副産品情勢 - JA全農ミートフーズ

 副産物情勢 平成27年1月7日 JA全農ミートフーズ株式会社
内 容
備 考
1.内臓 ①国産牛 ○平成26年11月の成牛と畜頭数は、110.0千頭(前年比94.3%)で、9-10月は前年を上回ったが再び前年割れとなった。 内訳は和牛が52.9千頭
②国産豚
③輸入牛
2.原皮 ①牛原皮
②豚原皮
1.東京市場内臓価格 単位:円/枝肉kg
(前年比94.3%)、交雑牛が22.2千頭が(同99.1%)、乳牛去勢(雄含む)が18.5千頭(同94.3%)と、と畜稼動日数が2日間少なかったことから
価格改定 年 月 日
牛内臓
豚内臓
特に和牛・乳牛は大きく前年実績を下回った。
平成19年4月2日
40/枝kg
5/枝kg
○平成26年12月の成牛と畜頭数は速報値(12/26と畜まで集計)で、101.1千頭(前年比89.6%)となっている。 1日当たり成牛と畜頭数は、速報値で 平成20年3月10日
50/枝kg
5/枝kg
5,321頭(前年速報値5,267頭)と、前年比101.0%となっている。 今後、土曜・休日分が加わるため、最終的に前年比98%程度と思われる。
平成20年4月14日
50/枝kg
8/枝kg
○需要動向については、出荷減が続いているため、国産牛内臓の赤物は、和牛・交雑牛ともハラミ・サガリ・ホホ肉を中心に品薄状態にある。
平成23年5月26日
34/枝kg
8/枝kg
白物については、冬本番で鍋需要の拡大と旺盛な焼肉需要で、小腸・大腸の引合いが強い。 ハツ・センマイはやや鈍くなった。 供給不足から
平成24年7月6日
30/枝kg
8/枝kg
全体的に品薄状態は今後も続く見通し。 平成24年11月19日
30/枝kg
7/枝kg
平成26年6月9日
30/枝kg
9/枝kg
○平成26年11月の豚と畜頭数は、1.288千頭(前年比86.1%)で、農水省が公表したPEDの影響を加味した出荷予測を、大きく下回る結果となった。 平成26年11月10日
35/枝kg
9/枝kg
と畜日数は前年に比べ2日間少なく、1日当たり平均と畜頭数も71,560頭(前年度74,800頭)で前年比95.7%と減少した。
*豚正貫物
○平成26年12月のと畜頭数は、速報値(12/26)で1,352千頭(前年比87.1%)となっている。 稼動日数は前年と同日数であり、今後、土・休日分の 2.大阪市場内臓価格 単位:円/枝肉kg
頭数が加わるものの、PEDの影響等で前年を大きく下回ったものと思われる。
価格改定 年 月 日
牛内臓
豚内臓
○需要動向については、白物は煮込み需要の盛上りから引合い活発も市中絶対量の不足から供給が追いついていない。
平成17年4月11日
35/枝kg
2/枝kg
赤物は不需要期(焼き材)突入により一服感、すそ物(頭肉)は価格の高騰によりあきらめ感が漂った状況となっている。
平成18年4月21日
40/枝kg
2/枝kg
PEDの影響も完全には解消されていない現状から今後の発生動向に注視が必要と思われる。
平成19年4月9日
40/枝kg
3/枝kg
平成20年3月10日
50/枝kg
3/枝kg
○平成26年10月の輸入牛タン実績は、チルドが839.5㌧(前年比117.8%)、フローズンが2,385.1㌧(前年比116.1%)、合計3,224.6㌧で(前年比
平成20年5月1日
50/枝kg
5/枝kg
116.5%)と、チルド・フローズンともに大幅に増加した。 平成23年6月20日
40/枝kg
5/枝kg
国別実績では、米国産はチルドが643.9㌧(前年比113.3%)、フローズン1,136.7㌧(同101.5%)、豪州産はチルドが175.0㌧(同137.5%)、フローズ 平成24年7月13日
30/枝kg
5/枝kg
ンが837.5㌧(同138.8%)、NZがチルド7.2㌧(同156.5%)、フローズン126.9㌧(同171.5%)、カナダ産チルド11.2㌧(同106.7%)、フローズン204.6 平成26年11月10日
35/枝kg
5/枝kg
*H23.4.1から枝重500kg以上が510kg未満に改定
㌧(同147.2%)と、各国とも増加した。 ○平成26年11月の冷凍輸入牛レバーは、66.8㌧(前年比147.8%)と、大幅に増加した。 国別輸入実績では、米国産が52.9㌧(前年比229.0%)、
豪州産が12.4㌧(同87.3%)。
3.東京市場原皮価格 単位:円/枚
価格改定 年 月 日 牛原皮(和牛)
豚原皮
○平成26年11月の輸出実績は、29,775枚(前年比87.6%、前月比97.8%)と、4ヶ月ぶりに減少した。 輸出平均価格は8,389円/枚(前年比+1449円、 平成22年4月1日
1,000/枚
60/枚
前月比-36円)と、輸出価格は前月よりダウンした。 国別輸出実績では、香港が5,610枚(前年比53.5%)、タイ9,940枚(同105.2%)、韓国10,120枚 平成22年7月20日
1,000/枚
30/枚
(同123.0%)、台湾1,125枚(前年比48.2%)、ベトナム2,980枚(同85.6%)となった。
平成23年2月14日
1,000/枚
60/枚
○平成26年11月のウエットブルー輸入実績は、53.6千枚(前年比73.7%、前月比62.3%)と、一転前年に比べ大幅に減少した。 輸入平均価格は
平成23年7月1日
1,000/枚
110/枚
9,276円/枚(前年比+1,654円、前月比-106円)と、引き続き前年より大幅に上昇した。
平成25年2月1日
1,000/枚
140/枚
成牛皮(大判皮)の輸入実績は、24,191枚(前年比47.3%、前月比51.1%)で、輸入平均価格は13,061円/枚(前年比+1,936円、前月比+193円)
平成25年6月3日
1,000/枚
160/枚
○前月までは牛ウエットブルー・成牛皮ともに、ほぼ安定した輸入量で推移していたが、11月は大幅に減少した。 円安の進行で輸入価格が一段と
平成26年1月6日
2,000/枚
200/枚
*交雑牛含む
上昇したため、国産牛皮への代替が進んだものと思われる。
4.大阪市場原皮価格 単位:円/枚
○平成26年11月の輸出合計は、1,105,360枚(前年比88.6%、前月比89.6%)と、と畜頭数がPEDの影響で大幅に減少しているため、輸出数量が
価格改定 年 月 日 牛原皮(和ヌキ)
豚原皮
大幅に落込んだ。
平成21年8月5日 1,300円/枚
40/枚
国別実績では、韓国46千枚(前年比76.7%、前月比107.0%)、タイ630千枚(前年比135.2%、前月比89.4%)、台湾349千枚(前年比121.6%、
平成23年2月21日 1,300円/枚
30/枚
前月比99.4%)、香港48千枚(前年比12.5%、前月比62.3%)、ベトナム32千枚(前年比65.3%、前月比57.1%)。 輸出価格は813円/枚
平成23年7月11日 1,300円/枚
70/枚
(前年比-45円、前月比+29円)と、4ヶ月ぶりに800円台に戻した。
平成25年2月8日 1,300円/枚
100/枚
○引き続き香港向け輸出が大きく減少し、代替輸出先としてタイへ輸出拡大が進んでいる。 タイ国内の処理能力も限界に近づいているとの事で
平成25年6月10日 1,300円/枚
120/枚
ある。 豚皮革製品の輸出先であるEUや中国の需要が盛り上がらず、これまで堅調だったドイツもやや変調の兆しがあるとの情報があり、先行きが
平成26年1月6日 2,300円/枚
160/枚
懸念される。
*名古屋 (和牛原皮 H26/1/13) 1,000円 →2000円
(豚原皮 H26/1/13) 150円 → 190円