Migration Manager for Exchange - Resource Kit

Dell Migration Manager for Exchange
8.13
Resource Kit ユーザーガイド
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凡例
注意: 注意アイコンは、指示に従わないと、ハードウェアの損傷またはデータの損失につながる可能性
があることを表しています。
警告: 警告アイコンは、潜在的に所有物の損傷、人員の負傷や死亡の可能性があることを表していま
す。
重要、メモ、ヒント、モバイル、またはビデオ:情報アイコンは参考情報を示しています。
Migration Manager for Exchange Resource Kit ユーザーガイド
更新 - 2016 年 3 月
Version - 8.13
目次
はじめに
1
Service File Viewer について
1
関連コンポーネント
1
Dell Migration Manager for Exchange Resource Kit のインストール
1
Service File Viewer
2
Service File Viewer の使用
2
Service File Viewer の起動
2
エージェントホストの追加
2
Service File Viewer のインターフェイス
3
伝送エージェントの停止と開始
5
アーカイブからのファイルの復元
5
サービスファイルのプロパティの表示
5
サービスファイルの情報
6
ターゲットエージェントが使用する情報
7
Service File Viewer のその他の機能
7
Dell について
8
Dell へのお問い合わせ
8
テクニカルサポート用リソース:
8
Migration Manager for Exchange 8.13 Resource Kit ユーザーガイド
3
はじめに
Dell Migration Manager for Exchange Resource Kit には、および Service File Viewer が含まれていま
す。このユーティリティは、Exchange の移行作業時にとても役立ちます。
詳細は、以下のトピックを参照してください。
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Service File Viewer について
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関連コンポーネント
l
Dell Migration Manager for Exchange Resource Kit のインストール
Service File Viewer について
Service File Viewer は、エージェントが作成するサービスファイルに関する情報を確認する場合に役立ちま
す。このユーティリティは、ネットワークやサーバーの問題により、PRV または PUB サービスファイルが失わ
れた場合の、トラブルシューティングに用いられます。
関連コンポーネント
以下のユーティリティは、Dell Migration Manager for Exchange Resource Kit には含まれていません
が、移行作業に役立ちます。
Active Directory Cleanup Utility (ADCleanup)—このユーティリティは、Directory Synchronization Agent
(DSA) が使用した補助属性およびメールのリダイレクトに使用された SMTP プロキシアドレスのクリーンアップ
を行います。このユーティリティは、Dell Migration Manager for Active Directory Resource Kit に収録さ
れています。セットアップは Migration Manager インストール CD および https://software.dell.com/jpja/register/54785/ のダウンロードページから入手することができます。
Client Profile Updating Utility (EMWProf) および EMWProf Configuration Wizard—EMWProf ユーティリティ
とその設定ウィザードは、現在それぞれ個別のセットアップとして提供されています。セットアップは
Migration Manager インストール CD および https://software.dell.com/jp-ja/register/54786/ のダウン
ロードページから入手することができます。
Dell Migration Manager for Exchange
Resource Kit のインストール
Dell Migration Manager for Exchange Resource Kit は、Migration Manager for Exchange のインストール後
に別個にインストールする必要があります。
デフォルトで Resource Kit は %ProgramFiles(x86)%\Quest Software\Migration Manager\Exchange
Data\Resource Kit フォルダにインストールされます。
Migration Manager for Exchange 8.13 Resource Kit ユーザーガイド
はじめに
1
Service File Viewer
Service File Viewer は、エージェントが作成するサービスファイルに関する情報を確認する場合に役立ちま
す。ネットワークまたはサーバーに関する問題で PRV または PUB サービスファイルが失われた場合、管理者
はこのユーティリティを使って PRV または PUB ファイルの宛先を判断し、手動でファイルを探すことができ
ます。
PRV ファイルはメールボックスの同期に使用されます。PUB ファイルはパブリックフォルダの同期に使用され
ます。PRV および PUB ファイルには、サービス情報とメールボックスまたはパブリックフォルダのデータが
含まれています (圧縮された PST ファイル)。PST ファイルの詳細とその使用方法については、『Migration
Manager for Exchange ユーザーガイド』の「メールボックスの同期」および「パブリックフォルダの同期」
を参照してください。
Service File Viewer は、伝送エージェントの開始、停止、再起動、および伝送エージェントのサービス情報の
確認にも利用できます。また、伝送エージェントのログファイルを表示することもできます。
Service File Viewer の使用
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Service File Viewer の起動
l
エージェントホストの追加
l
Service File Viewer のインターフェイス
l
Service File Viewer のその他の機能
Service File Viewer の起動
Service File Viewer ユーティリティは、[Start] メニューまたは Migration Manager コンソールから起動で
きます。また、デフォルトで %ProgramFiles(x86)%\Quest Software\Migration Manager\Exchange
Data\Resource Kit\Service File Viewer フォルダにインストールされている ServiceFileViewer.exe ファイ
ルを実行して、ユーティリティを起動することもできます。
このユーティリティの起動に使用するアカウントは、コンピュータのローカル Administrators グループのメン
バーでなければなりません。このユーティリティの起動に使用するアカウントは、コンピュータのローカル
Administrators グループのメンバーでなければなりません。
このユーティリティの起動に使用するアカウントは、コンピュータのローカル Administrators グループのメン
バーでなければなりません。
エージェントホストの追加
Service File Viewer を起動したら、移行に関与するエージェントホストを追加する必要があります。エージェ
ントホストを追加するには、[Actions] パネルで [Add Agent Host] をクリックします。
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Service File Viewer
2
設定プロジェクトから、特定のエージェントホストまたはすべてのエージェントホストを追加することができま
す。メールボックス/パブリックフォルダ同期ジョブに関与するすべてのエージェントホストを追加するには、
[Add all corresponding Agent Hosts] チェックボックスを選択します。
Service File Viewer のインターフェイ
ス
サービスファイル情報は、以下のように Windows エクスプローラと似たインターフェイスで管理されていま
す。
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Service File Viewer
3
左パネルには、[Agent Hosts] ルートノード、同期ジョブに関与するエージェントホストの管理ツリー、および
[Transmission Agent Management] ルートノードが表示されます。[Transmission Agent Management] をクリッ
クすると、移行に関与するエージェントホストにインストールされている、伝送エージェントのサービスに関す
る情報を参照することができます。
各エージェントホストノード下には、Incoming および Outgoing フォルダがあります。各フォルダには、ノー
ドエージェントホストと同じ同期ジョブに関与する、各エージェントホストに対応するサブフォルダがありま
す。エージェントホスト上でソースエージェントが作成したすべてのサービスファイルが、宛先エージェントホ
ストの Outgoing フォルダのサブフォルダに保管されます。受信したサービスファイルは、そのソースエージェ
ントホストに対応するフォルダに保管されます。
上記の図のように左パネルで [Agent Hosts] ルートノードを選択すると、中央のパネルに追加したエージェン
トホストが表示されます。エージェントホスト上で実行できるアクション (例: レポートの生成) はすべて、
[Actions]パネルに表示されます。
以下の図のように左パネルでエージェントホストを選択すると、中央のパネルにサービスファイルの一覧が表形
式で表示されます。右パネルには、サービスファイルに対して可能なアクションが表示されます。
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Service File Viewer
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伝送エージェントの停止と開始
エージェントホスト上で伝送エージェントの開始、停止、再起動、エージェントのログファイルの表示、または
エージェントのステータスの更新を行うには、[Transmission Agent Management] ノードを選択して、次に中央
のパネルからエージェントホストを選択し、[Actions] パネルから適切なコマンドを選択します。
アーカイブからのファイルの復元
Mail Target Agent または Public Folder Target Agent がアーカイブしたサービスファイルを復元するには、
復元するファイルを選択して、[Actions] パネルから [Restore] コマンドを選択します。アーカイブからの
サービスファイルの復元は、エージェントがサービスファイルを処理できなかった原因を特定して、それを修正
した後にのみ行ってください。
サービスファイルのプロパティの表示
サービスファイルのプロパティを表示するには、表からファイルを選択して、[Actions] パネルの
[Properties] をクリックします。以下の画面が表示されます。
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Service File Viewer
5
このウィンドウには、サービスファイルの情報およびターゲットエージェントが使用する情報 (後述) が表示
されます。
サービスファイルの情報
各サービスファイルには、以下の情報が含まれています。
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File type — PRV または PUB ファイルタイプ、以下のいずれかが表示されます。
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Private Information Store — mail data — PST ファイルを含む PRV サービスファイル
Private Information Store — service information only — PST ファイルを含まない PRV
サービスファイル
Public Information Store — mail data — PST ファイルを含む PUB サービスファイル
Public Information Store — service information only — PST ファイルを含まない PUB
サービスファイル
Current status — サービスファイルの現在のステータス、以下のいずれかが表示されます。
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Service File Viewer
6
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Waiting in the Transmission Agent’s queue (伝送エージェントのキューで待機)
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Waiting in the target agent's queue (ターゲットエージェントのキューで待機)
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File is being copied (ファイルコピー中)
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File is being processed by the target agent (ターゲットエージェントがファイルを処理中)
ターゲットエージェントが使用する情報
Mail Target Agent および Public Folder Target Agent が PST コンテナからデータを抽出する際には、以下
の情報が使用されます。
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l
l
Source Object — PRV ファイルの場合、ボックスにはソースメールボックスの識別名が表示されます。
PUB ファイルの場合は、ソースパブリックフォルダへのパスが表示されます。
Target Object — PRV ファイルの場合、ボックスにはターゲットメールボックスの識別名が表示されま
す。PUB ファイルの場合は、ターゲットパブリックフォルダへのパスが表示されます。
Associated information — PRV ファイルの場合、ターゲットサーバーのメールボックスストアへのフ
ルパスが表示されます。PUB ファイルの場合、同期に関与しているパブリックフォルダのペアが表示さ
れます。
Service File Viewer のその他の機能
Service File Viewer ユーティリティでは、以下の作業を行うことも可能です。
l
サービスファイル (PRV または PUB) から PST ファイルを抽出する: PST ファイルをそのコンテナ (PRV
または PUB ファイル) から抽出し、Microsoft Outlook を使ってそれを参照することができます。
PST ファイルを抽出するには、表から適切なサービスファイルを右クリックして、[Extract PST] をク
リックし、ファイルを保存します。PST ファイルは Microsoft Outlook で表示することができます。
PST ファイル内のフォルダ名は、英語以外の文字をサポートするために 16 進形式で保管されているこ
とに注意してください。そのため、Microsoft Outlook で PST ファイルを表示する場合、フォルダ名
は 16 進数で表示されます。同期が完了したら、元の言語に対応するローカライズされたフォルダ名が
表示されます。
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サービスファイルを削除する: 削除するサービスファイルを選択して、[Actions] パネルで [Delete]
をクリックします。
サービスファイルを含むフォルダを表示する: サービスファイルを含むフォルダを Windows エクスプ
ローラで表示するには、ファイルを右クリックして [Explore] をクリックします。また、[ Actions]
パネルで [Explore] を選択して、エージェントホスト上のファイルやフォルダを表示することもでき
ます。
Explore: このオプションを使って、ファイルやフォルダを参照することができます。
ファイルを受信エージェントホストに移動する: [Outgoing] ノードで目的のファイルを選択し、
[Actions] パネルで [Move to incoming agent host] をクリックすると、それらのファイルが対応する
ターゲットエージェントホストに移動されます。
メモ: Service File Viewer は、エージェントホストとして使用されている Exchange クラスタ連続レプ
リケーションサーバーをサポートしていません。
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Service File Viewer
7
Dell について
Dell について
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