10月28日

平成26年度
学校だより(理科編)
長崎市立茂木中学校
平成 26 年 10 月 29 日
文責
岩永
聡輔
秋の茂木
ス ポー ツの秋 、文化 の秋。 長崎県で は、国体 、障害
者スポーツ大会と大変盛り上がっているところです。
こ こ茂 木でも 、9月 の中学 校体育大 会、10 月の子
ども 会大 運動会 、ふれ あいソ フトボー ル大会と スポー
ツ大会がたくさん行われます。また、ふれあいまつり、
ふれあいさるくと様々なイベントが計画されています。
中学 生も 、茂木 くんち 、ふれ あいまつ りと大き な発表
の機会があります。
学校で も10月 24 日の合唱祭では、生徒たちがす
ばらしい合唱を披露しました。参観いただきました来賓、保護者の皆様、誠にありがとうござ
いました。
11月の中学校は、修学旅行(2年)、ふれあいスポーツ大会〈綱引き〉(3年)、実力テス
ト(3年)、期末テスト(全学年)と、様々な行事が計画されています。中学生には、力を出
し惜しまず、常に全力で取り組んでほしいと思います。
皆既月食
1 0月 8日、 皆既月 食が観 察されま した。数 日前ま
で、職員室前に写真を貼りだしていました。皆さんは、
うまく観察できましたか?
今回の 月食は、 皆既 状態でもかなり月が明るく見え
まし た。 皆既状 態の月 の色は 赤黒く、 満月の月 の色は
白く 輝い ていま す。月 の色の 違いは、 光の性質 による
もので、夕焼けが赤く、晴れた日の空は青いのと同じ
原理を使って説明されます。
半分ほど欠けた月
皆既状態の赤い月
秋の自然
秋の七草(オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、
ハギ)のうち、フジバカマは絶滅危惧種、オミナエシ、キキョウ、ナデシコ
も最近極端に個体数を減らしています。昔ながらの草原の減少、外来種の侵
入などが原因でしょうか。ススキとクズとハギは、茂木にもいっぱいありま
す。身近なところからも「秋の自然」を感じることができます。なお、秋の
七草で「七草がゆ」はつくりません。
理科のおじさんは、11月29日(土)に長崎市の環境政策課が主催する
キキョウ
「親子環境教室」に講師として参加します。広報長崎にも紹介しているイベ
ントで、グラバー園の歴史と自然を訪ねて散策します。興味がある人は、家族で参加してみて
はいかがですか。申し込みは直接長崎市役所環境政策課(電話829-1156)です。茂木
中学校元校長の宮崎勉先生と理科のおじさんが自然観察を担当しています。
理科のおじさんより
実りの秋。生徒たちは、身体的にも精神的にも大きく成長する秋。最初から好き嫌いを決め
るのでなく、今は、何にでも参加して様々なことに挑戦する時期です。嫌いと思っていたこと
・興味がないと思っていたことにも、おもしろみを発見したり、また、今まで気づかなかった
自分の能力を発見することもあります。いろいろな経験を積んで、視野の広い大人に成長して
ほしいと願っています。
「進取の精神」です。
小学生と大人の狭間の「中学生」。あるときは子どもとして扱われ、また、あるときは大人
扱いされる中途半端な存在ではありますが、この時期に精神的に成長することで、立派な大人
になっていくものと期待しています。しかし、いたずらの度合いがわからなかったり、思慮が
足りなかったりと、中学生が学校内外で数々の失敗をしているのも事実です。学校では、子ど
もたちの将来を考え、保護者の皆様と協力し、優しく、厳しく指導していくつもりです。何か、
お子様のことで、また、地域の中学生のことで気に掛かるようなことがございましたら、いつ
でもお知らせください。