ディスクロージャー誌 2013

JA庄原の概況
ディスクロージャー誌 2013
庄 原 農 業 協 同 組 合
はじめに
日頃より組合員・利用者の皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。
JA庄原は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対するご理解を一層
深めていただくために、当JAの主な事業の内容や経営概況、経営内容などについて、利用者の
ためにわかりやすくまとめた「ディスクロージャー誌 2013」を作成いたしました。
皆様が当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、ご一読いただきますようお願
い申し上げます。
今後ともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年7月 庄原農業協同組合
(注)本冊子は、農業協同組合法第54条の3に基づいて作成したディスクロージャー誌です。
JAのプロフィール
◇設
◇本
店
所
在
立 :平成元年4月
◇組
地 :庄原市西本町二丁目14-1
◇役
員
数 : 28人
◇職
員
数 : 451人
◇出
資
金:
23.7億円
◇総
資
産:
1,340.6億円
◇ 単体自己資本比率 :
合
員
数 :20,805人
◇ 支店・営農センター数 :
18カ所
22.08%
〔ご注意〕
○ 本冊子における金額の表示は、千円・万円・百万円未満を切り捨てて表示していますので、合計と一致
しない場合があります。
なお、合計欄・差引欄等も各欄の端数を含めて計算した金額で同様の表示をしております。
目 次
1.経営理念 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経営方針
1
3.経営管理体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
4.事業の概況(平成24年度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
5.農業振興活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
6.地域貢献情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
7 リスク管理の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7.リスク管理の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
8.自己資本の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
9.主な事業の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
2.損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
3.キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
4.注記表等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
5.剰余金処分計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
6.部門別損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
7.財務諸表の正確性等にかかる確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
2.利益総括表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
3.資金運用収支の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
4.受取・支払利息の増減額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
1.信用事業 (1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
② 定期貯金残高
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
① 科目別貸出金平均残高
② 貸出金の金利条件別内訳残高
③ 貸出金の担保別内訳残高
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
⑥ 貸出金の業種別残高
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
⑧ リスク管理債権の状況
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
⑩ 元本補
契約 ある信託 係る貸出
リ ク管 債権 状況
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
⑫ 貸出金償却の額
(3)内国為替取扱実績
(4)有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
① 種類別有価証券平均残高
② 商品有価証券種類別平均残高
③ 有価証券残存期間別残高
(5)有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報
② 金銭の信託の時価情報
② 金銭の信託の時価情報
③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
2.共済取扱実績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
(3)年金共済の年金保有高
(4)短期共済新契約高
3.農業関連事業取扱実績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
(1)買取購買品(生産資材)取扱実績
(2)販売品取扱実績
① 受託販売品取扱実績
② 買取販売品取扱実績
(3)農業倉庫事業取扱実績
(4)加工事業取扱実績
(5)利用事業取扱実績
(6)農作業受委託事業取扱実績
(7)その他の事業取扱実績
① 畜産事業
4.生活その他事業取扱実績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
(1)買取購買品(生活物資)取扱実績
(1)買取購買品(生活物資)取扱実績
(2)宅地等供給事業取扱実績
(3)旅行事業取扱実績
(4)福祉事業取扱実績
(5)その他の事業取扱実績
① 小水力発電事業
② 葬儀事業
5.指導事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
利 率
62
2.貯貸率・貯証率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63
2.自己資本の充実度に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64
3.信用リスクに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3 信用リスクに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
4.信用リスク削減手法に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 ・・・・・・・・・・ 69
6.証券化エクスポージャーに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69
7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69
8.金利リスクに関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8 金利リスクに関する事項
70
【JAの概要】
1.機構図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71
2.役員構成(役員一覧) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
3.特定信用事業代理業者の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
4.店舗等のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72
法定開示項目掲載ページ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73
自己資本比率の算定に関する用語解説一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76
1.経営理念
組合員・地域住民及び利用者の皆様に、将来にわたって安心してご利用頂けるJAを目指し、事業展開に
取り組みます。
① 高い倫理観と責任感を持ち、誠実な行動と節度ある対応により、信用と信頼を高める健全経営に取り
組みます。
② 情熱を持って協同活動に取り組み、住みよい地域づくりに向けた地域社会への貢献を目指します。
2.経営方針
〇基本方針
日本経済は、行き過ぎた市場原理主義によって格差社会の拡大と地域経済の疲弊に拍車がかかり、人との
つながりのない無縁社会等が社会問題化されています。また、市場原理主義を突き進もうとするTPP交渉
参加について、政府間の事前協議がすすむにつれて、将来に対する不安はさらに高まっています。 平成23年3月11日の東日本大震災は、東日本の大地を揺るがし、巨大な津波が多くの命と住民の暮らしと
農地を飲み込みました。それに追い討ちをかけた原発事故による放射能汚染は風評被害とともに、日本全体
に重たい影を落としています。
その一方で、震災を契機に改めて助け合い・絆を大切にしようとする価値観が再確認され、協同の力が見
直されています。
こうした状況のなか、当JAでは「協同活動の強化による農と共生する豊かな地域づくり」の実践を目指
し、組合員と地域住民の「くらしづくり」「地域づくり」を応援する協同活動の展開に取り組んで参りまし
た。
本年は、第26回JA広島県大会の決議事項である「地域で育み次代へつなぐ農と協同」の実践に取り組む
とともに、中期計画・営農振興計画を策定し、今後も営農・生活・福祉事業を柱に組合員・地域住民の期待
と信頼に応えるため、事業を展開してまいります。
このため、次の3項目を重点事項として取り組みます。
○重点事項
1.組織基盤の拡充強化
① 組織基盤対策の強化
② 組合員視点でのJAの活動の展開
③ 地域とJAをつなぐ活動の展開
2.持続可能な地域農業の実践と総合事業性の発揮
① JAの総合力による地域農業振興の実践
② JAの強みを活かした総合事業の展開
③ 競争力をもった魅力ある事業の展開
3.将来にわたる経営基盤の充実強化
① 組合員の信頼に応えるJA経営の健全性の維持・向上
② 協同組合としての人材育成と「活力ある職場づくり」
○部門別事業実施方針
指導事業
1.営農振興
農業の核となる担い手や多様な農業者による集落営農組織、生産部会等の育成強化に努めます。また、
地域農業ビジョンの策定・実践に取り組むとともに、地域の実態に応じた特色ある地域農業を振興し、園
芸においては億産品6品目の達成に向けて取り組みます。
2.営農指導
地域農業の持続的な発展を目指すため、タブレット端末機を携行し出向く営農指導を基本に行います。 また、現地指導を重点にすすめ部会研修会等、農業者の要望に対応できる営農指導員の育成に努めます。
生活相談・福祉事業
1.生活相談活動
組合員や地域住民の願いや期待を実現するため、健康活動や生活文化活動を展開することで安心して暮
1
らせる環境づくりに取り組みます。
2.女性部活動
女性が地域で重要な役割を果たしていることを踏まえ、地域の活性化に取り組んでいる女性部の活動を
支援します。また、地域の集いの場所を増やし、環境保全活動や部員の加入促進を図ります。
3.高齢者福祉活動
老後も元気に暮らしたいという願いを支援するため、「地域ふれあい会」「JA人生元気塾」を開催し、
より多くの人の交流の場をつくります。また、介護が必要な方には介護保険事業による支援活動に取り組
みます。
農政活動
地域の実態を反映した意思結集と政策提案を行い、県政、国政への効果的な要請活動を行います。
特に、TPP交渉参加阻止に向け積極的に運動を展開します。
食農教育
農青連を中心に関連する組織と連携を図り、地域と一体となった食農教育を実践します。
販売事業
1.米穀
実需に見合った作付け計画の策定と、地域別の適地・適作を考慮した品種への作付け誘導を行います。
また、共同利用施設の利用拡大に取り組みます。
2.畜産
肉用牛の生産基盤維持を図るため生産組織強化に加え、新たな担い手、後継者の育成支援を行うととも
に地域ブランドとしての「ひろしま牛」の確立に向け、繁殖・肥育の技術向上対策に取り組みます。
3.園芸
各部会で将来ビジョンを策定し、生産者大会の開催により重点品目を中心とした後継者育成、生産拡大
とともに産地育成に取り組みます。また、産直市場等を活用した地産地消運動を展開します。
購買事業
1.生産資材
営農センターを拠点として安全・安心な農畜産生産を行うため、営農指導に基づいた生産資材の供給に
努めます。また、土壌診断、予約購買、大口取引の利用拡大により低コスト化に取り組みます。
2.農機車両
大型化する経営体への対応として農機事業運営一体化を有効に活用し、整備の効率化と経営の合理化に
努めます。また、車両については信頼される車検・整備を行います。
3.店舗
組合員・地域住民が利用しやすく、集いの場となる店舗づくりに努めます。
エーコープマーク品やJAグループオリジナル商品を軸に、地元産品コーナーなど特色ある店舗づくりを
行い、収支均衡の取れる店舗事業に取り組みます。
4.組織購買
各種展示会の見直し・検討を行い、取り扱い品目の選択によりニーズに即した生活応援提案を行います。
また、多様化する流通形態に対応した取り組みを行い、個別宅配サービスの運営を検討します。
5.燃料
給油施設の老朽化対策や整備により、安心して利用していただける事業展開に努めます。また、適正規
模への集約や営業時間の見直しを検討し、収支均衡の取れる事業展開に努めます。
6.債権管理
事業未収金の積極的な回収に努めます。
信用事業
JAバンク基本方針を遵守し、農業・生活のメインバンクとしてJAの特色・独自性を生かした機能の
強化を図ります。
1.貯金
将来にわたる安定した取引の継続と利用の拡大・事務の堅確性向上により、メインバンク化に取り組み
2
ます。また、県内統一キャンペーンによる事業推進、窓口セールスの向上等により個人貯金の純増に努め
ます。
2.融資
利用者の資金のニーズを把握し、農業・生活支援を重視した融資態勢と対応能力の強化を図るとともに、
各種ローンについて次世代利用者との取引拡充に努めます。
3.資金運用
市場情勢の把握を行い、安全を基本とした資金運用に努め、安定的期間収益の確保を図ります。
4.渉外
情報提供と利用者ニーズに基づいた提案型推進を行うとともに、訪問件数の拡大、世帯管理、情報管理
の徹底と活用を図ります。また、次世代層・未利用者へのアプローチを行い利用者の拡大に努めます。
共済事業
1.普及 訪問活動を通じた「ひと・いえ・くるま」の総合保障の提案と、CS(利用者満足度)の向上にむけた
普及活動を展開します。自動車共済においては、代理店との連携強化に努めます。また、基準に基づいた
「契約者奨励」を実施します。
2.保全
コンプライアンス態勢の強化に向けた継続的な取り組みを行い、利用者との信頼関係を一層強化し、選
ばれるJA共済を目指します。このため、窓口対応の強化と事務処理の迅速化、適正化に努めます。
3.渉外
3Q訪問活動を通じた「あんしんチェック」「はじまる活動」によるニューパートナーへの取組強化を
行います。また、「フェイス・トゥ・フェイス」を活かした情報の発信に努めます。
管理
1.組織基盤
事業環境が変化するなか、地域利用者のJA活動への参加・参画をすすめるため、組合加入促進運動を
展開します。また、女性のJA運営への参加・参画を図るため、女性総代10%以上に取り組みます。
2. 内部管理態勢
内部監査、リスク管理、コンプライアンスなど様々な課題に対処するため、内部管理のPDCAサイク
ル(P:計画 D:実行 C:評価 A:改善)を実現するなど、内部管理態勢の高度化を図ります。
3. 広報活動
組合員や地域住民に対し、生き生きとした地域の姿、それを支援するJAの取り組み等、積極的な地域
密着型の情報発信に努めます。
4.人事労務・教育体制
経営理念に基づいた職員の目的意識の定着を進め、専門研修や業種別研修と合わせ階層別研修を実施し、
知識と能力の向上を図り「活力ある職場づくり」に取り組みます。また、意欲の向上と能力を発揮させる
ため自己啓発による各種資格取得をすすめます。
5. コンプライアンス態勢
不祥事未然防止に向け、コンプライアンス態勢の強化を図り、組合員や地域住民の信頼に応えていく透
明性の高い事業運営に努めます。
6. 社会貢献
組合員・地域住民が安心して暮らせる地域づくりを目指すとともに、地域の行事等へ積極的に参加・参
画し関係強化に努めます。
3.経営管理体制
◇経営執行体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の決定事
項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務執行を行っています。ま
た、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。
組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、女性部から理事の登用を行って
います。また、信用事業については専任担当の常勤理事を置くとともに、農業協同組合法第30条に規定す
3
る常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
4.事業の概況(平成24年度)
○事業全般の概況
1. 事業全般の経過と成果
平成24年度の日本経済は、景気の底割れが懸念されていたが、政府が策定した「日本経済再生に向けた
緊急経済対策」や、大胆な金融緩和策により、景気回復への期待感が広がりつつあります。
一方、TPP問題については、安部首相が3月15日、正式に交渉参加を表明したことにより極めて厳し
い局面に入っていますが、JAグループは断固反対を貫いています。また、反対運動は多くの生産者団体、
消費者団体にも拡がりをみせており、これからも組合員、地域住民一体となって、食や暮らし、いのちを守
るための運動を続けてまいります。
こうした中、当JAでは、地域農業の振興に向け、携帯型情報端末機を導入するなど、出向く営農指導体
制の充実を図るとともに、土壌診断処方箋の活用など、農業生産力強化に努めました。
また、安心してご利用していただけるJAを目指し、リスク管理強化、コンプライアンス態勢の充実を図
るとともに、地域活動への積極的な参加・参画など、地域に貢献できる事業活動に取り組みました。
その結果として、厳しい経済状況ではありましたが、事業総利益27億8千3百万円、経常利益3億5千
5百万円、当期剰余金2億5千万円を計上することが出来ました。
組合員の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げ、各事業の実施内容を報告します。
2. 当該事業年度における重要事項
・ 口和給油所の建て替えを行いました。
・ 東城育苗センターを廃止しました。
・ 出資証券を廃止しました。
・ 役員の定年制を導入しました。
3. 組合が対処すべき重要な課題
組合員や地域の皆様と一丸となって、協同活動の強化による農と共生する豊かな地域づくりを目指し健
全な農協運営に努めて参ります。
○信用事業
1. 貯金
① 「JAバンク基本方針」を遵守し、メインバンク化に向けた利用者の拡大に努めました。
② 個人貯金純増に取り組みました。
③ 県内統一キャンペーンによる事業推進に努めました。
2. 融資
① 農家訪問活動等を通じて農業資金の利用拡大に努めました。
② 県内統一住宅ローン相談会を開催して資金需要に積極的に対応しました。
③ JAマイカーローンにヤング金利プランを新設し、若年層との取引拡大を図りました。
○共済事業
① 「ひと・いえ・くるま」の総合保障を提案し、利用者のニーズに応じた推進活動に努めました。
② 3Q訪問活動を通じて、組合員・利用者の満足度向上を図り「絆の強化と仲間づくり」に努めました。
○購買事業
1. 生産資材
① 低コストに向けての土壌診断と土づくり肥料の供給に努めました。
② 肥料・農薬・資材店舗の農繁期対応を行いました。
③ 農業生産資材・農薬の廃棄物回収斡旋に取り組みました。
2. 生活物資
① 生活店舗及び共同購入によりエーコープマーク品の普及に努めました。
② 各種展示会を実施し、組合員とのふれあい活動に努めました。
③ 口和給油所の全面改修工事を行い、新装オープンしました。
3. 農機車両
4
① 農機安全使用の啓発と事故防止運動に努めました。
② 農機事業運営一体化による整備の効率化に努めました。
③ 展示会を実施し、事業推進に努めました。
○販売事業
1. 米穀
① 従来より進めている『人と環境にやさしい安全・安心』な米づくりを基本として、需要に応じた作付
け誘導を行い、計画的な生産販売の強化を図りました。
② 台風等による被害が少なく、広島県北部の作況指数は540kgの103と発表されました。集荷実積につい
ては376,019袋(出荷契約数量対比91.6%、1等米比率91.8%)でした。
2. 畜産
① 肉用牛の生産基盤維持を図るため、増頭推進と優良雌子牛の保留・導入に努めました。
② 第10回全国和牛能力共進会への出品体制を整え広島県代表牛のうち、管内より15頭を出品しました。
③ 家畜伝染病予防法遵守の啓発指導を行いました。
3. 園芸
① 園芸品目1億円産品の育成のための支援と生産面積の拡大を図りました。
② 地産地消による新鮮で安全・安心な農産物の生産供給を行い、学校給食や産直市販売に取り組みまし
た。
○加工事業
① 広島菜漬販売促進運動及び商品のPRのため、各種イベントに参加しました。
② 農商工連携による、大根葉の一次加工に引き続き取り組みました。
○利用事業
① 育苗センターにおいては健苗供給に努め、利用拡大を図りました。
② 東城カントリーエレベーターへ色彩選別機を導入し、品質の向上を図りました。
③ 菊の共同選花施設により、秀品率の向上に努めました。
○旅行事業
① 事業体制を見直し「事業運営協力方式」としました。
○福祉事業
① 介護を要する高齢者への訪問介護事業・通所介護事業・居宅介護支援事業に取り組みました。
② 元気な高齢者を対象にした「ふれあい会」や「人生元気塾」を開催しました。
○指導事業
1. 営農振興
① 出向く営農指導による農業生産力の強化に取り組みました。
② 産直システムの導入により、販売力の強化を図りました。
③ 「営農のてびき」を発刊しました。
④ 重点園芸品(トマト・アスパラ・青ねぎ)の面積拡大に取り組みました。
⑤ 農業者戸別所得補償制度に取り組みました。
2. 生活指導
① 「くらしづくり」「地域づくり」を支援する活動を展開しました。
② JA女性部を中心に、セミナー・グループ活動・女性部大会等を開催しました。
③ 1日ドック健診・飲料水の水質検査を実施しました。
○農政活動
① JAグループ及び関係機関と連携した農政活動を展開しました。
② 「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守る運動」を展開しました。
③ 農業者戸別所得補償制度への要請活動や加入促進に努めました。
④ 食農教育へ取り組みました。
5.農業振興活動
◇ 営農振興計画を基軸とした地域農業の振興
5
◇ 生産者組織の育成・強化
◇ 定年帰農者や新規就農者の支援
◇ 共同利用施設の整備
◇ 営農集団等の育成・活動強化
◇ 地域の核となる担い手の育成・支援
◇ 多様なニーズに対応できる営農指導
◇ 安全・安心な農畜産物の安定供給
◇ 地産地消の拡大
◇ 環境にやさしい農業の推進
◇ 販売力の強化
◇ 地域の実態を反映した農政運動の展開
◇ TPP参加阻止運動の展開
◇ 農業者戸別所得補償制度への対応
6.地域貢献情報
◇文化的・社会的貢献に関する事項
・学校給食への地元農産物の提供
・学童を対象とした食農教育活動の展開
・各種農業関連イベントの開催
・地域行事・地域活動への役職員の積極的な支援・参加
・農業資材・農薬等廃棄物の回収斡旋
・高齢者福祉活動への取組み
・専門相談員による年金相談会の開催
・関連団体との協賛による絵や作文・書道コンクールへの取組み
・地球温暖化防止対策への取組み
◇地域密着型金融への取り組み
・農業者等の経営支援に関する態勢整備 ・地域活性化のための融資をはじめとする支援
・ライフスタイルに応じた担い手支援
◇利用者ネットワーク化への取組み
・年金友の会(ゲートボール大会・グラウンドゴルフ大会)の開催
・女性セミナーの開催
・人生元気塾・ふれあい会による生活支援活動
・親子ふれあい教室の開催
◇情報提供活動
・JA広報誌「JAほっと」の発行
・ホームページによる情報提供
・日本農業新聞への管内情報の掲載
・家の光記事活用による各種講座の開催
7.リスク管理の状況
◇リスク管理体制
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保し、
信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく「リスク管理基本
方針」を策定し、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的な体系を整備し
ています。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリ
スク管理体制の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。)の価値が減
少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。
当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、
6
通常の貸出取引については、本所に融資課を設置し各支店と連携を図りながら、与信審査を行っています
。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価
基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向
上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践
し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却
・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(
オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動
し損失を被るリスクのことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金
利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変
動することにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証
券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、
収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視
したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価
証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で
構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門で
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリス
クヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているか
どうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難にな
る、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰
りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での
取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動
性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置
づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行ってい
ます。
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であること又
は外生的な事象により損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク
以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程におい
て、損失を被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる
各種規程を理事会で定め、その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務ミ
スが発生した場合は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び
改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損
失を被るリスクのことです。
当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整
備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。また、事故・事務ミス
が発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点的なチェックを行い、
再発防止策を実施しています。
7
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関が
損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機関が損失を被るリスクのこ
とです。
当JAでは、コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めています。
〔リスク管理体制〕
ALM委員会
ALM委員会は定期的に開催し、経営環境の変化に伴い発生する金利変動リスク、流動性リスク、信用
リスクなどのリスクを極力回避し、JA収支の安定化を図るべく、資金の調達・運用の最適化を目指して、
JAの資産・負債を総合的に管理することに努めています。
自己資産査定
資産査定は、当組合が保有する全資産について、その回収の危険性または価値の毀損の危険性の度合い
を判定し、業務の健全かつ適正な運営の確保等に資するとともに決算における適正な償却・引当てに資す
ることを目的とし実施しています。
内部監査体制
常勤監事を設置するとともに、独立した監査部署による全部署の監査を行い、不正又は改善を要する事
項を明らかにするとともに、財務の内容を明確にして経営の合理化並びに事務能率の向上を図るとともに
事故の未然防止に努めています。
◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれ
ば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高い経営を行うことがますま
す重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、この徹底こそ
が不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、コンプライアンスを重視
した経営に取り組みます。
8
〔コンプライアンス運営態勢〕
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定し、研修会を
行い全役職員に徹底しています。
毎年度、「全般統制・不祥事未然防止行動計画」を策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括部署
による進捗管理を行っています。
また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、苦情・相談等の専門
窓口の「お客様相談室」を設置しています。
◇金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備の上、その内容をホームページ・
チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、
苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口(電話:0824-72-4271(月~金 8時30分~17時))
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
広島弁護士会
①の窓口またはJAバンク相談所(電話:082-545-1601)にお申し出ください。
なお、広島弁護士会(電話:082-225-1600)に直接、紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
・共済事業
一般社団法人 日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
一般財団法人 自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031)
公益財団法人 日弁連交通事故相談センター(電話:本部03-3581-4724)
公益財団法人 交通事故紛争処理センター(電話:東京本部03-3346-1756)
最寄りの連絡先をご希望の場合は、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
◇内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務
の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業
務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画に基づき実施
しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被監査
部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告す
ることとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、常勤理事、監事に報告し、速やかに
適切な措置を講じています。
8.自己資本の状況
◇自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤
の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び業務の
効率化等に取り組んだ結果、平成25年3月末における自己資本比率は、22.08%となりました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○普通出資による資本調達額 2,376百万円(前年度2,403百万円)
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、
当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己
資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
また、19年度から、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種リスクを個別の方
法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照し、自己資本充実度を評価
することにより、経営の健全性維持・強化を図っております。
9
9.主な事業の内容
(1)主な事業の内容
〔信用事業〕
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行っています。この信用
事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結びつき、「JAバンク」として大きな力
を発揮しています。
◇貯金業務
組合員の方はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしています。普通貯
金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期間・金額にあわせてご利用いた
だいています。
また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込等もご利
用いただけます。
主な貯金商品
特徴と内容
預入金額
種類
預入期間
預入単位
当座貯金
普通貯金
決済用普通貯金
貯蓄貯金
通知貯金
スーパー定期
大口定期貯金
変動金利定期貯金
期日指定定期貯金
納税準備貯金
スーパー積金
小切手、手形のご利用で小口から大口取
引まで、決済手段に適しています
1円以上
1円単位
1円以上
1円単位
1円以上
1円単位
1円以上
1円単位
5万円以上
1円単位
1,000円以上
1円単位
1,000万円以上
1円単位
1,000円以上
1円単位
1年以上
3年以内
1,000円以上
300万円未満
1円単位
自由
1円以上
1円単位
6か月以上
8年以内
1回あたり
1,000円以上
1円単位
自由
お財布代わりに使える貯金です。キャッ
シュカードは全国の提携金融機関の
自由
キャッシュコーナーでご利用になれま
す。
当座貯金を除き、1,000万円を超える貯金
は「決済用普通貯金」へ移すことによ
自由
り、全額保護されます。
普通貯金のようにいつでも出し入れ自
由。残高に応じて金利がアップする1ヶ
自由
月複利の貯金です。キャッシュコーナー
もご利用になれます。
お預入れから7日経過すればいつでも払
戻しができます。短期間のお預入れに適
7日以上
しています。法人もご利用いただけま
す。
毎年利息を受け取れるタイプの商品で、
300万円からはさらに有利な「スーパー定 1か月以上
期300」を用意しています。法人もご利用 5年以内
になれます。
1,000万円以上の資金運用の際にご利用い 1か月以上
ただけます。法人もご利用できます。
5年以内
半年毎に金利が変動する定期です。利息
は半年毎に受取れます。法人もご利用で
3年
きます。
1年たてば、ご都合に合わせて満期日を
自由に指定できる、1年複利、最長預入
期間3年の定期です。
納税資金を準備するための貯金です。普
通貯金より利息がおトクで非課税です。
積立期間は6か月から8年まで。目標に
向けてコツコツとお積立てください。
スーパー積金
「満期分散式」
積立期間は3年・4年・5年の3コー
ス。1年毎に満期がやってきて、受取金
額は毎年アップする楽しさいっぱいの
スーパー積金です。
3年
4年
5年
3年 6,000円以上
4年 8,000円以上
5年10,000円以上
1,000円単位
スーパー積金
「ゆう2」
お客様のご都合に合わせ、積立月が選択
でき、無理なく積立てできます。
6か月以上
7年以内
1回あたり
1,000円以上
1円単位
5年
20万円以上
1円単位
5年
1回あたり
5,000円以上
1,000円単位
アスク定期貯金
「備え」
アスク定期積金
「永遠」
JAアスクでの葬儀費用、法要関係費用
の割引特典が受けられる商品です。
10
◇貸出業務
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆さまの生活を
豊かにするための生活改善資金等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地方公共団体、農業関
連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、農業の振興はもとより、地域社会の発
展のために貢献しています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の代理貸付、個人向けローンも取
り扱っています。
主な貸出商品
種類
固定・変動金利
選択型住宅ローン
資金の使途
①住宅の新築、増改築
②土地の購入
③新築住宅の購入
④中古住宅の購入
⑤借換
期間
金額
3年以上35年以内
(借換:32年以内)
10万円以上5,000万円以内
(借換:4,000万円以内)
リフォームローン
住宅の増改築・改装・補修および住宅
に附帯する施設等の住宅関連設備資金
1年以上15年以内
マイカーローン
自動車・バイク購入、点検、修理、車
検、購入に附帯する諸費用、運転免許
の取得、カーナビ等のカー用品、車庫
建設資金、他のローンからの借換。
(ただし営業車は除く)
6か月以上7年以内
教育ローン
就学子弟の入学金、授業料、学費及び
生活資金
最長13年6ヶ月
(据置期間含む)
10万円以上500万円以内
ワイドカードローン
生活に必要な資金
1年(自動更新)
100・200・300万円
フリーローン
生活に必要な資金
6か月以上5年以内
200万円以内
農業サポートローン
農業に関連した資金(ただし借換えおよ
び負債整理資金は除く)
6ヶ月以上7年以内
機械・施設等
300万円以内
運転資金(災害時)
200万円以内
7年以内
個人
10万円以上600万円以内
法人
10万円以上1,500万円以内
1年以上10年以内
1,800万円以内
農機具ローン
農業機械器具の購入に必要な資金
農機具の購入、点検、修理、車検、及
JA農機ハウスローン び施設の増改築・格納庫の取得等に必
要な資金
10万円以上1,000万円以内
(自営業者:700万円以内)
500万円以内
(車庫建設資金は100万円)
農業近代化資金
農業生産の向上に必要な農業資金を長期・低利で利用できる制度資金
日本政策金融公庫資金
農業経営基盤強化資金、農業基盤整備資金、担い手育成農地集積資金等の取扱窓口とし
てご利用いただけます。
11
◇為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当J
Aの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取立が安全・確実・迅速に
できます。
◇その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や事業主の
みなさまのための給与振込サービス、自動集金サービスなど取り扱っています。
また、国債(利付・割引国庫債券)の窓口販売の取り扱い、国債の保護預かり業務及び口座管理業務、
貸金庫のご利用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫などでも現金引き出しのできるキャッ
シュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
手数料一覧
○内国為替手数料
窓口利用の場合
宛先区分
県内系統
県外系統
取扱区分
他金融機関宛
金融機関宛
金融機関宛
1万円未満
1万円未満
1万円未満
-
1件につき 105円 1件につき 105円 1件につき 315円
1万円以上
1万円以上
1万円以上
-
文書扱い
3万円未満
3万円未満
3万円未満
1件につき 210円 1件につき 210円 1件につき 420円
3万円以上
3万円以上
3万円以上
-
1件につき 420円 1件につき 420円 1件につき 630円
1万円未満
1万円未満
1万円未満
1万円未満
1件につき 105円 1件につき 105円 1件につき 105円 1件につき 420円
1万円以上
1万円以上
1万円以上
1万円以上
振 込
3万円未満
3万円未満
電信扱い 3万円未満
3万円未満
手数料
1件につき 105円 1件につき 210円 1件につき 210円 1件につき 525円
3万円以上
3万円以上
3万円以上
3万円以上
1件につき 315円 1件につき 420円 1件につき 420円 1件につき 735円
1万円未満
1万円未満
1万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円 1件につき 315円
視 覚 障
1万円以上
1万円以上
が い 者 1万円以上
等利用時 3万円未満
3万円未満
3万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円 1件につき 420円
電信扱い
3万円以上
3万円以上
3万円以上
1件につき 無料
1件につき 210円 1件につき 630円
普通扱い
送金手数料
1件につき 420円
1件につき 630円
(送金小切手)
1通につき 210円
同 地 1通につき 210円
代金取立
1通につき 630円
普通扱い
手 数 料
隔地間 1通につき 420円
1通につき 840円
至急扱い
● 送金・振込みの組戻料 1件につき 630円
● 不渡手形返却料 1通につき 630円
その他諸手数料
● 取立手形組戻料
1通につき 630円
● 取立手形店頭呈示料 1通につき 630円
ただし、630円を超える取立経費を要する場合は、その実費を徴する。
*「同地」とは、同一手形交換所地域内をいい、広島手形交換所加盟金融機関の店舗が支払場所のものを
いう。
「隔地」とは、「同地」以外の金融機関の店舗が支払場所のものをいう。
自農協
本・支店宛
12
自動機利用の場合(電信扱い)
宛先区分
自農協
本・支店宛
取扱区分
振 込
手数料
県内系統
金融機関宛
県外系統
金融機関宛
他金融機関宛
1万円未満
1万円未満
1万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円
1件につき 315円
1万円以上
1万円以上
1万円以上
電信扱い 3万円未満
3万円未満
3万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円
1件につき 420円
3万円以上
3万円以上
3万円以上
1件につき 無料
1件につき 210円
1件につき 630円
JAダイレクトバンキングの場合(電信扱い)
宛先区分
自農協
本・支店宛
取扱区分
振 込
手数料
県外系統
金融機関宛
県内系統
金融機関宛
他金融機関宛
1万円未満
1万円未満
1万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円
1件につき 315円
1万円以上
1万円以上
1万円以上
電信扱い 3万円未満
3万円未満
3万円未満
1件につき 無料
1件につき 105円
1件につき 420円
3万円以上
3万円以上
3万円以上
1件につき 無料
1件につき 210円
1件につき 630円
○貯金業務に関する手数料
項 目
単位
金額
出納代手取立手数料
1件
420円
貯金残高証明書
1通
210円
通帳
1冊
315円
証書
1枚
315円
キャッシュカード
1枚
315円
小切手帳(50枚)
1冊
262円
約束手形
1枚
21円
マル専手形
1枚
262円
再発行手数料
手形等用紙代
スーパー貯蓄自動振替サービス手数料
無料
13
○自動化機器利用手数料・ATM利用手数料
キャッシュカード(または通帳)によるお取引
県内JA
~
平日
県外JA
8:45
無料
8:45 ~ 18:00
18:00 ~
ご
出
金
~
土曜日
郵便貯金
ご利用の提携
ク レ ジ ッ ト
カ
ー
ド
210円
105円
105円
105円
105円
無料
無料
無料
105円
105円
105円
210円
お取扱できません
14:00 ~
日曜日・祝日
年末休業日
平日
HNS
※1
9:00
9:00 ~ 14:00
~
銀行等
無料
無料
8:45
210円
105円
105円
105円
210円
105円
105円
105円
210円
105円
※2
105円
105円
8:45 ~ 18:00
無料
18:00 ~
ご
入
金
~
土曜日
105円
9:00
お取扱できません
9:00 ~ 14:00
14:00 ~
お取扱でき お取扱でき
ません
ません
105円
お取扱でき
ません
105円
無料
日曜日・祝日
お取扱できません
105円
年末休業日
※2
(通帳取引は県内JAに限ります。)
※1 HNSとは「ひろしまネットサービス」(ATM利用手数料無料化提携)の略です。なお、HNS
に加盟の金融機関は、広島県に本店を置くすべての地方銀行・第二地方銀行・信用金庫・農業協同組
合が対象となります。
※2 月~金曜日 無料。土曜日・日曜日 の場合 105円
○貸出金に関する手数料
項 目
単位
金額
貸出金残高証明書(申告用は除く)
1通
210円
住宅取得控除年末残高証明書
1通
210円
融資証明書
1通
105円
貸出金条件変更
1件
3,150円
一部繰上返済
1件
3,150円
全額繰上返済
1件
3,150円
1枚
1,500円
1部
1,260円
ワイドカードローン
カードローン「カードミニ」
ローンカード再発行
償還年次表
○その他の業務手数料
貸金庫
年間使用料
金額
1マスにつき
10,500円
14
〔共済事業〕
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、生命と損害の両分野の保障を提供してい
ます。 これからも皆様の暮らしのパートナーとして、「ひと・いえ・くるま」の総合保障を通じて「安心」を
お届けしていきます。
共済種類一覧
共済種類
終身共済
養老生命共済
こども共済
「にじ」「えがお」
「すてっぷ」
医療共済
引受緩和型定期医療共済
「がんばるけあスマイル」
がん共済
予定利率変動型年金共済
「ライフロード」
介護共済
建物更生共済
「むてき」
共済種類
家庭用自動車共済
「クルマスター」
自賠責共済
傷害共済
火災共済
長期共済(共済期間5年以上の契約)
保障内容としくみ
万一の場合を一生涯保障するプランです。医療共済や各種の特約をセットす
ることで保障を充実させることができます。(万一とは、死亡・所定の第1
級後遺障害・所定の重度要介護状態いずれかの場合をいいます。)
万一の時の保障と、将来の資金づくりを両立させたプランです。医療共済や
各種の特約をセットすることで保障を充実させることができます。(万一と
は死亡・所定の第1級後遺障害・所定の重度要介護状態いずれかの場合をい
います。)
お子様の教育資金の準備に役立つプランです。しかも契約者(親)が所定の
状態となった場合、共済掛金の払込が免除されます。また、医療共済をセッ
トすることで入院・手術についても保障します。(所定の状態とは死亡・所
定の第1級後遺障害・所定の重度要介護状態または災害による所定の第2~
第4級の後遺障害の状態になられた場合をいいます。)
病気やけがによる入院・手術を保障するプランです。日帰り入院から保障し、
保障期間、支払限度日数、掛金払込期間等希望にあわせた保障内容を選ぶこ
とができます。また、先進医療保障をセットすることで先進の治療が安心し
て受けられます。
50歳から75歳の方を対象とした定期医療共済です。通院中の方や、病歴
がある方も加入できます。入院・手術の保障はもちろん、所定の条件を満た
せば5年ごとに健康祝金をお受取りいただけます。
がんと闘うための安心を一生涯にわたって手厚く保障します。
ご契約後6年目以降、その時の経済状況に合わせて予定利率を毎年見直しま
すので年金額のアップも期待できます。さらに最低保障予定利率も設定され
ていますので安心です。
公的介護保険制度に連動しており幅広い要介護状態に備えられる充実保障。
一生涯の介護保障で不安の高まる高齢期も安心です。
火災はもちろん、地震や台風などの自然災害も幅広く保障します。また、満期
共済金は、建物の改築資金や家財の買替資金としてご活用いただけます。
短期共済(共済期間5年未満の契約)
保障内容としくみ
ご自身やご家族、搭乗者の損害を幅広く保障する人身傷害保障と対人、対物賠
償の無制限保障、車両保障の基本となる保障にプラスして、車両諸費用保障や
対物超過修理費保障もセットされた『最高水準』の自動車保障です。
自動車損害賠償保障法に基づく公的な共済です。
日常生活における不慮の事故で万一の際や負傷されたときに、その状態に応じ
て定額の共済金が支払われる共済です。(万一の場合とは死亡された場合です)
万一の火災などによって損害を受けた場合の保障を目的とした安価なタイプの
共済です。
この資料は概要を説明したものです。ご検討にあたっては、各共済種類の「重要事項説明書(契約概要)」を
必ずご覧ください。また、ご契約の際には、各共済種類の「重要事項説明書(注意喚起情報)」および「ご契
約のしおり・約款」を必ずご覧ください。 【13344700103】
15
〔営農販売・利用・加工事業〕
営農販売事業は、組合員への農畜産物生産指導・病害虫の防除指導や販売などの業務を行っています。
また、生産から販売・利用・加工に関する施設を設け、良品質の農産物を消費者へお届けしています。
〔経済事業〕
経済事業は、農業生産に必要な肥料・農薬・農機などやガス・燃料の供給及び生活店舗や共同購入によ
る生活品目・情報を広く提案し、安心して暮らせる地域づくりに努めています。
〔福祉事業〕
福祉事業は、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所(ヘルパーステーション)、通所介護事業所を設置
し、高齢者福祉に取り組んでいます。
〔その他の事業〕
健康管理活動・旅行事業・各種文化事業など地域の皆様のためにさまざまな事業を行っています。 16
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
科 目
23年度
(平成24年3月31日)
( 資 産 の 部 )
120,330,498
310,013
97,268,937
97,265,384
3,552
149,869
49,869
100,000
22,497,044
262,317
168,267
94,049
▲ 157,684
126,975
126,142
1,713
17
▲ 898
1,404,559
1,487
1,123,499
8
362,173
197,272
164,901
90,360
▲ 172,970
237,206
4,483,115
4,481,157
6,077,501
1,888,181
1,705,407
2,220,974
▲ 7,410,907
1,957
1,957
6,659,451
6,659,451
6,507,309
152,142
369,752
133,611,559
1 信用事業資産
(1) 現金
(2) 預金
系統預金
系統外預金
譲渡性預金
(3) コールローン
(4) 買現先勘定
(5) 債券貸借取引支払保証金
(6) 買入手形
(7) 買入金銭債権
(8) 商品有価証券
(9) 金銭の信託
(10)有価証券
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
受益証券
(11)貸出金
(12)外国為替
(13)その他の信用事業資産
未収収益
金融派生商品
金融商品等差入金
リース投資資産
その他の資産
(14)債務保証見返
(15)貸倒引当金
2 共済事業資産
(1) 共済貸付金
(2) 共済未収利息
(3) その他の共済事業資産
(4) 貸倒引当金
3 経済事業資産
(1) 受取手形
(2) 経済事業未収金
(3) 経済受託債権
(4) 棚卸資産
購買品
宅地等
その他の棚卸資産
(5) その他の経済事業資産
(6) 貸倒引当金
4 雑資産
5 固定資産
(1) 有形固定資産
建物
機械装置
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2) 無形固定資産
リース資産
その他の無形固定資産
6 外部出資
(1) 外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
(2) 外部出資等損失引当金
7 繰延税金資産
8 再評価に係る繰延税金資産
9 繰延資産
資産の部合計
17
24年度
(平成25年3月31日)
121,062,035
302,586
98,243,049
98,242,325
724
876,413
49,890
299,872
526,650
21,469,625
302,719
192,508
110,211
▲ 132,358
144,624
143,764
1,798
35
▲ 973
1,312,134
2,371
1,044,226
377,475
219,382
158,093
34,611
▲ 146,551
147,360
4,453,445
4,451,708
6,078,569
1,913,715
1,705,260
6,750
2,373,426
▲ 7,626,013
1,736
1,736
6,609,251
6,609,251
6,456,159
153,092
334,353
134,063,205
科 目
23年度
(平成24年3月31日)
(単位:千円)
24年度
(平成25年3月31日)
( 負 債 の 部 )
121,541,757
121,145,121
-
1 信用事業負債
(1) 貯金
(2) 譲渡性貯金
(3) 売現先勘定
(4) 債券貸借取引受入担保金
(5) 借入金
(6) 外国為替
(7) その他の信用事業負債
未払費用
金融派生商品
金融商品等受入担保金
その他の負債
(8) 諸引当金
金融商品取引責任準備金
(9) 債務保証
2 共済事業負債
(1) 共済借入金
(2) 共済資金
(3) 共済未払利息
(4) 未経過共済付加収入
(5) 共済未払費用
(6) その他の共済事業負債
3 経済事業負債
(1) 支払手形
(2) 経済事業未払金
(3) 経済受託債務
(4) その他の経済事業負債
4 設備借入金
5 雑負債
(1) 未払法人税等
(2) リース債務
(3) 資産除去債務
(4) その他の負債
6 諸引当金
(1) 賞与引当金
(2) 退職給付引当金
(3) 役員退職慰労引当金
7 繰延税金負債
8 再評価に係る繰延税金負債
負債の部合計
224,023
172,612
111,321
61,291
743,432
126,142
294,747
1,713
320,828
625,979
600,135
19,528
6,315
489,617
75,192
19,642
394,782
1,258,834
61,284
1,175,374
22,175
124,659,622
121,838,016
121,450,598
170,043
217,374
62,199
155,175
821,822
143,764
364,260
1,798
311,999
593,877
596,238
18,363
6,275
465,757
53,639
19,735
392,381
1,175,311
58,914
1,089,667
26,729
124,894,784
8,951,937
2,403,387
6,563,678
3,998,707
2,564,970
880,300
210,000
370,041
88,107
169,433
224,478
622,609
(196,709)
▲ 15,128
8,951,937
133,611,559
9,149,820
2,376,978
6,788,531
4,098,707
2,689,823
879,300
452,000
341,661
86,801
167,650
224,478
537,931
(250,575)
▲ 15,689
18,600
18,600
9,168,420
134,063,205
( 純 資 産 の 部 )
1 組合員資本
(1) 出資金
(うち後配出資金)
(2) 回転出資金
(3) 資本準備金
(4) 利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
施設整備積立金
共同利用施設積立金
税効果積立金
減損会計積立金
特別積立金
別途積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(5) 処分未済持分
2 評価・換算差額等
(1) その他有価証券評価差額金
(2) 土地再評価差額金
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
18
2.損益計算書
(単位:千円)
科 目
23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
2,798,272
1,207,202
1,157,264
(725,097)
(970)
(421,188)
(10,007)
43,271
4
6,661
248,973
99,428
(80,651)
(5,147)
(-)
(13,099)
(530)
14,856
134,688
(21,971)
(-)
(-)
958,229
910,570
875,324
4,528
30,718
54,494
4,481
34,715
15,297
(-)
(▲ 63)
(-)
856,076
4,984,692
4,838,967
94,733
50,991
4,349,271
3,978,878
19,158
351,233
(13,398)
(-)
(-)
635,421
148,915
849
111,715
36,351
42,399
539
41,860
(-)
(▲ 1,328)
(-)
106,516
62,784
31,290
31,493
1 事業総利益
(1) 信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2) 信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補塡備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
信用事業総利益
(3) 共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
保険代理店手数料
その他の収益
(4) 共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
共済事業総利益
(5) 購買事業収益
購買品供給高
購買手数料
修理サービス料
その他の収益
(6) 購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
修理サービス費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
購買事業総利益
(7) 販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8) 販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
販売事業総利益
(9) 農業倉庫事業収益
(10)農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
19
24年度
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
2,783,475
1,172,491
1,121,156
(712,141)
(8,358)
(390,225)
(10,430)
44,046
7,288
173,855
66,039
(51,246)
(3,109)
(-)
(11,094)
(589)
15,132
92,684
(-)
(▲ 25,325)
(-)
998,635
881,322
849,554
4,735
27,032
56,807
4,632
34,560
17,614
(74)
(-)
(-)
824,514
4,864,075
4,742,179
90,020
31,875
4,246,449
3,917,384
17,080
311,984
(-)
(▲ 24,810)
(-)
617,625
142,200
730
108,026
33,443
43,034
504
42,529
(192)
(-)
(-)
99,166
64,386
33,287
31,098
科 目
23年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
48,055
27,506
20,549
314,096
149,463
164,632
51
51
7,761
7,274
486
5,889
893
4,995
160,546
117,361
43,185
166,582
132,617
33,964
37,649
94,877
▲ 57,228
2,561,792
1,853,930
188,306
95,671
408,553
15,330
236,479
123,485
2,316
43,069
19,585
697
57,816
15,350
2,316
3
13,031
344,614
9,332
8,788
544
15,044
2,607
544
11,892
338,902
92,306
49,886
142,193
196,709
148,982
276,917
175,000
40,000
50,025
11,892
622,609
(11)加工事業収益
(12)加工事業費用
加工事業総利益
(13)利用事業収益
(14)利用事業費用
利用事業総利益
(15)宅地等供給事業収益
(16)宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総損失
(17)農作業受委託事業収益
(18)農作業受委託事業費用
農作業受委託事業総利益
(19)旅行事業収益
(20)旅行事業費用
旅行事業総利益
(21)福祉事業収益
(22)福祉事業費用
福祉事業総利益
(23)その他事業収益
(24)その他事業費用
その他事業総利益
(25)指導事業収入
(26)指導事業支出
指導事業収支差額
2 事業管理費
(1) 人件費
(2) 業務費
(3) 諸税負担金
(4) 施設費
(5) その他事業管理費
事 業 利 益
3 事業外収益
(1) 受取雑利息
(2) 受取出資配当金
(3) 賃貸料
(4) 貸倒引当金戻入益
(5) 償却債権取立益
(6) 雑収入
4 事業外費用
(1) 支払雑利息
(2) 貸倒損失
(3) 寄付金
(4) 雑損失
(5) 貸倒引当金繰入
経 常 利 益
5 特別利益
(1) 固定資産処分益
(2) 一般補助金
(3) 金融商品取引責任準備金取崩額
(4) その他の特別利益
6 特別損失
(1) 固定資産処分損
(2) 固定資産圧縮損
(3) 減損損失
(4) その他の特別損失
税引前当期利益
法人税・住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
その他積立金取崩額
施設整備積立金取崩額
共同利用施設積立金取崩額
税効果積立金取崩額
減損会計積立金取崩額
当期未処分剰余金
20
24年度
(自 平成25年4月1日 至 平成25年3月31日)
46,229
24,837
21,391
333,793
157,025
176,768
0
0
8,569
8,136
432
935
90
844
165,339
115,057
50,281
168,779
142,897
25,882
40,925
104,091
▲ 63,166
2,525,598
1,844,097
192,928
95,133
379,001
14,436
257,877
108,466
1,079
48,803
21,357
39
37,186
10,723
1,079
13
9,631
355,620
75,697
208
75,489
89,037
350
75,489
13,198
342,281
63,400
28,304
91,705
250,575
151,777
135,578
46,000
48,000
28,380
13,198
537,931
3.キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円)
科 目
1
23年度
24年度
(自 平成23年4月1日
(自 平成24年4月1日
至 平成24年3月31日)
至 平成25年3月31日)
事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
338,902
342,281
減価償却費
290,244
258,651
11,892
13,198
貸倒引当金の増加額
33,837
▲ 51,709
賞与引当金の増加額
▲ 1,747
▲ 2,370
退職給付引当金の増加額
▲ 156,764
▲ 81,153
その他引当金等の増加額
-
-
▲ 1,157,243
▲ 1,121,195
減損損失
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
99,428
66,039
共済貸付金利息
▲ 4,528
▲ 4,735
共済借入金利息
4,481
4,632
▲ 45,386
▲ 49,882
支払雑利息
2,316
1,079
為替差損益
-
-
有価証券関係損益
▲ 25
38
固定資産売却損益
▲ 6,180
141
固定資産圧縮損
-
-
外部出資関係損益
-
-
受取雑利息及び受取出資配当金
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
▲ 230,090
1,027,419
預金の純増減
2,600,000
▲ 1,500,000
貯金の純増減
▲ 630,311
305,477
▲ 59,792
▲ 53,980
その他の信用事業資産の純増減
▲ 2,230
▲ 15,683
その他の信用事業負債の純増減
▲ 88,664
96,479
共済貸付金の純増減
19,331
▲ 17,621
共済借入金の純増減
▲ 19,331
17,621
共済資金の純増減
▲ 15,037
69,513
その他の共済事業資産の純増減
8
▲ 18
その他の共済事業負債の純増減
▲ 15,367
▲ 8,829
▲ 52,641
78,388
41
8
信用事業借入金の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
2,664
▲ 15,302
支払手形及び経済事業未払金の純増減
5,583
▲ 30,896
経済受託債務の純増減
12,043
▲ 1,165
その他の経済事業資産の純増減
17,406
55,749
その他の経済事業負債の純増減
▲ 274
▲ 111
21
科 目
23年度
24年度
(自 平成23年4月1日
(自 平成24年4月1日
至 平成24年3月31日)
至 平成25年3月31日)
(その他の資産及び負債の増減)
その他の資産の純増減
67,384
89,886
その他の負債の純増減
▲ 49,799
▲ 39,020
未払消費税等の増減額
14,275
▲ 14,275
信用事業資金運用による収入
1,103,678
1,096,515
信用事業資金調達による支出
▲ 169,674
▲ 117,795
共済貸付金利息による収入
4,842
4,650
共済借入金利息による支出
▲ 4,796
▲ 4,548
-
-
1,918,474
397,477
45,386
49,882
▲ 2,316
▲ 1,079
▲ 123,327
▲ 84,952
1,838,216
361,328
有価証券の取得による支出
▲ 105,033
▲ 1,001,968
有価証券の売却による収入
5,037
301,080
金銭の信託の増加による支出
-
-
金銭の信託の減少による収入
-
-
固定資産の取得による支出
▲ 407,798
▲ 580,044
固定資産の売却による収入
208,163
306,161
▲ 1,159,000
▲ 1,000
44,086
51,200
544
75,489
▲ 1,413,999
▲ 849,081
設備借入れによる収入
-
-
設備借入金の返済による支出
-
-
3,629
1,689
▲ 26,208
▲ 23,801
回転出資金の受入による収入
-
-
回転出資金の払戻しによる支出
-
-
持分の取得による支出
▲ 8,394
▲ 6,731
持分の譲渡による収入
5,525
8,394
▲ 24,173
▲ 23,940
▲ 1,178
▲ 1,170
財務活動によるキャッシュ・フロー
▲ 50,799
▲ 45,561
4 現金及び現金同等物に係る換算差額
-
-
事業分量配当金の支払額
小 計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2
投資活動によるキャッシュ・フロー
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
補助金の受入れによる収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
出資配当金の支払額
特別積立金の払戻による支出
5 現金及び現金同等物の増加額
373,417
▲ 533,313
6 現金及び現金同等物の期首残高
1,078,533
1,451,950
7 現金及び現金同等物の期末残高
1,451,950
918,636
22
4.注記表等
平成23年度
継続組合の前提に関する注記
「該当する事項なし」
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1. 有価証券の評価基準・評価方法
① 満期保有目的の債券:償却原価法(定額法)
② その他有価証券
時価のないもの:移動平均法による原価法
2. 棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)購買品・・・・・・・・売価還元法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
(2)その他棚卸資産
①
販売品・・・・・・最終仕入原価法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
②
貯蔵品・・・・・・個別法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
③
商品券・・・・・・最終仕入原価法による原価法
④
繰越家畜・・・・・総平均法による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
3 固定資産の減価償却の方法
3.
(1)有形固定資産
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法)
を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によってい
ます。
また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基
づき、3年間で均等償却を行っています。
(2)無形固定資産
定額法を採用しています。
4. 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当基準に則
貸倒引当金は あらかじめ定めている資産査定規程 経理規程及び資産の償却 引当基準に則
り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収
者(破綻懸念先) 係 債権
、債権額
担保
分可能見 額及 保証
回収
可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる
額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
を計上しています。
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づき計上
しています。
23
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独
立した監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価
額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から
直接減額しており、その金額は106千円です。
(2)賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上し
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため 支給見込額のうち当事業年度負担分を計上し
ています。
(3)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員数300
人未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本
公認会計 協会会計制度委員会報告第 号平成 年 月 日)
簡便法 採用
す。
公認会計士協会会計制度委員会報告第13号平成11年9月14日)により簡便法を採用しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上していま
す。
5. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主(当組合)に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取
引 うち 会計基準適用初年度開始前 取引を行
引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法
常 賃貸借取引 係 方法
に準じた会計処理によっています。
6. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
7 決算書類に記載した金額の端数処理の方法
7.
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額が千円未満の科目については「0」で表示
しています。
追加情報の記載
1. 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用
期首以後に行われる会計上 変更及び過去 誤謬 訂正から、 会計上 変更及び誤
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の誤謬の訂正から、「会計上の変更及び誤
当事業年度
謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変更及び誤謬
の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第24号平成21年12月4日)を適用して
います。
なお、「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)に基
づき、各種事業に係る当事業年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用から控除しており、各種事業以
外に係る「貸倒引当金戻入益」は事業外収益に計上しています。
会計方針の変更に関する注記
「該当する事項なし」
表示方法の変更に関する注記
「該当する事項なし」
会計上の見積もりの変更に関する注記
「該当する事項なし」
誤謬の訂正に関する注記
「該当する事項なし」
24
貸借対照表に関する注記
1. 固定資産に係る圧縮記帳額(累計額)
土地収用法を受けて、また、国庫補助金の受領等により有形固定資産の取得価額から控除している
圧縮記帳額は3,224,810千円であり、その内訳は、次のとおりです。
(単位:千円)
圧縮金額
建物
構築物
工具・器具・備品
機械装置
車両運搬具
国庫補助金等による圧縮記帳額
1,756,933
251,294
77,346
1,105,028
31,726
収用換地等による圧縮記帳額
-
-
-
-
-
1,756,933
251,294
77,346
1,105,028
31,726
合 計
圧縮金額
無形固定資産
土地
合計
国庫補助金等による圧縮記帳額
1,567
-
3,223,896
収用換地等による圧縮記帳額
-
913
913
1,567
913
3,224,810
合 計
2. リース契約により使用する重要な固定資産
(1)平成20年3月31日以前契約締結のリース取引
貸借対照表に計上した固定資産のほか、サーバー2台及びATM11台については、リース契約
貸借対照表に計上した固定資産のほか サーバー2台及びATM11台については リース契約
により使用しています。
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引は
下記のとおりです。
① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
機械装置
工具・器具・備品
取得価額相当額
20,527
18,049
減価償却累計額相当額
8,724
16,741
期末残高相当額
11,802
1,308
(単位:千円)
合 計
38,577
25,466
13,110
② 未経過リース料期末残高相当額 (単位:千円)
1年以内
1年超
合 計
3,084
9,108
12,193
③ 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 (単位:千円)
支払リース料
減価償却費相当額
支払利息相当額
6,561
5,689
871
④ 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
⑤ 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方法
に
ては利息法によ て ます。
については利息法によっています。
(2)平成20年4月1日以後契約締結のリース取引
① リース資産の内容
所有権移転外ファイナンス・リース取引
信用事業における工具器具備品です。
② オペレーティング・リース取引にかかるリース取引
ファイナンス・リース取引以外の所有権が当組合に移転しないオペレーティング・リース
フ イナンス リ ス取引以外の所有権が当組合に移転しないオペレ ティング リ ス
取引については、通常の賃貸借処理によっています。なお、解約不能なオペレーティング・
リース取引にかかる未経過リース料は次のとおりです。
(単位:千円)
1年以内
1年超
合 計
14,165
52,452
66,618
25
3. 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
「該当する事項なし」
4. 役員との間の取引による役員に対する金銭債権・債務の総額
52,565千円
理事及び監事に対する金銭債権の総額
該当なし。
理事及び監事に対する金銭債務の総額
5. 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
金額(貸倒引当金控除前)
債権区分
破
権
-
権
483,382
3か月以上延滞債権
-
貸 出 条 件 緩 和 債 権
-
リスク管理債権合計
483,382
延
綻
先
滞
債
債
○ 破 綻 先 債 権 : 元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本
又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金 と う ) うち 法人税法施行令(昭和 年政令第 号)第 条第
金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第
1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が
生じている貸出金
○延
滞
債
権
: 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支
援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
○ 3か月以上延滞債権: 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出
金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないもの
○ 貸 出 条 件 緩 和 債 権 : 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の
支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決
めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当
しないもの
損益計算書に関する注記
1. 子会社等との取引額
「該当する事項なし」
2. 固定資産の減損会計
(1)グルーピングの方法と共有資産の概要
当組合
投資 意思決定 行う単位
グ
グ 実施
結
営業店舗
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店舗につい
ては支所ごとに、また、業務外固定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資産を
グルーピングの最小単位としています。
本所、共同利用施設(ライスセンター・育苗センター等)については、独立したキャッシュ・
フローを産み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与しているこ
とから、共用資産と認識しています。
(2)減損損失を認識した資産又は資産グループの概要・減損損失の内訳
区分
遊休資産
当事業年度に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
減損損失額(単位:千円)
場所
用途
種類(科目)
土地
建物
その他
庄原市
遊休資産
13ヶ所
建物
-
26
11,892
-
計
11,892
(3)減損損失の認識に至った経緯
遊休資産は、早期処分対象であることから、処分可能額で評価し、その差額を減損損失として
認識しました。
(4)回収可能価額の算定方法等
減損損失計上対象となった資産グループの回収可能価額は、すべて正味売却価額により測定し
ており、「不動産鑑定評価基準」に準じた方法により算定した価額(時価)から処分費用見込額
を控除して算定しています。
金融商品に関する注記
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体など
へ貸付け、残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債などの有価証
券による運用を行 ています
券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券で
あり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクにさらされています。
また、有価証券は、債券であり満期保有目的で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされています。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
( ) 融商品 係
管 体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定してい
ます。また、通常の貸出取引については、本所に融資課を設置し各支店との連携を図りなが
ら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより
償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行
っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳
正に行っています 不良債権については管理・回収方針を作成・実践し 資産の健全化に取
正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取
り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基
準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールする
ことにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益
力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、
金融情勢 変
金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
機敏
応 き 柔軟な財務構造 構築 努
す
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組
合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を
定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決
定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行
った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的に
リスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合
において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸
出金、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な
当組合では これらの金融資産及び金融負債について 期末後1年程度の金利の合理的な
予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって、期末時点の
定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金
利が0.55%下落したものと想定した場合には、経済価値が94,420千円減少するものと把握し
ています。
27
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリ
スク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が
生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含め
て計算しています。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行
ううえでの重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、
運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格が
ない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額
の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該
価額が異なることもあります。
2. 金融商品の時価に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に
記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計
預金
上
時
額
97,268,937
価
差
97,235,149
額
▲ 33,788
有価証券
売買目的有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
-
-
-
149,869
153,385
3,515
-
-
-
貸出金
22,497,044
貸倒引当金(*1)
▲ 157,684
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
負債計
22,339,360
23,233,161
893,800
119,758,167
120,621,696
863,528
121,145,121
120,932,916
▲ 212,204
121,145,121
120,932,916
▲ 212,204
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によ
っています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートで
ある円Libor スワップレ トで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ある円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
② 有価証券
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によってい
ます。
28
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用
状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿
価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計
額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当
金を控除して時価に代わる金額として算定しています
金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対
する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定してい
ます。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引
当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしてい
ます。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フロー
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に
代わる金額として算定しています。
代わる金額として算定しています
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金
融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*)
外部出資( )
6,659,451
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極め
て困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
1年超
年超
2年超
年超
3年超
年超
4年超
年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
5年超
84,268,937
7,000,000
6,000,000
-
-
-
-
-
-
-
-
149,869
-
-
-
-
-
-
8,329,721
1,867,151
1,941,993
1,434,684
1,905,044
6,871,881
92,598,658
8,867,151
7,941,993
1,434,684
1,905,044
7,021,750
有価証券
満期保有目的
の債券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金(*1,2,3)
合
計
(*1)貸出金のうち、当座貸越1,024,706千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等144,818千円は償還の予定が見込
(
)貸出金 うち、 カ月以 延滞債権 期限 利益を喪失した債権等
,
千円は償還 予定が見込
まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件1,750千円は償還日が特定できないため、
含まれていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
29
(単位:千円)
1年以内
貯金(*1)
合
計
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
5年超
100,237,964
9,755,519
9,223,828
847,693
1,055,995
24,119
100,237,964
9,755,519
9,223,828
847,693
1,055,995
24,119
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
有価証券に関する注記
1. 有価証券の時価等
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額について
は、次のとおりです。
は、次
とおりです。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時
価
差
額
種 類
時価が貸借対照表計上額を
国債
54,035
4,165
49,869
超えるもの
時価が貸借対照表計上額を
99,350
▲ 650
地方債
100,000
超えないもの
合
計
149,869
153,385
3,515
2. 有価証券の売却状況等
(1)当事業年度中に売却した満期保有目的の債券
当事業年度中に売却した満期保有目的の債券なし。
(2)当事業年度中に売却したその他有価証券
当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。
種
債
合
類
券
計
売却額
売却益
5,000
5,000
4
4
(単位:千円)
売却損
-
3. 当事業年度中において、保有目的区分を変更した有価証券
当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
4. 有価証券の減損処理
「該当する事項なし」
退職給付に関する注記
1. 退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度に加えて、全国農林漁
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基
き、退職 時金制度に加えて、全国農林漁
業団体共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては「退職給付に係る会計基準の設定に関
する意見書」(平成10年6月16日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2)退職給付債務及びその内訳
1,416,314 千円
① 退職給付債務の額
▲ 240,939 千円
② 年金資産の額
▲ 240,939
240 939 千円 (契約先:全国農林漁業団体共済会)
特定退職金共済制度
特定退職金共済制度
1,175,374 千円
③ 未積立退職給付債務
1,175,374 千円
④ 退職給付引当金の額
(3)退職給付費用の内訳
71,986 千円
① 勤務費用
2. 特例業務負担金に関する注記
30
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合
(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金23,800千円
を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成24年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見
込額は、358,469千円となっています。
税効果会計に関する注記
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
(1)発生原因別の主な内訳
金
(単位:千円)
額
貸倒引当金超過額
69,377
326,717
退職給付引当金超過額
賞与引当金超過額
繰
延
税
金
資
産
18,011
役員退職慰労引当金繰入否認額
6,122
貸倒償却否認額
5,323
減価償却超過額
204
減損損失
36,792
資産除去債務
5,423
未払費用否認額
4,237
未収利息
13,898
未払事業税
4,847
睡眠貯金
3,761
その他
3,312
498,031
498 031
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
▲ 127,989
繰延税金資産合計(A)
370,041
資産除去費用資産計上額
▲ 289
繰延税金負債合計(B)
▲ 289
繰延税金資産の純額(A)+(B)
繰延税 資産 純額( ) ( )
369,752
,
金繰
負延
債税
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の主な原因
(単位:%)
法定実効税率
31.00
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
調 住民税均等割等
整 評価性引当金の増減
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
3.73
▲ 1.98
0.92
▲ 3.97
その他
11.72
0.53
41.95
税効果会計適用後の法人税等の負担率
(3)法定実効税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の修正額
31
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律」
(平成23年法律第114号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な
財源の確保に関する特別措置法」(平成23年法律第117号)が、平成23年12月2日に公布されま
した。平成24年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率が引き下げられ、また、平成27年
3月31日までの期間(指定期間)に開始する事業年度については、復興特別法人税が課されるこ
とになりました。
これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、前事業年度の
31.00%から、指定期間内に開始する事業年度については29.39%、平成27年4月1日以後に開始す
る事業年度については27.61%に変更されました。
その結果、繰延税金資産が39,713千円減少し、法人税等調整額が39,713千円増加しています。
重要な後発事象に関する注記
「該当する事項なし」
合併に関する注記
「該当する事項なし」
その他の注記
当組合は、機構再編の一環として、2月1日に以下のとおり部署の統合・集約を行いました。
・ 金融部、共済部を統合し金融共済部としました。
・ 営農販売部の米穀課、畜産課と統合し米穀畜産課としました。
・ 東城営農センター、西城営農センターを集約し東部営農センターとしました。
・ 東城営農センタ
、西城営農センタ を集約し東部営農センタ としました。
・ 口和営農センター、高野営農センター、比和営農センターを集約し北部営農センターとしました。
営農センターの集約に伴い、東部・北部の営農センター事務所、資材店舗を建設しました。
キャッシュ・フロー計算書に関する注記
1. 現金及び現金同等物の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」中の当座
キャッシ ・フロー計算書における資金の範囲は 貸借対照表上の「現金」及び「預金」中の当座
預金、普通預金及び通知預金となっています。
2. 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表上の科目の金額との関係
97,578,950 千円
現金及び預金勘定
定期性預金及び譲渡性預金
▲ 96,127,000 千円
11,451,950
451 950 千円
現金及び現金同等物
32
平成24年度
継続組合の前提に関する注記
「該当する事項なし」
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1. 有価証券の評価基準・評価方法
(1)満期保有目的の債券:償却原価法(定額法)
(2)関連会社株式:移動平均法による原価法
(3)その他有価証券
①
時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法によ
り処理し、売却原価は移動平均法により算定)
り処理し 売却原価は移動平均法により算定)
②
時価のないもの:移動平均法による原価法
2. 棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)購買品・・・・・・売価還元法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
(2)その他棚卸資産
①
販売品・・・・最終仕入原価法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
②
貯蔵品・・・・個別法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
③
商品券・・・・最終(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
④
繰越家畜・・・総平均法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
3. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法)
を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によってい
ます。
また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基
づき、3年間で均等償却を行っています。
(2)無形固定資産
定額法を採用しています。
4. 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当基準に則
引当基準に則
り、次のとおり計上しています。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収
可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる
額を計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
を計上しています。
33
この基準に基づき、当事業年度は租税特別措置法第57条の10により算定した金額に基づき計上
しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独
立した監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。
(2)賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上し
ています。
(3)退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。なお、当組合は職員数300
人未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)」(日本
公認会計士協会会計制度委員会報告第13号平成11年9月14日)により簡便法を採用しています。
(4)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上していま
す。
5. リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主(当組合)に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取
引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法
に準じた会計処理によっています。
6. 消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
7 決算書類
7.
決算書類に記載した金額の端数処理の方法
記載 た金額 端数処
方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額が千円未満の科目については「0」で表示
しています。
追加情報の記載
「該当する事項なし」
会計方針の変更に関する注記
1. 減価償却方法の変更
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成24年4月1日以後に取得した有形固定資産について、
改正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
これによる、当事業年度の損益に与える影響は軽微であります。
表示方法の変更に関する注記
「該当する事項なし」
会計上の見積もりの変更に関する注記
「該当する事項なし」
誤謬の訂正に関する注記
「該当する事項なし」
貸借対照表に関する注記
34
1. 固定資産に係る圧縮記帳額(累計額)
土地収用法を受けて、また、国庫補助金の受領等により有形固定資産の取得価額から控除している
圧縮記帳額は3,292,598千円であり、その内訳は、次のとおりです。
(単位:千円)
圧縮金額
建物
構築物
工具・器具・備品
機械装置
車両運搬具
国庫補助金等による圧縮記帳額
1,756,933
326,643
77,321
1,097,352
31,866
収用換地等による圧縮記帳額
-
-
-
-
-
1,756,933
326,643
77,321
1,097,352
31,866
合 計
圧縮金額
無形固定資産
土地
合計
国庫補助金等による圧縮記帳額
1,567
-
3,291,684
収用換地等による圧縮記帳額
-
913
913
1,567
913
3,292,598
合 計
2. リ
リース契約により使用する重要な固定資産
ス契約により使用する重要な固定資産
(1)平成20年3月31日以前契約締結のリース取引
貸借対照表に計上した固定資産のほか、ATM8台については、リース契約により使用してい
ます。
リース物件の所有権が当組合に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引は
下記のとおりです。
① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
リ
物件 取得価額相当額 減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
機械装置
(単位:千円)
(単位 千円)
合 計
取得価額相当額
20,527
20,527
減価償却累計額相当額
10,777
10,777
9,750
9,750
期末残高相当額
② 未経過リース料期末残高相当額 (単位:千円)
未経過リ
料期末残高相当額
(単位 千円)
1年以内
1年超
2,095
合 計
7,012
9,108
③ 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 (単位:千円)
支払リース料
減価償却費相当額
3,104
支払利息相当額
2,483
621
④ 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。
⑤ 利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方法
については利息法によっています。
(2)平成20年4月1日以後契約締結のリース取引
① リース資産の内容
所有権移転外ファイナンス・リース取引
経済事業における機械装置です。
35
② オペレーティング・リース取引にかかるリース取引
ファイナンス・リース取引以外の所有権が当組合に移転しないオペレーティング・リース
取引については、通常の賃貸借処理によっています。なお、解約不能なオペレーティング・
リース取引にかかる未経過リース料は次のとおりです。
(単位:千円)
1年以内
1年超
15,223
合 計
36,499
51,722
3. 担保に供している資産
定期預金3,700,000千円を為替決済の担保に、定期預金25,000千円を指定金融機関等の事務取扱に
係る担保に、それぞれ供しています。
4. 子会社等に対する金銭債権・債務の総額
「該当する事項なし」
5. 役員との間の取引による役員に対する金銭債権・債務の総額
理事及び監事に対する金銭債権の総額
51,163 千円
理事及び監事に対する金銭債務の総額
該当なし。
6. 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(単位:千円)
債権区分
破
先
-
権
370,793
3か月以上延滞債権
-
貸 出 条 件 緩 和 債 権
-
リスク管理債権合計
370,793
滞
債
金額(貸倒引当金控除前)
権
延
綻
債
○ 破 綻 先 債 権 : 元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由に
より元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息
を計上しなか た貸出金(貸倒償却を行 た部分を除く 以下「未収利
を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利
息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第
97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号
に規定する事由が生じている貸出金
○延
滞
債
権
: 未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は
支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
3か月以上延滞債権 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸
○ 3か月以上延滞債権:
出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないもの
○ 貸 出 条 件 緩 和 債 権 : 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる
取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権
に該当しないもの
損益計算書に関する注記
1. 子会社等との取引額
「該当する事項なし」
2. 固定資産の減損会計
36
(1)グルーピングの方法と共有資産の概要
当組合では、投資の意思決定を行う単位としてグルーピングを実施した結果、営業店舗につい
ては支所ごとに、また、業務外固定資産(遊休資産と賃貸固定資産)については、各固定資産を
グルーピングの最小単位としています。
本所、共同利用施設(ライスセンター・育苗センター等)については、独立したキャッシュ・
フローを産み出さないものの 他の資産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与しているこ
フローを産み出さないものの、他の資産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与しているこ
とから、共用資産と認識しています。
(2)減損損失を認識した資産又は資産グループの概要・減損損失の内訳
当事業年度に減損を計上した固定資産は、以下の通りです。
区分
場所
用途
種類(科目)
減損損失額(単位:千円)
土地
建物、建物付
建物
建物付
属設備及び構
42ヶ所
築物
(3)減損損失の認識に至った経緯
遊休資産
庄原市
府中市
遊休資産
建物
-
その他
12,070
1,127
計
13,198
遊休資産は、早期処分対象であることから、処分可能額で評価し、その差額を減損損失として
認識しました。
算
(4)回収可能価額の算定方法等
減損損失計上対象となった資産グループの回収可能価額は、すべて正味売却価額により測定し
ており、「不動産鑑定評価基準」に準じた方法により算定した価額(時価)から処分費用見込額
を控除して算定しています。
金融商品に関する注記
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体など
へ貸付け、残った余裕金を広島県信用農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債など
の有価証券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券で
当組合 保有す 金融資産
主
当組合管内 組合員等
す 貸 金
有価 券
あり、貸出金は、組合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクにさらされています。
また、有価証券は、主に債券であり満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有して
います。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクにさらされ
ています。
(3)金融商品に係るリ
ク管理体制
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定してい
ます。また、通常の貸出取引については、本所に融資課を設置し各支店との連携を図りなが
ら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより
償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行
っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳
ています 貸出取引において資産の健全性の維持 向上を図るため 資産の自己査定を厳
正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取
り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基
準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスクの管理
37
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールする
ことにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益
力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、
金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組
合の保有有価証券ポ トフ リオの状況やALMなどを考慮し 理事会において運用方針を
合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を
定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決
定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行
った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的に
リスク量の測定を行い経営層に報告しています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合
において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸
出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な
予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって、期末時点の
定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金
利が0.75%下落したものと想定した場合には、経済価値が5,362千円減少するものと把握し
ています。
ています
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリ
スク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が
生じる可能性があります。
なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含め
て計算しています。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行
ううえでの重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、
運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格が
ない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額
の算定においては 定の前提条件等を採用しているため 異なる前提条件等によ た場合 当該
の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該
価額が異なることもあります。
2. 金融商品の時価に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
38
当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず(3)に
記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計
預金
上
時
額
価
差
額
98,243,049
98,219,982
▲ 23,067
-
-
-
満期保有目的の債券
349,763
368,245
18,481
その他有価証券
526,650
526,650
-
有価証券
売買目的有価証券
貸出金
21 469 625
21,469,625
貸倒引当金(*1)
▲ 132,357
貸倒引当金控除後
21,337,267
22,299,832
962,564
119,930,080
120,888,059
957,979
121,450,598
121,332,207
▲ 118,390
121,450,598
121,332,207
▲ 118,390
資産計
貯金
負債計
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
① 預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によ
っています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定し
ています。
② 有価証券
株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関等から提示された価格によってい
ます。
ます
③ 貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用
状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿
価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計
額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当
金を控除して時価に代わる金額として算定しています。
なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートで
ある円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対
する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定してい
ます。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について帳簿価額から貸倒引
当金を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
① 貯金
39
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしてい
ます。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フロー
をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に
代わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは(1)の金
融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資(*)
6,609,251
(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極め
て困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
預金
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
5年超
92,243,049
6,000,000
-
-
-
-
-
-
-
-
-
350,000
-
-
-
-
-
500,000
8,143,312
1,982,008
2,144,269
1,956,583
1,131,095
6,009,089
100,386,362
7,982,008
2,144,269
1,956,583
1,131,095
6,859,089
有価 券
有価証券
満期保有目的
の債券
その他有価証券の
うち満期があるもの
貸出金(*1,2,3)
合
計
(*1)貸出金のうち、当座貸越976,479千円については「1年以内」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等99,886千円は償還
の予定が見込まれないため、含めていません。
(*3)貸出金の分割実行案件のうち、貸付決定金額の一部実行案件3,380千円は償還日が特定できないため、
含まれていません。
(5)有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1年超
2年超
3年超
4年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
98,915,557
10,200,689
10,110,566
1,082,049
1,105,338
36,397
98 915 557
98,915,557
10,200,689
10 200 689
10,110,566
10
110 566
11,082,049
082 049
1,105,338
1 105 338
36,397
36 397
1年以内
貯金(*1)
合
計
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。
有価証券に関する注記
1. 有価証券の時価等
40
5年超
有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。
(1)満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額について
は、次のとおりです。
(単位:千円)
種
時価が貸借対照表計上額を
類
貸借対照表計上額
国債
超えるもの
地方債
合
計
時
価
差
額
49,890
54,335
4,444
299,872
313,910
14,037
349,763
368,245
18,481
(2)その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの
差額については、次のとおりです。
(単位:千円)
種
貸借対照表計上額が取得原価
取得原価又は償却原価 貸 借 対 照 表 計 上 額
社債
又は償却原価を超えるもの
合
類
計
差
額
500,955
526,650
25,694
500,955
526,650
25,694
2. 有価証券の売却状況等
当事業年度中に売却した有価証券なし。
3. 当事業年度中において、保有目的区分を変更した有価証券
当事業年度中において、保有目的が変更となった有価証券なし。
4. 有価証券の減損処理
「該当する事項なし」
退職給付に関する注記
1. 退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度に加えて、全国農林漁
業団体共済会との契約による特定退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては「退職給付に係る会計基準の設定に関
する意見書」(平成10年6月16日企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2)退職給付債務及びその内訳
① 退職給付債務の額
② 年金資産の額
特定退職金共済制度
▲1 359 091 千円
▲1,359,091
269,423 千円
269,423 千円
③ 未積立退職給付債務
▲1,089,667 千円
④ 退職給付引当金の額
▲1,089,667 千円
(契約先:全国農林漁業団体共済会)
(3)退職給付費用の内訳
53 348 千円
53,348
① 勤務費用
2. 特例業務負担金に関する注記
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合
41
(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金23,747千円
を含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成25年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見
込額は、359,802千円となっています。
税効果会計に関する注記
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等
1.
(1)発生原因別の主な内訳
金
貸倒引当金超過額
退職給付引当金超過額
賞与引当金超過額
役員退職慰労引当金繰入否認額
貸倒償却否認額
減価償却超過額
繰
延
減損損失
税
資産除去債務
金
未払費用否認額
資
産
未収利息
未払事業税
その他
繰延税金資産小計
控除額(評価性引当額)
繰延税金資産合計(A)
その他有価証券評価差額金
金繰
負延
資産除去費用資産計上額
債税
繰延税金負債合計(B)
繰延税金負債合計(
)
繰延税金資産の純額(A)+(B)
(単位:千円)
額
56,820
303,308
17,314
7,379
5,315
169
38,637
5,448
4,197
12,420
3 696
3,696
3,839
458,548
▲ 116,886
341,661
▲ 7,094
▲ 214
▲ 7,308
7 308
334,353
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の主な原因
(単位:%)
法定実効税率
29.39
交際費等永久に損金に算入されな
項目
交際費等永久に損金に算入されない項目
2.62
▲
2.11
受取配当等永久に益金に算入されない項目
調
住民税均等割等
0.92
整 評価性引当金の増減
▲ 3.24
その他
▲ 0.79
税効果会計適用後の法人税等の負担率
26.79
重要な後発事象に関する注記
「該当する事項なし」
合併に関する注記
「該当する事項なし」
その他の注記
「該当する事項なし」
キャッシュ・フロー計算書に関する注記
1. 現金及び現金同等物の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」中の当座
預金、普通預金及び通知預金となっています。
42
2. 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表上の科目の金額との関係
98,545,636 千円
現金及び預金勘定
▲ 97,627,000 千円
定期性預金及び譲渡性預金
918,636 千円
現金及び現金同等物
43
5.剰余金処分計算書
科 目
(単位:円)
24年度
23年度
1 当期未処分剰余金
622,609,927
537,931,489
剰
2 剰余金処分額
, ,
470,832,830
, ,
395,853,881
(1) 利益準備金
100,000,000
100,000,000
(2) 任意積立金
346,892,701
272,198,399
45,000,000
161,000,000
290,000,000
98,000,000
-
-
減損会計積立金
11,892,701
13,198,399
(3) 出資配当金
23,940,129
23,655,482
普通出資に対する配当金
23,940,129
23,655,482
-
-
151,777,097
142,077,608
施設整備積立金
共同利用施設積立金
税効果積
税効果積立金
金
(4) 事業分量配当金
3 次期繰越剰余金
次期繰越剰余金
(注)1.普通出資に対する配当の割合は、次のとおりです。
平成23年度 1% 平成24年度 1%
2.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。
目的積立金の種類
共同利用施設積立金
積立目的
共同利用施設整備等に充て 積立目標額/7億円
取崩基準/整備年度の決算期に取り崩す
るため
施設整備積立金
事務所・店舗等施設の整備 積立目標額/11億円
取崩基準/整備年度の決算期に取り崩す
に充てるため
税効果積立金
繰延税金資産の取り崩しに 当期末の繰延税金資産と税効果積立金との
差額を積立もしくは取り崩す
充てるため
減損会計積立金
積立目標額及び積立・取崩基準
固定資産の減損処理に充て 積立目標額/1億円
取崩基準/1千万円以上の減損損失発生の場
るため
合減損損失額を決算期に取り崩す
3.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。
平成23年度 10,000千円 平成24年度 15,000千円 44
6.部門別損益計算書(平成23年度)
(単位:千円)
区 分
計
信 用
共 済
農業関連
生活その他
営 農
事 業
事 業
事 業
事 業
指導事業
共通管理費等
事業収益 ①
8,054,747
1,207,202
910,570
2,886,939
3,044,048
5,986
事業費用 ②
5,256,475
248,973
54,494
2,359,226
2,519,928
73,853
事業総利益③(①-②)
2,798,272
958,229
856,076
527,712
524,119
▲67,866
事業管理費 ④
2,561,792
547,287
556,233
670,887
743,951
43,432
(1,853,930)
(314,232)
(499,980)
(432,113)
(564,901)
(42,702)
(290,244)
(31,940)
(18,318)
(156,644)
(83,329)
(11)
うち共通管理費⑥
162,568
162,099
210,380
261,786
1,843
(うち人件費⑦)
(74,614)
(107,280)
(108,729)
(161,869)
(1,843) (▲454,336)
(うち減価償却費⑦')
(29,549)
(17,123)
(21,709)
(7,402)
(-) (▲75,785)
(うち人件費⑤)
(うち減価償却費⑤')
事業利益 ⑧(③-④)
236,479
410,942
299,843
▲143,174
▲219,832
▲111,298
事業外収益 ⑨
123,485
23,001
15,015
35,917
49,551
-
21,863
14,164
33,293
49,481
-
2,334
1,512
6,218
5,285
-
2,334
1,512
3,555
5,284
-
344,614
431,608
313,345
▲113,474
▲175,566
▲111,298
9,332
1,717
1,112
2,615
3,887
-
1,717
1,112
2,615
3,887
-
2,768
1,793
4,216
6,266
-
2,768
1,793
4,216
6,266
-
430,557
312,664
▲115,075
▲177,945
▲111,298
11,129
16,694
77,908
5,564
▲111,298
419,427
295,969
▲192,984
▲183,509
うち共通分 ⑩
事業外費用 ⑪
15,350
うち共通分 ⑫
経常利益 ⑬(⑧+⑨-⑪)
特別利益 ⑭
うち共通分 ⑮
特別損失 ⑯
15,044
うち共通分 ⑰
税引前当期利益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
388,902
営農指導事業分配賦額 ⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益 ⑳
(⑱-⑲)
338,902
▲798,678
▲12,686
▲9,332
▲15,044
(注)
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
営農指導部門、管理部門に配賦された人員を除いた場所別の人数の割合により配賦。
(2) 営農指導事業
信用事業10%、共済事業15%、農業関連事業70%、生活その他事業5%の割合により配賦。
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 (単位:%)
信 用
共 済
農業関連 生活その他 営 農
区 分
計
事 業
事 業
事 業
事 業
指導事業
共 通 管 理 費 等
20.4
20.3
26.3
32.8
0.2
100.0
営 農 指 導 事 業
10.0
15.0
70.0
5.0
100.0
3.部門別の資産
計
信 用
事 業
事業別の総資産
133,611,559
120,330,498
総資産(共通資産配分後)
133,611,559
122,727,401
2,512,129
3,795,214
4,553,315
23,499
(うち固定資産)
(4,483,115)
(914,555)
(910,072)
(1,179,059)
(1,470,461)
(8,966)
区 分
共 済
事 業
126,975
農業関連
事 業
705,088
生活その他
事 業
(単位:千円)
営 農
共通資産
指導事業
699,470
(注)共通資産の他部門への配賦基準
営農指導部門、管理部門に配賦された人員を除いた場所別の人数の割合により配賦。
45
-
11,749,526
部門別損益計算書(平成24年度)
(単位:千円)
区 分
計
信 用
共 済
農業関連
生活その他
営 農
事 業
事 業
事 業
事 業
指導事業
共通管理費等
事業収益 ①
7,889,048
1,172,491
881,322
3,053,343
2,741,035
40,855
事業費用 ②
5,105,572
173,855
56,807
2,451,685
2,340,058
83,164
事業総利益③(①-②)
2,783,475
998,635
824,514
601,658
400,976
▲42,308
2,525,598
490,571
678,523
620,408
684,591
51,503
(1,844,097)
(314,454)
(593,079)
(393,549)
(491,657)
(51,356)
(258,651)
(19,226)
(16,372)
(133,976)
(89,076)
(-)
うち共通管理費⑥
218,711
224,518
260,946
296,028
- ▲1,000,205
(うち人件費⑦)
(125,418)
(143,139)
(149,637)
(169,755)
(-) (▲587,952)
(17,955)
(15,662)
(21,422)
(24,302)
(-) (▲79,342)
事業管理費 ④
(うち人件費⑤)
(うち減価償却費⑤')
(うち減価償却費⑦')
事業利益 ⑧(③-④)
257,877
508,064
145,991
▲18,750
▲283,614
▲93,812
事業外収益 ⑨
108,466
27,318
20,763
29,037
31,346
-
23,432
20,440
27,957
31,716
-
2,180
1,910
3,680
2,951
-
2,180
1,902
2,601
2,951
-
355,620
533,202
164,844
6,605
▲255,219
▲93,812
75,697
17,130
14,942
20,438
23,186
-
17,130
14,942
20,438
23,186
-
20,149
17,575
24,040
27,272
-
20,149
17,575
24,040
27,272
-
530,183
162,211
3,004
▲259,305
▲93,812
9,381
14,071
65,668
4,690
▲93,812
520,802
148,139
▲62,664
▲263,996
うち共通分 ⑩
事業外費用 ⑪
10,723
うち共通分 ⑫
経常利益 ⑬(⑧+⑨-⑪)
特別利益 ⑭
うち共通分 ⑮
特別損失 ⑯
89,037
うち共通分 ⑰
税引前当期利益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
342,281
営農指導事業分配賦額 ⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益 ⑳
(⑱-⑲)
342,281
▲103,547
▲9,636
▲75,697
▲89,037
(注)
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
営農指導部門、管理部門に配賦された人員を除いた場所別の人数の割合により配賦。
(2) 営農指導事業
信用事業10%、共済事業15%、農業関連事業70%、生活その他事業5%の割合により配賦。
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 (単位:%)
信 用
共 済
農業関連 生活その他 営 農
区 分
計
事 業
事 業
事 業
事 業
指導事業
共 通 管 理 費 等
21.9
22.4
26.1
29.6
0.0
100.0
営 農 指 導 事 業
10.0
15.0
70.0
5.0
100.0
3.部門別の資産
計
事業別の総資産
134,063,205
121,062,035
144,624
787,280
524,853
-
総資産(共通資産配分後)
134,063,205
123,590,261
2,730,572
3,800,371
3,941,999
-
(うち固定資産)
(4,453,445)
(975,304)
(997,571)
(1,162,349)
(1,318,219)
-
区 分
共 済
事 業
農業関連
事 業
生活その他
事 業
(単位:千円)
営 農
共通資産
指導事業
信 用
事 業
(注)共通資産の他部門への配賦基準
営農指導部門、管理部門に配賦された人員を除いた場所別の人数の割合により配賦。
46
11,544,410
7.財務諸表の正確性等にかかる確認
確 認 書
1 私は、当JAの平成24年4月1日から平成25年3月31日までの事業年度にかかる
ディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要な点に
おいて、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されていることを確認いたしました。
2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、有効に
機能していることを確認しております。
(1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備されて
おります。
(2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を検証し
ており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。 (3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成 年 月 日
庄原農業協同組合
代表理事組合長
47
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
(単位:千円、口、人、%)
項 目
20年度
21年度
22年度
23年度
24年度
経常収益(事業収益)
9,135,220
13,174,977
8,319,268
8,054,747
7,889,048
信用事業収益
1,599,540
1,460,226
1,311,128
1,207,202
1,172,491
共済事業収益
996,350
957,460
929,445
910,570
881,322
農業関連事業収益
3,260,888
7,804,782
2,990,035
2,886,939
3,053,343
生活その他事業収益
3,259,935
2,913,079
2,940,835
3,044,048
2,741,035
18,504
39,430
147,823
5,986
40,855
経常利益
526,748
499,404
255,059
344,614
355,620
当期剰余金
351,104
353,475
188,596
196,709
250,575
2,584,885
2,467,843
2,424,551
2,403,387
2,376,978
営農指導事業収益
出資金
(出資口数)
(2,584,885) (2,467,843) (2,424,551) (2,403,387) (2,376,978)
純資産額
8,481,109
8,686,702
8,802,712
8,951,937
9,168,420
総資産額
134,145,021
132,692,868
134,572,424
133,611,559
134,063,205
貯金等残高
120,939,573
119,846,322
121,775,432
121,145,121
121,450,598
貸出金残高
26,080,223
25,312,499
22,266,954
22,497,044
21,469,625
有価証券残高
49,806
49,827
49,848
149,869
876,413
剰余金配当金額
25,734
24,584
24,173
23,940
23,655
出資配当額
25,734
24,584
24,173
23,940
23,655
-
-
-
-
-
255
245
241
239
231
20.33
21.11
21.16
21.50
22.08
事業利用分量配当額
職員数
単体自己資本比率
(注)1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
48
2.利益総括表
(単位:百万円、%)
項 目
23年度
24年度
資金運用収支
1,057
1,055
▲ 2
28
28
-
▲ 128
▲ 85
43
958
998
40
(0.79)
(0.83)
(0.04)
2,798
2,783
▲ 15
(1.98)
(1.97)
(▲ 0.01)
役務取引等収支
その他信用事業収支
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
事業粗利益
(事業粗利益率)
増 減
3.資金運用収支の内訳
(単位:百万円、%)
項 目
23年度
平均残高
24年度
利 息
利 回
平均残高
利 息
利 回
資金運用勘定
121,137
1,147
0.95
120,377
1,121
0.93
うち預金
100,684
725
0.72
100,420
712
0.71
56
0
1.73
579
8
1.38
20,395
421
2.06
19,378
390
2.01
121,627
93
0.08
121,905
66
0.05
121,062
80
0.07
121,395
54
0.04
-
-
-
-
-
-
565
13
2.30
510
11
2.16
-
-
0.87
-
-
0.88
うち有価証券
うち貸出金
資金調達勘定
うち貯金・定期積金
うち譲渡性貯金
うち借入金
総資金利ざや
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連(又は中金)からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、
特別対策奨励金等奨励金が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
受
支払
増減額
(単位:百万円)
項 目
23年度増減額
受 取 利 息
24年度増減額
▲ 65
▲ 36
▲ 30
▲ 12
0
7
うち貸出金
▲ 35
▲ 30
支 払 利 息
▲ 63
▲ 28
▲ 66
▲ 26
うち譲渡性貯金
-
-
うち借入金
2
▲ 2
▲ 1
▲ 8
うち預金
うち有価証券
うち貯金・定期積金
差し引き
(注)1.増減額は前年度対比です。
増
年
2.受取利息の預金には、信連(又は中金)からの事業利用分量配当金、貯蓄増強奨励金、特別対策奨
励金等奨励金が含まれています。
49
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
種
種 類
類
23年度
(単位:百万円,%)
増 減
増 減
24年度
流 動 性 貯 金
42,399
(35.0)
42,730
(35.2)
331
定 期 性 貯 金
78,663
(65.0)
78,664
(64.8)
1
(
-)
-
( 100)
333
そ の 他 の 貯 金
計
121,062
譲 渡 性 貯 金
合
合 計
計
121 062
121,062
(
-)
-
( 100)
121,395
(
-)
-
( 100)
121 395
121,395
(
-)
-
( 100)
333
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金+別段貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
3.( )内は構成比です。
② 定期貯金残高
(単位:百万円,%)
種 類
定期貯金
23年度
24年度
増 減
71,741
( 100)
71,139
( 100)
▲ 602
うち固定金利定期
71,449
(99.6)
70,869
(99.6)
▲ 580
うち変動金利定期
292
( 0.4)
270
( 0.4)
▲ 22
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
3.( )内は構成比です。
(2)貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
① 科目別貸出金平均残高
(単位:百万円)
種 類
23年度
24年度
増 減
手形貸付
77
74
▲ 3
証書貸付
19,256
17,604
▲ 1,652
当座貸越
1,061
1,003
▲ 58
購買(営農)貸越
-
-
-
割引手形
-
-
-
20,395
18,683
▲ 1,712
合 計
② 貸出金の金利条件別内訳残高
(単位:百万円,%)
種
種 類
類
23年度
24年度
増 減
増 減
固定金利貸出
20,936
(93.1)
19,978
(93.1)
▲ 958
変動金利貸出
1,561
( 6.9)
1,491
( 6.9)
▲ 70
22,497
( 100)
21,469
( 100)
▲ 1,028
合 計
(注)( )内は構成比です。
50
③ 貸出金の担保別内訳残高
(単位:百万円)
種 類
24年度
23年度
貯金・定期積金等
増 減
1,154
1,128
▲ 26
有価証券
4
4
-
動 産 動
産
-
-
-
98
89
▲ 9
1,838
1,739
▲ 99
3,095
2,961
▲ 134
5,793
5,557
▲ 236
-
-
-
5 793
5,793
5 557
5,557
▲ 236
13,608
12,951
▲ 657
22,497
21,469
▲ 1,028
不動産
その他担保物
小 計
農業信用基金協会保証
その他保証
小
小 計
計
信 用
合 計
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
該当する取引はありません。
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
(単位:百万円,%)
種 類
23年度
24年度
増 減
設備資金
2,560
(11.4)
2,371
(11.0)
▲ 189
運転資金
19,937
(88.6)
19,098
(89.0)
▲ 839
22,497
( 100)
21,469
( 100)
▲ 1,028
合 計
(注)( )内は構成比です。
⑥ 貸出金の業種別残高
(単位:百万円,%)
種 類
23年度
24年度
増 減
農業
1,708
( 7.6)
1,530
( 7.1)
▲ 178
林業
159
( 0.7)
153
( 0.7)
▲ 6
水産業
1
( 0.0)
-
( 0.0)
▲ 1
製造業
950
( 4.2)
888
( 4.1)
▲ 62
45
( 0.2)
67
( 0.3)
22
1,078
( 4.8)
1,069
( 5.0)
▲ 9
電気・ガス・熱供給水道業
111
( 0.5)
113
( 0.5)
2
運輸・通信業
491
( 2.2)
491
( 2.3)
-
金融・保険業
433
( 1.9)
431
( 2.0)
▲ 2
2,781 ( 12.4)
2,745 ( 12.8)
▲ 36
11,675 ( 51.9)
11,071 ( 51.6)
▲ 604
- ( -)
(
-)
- ( -)
(
-)
-
3,059 ( 13.6)
2,907 ( 13.5)
▲ 152
鉱業
建設・不動産業
建設
不動産業
卸売・小売・サービス業・飲食業
地方公共団体
非営利法人
その他
合 計
22,497
( 100)
(注)( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。
51
21,469
( 100)
▲ 1,028
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
(注)主要な農業関係の貸出金残高については、平成21年度より開示をしております。
1) 営農類型別
種 類
(単位:百万円)
24年度
23年度
農業
増 減
1,738
1,552
▲ 186
338
293
▲ 45
野菜・園芸
83
77
▲ 6
果樹・樹園農業
26
30
4
工芸作物
11
10
▲ 1
200
184
▲ 16
養鶏・養卵
養鶏
養卵
3
-
▲ 3
養蚕
-
-
-
その他農業
1,075
955
▲ 120
農業関連団体等
-
-
-
1,738
1,552
▲ 186
穀作
養豚・肉牛・酪農
合 計
(注)1.農業関係の貸出金は、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要
な資金や、農産物の生産
な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
加工 流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業
所得が従となる農業者等が含まれています。
3.「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれています。
2)
) 資金種類別
〔貸出金〕
種 類
(単位:百万円)
23年度
24年度
増 減
プロパー資金
790
742
▲ 48
農業制度資金
947
810
▲ 137
農業近代化資金
126
114
▲ 12
その他制度資金
821
696
▲ 125
1,738
1,552
▲ 186
合 計
(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子
補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、こ
こでは①の転貸資金と②を対象としています。
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(ス
S資金)や農業経営負担軽減支援資金などが
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが
該当します。
〔受託貸付金〕
種 類
日本政策金融公庫資金
(単位:百万円)
24年度
23年度
215
163
▲ 52
-
-
-
215
163
▲ 52
その他
合 計
増 減
(注)日本政策金融公庫資金は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。
52
⑧ リスク管理債権の状況
(単位:千円)
区 分
23年度
破綻先債権額
24年度
増 減
-
-
-
483,382
370,793
▲ 112,589
3か月以上延滞債権額
-
-
-
貸出条件緩和債権額
-
-
-
483,382
370,793
▲ 112,589
延滞債権額
合 計
(注)
1.破綻先債権
元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 未
の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未
収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号
のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金
2.延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金
3.3か月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないもの
4.貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、元本の返済猶
予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以
上延滞債権に該当しないもの
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
(単位:千円)
債権区分
保全額
債権額
合計
引当
担保・保証
破産更生債権及びこ
れらに準ずる債権
217,637
154,531
63,105
217,637
危険債権
153
153,156
156
144
144,401
401
2 002
2,002
146
146,404
404
-
-
-
-
370,793
298,933
65,108
364,041
要管理債権
小 計
正常債権
合 計
21,192,439
21,563,233
(注)上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条
に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。なお、当JA
に基づき 債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として 次のとおり区分したものです なお 当JA
は同法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載しております。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権
法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
②危険債権
経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権
③要管理債権
③要管理債権
3か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権
④正常債権
上記以外の債権
【参考】自己査定の債務者区分・金融再生法ベースの開示債権区分・リスク管理債権区分の関連図
53
< 自 己 査 定 債 務 者 区 分 >
対
象
債
権
< 金 融 再 生 法 債 権 区 分 >
信用事業総与信
信用事業
その他の 以外の
与信
債権
貸出金
破綻先
信用事業総与信
貸出金
破綻更正債権及び
これらに準ずる債権
れらに準ずる債権
破綻懸念先
危険債権
要管理先
信用事業総与信
信用事業
その他の 以外の
与信
債権
実質破綻先
要
注
意
先
< リ ス ク 管 理 債 権 >
要管理債権
貸出金
その他の
債権
信用事業
以外の
与信
破綻先債権
延滞債権
3か月以上
延滞債権
貸出条件
緩和債権
その他要注意先
正常債権
正常先
●破綻先
●破綻更正債権及びこれらに準ずる
●破綻先債権
法的・形式的な経営破綻の事実が
債権
元本又は利息の支払の遅延が相当
発生している債務者
破産手続開始、更正手続開始、再
期間継続していることその他の事由
●実質破綻先
生手続開始の申立て等の事由により
により元本又は利息の取立て又は弁
法的・形式的な経営破綻の事実は
経営破綻に陥っている債務者に対す
済の見込みがないものとして未収利
発生していないものの 深刻な経営
発生していないものの、深刻な経営
る債権及びこれらに準ずる債権
息を計上しなかった貸出金(貸倒償
難の状況にあると認められる等実質
●危険債権
却を行った部分を除く)のうち、法
的に経営破綻に陥っている債務者
債務者が経営破綻の状態には至っ
人税法施行令第96条第1項第3号の
●破綻懸念先
ていないが、財政状態及び経営成績
イからホまでに掲げる事由又は同項
現状経営破綻の状況にないが、経
が悪化し、契約に従った債権の元本
第4号に規定する事由が生じている
営難の状態にあり、経営改善計画等
の回収及び利息の受取りができない
貸出金
の進捗状況が芳しくなく、今後経営
可能性の高い債権
●延滞債権
破綻に陥る可能性が大きいと認めら
●要管理債権
未収利息不計上貸出金であって、
れる債務者
三月以上延滞債権及び貸出条件緩
破綻先債権及び債務者の経営再建又
●要管理先
和債権(経済的困難に陥った債務者)
は支援を図ることを目的として利息
要注意先の債務者のうち当該債務
の再建または支援を図り、当該債権
の支払を猶予した貸出金以外の貸出
者の債権の全部または一部が次に掲
の回収を促進することを目的に、債
金
げる要管理先債権である債務者
務者に有利な一定の譲歩を与える約
●3か月以上延滞債権
ⅰ 3か月以上延滞債務者
定条件の改定等を行った貸出債権
元金または利息の支払いが、約定
元金または利息の支払いが、約定
元金または利息の支払いが、約定
●正常債権
支払日の翌日から三月以上遅延して
支払日の翌日を起算日として3か月
債務者の財政状態及び経営成績に
いる貸出金(破綻先債権及び延滞債
以上延滞している貸出債権
特に問題がないものとして、上記に
権を除く)
ⅱ 貸出条件緩和債権
掲げる債権以外のものに区分される
●貸出条件緩和債権
経済的困難に陥った債務者の債権
債権
債務者の経営再建等を図ることを
または支援をはかり、当該債権の回
目的として、金利の減免、利息の支
収を促進すること等を目的に 債務
収を促進すること等を目的に、債務
払猶予 元本の返済猶予 債権放棄
払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
者に有利な一定の譲歩を与える約定
その他債務者に有利となる取決めを
条件の改定等を行った貸出債権
行った貸出金(破綻先債権、延滞債
●その他要注意先
権及び3か月以上延滞債権を除く)
要管理先以外の要注意先に属する
債務者
●正常先
業績が良好、かつ、財務内容にも
特段の問題がないと認められる債務
者
54
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
区 分
区 分
期首残高
期中増加額
(単位:千円)
期中減少額
目的使用
期末残高
その他
23年度
一般貸倒引当金
71,116
72,880
-
71,116
72,880
個別貸倒引当金
64,596
84,804
-
64,596
84,804
135,713
157,684
-
135,713
157,684
一般貸倒引当金
72,880
67,250
-
72,880
67,250
個別貸倒引当金
84,804
65,108
-
84,804
65,108
157,684
132,358
-
157,684
132,358
合 計
24年度
合 計
(注)貸倒引当金額は信用事業のみの金額です
⑫ 貸出金償却の額
項 目
23年度
(単位:千円)
24年度
-
貸出金償却額
-
(3)内国為替取扱実績
(単位 件 千円)
(単位:件、千円)
23年度
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
合 計
仕
向
24年度
被 仕 向
仕
向
被 仕 向
件 数
37,602
74,730
98,069
190,582
金 額
22,350,494
26,699,863
55,021,063
72,517,569
件 数
4
11
9
12
金 額
金 額
10,403
3,294
21,541
18,421
件 数
774
315
2,110
922
金 額
147,771
17,007
397,461
52,307
件 数
38,380
75,056
100,188
191,516
金 額
22,508,668
26,720,165
55,440,065
72,588,298
(4)有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
(単位:千円)
種 類
国債
地方債
社債
合 計
23年度
24年度
増 減
49,848
49,869
21
6 830
6,830
161 879
161,879
155 049
155,049
-
367,521
367,521
56,678
579,269
522,591
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
55
② 商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
(単位:百万円)
種 類
1年以下
1年超
3年超
5年超
7年超
3年以下
5年以下
7年以下
10年以下
期間の定め
10年超
合 計
のないもの
23年度
国債
-
-
-
-
49
-
-
49
地方債
-
-
-
-
-
100
-
100
国債
-
-
-
-
49
-
-
49
地方債
-
-
-
-
-
299
-
299
社債
-
-
-
-
-
526
-
526
24年度
(5)有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報等
(単位:百万円)
保有区分
23年度
取得価額
売買目的
満期保有目的
その他
合 計
24年度
時 価
評価損益
取得価額
時 価
評価損益
-
-
-
-
-
-
149
153
3
349
368
18
-
-
-
500
526
-
149
153
3
849
894
18
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含め
ています。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。
5.その他有価証券については時価を貸借対照表価額としております。
② 金銭の信託の時価情報等
該当する取引はありません。
③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
56
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
種
生
命
23年度
類
終
身
新
共
契
済
約
高
24年度
保
16,026,004
有
高
新
契
192,229,521
約
高
保
有
15,245,458
高
188,280,845
定 期 生 命 共 済
-
50,000
-
37,000
養 老 生 命 共 済
7,858,911
162,423,129
8,601,571
149,229,850
う ち こ ど も 共済
554,000
15,567,559
684,900
15,707,459
済
957,500
2,909,300
813,700
3,426,500
済
110,500
536,500
-
512,500
済
-
1,114,500
-
1,017,000
済
-
170,500
-
160,500
済
11,484,400
194,321,932
9,109,500
191,269,705
36,437,315
553,755,383
33,770,229
533,933,902
総
療
共
合 医
が
ん
共
共
定 期 医 療 共
済
年
金
共
建
(単位:千円)
物
更
生
合
共
計
(注)金額は保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加され
た定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
種
(単位:千円)
23年度
類
新
契
約
高
24年度
保
有
高
新
契
約
高
保
有
高
医療共済
7,360
16,597
7,228
23,412
がん共済
1,105
5,365
1,290
6,400
91
5,618
80
5,351
8,556
27,580
8,598
35,163
定期医療共済
合
計
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3)年金共済の年金保有高
種
(単位:千円)
23年度
類
新
契
約
高
24年度
保
有
高
新
契
約
高
保
有
高
年金開始前
196,782
2,106,234
195,156
2,127,736
年金開始後
-
598,319
-
640,394
196,782
2,704,554
195,156
2,768,130
合
計
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
(4)短期共済新契約高
種
火
自
動
傷
23年度
類
災
金
共
車
済
共
掛
金
21,368,520
金
19,017
済
額
21,501,340
566,803
掛
金
19,734
619,867
124,174,600
58,423
112,576,600
58,012
定 額 定 期 生 命 共 済
196,000
840
186,000
819
自
償
共
額
24年度
済
賠
害
(単位:千円)
責
賠
合
任
責
共
共
済
287
263
済
181,801
182,181
827,175
880,879
計
(注)金額は、保障金額を表示しています。
57
3.農業関連事業取扱実績
(1)買取購買品(生産資材)取扱実績
(単位:千円)
種
23年度
類
供
給
高
24年度
粗収益(手数料)
供
給
高
粗収益(手数料)
肥
料
386,229
56,733
401,759
53,839
農
薬
459,037
58,464
450,882
56,350
飼
料
312,452
16,486
309,210
15,645
材
577,179
85,568
593,716
80,061
1,734,899
217,253
1,755,569
205,896
械
530,117
89,203
550,781
96,480
機 自動車(二輪車を除く)
92,662
11,568
78,843
9,519
5,557
208
1,409
104
628,337
100,979
631,034
106,104
2,363,236
318,233
2,386,604
312,001
生
産
資
農
業
材
資
計
農 農
業
機
車 建
設
両
計
合
計
(2)販売品取扱実績
① 受託販売品取扱実績
(単位:千円)
種
23年度
類
取
米
扱
高
24年度
手
数
料
取
扱
高
手
数
料
2,534,441
65,407
2,497,045
64,311
穀
18,621
476
3,114
80
物
640,439
3,723
605,509
3,489
野
菜
1,133,637
37,764
1,077,358
35,539
果
実
6,145
183
5,353
157
木
179,126
3,858
187,941
4,044
物
14,032
302
18,714
404
4,526,445
111,715
4,395,037
108,026
麦
・
豆
畜
花
・
雑
産
き
林
・
花
産
合
計
② 買取販売品取扱実績
(単位:千円)
種
類
林 産 物 ・ そ の 他
合
計
23年度
販
売
高
24年度
粗
収
益
販
売
高
粗
収
益
539
310
730
225
539
310
730
225
58
(3)農業倉庫事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
保
23年度
管
24年度
料
31,333
34,321
役
料
収 荷
検 査 手 数 料
益 そ の 他 の 収 益
13,894
11,934
17,050
17,620
506
509
計
62,784
64,386
倉
庫
材
料
費
563
698
費 倉
庫
労
務
費
6,921
7,444
用 そ の 他 の 費 用
計
23,810
25,130
31,295
33,273
31,488
31,113
差
引
(4)加工事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
23年度
24年度
加
工
収
益
48,055
46,229
加
工
費
用
27,458
25,780
20,597
20,448
差
引
(5)利用事業取扱実績
(単位:千円)
項
利
利
目
23年度
24年度
用
収
益
314,096
333,793
用
費
用
148,783
157,800
165,313
175,993
差
引
(6)農作業受委託事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
23年度
24年度
農 作 業 受 委 託 収 益
7,761
8,569
農 作 業 受 委 託 費 用
7,274
8,136
486
432
差
引
(7)その他の事業取扱実績
① 畜産事業
(単位:千円)
項
収
益
販
目
売
堆
肥
23年度
収
収
益
24年度
益
68,894
87,463
外
11,205
8,890
計
80,100
96,353
飼
養
原
価
23,366
21,334
費 素
畜
原
価
67,988
84,152
用 事 故 牛 処 分 損
計
2,087
614
差
引
93,442
106,101
▲ 13,342
▲ 9,748
59
4.生活その他事業取扱実績
(1)買取購買品(生活物資)取扱実績
(単位:千円)
種
品
給
高
粗収益(手数料)
給
高
粗収益(手数料)
32,286
5,606
38,046
5,789
鮮
食
品
342,648
67,023
328,181
59,319
一
般
食
品
234,112
49,983
224,478
48,970
品
25,623
3,920
23,922
3,640
財
230,629
31,775
189,684
26,270
貨
172,576
24,632
166,318
23,723
料
731,394
100,085
700,280
97,524
配
106,055
22,179
96,451
20,050
ト
166,081
36,515
150,593
33,487
ス
324,902
192,197
312,888
184,500
他
109,420
7,933
1,124,729
9,517
2,475,730
541,855
2,355,575
512,793
料
久
日
消
用
費
雑
燃
食
材
ギ
宅
フ
L
P
そ
ガ
の
合
計
(2)宅地等供給事業取扱実績
(単位:千円)
項
目
23年度
24年度
宅 地 等 供 給 収 益
-
-
宅 地 等 供 給 費 用
51
0
▲ 51
0
差
引
(3)旅行事業取扱実績
(単位:千円)
項
収
供
生
衣
耐
供
米
食
24年度
23年度
類
目
23年度
24年度
旅 行 取 扱 手 数 料
4,023
-
受 託 事 務 手 数 料
1,866
935
計
5,889
935
893
90
893
90
4,995
844
益
費 旅
行
用
推
進
計
差
引
費
60
(4)福祉事業取扱実績
(単位:千円)
項
福
目
10,798
11,913
福 祉 補 助 金
1,414
1,480
福 祉 受 託 料
4,722
5,326
福 祉 手 数 料
2,811
3,141
福 祉 雑 収 入
1,849
1,965
介護保険事業収益
149,748
153,425
訪問介護収益
60,471
59,801
通所介護収益
71,867
75,141
居宅介護支援収益
13,537
17,649
その他介護事業収益
3,872
833
160,546
165,339
用
10,744
11,375
福 祉 労 務 費
4,332
4,403
福
費
6,412
6,972
介護保険事業費用
106,755
103,683
介 護 労 務 費
87,229
84,257
介 護 消 耗 備 品費
3,076
2,949
16,449
16,476
117,499
115,059
43,046
50,279
益
収
24年度
益
収
祉
23年度
計
福
費
用
祉
介
費
祉
雑
護
雑
費
計
差
引
(5)その他の事業取扱実績
① 小水力発電事業
(単位:千円)
項
収
目
23年度
24年度
売
電
料
60,437
51,780
雑
収
入
2,155
636
62,592
52,417
27,344
25,357
27,344
25,357
35,248
27,059
益
計
費 管
用
理
費
計
差
引
② 葬儀事業
(単位:千円)
項
目
23年度
24年度
葬
儀
事
業
収
益
23,889
20,009
葬
儀
事
業
費
用
11,858
11,534
12,031
8,474
差
引
61
5.指導事業
(単位:千円)
項
目
23年度
24年度
賦
課
金
収 指 導 事 業 補 助 金
-
-
18,620
24,171
入 指
19,028
16,753
37,649
40,925
73,853
83,164
14,969
14,927
6,054
5,999
94,877
104,091
▲ 57,228
▲ 63,166
導
雑
収
入
計
営 農 改 善 費
支 生 活 文 化 事 業 費
出 教
育
情
報
費
計
差
引
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率
(単位:%)
項 目
23年度
24年度
増 減
総 資 産 経 常 利 益 率
0.24
0.25
0.01
資 本 経 常 利 益 率
3.95
3.97
0.02
総資産当期純利益率
0.14
0.18
0.04
資 本 当 期 純 利 益 率
2.25
2.80
0.55
(注)
1.総資産経常利益率 =経常利益 /総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
2.資本経常利益率 =経常利益 /純資産勘定平均残高 ×100
3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高 ×100
2.貯貸率・貯証率
(単位:%)
区 分
貯貸率
貯証率
23年度
24年度
増 減
期 末
18.57
17.68
▲ 0.89
期中平均
16.85
15.96
▲ 0.88
期 末
0.12
0.72
0.60
期中平均
0.05
0.48
0.43
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高 /貯金残高 ×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高 /貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高 /貯金残高 ×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
62
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
項 目
基本的項目 (A)
出資金
(うち後配出資金)
回転出資金
再評価積立金
資本準備金
利益準備金
施設整備積立金
共同利用施設積立金
税効果積立金
減損会計積立金
特別積立金
別途積立金
次期繰越剰余金
処分未済持分
その他有価証券の評価差損
営業権相当額
企業結合により計上される無形固定資産相当額
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
補完的項目
(B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の
45%相当額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務
補完的項目不算入額
自己資本総額 (C)=(A)+(B)
控除項目 (D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
(単位:千円、%)
24年度
23年度
8,927,997
2,403,387
4,098,707
925,300
500,000
370,041
100,000
169,433
224,478
151,777
▲ 15,128
80,605
9,126,164
2,376,978
4,198,707
1,040,300
550,000
341,661
100,000
167,650
224,478
142,077
▲ 15,689
74,374
-
-
80,605
9,008,603
-
74,374
9,200,539
-
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用い
る保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
-
-
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクス
ポージャー(ファンドのうち裏付資産を把握できない資産を含む。)
及び信用補完機能を持つI/Oストリップス(告示第223条を準用する
場合を含む。)
-
-
控除項目不算入額
9,200,539
9,008,603
自己資本額 (E)=(C)-(D)
41,657,055
41,896,858
リスク・アセット等計 (F)
35,922,973
35,856,107
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
5,973,884
5,800,947
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
21.31
21.90
基本的項目比率 (A)/(F)
21.50
22.08
自己資本比率 (E)/(F)
(注)
1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」
に定められた算式に基づき算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については
信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採
用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
63
2.自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:千円)
23年度
24年度
所要自己 エクスポー リスク・
所要自己
エクスポー リスク・
ジャーの アセット額
ジャーの アセット額
資本額
資本額
期末残高
期末残高
a
b=a×4%
a
b=a×4%
我が国の中央政府及び中央銀
50,118
行向け
我が国の地方公共団体向け
11,848,825
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
883,447
176,689
7,068
金融機関及び第一種金融商品
98,025,809 20,161,206
806,448
取引業者向け
法人等向け
103,827
30,622
1,225
中小企業等向け及び個人向け
2,493,608
1,276,349
51,054
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
352,321
393,900
15,756
信用保証協会等保証付
5,795,228
559,290
22,372
共済約款貸付
127,856
出資等
6,659,451
6,659,451
266,378
複数の資産を裏付とする資産
(いわゆるファンド)のう
ち、個々の資産の把握が困難
な資産
証券化
上記以外
7,351,669
6,665,461
266,618
合 計
133,692,165 35,922,973
1,436,919
オペレーショナル・リス 所要自己
オペレーショナル・リスク
ク相当額を8%で除して
資本額
に対する所要自己資本の額
得た額 a
b=a×4%
<基礎的手法>
5,973,884
所要自己資本額計
50,139
-
-
11,438,968
527,570
883,474
52,757
176,694
2,110
7,068
99,032,481
20,362,540
814,502
124,803
2,207,123
431,212
5,555,293
145,562
6,609,251
37,495
1,111,355
529,672
537,594
6,609,251
1,500
44,454
21,187
21,504
264,370
-
-
-
7,131,697
6,438,743
257,550
134,137,580
35,856,107
1,434,244
オペレーショナル・リス 所要自己
ク相当額を8%で除して
資本額
得た額 a
b=a×4%
238,955
5,800,947
所要自己 リスク・アセット等
(分母)合計
資本額
a
b=a×4%
リスク・アセット等
(分母)合計
a
41,896,858
1,675,874
41,657,055
232,038
所要自己
資本額
b=a×4%
1,666,282
(注)
1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポー
ジャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、
具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務
者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等
においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以
上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかる
エクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府
等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)
が含まれます。
6.当JAではオペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年の合計値
÷8%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
64
3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出して
います。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付等
は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは,以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用
し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシス゛(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウェイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のこと
です。
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリー・リスク・スコアは、
主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適 格 格 付 機 関
金融機関向けエクスポージャー
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー
R&I,Moody's,JCR,
(長期)
S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー
R&I,Moody's,JCR,
(短期)
S&P,Fitch
65
② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)
および三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
23年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの うち貸出金等
残高
24年度
信用リスクに
三月以上延
関するエクス
滞エクスポー
ポージャーの うち貸出金等
ジャー
残高
うち債券
三月以上延
滞エクスポー
ジャー
うち債券
農業
162
79
-
83
125
68
-
56
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
法 建設・不動産業
電気・ガス・熱供
給・水道業
人 運輸・通信業
3
-
-
3
5
-
-
5
10
10
-
-
-
-
-
-
10
10
-
-
-
-
-
-
金融・保険業
866
695
-
-
1,067
695
350
-
97,399
72
-
-
98,408
72
-
-
11,762
11,762
-
-
11,147
11,147
-
-
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方
公共団体
上記以外
個人
8,908
987
-
7
8,838
1,039
-
38
9,217
9,002
-
414
8,799
8,557
-
499
その他
5,604
-
-
-
5,950
-
527
-
133,943
22,618
-
508
134,343
21,579
878
600
1年以下
90,381
6,084
-
98,148
5,868
-
1年超3年以下
14,350
1,316
-
7,461
1,427
-
3年超5年以下
1,953
1,953
-
2,123
2,123
-
5年超7年以下
2,137
2,087
-
1,597
1,547
50
7年超10年以下
1,903
1,903
-
2,739
2,739
-
10年超
期限の定めのない
もの
残存期間別残高計
8,636
8,536
-
7,969
7,141
828
14,579
736
-
14,304
730
-
133,943
22,618
-
134,343
21,579
878
業種別残高計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相
当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・
エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間および融資枠の範囲内でお客様のご
請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能
残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞してい
るエクスポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
5.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
66
③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
23年度
区 分
一般貸倒引当金
期中
増加額
期首
残高
79,531
期中減少額
目的
使用
80,605
個別貸倒引当金 218,512 251,275
24年度
その他
-
79,531
期末
残高
貸出金
償却
80,605
-
1,401 217,111 251,275
期首
残高
期中
増加額
80,605
期中減少額
目的
使用
74,374
その他
-
- 251,275 205,796
80,605
期末
残高
貸出金
償却
74,374
-
- 251,275 205,796
-
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額および貸出金償却の額
(単位:千円)
23年度
区 分
農業
建設・
不動産業
電気・
ガス・
熱供給・
水道業
法 運輸・
人 通信業
金融・
保険業
卸売・
小売・
飲食・
サービス業
その他
期中
増加額
期首
残高
24年度
期中減少額
目的
使用
その他
期末
残高
貸出金
償却
期首
残高
期中
増加額
期中減少額
目的
使用
その他
期末
残高
貸出金
償却
41,624
61,618
-
41,624
61,618
-
61,618
53,669
-
61,618
53,669
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
20,493
41,893
1,401
19,092
41,893
-
41,893
25,954
-
41,893
25,954
-
個 人
156,394 147,763
- 156,394 147,763
- 147,763 126,172
- 147,763 126,172
-
業種別計
218,512 251,275
1,401 218,512 251,275
- 251,275 205,796
- 251,275 205,796
-
(注)当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しております。
67
⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
23年度
(単位:百万円)
24年度
格付あり 格付なし
計
格付あり 格付なし
計
12,336
12,336
11,937
11,937
5,622
5,622
5,932
5,932
96,188
2,042
98,231
97,721
1,520
99,241
156
156
159
159
1,706
1,706
1,484
1,484
14,121
14,121
13,768
13,768
245
245
347
347
30
30
37
37
96,188
36,260
132,449
97,721
35,188
132,909
(注)1.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用していないもの
を記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる保証又
はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。
信 リスク・ウエイト 0%
用 リスク・ウエイト 10%
リ
ス リスク・ウエイト 20%
リスク・ウエイト 35%
効 ク
削
リスク・ウエイト 50%
果
勘 減 リスク・ウエイト 75%
案
リスク・ウエイト100%
後
リスク・ウエイト150%
残
その他
高
自己資本控除額
計
4.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エ
クスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーの
リスク・ウエイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセッ
ト額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用
しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手または取
引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、
適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の
地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開
発銀行、及び金融機関または第一種金融商品取引業者、これら以外の主体で長期格付がA-またはA3以上の
格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分
について、被保証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類
する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有してい
ること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定
することができること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と
自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下
にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し行っていま
す。なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
68
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
区 分
(単位:百万円)
24年度
23年度
適格金融
適格金融
保証
保証
資産担保
資産担保
-
地方公共団体金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関向け及び第一種金融
商品取引業者向け
法人等向け
1
34
中小企業等向け及び個人向け
120
6
93
0
抵当権住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
19
4
0
証券化
上記以外
66
29
0
合 計
207
7
161
0
(注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、
主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債
務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」
等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二
以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にか
かるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政
府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産
等)が含まれます。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
7.出資等エクスポージャーに関する事項
① 出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されて
いるものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統
および系統外出資に区分して管理しています。
①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率
的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、
毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握お
よびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォ
リオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を
定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方
針及びALM委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。
運用部門が行った取引については企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリ
スク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を
通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得原価を記載し、
毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原
価との評価差額については、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統
および系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定して
います。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。 69
② 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
23年度
24年度
貸借対照 時価評価 貸借対照 時価評価
表計上額
額
表計上額
額
上 場
非上場
6,659,451 6,659,451 6,609,251 6,609,251
合 計
6,659,451 6,659,451 6,609,251 6,609,251
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
③ 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
23年度
売却損
売却益
-
償却額
-
売却益
-
-
(単位:千円)
24年度
売却損
償却額
-
④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有区分目的をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
23年度
評価益
評価損
-
(単位:千円)
24年度
評価益
評価損
-
⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(子会社・関連会社株式の評価損益等)
23年度
評価益
評価損
-
(単位:千円)
24年度
評価益
評価損
-
8.金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在す
る中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報
の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロール
に努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・市場金利が上下に2%変動した時に発生する経済価値の変化額(低下額)を金利リスク量として毎月
算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される
要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過
去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当
額のうち、最小の額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量
を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会および理事会に報告
して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
23年度
金利ショックに対する損益・
経済価値の増減額
24年度
-
-
70
【JAの概要】
1.機構図
総
理
事
代
会
会
監
事
会
組合長理事
平成25年4月1日
常 勤 監 事
専 務 理事
常 務 理 事
営 農 販 売 部
生
園
産
資
芸
材
金融共済部
米
営
穀
農
畜
振
産
興
課
自
動
車
相
談
課
課
課
課
生
園
畜 米
販 兼 担
産 穀
売 営 い
農
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管
振
理 興 対
産
資
芸
材
係
係
係 係 策
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市
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調
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運
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課
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福
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務
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課
監
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管
理
課
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調
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全 及 査 保 資 為 推 護 護 支
相
運
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業 業 業
係 係 係 係 係 係 係 係 所 所 所
部
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総
流
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課
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課
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畜 農
青
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産
産
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市
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農
生
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両
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課
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庄 原 支 所
庄
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支 支
ー
71
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店 店
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生 領 生 奴 下
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店
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活
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ン
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係
甲奴郡支所
東城支所
ー
ー
西 西
城
生 城
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点
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口和支所
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ー
高野支所
行
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所
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旅
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北
部
営
農
セ
ン
タ
総
福 祉 部
店 店 店 店 店 店
室
2.役員構成(役員一覧)
役 員
氏 名
役 員
(平成25年6月末現在)
氏 名
代表理事組合長
島 一平
理事
山本 一守
代表理事専務
藤原 信孝
理事
島津 宏
代表理事常務
石田 泰則
理事
山岡 芳晴
代表理事常務
瀬尾 範芳
理事
入江 幸弘
理事
下川 貞義
理事
佐々木 美千江
理事
高原 芳典
理事
冨 征子
理事
藤原 敦善
理事
岩山 泰憲
理事
牧 惣林
代表監事
松長 俊孝
理事
堀井 秀昭
常勤監事
内藤 眞登
理事
秋山 健
監事
木山 孝明
理事
森重 守雄
員外監事
須澤 軍治
理事
池田 文男
監事
岡永 敏治
理事
清水 忠昭
監事
小川 治孝
理事
藤谷 信雄
監事
松島 達男
理事
石田 雄治
3.特定信用事業代理業者の状況
該当ありません。
4.店舗等のご案内
店舗及び事務所名
本店
北支店
西支店
高支店
敷信支店
本村支店
上下支店
甲奴支店
総領支店
東城支店
小奴可支店
西城支店
口和支店
高野支店
比和支店
住 所
電話番号
庄原市西本町二丁目14番1号
庄原市川北町425番地1
庄原市七塚町1352番地1
庄原市高町897番地1
庄原市板橋町205番地1
庄原市峰田町1446番地4
府中市上下町上下878番地1
三次市甲奴町西野555番地
庄原市総領町下領家13番地1
庄原市東城町川東1346番地
庄原市東城町小奴可2756番地1
庄原市西城町大佐750番地1
庄原市口和町永田761番地1
庄原市高野町新市715番地2
庄原市比和町比和787番地
※ 店舗外ATMの設置場所
Aコープしょうばら
庄原市役所 ATMコーナー
庄原市立西城市民病院
本町 キャッシュコーナー
三日市 キャッシュコーナー
本村 キャッシュコーナー
0824-72-5652
0824-72-2188
0824-74-0003
0824-72-2181
0824-72-2134
0824-78-2211
0847-62-2151
0847-67-2231
0824-88-2211
08477-2-0045
08477-5-0201
0824-82-2211
0824-89-2211
0824-86-2211
0824-85-2221
八幡 キャッシュコーナー
田森 キャッシュコーナー
内堀 キャッシュコーナー
帝釈 キャッシュコーナー
口北 キャッシュコーナー
72
(平成25年3月末現在)
ATM
(現金自動化機器)
設置稼働状況
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
ATM
法定開示項目掲載ページ一覧
<組合単体開示項目 農業協同組合施行規則第204条関係>
開示項目
ページ
●概況及び組織に関する事項
○業務の運営の組織
71
○理事、経営管理委員及び監事の氏名及び役職
72
○事務所の名称及び所在地
72
○特定信用事業代理業者に関する事項
72
●主要な業務の内容
○主要業務の内容
10~16
●主要な業務に関する事項
○直近の事業年度における事業の概況
4
○直近の5事業年度における主要な業務の状況
・経常収益(事業の区分ごとの事業収益及びその合計)
48
・経常利益又は経常損失
48
・当期剰余金又は当期損失金
48
・出資金及び出資口数
48
・純資産額
48
・総資産額
48
・貯金等残高
48
・貸出金残高
48
・有価証券残高
48
・単体自己資本比率
48
・剰余金の配当の金額
48
・職員数
48
○直近の2事業年度における事業の状況
◇主要な業務の状況を示す指標
49,62
・事業粗収益及び事業粗利益率
49
・資金運用収支、役務取引等収支及びその他事業収支
49
・資金運用勘定及び資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び総資金利ざや
49
・受取利息及び支払利息の増減
49
・総資産経常利益率及び資本経常利益率
62
・総資産当期純利益率及び資本当期純利益率
62
◇貯金に関する指標
50
・流動性貯金、定期性貯金、譲渡性貯金その他の貯金の平均残高
50
・固定金利定期貯金、変動金利定期貯金及びその他の区分ごとの定期貯金の残高
50
◇貸出金等に関する指標
50~52,62
・手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高
50
・固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高
50
・担保の種類別(貯金等、有価証券、動産、不動産その他担保物、農業信用基金協会保証、その他
保証及び信用の区分をいう。)の貸出金残高及び債務保証見返額
51
・使途別(設備資金及び運転資金の区分をいう。)の貸出金残高
51
・主要な農業関係の貸出実績
52
・業種別の貸出金残高及び当該貸出金残高の貸出金の総額に対する割合
51
・貯貸率の期末値及び期中平均値
62
◇有価証券に関する指標
55~56,62
・商品有価証券の種類別(商品国債、商品地方債、商品政府保証債及びその他の商品有価証券の区
分をいう。)の平均残高
・有価証券の種類別(国債、地方債、短期社債、社債、株式、外国債券及び外国株式その他の証券
の区分をいう。次号において同じ。)の残存期間別の残高
・有価証券の種類別の平均残高
56
56
55
73
・貯証率の期末値及び期中平均値
62
開示項目
ページ
●業務の運営に関する事項
○リスク管理の体制
7~9
○法令遵守の体制
8
○中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況
6
○苦情処理措置及び紛争解決措置の内容
9
●組合の直近の2事業年度における財産の状況
○貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書
○貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
17~20,44
53
・破綻先債権に該当する貸出金
53
・延滞債権に該当する貸出金
53
・3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
53
・貸出条件緩和債権に該当する貸出金
53
○元本補てん契約のある信託に係る貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件
緩和債権に該当するものの額ならびにその合計額
○自己資本の充実の状況
55
9,63~70
○次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
56
・有価証券
56
・金銭の信託
56
・取引所金融先物取引等
56
・金融等デリバティブ取引
56
・有価証券関連店頭デリバティブ取引
56
○貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
55
○貸出金償却の額
55
74
<自己資本の充実の状況に関する開示項目>
開示項目
ページ
●単体における事業年度の開示事項
○ 定性的開示事項
・自己資本調達手段の概要
9
・組合の自己資本の充実度に関する評価方法の概要
9
・信用リスクに関する事項
7、65
・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
68
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
69
・証券化エクスポージャーに関する事項
69
・オペレーショナル・リスクに関する事項
8
・出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
69
・金利リスクに関する事項
70
○ 定量的開示事項
・自己資本の構成に関する事項
63
・自己資本の充実度に関する事項
64
・信用リスクに関する事項
65
・信用リスク削減手法に関する事項
68~69
・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
69
・証券化エクスポージャーに関する事項
69
・出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項
69~70
・金利リスクに関して組合が内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額
75
70
自己資本比率の算定に関する用語解説一覧
用語
自己資本比率
内容
自己資本の額をリスク・アセット等の総額(信用リスク・アセット額及びオペレー
ショナル・リスク相当額)で除して得た額。国内基準を採用する金融機関では4%以
上が必要とされていますが、JAバンクでは自主的な取り決めにより8%以上が必要
とされています。
基本的項目(TierⅠ) 自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本の中心となるものであり、出
資金や資本準備金、利益準備金などが該当します。
補完的項目(TierⅡ) 自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本のうち基本的項目を補完する
ものであり、一般貸倒引当金や負債性資本調達手段などが該当します。
控除項目
自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本から除くものであり、他の金
融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額や証券化エクスポージャーの一部などが
該当します。
エクスポージャー
リスクを有する資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引(以下「資産等」と
いいます。)の与信相当額のことです。
リスク・ウェイト
リスクを有する資産等を保有するために必要な自己資本額を算出するためのリスクの
大きさに応じた掛目のことです。
信用リスク・アセット エクスポージャー(リスクを有する資産等)に対して、信用リスク削減手法を適用
額
後、対応するリスクの大きさに応じた掛目(リスク・ウェイト)を乗じて算出したも
のです。
所要自己資本額
リスクを有する資産等を保有するのに必要となる自己資本の額のことです。国内基準
では各リスク・アセットに4%を乗じた額となります。
オペレーショナル・リ 金融機関の業務において不適切な処理等により生じるリスクのことを指し、不適切な
スク(相当額)
事務処理により生じる事務リスクやシステムの誤作動により生じるシステムリスクな
どが該当します。なお、自己資本比率の算出にあたっては、一定の手法によりオペ
レーショナル・リスクを数値化した額をオペレーショナル・リスク相当額として分母
に加算します。
基礎的手法
新BIS規制においてオペレーショナル・リスク相当額を算出する最も簡易な手法で
す。1年間の粗利益に0.15を乗じた額の直近三年間の平均値によりオペレーショナ
ル・リスク相当額を算出する方法です。1年間の粗利益は、事業総利益から信用事業
に係るその他経常収益、信用事業以外の事業にかかるその他の収益、国債等債券売却
益・償還益、補助金受入額を控除し、信用事業に係るその他経常費用、信用事業以外
の事業にかかるその他の費用、国債等債権売却損・償還損・償却、役務取引等費用及
び金銭の信託運用見合費用を加算して算出しています。
抵当権付住宅ローン
コミットメント
住宅ローンのうち、抵当権が第1順位かつ担保評価額が十分であるもののことです。
契約した期間・融資枠の範囲内で、お客さまのご請求に基づき、金融機関が融資を実
行することを約束する契約における融資可能残額のことです。
証券化エクスポー
ジャー
証券化とは、原資産に係る信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポー
ジャーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引のことで
あり、証券化エクスポージャーとは証券化に伴い第三者に移転する資産のことです。
店頭デリバティブ
株式や金利、為替などの通常の取引から派生した比較的小さな金額で仮想的に大きな
原資産を取引する金融商品取引のうち、金融機関や証券会社の店頭で相対で行われる
取引のことです。
クレジット・デリバ
ティブ
信用リスクをヘッジ(回避・低減)するために、債務者である会社等の信用力を指標
に将来受け渡す損益を決める取引です。
カレント・エクスポー 派生商品取引及び長期決済期間取引を直評価することにより算出する再構築越コスト
ジャー方式
(同一の取引を取引の相手方において取引の継続的履行が不可能となったような場合
に、同一の取引を市場で再構成する場合に必要となるコスト)に当該取引の想定元本
(取引にかかる利息等を計算するための名目の元本)に取引内容や期間に応じた一定
の掛目を乗じて算出される金額を加算することで与信相当額を算出する方法のことで
す。
プロテクションの購入 プロテクションの購入とは、クレジット・デリバティブ取引において信用リスクを
及び提供
ヘッジ(回避・低減)するための取引をいい、プロテクションの提供とは、保証を与
える取引を指します。
76
用語
信用リスク削減手法
内容
金融機関が保有している信用リスクを軽減する措置であり、新BIS規制では、貯金
や有価証券など一定の要件を満たす担保や保証がある場合には、担保や保証人のリス
ク・ウェイトに置き換えることができます。
想定元本
投資元本がない金融派生商品において、金利計算等を行うための名目上の元本のこと
です。
再構築コスト
同一の取引を市場で再度構築するのに必要となるコスト(ただし0を下回らない)を
いいます。
派生商品取引
有価証券取引等から派生し、原資産の価格によりその価格が決定される商品のことで
あり、先物、オプション、スワップ取引等が該当します。
オリジネーター
信用補完機能を持つ
I/O ストリップス
証券化の対象となる原資産をもともと所有している立場にあることを指します。
信用補完機能を持つI/O ストリップスとは、原資産から将来において生じることが見
込まれた金利収入等の全部又は一部を受ける権利であって、金融機関が留保又は譲り
受けた他に劣後しているものを指します。
金利ショック
保有している資産や負債等に金利の変化を当てはめることです。
上下200ベーシスポイ 金利リスクの算出において、市場金利が一律2%(0.01%が1ベーシスポイント)上
ントの平行移動
昇あるいは低下した場合の現在価値の変化額を算出する方法のことです。
1パーセンタイル値・ 金利リスク量の算出において、各期間ごとの金利の1年前との変化幅のデータを最低
99パーセンタイル値 5年分集め、小さい方から大きい方へ並べて、データ数の1%目もしくは99%目の値
を変化幅として使用する方法のことです。
アウトライヤー基準
金融機関が保有する金利リスク量が自己資本(基本的項目と補完的項目)に対して
20%を超える経済価値の低下が生じる場合にアウトライヤーとし、当局が早期警戒制
度の枠組みの中でモニタリングを行います。
77
庄 原 農 業 協 同 組 合
広島県庄原市西本町二丁目14番1号
電
話
番
号 : 0824-72-4271
メ ー ル ア ド レ ス : [email protected]
ホ ー ム ペ ー ジ : http://www.ja-shobara.or.jp