ついて 5 平成 年度臨時総会の提出議 案について 6 平成 年度資金運用計画 ︵案︶について 7 平成 年度栽培漁業地域展開 促進事業実施計画︵案︶につ いて 8 平成 年度全漁連期末監査の 改善指示書について 26 ︻報告事項︼ 1 第 回 役員候補者推薦会議 の結果について 2 平成 年度固定資産減損損失 26 25 26 26 26 26 25 24 25 26 26 25 25 26 26 26 26 49 2 平成 26 年 9 月 ⑻ すいさん 山 形 第 318 号 すいさん 山 形 ⑼ 平成 26 年 9 月 水 揚 情 報 平成26年8月31日現在 (単位:千円) 水 揚 地 内 訳 支所別 水揚合計 区 分 第 318 号 吹 浦 飛 島 酒 田 加 茂 由 良 豊 浦 温 海 念珠関 968,393 40,597 47,549 419,528 61,349 125,830 77,679 27,805 168,056 県内船水揚 178,605 13,331 8,865 75,731 13,816 13,786 15,202 9,717 28,157 県外船水揚 33,459 0 0 33,459 0 0 0 0 0 計 212,064 13,331 8,865 109,190 13,816 13,786 15,202 9,717 28,157 前 年 同 月 水 揚 239,712 17,133 7,368 138,201 14,930 13,019 15,261 7,314 26,486 県内船水揚 890,060 53,928 56,414 275,130 75,165 121,223 92,881 37,522 177,797 県外船水揚 290,397 0 0 253,588 0 18,393 0 0 18,416 計 1,180,457 53,928 56,414 528,718 75,165 139,616 92,881 37,522 196,213 前年度水揚累計 1,057,486 59,755 54,039 447,545 73,113 107,021 84,748 38,615 192,650 増 減 122,971 -5,827 2,375 81,173 2,052 32,595 8,133 -1,093 3,563 本年度水揚計画 2,550,000 124,213 106,998 988,526 131,306 314,030 201,570 74,004 609,353 合 本年度累計 合 達 成 率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 水 揚 金 額 するめ い か た い か き 貝 あ わ び さ ざ え べにずわい つ ば い あ ま だ い その他のばい類 ぶり・い な だ ̶ ᇪLjȪȊșȗɄ ̶ 83,623 28,507 21,527 14,552 8,971 7,174 5,014 4,847 3,307 2,007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 月間MVP 前年対比 増 減 変らず→ 漁 獲 量 (㎏) するめ い か 259,083 べにずわい 51,240 た い 35,280 か き 貝 30,271 さ ざ え 12,729 ぶり・い な だ 5,522 つ ば い 5,270 5,186 その他のばい類 2,675 が ざ み 2,486 あ わ び (千円) 32.2% → 今あがっている魚 50.7% 46.0% 44.4% 57.2% 53.4% 52.7% 43.4% 46.2% → 月間水揚 7月末迄水揚累計 月間MVP ▼夏の甲子園で山形県代表の山形県立 編 集 回戦 2 記 回戦、 1 後 中央高校が快進撃、 いずれの試合も決してあきらめず、 16 粘り強く繋ぐ野球で勝利し、山形県 へ進 回戦で惜しくも敗れてベスト 3 の公立高校として初のベスト 8 出、 へ進出はできなかったものの夢の ような活躍でした。 ▼多くの人に感動を与えてくれた夏の 甲子園も終わり、季節は夏から秋に カ月間休漁していた底曳 2 変わっていき、漁も夏イカ漁、岩牡 蠣漁から 網へと繋がっていきます。 鰈類やホッケ、スケソウ、紅エビ、 ▼口細、ネサシ、ダイバ、ヤナギ等の ハタハタ等水揚げされる魚の種類も 増え、本誌が皆様に届く頃には私達 の舌を楽しませてくれていることで しょう。 月号の記事として﹁全国統一キャ ン ペ ー ン み な 貯 金 運 動 ﹂、﹁ 購 買 情 ▼ 報 ﹂、﹁ 共 水 連 キ ャ ン ペ ー ン ﹂ が 掲 載されております。読者の皆様には 協同組合の﹁協同﹂の意味を御理解 いただき、御利用いただきたくお願 ▼結びになりますが、各船の大漁と安 危ないと 気付いた人が放置せず 今すぐ改善 危険個所 い申し上げます。 全操業・安全航行を御祈念申し上げ ます。 さかた総合市場長 茂喜 髙橋 ● 9 水産加工品の 認知度アップと 販路拡大、購買 動向の分析を目 的とした﹁企業 内 マ ル シ ェ ﹂︵ A NA主催︶が 月 日㈭、 日 ㈮に東京都内で 開 催 さ れ 、﹁ 鶴 岡 市うめぇ魚産地 協議会﹂より由 良水産加工場が 参加しました。 1日目はAN A羽田事業所に て、﹁サックリ紅エビ g ﹂を販売しました。試 食については﹁おいしい﹂と大好評で、 ∼ パ ック購入されるお客様も。お客様はパイロットや キャビンアテンダントの方が多く、初日は パッ クの販売で終了しまし た。 2日目はANA本社 にて、鶴岡市うめぇ魚 産地協議会の概要を説 明 後 、﹁ サ ッ ク リ 紅 エ ビ﹂をPRし、商品に ついてANA本社の方 と意見交換をしました。 また、ANAセールス 本社にて試食販売を行 い、残りの商品を完売 して終了しました。 28 36 8 8 3 漁業者と山形県農林水産部長との ﹁意見交換会﹂開催 去る 月 日㈫、由良コミュ二ティーセンタ ーにおいて漁業者と若松農林水産部長との意見 交換会が開催されました。 この意見交換会には県をはじめ底曳網・はえ 縄・さし網・採貝藻・定置網漁業者、漁協関係 者 名が出席しました。 若松農林水産部長からは、﹁第 回全国豊か な海づくり大会が平成 年度に当県で開催され るにあたり吉村知事が昨日、式典行事会場を酒 田市民会館希望ホール、放流・海上歓迎行事会 場を鶴岡市の鼠ケ関に決定したと定例記者会見 で発表したが、この大会を契機に海づくりや漁 業振興、地域の活性化を柱として庄内はもとよ り山形県全体を盛り上げていこうと考えている ので協力をお願いしたい。今日は、漁業者の生 の声を聞かせていただき今後の県政に生かして いきたい。﹂との挨拶がありました。 漁業者からは、漁業後継者育成・漁業就業者 の研修制度への要望、内陸への流通に対する支 援や栽培漁業センターの機能充実、燃油高で漁 業経営が厳しくなっている中で、漁船建造や機 関換装の制度資金の償還期間延長を訴えました。 また、学校給食へ庄内の魚をもっと使っても らいたい等の意見要望が出されました。 これに対して、若松農林水産部長からは、 ﹁意見・要望については、出来ること・出来な いことがあるが、漁協とも連携して現実となる ように取り組んで参りたい。今後も皆さん方と 膝を交えてこのような機会を設けて行いたい。 ﹂ と述べ、意見交換を終了しました。 318/平成26年9月号 編集・発行/山形県漁業協同組合 酒田市船場町二丁目2番1号 代表理事組合長 五十嵐 安哉 ☎ 0234−24−5611 FAX 0234−22−6455 http://www.kengyokyo.or.jp/ 広報誌 2 46 由良水産加工場 30 ANA主催・企業内マルシェに参加 7 ⅱ↓↭↻–‒↗ዯ↗২↝ᅛχ‒↓↺ⅹⅺٻငಅ↭↓↹․•‣… 地元を支える農林水産業や商工業といった産業が小真木原公園に集結する「つるおか大産業まつ 地元を支える農林水産業や商工業といった産 地元を支える農林水産業や商工業といった産業が小真木原公園に集結する「つるおか大産業まつ 産業が小真木原公園に集結する「つるおか大産業まつ 品の展示紹介、姉妹都市北海道の木古内町の特産品販売、庄内で栽培された花を一堂に集めた品評会 品の展示紹介、姉妹都市北海道の木古内町の特産品販売、庄内で栽培された花を一堂に集めた品評会 も開催されます。さらに、木工クラフトやそば打ち体験、メインステージでは地元の子どもたちや高 校生によるパフォーマンスなど、各種イベントや振る舞いが目白押しです。 鶴岡市エコキャラのみどりちゃん他、ゆるキャラたちも応援にかけつけてくれます。 見て、食べて、楽しんでの2日間、ぜひご来場ください。 ▲会 場 鶴岡市小真木原公園 ▲日 時 10月18日(土)午前10時∼午後4時 10月19日(日)午前9時30分∼午後3時 ▲同時開催 庄内森とみどりのフェスティバル/山形県技能まつり/庄内フラワーショー ー ▲問い合わせ つるおか大産業まつり実行委員会 鶴岡市エコキャラ みどりちゃん 鶴岡市農政課 0235−25−2111(内線562) 19 8 12
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