平成２７平成２７年度２７年度事業計画書公益財団法人鈴鹿国際交流協会（Suzuka International Friendship Association）は，平成元年の設立以来，鈴鹿市総合計画の理念に基づき，鈴鹿市民の国際意識の高揚，諸外国との友好親善及び多文化共生に係る諸事業を通じて，地域の国際化を推進してきました。平成２６年度は，地域レベルでの国際交流の促進・国際理解事業として，平成１６年度を最後に途絶えていました米国オハイオ州ベルフォンテン市から青少年を受入れました。本年度は，相互交流としてベルフォンテン市への派遣を計画しました。また，多文化共生の推進及びこれらを推進するための人材の育成及び市民活動支援等の事業については，前年度と同様に実施を予定し，事業ニーズと効果を検証しつつ展開し，外国籍市民を含む全ての市民が暮らしやすい地域づくりをさらに推進してまいります。公益目的事業１地域レベルでの国際交流の促進・国際理解事業（1）鈴鹿市・ベルフォンテン市青少年相互交流事業鈴鹿市の友好都市である米国オハイオ州ベルフォンテン市と中高生を相互に派遣し，両市の友好親善を図ると共にホームステイ等を通して異文化に触れ生徒の国際感覚を養います。派遣時期派遣人数平成２７年８月（予定）中高生各６名程度（2）国際理解セミナー国際交流・国際協力又は多文化共生などをテーマとしたセミナーを開催し，市民の国際理解を促進します。本年度も，参加者の興味を引く内容や場所を検討し実施します。開催時期平成２７年９月~１１月（3）国際理解料理講座市民に馴染みやすい「食」をキーワードに，料理を通して文化の多様性に触れます。 -1- 開催時期開催回数平成２７年９月～平成２８年１月２回程度開催内容アジアから二カ国（予定）２多文化共生推進事業（1）多文化共生啓発イベントの開催地域内での相互理解を図るため，日本人住民と外国人住民が協働で実行委員会組織を立ち上げ「協働」と「異文化体験」をキーワードに，参加料無料の国際交流フェスタを開催します。国際交流フェスタ２０１５「わいわい春まつり」開催日時平成２７年４月１９日（日）10：00～15：00 開催場所内容鈴鹿ハンター、弁天山公園世界各国のパフォーマンス，国際屋台村，民族衣装試着体験日本を含む世界各国の遊び，国際フリーマーケットほか。（2）ホームページ等による情報の多言語提供英語，ポルトガル語，スペイン語，ルビ付き日本語の各言語により，国際交流・国際協力・国際親善や多文化共生に関する情報のほか，災害時の緊急避難所や，日本語教室等の場所を記した地図など，外国人住民が生活上必要とする情報についてホームページで公開します。また，協会が実施する事業の予定や結果についてホームページ上で公開します。また，Facebook を通じて情報発信を引続き行います。（3）機関誌による情報提供協会が実施します事業や協会の目的に適う市民活動，ボランティア活動等の事業を掲載した機関誌ＳＩＦＡニュースを季刊で発行し，行政，国際交流団体，企業，賛助会員等に広く配布することにより，協会及び市民活動，ボランティア活動を市民が身近に感じられるようにします。予定発行部数 600 部／回（4）日本語講座の開催外国人住民の生活支援の一環として，日常会話以上の日本語レベル習得を目指す住民ニーズに応えて，日本語能力検定試験に対応した講座を開催します。 -2- N１・N２・N３に対応した講座を予定募集人員各クラス１０名程度（開講最少人員５名）受講料１期（１２回） 3,000 円（教材費を含む）（5）在住外国人向け広報誌（マンスリーすずか）の発行市内に多く在住しますポルトガル語圏・スペイン語圏諸国から来市した外国人向けに，それぞれの母国語とやさしい日本語（簡易な表現、漢字ルビ付き）で，市広報記事から抜粋した行政情報のほか国際交流に関する情報及び外国人住民に必要と思われる生活情報等を掲載した協会広報誌を毎月発行します。また，協会ホームページ上でも公開します。予定発行部数ポルトガル語版 1,500 部スペイン語版 850 部やさしい日本語版 540 部（注）発行部数は利用状況で変動します。（6）外国人向け起業セミナーの開催スモールビジネスを展開または、今後起業を検討している在住外国人向けに登記の仕方や納税についてのセミナーを開催します。募集人数２０名程度 (最少催行人数５名) 講座数全２回 3 人材の育成及び市民活動等の支援事業（1）日本語学習支援ボランティアの育成市内で日本語学習を希望する外国人住民の学習機会を維持・拡充するため，その指導者の育成を目的とした日本語ボランティア養成研修を，大学，市内の日本語教室及び日本語教師と連携し実施します。募集予定人員開催場所受講料等２０名程度市内公共施設１期（１２回）賛助会員：3,000 円一般：6,000 円（教材費を含む）（2）外国人児童・生徒向け学習支援者の育成公立小中学校や地域の学習支援教室等で学習する児童・生徒への学習支援者の育成を目的としたボランティア養成講座を教育委員会，市内公立学校等関係機関と連携し実施します。 -3- 募集予定人員受講回数等２０名程度１期（４回）：無料（3）国際交流等を実施する団体への助成協会賛助会員が国際交流・国際親善・多文化共生等を目的とする活動をするに際し，協会が助成申請を受けた場合は，審査の上１団体１０万円を限度に支援します。助成申請資格・団体・企業賛助会員・個人の賛助会員５名以上で構成する団体・協会にボランティア登録をしている人数５名以上で構成する団体助成団体数６団体以内（4）社会福祉協議会等との連携社会福祉協議会が実施します多文化共生推進活動「鈴とも」への参加や，国際交流機関，団体との事業協働等を行います。法人事業 1 理事会・評議員会の開催公益財団法人鈴鹿国際交流協会定款に基づき，５月及び３月に通常理事会，６月に定時評議員会を開催します。また，必要に応じ臨時理事会等を開催します。 -4-