J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) American Journal of Enology and Viticulture 論文の概要 (Vol. 62, No. 2 & No. 3) Enology 関係: 花牟礼研一(メルシャン株式会社) 奥田 徹・佐藤充克(山梨大学ワイン科学研究センター) Viticulture 関係: 本杉日野(京都府立大学大学院農学研究科) 鈴木俊二(山梨大学ワイン科学研究センター) 高柳 勉(東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科) Vol. 62, No. 2 (2011) F. Di Profio, A.G. Reynolds, and A. Kasimos: が低くなり、好ましくない pH 上昇を招く。酵素処理 Canopy Management and Enzyme Impacts on は色強度を高める可能性があるが、時として、TA を Merlot, Cabernet franc, and Cabernet Sauvignon. I. 上昇させることもある。 Yield and Berry Composition: pp. 139-151. [メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソービニ F. Di Profio, A.G. Reynolds, and A. Kasimos: Canopy ヨンにおける樹冠管理と酵素処理の影響、I.収量とブ Management and Enzyme Impacts on Merlot, Cabernet franc, ドウ組成] and Cabernet Sauvignon. II. Wine Composition and Quality. pp. カナダ、 オンタリオ州南西部ナイアガラ河口地域で、 152-168. メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソービニヨ [メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソービニ ンについて、ヘジング(伸びすぎた側梢の除去)のみ ヨンにおける樹冠管理と酵素処理の影響、II.ワイン組 の対照、ベレゾン時期の摘房(CT)、基部除葉(BLR)、 成と品質] CT + BLR の4区をランダムに設けた。CT + BLR 以外 前報と同じ試験区である。 ほとんどの場合、 摘房(CT) は、各区のマストを無処理および ColorPro あるいは および CT + 除葉(BLR)処理では、ワインのアントシア Color X 酵素で処理した。 CT および CT + BLR 処理は、 ニン、フェノール化合物濃度、色強度(A420 +A520)が最 ブドウ樹当りの収量および果実負荷量が減少したが、 も高かった。除葉は、ワインの色強度、アントシアニ 果房重、果房当り粒数、果粒重に一定の傾向は認めら ン、フェノール化合物濃度を少し上昇した。対照に比 れなかった。CT および CT + BLR 処理は一般に、果粒 べ、摘房と除葉は、双方とも TA を減少し、pH を上昇 とマストの糖度(ブリックス)が最も高く、ほとんど した。しかし、除葉は摘房より効果が大きい傾向であ の場合、果粒とマストのアントシアニンとフェノール った。CT + BLR 処理は、常に TA が最も低く、最も 化合物濃度、色強度(A420 +A520)が最も高かった。徐葉 pH が高かった。 酵素処理は、 TA を上昇し、 pH を下げ、 では、果粒とマストの色強度、アントシアニンおよび 典型的に色強度、総アントシアニン、フェノール化合 フェノール化合物濃度が少し上昇したが、糖度の上昇 物濃度を上昇した。栽培と醸造の処理は、ワインフェ はないか僅かであった。対照に比べ、CT および BLR ノール、アントシアニンに影響したが、栽培処理の方 区は、滴定酸度(TA)が減少し、pH が上昇したが、この が、酵素による醸造処理より影響が大きかった。栽培 傾向は CT より BLR 処理で顕著であった。BLR と CT 処理は、黒果実、黒胡椒、タバコのようなアロマや鼻 + BLR 区は常に、果粒とマストの TA が低く、pH が高 に抜ける香りを高め、豆やキノコのような香りを減少 かった。酵素処理は、マスト TA を上昇し、pH を下げ、 した。冷涼な地域でのブドウ栽培における CT + BLR 典型的に色強度、総アントシアニン、フェノール化合 処理は、 果実とワイン組成を改善できる可能性がある。 物濃度を上昇した。しかし、この効果は、栽培処理の しかし、過剰な除葉はアルコールが低くなり、望まし 影響に比べ、小さかった。CT + BLR 処理は、果実の くない pH 上昇を招くこともある。酵素処理は色強度 組成改善の可能性があるが、過剰な除葉は糖度と TA を高める可能性があるが、時として、TA を上昇させ - 43 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 時間を追って評価した。24 ヶ月の貯蔵期間中に、高濃 ることもある。 度の d5-TCA は基本的に、天然で密に固まったコルク A.K. Mansfield, J.P. Schirle-Keller, and G.A. の外側部分に保持された。この実験条件下で、天然で Reineccius: Identification of Odor-Impact 密に固まったコルク栓は外側の汚染物質の移行に対し Compounds in Red Table Wines Produced from て効果的なバリアになった。逆に、d5-TCA は合成コル Frontenac Grapes. pp. 169-176. [フロンテナックから製造した赤テーブルワイン特徴 ク栓を浸透しワインを汚染させた。 香化合物の同定] 【Research Note】 フロンテナック Frontenac (Vitis spp. MN 1047)は米国 A. Bellincontro, D. Cozzolino, and F. Mencarelli: に最近導入され、中北西部で最も栽培されている、冷 Application of NIR-AOTF Spectroscopy to Monitor Aleatico 涼耐性ブドウ品種である。フロンテナック赤テーブル Grape Dehydration for Passito Wine Production. pp. 256-260. ワインの一般的な香気成分の記述的分析は行われてい [パッシートワイン製造に関する Aleatico ブドウの乾燥 るが、品種特徴香の分析は行われていない。この特徴 をモニターするための NIR-AOTF 分光法の応用] 香分析のため、8 種のフロンテナック・テーブルワイ Aleatico(Vitis vinifera L.)ブドウを 21.3°Brix で収穫し、 ンについて、ガスクロ嗅覚質量分析(GC/O-MS)とス 温度調整された小スケールのトンネル内で、20℃、45% ターラーバー吸着抽出法(SBSE)を組み合わせた分析 相対湿度、1.5 m/秒の空気流で乾燥させた。収穫後ブドウ を行った。8 名のパネリストがスニッフィングにて、 の乾燥は、果実の初期重量が平均 40%失われるまで実施 GC/O 溶離物の定量的頻度検出を行った。アルコール 5 した。乾燥中に、各々の除梗したブドウ果粒を、反射率 種、エステル 14 種、ラクトン、酸類 2 種、揮発性フェ による音響光学式波長可変フィルター(AOTF)近赤外 ノール 2 種の 24 種のアロマが、 パネリストにより検出 (NIR)分光計(1100~2300 nm)を使用し、非破壊的に された。この内、23 種のアロマは、GC-MS データか 分析した。溶解性全固形分(TSS)と水分含量(%)は、 ら同定され、内部標準との比較で定量された。フロン これらのパラメーターを予想する回帰モデルを開発する テナックの親ブドウである V. riparia clone #89 のワイ 為、光学的及び非光学的情報を得る目的で、同じ果実に ン分析で、16 種のフロンテナックのアロマは、親ブド 対して測定した。様々な統計学的前処理(乗算的拡散補 ウと同じであった。フロンテナックの 2 日間のスキン 正である Savitzky-Golay の一次または二次微分フィルタ コンタクトによるワイン分析から、アロマ 4 種がこの ー)の後で、最も効果的なアプローチを明確にするため、 果実由来であることが判明した。 吸光スペクトルに部分的最小二乗法が適応された。交差 検定(r2)で決定する係数と平均標準誤差の平方根が、 【Research Note】 それぞれ、TSS に対しては 0.93 と 0.89°Brix、水分ロスに P. Lopes, J. Marques, T. Lopes, J. Lino, J. Coelho, C. Alves, 対しては 0.92 と 2.16%であったという、2 つの予想モデ I. Roseira, A. Mendes, and M. Cabral: Permeation of d5-2,4,6-Trichloroanisole via Vapor Phase through Different ルが(TSS に対して n = 450、水分ロスに対しては n = 600) Closures into Wine Bottles. pp. 245-249. プルセット(TSS に対しては n = 170、水分ロスに対して [様々な栓を通じての、蒸気相を経由したワインボトル は n = 200)を使用して実施し、次の結果になった。予想 内へのd5-2,4,6-トリクロロアニソールの浸透] の定量係数(R2)と標準誤差は、それぞれ、TSS に対し この研究では、重水素でラベルした 2,4,6-トリクロ ロアニソール(d5-TCA)で汚染された環境下で、壜詰 得られた。モデルのバリデーション手順は、別個のサン ては 0.92 と 0.72°Brix、水分ロスに対しては 0.9 と 1.89% であった。 ワインモデル溶液を貯蔵した時、外来成分の浸透性に 関する様々な栓の密閉性の影響を試験した。ワインモ Vol. 62, No. 3 (2011) Viticulture デル溶液と栓の各部(外蓋、中蓋、内蓋)について、 V. Lim, S.J. Harley, and M.P. Augustine: Noninvasive SPME-GC-MS を使用して、 放出される d5-TCA 濃度を、 Identification of Tainted Corks in Full Intact Wine Bottles: - 44 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) A Low-Pressure Room Temperature Study. pp. 291-297. での酸化速度は(+)-catechin< caffeic acid< (−)-epicatechin [打栓された汚染コルクの非接触検出~低圧室温研 < gallic acidの順で増加した。酸化の速度は、それぞれ 究] のキノン類の比反応性によって決定されると考えられ 未 開 栓 の ワ イ ン ボ ト ル の コ ル ク 中 の る。亜硫酸が無い場合、これらのフェノール化合物は 2,4,6-trichloroanisole (TCA) やコルク汚染物質を非接触 非常にゆっくりと酸化された。最初のより早い酸化状 -非破壊で調べるための装置の設計と操作について記 態は白ワインでも認められた。 した。 打栓されたコルク中の TCA を検出するために、 減圧予備濃縮用の市販の固相微量抽出ファイバーと B.W. Zoecklein, Y.S. Devarajan, K. Mallikarjunan, and GC-MS を用いた。機器の校正に関する実験と、意図的 D.M. Gardner: Monitoring Effects of Ethanol Spray on に汚染されていない、あるいはワインボトルに打栓さ Cabernet franc and Merlot Grapes and Wine Volatiles Using れたものの測定結果を示した。本研究により減圧での Electronic Nose Systems. pp. 351-358. フルボトルのスクリーニングを行った結果、本方法は [Cabernet francおよびMerlotのブドウおよびワイン揮 ボトル、シールやラベルを傷めたりすることなく、打 発性成分のニオイ識別装置を用いた分析におけるエタ 栓されたコルクの TCA 汚染を検出する定性的な可能 ノール噴霧の影響] 性を見出した。 べレゾン期にアルコール水溶液(5%)を噴霧したブ ドウおよびそのワインの揮発性化合物の違いを調べる J.C. Danilewicz: Mechanism of Autoxidation of ために、2種類のニオイ識別装置(ポリマー伝導度と Polyphenols and Participation of Sulfite in Wine: Key Role 弾性表面波)の可能性について検証した。エタノール of Iron. pp. 319-328. を噴霧すると処理直後からエチレン生産が引き起こさ [ワイン中でのポリフェノールの自動酸化の機構と亜 れ、それは経過とともに減少する。Cabernet francおよ 硫酸の関与~鉄の関与について] びMerlotについて、ニオイ識別装置と物理化学的性質 ワインと酸素の反応において鉄(Fe)の関与があるこ あるいはガスクロマトグラフィー、または官能検査の とは、少なくとも80年前に提唱されている。ワインを データを比較した。正準判別分析および主成分分析で 空気に暴露した場合、一部のO2は速やかに反応し、一 は、両ニオイ識別装置と物理化学的分析(Brix、滴定 部はFeをFe (III)の状態に酸化し、一部は不安定と考え 酸度、pH、色調強度、ヒュー、全フェノール濃度、グ られるペルオキシドを生成した。これらの酸化型の中 リコシドおよびブドウ重量)は、エタノール処理と非 間体はワインのポリフェノールを酸化する原因物質と 処理のブドウおよびワインの識別が両品種ともに可能 考えられる。本研究では、モデルワイン中の(+)-catechin であった。ブドウの物理化学的測定による判別では、 の酸化について再実験し、他の酸化状態が見られるか ヒュー、非フェノール性グリコシドおよび全フェノー を検証した。亜硫酸が無い場合、初期のO2の取り込み ル濃度による寄与が大きかった。消費者をパネルとし は少なく、次の反応が起こった。この初期のO2の取り た官能検査では、Merlotについてはエタノール処理と 込みはFe(II)およびCu(II)の濃度により増加した。従っ 非処理の違いが検出されたが、C. francでは検出されな てFeは初期の反応物質であり、FeをFe(III)として添加 かった。 しても以降の取り込みは無かった。一方亜硫酸の存在 下では、(+)-catechinの取り込みは激しく増加し、その 【Research Note】 後金属イオンに由来すると考えられる初期のより一過 P. Rodríguez-Rodríguez and E. Gómez-Plaza: Effect of 的な酸化が認められた。(+)-catechin存在下では、全て Volume and Toast Level of French Oak Barrels (Quercus のFeを酸化するには不十分な量のO2が取り込まれる petraea L.) on Cabernet Sauvignon Wine Characteristics. pp. ため、ペルオキシドのような他の酸化物の生成は考え 359-365. にくい。亜硫酸のような求核基がキノン類と反応する [Cabernet Sauvignonワインの特性に与えるフレンチ ことで酸化を促進する証明も得られた。亜硫酸存在下 オーク樽の容量と焼き具合の効果] - 45 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) C. Sauvignonワインを用いて、フレンチオーク樽の焼き び分析(Inter-assay)による再現性について調べたとこ 具合(mediumとmedium-plus)と容量(300および500L) ろ、変動係数は 7.3%と 11.9%であった。赤ワインに添 の違いについて2年のビンテージにわたり調べた。ワ 加した卵タンパク質の回収率は 80~110%であった。 インの最終的な特性と、物理化学的が熟成後のワイン 実地実験の結果、清澄化中の卵タンパク質濃度は異な に影響を与えるかを調べるため、色彩特性、オーク由 ったが、瓶詰め後のワインでは、その濃度は検出され 来のアロマ化合物、ワインの官能特性を12ヶ月に亘 ないかあるいは 1 mg/L 以下の濃度であった。 り調べた。低用量でmedium-plusの樽が色彩特性、オー ク由来のアロマ化合物および官能特性において高評価 Vol. 62, No. 2 (2011) Viticulture であった。しかし、ワインの物理化学的特性も最終的 E. Petit, E. Barriault and K. Baumgartner: Cylindrocarpon なアロマ特性に寄与することが示された。 Species Associated with Black-Foot of Grapevine in Northeastern United States and Southeastern Canada. pp. 【Research Note】 177-183. E.S. King, I.L. Francis, J.H. Swiegers, and C. Curtin: Yeast [合衆国北東地域およびカナダ南東地域における Strain-Derived Sensory Differences Retained in Sauvignon Black-foot 病に関連する Cylimdrocarpon 属菌種] blanc Wines after Extended Bottle Storage. pp. 366-370. Black-foot 病は土壌菌類の複合によって引き起こされ [ビン熟後のSauvignon blancワインにおける酵母株由 る。もっとも一般的で病害性のある菌種は世界の主要 来の官能的差異について] な ブ ド ウ 栽 培 地 に 広 く 認 め ら れ 、 Cylindrocarpon 若いS. blancワインでは、発酵に使用する酵母の株によ liriodendri (C. liriodendri) と C. macrodidymum (有性世 って揮発性チオール類や官能特性の違いが生じる。こ 代 = Neonectria)である。分布が限定され、病原性に関 のような酵母由来のアロマの違いはあまり長く続かな して不確かな他の種にC. destructans, C. obtusisporum, C. いと考えられてきた。そこで異なる酵母株で独立に2 pauciseptatum, Campylocarpon fasciculare (C. fasciculare), ロットずつ製造したS. blancワインについて、3年間セ および C. pseudofasciculare が含まれる。この研究の目 ラーで貯蔵後の実験を行った。6ヶ月後のデータと比 的はまだ調査されていない合衆国北東地域およびカナ 較すると3年後のワインでも、揮発性化合物の組成と ダ南東地域のブドウ園における black-foot 病に関与す 官能特性に差異が検出され、酵母株の影響が引き続き る種を同定することである。この地域でのワインブド 存在することが示された。この結果は、酵母株の選択 ウ面積の近年の増加はこの病気のリスクの明快な理解 がワインのフレーバーに重要であることを示している。 を必要する。合衆国の 11 州とカナダの 2 州で調査を行 った。属レベルの同定をコロニー形態に基づいて予備 【Technical Briefs】 的に行った。種レベルの同定は証拠標本と高い配列相 M. Lacorn, C. Gößwein, and U. Immer: Determination of 同性をもつ配列を用いて 5.8S rDNA と ss-チューブリ Residual Egg White Proteins in Red Wines during and after ンの二つの遺伝子座の系統樹解析に基づいた。著者ら Fining. pp. 382-385. [清澄化中および処理後の赤ワインにおける卵白タン は、症状を示しているブドウから C. liriodendri, C. macrodidymum, および C. destructans をカナダの採集 パク質の残存量の定量] 法的必要性およびアレルギー患者のリスク判断の両面 から始めて報告した。また、これまでは世界のどこで から、清澄化処理後のアレルギー性タンパク質を検出 った C. didymum と Neonectria mammoidea 類似の種を する手段が必要である。このようなアレルギーを引き 報告した。以上のことは、この地域のブドウ栽培法、 起こすものの一つに卵白由来のタンパク質画分がある。 主としてブドウ樹を土に埋めることの結果であること 市販の卵タンパク質検出キットの効力を卵タンパク質 が示唆された。 も Black-foot 症状を示すブドウから同定されていなか を添加したワインを用いて評価した。校正には全卵粉 末を用いた。同一条件(Intra-assay)での分析精度およ A. Harm, H-H. Kassemeyer, T. Seibicke and F. Regner: - 46 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) Evaluation of Chemical and Natural Resistance Inducers Development of Grapevine Powdery Mildew. pp. 193-198. against Downy Mildew (Plasmopara viticola) in Grapevine. [ブドウうどんこ病の発生に対する着果ゾーンの摘葉、 pp. 184-192. 整枝法および潅水の影響] [ブドウのべと病(Plasmopara viticola)に対する化学的 開花後 2 週における基部葉の摘除は New York 州のシ および天然の抵抗性誘導物質の評価] ャルドネ園での研究のいずれの年次でも果房のうどん 化学的および天然の抵抗性誘導物質が植物のさまざま こ病の被害を軽減した。対照的に開花後 5 週での摘葉 な病原体に対する感受性を減少させるために使われる には効果がなかった。効果はそれぞれの果房の上下 1 ようになり、そのことで農業における殺虫剤・殺菌剤 枚か 2 枚かの摘葉では差がなかった。垂直に新梢を誘 の使用を削減すると考えられる。この研究では生物防 引 す る 整 枝 法 ( VSP ) に お け る 新 梢 密 度 は 除物質および植物抽出物の可能性について評価した。 Umbrella-Kniffen 整枝法に比べ低く、この研究における 誘導抵抗性が誘起された状態がリーフディスクおよび ある年では病気の発生の顕著な抑制に関連していた。 鉢植え樹を用いたブドウ植物体のべと病を防除するこ VSP 整枝法は殺菌剤散布なしでの初期の摘葉と組み合 とを検証した。誘導抵抗性はパーオキシターゼ、ポリ わせたとき、Umbrella-Kniffen 整枝法における無処理の フェノールオキシターゼ、β-1,3 グルカナーゼ、フェニ 果房に対し平均病害程度を 32%低下させた。しかしな ルアラニンアンモニアリアーゼ、 スチルベン合成酵素、 がら、研究 2 年目では整枝法の効果はなくなった。南 PR-1 タンパク質、およびカフェロイル補酵素 A 3-O- オーストラリアにおいて標準的な制限潅水(RDI)法の メチル基転移酵素を含む感染特異的蛋白質(PR-protein)、 2 倍量の潅水を与えたブドウは 2 年間にわたり葉のう の増加により測定した。抵抗性誘導剤候補として、セ どんこ病が 2-7 倍となった。結果は樹勢の制御と果実 イタカアワダチソウSolidago canadensis 抽出物(CanG)、 収量と品質を第一の目的としたブドウ栽培法がまたう アオカビ Penicillium crysogenum 菌糸体抽出物(PEN)、 どんこ病の発生に顕著な影響を与えることを明らかに リノレイン酸 (LIN)、および黒酵母菌 Aureobasidium した。 pullulans 生物防除剤(Aureo)と化学エリシター3-DL-βアミノ酪酸(BABA)およびベンゾチアジアゾール M. Gatti, S. Civrdi and F. Bernizzoni: Long-Term Effects of (BTH)を屋外の鉢植えブドウ樹のべと病菌に対して Mechanical Winter Pruning on Growth, Yield, and Grape 試験した。BABA, BTH および CanG は 80%以上の防 Composition of Barbera Grapevines. pp. 199-206. 除効果があったが、PEN, LIN, および Aureo は防除効 [ブドウ‘バルベーラ’の成長、収量および果実品質に 果が最少であった。BABA と Aureo は遊走子を阻害す 及ぼす冬季機械剪定の長期的な影響] ることができなかったが、他のすべての試験物質にお ブドウの能力を手による短梢剪定(HP)と機械による いては遊走子運動性に対する濃度依存的な阻害を観察 刈り込み剪定に加えて手による手直しを軽く した。BTH, CanG, PEN, と LIN は広い範囲の抵抗性関 (SMP-LF)あるいは強く(SMP-SF)行う剪定法によ 連代謝物の生合成を誘導したが、Aureo はどんな反応 る Vitis vinifera 品種バルベーラにおいて 5 年間 も引き起こさなかった。BABA は接種直後に壊死斑の (2005-2009)試験した。機械処理は HP に対し 2-から 2.5 形成と PR たんぱく質を誘導した。これらの結果は、 倍多い 1 樹当たり節数が残されたが、1 樹当たりの収 ブドウのべと病菌に対する抵抗性を増加させるような 量は萌芽を減少させる強い相殺的な影響で処理間でほ 天然の抵抗性代謝物が部分的に誘導される可能性を示 とんど同じだった。果房重および芽の結実性にはそれ 唆しており、殺菌剤の使用に対し、たとえその効果を ぞれ弱い補償作用または補償作用が全くなかった。ア 十分置き換えることができなくても併用することでそ ントシアニン濃度のわずかな減少以外に試験期間内の の生態系への負荷を軽減する共力薬として提供できる。 処理間においてブドウ果実組成のすべてで同様だった。 樹勢と生産能力の差異はわずかで、1 樹当たりの葉果 B.N. Austin and W.F. Wilcox: Effects of Fruit-Zone Leaf 比は処理による影響を受けなかったが、SMP 剪定樹に Removal, Training Systems, and Irrigation on the おける果粒アントシアニン含量のわずかな減少は新梢 - 47 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 密度の増加とそのことによる着果部位の日蔭の増加に い成長抑制が認められた。GVA の接種源のいくつかは 起因すると思われた。冬季剪定は刈り込み剪定樹で 25 Kober 5BB および Freedom 台木の双方で成長を低下さ 時間/ha 以下の時間でできたので、HP 剪定に比べ せた。 54-70%の剪定労力となった。このため、もし他のすべ てのブドウ園管理を機械化すると、最も直立した樹冠 K.E. Keightley: Applying New Methods for Estimating in を持つ高設のシングルワイヤ仕立てのバルベーラは Vivo Vineyard Carbon Storage. pp. 214-218. 70 人・時間/ha 以下の労力で維持できる。そのような [実在のブドウ園における炭素貯留の評価のための新 能力は収量と果実品質の総合的な変化がなく、より効 手法の適用] 率性と競争性の高さが要求されるワイン市場における ブドウ栽培における炭素と化石燃料からの炭素放出と 確実で信頼できる取り組み方を提案する。 の相殺を測定できるようになってきている。ブドウ園 C. Rosa, J.F. Jimenez and P. Margaria: Symptomatology の農業生態系に貯留された炭素は土壌採集、果実収穫 and Effects of Viruses Associated with Rugose Wood および剪定量の測定と永年性の木質構造(コルドン、 Complex on the Growth of Four Different Rootstocks. pp. 主幹および根系)の破壊的な収穫といった伝統的な方 207-213. 法により測定できる。ブドウ園における炭素貯留の動 [4 種類の台木の成育における Rugose Wood Complex 的性質を十分特徴付けるためには、一定のスケジュー に関与するウイルスの症候学および影響] ルでのサンプリングとブドウ樹の掘り起こしを数十年 St. George, Kober 5BB, LN33 およびFreedom の 4 種類の にわたり実施する必要があると思われる。そのような 台木において成育反応と病徴の発生を研究するために 破壊的なブドウ樹の収穫の必要性を削減する意図で、 rugose wood complex(RW)に関与するウイルスを接ぎ ブドウ園を非破壊的な地上レーザー走査法を用いてサ 木接種した。研究に使用したウイルス供給源は GVA ンプリングした。無機的土壌採集と果実収量を対にす (Grapevine virus A)として LR127, CB105 および ることで、これらの方法はブドウ園の炭素貯留の総合 PA94-142、GVB として CB120、GVD として LV92-07 的な空間的特徴付けをもたらす。ブドウの永年性木質 およびシャルドネから得た野生系統、ブドウ・ルペス バイオマスを測定し(n=36)、土壌を 1m の深さまで採 トリス・ステムピッティング・ウイルス(GRSPaV) 集し(n=24)、平均果実収量を組み合わせると、32.3 ha のカベルネ・ソービニヨンから得た野生系統とした。 のブドウ園で 3,160 Mg の有機炭素が認められた。ブド それぞれの台木個体は、ウイルスに感染したブドウか ウは根のバイオマスと併せて、平均して 1.93 kg の乾燥 らの芽接ぎを用いて 1、 2 または 3 種類のウイルス源を バイオマス(0.87 kg 炭素)を持ち、ブドウ園の永年性 接種した。植物体は部分的乱塊法に従って植栽した。2 総炭素量の 2% (60 Mg)を占める。 年後、幹径を測定し、樹皮をはぎ、材の部分の RW 症 状の存在を観察し、 症状の激しさに基づいて評価した。 Vol. 62, No. 3 (2011) 選抜した個体を RT-PCR により調査した。幹径の最大 A.P. Viana, S. Riaz, and M.A. Walker: Evaluating Genetic の減少は台木の種類に関わらず GVB/GVD/GRSPaV の Diversity and Optimizing Parental Selections in a ウイルス源の組み合わせで接種した植物体で認められ Segregating Table-Grape Population. pp. 285-290. た 。 さ ら に 、 GVB/GVD, GVA/GVB/GVD お よ び [テーブル・ブドウの遺伝的多様性の評価と親選抜の GVB/GVD/GRSPaV 処理は LN33 において成長に最も 最適化] 大 き い 影 響 が あ り 、 GVA/GVB/GRSPaV 、 非間接的な選抜を行うために開発された古典的な育種 GVB/GVD/GRSPaV および GVA/GVB 処理では Kober 法はまれにブドウにも応用されてきた。計測が困難で 5BB において成長への影響が最も大きかった。 概して、 ある、あるいは計測費用が高い形質が非間接的な選抜 GVB は多重感染処理において、特に三重感染において に強い相関性をもつかどうか決定するために、膨大な 成長への悪影響がより大きかった。単独処理では、 形質の遺伝的多様性を評価することもこれらの方法に GVD は Freedom において材部に病徴がない状態で強 含まれている。これらの方法を評価し、最も相関性の - 48 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 高い形質を決定するために、D8909-15 (Vitis rupestris の剪定枝重減となった。垣根の下部分に被覆作物を植 × V. arizonica/girdiana) × B90-116 (V. vinifera)間の交 栽した場合、除草剤で除草した場合に比べ、47%の剪 雑から得られた113の子孫を13の形質 (房数、 葉の形態、 定枝重の減少になった。樹冠の構造はUTCCと根域制 房の長さ、花梗の長さ、房あたりの果実数、10粒重、 限によって好転したが、台木による影響は認められな 種の数、種の形質、果実の色、糖度、pH、酸度、アン かった。炭素安定同位体比で測定したように、根域制 トシアニン)で評価した。D8909-15はピアース病、オ 限は果実と葉身の同化に対する差を減少したが、垣根 オハリセンチュウ(Xiphinema index)に対する抵抗性 下部の管理は慢性的な水ストレスには影響しなかった。 を有しており、B90-116は大粒系無核ブドウの選抜用で UTCCおよび根域制限の主要な直接的影響は梢(木部) ある。遺伝型間の遺伝的多様性を評価するために、多 の水ポテンシャルを持続的に減少することであった。 変量解析を適用した。遺伝的変異はすべての形質で確 気孔伝導度および同化率は水分不足が上昇することに 認された。ウォード法は、例えば、オオオハリセンチ よって、特に根域制限のブドウ樹で抑制された。これ ュウおよびピアース病に対する抵抗性とともに、高収 らの結果は、アメリカ東部のような不定期に雨が降る 量、高品質をもつ子孫など、10のクラスターに分ける 条件下において、より好ましいブドウ樹のバランスを ことに成功した。形質間の相関関係は高い生産性(房 構築するための測定を現場で行えることを示唆する。 の数)、高糖度、中程度のpH、酸度および少ない種を もつ遺伝型の選抜が可能であることを示唆した。主成 C. Intrieri, I. Filippetti, G. Allegro, G. Valentini, C. Pastore, 分分析の結果、種の形質は子孫間で変化がなく、葉の and E. Colucci: The Semi-Minimal-Pruned Hedge: A Novel 切れ込みは遺伝型の特徴および識別にとって最も重要 Mechanized Grapevine Training System. pp. 312-318. 性の低い形質であった。 [新しい機械化された仕立て法:Semi-Minimal-Pruned Hedge] T.A. Hatch, C.C. Hickey, and T.K. Wolf: Cover Crop, 機械化剪定と収穫のためにデザインされた新しい仕立 Rootstock, and Root Restriction Regulate Vegetative て法「Semi-Minimal-Pruned Hedge(SMPH)」につい Growth of Cabernet Sauvignon in a Humid Environment. て、サンジョベーゼを用いて評価を行った。SMPHは pp. 298-311. 機械選定できる垣根を形成するようにspur-pruned [被覆作物、台木および根域制限は湿潤な環境におけ cordon (SPC)から派生したものである。2005年から2008 るカベルネ・ソーヴィニヨンの栄養成長を制御する] 年まで、80センチ(SMPH80)と120センチ(SMPH120) 湿潤環境下におけるカベルネ・ソーヴィニヨンの栄養 の高さのSMPHをSPCと比較した。平均して、列1メー 成長を制御する方法として、被覆作物、台木、および トルにつき、SMPH80は332およびSMPH120は479の芽 根域制限を評価した。垣根の下は85センチ幅で被覆作 を持っており、SPCでは列1メートルにつき18節を有 物を植栽せず、列の中央部だけ植栽した実験区と列の していた。SMPHの梢は、SPCに比べ、より広い葉面 中央部と垣根の下部分に被覆作物を植栽した実験区 積、より大きな葉面積比および作付け比、35%から40% (UTCC)を分割プロット法にて比較検討した。台木 の収量増を示したが、果汁の可溶性固形物、pH、およ Riparia Gloire (リパリア)、420A、および101-14を分割 び酸度には差が認められなかった。果皮のアントシア プロットとし、一方で2つの処理(0.015立方メートル ニン量はSMPH、特にSMPH120の梢で高かった。SPC の布袋で根域制限した実験区と根域制限なしの実験 に比べ、SMPHでは数は多いが小さな房であり、ボト 区)を比較した。根域制限とUTCCは、新梢および副 リチス菌にも罹っていなかった。SMPH120は隔年結果 梢の成長、幹の円周および冬季剪定枝重によって測定 する傾向が認められた一方、この影響はSMPH80では されたように、独立的に栄養成長を抑制する方向に効 最小であった。2006年に計測した新梢の成長はSMPH 果を示した。 リパリアは調査した3種の台木の中で栄養 で低く、シーズンを通しての樹冠による光遮断はSPC 成長を制限する最も効果的な台木であった。リパリア に比べSMPHで高かった。SMPHにおける単一葉の同 に接いだ場合、420Aや101-14に接いだ場合よりも、25% 化作用はSPCと同程度であった。いずれのSMPHでも、 - 49 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 機械による収穫は可能であった。 これらの研究成果は、 [ブドウ果実表面および果梗を通しての水分の移動] 機械化が可能で、高収量、高品質、ブドウ灰色かび病 収穫されたブドウ果実(ヴィティス・ヴィニフェラ品 に罹り難いという明確な結果であったため、2つの 種シャルドネ、ミュラー・トゥルガウ、リースリング) SMPHシステムが産業レベルでの更なる評価を受ける の水分の取込みと蒸散について、 重量測定で分析した。 ことを保証するものである。 水分移動は直線的に時間と相関した。果実表面からク チクラを剥ぎ落とすことにより、 水分の取込みは73倍、 D. Tomasi, G.V. Jones, M. Giust, L. Lovat, and F. Gaiotti: 蒸散は7倍増加した。 果梗を塞ぐことによって果実表面 Grapevine Phenology and Climate Change: Relationships への水分移動を抑制した結果、水分の取込みで76%、 and Trends in the Veneto Region of Italy for 1964–2009. pp. 蒸散で16%減少した。果実表面積に対し、取込み率は 329-339. 弱い相関を示した一方、蒸散は強い相関を示した。蒸 [ブドウにおける季節学と気候の変化:1964年から 散率は果実側面よりも果頂で44%高かった。成熟課程 2009年間のイタリア・ヴェネト州での関連と動向] のリースリング果実の水ポテンシャルは、満開後20日 長期(1964年から2009年)且つ多品種のヴィティス・ から76日の間、−0.52 (±0.18)から −0.58 (±0.15) メガパ ヴィニフェラを用いた本研究データは、イタリア・ヴ スカルでほぼ一定であったが、満開後131日目では ェネト州での成長時期における品種間の類似性あるい −1.56 (±0.04)まで減少した。水分取込みに対するリース は相違性、気候と気候変化に関する関連についての比 リング果実のクチクラの透過性は、 満開後28日から131 較評価を提供する。調査した品種の萌芽から収穫時期 日までの間に、43.3 (±7.0) nm/s から 4.1 (±1.2) nm/s ま までの期間は4月中旬から9月末まで渡っているが、品 で減少した。蒸散に対するリースリング果実のクチク 種によって55日も異なっていた。主な季節学的な現象 ラの透過性は、満開後28日から131日までの間に、7.3 として、開花からヴェレゾーンまでの間隔は、最も早 (±0.3) nm/s から 1.6 (±0.0) nm/s に減少した。水分取込 い年と最も遅い年では25日から45日の差を示した。 みは、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウ 1964年から2009年までに、開花、ヴェレゾーンおよび ム、塩化、または塩化アルミニウム(すべて 1mM か 収穫時期では13日から19日早い傾向が見つかり、萌芽 ら100 mMまで試験した)により影響を受けなかった。 は高い年次変化を示したが、一定の傾向は認められな 唯一、塩化マグネシウムだけが水分の取込みをわずか かった。早熟の品種は高い割合で変化したが、早熟、 に上昇させた。 2 度から35 度まで温度を上げることに 中熟、晩熟の品種では主な季節学的現象は類似してい より、リースリングおよびミュラー・トゥルガウ果実 た。ヴェネト州の季節変化は、1990年から1991年を境 の水分取込みは2.2倍に上昇した。水分取込みおよび蒸 に、晩熟品種よりも早熟および中熟品種で早く変化す 散における果梗と果実表面の流速、流量および浸透性 るといった季節学的に重要な区切りを引き起こした。 を議論し、想定される気象条件下でのリースリング果 1964年から2009年までの平均気温は2.3度上昇した一 実における維管束および表面での水分移動のための水 方、年間および季節降水量は優位な変化は認められな 分バランスを評価する。 かった。1964年から2009年まで、萌芽から収穫までが 最も短い年と最も長い年の間では2度の差が認められ E. Díaz-Losada, A. Tato Salgado, A.M. Ramos-Cabrer, and た。季節学的現象と気候で確認された傾向は、気温が1 S. Pereira-Lorenzo: Determination of Genetic Relationships 度上昇すると平均8日変化することであった。 極端に暑 of Albariño and Loureira Cultivars with the Caiño Group by かった2003年の夏(生育期間が短縮)と暖かい春であ Microsatellites. pp. 371-375. った2007年(季節学的現象が変化)は、今世紀末に投 [マイクロサテライトによるCaíñoグループとAlbariño、 影されるかもしれない気候条件を示している。 Loureira 品種の遺伝的関係の解析] ブドウ生殖質資源バンクEVEGAは、15のガリシア品種 T. Becker and M. Knoche: Water Movement through the の135アクセッション(系統種)を有している。33 の Surfaces of the Grape Berry and Its Stem. pp. 340-350. マイクロサテライト分析によって、AlbariñoとLoureira - 50 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 品種はスペイン西ガルシアのCaíñoグループに関係が 219-228. あることが明らかとなった。尤度比は、Caíño Blanco [ブドウ園の効率(ガス交換、ソースとシンクのバランス、 の親として、Albariñoと Caíño Bravo間の親子関係の仮 貯蔵応答)を向上するための早期除葉] 説を支持した。LoureiraはCaíño Bravoと各々の遺伝子座 幾つかの Vitis vinifera の遺伝子型において、収量の縮小 において対立遺伝子を共有していたことから、交雑に における開花前の除葉の有効性を示す初期の発見をもと よる近縁関係が示唆された。Caíño Bravoは、33遺伝子 に、技術がどのように栄養成長、木質炭水化物の貯蔵、 座のうち32を共有していたことから、4つの品種(Caíño そして水分使用効率(WUEi)とクロロフィル蛍光のような Blanco、Caíño Longo、CastañalおよびLoureira)と他の2 特定の生理的特徴に影響するかを評価するために、サン 品種(Caíño Redondo1および Sousón)と直接的な関係 ジョベーゼブドウ樹において3年間の研究を実施した。開 が認められた。この結果は、Caíño Bravoはこの系統の 花前に葉面積の 80%までの除去を適用した初期摘葉 起源であり、Caíñoグループの重要な品種であることを (D)を、非摘葉のコントロール(C)と比較し、ブドウ樹あた 示唆する。 りの制限収量、果房重量、果房の着粒密度と腐敗の発生 率、そして果粒の結実と質量における効果を、3シーズン L.G. Marsal, I. Baiges, J.M. Canals, F. Zamora, and F. Fort: の内の2シーズンで確認した。摘葉は、シーズンに関わら A Fast, Efficient Method for Extracting DNA from Leaves, ず、相対的な果皮質量を著しく向上させた。樹勢(剪定重 Stems, and Seeds of Vitis vinifera. pp. 376-381 量、枝の径、本葉面積)は、D ブドウ樹において有意に減 [ヴィティス・ヴィニフェラの葉、茎および種からの 少した(2008-2009 データ)、一方、ブドウ樹あたりの総葉 迅速で高効率のDNA抽出法] 面積としてのブドウ樹の能力は減少しなかった。果実に ヴィティス・ヴィニフェラの葉、茎および種からDNA 対する葉の比率は、D ブドウ樹において、摘葉の後で を抽出するための新しい方法は、臭化ドデシルトリメ 1m2/kg まで著しく低下し、その後回復し、そしてベレーゾ チルアンモニウム(DTAB)と臭化セチルトリメチルア ン以降、高かった。WUE と光阻害に対する耐性は本葉と ンモニウム(CTAB)を使用し、 DNA抽出が難しい組織か 副梢葉の両方に対して D ブドウ樹で増加し、それは除葉 らのDNA抽出に最適である。この方法は、市販DNA 後に形成され、測定期間の完熟にまでわたった。果実の 抽出キットと同じくらい迅速にDNAを抽出でき、試料 糖蓄積は D ブドウ樹において促進され、D ブドウ樹は、C の量も少なくて済む。この方法はRNA分解酵素処理を ブドウ樹に比べて、収穫時のより高いマスト Brix、フェノー 必要としないので、費用も8分の1ほどである。異な ル化合物とアントシアニン濃度、さらに、ワインにおけるよ る組織に同じDNA抽出法を適用できることは、2つの り安定なアントシアニンを示した。 理由で優位性がある。ひとつ目は、試料による不均一 性を減らすことができ、ふたつ目は、冬を含めて、い かなるシーズンの試料にも適応できることである。こ の方法はヴィティス・ヴィニフェラの葉、茎および種 から高収量および高品質のDNAを抽出することがで Related to Incidence, Vineyard Characteristics, and [発生率、ブドウ園の特徴、周囲の土地利用に関連し 析において、同一の結果を保証する。さらに、この方 法は茎にも適応できるので、苗の品質管理の第一段階 として使用することも可能である。 たピアス病(Pierce’s Disease)の空間分布] Xylella fastidiosa を原因とするブドウ樹のピアス病 (PD)の空間分布パターンを特徴づけるために、サンホ ーキン・バレー(カーン郡、カリフォルニア州)の 220 Vol. 62, No. 2 (2011) A. Palliotti, M. Gatti, and S. Poni: Early Leaf Removal to Vineyard and B.L. Hill: Spatial Distribution of Pierce’s Disease Surrounding Land Uses. pp. 229 – 238. き、使用した組織や成熟ステージに関わらず、SSR分 Improve Y.L. Park, T.M. Perring, R.K. Krell, J.M. Hashim-Buckey, Efficiency: Gas Exchange, Source-to-Sink Balance, and Reserve Storage Responses. pp. ブドウ園ブロックにおいて、4 年間(2001 から 2004)の 個体数調査を実施した。PD 発生率(PD を有するブドウ樹 のパーセント)および発生(PD の存在または不在)とブ ドウ園の特徴および地理的情報システムを使った周辺 - 51 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 環境の関係を調査するために、地球統計学と距離指標 量クラスターアルゴリズムを、それぞれのクラスター を用いた空間解析を使用した。個体数調査によって、52 が同質ゾーンまたはテロワール単位を表している連続 のブドウ園ブロックが、少なくとも1本の X. fastidiosa 感染 的地形気候地図を得るために応用した。テロワール単 ブドウ樹を有し、そして、これらブドウ園ブロックの PD 発 位は、地形気候地図に同一地域の土地利用情報と地質 生率は 0.001 から 29.8%の範囲であることが確認され 地図を重ねることにより、さらに特徴づけられた。こ た。52 ブロックのうちの 36 ブロックは 5 本未満の感 の地域分類は、さらに先の仮説試験(特に環境とブド 染ブドウ樹を有し、その結果、空間解析は、これらブ ウ樹の相互作用および新しい栽培種の適応性におけ ロックに対して有効ではなかった。 残りの 16 ブロック る)に対する有効な枠組みを提供する。さらに、この に対して、X. fastidiosa 感染ブドウ樹の分布は、非構造、 アプローチは、合理的な地区管理と土地利用計画に対 ランダム、空間傾向そして発生率の増加による集合として する可能性のある手段を提示している。 分類できた。11 ブロックは、X. fastidiosa の一次拡散と一 致する PD 分布を示した。一方、2 ブロックは、二次または ブドウ樹からブドウ樹への拡散を示唆する集合を示した。 N. Štajner, D. Rusjan, Z. Korošec-Koruza, and B. Javornik: Genetic Characterization of Old Slovenian Grapevine 1 ブロックの分布は一次と二次拡散の混合を示した。2 ブ ロックには X. fastidiosa 感染ブドウ樹の列内の繰り返し集 合があった。これは、列内の近接した植物体における方 Varieties of Vitis vinifera L. by Microsatellite Genotyping. pp. 250 – 255. [マイクロサテライト遺伝子型解析によるスロベニア 向性をもった施肥、または剪定器具による細菌拡散の結 の古くからのブドウ品種(Vitis vinifera L.)の遺伝的特 果であり得る。有意に高い PD 発生はフレーム・シードレ 徴づけ] スブドウ園ブロックに見られた。そして他のブドウ園 の特徴(ブドウ園の経年数、剪定方法、植樹密度)は PD 発生に関連していなかった。PD 発生は、周辺環境 と空間的に関連していなかったが、PD 発生率は、カ ンキツ類に空間的に関連していた。この研究は、ブド ウ園における PD の疫学とサンプリングにかかわる空 38 のスロベニア固有品種のマイクロサテライト遺伝 子型解析を、ヨーロッパの Vitis 資源において高い多型 性が示されている 11 の SSR マーカーを用いて行った。 それらデータと以前の研究を組み合わせて、スロベニ ア・プリモリエ地方で現在栽培されている品種のなか で 49 の独自の遺伝子型が同定された。 これらの遺伝子 間的な情報を提供する。 型は、さらに、それらの遺伝的関連性を評価するため J.C. Herrera Nuñez, S. Ramazzotti, F. Stagnari, and M. に、ヨーロッパ 8 カ国由来の 161 栽培種と比較した。 Pisante: A Multivariate Clustering Approach for スロベニアブドウ樹の間の高いレベルの遺伝的多様性 Characterization of the Montepulciano d’Abruzzo Colline が明らかになり、そして幾つかの知られていなかった Teramane Area. pp. 239 – 244. 関連性が発見された。同一性分析は、スロベニア栽培 [モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・ 種の中の 11 グループの異名、そしてスロベニア栽培種 テラマーネ地域の特徴づけのための多変量クラスター と他の国由来の栽培種の間の 3 つの一致を明らかにし アプローチ] た。類似した名前をもつスロベニア栽培種の幾つかの 地理情報学を組み合わせた多変量クラスターアプロー グループは、結果として異なった SSR プロフィールで チを、イタリア・テラモの統制保証付原産地呼称コッ あった。スロベニアで使用されている栽培種と他のヨ リーネ・テラマーネ地域内の同質ゾーン(テロワール ーロッパ諸国で使用されている最もポピュラーな栽培 単位)を線引し、定義するために応用した。地理的情 種の間の遺伝的距離は、 クロアチア栽培種と最も近く、 報システム(GIS)の構成は、土地能力の地理的区別 フランス栽培種と最も遠い関係にあることを明らかに に影響する主要な要素を組込むためにセットアップさ した。 れた。ブドウ樹に関連した環境指標とパラメータは補 間され GIS に組込まれた。主成分分析に続いて、多変 - 52 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) Vol. 62, No. 3 (2011) かは機能的に特徴づけられている。 このレビューでは、 N. Fontes, H. Gerós, and S. Delrot: Grape Berry Vacuole: A 液胞の貯蔵機能、その構造、そしてブドウ果粒の成長 Complex と成熟に関連した変化に焦点をあてる。 and Heterogeneous Membrane System Specialized in the Accumulation of Solutes. pp. 270 – 278. [ブドウ果粒の液胞:溶質の蓄積に特殊化した複雑で 多様な膜システム] 液胞は細胞のタイプ、組織、植物の成長段階に依存し た高度に限定された機能を果たしている。この複雑で 動的な細胞小器官は、ブドウ果粒細胞の主要な貯蔵器 で、果実の成長と成熟の間に主要な役割を果たす。果 粒の成長は、サイズ、組成、色、テクスチャー、フレ ーバー、病害感受性の変化をともない、これは主に液 胞内容物の変化による。大部分の香りそしてフレーバ ー化合物は果粒中で不均一に分布している。そして液 胞の数やタイプは、組織(果皮、果肉、種子)に依存 して変化する場合がある。植物細胞に広く分布してい る分解性とタンパク質貯蔵液胞とともに、フェノール 液胞もまた、ブドウ細胞における細胞蓄積にかかわっ ている。ベレーゾン以降、ブドウ果粒の成長がもっぱ ら細胞の拡張の結果であるとき、液胞膜輸送タンパク 質は、液胞へのかなりの量の糖の輸送と水の取り込み を仲介し、大きな液胞膨張へと導く。V-ATPase と N. Fontes, M. Côrte-Real, and H. Gerós: New Observations on the Integrity, Structure, and Physiology of Flesh Cells from Fully Ripened Grape Berry. pp. 279 – 284. [完熟したブドウ果粒由来の果肉細胞の完全性、 構造、 生理機能における新しい観察結果] 柔らかく熟した果粒の生理的/構造的状態は、依然と して論争の事柄である。ワイン用とテーブル用栽培種 の両方の熟した果粒から単離された中果皮細胞を、果 肉細胞の組織化、機能、生存率を明確にするために、 明視野、蛍光、共焦点顕微鏡そしてフローサイトメト リーにより研究した。フローサイトメトリー分析によ り、 ブドウ果粒中果皮組織からのプロトプラスト化が、 無傷で生存している細胞の一つの不均一な個体群を生 み出すことを確認した。さらに、原形質膜の完全性と 細胞内の膜システムの構造と複雑性もまた、共焦点顕 微鏡イメージングを組み合わせた FM1-43 染色によっ て示された。観察された蛍光グルコース類似体 2-NBDG の取り込みは、エンドサイトーシスが、細胞 V-PPase ポンプは、液胞膜を横切るプロトンの電気化 学的勾配を形成し、それは順番に、荷電そして非荷電 の溶質の取り込みを活性化する。糖質、有機酸、水、 イオン、アントシアニンの取り込みを仲介する幾つか の液胞膜タンパク質がクローニングされ、そして幾つ 外にある糖の輸送と細胞内局在化をともなうことを示 唆している。ニュートラルレッド染色により、おそら く成長期の果実の液胞の多面的な役割に関連した、液 胞器官の複雑な組織化、大きさ、多様性、完全性が確 認された。 - 53 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) 山梨大学の改組とワイン科学教育の実情 Education Systems on Enology and Viticulture at University of Yamanashi 山梨大学大学院医学工学総合研究部附属ワイン科学研究センター 奥田 徹 【はじめに】 山梨大学では平成 24 年度より、生命環境学部を 【新学部の設置と学士課程教育】 設置しました。これにより、従来の工学部、教育 新しく設置された生命環境学部は、従来の工学 人間科学部、 医学部の 3 学部から学部が 1 つ増え、 部、人間教育科学部の教員の一部を移し、さらに、 近年の中では大きな改革になりました。従来、工 空いているポストを利用し新規に数名の教員を採 学部の枠組みの中で行ってきた「ワイン科学教育」 用することで作られました。この改革を行うため も、生命環境学部に移ることになりました。本稿 に、工学部の生命工学科(旧発酵生産)、循環シス では、今回の改革をご紹介するとともに、山梨大 テム工学科は無くなり、工学部としても大きな改 学でどのようなワイン科学教育を行っているのか 組となっています(図1)。 をご紹介いたします。 ⽣命⼯学科(35) 地域⾷物科学科(30) 環境科学科(30) 地域社会システム学科(35) ⽣命環境学部 (130) ⼭ 機械⼯学科(38) 電気電⼦⼯学科(39) コンピュータ理⼯学科(42) 情報メカトロニクス⼯学科(41) ⼟⽊環境⼯学科(38) 応⽤化学科(33) 先端材料理⼯学科(27) 梨 ⼤ ⼯学部 (258) 学 学校教育課程(106) ⽣涯学習課程(12) ⼈間教育科学部 (118) 医学科(80) 看護学科(40) 医学部 (120) 図1 ⼭梨⼤学の学部と学科(平成 24 年度より) (数字は⼊学定員) 新しく設置された生命環境学部は 4 つの学科か 学特別コースに在籍する学生は、基本的には他の ら構成され、ワイン科学教育を担当する地域食物 地域食物科学科の学生と同じ授業を受けますが、 科学科は、ワイン科学研究センターの 3 つの研究 一部の授業は、ワイン科学に特化した授業になっ 室と、新設された 3 つの研究室から構成されます ています(表1)。これらの授業では、ワインの文 (図2)。地域食物科学科は定員 30 人で、このう 化やブドウ栽培やワイン製造の基礎などを実習を ちワイン科学特別コース(定員 6 名)が特別カリ 交えながら学習します。 キュラムコースとして設置されました。ワイン科 - 54 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) 地域⾷物科学科(30) (ワイン科学特別コース(6)を含む) 図2 学 年 1 2 3 4 表1 ⾷品製造学研究部⾨(新設) ⾷品栄養学研究部⾨(新設) 園芸学研究部⾨(新設) 発酵微⽣物⼯学研究部⾨ 機能成分学研究部⾨ 果実遺伝⼦⼯学研究部⾨ ワイン科学研究センター 地域⾷物科学科の研究室 ワイン科学特別コースのための特別授業 授 業 名 ワイン科学Ⅰ ワイン科学Ⅱ、ワイン科学ゼミⅠ、ワイン微⽣物学、インターンシップ ワイン科学ゼミⅡ、ワイン品質評価学、植物⽣理学、ワイン製造科学実習、 ブドウ栽培学実習、インターンシップ 卒業論⽂など 【大学院修士課程と社会人教育】 がある方向けのコースとして設定しています。こ 新学部は設置されましたが、修士課程は3年後 れらの 3 つのコースは、表2にある合計 120 時間 に見直すことになっています。このため、以下の におよぶ特別授業を受けます(修士コースでは 1 説明は 4 年後には変更される予定です。 年生で受講) (図 3)。 修士課程のワイン科学教育は、工学領域の中の 特別授業は山梨大学の教員だけでなく、ボルド 生命工学専攻(ワイン科学コース)と、別に定め ー大学、京都大学などの他大学、公設の試験所、 たワイン科学特別教育プログラム(平成 19 年度か 役所にお願いしています。また、民間ワイナリー ら行っている学士・修士 6 年一貫教育コースで、 の卓越した技術を持つ技術者にも授業をお願いし 平成 24 年度から地域食物科学科に設置したワイン ています。これらの授業により、ワイン製造、ブ 科学特別コースに乗り換える)があります。3 年後 ドウ栽培だけでなく、ワイナリーの経営学やマー の見直しでも、同等のコースを設置する予定です。 ケティング論、食品衛生法や酒税法などの法規、 また、山梨大学では平成 18 年度から社会人教育と オフフレーバーなども含んだワインの評価法など、 して「ワイン人材生涯養成拠点」を行っています。 総合的な「ワイン科学」を学ぶことが出来ます。 このコースはワイナリー等で 2 年以上の就業経験 - 55 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 学⼠教育 ⼤学院修⼠課程 ⽣命⼯学専攻 ワイン科学コース ワイン科学特別教育プログラム(6 年) 社会⼈ ワイン⼈材 ⽣涯養成拠点 ワイン科学⼠ 認定試験 図 3 修⼠課程および社会⼈のためのワイン科学教育とワイン科学⼠認定 (ワイン科学特別教育プログラムはワイン科学特別コースに移⾏中) 特別授業 表2 講義(90 時間) 実習(30 時間) 修⼠課程および社会⼈のためのワイン科学特別授業 授 業 名 ワイン醸造学、ブドウ栽培学、ワイン評価学、ワイナリー経営学、 甲州ワイン学 ワイン醸造学、ブドウ栽培学、ワイン評価学 さらに、この特別授業を修了すれば、山梨大学 が認定する「ワイン科学士」の受験資格が得られ 再認定しています。 【終わりに】 ます。認定試験では、筆記と実技が課せられ、ブ 山梨大学のワイン科学関係の教育システムは非 ドウ栽培・ワイン製造の知識や、官能検査能力な 常に複雑になっており、また学年進行により、現 どについて厳しい審査があります。平成 24 年度を 在は複数の同じようなプログラムが同時進行で動 含めると、これまでに 40 名ほどの「ワイン科学士」 いています。もし、興味がある方がおりましたら、 が認定されています。なお、修士コースの学生に 直接ご説明したいと思いますので、お手数ですが ついては、就労経験が無いため、修士課程の修了 ご連絡いただけると幸いです。これらの教育シス 時に認定試験を受験し、合格した場合、 「準ワイン テムが、ワイン産業の発展に少しでも貢献出来る 科学士」に認定し、その後 2 年間のワイナリー等 ように、今後も皆さまのご協力を賜りますよう、 での就労経験を経た場合、 「ワイン科学士」として お願いいたします。 - 56 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) ASEV 日本ブドウ・ワイン学会 第95回常任理事会議事録 申込件数によっては調整することとした。 ・前日 11 月 16 日(金)15:00 からセミナーを予定。協 議の結果、ワイン用資材・機器等関連分野の産業会員 日時:2012年4月22日(日) にプレゼンを打診することとした。また、今後のセミ 場所:山梨大学東京リエゾンオフィス ナーでは、関連業界からの実用技術の紹介とアカデミ ックな発表を交互に行う方針で検討することとした。 報告事項 5.その他 1. 第94回常任理事会の議事録の確認 (学会誌 Vol.22、 次期 American Society of Enology and Viticulture(親学 No.3 に掲載済み) 会)の会長が Roger Boulton 教授(UC Davis)に決定。 2.会員現況および会計現況 Mrs. Lyndie Boulton は Executive Director として ASEV 横森トラジュラーは長期海外出張中のため、新規入 Japan に種々の配慮をしてもらっていることから、6 会者、及び会費納入・支出の状況の報告は次回行うこ 月に親学会の National Conference に参加するメンバー ととした。会費未納者へは学会誌送付時に再度請求書 と交流を図りたい、との提案があり、了承された。 を送り、3年未納で退会となる人には通知をすること とする。これまで事務局を担当してきた松土氏が本年 協議事項 3月末で山梨大学を退職したことから、今後は斉藤史 1.2012 年度大会の予定(上記のとおり) 恵氏(山梨大学ワイン研究センター助教)が事務局に 2.2013 年度の大会開催予定 入り、名簿の管理などを行うこととなった。本年は、 山梨県で開催し、親学会から2人招待する予定。 事務引き継ぎのため、松土氏にもアルバイトとして参 協議の結果、大会実行委員長として、メルシャン株式 加してもらうこととした。 会社 髙梨氏(生産担当専務)に打診し、早急に検討す 3.編集状況 ることとした。 小田編集委員長から、Volume 23, No. 1 に4つの原著 3.葡萄酒技術研究会からの依頼について 論文が掲載予定であること、並びに本学会誌は責任編 葡萄酒技術研究会から、本学会会長に葡萄酒技術研 集制(各論文に担当編集委員を決め、担当編集委員が 究会の顧問に就任するよう、依頼があった。当日の協 査読者への依頼から最終的な受理・却下の判断を行う 議、及び当日所用で欠席された岡崎会長とも後日協議 システム)を採用していることが報告された。学会誌 の結果、 原則は賛成であるが、 アメリカ親学会に報告、 に掲載される American Journal of Enology and Viticulture 若しくは協議が必要であることから、回答はしばらく の要旨の和訳担当者のうち、花牟礼氏(メルシャン株 保留することとした。また、先方から当学会会長を指 式会社)が退職されたことから、岸本氏(山梨大学ワ 名されるのではなく、当学会から推薦する形の方が望 イン科学研究センター准教授) 、小山氏(酒類総合研究 ましいのではないか、という意見が出された。 所)に依頼することとなった。また、Grapevine の記事 4.その他 当学会は国産ワインコンクールに関与していない の提案等があった。 が、国産ワインの品質向上を目指す、という目的には 4.2012年度大会の予定 沢辺大会担当ディレクターから次のことが報告さ 本学会も大いに賛同するところであり、後援をしては れた。 どうか、との意見が出された。今後、国産ワインコン ・2012 年 11 月 17 日(土)レンブラントホテル大分 クール事務局に打診することとした。その後、国産ワ ・大会実行委員長:和田 久継(三和酒類株式会社 代 インコンクール事務局から後援依頼があり、2012 年か 表取締役社長) ら本学会も国産ワインコンクールを後援することとな ・特別講演:有限会社都農ワイン工場長 小畑 暁 氏 った。 ・今回から、口頭発表の他、ポスター発表も行い、講 演申込時に口頭かポスターかの希望を書いてもらい、 - 57 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) ASEV 日本ブドウ・ワイン学会西日本地域研究会 第5回研究集会に参加して 京都府立大学大学院 宮村知華 日時:2012年3月24日(土) を目指しており、醸造時に出た CO2 を利用してコンク 場所:京都大学農学部 リートを作っている。また、窓の位置は南中高度を計 大会プログラム 算して配置されている。こうした環境に配慮した校舎 1.事務局より 作りは日本でも考えていかなくてはならないと感じた。 日本ブドウ・ワイン学会西日本地域研究会の活動報告 また、ブドウ学醸造科では 4 年間かけてブドウを一か 2.第 1 報告 市川 みどり 氏(京都府立大学大学院) ら栽培し、4 年目にはワインを醸造するという話を聞 『台木倍数性が‘Pinot noir’樹の新根発生パターンと いて、とても魅力的だと感じた。 果実品質に及ぼす影響』 3.第 2 報告 中尾 義則 氏(名城大学) 第 3 報告 後藤奈美(酒類総合研究所) 『カリフォルニア デービス校での研修についての報 Ⅰ ブドウの栽培条件の影響 告』 高温、水分過剰、窒素過剰はブドウの着色不良を引 4.第 3 報告 後藤 奈美 氏(酒類総合研究所) きおこすことが分かった。また、着色には気温よりも 『赤ワインの色と渋味 -栽培と醸造の影響-』 果実表面の温度が重要だということがわかった。その 5.総合ディスカッション ため、キャノピーマネジメントは有効であり、圃場の 排水も大切である。どの研究結果もワインブドウの栽 第 1 報告 市川みどり(京都府立大学大学院生命環境 培にとても重要な話だったので、今後の参考にしてい 科学研究科) きたいと思った。 Ⅱ 醸造条件の影響 日本は夏の気温が高く、降雨量の多いため、高品質 のワインブドウを栽培することは難しい。四倍体台木 プロアントシアニジン(タンニン)やアントシアニンは は既存の二倍体台木と比べて根系が小さくなり穂木の 共通の合成系で生合成されるが、できる時期が違う。 成長を抑制する効果がある。これによって果実品質の タンニンは組成によって性質が異なり、果皮(エピガロ 向上をはかることできるという研究結果が得られた。 カテキン)はなめらか、種子(エピカテキンガレート)は 収量等の問題を改善することができれば、四倍体台木 あらあらしい。果皮のタンニンは比較的早く、種子の の利用により日本でのワインブドウの栽培が容易にな タンニンは徐々に抽出される。ワインの赤色は温度と ると感じた。 アルコールの影響をうけ、初期低温醸しは種子タンニ ンの抽出抑制し、後期高温醸しは酸化を避けられれば 第 2 報告 中尾義則(名城大学) 色が強くなる。目的とブドウの品質に合わせて、醸し カリフォルニアの水は硬水でカルシウム分が多く、 条件を変える必要がある。栽培条件のお話も大変興味 また夏は雨が降らない気候なので、貯水タンクを使っ 深かったが、 醸造についてのお話はより興味深かった。 て雨水を利用している。新しい校舎は、ゼロカーボン 今後は各ワイナリーが醸造を行う際にどのような工夫 をおこなっているのかの話も聞いてみたいと思う。 - 58 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 日本ブドウ・ワイン学会(ASEV JAPAN)誌投稿規定 などのファイルは読み込み可能であるが、それぞ れのソフト専用ファイルに加えて、テキストファ イル(図については JPEG ファイル)を必ず添付 1)編集方針 本誌は、日本のブドウ・ワイン学及び 産業の発展に寄与する研究報文および解説など を掲載する。速報的な論文などは、後日その詳報 すること。 3)投稿受付日は、日本ブドウ・ワイン学会誌編集委 を ASEV JAPAN 誌に投稿することが望ましい。 員会が原稿を受け取った日とする。また、受理日 2)投稿者の資格 論文投稿者(筆頭著者)は、当学 は依頼した論文審査員全員が「掲載可」の判断を 会日本部会員に限る。但し、外国人留学生はその し、編集委員会が「掲載可」を決定した日とする。 限りにない。また、会員以外の共著者を含んでも 4)著者校正は初校のみとする。著者校正は誤字の訂 よい。 正のみにとどめ、内容の変更は原則として認めな 3)論文の種類 論文の種類は、研究報文(原著とし て取り扱う original paper、research note あるいは い。 5)別刷りは校正時に注文を申し受ける。注文部数は technical brief)および総説(review など)とする。 研究報文及び総説の本文は 「日本語あるいは英語」 最低 30 部とし、費用は実費負担とする。 Ⅱ 執筆要領と書式 原稿は、次の要領、書式に従っ 書きとするが、 「日本語」 書きの場合の表題、 所属、 氏名、要旨は、 「日本語と英語」の両言語で記載す て執筆する。 1)本文は横書きとし、 「日本語」の場合は A4 判用紙 に全角 40 字、25 行で、 「英語」の場合は半角 80 る。図表は原則として英語で記載する。 4)著作権 研究報文は未発表のものに限る。掲載さ 字、30 行で印字する。 2)1 ページ目に、「日本語」の場合には、略題、表 れた論文の著作権は ASEV JAPAN に所属する。 5)審査 編集委員会は、複数の論文審査委員に研究 題、著者名、所属、所属の住所、受理日を記入す 報文の価値判断を依頼し、その結論を参考にして る。略題以外は日本語と英語で書く。「英語」の 採否を決定する。 場合には、略題、表題、著者名、所属、所属の住 6)投稿料 投稿料は、原則として徴収しない。但し、 所、受理日を記入し、略題のみ英語と日本語で書 英文校閲料、写真(カラーを含む)掲載料等の実 く。所属の異なる複数の著者による場合は、氏名 費は、著者負担とする。 の右肩と、所属の左肩に肩付き番号を付し、それ 付則 この投稿規定は 2007 年 11 月 22 日から施行する。 ぞれの所属を示す。投稿責任者氏名の右肩には* を付して、脚注に「*Corresponding author (email: [email protected]」と記す。 日本ブドウ・ワイン学会(ASEV JAPAN)誌投稿要領 3)本文は原則として、緒言、材料と方法、結果、考 Ⅰ 投稿方法 論文の投稿は、次の要領に従う。 察(または結果と考察) 、要約、文献の順に分けて 1)投稿論文の投稿先は、日本ブドウ・ワイン学会誌 書く。 編集事務所 (〒606-8502 京都市左京区北白川追 4) 「日本語」の英文要旨は、A4 判用紙に半角 80 字、 分町 京都大学大学院農学研究科生物資源経済学 30 行以内に書く。 「英語」の和文要旨は、表題、 専攻経営情報会計学分野内)とする。 著者名、所属、所属の住所を記入し、A4 判用紙に 2)原稿は、正原稿を含めて 3 部を提出する。原稿が 受理された段階で、最終稿 1 部(図表は鮮明に印 全角 40 字、25 行以内に書く。 5)英文要旨の後に、Key words (英語) をアルファ ベット順に 5 項目程度書く。 刷されたもの)に加えて、原稿の本文(略題~文 献) 、図の表題、図、表、割付を別個のファイルと 6)図表は原則として英文とし、図のタイトルと説明 して納めた Windows で読み込み可能な形式でフ ォーマットされたフロッピーディスクまたは は別紙にまとめて書く。 7)本文中の区分け、表、図および文献は、次の要領 CD-R を添付する。MS Word、Excel、PowerPoint - 59 - に従って記載する。 J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) (1)本文の区分けは、ゴシック体などを用い、大 スで区切り、括弧で囲んで示す。なお、著者名が 見出し、小見出しなどを明瞭にする。項目細 2 名までの場合は姓を列記し、 「日本語」の場合に 目記号を用いる場合は、1. 、2. 、3.・・・、1) 、 は引用する文献が外国語で記述されたものであ 2) 、3)・・・、 (1) 、 (2) 、 (3)・・・、i) 、ii) 、 っても「・」で区切り、3 名以上の場合は「筆頭 iii)・・・の順とする。 著者ら」とする。さらに、同一箇所に複数の文献 (2)句読点( 「、 」および「。 」とする) 、括弧、ハ を引用する場合は、筆頭者のアルファベット順に イフンなどは 1 コマに書き、新しい行の初め 並べる。 ≪ 「日本語」 の例: (Goto・Hashizume 2000、 は 1 コマあける。英数字は原則として半角と 松井ら 1999、奥田・横塚 2004、2005、佐藤ら し、数字と単位の間には半角スペースを挿入 1998a、b) 、 「英語」の例: (Goto and Hashizume 2000, する(℃、%を除く) 。 Matsui et al. 1999, Okuda and Yokotsuka 2004, 2005, Sato et al. 1998a, b)≫ (3)本文中では「次の表」のような表現を避け、 Fig. 1 または Table 1 のように書く。本文中 一般化している動、植物名、外国語はなるべく片 での表、図、写真の挿入箇所は、原稿の右欄 仮名で書く。学名を用いる場合、属、種、亜種名 外に赤インクまたは赤鉛筆で指定する。 はイタリック体とし、命名者名を付す。ただし、 (4)図表の幅は原則としてページ幅またはページ 命名者名は最初の記述のみに付し、その後は省略 幅の半分となる。図は、原則として著者が作 してよい。品種名は原則として‘○○’(single 成して提出したものを版下として縮小する。 quotation)で囲む。アルファベット表記の場合、 したがって図中の線の太さ、記号の大きさな 頭文字は大文字とする。 どは縮尺を考慮して決定する。写真は刷り上 物質名は原則としてその名称を略さ がりの 1~1.2 倍の大きさが適当である。組写 ずに片仮名で書く。ただし、複雑な有機化合物な 真の場合、アート刷りやカラー印刷刷りを希 ど化学式、英名を用いた方がわかりやすいときは、 望するときは、1 組または 1 ページに組み入 その限りでない。有機化合物名、酵素名、標準的 れる写真を適当に配置する。図表、写真の掲 実験方法などには略語、短縮形を用いることがで 載時の大きさについて特に希望がある場合に きる。その場合、論文中で最初に記述される箇所 は、原図に鉛筆で記入する。図、表、文献(筆 でその完全な名称を記し、以下で用いる短縮形を 頭者のアルファベット順) 、略字、記号など 括弧に入れて示す。 は、AJEV 誌ホームページ掲載の最新の 8)割付は原稿が受理された段階で、割付例に従って Guide to Authors の記載に従う。特に文献を引 用する場合、著者の姓と発行年を半角スペー - 60 - 作成する。 J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) [ Research Note] 割付例 ヤマブドウを原料としたワインビネガーの成分特性 (13p.センタリング) (1 行空ける) 岡本五郎 1*・今井 孝 2・水野秀明 2・長瀬賢二 3 (著者名 12p.センタリング) (1 行空ける) 1 2 岡山大学農学部 〒700-8530 岡山市津島中 1-1-1 (所属・住所 11p.センタリング) 岡山大学大学院自然科学研究科 〒700-8530 岡山市津島中 3-1-1 3 武用五郎辺衛商店(株)〒705-0012 備前市香登本 828 (1 行空ける) Unique Wine Vinegar Produced from Vitis coignetiae Grapes (英文タイトル 12p.センタリング) (1 行空ける) Goro OKAMOTO1*, Takashi IMAI2, Hideaki MIZUNO2, and Kenji NAGASE3(英文著者名 11p.センタリング) 1 Faculty of Agriculture, Okayama University, Tsushima-naka, Okayama, 700-8530, Japan 2 Graduate School of Natural Science, Okayama University, Tsushima-naka, Okayama, 700-8530, Japan 3 Buyo Gorobe Co. Ltd, Kagato-moto, Bizen, 705-0012, Japan (英文所属・住所 10.5p.センタリング) (1 行空ける) Wine vinegar produced from Vitis coignetiae grapes using Bizen-yaki (famous local ceramic) and plastic vessels as fermentation tank was evaluated in terms of quality by comparing with wine vinegar from Pione grapes and two omported products. V. coignetiae wine vinegar that was processed using the Bizen-yaki had higher levels of acids, anthocyanin, and total phenols, and high free radical scavenging activity than that using the plastic vessel. The deep red-purple tint and the strong fruity flavor of V. coignetiae wine vinegar contrasted the imported wine vinegar that had a pale-brown tint and high acidity. On the other hand, Pione wine vinegar possessed mild flavor and low levels of anthocyanin, malic acid tartaric acids, and total phenols, compared to V. coignetiae wine vinegar. The attractive color and fruity flavor of V. coignetiae wine vinegar may be appealing to consumers when the vinegar is used as a dressing or a beverage. Key words: Bizen-yaki vessel, color, flavor, V. coignetiae, wine vinegar (英文要約・Key words 10.5p. ) (1 行空ける) 緒 言 (10.5p.センタリング 太字) 2011 年○月○日受理 (受理日<西暦>を記入) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (本文 10.5p. ) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 書式:用紙サイズ;幅 210 mm、高さ 280 mm、余白;上下 22 mm、左右 18 mm ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ タイトル・著者名・所属・住所・英文要旨:1 行 50 字×42 行 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 本文:段組み;2 段、1 行 24 字×42 行 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 共通:日本語フォント;MS 明朝、英数字フォント;Times New Roman ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (1 行空ける) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (1 行空ける) *Corresponding author (email: [email protected]) 材料と方法 - 61 - (10.5p.センタリング 太字) J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (1 行空ける) 結 果 (10.5p.センタリング 太字) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (図・表タイトル 9p) z Table 1 Must composition of V. coignetiae and Pione grapes Total TSS y TA Glu (%) Fru Mal Tar (mg/100 mL) Anthocyanin x phenol Total Must origin (Brix) (ppm) (OD525) V. coignetiae 13.5 1.36 5.4 7.00 0.66 0.75 1498 9.21 Major constituent Mv3,5G Mv3pG5G Pione 18.0 0.57 8.6 8.40 0.26 0.23 457 2.35 Pn3pG5G Mv3pG5G z Abbreviations: TSS, total soluble solids; TA, titratable acidity: Glu, glucose; Fru, fructose; Mal, malic acid; Tar, tartaric acid. y As tartaric acid equivalent. x As catechin equivalent. ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ - 62 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) 考 察 (10.5p.センタリング 太字) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (1 行空ける) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 文 献 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (10.5p.センタリング 太字) 著者のアルファベット順 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ (1 行空ける) 要 約 (10.5p.センタリング 太字) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ - 63 - ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ J. ASEV Jpn., Vol. 23, No. 1 (2012) ASEV Japan 入会案内 ASEV Japan(アメリカブドウ・ワイン学会日本部会)は、アメリカ合衆国デイビス市に本部のある American Society for Enology and Viticulture(ASEV: アメリカブドウ・ワイン学会)の日本支部として 1984 年に設立されました。アメリカブドウ・ ワイン学会はこの分野で世界最大の学会で、ブドウ栽培とワイン製造並びにこれらに関連した分野の研究と技術の発展 を目指しています。その会誌、American Journal of Enology and Viticulture の掲載論文数は世界で最も多く、かつ論文 の質は非常に高いことが知られています。 ASEV Japan は日本国内での活動を円滑にするため、2005 年に日本ブドウ・ワイン学会の名称で日本学術会議協力 学術研究団体に登録しました。 ASEV Japan の主な活動として、年次大会(研究発表会、シンポジウム、総会)の開催、学会誌の発行(Journal of ASEV Japan: ASEV 日本ブドウ・ワイン学会誌、年 3 回)、セミナーの開催、諸外国との国際交流などを行っています。 ブドウ栽培やワイン製造は国際性の高い産業です。多くの研究者や技術者が今まで以上に積極的な国際交流を進 める必要があります。ぜひ、本会の設立の趣旨にご賛同いただき、本会にご参加下さるようにご案内申し上げます。なお 本会の会員の種別及び年会費は次の通りです。 1. 専門会員(Professional Members) 2. 准専門会員(Associate Members) 3. 学生会員(Student Members) 4. 一般会員(Chapter Affiliates) 5. 産業会員(Industrial Affiliates) ワイン学、ブドウ学あるいは関連分野で専門会員にふさわしい教育と経験を 積んだ方。あるいは上記と同等な資格があると認められる方。 専門会員の資格を満たさない方。准専門会員は、会員として一定期間経験 を積むと、審査を経て専門会員になることができます。 ワイン学、ブドウ学あるいは関連分野の学部、学科、あるいは大学院に在学 中の方。 上記 1、2、3 の3会員は、アメリカブドウ・ワイン学会に所属する会員の種別 ですが、事情により ASEV 親学会に入会せず、ASEV Japan のみに所属す ることができます(会員種別は ASEV 親学会で決定されます)。このような個 人会員は一般会員となります。一般会員は、ASEV Japan の常任理事会理 事、評議員になることはできませんが、学術活動に関しては上記1及び2の 会員と全く差はありません。 また、学生会員は、ASEV 親学会に所属せず、ASEV Japan のみに所属する ことも可能です。 ASEV Japan に所属する団体会員です。ASEV 親学会に所属することも可能 です。 ASEV Japan 年会費 1,2,4 の個人会員 4,000 円,学生会員 2,000 円,産業会員 一口 10,000 円 ASEV(アメリカブドウ・ワイン学会)年会費(2011-2012 年) 年会費は、学会誌 American Journal of Enology and Viticulture を Online(Journal Online Only)でのみ得る場合、あ るいは Online に加えて印刷物(Journal Online & Print)として得る場合とで異なります。上記の1と2の会員の場合、前 者(Journal Online のみ)は$175、後者(Journal Online & Print)は$305 です。なお、学生会員の場合、前者は$45、 後者は利用することはできません。 - 64 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) ASEV / ASEV Japan 入会申込書・移動連絡届 Ⅰ ASEV(アメリカブドウ・ワイン学会)会員 及び ASEV Japan(日本ブドウ・ワイン学会)会員 Ⅱ ASEV Japan(日本ブドウ・ワイン学会)会員 のみ Ⅲ ASEV Japan(日本ブドウ・ワイン学会)産業会員 として入会申し込みます。 (上記Ⅰ,Ⅱ,Ⅲのいずれかを囲んで下さい。なお,上記Ⅰのアメリカブドウ・ワイン学会への申し込みは当 事務局がお手伝いしています。Ⅰに申し込んだ方は,アメリカブドウ・ワイン学会入会申し込みに必要ですの で,下記の項目のすべてに日本語と英語で必ずお答え下さい(英語に自信が無い方はその旨をご連絡くださ い。)) 1. 氏名と生年(西暦)月日 氏 名 印 生年月日 年 月 英文氏名 2. 勤務先名(会社名,所属部課,職業等詳しくご記入下さい) 和文 英文 3. 上記の会社等(部課ではない)に勤務をはじめた年月 年 月 4. 勤務先住所 〒 同英語 電話番号 URL FAX番号 http:// 5. 上記仕事の内容(ワインやブドウになるべく関連づけて具体的に書いて下さい) 同英文 (英文で書かれない方は日本語で詳しく説明して下さい。事務局で英訳します) 6. 会誌送付先 ASEV日本ブドウ・ワイン学会会誌 アメリカブドウ・ワイン学会会誌 ( 1. ( 1. 自宅 自宅 7. 自宅住所 〒 同英文 電話番号 FAX番号 - 65 - 2. 2. 勤務先) 勤務先) 日 J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) 8. 出身校(大学名は日本語と英語の両方でご記入下さい) 取得学位 学士(BS) 同英文 卒業・修了大学名 卒業・修了学科名等 授与年 修士(MS) 同英文 博士(PhD) 同英文 9. 現在の勤務先の前に,ブドウやワインに関連した仕事についていらした方,あるいは留学,海外勤 務の経験などをお書き下さい いつから いつまで 雇用主・留学先・仕事の内容 同英文 10. 学生会員を希望の場合(すべて日本語と英語でお答え下さい) 通学している大学名 勉強している学科,コース名 コース(次のいずれかを囲んで下さい) BS MS PhD 卒業・修了予定年月 在学中を証明してくれる教官名(日本語と英語で) 氏 名 職種 大学名 日本語 英 語 11. E-mail(アドレスをお持ちの方はお書き下さい) @ 12. 6.の日本部会送付先を学会住所録に掲載いたします。送付先が自宅の場合は,電話番号は 掲載い たしませんが,その他の項目で,掲載に不都合な部分がある場合は,お書き下さい。 本用紙を郵送またはFAXで事務局までお送り下さい。振込用紙をお送りします。 ASEV日本ブドウ・ワイン学会 本部事務局 〒400-0005 甲府市北新 1-13-1 山梨大学ワイン科学研究センター内 FAX 055-220-8768(TEL:055-220-8658 E-mail:[email protected]) http://www.asevjpn.wine.yamanashi.ac.jp/ 会費振込先(名義 ASEV JAPAN) ・郵便振替口座 00430-4-6676 ・銀行振込口座 山梨中央銀行武田通支店 普通 No.314532 - 66 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) ASEV日本ブドウ・ワイン学会産業会員名簿 有限会社朝日町ワイン ............................................... 山形県西村山郡朝日町 アサヒビール株式会社 酒類技術研究所 ................................ 茨城県守谷市 アサマ化成株式会社 ................................................. 東京都中央区 株式会社アルプス ................................................... 長野県塩尻市 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 ....................................... 北海道中川郡池田町 株式会社岩の原葡萄園 ............................................... 新潟県上越市 株式会社植原葡萄研究所 ............................................. 山梨県甲府市 雲海酒造株式会社 ................................................... 宮崎県宮崎市 株式会社エーデルワイン ............................................. 岩手県花巻市 勝沼醸造株式会社 ................................................... 山梨県甲州市 きた産業株式会社 ................................................... 大阪市生野区 京都電子工業株式会社 ............................................... 京都市南区 株式会社巨峰ワイン ................................................. 福岡県久留米市 熊本国税局 ......................................................... 熊本県熊本市 甲州市立図書館 ..................................................... 山梨県甲州市 有限会社ココ・ファーム・ワイナリー ................................. 栃木県足利市 合同会社サクセス ................................................... 愛知県名古屋市 サッポロワイン株式会社 勝沼ワイナリー .............................. 山梨県甲州市 株式会社サンクゼール ............................................... 長野県上水内郡飯綱町 サントネージュワイン株式会社 ....................................... 山梨県山梨市 サントリー株式会社 商品開発センター ................................ 神奈川県川崎市 サントリーワインインターナショナル株式会社 登美の丘ワイナリー ...... 山梨県甲斐市 サンブライト株式会社 ............................................... 東京都中央区 三和酒類株式会社 安心院葡萄酒工房 .................................. 大分県宇佐市 株式会社志太 中伊豆ワイナリー ...................................... 静岡県伊豆市 独立行政法人 酒類総合研究所 ........................................ 広島県東広島市 有限会社スズラン酒造工業 ........................................... 山梨県笛吹市 特定非営利活動法人スタイルワイナリー ............................... 三重県伊賀市 セティ株式会社 ..................................................... 東京都千代田区 大和製罐株式会社 ................................................... 東京都中央区 高畠ワイン株式会社 ................................................. 山形県東置賜郡高畠町 中央葡萄酒株式会社 ................................................. 山梨県甲州市 辻調理師専門学校 ................................................... 大阪市阿倍野区 株式会社テクノアライアンス ......................................... 東京都港区 テクノ・サイエンスローカル事務所 ................................... 山梨県甲府市 新潟農業・バイオ専門学校 ........................................... 新潟県新潟市 株式会社ニットー ................................................... 横浜市西区 株式会社はこだてわいん ............................................. 北海道亀田郡七飯町 株式会社 林農園 .................................................... 長野県塩尻市 ひるぜんワイン有限会社 ............................................. 岡山県真庭市 フジッコ株式会社 ................................................... 神戸市中央区 フジッコワイナリー株式会社 ......................................... 山梨県甲州市 豊前医化株式会社 ................................................... 山梨県中央市 富良野市ぶどう果樹研究所 ........................................... 北海道富良野市 本坊酒造株式会社 ................................................... 山梨県笛吹市 まるき葡萄酒株式会社 ............................................... 山梨県甲州市 丸藤葡萄酒工業株式会社 ............................................. 山梨県甲州市 マンズワイン株式会社 ............................................... 山梨県甲州市 シャトー・メルシャン ............................................... 山梨県甲州市 メルシャン株式会社 商品開発研究所 .................................. 神奈川県藤沢市 モンデ酒造株式会社 ................................................. 山梨県笛吹市 山梨県果樹試験場 ................................................... 山梨県山梨市 ワインプレスインターナショナル ..................................... 大阪府泉佐野市 - 67 - J. ASEV Jpn., Vol. 23, No 1 (2012) Industrial Affiliates of ASEV JAPAN Asahimachi Wine Co., Ltd. .......................................................................Asahi, Nishimurayama-gun, Yamagata Asahi Breweries, Ltd. Research Lab. of Brewing Technology ..................Moriya, Ibaragi Asama Chemicals Co., Ltd. ......................................................................Chuo, Tokyo Alps Co., Ltd. ............................................................................................Shiojiri, Nagano Tokachi-Ikeda Viticulture and Enology Experimental Station ....................Ikeda, Hokkaido Iwanohara Winery Co., Ltd. ......................................................................Joetsu, Niigata Uehara Grape & Vines Research Institute ...............................................Kofu, Yamanashi Unkai Distillery Co., Ltd. ...........................................................................Miyazaki city, Miyazaki Edel Wine Co., Ltd. ....................................................................................Hanamaki, Iwate Katsunuma Winery Co., Ltd. ......................................................................Koshu, Yamanashi Kita Sangyo Co., Ltd. ...............................................................................Ikuno, Osaka Kyoto Electronics Manufacturing Co., Ltd. ...............................................Minami, Kyoto Kyoho Wine Co., Ltd. ...............................................................................Kurume, Fukuoka Kumamoto Regional Taxation Bureau ........................................................Kumamoto Koshu City Public Library ...........................................................................Koshu, Yamanashi Coco Farm & Winery ................................................................................Ashikaga, Tochigi Sapporo Wine Co., Ltd., Katsunuma Winery ............................................Koshu, Yamanashi St. Cousair, Ltd. ........................................................................................IIzuna, Kamiminachi-gun, Nagano Sainte Neige Wine Co., Ltd. .....................................................................Yamanashi city, Yamanashi Suntory Co., Ltd., Liquor Development Department .................................Kawasaki, Kanagawa Suntory Co., Ltd., Tomi no oka Winery .....................................................Kai, Yamanashi Sun Bright Co., Ltd. ..................................................................................Chuo, Tokyo Sanwa Shurui Co., Ltd. Ajimu Budoushu Koubou ....................................Usa, Oita Shidax Nakaizu Winery ............................................................................Izu, Shizuoka National Research Institute of Brewing ....................................................Higashi-hiroshima city, Hiroshima Suzuran Winery, Ltd. ................................................................................Fuefuki, Yamanashi Specified Nonprofit Corporation StyleWinery ...........................................Iga, Mie Sceti K. K. ................................................................................................Chiyoda, Tokyo Takahata Wine Co.Ltd. .............................................................................Higashi-Okitama-gun, Yamagata Central Winery Co., Ltd. ...........................................................................Koshu, Yamanashi Tsuji Culinary Institute ..............................................................................Abeno, Osaka Techno Alliance K.K. ................................................................................Minato, Tokyo Techno Science Local ..............................................................................Kofu, Yamanashi Niigata Agriculture & Biotechnology College ............................................Niigata Nittoh Ltd. .................................................................................................Nishi, Yokohama Hakodate Wine Co. ..................................................................................Nanae, Kameda-gun, Hokkaido Hayashi Winery Ltd. .................................................................................Shiojiri, Nagano Hiruzen Wine Ltd. .....................................................................................Maniwa, Okayama Fujicco Co., Ltd. .......................................................................................Chuo, Kobe Fujicco Winery Co., Ltd. ...........................................................................Koshu, Yamanashi Buzen Medical and Chemical Instruments Co., Ltd. .................................Chuo city, Yamanashi Furano Viticulture and Enology Experimental Station ...............................Furano, Hokkaido Mars Wine Co., Ltd. ..................................................................................Fuefuki, Yamanashi Maruki Winery Co., Ltd. ............................................................................Koshu, Yamanashi Marufuji Winery Co., Ltd. ..........................................................................Koshu, Yamanashi Mann's Wine Co., Ltd. ..............................................................................Koshu, Yamanashi Château Mercian ......................................................................................Koshu, Yamanashi Mercian Co., Product Development Research Laboratory .......................Fujisawa, Kanagawa Monde Winery Co., Ltd. ............................................................................Fuefuki, Yamanashi Yamanashi Fruit Tree Experiment Station ................................................Yamanashi city, Yamanashi Wine Press International Co., Ltd. ............................................................Izumisano, Osaka - 68 -
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