春 初夏・夏 秋・冬

春
1
アオダモ ◎4月∼5月
別名コバノトネリコ。
枝 を切って水につ
spring
生命が誕生する季節。
色とりどりの花の競演が見られます。
4
ソメイヨシノ
(染井吉野)
◎4月
キリ
(桐)
2
◎4月下旬∼5月上旬
紫色の筒 状の花。
3
ユキヤナギ(雪柳)
◎3月中旬∼4月
葉が 柳に似て細長く、
雪が 積もった
けると水 が 青くな
強い芳香があるの
ように花が咲きます。
白い小花を米
ることからアオダモ
で 、落ちた花の匂
に見立て、
別名「小米花」。
と呼ばれる。
野球の
いをかいでみてく
バット材として使わ
ださい。
ブタナ ◎5月∼10月
タンポ ポの花が
爽やかな白い花は、涼しさを感じます。
ハクモクレン(白木蓮)
6
◎3月下旬∼4月中旬
7
ヤエザクラ
(八重桜)
◎4月下旬∼5月上旬
オオシマザクラとエドヒガンの雑種。
終っても 夏まで
直 径15c mほ
ソメ イヨシ
20∼40歳の期間は見事に花を咲か
黄 色い 花を咲
どの芳 香のあ
ノの花が 終
せる。
大学の外周道路の斜面一面に
かせる。
学 内の道
る花を咲か せ
わ る 頃 、内
咲 き 、見 事
路の土手に白や
る 。医 大 の 中
周道路など
紫の花と一 緒に
庭で、
春、
最初に咲きます。
で葉をつけた状態で咲き出します。
です。
咲いて綺 麗です。
8
ツツジ(躑躅) ◎4月下旬∼5月
9
コブシ(辛夷)
◎3月下旬∼4月
10
マーガレット ◎4月∼7月
サツキ(皐月) 11 ◎5月中旬∼6月中旬
ふつう
「つつじ」
と言えば 、
大紫躑躅
昔 は 、開 花 時
明治時代に日本に渡
旧 暦 の 皐 月 に 咲くことか ら 命 名 。
をさす。
ツツジの中で花が 一番大き
期から農 作 業
来 。枝 や 茎は 木 質 化す
植 え 込 み や 生 垣 一 面 に 、ツツジ が
く赤 紫 色 の 花 が
の時期や、豊 作を占った。
つぼみが
る性質があり、また、若
咲き終 わった 頃 か
咲くことから「 大
にぎりこぶしに似ている。
つぼみを
葉が春菊に似ているこ
らピンクの 花 が 咲
摘み 取り乾 燥させたものは「 辛 夷
とから、別 名「木 春 菊 」
き始 めます。
紫」
といわれます。
summer
新緑が映える季節。
れています。
5
初夏・夏
12
スダジイ ◎5月∼6月
秋 にはドン グリ
「と」は数字の十
が熟し、
そのまま
で 、実 が 多 い 意
で も食 べられ
味。花は蜜がとれ
る。
シイタケの原
る。実は縄文時代
木として利 用さ
から重要な食料。構内には西洋ト
れています。
チノキ
(マロニエ)
があります。
14
エゴノキ(売子の木)
◎5月∼6月
桜に似た花で、
白くて清
秋・冬
(枇杷)
21 ビワ
◎11月∼12月
ある日突然、
金木犀の香
花はゴワゴワとし
濃い紅色が鮮やかで八重咲き、
花は
りが 始まる。
咲いている
て、
桜の花と共通
1枚ずつ散る。公害に強く、道 路と歩
間、
強い香りを放ち、
遠く
点がある。
大きな
道の間の植え込み
彩りの美しい季節。
からでも匂ってくる。
どこ
種 子がある果 実
に使われる。
山茶花
で咲いているのかを探す
は6月頃に 実り、
と似て、
見分けがつ
心を癒す香りは、体も癒してくれます。
のも楽しみのひとつです。
初夏の果物。
きません。
autumn & winter
ボケ(木瓜)
23 ◎4月
24 イロハカエデ(イロハ楓)・モミジ(紅葉)
(寒椿)
22 カンツバキ
◎11月下旬∼2月上旬
シラカシ
25(白樫)
朱赤の梅に似た花で、枝には
秋の紅葉が 美しい。
「 カエデ 」
と
「モミジ」
トゲがあります。
実が瓜のよう
は分 類上は同じだが 「
、カエデ 」の特に紅
福島県 以 西に分 布 。穂 状の黄 褐 色の
な形であるところから
「木瓜」。
葉の美しい種類を
「モミジ」
と呼ぶ説があ
花が咲き、秋には歩道がたくさんのど
る。
英語では両方「メープル」
と呼びます。
んぐりで埋め尽くされます。
楽 器の材 料にもなり、
16
野鳥
◎5月∼6月
チューリップに似た大き
な黄色の花。
花から多量
の蜜がとれる。
明治23
イ」味がすること
年、
大正天皇が皇太子の頃、
小石川
からこの名になっ
の植物園を訪ね、
ユリノキ種の木を
ヤマボウシ(山法師)
◎5月∼6月中旬
「ユリノキ」
と命名したとされます。
17
ナツツバキ(夏椿)
◎6月∼7月 梅雨頃
花穂を坊主頭、
花びらを頭巾に見
直 径5c mほど
立て、
比叡山延暦寺の
「山法師」
に
の清楚な白い花
な ぞらえた 。秋に
が 咲く。雄し べ
は実がイチゴのよ
は 根 元でまとま
うに赤く熟す。
り5つに 分 か れ
別名
「山桑」。
ています。
18
アジサイ
( 紫陽花)
◎6月∼7月中旬
19
シモツケソウ(下野草)
◎6月∼8月
日当たりが 苦
夏、
きれいな
手で、梅雨時
ピンク色の
期に咲きます。
花 が い っぱ
色が ついているのは
い咲き、その
「がく」で、
花はその中の
春から夏にかけて、たくさんの鳥たちが見られます。
スズメ、
キジバト、
カワラヒワ、
シジュウカラ、ヤマガラ、
コゲラ、ハクセキレイ、
ヒヨドリ、
ユリノキ(百合の木) 食べたときに
「エグ
たと言われます。
(金木犀)
20 キンモクセイ
◎9月下旬∼10月
15
楚。
実・皮とも有毒で、
と呼ばれます。
(しんい)
」
という生薬。
(栃の木)
13 トチノキ
◎5月中旬∼下旬
小さな点のような部分。
すらりとした姿の美しさから”高 原の
女王”
とたたえられています。
ムクドリ、
ツバメ、
イワツバメ、ハシブトガラスなど。
また、
メジロ、
オオヨシキリ、
コジュケイ、ホトトギス、
アオゲラ、
ガビチョウの声も聞かれます。
◎印は花の時期です。
気候によって若干の変動があります。
福島県立医科大学(病院経営課)2009.4作成