エネルギー小売事業者向けクラウド型サービス 「Accenture Energy Platform Services」 電力・ガス小売市場の自由化により、エネルギー事業間の垣根を 越えた新たな需要創造・顧客獲得競争が始まろうとしています。 規制緩和 * 消費者ニーズの多様化 • 安価かつ利便性の高いサービス への要望 • 「エネルギー選択」の自由を保証 • 競争の活性化による料金抑制 • 新たなサービスやビジネスの創出 競合 • 電力・ガス・石油の既存プレーヤー に加え、通信等の異業種も参入 監督官庁 エネルギー 事業者 サプライヤー • 地域、業種間の垣根を越えた提携・ 買収の進展(業界再編) • 世代 / 価値観等で異なる嗜好に あわせたサービスへの要望 消費者 • 多様な商材・サービスの展開に 伴う取引先サプライヤー増加 • エネルギー間の競争拡大に伴う 価格のボラティリティ拡大 業界の枠組みを超えた再編 * 調達先との関係変化 2012 年 7 月 電力システム改革専門委員会「電力システム改革の基本方針」、 2013 年 11 月 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 ガスシステム改革小委員会(第 2 回)を元に作成 自由化時代のエネルギー事業者は、更なる顧客ロイヤリティの向上と コスト競争力が競争優位の源泉です。 • Time to Market の短縮 • 顧客ニーズ変化の先読み(多様な顧客接点業務・顧客情報の統合)... 顧客 ロイヤリティ 向上 • 魅力・価値ある商材・サービスの提供 • 複数商材・サービスのバンドル提供 • 多様な価格体系の提供 ... • ブランドイメージの向上 • 提案型、参加型サービスによるマーケット認知度向上 ... • 業務オペレーションの標準化 / 効率化 • 外部業者への業務委託(アウトソーシング)の活用 コスト競争力 強化 • 持たざる IT 化 • 投資・運用費用を押さえた IT の実現 ... • 業務・システムの自由度向上 • 他社と連携できるシステムの導入 • サービス拡充に対応できる業務・システムの構築 ... 2 AEPS は前述競争優位性を担保するために必要となる各システム機能を 有しており、新電力事業者様の拘りを組込める形のクラウドサービスを ご提供いたします。 お客さま オプション機能としてご提供 • ユーザー企業のリクエストに応じて 必要機能を提供 各社独自 / 差別化機能 コール センター お客さま ポータル BI/ アナリ CRM ティクス - サービスの標準機能は、各社共通の 最低限の機能を提供 … - 拘り要件に応じて追加開発することが 前提 テンプレート化されたコア機能 顧客情報管理・料金計算 メーターデータ 管理 同時同量 お客さま 情報管理 検針管理 請求 データ収集 需要予測 契約管理 料金計算 債権管理 データ チェック 需給管理 異動受付 委託先 手数料管理 各種情報 照会 照会 電力取引支援 スイッチング 支援システム (広域機関) 送配電事業者 送配電 事業者連携 卸電力取引所 利用した BPO サービスを提供 標準機能としてご提供 • 新電力向けの標準機能をクラウド サービスとして提供 共通基盤 スイッチング支援 システム連携 • ビジネスサービスでは、当該基盤を 収納情報連携 発電事業者 決済事業者 印刷会社連携 販売提携先 … - コア業務については、各社の拘り 機能を追加で開発可能 - I/F を標準化し、企業に依らない 外部連携機能を整備 • 一部機能を利用し、他事業で保有する システムを利用することも可能 AEPS は機能面に加えて、提供形態や実績・信頼性においても 優位性があり、安心して導入頂けます。 料金体系 拡張性 モジュール化 実績 • 初期診断(無償)、セットアップ料、サービス料(需要家数比例の年額 従量課金)の 料金構成により初期費用を抑制 • 標準機能・プロセスをベースに、拘り要件を追加開発することも可能 ※追加開発機能については要件定義を別途実施 • 機能単位での導入が可能なため、既存事業でご利用中の基盤と連携も容易 • 公益事業者 100 社以上の導入実績をベースとしたベストプラクティスモデルによる業務・ システム設計 • 国内実績も含まれるため、日本固有制度にも対応済み 信頼性 • 最新設備と運用体制を備えた堅牢な国内データセンターで、災害にも強い運用体制を提供 • 万一に備えバックアップ、復旧プランも完備 3 また海外で実績のあるスイッチング支援システムに類する基幹や 送配電事業者との連携をアセット化・保有しており、今後日本固有要件を 取り込み日本向けソリューション『JTMS』として展開します。 海外選考事例 JTMS の概要 オーストラリア 広域機関に対する小売 スイッチング支援を はじめとする市場データ ハブソリューションの 構築・運用 広域機関規定の EDI や規定に未対応の送配電事業者の独自 EDI 等を、 JTMS を活用することで、小売事業者のシステムに適した形式に変換し、 連携機能の構築を容易にします 送配電 事業者 小売事業者 広域機関 米国 A 事業者 EDI 送配電・小売事業者に 対する小売スイッチング 支援、及び料金計算等の 各種サービス ( トラン ザクションマネジメント サービス ) 提供 B 事業者 EDI C 事業者 EDI スイッチ ング 支援 システム EDI VAN or EDI JTMS EDI D 事業者 Japan Transaction Management Service データ転送 データ変換 データ集約 認証 トランザク ション記録 エラー処理 ⇒今後、広域機関の EDI 要件が具体化次第、日本の独自要件を 取り込む予定 更に制度設計のスケジュールとも整合を取りつつ、 AEPS の各機能群を順次リリース・拡充いたします。 2015 年 10 月 コア機能 共通基盤 12 月 ✔ 顧客情報管理・料金計算 ✔ メーターデータ管理 ✔ 同時同量支援 2016 年 4月 新規受付・異動(事業者切替え)機能改修 メーターデータ収集機能改修 ✔ 収納情報連携 ✔ 印刷会社連携 スイッチング支援システム/送配電事業者連携 試行期間 ✔ 電力利用情報提供(ポータル) 差別化機能 ポータル機能拡充 アナリティクス(セグメント管理) 予算・コストの見える化 マーケティング 4 更に要員の確保と効率的なオペレーションを実現する上では、 業務やシステムをアウトソースすることも有効な打ち手です。 アウトソーシングサービス • 外部のオペレーターを活用する ことで、安価かつ一定水準の オペレーションを確立 サービス領域 お客さま 対応 - 不足要員分の工数の安定的 調達 アプリケーション アウトソーシング サービス サービスコンポーネント - 企業を超えた業務集約による 工数圧縮 - ベストプラクティスを用いた 効率的な業務オペレーション - 人件費の変動費化 等 他支援サービス 収益処理 1 お客さま コールセンター 1 2 3 料金計算 請求処理 お客さま対応 / コールセンター 3 2 Web サイトからの 異動処理 • 申込書の不足情報 についてお客さま への確認 • 業務依頼に伴う 配電会社からの データ欠陥等の 解決 バックオフィス・ 管理機能 債権回収 支払処理 • 異動に関する マニュアル処理 • 4 4 料金計算 / 請求処理 • 料金データの管理 • 検針データ・請求 データの処理管理 • 請求書計算の実行 支払処理 債権回収 • 支払の例外処理 管理と係争調整 • クライアント特有 のプログラム管理 • 請求書の検証 プロセス管理 • 債権の回収 • 停止、再使用の 管理 • 委託債権回収事 業者の管理 • お客さまの信用 リスクの評価・ 管理 • 請求書の例外処理 管理 • 債権回収戦略の 設計・監理 • 電話問い合わせ への対応 実際、多数の海外エネルギー事業者ではアウトソーシングサービスを 導入することで、品質・コスト両面での効率化を実現しています。 豪エネルギー事業社の例 コールセンター ・ 契約管理 • 異動管理 ( 含む Web) • 新規加入(発信 / 入電) • その他お客さま対応 • TPA(Third Party Aggregator) • 作業指示管理 • 請求 • 検針・機器管理 請求処理 支払処理 コールセンター ・ 契約管理 請求処理 支払処理 債権回収 • 債権回収・支払 債権回収 その他 品質 米エネルギー業者社の例 • 品質モニタリング 0件 計算間違いやミスによるお客さま への誤請求 100% 異動に関する問い合わせの完了率 90% 以上 100% 業務品質の改善目標達成度合 (継続改善中) 移行期、安定期のサービスレベル 達成度合 • • • • その他 62% コスト • 完全に統合されたカスタマー ケアサービス - コールセンター - 料金計算・請求 - 与信 - 債権回収 - 支払処理 - メーター検針 AO/IO 人事部門 調達部門 財務・経理部門(給与支払・経理) バックオフィス FTE (45 人分から 28 人分へ) 25% 債権回収 T の FTE (5 人分から 4 人分へ) 33% フロントオフィス FTE (180 人分から 120 人分へ) 5 アクセンチュア BPO サービスにおける、主なサービスメニューと提供価値は 下記の通りです。 Operational Value 業務領域 主要対象業務 経理・財務 ・ 社内文書管理 ・ 売掛・買掛金管理 ・ 経費請求処理 ・ 請求書照合 人事・総務 ・ 給与計算 ・ 従業員管理 ・ 新規採用事務・退職管理 ・ 福利厚生サービス ・ 出張サポート 教育 営業・ 営業事務 ・ 教育の準備、実行 ・ 評価実績測定 ・ 案件管理 ・ 顧客情報管理 ・ 営業支援情報提供 ・ 提案・見積書作成支援 ・ 価格決定支援 ・契約締結 支援 ・ 納入支払スケジュール管理 Strategic Value 主要な効果 ・ 業務コスト削減 20-25% ・ 業務コスト削減 20-25% ・ 教育コスト削減 5-10% ・ 営業マン / ウーマンの 生産性向上 15-25% 調達 ・ 見積依頼 (RFI/RFP) ・ 発注処理 ・ 支払処理 ・ 在庫管理 ・ 資産管理 設計 ・ 案件管理 ・ 設計支援情報提供 ・ 設計者の生産性 ( 品質・クレーム・コスト等 ) 向上 ・ 文書作成支援 ・ 15-25% スケジュール管理 ・ コストシミュレーション支援 ・ 業務コスト削減 10-20% * 改善数値については、弊社の過去の知見による一般的な効果 6 主要対象業務 Combined Value 主要な効果 主要な効果 ・ ガバナンスと 可視性の強化 ・ スピード向上 ・ 未回収売掛金額 の改善 20-30% + ・ 業務プロセスの スピード化、 精度向上による 決算クローズ Daily 化 ・ 決算クローズの Daily 化による 意思決定の スピード化 + ・ 社員のスキル、 キャリア志向 などの情報の 蓄積、精緻化に よる従業ケアの 充実化 + ・ 教育訓練の評価 実績の蓄積・ 活用から教育 プログラムを 改善し、知識の 好循環を実現 + ・ 蓄積した精緻な 営業実績データ による需要予測 精度の向上、 各種マーケティ ング施策の精度 向上 + ・ 蓄積した精緻な 調達実績データ に基づく、さら なるコストダウ ン機会の創出 + ・ 設計関連情報の 整備による商品 企画・開発プロ セスのスピード 化、精度向上 + ・ 業務プロセスの標準化、 集中化 ・ 与信管理 ・ 債権回収 + ・ キャリアパス見直し ・必要 スキル明確化 ・ 人員配置の見直し ・ ローテーション体系見直し ・ 評価基準の見直し ・ 報酬・給与体系見直し + ・ キャリアパス連動教育プログ ・ 社員の満足 / ラム構築 やる気 / スキル ・ 教育体系見直し ( 標準化 / の向上 統廃合 ) ・ 教育コスト削減 ・ 提供方法見直し 10-20% (e ラーニングなど ) ・ ソーシング見直し + ・ ターゲット顧客選定 ・ 商品構成や価格の最適化 ・ 投入コストや顧客サービス コスト最適化 ・ 商談熟度管理 ・ 商談結果の要因解析 ・ 営業プロセス・ノウハウの 標準化 ・ 利益の拡大 ・ 売上の拡大 + ・ 戦略購買 ( 内外製見直し、 開発 購買強化、サプライヤ構造 見直し、集中購買化、商物流 構造見直し、取引条件見直し ) ・ 在庫水準、在庫配置の最適化 ・ 調達コスト削減 5-15% ・ 不良率の低減 ・ 納期遅延の減少 ・ 在庫回転率向上 + ・ 製品の市場投入 リードタイムの ・ 商品企画プロセスの見直し 短縮 ・ 商品開発プロセスの見直し ・ 新製品の 売上 ・ 標準化、モジュール化の推進 拡大 ・ コスト管理プロセスの見直し ・ 製品コスト削減 20-30% ・ 社員の満足度 / やる気 / スキル の向上 アクセンチュアグローバルデリバリーネットワークは世界 50 ヶ所以上にあり、 グローバル規模での幅広いサービスを提供しています。 世界規模で業務を割振ることで、 グローバルな人財プールを有効 活用することができます。また、 アクセンチュアにとって社員が 何よりもの財産であり、高学歴で 有能かつ複数の語学力を持った スタッフを採用しています。 現地通貨の変動や原料や労働力不足、 政府の政策変更や自然災害などから 起因するリスクを軽減することが 可能となります。 大連 トヴェリ スタヴァンゲル 釜山 リガ ウッチ 東京 カユース アルメレ 成都 トロント ワルシャワ フレデリクトン 上海 熊本 ホーフ 英国(6) パリ クラクフ ティミショアラ クロンベルク 広州 プラハ ナイアガラ ブカレスト ナント 深セン シンシナティ バーウィン ブラチスラバ トゥールーズ ウィルミントン ノックスビル イタリア(5) マニラ スペイン (7) シャーロット オースティン イズミル リスボン アトランタ セブ カサブランカ タンパ モンテレイ コルカタ ムンバイ サンアントニオ クアラルンプール デリー メキシコシティー プネ コスタリカ ハイデラバード バンガロール チェンナイ キング・オブ・プロシア モントリオール ジャカルタ ブラジル (6) 世界中のクライアント企業に対し、 安定した、一貫性あるサービス デリバリーが可能です。どの デリバリー拠点からでも同等の サービスを提供します。 アルゼンチン (3) クライアントのグローバル オペレーションに最適な リソースを活用します。 多くのクライアント企業は 現地 / 地域 / グローバル それぞれのリソースを 効果的に組み合わせた サービスを望みます。 モーリシャス 南アフリカ (2) テクノロジーセンター オペレーションズセンター テクノロジー/オペレーションズセンター AEPS サービスのコアとなるクラウドサービスは、 導入診断、初期設定、運用の 3 ステップでご利用いただけます。 AEPS 利用までの流れ サービスご契約 お申込み ご利用開始 初期設定 運用 • 無償で提供するデモ環境、 マニュアルを参照しながら、 貴社現状業務・システムとを 比較・検討いただきます • 提供情報をもとに製品チームにて 基本設定作業を実施します • サービスの利用を開始いただきます • FAQ や製品チーム提供の情報も 活用いただけます • 弊社提供のマニュアルを活用し 教育・検証を実施いただきます 導入診断 • サポートツールを活用し、貴社 データをアップロードいただきます • 一定数までの問合せ等リクエスト 対応も基本サービスで利用いただけ ます * 基本サービスで提供される機能に加え、貴社固有要件の追加開発も可能(追加開発費用、並びに開発した機能分の利用料が別途発生する場合あり) * 導入支援として、貴社業務・システムの現行調査、投資対効果試算等の支援、教育等の企画・支援も可能(費用は別途お見積) * 需要家数に応じた従量料金(契約期間は 3 年~ / 途中解約の場合、解約金が発生する場合あり) 7 連絡先 アクセンチュアについて アクセンチュア株式会社 本社所在地 〒 107-8672 東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ Tel: 03-3588-3000(代) Fax: 03-3588-3001(代) [email protected] www.accenture.com/jp アクセンチュアは、経営コンサルティング、 テクノロジー・サービス、アウトソーシン グ・サービスを提供するグローバル企業で す。約 31 万 9,000 人の社 員を擁し、世 界 120 カ国以上のお客様にサービスを提供し ています。豊富な経験、あらゆる業界や業 務に対応できる能力、世界で最も成功を収 めている企業に関する広範囲に及ぶリサー チなどの強みを活かし、民間企業や官公庁 のお客様がより高いビジネス・パフォーマ ンスを達成できるよう、その実現に向けて お客様とともに取り組んでいます。2014 年 8 月 31 日を期末とする 2014 年会計年度の 売上高は、300 億 US ドルでした(2001 年 7 月 19 日 NYSE 上場、略号:ACN)。 関西オフィス所在地 〒 530-0005 大阪府大阪市中之島 2-2-2 大阪中之島ビル Tel: 06-6206-1750(代) 京都オフィス所在地 〒 600-8008 京都府京都市下京区四条通烏山東入ル 長刀鉾町八 京都三井ビルディング Tel: 075-211-2860(代) アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、 アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。 Copyright © 2015 Accenture All rights reserved. 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