ネット ワークインターフェイス用 アクセサリー CAN / LIN / IO / J1708 / MOST / FlexRay 第5.7版 | 日本語 会 社 情 報 /著 作 権 情 報 ベクター・ジャパン株 式 会 社 〒 140-0002 東 京 都 品 川 区 東 品 川 2-2-20 天 王 洲 郵 船 ビル16F 本 ユーザーマニュアルに記 載 される情 報 およびデータは、予 告 なく変 更 されることがあります。このマニュアルのいかなる部 分 も、方 法 や電 子 的 または機 械 的 手 段 にかかわらず、発 行 者 からの書 面 による許 可 なく、いかなるかたちでも複 製 することはできません。技 術 的 情 報 、図 面 など はすべて著 作 権 保 護 法 の対 象 です。 © Copyright 2016, ベクター・ジャパン株 式 会 社 All rights reserved. 目次 目次 1 はじめに 8 1.1 安 全 上 の注 意 事 項 と危 険 警 告 9 1.2 このユーザーマニュアルについて 10 1.2.1 認 証 10 1.2.2 保 証 11 1.2.3 登 録 商 標 11 2 各 種 アクセサリー 12 2.1 CANboardXL (PCI、PCIe、PXI) 用 アクセサリー 13 2.2 CANcardXL用 アクセサリー 13 2.3 CANcardXLe用 アクセサリー 14 2.4 CANcaseXL用 アクセサリー 14 2.5 CANcaseXL log用 アクセサリー 15 2.6 VN0601用 アクセサリー 15 2.7 VN1610用 アクセサリー 16 2.8 VN1611用 アクセサリー 16 2.9 VN1630A用 アクセサリー 16 2.10 VN1640A用 アクセサリー 17 2.11 VN2610用 アクセサリー 17 2.12 VN2640用 アクセサリー 18 2.13 VN3300用 アクセサリー 18 2.14 VN3600用 アクセサリー 18 2.15 VN5610用 アクセサリー 19 2.16 VN7570用 アクセサリー 20 2.17 VN7572用 アクセサリー 21 2.18 VN7600用 アクセサリー 22 2.19 VN7610用 アクセサリー 23 2.20 VN8810用 アクセサリー 23 2.21 VN8910A用 アクセサリー 23 2.22 VN8912用 アクセサリー 24 2.23 VN8950用 アクセサリー 24 2.24 VN8970用 アクセサリー 25 2.25 VN8972用 アクセサリー 26 3 ト ランシーバー – 製 品 アクセサリーマニュアル 27 バージョン 5.7 3 目次 3.1 Piggyback 28 3.1.1 高 速 CAN 29 3.1.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 29 3.1.3 LIN 29 3.1.4 シングルワイヤーCAN 30 3.1.5 ト ラック&ト レーラCAN 30 3.1.6 デジタル/アナログ IO 30 3.1.7 J1708 30 3.1.8 FlexRay 31 3.2 Cab 32 3.2.1 高 速 CAN 32 3.2.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 33 3.2.3 LIN 33 3.2.4 シングルワイヤーCAN 33 3.2.5 ト ラック&ト レーラCAN 33 3.2.6 デジタル/アナログ IO 33 3.2.7 J1708 34 3.3 TWINcab 35 3.3.1 高 速 CAN/低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 35 3.3.2 LIN 36 3.4 その他 のモデル 37 3.5 互 換 性 38 4 ト ランシーバー – 仕 様 40 4.1 D-SUBピンの割 り当 て 42 4.2 高 速 CAN 44 4.2.1 一 般 情 報 44 4.2.2 251 44 4.2.3 251opto 45 4.2.4 251mag 45 4.2.5 251fibre 46 4.2.6 1040mag 47 4.2.7 1041Aopto 48 4.2.8 1041Amag 50 4.2.9 1050 50 4.2.10 1050opto 50 4.2.11 1050mag 51 4.2.12 1051cap 51 4.2.13 1057Gcap 51 4.3 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) アクセサリーマニュアル 52 バージョン 5.7 4 目次 4.3.1 一 般 情 報 52 4.3.2 1054 53 4.3.3 1054opto 54 4.3.4 1054mag 55 4.3.5 1055cap 56 4.4 LIN 57 4.4.1 一 般 情 報 57 4.4.2 7269mag 58 4.5 シングルワイヤーCAN 60 4.5.1 一 般 情 報 60 4.5.2 5790c 60 4.5.3 5790opto c 62 4.5.4 7356cap 63 4.6 J1708 64 4.6.1 一 般 情 報 64 4.6.2 65176opto 64 4.7 ト ラック&ト レーラCAN 65 4.7.1 一 般 情 報 65 4.7.2 10011opto 66 4.8 特 殊 用 途 67 4.8.1 CANcab EVA 67 4.9 FlexRay 68 4.9.1 一 般 情 報 68 4.9.2 1080Amag 68 4.9.3 1082cap 69 5 IOcab 8444opto 71 5.1 はじめに 72 5.2 デジタル入 出 力 74 5.2.1 デジタル出 力 のリアルタイム機 能 に関 する重 要 注 記 75 5.3 アナログ入 出 力 77 5.4 デジタルPWM出 力 /Capture入 力 79 5.5 データの測 定 81 5.6 ファームウェアのアップデート 82 5.7 仕 様 85 6 IOpiggy 8642 88 6.1 一 般 情 報 89 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 5 目次 6.2 デジタル入 出 力 90 6.3 アナログ入 出 力 92 6.4 PWM出 力 (PWM0/PWM1) 93 6.5 PWM入 力 (PWM0) 93 6.6 アナログコンパレーター 93 6.7 D-SUB15ピンの割 り当 て例 93 6.8 仕 様 94 7 ケーブルおよびコネクター 96 7.1 CAN/LIN 98 7.1.1 CANcable0 98 7.1.2 CANcable1 98 7.1.3 CANcableA 99 7.1.4 CANcableTnT 99 7.1.5 CANcableTnT Term 99 7.1.6 CANcableY 100 7.1.7 CANcable 2Y 101 7.1.8 CANterm 120 102 7.1.9 CANcable Set Pro 102 7.2 MOST 103 7.2.1 ECLケーブル 103 7.2.2 光 ファイバーケーブル 103 7.2.3 光 ファイバーケーブルカップリング 104 7.3 FlexRay 105 7.3.1 FRcable A 105 7.3.2 FRcable AB 105 7.3.3 FRterm 106 7.3.4 FRcable Set 106 7.3.5 FR/CANcable 2Y 107 7.4 BroadR-Reach 108 7.4.1 BRcable 2Y 108 7.5 その他 109 7.5.1 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (3ピン) 109 7.5.2 バナナプラグ <> Binder製 3ピン 110 7.5.3 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9 111 7.5.4 VNcable DSUB62 113 7.5.5 VNcable DSUB62 A 113 7.5.6 VNcable DSUB62 B 114 7.5.7 VNcable D62Y9 115 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 6 目次 7.5.8 VNcable DSUB37 116 7.5.9 ターミナルブロックDSUB37 117 7.5.10 OBDcable CAN 117 7.5.11 OBDcable OEM GM 118 7.5.12 OBDcable OEM01 119 7.5.13 OBDcable VN88 120 7.5.14 OBDcable VN88A 121 7.5.15 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスVN88 122 8 電源装置 124 8.1 ベクター製 の電 源 装 置 ( 日 本 での取 り扱 いなし) 125 8.2 車 載 電 源 126 8.2.1 Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V 126 8.2.2 車 載 入 力 <> ODU MINI-SNAP 126 8.3 電 源 ケーブル 127 8.3.1 ODUコネクター/バナナプラグ 127 8.3.2 電 源 アダプターOBDII – ODU MINI-SNAP 127 9 時間同期 128 9.1 時 間 同 期 129 9.1.1 一 般 情 報 129 9.1.2 ソフト ウェア同 期 131 9.1.3 ハード ウェア同 期 132 9.2 SYNCcableXL 134 9.3 SYNCcable50 134 9.4 外 付 用 Multi SYNCbox 135 9.5 内 蔵 Multi SYNCbox 136 9.6 SyncBox XL 137 10 その他 138 10.1 CardSafe 139 10.2 CANcaseXL log CardFix Kit – SDカード の保 護 140 10.3 VN8910用 空 きフレーム 140 10.4 取 付 けキット 32mmデバイス 141 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 7 1 はじめに 1 はじめに この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 1.1 安 全 上 の注 意 事 項 と危 険 警 告 9 1.2 このユーザーマニュアルについて 10 1.2.1 認 証 10 1.2.2 保 証 11 1.2.3 登 録 商 標 11 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 8 1 はじめに 1.1 安全上の注意事項と危険警告 注意! このアクセサリーは、制 御 システムおよびECUの動 作 を制 御 したりそれらに影 響 を及 ぼすことができる、ベクター製 インターフェイスを操 作 することを目 的 として設 計 されて います。このようなインターフェイスを操 作 すると、生 命 や人 体 および財 産 が深 刻 な危 険 にさらされることがあります。人 体 への損 傷 や財 産 の破 損 を回 避 するために、アク セサリーを設 置 して使 用 する前 にインターフェイスに適 用 される安 全 上 の注 意 事 項 と 危 険 警 告 を読 んで理 解 する必 要 があります。本 書 (マニュアル) とインターフェイスのマ ニュアルは、常 にインターフェイスの近 くに置 くようにしてください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 9 1 はじめに 1.2 このユーザーマニュアルについて 表記規則 以 下 の2つの表 では、このユーザーマニュアルで使 用 されるスタイルと記 号 の表 記 規 則 について説 明 します。 スタイル 太字 使用方法 ブロック、表 面 的 な要 素 、ソフト ウェアのWindow名 とダイアログ名 。 警 告 やアド バイスの強 調 。 [OK] ボタンは角 かっこで囲 まれる。 [ファイル] - [保 存 ] メニューおよびメニュー項 目 を指 す。 Microsoft 法 律 で保 護 された正 式 名 称 および注 記 。 Source Code ファイル名 およびソースコード 。 ハイパーリンク ハイパーリンクおよび参 照 先 。 <Ctrl>+<S> ショート カット キー。 記号 使用方法 データを破 損 する可 能 性 のある危 険 な操 作 について警 告 します。 補 足 情 報 が記 載 されています。 ヒント や追 加 情 報 が記 載 されています。 例 を示 しています。 段 階 を追 って説 明 しています。 ファイルの編 集 に関 する説 明 を記 載 しています。 このマークは、特 定 のファイルを編 集 しないように警 告 しています。 1.2.1 認 証 認定品質 管 理 システム アクセサリーマニュアル ベクター・ジャパン株 式 会 社 は、ISO 9001:2008認 証 を取 得 しています。ISO標 準 規 格 は、世 界 的 に認 められている規 格 です。 バージョン 5.7 10 1 はじめに 1.2.2 保 証 制限 事項 ベクター (ベクター・ジャパン株 式 会 社 およびVector Informatik GmbH) は、文 書 やソフト ウェアの内 容 を予 告 なしに変 更 する権 利 を有 します。ベクターは、本 文 書 に記 載 され る内 容 に間 違 いがないこと、また、本 文 書 を使 用 することによって生 じる損 害 に対 して は、全 く責 任 を負 いません。ベクターは、間 違 いのご指 摘 や改 良 のご提 案 に感 謝 し、 今 後 、お客 様 により効 率 的 な製 品 をご提 供 できるようにいたします。 1.2.3 登 録 商 標 登録 商標 本 文 書 で使 用 されるすべての商 標 および必 要 に応 じてサード パーティが登 録 したすべ ての商 標 は、各 有 効 な商 標 権 および登 録 された特 定 の所 有 者 の権 利 の条 件 に帰 属 します。すべての商 標 、商 標 名 、会 社 名 は、それらの特 定 の所 有 者 の商 標 または 登 録 商 標 です。明 示 的 に許 可 されないすべての権 利 は留 保 されます。本 文 書 で使 用 される商 標 が明 示 的 に掲 示 されていない場 合 でも、名 前 にサード パーティの権 利 がないということを示 すものではありません。 > Windows、Windows 7、Windows 8.1 は、Microsoft Corporationの商 標 です。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 11 2 各 種 アクセサリー 2 各種アクセサリー この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 2.1 CANboardXL (PCI、PCIe、PXI) 用 アクセサリー 13 2.2 CANcardXL用 アクセサリー 13 2.3 CANcardXLe用 アクセサリー 14 2.4 CANcaseXL用 アクセサリー 14 2.5 CANcaseXL log用 アクセサリー 15 2.6 VN0601用 アクセサリー 15 2.7 VN1610用 アクセサリー 16 2.8 VN1611用 アクセサリー 16 2.9 VN1630A用 アクセサリー 16 2.10 VN1640A用 アクセサリー 17 2.11 VN2610用 アクセサリー 17 2.12 VN2640用 アクセサリー 18 2.13 VN3300用 アクセサリー 18 2.14 VN3600用 アクセサリー 18 2.15 VN5610用 アクセサリー 19 2.16 VN7570用 アクセサリー 20 2.17 VN7572用 アクセサリー 21 2.18 VN7600用 アクセサリー 22 2.19 VN7610用 アクセサリー 23 2.20 VN8810用 アクセサリー 23 2.21 VN8910A用 アクセサリー 23 2.22 VN8912用 アクセサリー 24 2.23 VN8950用 アクセサリー 24 2.24 VN8970用 アクセサリー 25 2.25 VN8972用 アクセサリー 26 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 12 2 各 種 アクセサリー 2.1 CANboardXL (PCI、PCIe、PXI) 用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 2.2 CANcardXL用アクセサリー バスト ランシーバー > CANcab/LINcab (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOcab 8444opto (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > SyncBox XL (137ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 13 2 各 種 アクセサリー 2.3 CANcardXLe用アクセサリー バスト ランシーバー > CANcab/LINcab (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > TWINcab (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOcab 8444opto (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > SyncBox XL (137ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 2.4 CANcaseXL用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) その他 アクセサリーマニュアル > 取 付 けキット 32mmデバイス (141ページ) バージョン 5.7 14 2 各 種 アクセサリー 2.5 CANcaseXL log用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) その他 > 取 付 けキット 32mmデバイス (141ページ) 2.6 VN0601用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > VNcable DSUB37 (116ページ) > ターミナルブロックDSUB37 (117ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 15 2 各 種 アクセサリー 2.7 VN1610用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) 2.8 VN1611用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) 2.9 VN1630A用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) その他 アクセサリーマニュアル > 取 付 けキット 32mmデバイス (141ページ) バージョン 5.7 16 2 各 種 アクセサリー 2.10 VN1640A用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 2.11 VN2610用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > 光 ファイバーケーブル (103ページ) > 光 ファイバーケーブルカップリング (104ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 17 2 各 種 アクセサリー 2.12 VN2640用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > 光 ファイバーケーブル (103ページ) > 光 ファイバーケーブルカップリング (104ページ) > ECLケーブル (103ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) 2.13 VN3300用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 2.14 VN3600用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 18 2 各 種 アクセサリー 2.15 VN5610用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > BRcable 2Y (108ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 19 2 各 種 アクセサリー 2.16 VN7570用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOpiggy 8642 (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9 (108ページ) > ブレイクアウト (中 継 ) ボックス用 VNcable DSUB62 (113ページ) > VNcable DSUB62 A (113ページ) > VNcable DSUB62 B (114ページ) > VNcable D62Y9 (115ページ) > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 20 2 各 種 アクセサリー 2.17 VN7572用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOpiggy 8642 (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9 (108ページ) > ブレイクアウト (中 継 ) ボックス用 VNcable DSUB62 (113ページ) > VNcable DSUB62 A (113ページ) > VNcable DSUB62 B (114ページ) > VNcable D62Y9 (115ページ) > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 21 2 各 種 アクセサリー 2.18 VN7600用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > バナナプラグ <> Binder製 3ピン (110ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 12V/1.25A (125ページ) > Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V (126ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 22 2 各 種 アクセサリー 2.19 VN7610用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > FR/CANcable 2Y (106ページ) > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) 2.20 VN8810用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > OBDcable VN88 (120ページ) > OBDcable VN88A (121ページ) > ブレイクアウト (中 継 ) ボックスVN88 (122ページ) > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > SyncBox XL (137ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) 電源装置 > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) > 電 源 アダプターOBDII – ODU MINI-SNAP (127ページ) 2.21 VN8910A用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 ODU MINI-SNAP (125ページ) > 車 載 入 力 <> ODU MINI-SNAP (126ページ) > ODUコネクター/バナナプラグ (127ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 23 2 各 種 アクセサリー 2.22 VN8912用アクセサリー ケーブルおよび コネクター > SYNCcableXL (134ページ) > SYNCcable50 (134ページ) > Multi SYNCbox (135ページ) > 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (109ページ) 電源装置 > ベクター製 の電 源 ODU MINI-SNAP (125ページ) > 車 載 入 力 <> ODU MINI-SNAP (126ページ) > ODUコネクター/バナナプラグ (127ページ) 2.23 VN8950用アクセサリー バスト ランシーバー > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOpiggy 8642 (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 24 2 各 種 アクセサリー 2.24 VN8970用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOpiggy 8642 (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 25 2 各 種 アクセサリー 2.25 VN8972用アクセサリー バスト ランシーバー > FRpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > CANpiggy/LINpiggy (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) > IOpiggy 8642 (38ページの「互 換 性 」を参 照 ) ケーブルおよび コネクター > FRcable A (105ページ) > FRcable AB (105ページ) > FRterm (106ページ) > FRcable Set (106ページ) > CANcable0 (98ページ) > CANcable1 (98ページ) > CANcableA (99ページ) > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) > CANcable Y (100ページ) > CANcable 2Y (101ページ) > CANterm 120 (102ページ) > CANcable Set Pro (102ページ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 26 3 ト ランシーバー – 製 品 3 ト ランシーバー – 製品 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 3.1 Piggyback 28 3.1.1 高 速 CAN 29 3.1.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 29 3.1.3 LIN 29 3.1.4 シングルワイヤーCAN 30 3.1.5 ト ラック&ト レーラCAN 30 3.1.6 デジタル/アナログ IO 30 3.1.7 J1708 30 3.1.8 FlexRay 31 3.2 Cab 32 3.2.1 高 速 CAN 32 3.2.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 33 3.2.3 LIN 33 3.2.4 シングルワイヤーCAN 33 3.2.5 ト ラック&ト レーラCAN 33 3.2.6 デジタル/アナログ IO 33 3.2.7 J1708 34 3.3 TWINcab 35 3.3.1 高 速 CAN/低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 35 3.3.2 LIN 36 3.4 その他 のモデル 37 3.5 互 換 性 38 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 27 3 ト ランシーバー – 製 品 3.1 Piggyback 特性 Piggybackは、各 種 ト ランシーバーを使 用 してネット ワークインターフェイスを特 定 のバス (CAN/LIN/IO/FlexRayなど) に接 続 するために用 います。Piggybackはネット ワークイン ターフェイスに挿 入 され、バスの要 件 に従 って交 換 できます (ネット ワークインターフェイス のユーザーマニュアルに記 載 される指 示 にご注 意 ください)。 図 1: Piggyback 図 2: VN1630Aの例 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 28 3 ト ランシーバー – 製 品 3.1.1 高 速 CAN CANpiggy ト ランシーバー 説 明 251 251mag 251opto 1040mag 82C251 82C251 82C251 TJA1040 1041Amag 1041Aopto 1050 1050mag 1050opto 1051cap TJA1041A TJA1041A TJA1050 TJA1050 TJA1050 TJA1051 1057Gcap TJA1057G ガルバニック絶 縁 なし。 磁気絶縁。 光学絶縁。 磁気絶縁。 部 分 的 に電 源 が供 給 されるネット ワークに利 用。 磁 気 絶 縁 。ウェイクアップ対 応 。 光 学 絶 縁 。ウェイクアップ対 応 。 ガルバニック絶 縁 なし。 磁気絶縁。 光学絶縁。 容量絶縁。 2MbpsのCANおよび 最 高 8MbpsのCAN FDに適 しています。 容量絶縁。 2MbpsのCANおよび 最 高 8MbpsのCAN FDに適 しています。 製品番 号 22015 22040 * 22084 22082 * * 22083 * 22122 22070 * 製造中止 3.1.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) CANpiggy ト ランシーバー 説 明 1054 1054opto TJA1054 TJA1054 1054mag TJA1054 1055cap TJA1055 ガルバニック絶 縁 なし。 光学絶縁。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 。 磁気絶縁。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 。 容量絶縁。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 。 製品番 号 * * 22085 22069 * 製造中止 3.1.3 LIN LINpiggy ト ランシーバー 説 明 7269mag アクセサリーマニュアル TLE7269 磁 気 絶 縁 。LIN1.xおよびLIN2.x物 理 レイヤー 準 拠 (12 Vおよび24 V)。ド ミナント およびリセッシ ブのスト レス機 能 を提 供 。 バージョン 5.7 製品番 号 22093 29 3 ト ランシーバー – 製 品 3.1.4 シングルワイヤーCAN CANpiggy ト ランシーバー 説 明 5790opto c AU5790 7356cap NCV7356 光 学 絶 縁 。高 速 モード に切 り替 えると自 動 的 に100Ω抵 抗 をアクティブにできます。外 部 電 源 が必 要 。 容 量 絶 縁 。高 速 モード に切 り替 えると自 動 的 に100Ω抵 抗 をアクティブにできます。外 部 電 源 が必 要 。 製品番 号 * 22244 * 製造中止 3.1.5 ト ラック&ト レーラCAN CANpiggy ト ランシーバー 説 明 10011opto 光学絶縁。 外 部 電 源 が必 要 。 B10011S 製品番 号 22031 3.1.6 デジタル/アナログ IO IOpiggy ト ランシーバー 説 明 8642 VN8900インターフェイスファミリー用 。アナログシ グナルとデジタルシグナルの生 成 および測 定 に 使 用 する (88ページの「IOpiggy 8642」を参 照 )。 - 製品番 号 22208 3.1.7 J1708 J1708piggy ト ランシーバー 説 明 65176opto アクセサリーマニュアル SN65176B 光学絶縁。 バージョン 5.7 製品番 号 22060 30 3 ト ランシーバー – 製 品 3.1.8 FlexRay FRpiggy ト ランシーバー 説 明 1080 2×TJA1080 (Ch A&B) 1080Amag 2×TJA1080A (Ch A&B) 1082cap 2×TJA1082 (Ch A&B) ガルバニック絶 縁 なし。 製品番 号 * 磁気絶縁。 22096 容量絶縁。 ト リガー機 能 あり。 22099 * 製造中止 FRpiggyC ト ランシーバー 説 明 1082cap アクセサリーマニュアル 2x TJA1082 (Ch A&B) Compact FRpiggy。 容量絶縁。 ト リガー機 能 あり。 バージョン 5.7 製品番 号 22121 31 3 ト ランシーバー – 製 品 3.2 Cab 特性 Cabは、CANcardXL/CANcardXLeで使 用 するように設 計 され、各 種 ト ランシーバーを 使 用 してネット ワークインターフェイスを特 定 のバス (CAN/LIN/IOなど) に接 続 するために 用 います。CabはCANcardXL/CANcardXLeに接 続 され、バスの要 件 に従 って交 換 で きます。 D-SUBコネクター 付 き Cab 図 3: 単 一 チャンネルのCab 仕様 チャンネル ケース 寸法 ケーブルの長 さ 重量 コネクター 1 ABSプラスチック 100mm x 16mm x 16mm (4.0 x 0.6 x 0.6インチ) 両 端 間 で約 30cm (1フィート ) 約 100 g (3.5 oz) PC側 :CANcardXL/CANcardXLeへの15ピンプラグタイプコネクター バス側 :DIN 41652準 拠 D-SUB9ピンコネクター 3.2.1 高 速 CAN CANcab ト ランシーバー 説 明 251 251mag 251opto 251fibre 1040mag 82C251 82C251 82C251 PCA82C251 TJA1040 1041Amag 1041Aopto 1050 1050mag 1050opto TJA1041A TJA1041A TJA1050 TJA1050 TJA1050 ガルバニック絶 縁 なし。 磁気絶縁。 光学絶縁。 2線 式 光 ファイバーケーブル。 磁気絶縁。 部 分 的 に電 源 が供 給 されるネット ワークに利 用。 磁 気 絶 縁 。ウェイクアップ対 応 。 光 学 絶 縁 。ウェイクアップ対 応 。 ガルバニック絶 縁 なし。 磁気絶縁。 光学絶縁。 製品番 号 22003 22049 22008 22058 22080 22078 * * 22079 * * 製造中止 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 32 3 ト ランシーバー – 製 品 3.2.2 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) CANcab ト ランシーバー 説 明 1054 1054opto TJA1054 TJA1054 1054mag TJA1054 ガルバニック絶 縁 なし。 光学絶縁。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 。 磁気絶縁。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 。 製品番 号 * * 22081 * 製造中止 3.2.3 LIN LINcab ト ランシーバー 説 明 7269mag TLE7269 磁 気 絶 縁 。LIN1.xおよびLIN2.x物 理 レイヤー 準 拠 (12 Vおよび24 V)。ド ミナント およびリセッシ ブのスト レス機 能 を提 供 。 製品番 号 22094 3.2.4 シングルワイヤーCAN 製品番 号 ガルバニック絶 縁 なし。高 速 モード に切 り替 える * と自 動 的 に100Ω抵 抗 をアクティブにできます。 外 部 電 源 が必 要 。 光 学 絶 縁 。高 速 モード に切 り替 えると自 動 的 22051 に100Ω抵 抗 をアクティブにできます。外 部 電 源 が必 要 。 CANcab ト ランシーバー 説 明 5790c AU5790 5790opto c AU5790 * 製造中止 3.2.5 ト ラック&ト レーラCAN CANcab ト ランシーバー 説 明 10011opto B10011S 光学絶縁。 外 部 電 源 が必 要 。 製品番 号 22055 3.2.6 デジタル/アナログ IO IOcab 8444opto アクセサリーマニュアル ト ランシーバー 説 明 - アナログシグナルとデジタルシグナルの生 成 およ び測 定 に使 用 する (71ページの「IOcab 8444opto」を参 照 )。 バージョン 5.7 製品番 号 22067 33 3 ト ランシーバー – 製 品 3.2.7 J1708 J1708cab ト ランシーバー 説 明 65176opto アクセサリーマニュアル SN65176B 光学絶縁。 バージョン 5.7 製品番 号 22056 34 3 ト ランシーバー – 製 品 3.3 TWINcab 特性 TWINcabは、2つのcabが1つにマージされており、CANcardXLe用 として設 計 されていま す。TWINcab 1つで2チャンネルを提 供 します。チャンネル番 号 は1/3または2/4で、 CANcardXLeで使 用 するコネクターによって異 なります。CANcardXLe 1つにTWINcab 2 つを使 用 すると、同 時 に4チャンネル使 用 できます。 注記 TWINcabは、CANcardXLには使 用 できません。 D-SUB9ピン コネクター×2 付 き TWINcab 図 4: 2×CANのTWINcabの例 仕様 チャンネル ケース 寸法 ケーブルの長 さ 重量 コネクター 絶縁電圧 2 ABSプラスチック 110mm x 35mm x 17mm (4.3 x 1.3 x 0.67インチ) 両 端 間 で約 30cm (1フィート ) 約 105 g (3.75 oz) PC側 :CANcardXLeへの15ピンプラグタイプコネクター バス側 :DIN 41652準 拠 D-SUB9ピンコネクター×2 50 V 3.3.1 高 速 CAN/低 速 CAN (フォールト ト レラント ) TWINcab ト ランシーバー 説 明 2× 2×TJA1041A 磁 気 絶 縁 。 1041Amag 1× 1×TJA1041A 磁 気 絶 縁 。1×高 速 ト ランシーバーおよび1×低 1041Amag 1×TJA1054A 速 ト ランシーバー内 蔵 。 ウェイクアップ対 応 。 1×1054A アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 製品番 号 22086 22092 35 3 ト ランシーバー – 製 品 3.3.2 LIN 製品番 号 LIN1.xおよびLIN2.x物 理 レイヤー準 拠 (12 Vお 22088 よび24 V)。ド ミナント およびリセッシブのスト レス 機 能 を提 供 。 TWINcab ト ランシーバー 説 明 2×7269mag 2×TLE7269 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 36 3 ト ランシーバー – 製 品 3.4 その他のモデル Cab EVA アクセサリーマニュアル 製品番 号 評 価 キット :あらかじめ組 み立 てられているブレッ 22009 ド ボード を使 用 して、ユーザー固 有 のバスト ラン シーバー搭 載 のCANcabを取 り付 ける (67ページ の「CANcab EVA」を参 照 )。 ト ランシーバー 説 明 ユーザー 固有 バージョン 5.7 37 3 ト ランシーバー – 製 品 3.5 互換性 低 速 CAN VN3300 / VN3600 VN7570 VN7572 VN7600 VN8950 VN8970 VN8972 CANcardXLe VN1600 Interface Family 高 速 CAN Cab CANboard XL / CANcaseXL モデル CANcardXL ネット ワークインターフェイスに適 したト ランシーバーを次 の表 に示 します。 Transceiver ト ランシーバー Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy O O O - - X X O O X X X O 251 251opto O O Cab/ Twin O O 251mag O O O O - O O O O O 251fibre O O - - - - - - - - - 1040mag O O O O - O O O O O O 1041opto O O O - - X X O X X X 1041Aopto O O O - - X X O X X X 1041Amag O O O O - O O O O O O 1050 O O O X - - - O - - - 1050opto O O O - - X X O X X X 1050mag O O O O - O O O O O O 1051cap -2 -2 O O - O O O O O O 1057Gcap -2 -2 O O - O O -3 O O O 1054 1054opto O O O O O O X - - X - O O X X - 1054mag O O O O - O - O O O - 1055cap -2 -2 O O - O O -3 O O O 5790c 5790opto c O O O O O O X O - O X X O O O X 7356cap -2 -2 O O - O O O O O O ト ラック&ト レーラCAN 10011opto O O O - - O O O O O O LIN 6258opto 6259opto O O O O O O - - - - - - - - 6259mag O O O O - O O - O O O 7259mag O O O O - O O - O O O 7269mag O O O O - O O - O O O 1080 1080mag - - - - O O - - O O - O - 1080Amag - - - - O - - O - O - O O1 O1 O - O O1 シングルワイヤーCAN FlexRay 1082cap アクセサリーマニュアル - - - - バージョン 5.7 38 VN8970 VN8972 O VN8950 O VN7600 J1708 65176opto VN7572 O - VN7570 8444opto 8642 VN3300 / VN3600 その他 Cab/ Twin O - VN1600 Interface Family Cab CANboard XL / CANcaseXL モデル CANcardXLe CANcardXL Transceiver 3 ト ランシーバー – 製 品 Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy Piggy - - - O O - O O O O O - O O - O O O Cab Twin Piggy Cab (32ページの「Cab」を参 照 ) TWINcab (35ページの「TWINcab」を参 照 ) Piggyback (28ページの「Piggyback」を参 照 ) O X - サポート される 推 奨 されない (mag/capの方 が伝 播 遅 延 および消 費 電 流 が少 ない) サポート されない 1 2 3 Compact FlexRay Piggybackのみ Piggybackのみ 将 来 のドライバーアップデート でサポート 予 定 参照 最 新 の一 覧 については、次 のベクターのKnowledgeBaseを参 照 してください。 https://vector.com/kbp/entry/219/ アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 39 4 ト ランシーバー – 仕 様 4 ト ランシーバー – 仕様 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 4.1 D-SUBピンの割 り当 て 42 4.2 高 速 CAN 44 4.2.1 一 般 情 報 44 4.2.2 251 44 4.2.3 251opto 45 4.2.4 251mag 45 4.2.5 251fibre 46 4.2.6 1040mag 47 4.2.7 1041Aopto 48 4.2.8 1041Amag 50 4.2.9 1050 50 4.2.10 1050opto 50 4.2.11 1050mag 51 4.2.12 1051cap 51 4.2.13 1057Gcap 51 4.3 低 速 CAN (フォールト ト レラント ) 52 4.3.1 一 般 情 報 52 4.3.2 1054 53 4.3.3 1054opto 54 4.3.4 1054mag 55 4.3.5 1055cap 56 4.4 LIN 57 4.4.1 一 般 情 報 57 4.4.2 7269mag 58 4.5 シングルワイヤーCAN 60 4.5.1 一 般 情 報 60 4.5.2 5790c 60 4.5.3 5790opto c 62 4.5.4 7356cap 63 4.6 J1708 64 4.6.1 一 般 情 報 64 4.6.2 65176opto 64 4.7 ト ラック&ト レーラCAN 65 4.7.1 一 般 情 報 65 4.7.2 10011opto 66 4.8 特 殊 用 途 アクセサリーマニュアル 67 バージョン 5.7 40 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.8.1 CANcab EVA 67 4.9 FlexRay 68 4.9.1 一 般 情 報 68 4.9.2 1080Amag 68 4.9.3 1082cap 69 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 41 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.1 D-SUBピンの割り当て プライマリーピンの 割 り当 て Cab/Piggybackを個 別 に使 用 する場 合 、またはD-SUBにピンを2重 に割 り当 ててプライ マリーチャンネルとして使 用 する場 合 の、ネット ワークインターフェイスのD-SUBコネクター のピンの割 り当 てを次 の表 に示 します。 ピン1 ピン2 ピン3 ピン4 ピン5 ピン6 ピン7 ピン8 ピン9 高 速 CAN 251 - CAN L GND - Shield - CAN H - - 251opto - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 251mag - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 251fibre - CAN L VB- - Shield - CAN H - VB+ 1040mag - CAN L VB- Split Shield - CAN H - - 1041Aopto - CAN L VB- Split Shield - CAN H - (VB+) 1041Amag - CAN L VB- Split Shield - CAN H - (VB+) 1050 - CAN L GND - Shield - CAN H - - 1050opto - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 1050mag - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 1051cap - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 1057Gcap - CAN L VB- - Shield - CAN H - - 1054 - CAN L GND - Shield - CAN H - (VBatt) 1054opto - CAN L VB- -/RT1 Shield - CAN H -/RT2 (VB+) 1054mag - CAN L VB- -/RT1 Shield - CAN H -/RT2 (VB+) 1055cap - CAN L VB- RT1 Shield - CAN H - (VB+) 5790c - - GND R100 Shield - CAN - VBatt 5790opto c - - VB- R100 Shield - CAN - VB+ 7356cap - - VB- R100 Shield - CAN - VB+ ト ラック&ト レーラCAN 10011opto - CAN L VB- - Shield - CAN H - Vs LIN 7269mag - - VB- Pdis Shield - LIN - (VB+) FlexRay 1080Amag 低 速 CAN シングルワイヤーCAN 1082cap J1708 65176opto IO 8444opto - BM A VB- BM B Shield - BP A BP B - Trig BM A VB- BM B Shield - BP A BP B - - A VB- - Shield - B - - 71ページの「IOcab 8444opto」を参 照 88ページの「IOpiggy 8642」を参 照 8642 詳細 アクセサリーマニュアル ピン 説明 - CAN H リザーブ。 ネット ワークインターフェイスに内 蔵 されたト ランシーバーのセカンダリーピンの割 り当 てなど (例 :VN1630 CH1/CH3、CH2/4) CAN High CAN L CAN Low GND 接 地 (GND) VB- 電 気 的 に絶 縁 した接 地 VB+ 電 気 的 に絶 縁 したCab/Piggybackの正 電 源 電 圧 。 電 圧 範 囲 については該 当 するト ランシーバーの仕 様 を参 照 してください。 バージョン 5.7 42 4 ト ランシーバー – 仕 様 詳細 ピン 説明 (VB+) VB+ (オプション) Vs ト ラック&ト レーラCANの正 電 源 電 圧 Shield シールド VBatt ガルバニック絶 縁 なしのCab/Piggybackの正 電 源 電 圧 。 電 圧 範 囲 については該 当 するト ランシーバーの仕 様 を参 照 してください。 VBatt (オプション) (VBatt) Trig シングルワイヤーCANcab/CANpiggyを高 速 ネット ワークで使 用 する場 合 は、 終 端 抵 抗 をCAN HighとGND/VB-の間 に配 置 する必 要 があります。高 速 モードでは、ピン 7 (CAN High) とピン4間 がシャント された場 合 、CANcab/CANpiggyは100Ωの抵 抗 器 を回 路 に接 続 します。 電 源 電 圧 が無 効 になります。ピン4 (Pdis) をピン3 (VB-) に接 続 すると、内 部 電 源 電 圧 供 給 が無 効 になります。この場 合 、ピン9 (VB+) に外 部 電 源 電 圧 供 給 が必 要 です。 CANcab 1054mag、CANpiggy 1055capのみ: このピンをピン3 (VB-) に接 続 すると、内 部 終 端 抵 抗 が500Ωに下 がります。注 記 :VN8970 またはVN1600インターフェイスファミリーで使 用 する場 合 は、CANpiggy 1054magにも有 効 です。 CANpiggy 1054magのみ: このピンをピン3 (VB-) に接 続 すると、内 部 終 端 抵 抗 が500Ωに下 がります。注 記 :VN8970 またはVN1600インターフェイスファミリーには無 効 です。RT1を参 照 してください。 ト リガー (詳 細 はユーザーマニュアルを参 照 ) BP バスプラス BM バスマイナス R100 Pdis RT1 RT2 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 43 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2 高速CAN 4.2.1 一 般 情 報 特性 バスレベル 高 速 CAN用 CabとPiggybackは、ISO 11898-2標 準 規 格 と完 全 互 換 であり、最 高 2 Mbpsの送 信 速 度 を実 現 します。 Bus level [V] 5 4 CAN High approx. 3.5 V 3 2 1 0 CAN Low approx. 1.5 V recessive dominant テスト セット アップ recessive t 7 2 CAN Low ECU 3 CAN High 120 GND 7 120 Vector Bus Interface CANcable1 3 2 図 5: CANcable1などを使 用 したネット ワークインターフェイスとECU間 の接 続 4.2.2 251 仕様 アクセサリーマニュアル 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 30mA (定 格 ) PCA82C251 最 高 2 Mbps バージョン 5.7 44 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.3 251opto 仕様 ガルバニック 絶縁 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 60mA (定 格 ) PCA82C251 1Mbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 50V このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 4.2.4 251mag 仕様 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 60 mA (定 格 ) PCA82C251 最 高 2 Mbps 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50 V このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 バージョン 5.7 45 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.5 251fibre 注記 251fibreはCabとしてのみ使 用 できます。 仕様 PC側 :ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 バス側 :外 部 電 源 (DC6V~ 36V) 消費電力 PC側 :250Kbps時 50mA バス側 :50mA (定 格 ) ト ランシーバー PCA82C251または互 換 品 最 大 ボーレート 500Kbps オプト カプラ HCPL-0720-500または互 換 品 (定 格 遅 延 時 間 約 30ナノ秒 ) オプト ファイバーコネクター HP Type HFBR 0508 オプト ファイバーカプラ HP HFBR1528/HFBR2528 合計遅延時間 30ナノ秒 (定 格 ) + 2 x 5(ナノ秒 /m) ファイバー長 寸法 76mm x 30mm x 22mm (約 3 x 1.2 x 0.9インチ) 重量 150 g ケース ブラックアルマイト 処 理 されたアルミニウム 最大長 500Kbps(85%サンプリングポイント )時 に25m (1mm POF) 250Kbps(85%サンプリングポイント )時 に50m (200µm HCS) CANcab 251fibreは、2本 の光 ファイバーケーブルで相 互 に接 続 された2つの独 立 したコ ンポーネント で構 成 されています。片 方 のコンポーネント をCANcardXLに接 続 し、もう 片 方 のコンポーネント をD-SUB9ピンコネクターでCANバスに接 続 します。CANcab 251fibreは、HFBR-0508 を使 用 して接 続 されています (オプト カプラ:HPモジュール HFBR-1528/HFBR-2528)。 Vector CANcardXL ハード ウェア 電圧供給 max. 50 m 図 6: CANcab 251fibreとCANcardXLの接 続 CANcab 251fibreはピン9経 由 で外 部 から電 源 を供 給 する必 要 があります。 VB- 3 5 Shield 5 7 CAN H 7 2 9 ECU VB+ 3 120 9 120 CANcab 251fibre バス側 電圧供給 CAN L 2 図 7: CANcab 251fibreとECUの接 続 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 46 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.6 1040mag 仕様 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 その他 の特 性 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 TJA1040 1Mbps 40Kbps 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50 V 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 バージョン 5.7 47 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.7 1041Aopto 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) TJA1041A 1Mbps 40Kbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 (定 格 遅 延 時 間 約 30ナノ秒 ) 50V ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部電圧 供給 D-SUB9コネクターのピン9経 由 で外 部 からの電 圧 供 給 が可 能 です。この場 合 はト ラン シーバーの不 足 電 圧 エラー検 出 はできません。このことは、VBattおよびVCCの両 方 に当 てはまります。 分 割 ターミネーション 分 割 ターミネーションの概 念 を以 下 の図 に示 します。ノーマルモード では、この概 念 に よって、コモンモード シグナルが2個 の60Ω抵 抗 器 間 の中 央 タップからコンデンサを経 由 し て接 地 します。この設 定 により、リセッシブバスの電 圧 が約 2.5Vに安 定 します。その他 の モード では、ピン4が高 インピーダンスなので、分 割 ターミネーションがオフに切 り替 わりま す。コンデンサ (CSplit) には、4.7nFを推 奨 します。 VBCAN H 3 7 4 2 Csplitt CAN L 4 2 ECU 3 7 60 9 60 VB+ 60 9 60 Vector Bus Interface 分 割 ラインの場 合 、一 部 の用 途 で直 列 抵 抗 器 が推 奨 されていますが、ここでは必 要 ありません。これは、CANcab/CANpiggyが破 損 しない限 り、「接 地 を失 う」状 況 は発 生 しないからです。 図 8: 外 部 電 圧 供 給 および分 割 ターミネーションを使 用 したセット アップの例 ノーマルモード および スリープモード の プログラミング CANcab/CANpiggy 1041Aopto/magは、ノーマルモード とスリープモード をサポート してい ます。 これらのモード を切 り替 えるには、XLド ライバーライブラリーの xlCANSetChannelTransceiver関 数 またはCAPL関 数 setCanCabsModeのいずれか を使 用 します。この関 数 では、チャンネル番 号 が、Vector Hadrware Configurationでの 割 り当 てに従 って、CANalyzer/CANoeが使 用 する論 理 的 なチャンネル番 号 となるよう に注 意 する必 要 があります。 setCanCabsMode関 数 には、longタイプのntype、nchannel、nmode、nflagsの4つのパ ラメーターがあります。高 速 CANcab/CANpiggyの場 合 、次 の値 が有 効 です。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 48 4 ト ランシーバー – 仕 様 setCanCabsMode ntype 0 意味 リザーブ。常 に0を設 定 nchannel 0~ n 意味 設 定 するCANチャンネル nmode 0 1 意味 ノーマル スリープ nflags 1 意味 オート ウェイクアップ。スリープモード の場 合 のみ使 用 可 。 例 CANalyzer/CANoeおよびCAPLプログラムを使 用 してCANcab/CANpiggy 1041Aopto/magをスタンバイモード に切 り替 える方 法 を、次 の例 で示 します。 variables { } on key '1' { write ("CAN1 High-Speed:Normal Mode"); setCanCabsMode(0, 1, 0, 0); } on key '2' { write ("CAN1 High-Speed:Sleep Mode"); setCanCabsMode(0, 1, 1, 1); } on key '3' { write ("CAN2 High-Speed:Normal Mode"); setCanCabsMode(0, 2, 0, 0); } on key '4' { write ("CAN2 High-Speed:Sleep Mode"); setCanCabsMode(0, 2, 1, 1); } アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 49 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.8 1041Amag 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 その他 の特 性 ガルバニック 絶縁 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) TJA1041A 1Mbps 40Kbps 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50V 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、48ページの「1041Aopto」を 参 照 を参 照 してください。 4.2.9 1050 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 30mA (定 格 ) TJA1050 1Mbps 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 60 mA (定 格 ) TJA1050 1Mbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 50 V 4.2.10 1050opto 仕様 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 バージョン 5.7 50 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.2.11 1050mag 仕様 ガルバニック 絶縁 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 その他 の特 性 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 60 mA (定 格 ) TJA1050 1Mbps 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50 V 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 4.2.12 1051cap 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート その他 の特 性 ガルバニック 絶縁 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 60 mA (定 格 ) TJA1051 高 速 CAN:2Mbps CAN FD:最 高 8Mbps 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 4.2.13 1057Gcap 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート その他 の特 性 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 TJA1057G 高 速 CAN:2Mbps CAN FD:最 高 8Mbps 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 バージョン 5.7 51 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.3 低速CAN (フォールト ト レラント ) 4.3.1 一 般 情 報 特性 ノーマルモード の バスレベル 低 速 CANcab/CANpiggyは、ISO 11898-3標 準 規 格 に完 全 に適 合 しており、最 大 125 Kbpsの送 信 レート を実 現 できます。 Bus level [V] 5 CAN Low min. 4.7 V 4 min. 3.6 V 3 2 max. 1.4 V 1 0 スタンバイモード / スリープモード の バスレベル CAN High max. 0.3 V recessive dominant recessive t > CAN Low 供 給 電 源 電 圧 とほぼ同 一 > CAN High 約 0V 注記 CAN Lowの電 圧 は多 くの要 因 によって決 まるので、実 際 には著 しく変 動 する可 能 性 があります。 すべてのバスノード がスリープモード に入 っている場 合 、ト ランシーバーは終 端 抵 抗 RTL経 由 でCAN LowをVBattに接 続 します。バス上 のト ランシーバーには、さまざまな 供 給 電 圧 が存 在 するため、終 端 抵 抗 を使 用 するCANノード 間 で分 流 が発 生 しま す。そのため、スリープモード で供 給 電 流 を測 定 すると、測 定 が不 正 な結 果 になるこ とがあります。 テスト セット アップ 7 3 GND 3 2 CAN Low 2 9 (VB+) 9 ECU Vector Bus Interface CANcable0 7 CAN High / LIN 図 9: CANcable0などを使 用 したネット ワークインターフェイスとECU間 の接 続 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 52 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.3.2 1054 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート ノーマルモード / スリープモード の プログラミング ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) 約 20 mA (定 格 ) TJA1054 125Kbps 40Kbps 1054 (mag/opto) は、ノーマルモード とスリープモード をサポート しています。 これらのモード は、XLド ライバーライブラリーのxlCANSetChannelTransceiver関 数 また はCAPL関 数 setCanCabsModeのいずれかを使 用 して切 り替 えることができます。この 関 数 では、チャンネル番 号 が、Vector Hadrware Configurationでの割 り当 てに従 って、 CANalyzer/CANoeが使 用 する論 理 的 なチャンネル番 号 となるように注 意 する必 要 が あります。 setCanCabsMode関 数 には、longタイプのntype、nchannel、nmode、nflagsの4つのパ ラメーターがあります。低 速 CANcab/CANpiggyの場 合 、次 の値 が有 効 です。 setCanCabsMode アクセサリーマニュアル ntype 0 意味 リザーブ。常 に0を設 定 nchannel 0~ n 意味 設 定 するCANチャンネル nmode 0 1 意味 ノーマル スリープ nflags 1 意味 オート ウェイクアップ。スリープモード の場 合 のみ使 用 可 。 バージョン 5.7 53 4 ト ランシーバー – 仕 様 例 CANalyzer/CANoeおよびCAPLプログラムを使 用 してCANcab/CANpiggy 1054 (mag/opto) をスタンバイモード に切 り替 える方 法 を、次 の例 で示 します。 variables { } on key '1' { write ("CAN1 Low-Speed:Normal Mode"); setCanCabsMode(0, 1, 0, 0); } on key '2' { write ("CAN1 Low-Speed:Sleep Mode"); setCanCabsMode(0, 1, 1, 1); } on key '3' { write ("CAN2 Low-Speed:Normal Mode"); setCanCabsMode(0, 2, 0, 0); } on key '4' { write ("CAN2 Low-Speed:Sleep Mode"); setCanCabsMode(0, 2, 1, 1); } 4.3.3 1054opto 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 その他 の特 性 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) 約 60 mA (定 格 ) TJA1054 125Kbps 40Kbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 50 V 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 (55ページの「1054mag」を参 照 ) ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部 電圧供給 バス側 電 圧 は外 部 電 源 から供 給 できます。CANバスがスリープモード の時 にECUが電 流 測 定 を行 う場 合 には、この電 圧 供 給 が必 要 です。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、53ページの「1054」を参 照 を 参 照 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 54 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.3.4 1054mag 仕様 電圧供給 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) 約 60 mA (定 格 ) TJA1054 125Kbps 40Kbps 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50 V 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など)。 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 その他 の特 性 ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部 電圧供給 バス側 電 圧 は外 部 電 源 から供 給 できます。CANバスがスリープモード の時 にECUが電 流 測 定 を行 う場 合 には、この電 圧 供 給 が必 要 です。 切 り替 え可 能 な 終端抵抗 1054opto/magには切 り替 え可 能 な内 部 終 端 抵 抗 があります。 並 列 接 続 の場 合 、終 端 抵 抗 は4.7kΩから500Ωに下 がります。これは、ネット ワーク上 のECUが少 ないアプリケーションに有 用 です。 TJA1054 RTH 4.7 kΩ 560 Ω 4.7 kΩ 560 Ω CAN High CAN Low RTL 図 10: 終 端 抵 抗 の切 り替 え 終 端 抵 抗 を有 効 にするには、D-SUB9コネクターのピン4またはピン8を接 地 接 続 する 必 要 があります (詳 細 は42ページのRT1/RT2を参 照 )。ピン4またはピン8を接 続 しない 場 合 、終 端 抵 抗 の値 は4.7kΩです。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、53ページの「1054」を参 照 を 参 照 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 55 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.3.5 1055cap 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 電圧供給 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 18V) TJA1055 125Kbps 40Kbps 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など) 切 り替 え可 能 な終 端 抵 抗 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 最 小 ボーレート その他 の特 性 ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部 電圧供給 バス側 電 圧 は外 部 電 源 から供 給 できます。CANバスがスリープモード の時 にECUが電 流 測 定 を行 う場 合 には、この電 圧 供 給 が必 要 です。 切 り替 え可 能 な 終端抵抗 1055capには切 り替 え可 能 な内 部 終 端 抵 抗 があります。 並 列 接 続 の場 合 、終 端 抵 抗 は4.7kΩから500Ωに下 がります。これは、ネット ワーク上 のECUが少 ないアプリケーションに有 用 です。 TJA1055 RTH 4.7 kΩ 560 Ω 4.7 kΩ 560 Ω CAN High CAN Low RTL 図 11: 終 端 抵 抗 の切 り替 え 終 端 抵 抗 を有 効 にするには、D-SUB9コネクターのピン4を接 地 接 続 する必 要 がありま す (詳 細 は38ページのRT1を参 照 )。ピン4を接 続 しない場 合 、終 端 抵 抗 の値 は4.7kΩ です。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、53ページの「1054」を参 照 を 参 照 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 56 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.4 LIN 4.4.1 一 般 情 報 特性 LINcab/LINpiggyはLIN(Local Interconnect Network) 標 準 規 格 に適 合 しており、ノー マルモード で最 高 20Kbps、フラッシュモード で最 高 115Kbpsの送 信 レート が規 定 されて います。 シングルワイヤーバスを使 用 したLINバス通 信 は、マスタースレーブの概 念 に基 づくため、 スレーブノード における、アービト レーションや衝 突 の管 理 は必 要 ありません。 LIN通 信 の原 理 > LINマスターは、メッセージ ヘッダーを生 成 し、それをバスに送 信 します。メッセージ ヘッダーは、Sync Break、Syncフィールド 、IDフィールド で構 成 されます。 > 指 定 された LINスレーブノード は、メッセージ ヘッダーの後 に、メッセージ応 答 を送 信 します。メッセージ応 答 は、0~ 7データバイト とチェックサムフィールド で構 成 されま す。 > メッセージの各 バイト は、従 来 のUARTプロト コルに従 って送 信 されます (スタート ビッ ト :1、データビット :8、スト ップビット :1) 。 バスレベル LINバスの電 圧 レベルを次 の図 に示 します。VBattはLINマスターであるECUの電 源 電 圧 です。バス電 圧 は、フィルタ素 子 と、マスターECUへの供 給 電 圧 の動 的 な電 圧 変 化 に より、リセッシブ (VSup) へ変 更 されます。 Bus level [V] V Batt V Sup V rec V dom dominant バス側 電圧供給 recessive dominant t バスのリセッシブレベルは、マスターの供 給 電 圧 によって異 なるので、他 のバスノード で使 用 されている外 部 供 給 電 圧 を使 用 してLINcab/LINpiggyを動 作 させることを推 奨 しま す。これにより、LINバスにおける各 ノード 間 の分 流 を防 ぐことができます。 ネット ワークインターフェイスのD-SUBのピン4 (Pdis) をピン3 (VB-) に接 続 すると、 LINcab/LINpiggyの内 部 電 圧 供 給 を遮 断 します。これにより、外 部 電 圧 供 給 が12V 未 満 の場 合 でも、LINバスでの測 定 を実 行 できます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 57 4 ト ランシーバー – 仕 様 注記 外 部 マスター抵 抗 器 および外 部 電 圧 供 給 をLINcab/LINpiggyのD-SUB9ピンコネク ターで使 用 する場 合 、ダイオード を直 列 に接 続 します (下 図 参 照 )。。これは、外 部 電 圧 供 給 が 切 断 された場 合 、LINcab/LINpiggy 用 電 源 電 圧 を外 部 マスター抵 抗 器 経 由 で LIN バスから 供 給 するためです。このダンピングダイオード は、LINの仕 様 に より必 要 とされています。 +12 V 1 2 3 4 5 6 7 8 RMaster 9 4.4.2 7269mag 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 または外 部 電 源 (DC12V~ 36V) 30 mA (定 格 ) TLE7269 ノーマルモード :20Kbps フラッシュモード :115Kbps* * バスの物 理 特 性 に応 じて、330Kbpsまでの最 大 データレート を設 定 で きます。ネット ワークインターフェイスのマニュアルの注 記 を参 照 してくださ い。 絶縁素子 絶縁電圧 バス終 端 磁 気 絶 縁 :ADuM 1100 50 V マスターモード :1kΩ スレーブモード :30kΩ ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがLINバスから電 気 的 に絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に絶 縁 されます。 特性 7269magト ランシーバーは24Vアプリケーション向 けに設 計 されています。また、タイムア ウト カウンターがあり、エラー発 生 時 にLINバスが常 時 ド ミナント レベルになることを防 止 します。ト ランシーバーの最 小 スイッチオフ時 間 は6msです。 スト レス機 能 LINcab/TWINcab、およびLINpiggyのスト レス機 能 では、ド ミナント またはリセッシブビット を操 作 することによりLINバスを妨 害 することができます。妨 害 ビット の長 さは任 意 です。 注記 リセッシブビット の妨 害 シーケンスには電 流 の制 限 がありませんが、ド ミナント ビット は 100mAヒューズに保 護 されています。 ド ミナント の妨 害 ビット の場 合 、LINcab/TWINcab/LINpiggy 7269magには、過 熱 保 護 回 路 が組 み込 まれています。リセッシブモード を妨 害 するためには、 LINcab/TWINcab/LINpiggyに外 部 電 源 電 圧 供 給 を行 う必 要 があります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 58 4 ト ランシーバー – 仕 様 最 小 ボーレート TLE7269のド ミナント タイムアウト (6~ 20 ms) のため、ブレークフィールド が最 大 30ビット (最 小 13ビット ) でボーレート が5 Kbps未 満 の場 合 はLINヘッダーを送 信 できないことがあ ります。 ボーレート = [1/(最 短 タイムアウト 時 間 [ms]/Break-Field-Length [ビット ]] * 1000 ボーレート = [1/(6ms/30ビット )] * 1000 ボーレート = 5000bps これにより、6msより長 いド ミナント シーケンス (5Kbps未 満 でのLINヘッダー送 信 の場 合 など) は、LINcab/LINpiggyの統 合 ト ランジスタ回 路 を使 用 して作 成 されます。 フラッシュモード アクセサリーマニュアル フラッシュモード では、より高 いデータ送 信 レート が可 能 になるため、ECUの生 産 時 にマ イコンのプログラミングに使 用 できます。これは、ト ランシーバーのスルーレート の増 加 に よって可 能 です (EMC特 性 に影 響 を及 ぼすこともあります)。 バージョン 5.7 59 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.5 シングルワイヤーCAN 4.5.1 一 般 情 報 バスレベル バス通 信 Bus level [V] 12 dominant 5 dominant 0 recessive Normal Mode High Voltage Mode (HV) t 個 々 のネット ワークノード 間 の通 信 を確 立 するには、D-SUBコネクターでVB+をピン9、 GND/VB-をピン3、CANをピン7に接 続 する必 要 があります。 シングルワイヤーCANcab/CANpiggyを高 速 モード で使 用 する場 合 、終 端 抵 抗 をCAN HighとGND/VB-の間 で有 効 にする必 要 があります。高 速 モード では、ピン7 (CAN High) をピン4 (R100) に接 続 すると、このような抵 抗 (100Ω) がCANcab/CANpiggyに よって有 効 になります。 CANcab/CANpiggyがノーマルモード に戻 ると、抵 抗 は無 効 になります。より高 いイン ピーダンスの終 端 抵 抗 を実 装 する場 合 、CAN HighとR100を直 接 接 続 する代 わりに、 別 の抵 抗 (RR) を追 加 することもできます。抵 抗 の合 計 はRR+100Ωになります。 4.5.2 5790c 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 外 部 電 源 (DC12V~ 18V) AU5790 低 速 :40Kbps 高 速 :100Kbps 外部 電圧供給 CANcab/CANpiggyは、外 部 供 給 電 圧 で動 作 させる必 要 があります。この電 圧 は、 Wake-Upメッセージのド ミナント レベルとして使 用 します。 ト ランシーバーモード のプログラミング シングルワイヤーCANト ランシーバーは、ノーマルモード 、高 速 モード 、スリープモード をサ ポート します。 ト ランシーバーモード を切 り替 えるには、XLド ライバーライブラリーの xlCANSetChannelTransceiver関 数 またはCAPL関 数 setCanCabsModeのいずれか を使 用 します。この関 数 に関 しては、CANalyzer/CANoeで使 用 されるチャンネル番 号 が論 理 チャンネル番 号 である点 に注 意 してください。さらに、一 方 のチャンネルのモード を変 更 せずに、もう1つのチャンネルのモード だけを明 示 的 に設 定 することはできません。 モード は必 ず両 方 のチャンネルに対 して設 定 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 60 4 ト ランシーバー – 仕 様 setCanCabsMode関 数 には、longタイプのntype、nchannel、nmode、nflagsの4つのパ ラメーターがあります。シングルワイヤーCANcab/CANpiggyの場 合 、次 の値 が有 効 で す。 setCanCabsMode 送 信 レート アクセサリーマニュアル ntype 0 意味 リザーブ。常 に0を設 定 nchannel 0~ n 意味 設 定 するCANチャンネル nmode 0 1 2 3 意味 ノーマル スリープ 高電圧 高速 nflags 1 2 意味 オート ウェイクアップ。スリープモード の場 合 のみ使 用 可 。 HIGHPRIO、CANcab 5790cのみ、1 = 送 信 バッファのクリア 通 常 のデータ交 換 の場 合 、最 高 40 Kbpsの送 信 レート でノーマルモード を使 用 します。 フラッシュ プログラミングなどの場 合 に、最 高 100 Kbpsの高 速 モード も使 用 できます。た だし、このモード では、バスノード の数 が制 限 されます。高 電 圧 ウェイクアップメッセージ (12 V) の送 信 には、高 電 圧 モード が必 要 です。スリープモード 状 態 では送 信 を行 うこと はできません。また、すべての送 信 バッファをクリアするHigh Priority Flagがあります。 バージョン 5.7 61 4 ト ランシーバー – 仕 様 例 CANチャンネル1で高 電 圧 ウェイクアップメッセージを送 信 する場 合 のCAPLプログラム の例 を示 します。CANチャンネル2はノーマルモード では使 用 されません。 variables { message 0x100 msg; } on start { msg.CAN = 1; msg.DLC = 0; } on key 'w' { // Switch transceiver of channel 1 in high-voltage mode, // transceiver of channel 2 in normal mode. setCanCabsMode(0, 1, 2, 0); setCanCabsMode(0, 2, 0, 0); // Send message. output(msg); // After wake-up message switch transceivers of both channels // back to normal mode. setCanCabsMode(0, 1, 0, 0); setCanCabsMode(0, 2, 0, 0); } on message * { output(this); } 4.5.3 5790opto c 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート オプト カプラ 絶縁電圧 外 部 電 源 (DC12V~ 18V) AU5790 低 速 :40Kbps 高 速 :100Kbps HCPL-0720-500または互 換 品 (定 格 遅 延 時 間 約 30ナノ秒 ) 50 V ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部電圧 供給 CANcab/CANpiggyは、外 部 供 給 電 圧 で動 作 させる必 要 があります。この電 圧 は、 Wake-Upメッセージのド ミナント レベルとして使 用 します。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、60ページの「5790c」を参 照 を参 照 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 62 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.5.4 7356cap 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 電圧供給 ト ランシーバー 最 大 ボーレート その他 の特 性 外 部 電 源 (DC12V~ 18V) NCV7356 低 速 :40Kbps 高 速 :100Kbps 不 要 なエラーフレームが生 成 されません (シャット ダウン時 など) ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 外部電圧 供給 CANcab/CANpiggyは、外 部 供 給 電 圧 で動 作 させる必 要 があります。この電 圧 は、 Wake-Upメッセージのド ミナント レベルとして使 用 します。 参照 ノーマルモード /スリープモード のプログラミングについては、60ページの「5790c」を参 照 を参 照 してください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 63 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.6 J1708 4.6.1 一 般 情 報 特性 これらのランシーバーを使 用 して、主 に商 用 車 で使 用 されるSAE標 準 規 格 J1708また はJ1587に基 づいてシリアルネット ワークにアクセスすることができます。J1708ネット ワーク の通 常 の用 途 は、診 断 およびプロセスデータ通 信 です。 4.6.2 65176opto 仕様 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 バス終 端 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 約 200 mA SN65176B 9.6Kbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 あり、2 x 4.7kΩ このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 バージョン 5.7 64 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.7 ト ラック&ト レーラCAN 4.7.1 一 般 情 報 特性 バスレベル ト ラック&ト レーラCANcab/CANpiggyは、ISO 11992-1標 準 規 格 に完 全 に適 合 してお り、商 用 車 分 野 の低 速 CAN用 途 向 けに開 発 されました。最 大 送 信 速 度 は250 Kbps です。このト ランシーバーで利 用 されているシングルワイヤーモード は、XLド ライバーライブ ラリー (自 作 アプリケーション) でのみサポート します。 Bus level [V] V CAN Low dominant logical "0" recessive logical "1" V CAN High 0 リセッシブ状 態 t リセッシブ状 態 は、次 の電 圧 関 係 によって表 します。 VS:バス側 の電 圧 VCAN_H = 1/3VS VCAN_L = 2/3VS ド ミナント 状 態 ド ミナント 状 態 は、次 の電 圧 関 係 によって表 します。 VCAN_H = 2/3VS VCAN_L = 1/3VS 差電圧 差 電 圧 は次 のようになります。 Vdiff = VCAN_L - VCAN_H Vdiff = 1/3VS リセッシブ状 態 Vdiff = -1/3VS ド ミナント 状 態 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 65 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.7.2 10011opto 仕様 電圧供給 消費電力 ト ランシーバー 最 大 ボーレート 絶縁素子 絶縁電圧 外 部 電 源 (DC16V~ 32V) 120 mA (定 格 ) B10011S 250Kbps opt:HCPL-0720-500または互 換 品 50 V ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがCANバスから電 気 的 に 絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に 絶 縁 されます。 接 続 ケーブル 次 の接 続 ケーブルを10011optoで使 用 できます。 > CANcable TnT (99ページ) > CANcable TnT Term (99ページ) テスト セット アップ CANcable TnT ハード ウェア 9 Vs 3 VB- 7 CAN High 2 CAN Low CANcable TnTには、外 部 供 給 電 圧 とCANバスに接 続 するためのD-SUB9コネクターと 4つのバナナプラグがあります。 ISO 11992-1に準 拠 し、ト ラック&ト レーラCANシステムは、両 端 で終 端 が必 要 な2つの ノード で構 成 されます。ベクター製 ネット ワークインターフェイスをCANcab/CANpiggy 10011optoと併 用 して2つの実 ECU間 のバス ト ラフィックを監 視 する場 合 、両 方 のECU には、すでにそれぞれの終 端 抵 抗 が存 在 しているため、CANcable TnTを使 用 します。 実 ECUが1つしかCANcab/CANpiggy 10011optoに接 続 されていない場 合 は、 CANcable TnT Termを使 用 します。 バス側 電圧供給 アクセサリーマニュアル CANcab/CANpiggy 10011optoは、外 部 供 給 電 圧 で動 作 させる必 要 があります。ISO 11992-1では、24Vシステムに対 して最 低 16Vの供 給 電 圧 (VS) を規 定 しています。 バージョン 5.7 66 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.8 特殊用途 4.8.1 CANcab EVA 全般 CANcab EVAは、ユーザーがCANcardXL/CANcardXLeとCANバス間 の接 続 設 定 をカ スタマイズできる評 価 キット です。このために、PCBに特 定 のバスト ランシーバーを装 着 で きます。 Series of holes for +5 V power supply. Signals from and to CANcardXL. アクセサリーマニュアル Series of holes for GND. To CAN bus To CANcardXL Connection points for cable to CANcardXL. Soldered connectors CN1, TB2, TB4. Hole grid PC-board for application-specific component placement. バージョン 5.7 Connection points for cable to CAN bus. Soldered connector CN2. 67 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.9 FlexRay 4.9.1 一 般 情 報 特性 FlexRayト ランシーバーは、『FlexRay Communications System Electrical Physical Layer Specification Version 2.1 Rev. A (FlexRay通 信 システム電 気 物 理 層 仕 様 バー ジョン2.1リビジョンA)』と互 換 性 があり、チャンネル (A/B) ごとに10Mbpsで使 用 できます。 バスレベル Bus level [V] 5 4 logical '1' logical '0' BP 3.5 V BM 3.5 V BM 1.5 V BP 1.5 V 3 2 1 0 Idle Low Power Idle Data n Data n+1 Data n+2 t 4.9.2 1080Amag 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 ガルバニック 絶縁 アクセサリーマニュアル 電圧供給 ト ランシーバー ボーレート ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 TJA1080A 10Mbps このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがFlexRayバスから電 気 的 に絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に絶 縁 されます。 バージョン 5.7 68 4 ト ランシーバー – 仕 様 4.9.3 1082cap 注記 このト ランシーバーはPiggybackとしてのみ使 用 できます。 仕様 電圧供給 ト ランシーバー ボーレート その他 の特 性 ベクター製 ネット ワークインターフェイス経 由 TJA1082 10Mbps ト リガー ガルバニック 絶縁 このト ランシーバーを使 用 すると、ネット ワークインターフェイスがFlexRayバスから電 気 的 に絶 縁 されます。ト ランシーバーの電 源 電 圧 はDC/DCコンバーターを使 用 して電 気 的 に絶 縁 されます。 ト リガー FlexRayインターフェイスファミリーには、専 用 のト リガーアプリケーション用 の複 数 のピン が用 意 されています (対 応 するピン割 り当 てを参 照 )。 ト リガーおよびその動 作 の設 定 は、アプリケーション (CANoeなど) で行 います。次 の図 に、ト リガーピンの内 部 回 路 を示 します。 +5V 4k7 Ohm Trigger Input/Output Logic 図 12: ト リガー入 力 /出 力 入力 ト リガーピンを入 力 に使 用 する場 合 、ト リガーは、ト リガーラインで立 ち下 がりエッジに よって発 生 します。ト リガーは、アプリケーション内 部 で処 理 されます。ト リガー入 力 が配 線 されている場 合 は、4.7kΩの内 部 抵 抗 に留 意 してください。 Level [V] input voltage (input current max. 1 mA) 5 high level 3 V ... 5.5 V 4 3 2 1 0 low level 0 V ... 0.7 V trigger in application t 図 13: ト リガー入 力 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 69 4 ト ランシーバー – 仕 様 出力 ト リガーピンを出 力 に使 用 する場 合 、アプリケーションのト リガーによって、ト リガーライン で立 ち下 がりエッジが解 除 されます。外 部 のプルアップ抵 抗 を使 用 すると、最 大 許 容 負 荷 は5 mAになります。 Level [V] 5 trigger in application output voltage high level 3 V ... 5.5 V 4 3 2 1 0 low level 0 V ... 0.7 V t 図 14: ト リガー出 力 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 70 5 IOcab 8444opto 5 IOcab 8444opto この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 5.1 はじめに 72 5.2 デジタル入 出 力 74 5.2.1 デジタル出 力 のリアルタイム機 能 に関 する重 要 注 記 75 5.3 アナログ入 出 力 77 5.4 デジタルPWM出 力 /Capture入 力 79 5.5 データの測 定 81 5.6 ファームウェアのアップデート 82 5.7 仕 様 85 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 71 5 IOcab 8444opto 5.1 はじめに システム要 件 IOcabは、CANcardXLまたはCANcardXLeにのみ接 続 できます。他 のインターフェイス カード はサポート されません。 IOcabは以 下 にサポート されます。 > CANoeバージョン5.0 SP2以 降 > CANapeバージョン5.0 SP2以 降 > XLド ライバーライブラリー5.0以 降 機能 説明 IOcab 8444optoは、CAN、LIN、MOST環 境 での測 定 用 途 と制 御 用 途 向 けに開 発 さ れました。自 動 車 の開 発 用 途 や、産 業 オート メーションおよびその関 連 分 野 で使 用 さ れます。 IOcabでは以 下 の機 能 が利 用 可 能 です。 > デジタル入 力 ×8 > デジタル出 力 ×4 > アナログ入 力 ×4 > アナログ出 力 ×4 > アナログコンパレーター×1 > PWM (pulse width modulation) 出 力 ×1 > Capture入 力 ×2 (同 時 に1つの入 力 しか使 用 できない) および > すべての入 出 力 チャンネルにおいて、高 精 度 なデータ収 集 および刺 激 出 力 > CAN、LIN、MOST、FlexRayメッセージとの同 期 各 測 定 ポイント で生 成 されるタイムスタンプを使 用 することにより、異 なるバスシステムと のメッセージ間 でも高 精 度 の時 間 同 期 を実 現 できます。 接 続 されているコンピューターを保 護 し、測 定 エラーを回 避 するために、電 気 的 絶 縁 が IOcabに実 装 されています。この絶 縁 により、D-SUB15 ピンコネクターのすべてのシグナ ルとPC を電 気 的 に絶 縁 します。ただし、D-SUB15ピンコネクターの各 種 シグナル間 は 電 気 的 に絶 縁 されません。シールド (D-SUB15 ピンソケット のシェル) はPC 接 地 に接 続 されます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 72 5 IOcab 8444opto コネクターと ピンの割 り当 て IOcabは、15ピンフラット ケーブルコネクターを使 用 してPCのCANcardXL/XLeに接 続 しま す。D-SUB15ピンコネクターを使 用 して、IOcabのデジタル/アナログ入 出 力 にアクセスで きます。 D-SUB15ピンプラグコネクターのピンの割 り当 てを次 に示 します。 ピンの割 り当 て シールド アクセサリーマニュアル ピン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 名前 DIO0 DIO2 DIO4 DIO6 DPWM AGND AIO1 AIO3 DIO1 DIO3 DIO5 DIO7 DGND AIO0 AIO2 説明 デジタル 入 力 0/出 力 0 デジタル 入 力 2/出 力 1 デジタル 入 力 4/出 力 2/Capture入 力 2 デジタル 入 力 6/出 力 3 デジタル PWM出 力 Capture入 力 1 アナログ入 力 /出 力 の基 準 接 地 アナログ 入 力 1/出 力 1 アナログ 入 力 3/出 力 3/Comp.ト リガ デジタル 入 力 1/出 力 0 デジタル 入 力 3/出 力 1 デジタル 入 力 5/出 力 2 デジタル 入 力 7/出 力 3 デジタル入 力 およびPWMの基 準 接 地 アナログ 入 力 0/出 力 0 アナログ 入 力 2/出 力 2 Shield シールド PC接 地 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 AGNDおよびDGNDは、シールド 上 の理 由 で別 々 に配 線 されますが、直 接 IOcab 8444optoに接 続 されます (低 周 波 数 )。 バージョン 5.7 73 5 IOcab 8444opto 5.2 デジタル入出力 実装 デジタル出 力 は、D-SUB15 ピンプラグコネクターの2 つのピンを相 互 接 続 できる半 導 体 スイッチによって、IOcab に実 装 されています。これにより、Vcc (ハイサイド スイッチ) と GND (ローサイド スイッチ) の両 方 で利 用 できます。 注記 デジタル出 力 自 体 は電 源 電 圧 を供 給 できず、外 部 で印 加 される電 圧 の切 り替 えの み行 います。デジタル出 力 の内 部 保 護 回 路 は、回 路 の静 電 放 電 のみを防 止 しま す。 誘 導 負 荷 に接 続 する場 合 は、IOcabの外 部 に保 護 回 路 を設 け、誘 起 電 圧 (フリー ホイールダイオード など) による破 損 を防 止 する必 要 があります。複 数 のデジタル出 力 の連 続 短 絡 は、過 熱 の危 険 があります。 回路 相互接続 この配 置 では、デジタル入 出 力 で D-SUB15ピンプラグコネクター上 のIOピンと同 じIOピンが使 用 されます。図 15に回 路 の 相 互 接 続 を示 します。 DOUT0 1 2 デジタル 入出力の 回路図 DOUT0 1 2 DOUT1 DOUT1 1 2 DOUT2 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 DSUB15 DOUT2 1 2 DOUT3 DOUT3 DIN0 DIN1 DIN2 DIN3 DIN4 DIN5 DIN6 DIN7 DIN_GND 図 15: デジタル入 出 力 ト リガーイベント この回 路 を使 用 する場 合 、デジタル出 力 を使 用 して内 部 出 力 スイッチを閉 じると、2つ のデジタル入 力 /出 力 ラインは常 に共 に短 絡 されます。ただし、すべてのデジタル入 力 は、ト リガー入 力 として利 用 できるように高 精 度 なスイッチング時 間 のリード バック機 能 を備 えています。 DIN0~ DIN7 の電 圧 は常 にDGNDを基 準 とし、ト リガーイベント への反 応 、周 期 的 、 ポーリングにてユーザーが読 み取 ることができます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 74 5 IOcab 8444opto 5.2.1 デジタル出 力 のリアルタイム機 能 に関 する重 要 注 記 フォト MOSリレーの スイッチング遅 延 IOcab 8444optoは、デジタル出 力 にフォト MOSリレーが使 用 されており、オンオフのスイッ チング遅 延 が発 生 するため、リアルタイム用 途 (シリアル通 信 など) には使 用 できませ ん。次 の例 でこれについて説 明 します。 非対称出力 デジタル出 力 をアプリケーション (CANoeなど) で制 御 する場 合 に有 効 なシナリオを以 下 の図 に示 します。高 パルスと低 パルスの時 間 は、それぞれ50ms (20Hz) で対 称 です。こ の例 では、フォト MOSリレーのオン切 り替 え遅 延 ∆t1は約 870µsですが、オフ切 り替 え遅 延 ∆t2はわずか460µsです。そのため、高 パルス時 間 が低 パルス時 間 よりも短 くなりま す。デジタル出 力 は非 対 称 です。 デジタル出 力 の パルスオフセット Commands IOcab 8444opto Digital Output Pin Commands t1 t2 図 16: パルスオフセット レイテンシー 指 定 の遅 延 の他 に、アプリケーションとIOcabファームウェア間 の通 信 時 にレイテンシーが 発 生 することがあります。各 コマンド にIOcab内 部 でACKが返 されます。その後 、IOcab ファームウェアが次 に使 用 可 能 なコマンド をデジタル出 力 に渡 します。ACKがない場 合 、特 別 なレジスターにバッファされる最 後 のコマンド 以 外 、受 信 コマンド はすべて拒 否 されます。欠 落 したACKを受 信 すると、最 後 にバッファされた状 態 がデジタル出 力 として 出 力 されます。 注記 コマンド シーケンスが速 すぎて適 切 に処 理 できない場 合 があり、完 全 なパルスがデジ タル出 力 として現 れないことがあります (以 下 の図 を参 照 )。 正 常 なパルスを出 力 するために、最 大 スイッチング周 波 数 は20Hz にしてください。ス イッチング周 波 数 が20Hz を超 えると、パルスの紛 失 が発 生 する可 能 性 があります。こ の動 作 は、使 用 しているPCの構 成 、OS、PC負 荷 によっても影 響 を受 けます。 79ページの「デジタルPWM出 力 /Capture入 力 」を参 照 に、IOcabを使 用 して直 接 PWMを生 成 する方 法 が記 載 されています。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 75 5 IOcab 8444opto CANoe s3 Driver command s1 X X ignored commands waiting for acknowledge IOcab 8444opto Digital Output Pin s1 = set low s2 = set high s3 = set low (last state) s2 command s3 s1 acknowledge s1 デジタル出 力 の 欠 落 パルス missing pulse 図 17: 欠 落 パルス アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 76 5 IOcab 8444opto 5.3 アナログ入出力 アナログピン IOcab 8444opto のアナログ入 出 力 AIO0~ AIO3 では、D-SUB15 ピンコネクターの4 つ のピンを共 有 します。4つのアナログピンのそれぞれに出 力 ド ライバーがあり、有 効 または 無 効 にできます。アナログピンの出 力 ド ライバーが無 効 な場 合 、外 部 で印 加 された電 圧 を関 連 するアナログ入 力 で測 定 できます。アナログピンの出 力 ド ライバーが有 効 な場 合 、出 力 に対 して設 定 されている電 圧 を駆 動 します。出 力 ド ライバーを保 護 するため に、ダイオード がそれと並 列 に取 り付 けられており、外 部 で印 加 された電 圧 からド ライ バーを絶 縁 します。ダイオード の電 圧 降 下 は出 力 ド ライバーによって補 正 されます。た だし、この方 法 では、出 力 で電 流 を引 き込 むことはできません。 出 力 端 子 は短 絡 から保 護 されていますが、IOcab 8444opto が内 部 エラー状 態 になる 可 能 性 があります。短 絡 状 態 から復 旧 後 、IOcab を初 期 化 する必 要 があります。 注記 負 電 圧 がAIO0~ AIO3に印 加 される (VAIO0~ VAIO3 < VAGND) と、アナログ出 力 ド ラ イバーが損 傷 する可 能 性 があるので、避 けてください。 測定範囲 AIO0 およびAIO1 では、電 圧 を測 定 するために、H (高 ) およびL (低 ) の2 つの測 定 レン ジを使 用 できます。測 定 範 囲 L では0~ 8.192V、測 定 範 囲 H では0~ 32.768V の電 圧 を測 定 できます。AIO2 とAIO3 では、測 定 範 囲 はH のみとなります。測 定 範 囲 は設 定 時 に選 択 します。アナログピンの電 圧 を両 方 の測 定 範 囲 で同 時 に測 定 することは できません。 アナログ入 力 シグナルの変 換 には約 44μs かかります。有 効 なすべてのアナログ入 力 の 変 換 が順 次 実 行 されるため、変 換 時 間 は有 効 なチャンネルの数 によって異 なり、それ に応 じて遅 延 が生 じます。測 定 時 のタイムスタンプは、ト リガーイベント の発 生 時 点 ま たは有 効 な最 初 のチャンネルの測 定 開 始 時 点 を基 準 とします。 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 アナログ 入出力の 回路接続 AOUT0 AOUT1 AOUT2 AOUT3 5 + 1 - 10k 19k6 19k6 19k6 10k 2k8 2k8 2k8 19k6 Aref Acomp 2k8 DSUB15 10k 2 /SHDN 10k 3 DAC3 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 10nF 10nF 10nF 10nF 10nF AGND 10nF AIN0 Range 0.. 8.1V AIN0 Range 0.. 32.7V AIN1 Range 0.. 8.1V AIN1 Range 0.. 32.7V AIN2 Range 0.. 32.7V AIN3 Range 0.. 32.7V 図 18: アナログ入 出 力 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 77 5 IOcab 8444opto コンパレーター AIO3では、設 定 可 能 なト リガーしきい値 の上 限 値 を上 回 るか下 限 値 を下 回 った時 点 でト リガーイベント を発 生 させる内 部 アナログコンパレーターを使 用 して、測 定 を実 行 し ながら測 定 を開 始 することができます。 コンパレーター機 能 が有 効 な場 合 、アプリケーションからコンパレーターの出 力 値 をポー リングすることもできます。 電 圧 の変 化 を測 定 する場 合 には、アナログ入 力 回 路 を使 用 するときの遅 延 も含 まれ ます。これは、アナログコンパレーターにも当 てはまります。電 圧 変 化 による遅 延 は次 の 式 で計 算 されます。 コンパレーターの時 間 遅 延 24.5 x 10-6 s コンパレーターの事 前 設 定 されたト リガー電 圧 入力電圧 VAIN3にジャンプする開 始 電 圧 遅延 アクセサリーマニュアル 例 として、ト リガーしきい値 が12V における、10V から24V への電 圧 変 化 を考 えます。こ の場 合 、遅 延 は次 のようになります。 バージョン 5.7 78 5 IOcab 8444opto 5.4 デジタルPWM出力/Capture入力 一般注記 D-SUB15ピン5 (DPWM) を使 用 して、PWM (パルス幅 変 調 ) シグナルを生 成 できます。 また、このピン (DPWM) またはピン10 (DIO4) を使 用 して、周 波 数 を測 定 することもでき ます (キャプチャーモード )。この場 合 、2つのCapture入 力 はしきい値 と電 圧 範 囲 でそれ ぞれ異 なります。必 要 な機 能 とチャンネルは、設 定 時 に選 択 します。PWMモード とキャ プチャーモード の両 方 、および両 方 のCapture入 力 を同 時 に使 用 することはできませ ん。1つのピンで同 時 に選 択 できるモード は1つだけです。 1 回路相互接続 (PWMと キャプチャー 機 能 ) 9 2 10 3 Capture Input 2 11 4 12 PWM 5 Capture Input 1 13 DIN_GND 6 14 7 15 8 1 9 2 10 3 11 4 12 5 13 6 14 7 15 8 DSUB15 図 19: PWMとキャプチャー PWMジェネレーター IOcab 8444opto をPWM または周 波 数 ジェネレーターとして使 用 して、40Hz から または 500Hz または2.4kHz から100kHz の周 波 数 を生 成 することができます。最 大 周 波 数 周 波 数 ジェネレーター は、基 本 的 にピンの出 力 保 護 回 路 によって制 限 されます。 デューティ比 は、0.0%から100.0%の間 で設 定 できます。分 解 能 は、周 波 数 によって異 なり、この関 係 は次 のグラフで示 します。 PWM resolution related to frequency ジェネレーターとしての PWM分 解 能 11 10 f=39.06 kHz Resolution (bit) 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 Capture Mode アクセサリーマニュアル 1 10 100 1.000 10.000 キャプチャーモード では、パルスのデューティ比 をD-SUB15コネクターのDPWMピンまたは DIO4ピンで1つのシグナルに対 して同 時 に指 定 できます。有 効 な測 定 範 囲 のうちのい ずれかを選 択 してから測 定 してください。 5μs~ 50 ms までのデューティ比 をCapture 入 力 で測 定 できます。これは、デューティ比 50%で100kHz の最 大 入 力 周 波 数 に相 当 します。 バージョン 5.7 79 5 IOcab 8444opto 注記 Capture入 力 にパルスが入 力 されていない状 態 でIOcabをキャプチャーモード で使 用 すると、キャプチャー測 定 は500ms後 にタイムアウト でキャンセルされます。この間 、他 の測 定 は実 行 されません。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 80 5 IOcab 8444opto 5.5 データの測定 ト リガー測 定 、 ポーリング測 定 、 周期測定 データ取 得 は、次 の3 つのイベント で行 えます。 > ト リガー > ポーリング > 周期 ただし、上 記 方 法 のうちのいずれかしか設 定 できません。ト リガーソースとしては、次 の2 つのイベント のうちいずれかを使 用 できます。 > DIO0~ DIO3のレベルの変 更 (H→LまたはL→H) > アナログコンパレーターのト リガー 「ポーリング測 定 」は、( XL Driver Libraryで作 成 した) アプリケーションから測 定 リクエスト を要 求 する手 法 であり、リクエスト されたデータがポーリングされ転 送 されます。周 期 測 定 では、1ms から65 秒 までの周 期 を設 定 できます。この周 期 ごとに必 要 なシグナルが 自 動 的 に測 定 され、アプリケーションに転 送 されます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 81 5 IOcab 8444opto 5.6 ファームウェアのアップデート ファームウェア プログラミング アクセサリーマニュアル IOcab 8444opto の制 御 プロセッサーのファームウェアは、いつでも最 新 のバージョンにアッ プデート できます。 バージョン 5.7 82 5 IOcab 8444opto ステップバイステップの手 順 次 の指 示 に従 ってIOcab 8444optoをアップデート します。 1. PCに挿 入 されているCANcardXL/XLe にIOcab8444 を接 続 します。 2. ベクタード ライバーディスクの\Firmware Update\IOcab8444opto\WinBoot フォルダーを開 きます。 3. WinBoot.exeを実 行 します。最 初 の実 行 時 には、次 のエラーメッセージが表 示 されることがあります。 4. Vector Hardware Configを開 き、アップデート するIOcab 8444optoに WinBoot|CAN1を割 り当 てます。 5. WinBoot.exeをもう一 度 実 行 します。これでIOcab 8444optoにアクセスできるよう になります。 6. [Select File…] をクリックし、 \Firmware Update\IOcab8444opto\Firmwareフォルダー内 のhexファイル を開 きます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 83 5 IOcab 8444opto 7. [Start Download] をクリックします。ダウンロード が開 始 されます。 8. 次 のメッセージが表 示 されます。 9. [Exit] をクリックしてWinBootを終 了 します。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 84 5 IOcab 8444opto 5.7 仕様 供給電圧 消費電力 電気的絶縁 タイムスタンプ精 度 ベクター製 CANcardXL/XLe経 由 、+5V DC 定 格 180mA、最 大 200 mA 最 大 50V、 PCとIO間 のみ、各 IO間 では無 し DGNDとAGNDは内 部 的 に接 続 2μs デジタル入 力 入 力 チャンネル数 最大入力電圧1 最大差電圧1 8 -36V~ 36V (DGNDに対 するDIO0~ DIO7) 36V (DIO0~ DIO7 に対 するDIO0~ DIO7) 入 力 電 圧 LOW 入力許容 -36V~ 2.5V (DGNDに対 するDIO0~ DIO3) -36V~ 1.4V (DGNDに対 するDIO4~ DIO7) 6.2V~ 36V (DGNDに対 するDIO0~ DOI3) 5.9 V~ 36 V (DGNDに対 するDIO4~ DIO7) スイッチングしきい値 (定 格 ):4.0 V スイッチングしきい値 (定 格 ): 2.0Vおよび4.7V、シュミット ト リガー サプレッサダイオード 36V、70mWによる >200kΩ (DIO0~ DIO3) >40kΩ (DIO4~ DIO7) ~ 25 nF (ピン) デジタル出 力 出 力 チャンネル数 最大入力電圧1 4 -36V~ 36V (DGNDに対 するDIO0~ DIO7) 最大差電圧1 36V (DIO0~ DIO7 に対 するDIO0~ DIO7) 最大電流 保護回路 - 200mA~ +200mA (DIO1と DIO0 間 など) 短 絡 はリセット 可 能 なヒューズで対 応 過 電 圧 は36Vのサプレッサダイオード で対 応 <5Ω 定 格 :0.5ms、最 大 :3ms 入 力 電 圧 HIGH DIO0~ DIO3 DIO4~ DIO7 保護回路 入力抵抗 オン抵 抗 スイッチング時 間 1範 囲 を超 えた場 合 、デバイスが破 損 することがあります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 85 5 IOcab 8444opto PWM出 力 出 力 チャンネル数 周波数範囲 タイミング精 度 1 2つの範 囲 :40Hz~ 500Hz、2.5kHz~ 100kHz 周 波 数 範 囲 40Hz~ 500Hzの場 合 : ソフト ウェアによるPWM のタイミング精 度 は、ユー ザーが定 義 する測 定 の構 成 によって異 なります (ト リ ガー、周 期 測 定 、ポーリング)。 測 定 を行 わず、固 定 出 力 を行 う場 合 、最 も良 い結 果 が得 られます。 周 波 数 範 囲 2.5Hz~ 100Hzの場 合 : < 1% 0.0%~ 100.0% (分 解 能 < 5%) 最 高 10ビット DGND サプレッサダイオード 、500 mWによる 0V~ 0.6V 3.8 V~ 5.5 V ~320Ω デューティーサイクル 分解能 電圧基準 保護回路 出 力 電 圧 LOW 出 力 電 圧 HIGH 出力抵抗 Capture入 力 入 力 チャンネル数 最 小 パルス/ポーズ長 最 大 パルス/ポーズ長 精度 入力特性 DPWM – 入 力 最大入力電圧1 入 力 電 圧 LOW 入 力 電 圧 HIGH スイッチングしきい値 (定 格 ) DIO4 – 入 力 最大入力電圧1 2 5μs 50ms ±1% シュミット ト リガー -6V~ 12V (DGNDに対 するDPWM) -6.0 V~ 1.0 V 4.0 V~ 12 V 1.4Vおよび3.2V -36V~ 36V (DGNDに対 するDIO4) 最大差電圧1 36V (DIO0~ DIO7 に対 するDIO4) 入 力 電 圧 LOW 入 力 電 圧 HIGH スイッチングしきい値 (定 格 ) -36 V~ 1.4 V 5.9 V~ 36 V 2.0Vおよび4.7V アナログ入 力 入 力 チャンネル数 最大入力電圧1 4 0V~ 36V (AGND に対 するAIN0~ AIN3) 測定範囲 AIN0、AIN1:2つの範 囲 、0~ 8.192V、0~ 32.768V AIN2、AIN3:1つの範 囲 、0~ 32.768V すべての測 定 範 囲 において10ビット ±1.5% 0V~ 10V:8kΩ (AIO0およびAIO1) 10 V~ 36 V:4.7kΩ (AIO0およびAIO1) AIO2およびAIO3:0V~ 36 V:8kΩ 分解能 測定精度 入力抵抗 1範 囲 を超 えた場 合 、デバイスが破 損 することがあります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 86 5 IOcab 8444opto アナログ入 力 サンプリングレート 変換時間 入 力 部 でのローパスフィルター周 波数 タイムスタンプ精 度 保護回路 アナログ出 力 出 力 チャンネル数 逆接続電圧1 1kHz、3kHz (XLド ライバーライブラリー経 由 ) 1チャンネル当 たり~44µs 範 囲 0~ 8.192V:3.1kHz 範 囲 0~ 32.768V:6.4kHz 2µs+ 入 力 フィルターの遅 延 サプレッサダイオード 36V、70mWによる 極 性 保 護 なし 4 VAIN0~ VAIN3 > VAGND:0V~ 36 V VAIN0~ VAIN3 < VAGND:不 可 0~ 4.096V 12ビット プルダウン抵 抗 としての入 力 抵 抗 を持 つ オープンエミッター ±1.5% +0~ +5mA (-0~ -5mAは不 可 、 オープンエミッター) 短 絡 (AGND に対 するAIO0~ AIO3): 任 意 の長 さの時 間 、 最 大 電 流 :出 力 当 たり11mA1 サプレッサダイオード 、36Vによる 出力電圧範囲 分解能 機能 精度 最大電流 回路保護 アナログコンパレーター コンパレーター数 ト リガーしきい値 機能 1 0V~ 32.768V、設 定 可 能 、10ビット の分 解 能 ト リガーとして使 用 可 能 、または静 的 ポーリング可 能 アナログ入 力 AIO3を参 照 入力特性 取得方法 ト リガー 1ト リガー、DIN0、DIN1、DIN2、DIN3またはアナロ グコンパレーター 設 定 可 能 な測 定 間 隔 :1msから65秒 アプリケーションを使 用 周期測定 ポーリング/クエリー 1範 囲 を超 えた場 合 、デバイスが破 損 することがあります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 87 6 IOpiggy 8642 6 IOpiggy 8642 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 6.1 一 般 情 報 89 6.2 デジタル入 出 力 90 6.3 アナログ入 出 力 92 6.4 PWM出 力 (PWM0/PWM1) 93 6.5 PWM入 力 (PWM0) 93 6.6 アナログコンパレーター 93 6.7 D-SUB15ピンの割 り当 て例 93 6.8 仕 様 94 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 88 6 IOpiggy 8642 6.1 一般情報 はじめに IOpiggy 8642は、デジタルまたはアナログシグナルの測 定 および出 力 に理 想 的 なプラグ インボード (Piggyback) です。このプラグインボード は、次 のベクター製 デバイスで使 用 で きます。 > VN7570/VN7572 FlexRay/CAN/LIN/IOネット ワークインターフェイス D-SUB62コネクターを使 用 してアクセス可 能 な測 定 ライン。 > VN8950 CAN/LINモジュール D-SUB15コネクター(チャンネル5)としてアクセス可 能 。 > VN8970/VN8972 FlexRay/CAN/LINモジュール D-SUB15コネクター(チャンネル9)としてアクセス可 能 。 シグナルライン IOpiggy 8642 には合 計 13 本 のシグナルラインがあります。構 成 可 能 な最 大 IO チャンネ ル: > デジタル入 力 ×8 > デジタル出 力 ×6 > アナログ入 力 ×4 > アナログ出 力 ×2 > PWM出 力 ×2 > PWM入 力 ×1 > アナログコンパレーター×1 注記 各 ラインは入 力 または出 力 として動 作 可 能 です。1 本 のラインでの( 入 出 力 ) 同 時 動 作 はできません。異 なるラインでの入 出 力 動 作 は可 能 です。 設 定 は測 定 アプリケーション (CANoeなど) で行 います。定 義 する各 測 定 グループに対 してユーザー固 有 の測 定 条 件 を定 義 できます。条 件 が満 たされると、測 定 グループ内 のシグナル値 を取 得 してアプリケーションに渡 します。 測定 グループ1 デジタル入 力 0~ 3 7 測定 条件 測定 グループ2 アナログ入 力 0~ 3 7 測定 条件 測定 グループ3 Capture 7 測定 条件 以 下 の測 定 条 件 を選 択 可 能 です。 > 周期測定 > 測 定 アプリケーションからのポーリング > デジタル入 力 によるレベル変 更 (ト リガー) デジタル出 力 で (High → LowおよびLow → High) > アナログコンパレーターのト リガーの測 定 (93ページの「アナログコンパレーター」を参 照 ) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 89 6 IOpiggy 8642 6.2 デジタル入出力 説明 すべてのデジタルシグナルラインは、入 力 または出 力 として使 用 できます。これは、測 定 アプリケーション (CANoeなど) で設 定 できます。次 の図 でスイッチングロジックを説 明 しま す。 デジタルシグナルの スイッチングロジック IOpiggy 8642 logic Digital Out 0 / PWM 1 1 Digital In 0 Digital Out 1 9 Digital In 1 Digital Out 2 1 2 2 Digital In 2 Digital Out 3 3 10 Digital In 3 D-SUB15 Digital GND Digital Out 4a 13 3 Digital In 4 Digital Out 4b 5 6 7 11 Digital In 5 Digital Out 5a 4 8 9 10 11 12 13 14 15 4 Digital In 6 Digital Out 5b 12 Digital In 7 入力 スイッチングしきい値 は、1Vの定 ヒステリシスで8つのすべてのデジタル入 力 (デジタル入 力 0~ 7に対 して0V~ 20Vの範 囲 で定 義 できます。 出力 デジタル出 力 は、3つの異 なるモード で動 作 させることができます。これらは、測 定 アプリ ケーションで設 定 します。 > プッシュプル (デジタル出 力 0~ 3のみ) LOW状 態 はデジタルGNDに対 応 し、HIGH状 態 は (ソフト ウェアで) 定 義 した内 部 出 力 電 圧 に対 応 します。短 絡 を回 避 するために、2つのプッシュプル出 力 は相 互 接 続 しないでください。プッシュド ライバーは内 部 から電 源 供 給 をするため、プッシュ 出 力 によって流 れる電 流 はプル入 力 での電 流 より少 なくなります。 > オープンコレクター (デジタル出 力 0~ 3のみ) LOW状 態 はデジタルGNDに対 応 し、HIGH状 態 はプルアップ抵 抗 で印 加 された外 部 電 圧 に対 応 します。オープンコレクター出 力 の定 格 電 流 は、プッシュプル出 力 より も大 きくなります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 90 6 IOpiggy 8642 > MOSスイッチ (デジタル出 力 4a/4bおよび5a/5bのみ) 外 部 シグナルを切 り替 えるためのフローティングスイッチ。切 り替 えるシグナルを、提 供 されたa/bラインに接 続 します。0Vから36 Vの間 のすべてのシグナルに適 していま す。 注記 IOpiggy 8642のデジタル出 力 4a/4bおよび5a/5bは、フォト MOSリレーを利 用 したスイッ チング出 力 として実 現 しています。リレーには、25°C で550μs のオン遅 延 と100μs の オフ遅 延 があります。 例 オープンコレクターモード でのデジタル出 力 デジタル出 力 0および1はオープンコレクター出 力 として設 定 します。その後 、プルアップ 抵 抗 を使 用 して一 定 の電 圧 を印 加 できます。LOWはデジタルGNDを使 用 して定 義 され、HIGHは印 加 された電 圧 によって決 まります。 V CC1 R1 8 7 6 5 4 3 2 15 14 13 12 13 10 V CC2 R2 Digital Out 1 (Open-Collector) 9 Digital Out 0 (Open-Collector) 1 Digital GND 13 1 9 例 外 部 シグナルソースを使 用 するデジタル出 力 これは、正 弦 波 電 源 電 圧 Vsignal inのオンとオフを任 意 に切 り替 える例 です。この例 で は、Vsignal inをデジタル入 力 4に印 加 して切 り替 えを行 います。これで、内 部 スイッチ を使 用 して、電 圧 をデジタル出 力 4bでオンとオフに切 り換 えることができます。切 り替 えは測 定 アプリケーションで制 御 します。 Digital Out 4b (V signal out ) 11 Digital In 4 (V signal in) 3 [V] 8 7 6 5 4 3 15 14 13 12 11 10 2 1 5 9 internal switch アクセサリーマニュアル V signal in 0 バージョン 5.7 V signal out t 91 6 IOpiggy 8642 6.3 アナログ入出力 説明 IOpiggy 8642には、4個 のアナログ入 力 があります。最 初 の2個 の入 力 (A0とA1) は、任 意 でアナログ出 力 として使 用 できます。これは、測 定 アプリケーション (CANoeなど) で 設 定 できます。次 の図 でスイッチングロジックを説 明 します。 IOpiggy 8642 logic Analog In 0 14 1 Analog Out 0 Analog In 1 2 7 3 Analog Out 1 D-SUB15 Analog In 2 Analog In 3 15 8 4 5 6 7 Analog GND 入力 6 8 9 10 11 12 13 14 15 アナログ入 力 は、次 のモード で動 作 させることができます。 > シングルエンド (アナログ入 力 0~ 3) 電 圧 測 定 用 の共 通 の基 準 電 位 はアナログGNDです。4本 の独 立 したシグナルライ ンをこれに対 して使 用 できます。 出力 アクセサリーマニュアル 0V から12V の間 の電 圧 を出 力 できます。アナログ出 力 は、最 大 10mA (5V時 ) か6mA (12V時 )までの電 流 を流 すことができます。 バージョン 5.7 92 6 IOpiggy 8642 6.4 PWM出力 (PWM0/PWM1) 説明 IOpiggy 8642には、ピン1 (PWM 1) とピン5 (PWM 0) に、同 じ周 波 数 で動 作 するPWM ジェネレーターがあります。設 定 可 能 な周 波 数 の範 囲 は0.02Hzから20 kHzまでです。2 つのPWMデューティーサイクルは測 定 アプリケーションで設 定 し、0.0%から100.0%の単 位 で単 独 に設 定 できます。デューティーサイクルの分 解 能 は、全 周 波 数 帯 域 において 8ビット です。 6.5 PWM入力 (PWM0) 説明 PWM入 力 を使 用 してPWMシグナルのデューティーサイクルを測 定 できます。 最 小 パルス幅 は1μsです。これにより、最 大 100kHzの入 力 周 波 数 が測 定 できます (デューティーサイクル50%時 )。 6.6 アナログコンパレーター 説明 アナログコンパレーターは常 時 アナログ入 力 0 に接 続 されており、ト リガー制 御 による測 定 を有 効 にします。このために、しきい値 は測 定 アプリケーションで定 義 します。しきい 値 の上 限 値 を上 回 るか下 限 値 を下 回 ると、設 定 された測 定 グループで測 定 が一 度 だけ実 行 されます (89ページの「一 般 情 報 」を参 照 )。 次 の3 つのト リガー種 別 を選 択 できます。 > 上 限 を超 えた場 合 にト リガー > 下 限 を超 えた場 合 にト リガー > 上 限 または下 限 を超 えた場 合 にト リガー 6.7 D-SUB15ピンの割り当て例 ピン 1 ピン配 列 1 デジタル入 力 0 ピン配 列 2 デジタル出 力 01 ピン配 列 3 デジタル出 力 02 ピン配 列 4 PWM 1 2 デジタル入 力 2 デジタル出 力 21 デジタル出 力 22 - 3 デジタル入 力 4 デジタル出 力 4a3 - - 4 デジタル入 力 6 デジタル出 力 5a3 - - 5 6 7 8 9 PWM 0 10 - アナログ入 力 1 アナログ入 力 3 デジタル入 力 1 Capture アナログGND アナログ出 力 1 1 デジタル出 力 1 デジタル出 力 12 デジタル入 力 3 デジタル出 力 31 デジタル出 力 32 - 11 デジタル入 力 5 デジタル出 力 4b3 - - 12 デジタル入 力 7 デジタル出 力 5b3 - - - - 13 14 15 アナログ入 力 0 アナログ入 力 2 デジタルGND アナログ出 力 0 - - 1 プッシュプル 2 オープンドレイン 3 a/bライン:リレーが切 り替 わります。外 部 シグナルをaとb間 で切 り替 えます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 93 6 IOpiggy 8642 6.8 仕様 供給電圧 消費電力 本 体 より供 給 定 格 0.5W、最 大 1.25W デジタル入 力 チャンネル数 入力電圧 ヒステリシススイッチングしきい値 スイッチング時 間 入力抵抗 デジタル出 力 チャンネル数 出力電圧 ヒステリシスを持 ち、しきい値 設 定 可 能 な入 力 ×8。 0V~ 36V 1000mV ± 10%、 設 定 可 能 なしきい値 0V~ 20V 300~ 500ns 1.33MΩ 6 プッシュプル :5Vまたは12V (すべてのデジタル出 力 で同 一 ) OC:0V~ 36V MOSスイッチ :-36V~ +36V 電流容量 プッシュ:5Vで最 大 80mAまたは12Vで24mA (非 アクティブなアナログ出 力 の場 (すべてのデジタル出 力 で同 一 ) 合) OC/プル:100mA MOSスイッチ:450mA 出力電流 最 大 400mW 保護回路 プッシュ :過 負 荷 時 の電 流 監 視 回 路 OC/プル:ポリスイッチによる保 護 MOSスイッチ :ポリスイッチによる保 護 オン抵 抗 外 部 シグナル:最 大 2.5Ω (MOS) 出 力 キャパシタンス 外 部 シグナル:1.5pF (MOS) スイッチング時 間 内 部 :500ns 外 部 シグナル: オン遅 延 (定 格 ):550µs (25°C) オフ遅 延 (定 格 ):100µs (25°C) アナログ入 力 入 力 チャンネル数 測定範囲 入力抵抗 分解能 精度 サンプリングレート アクセサリーマニュアル シングルエンド ×4 シングルエンド :0 V~ 36 V シングルエンド :1MΩ 12ビット 測 定 値 +/- 20mVの0.1% 最 大 1kHz バージョン 5.7 94 6 IOpiggy 8642 アナログ出 力 出 力 チャンネル数 電圧範囲 精度 分解能 変換時間 電流容量 (非 アクティブなデジタル出 力 の場 合) 出力抵抗 PWM出 力 (PWM0/PWM1) 出 力 チャンネル数 周波数範囲 分解能 レベル 電流容量 保護回路 出力抵抗 PWM入 力 (PWM0) 入 力 チャンネル数 パルス/ポーズ時 間 精度 TTLレベル 入力電圧 アクセサリーマニュアル 2 0V~ 12V 2% 12ビット 9µs 最 大 10mA (5V) および6mA (12V) ~ 290Ω 2 (同 一 周 波 数 かつ同 一 デューティーサイクル) 0.02Hz~ 20 kHz (8ビット ) 8ビット Low :0 V High:5Vまたは12V (すべてのデジタル出 力 で同 一 ) PWM0 プッシュ:5Vで最 大 80mAまたは12Vで24mA (すべてのデジタル出 力 で同 一 ) PWM0/PWM1 プル:最 大 100mA PWM0 プッシュ :過 負 荷 時 の 電流監視回路 < 100Ω 1 最 小 :1µs ±1% Low:0V、< VHIGH (0V~ 0.7V) High:> VLOW、< VREF (1.7V~ 3.3V) 0V~ 36V バージョン 5.7 95 7 ケーブルおよびコネクター 7 ケーブルおよびコネクター この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 7.1 CAN/LIN 98 7.1.1 CANcable0 98 7.1.2 CANcable1 98 7.1.3 CANcableA 99 7.1.4 CANcableTnT 99 7.1.5 CANcableTnT Term 99 7.1.6 CANcableY 100 7.1.7 CANcable 2Y 101 7.1.8 CANterm 120 102 7.1.9 CANcable Set Pro 102 7.2 MOST 103 7.2.1 ECLケーブル 103 7.2.2 光 ファイバーケーブル 103 7.2.3 光 ファイバーケーブルカップリング 104 7.3 FlexRay 105 7.3.1 FRcable A 105 7.3.2 FRcable AB 105 7.3.3 FRterm 106 7.3.4 FRcable Set 106 7.3.5 FR/CANcable 2Y 107 7.4 BroadR-Reach 108 7.4.1 BRcable 2Y 108 7.5 その他 109 7.5.1 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (3ピン) 109 7.5.2 バナナプラグ <> Binder製 3ピン 110 7.5.3 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9 111 7.5.4 VNcable DSUB62 113 7.5.5 VNcable DSUB62 A 113 7.5.6 VNcable DSUB62 B 114 7.5.7 VNcable D62Y9 115 7.5.8 VNcable DSUB37 116 7.5.9 ターミナルブロックDSUB37 117 7.5.10 OBDcable CAN 117 7.5.11 OBDcable OEM GM 118 7.5.12 OBDcable OEM01 119 7.5.13 OBDcable VN88 120 7.5.14 OBDcable VN88A 121 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 96 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.15 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスVN88 アクセサリーマニュアル 122 バージョン 5.7 97 7 ケーブルおよびコネクター 7.1 CAN/LIN 7.1.1 CANcable0 低 速 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 特性 製品番号 CAN/LIN接 続 ケーブル 注 記 :D-SUB9ピンにプライマリーとセカンダリーが割 り当 てられている デバイスで使 用 する場 合 は、プライマリーチャンネルにしかアクセスで きません。 0.3 m 2x D-SUB9ピンコネクター (メス) 終 端 抵 抗 器 なし 05002 CANcable0 セット アップ 7 CAN High / LIN 7 3 3 GND 2 CAN Low 2 9 (VB+) 9 7.1.2 CANcable1 説明 ケーブル長 コネクター 特性 製品番号 CAN接 続 ケーブル 注 記 :D-SUB9ピンにプライマリーとセカンダリーが割 り当 てられている デバイスで使 用 する場 合 は、プライマリーチャンネルにしかアクセスで きません。 0.3 m 2x D-SUB9ピンコネクター (メス) 120Ωの並 列 終 端 抵 抗 器 × 2 05001 CANcable1 セット アップ GND 3 CAN High 7 120 3 7 2 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 120 高 速 ケーブル CAN Low 2 98 7 ケーブルおよびコネクター 7.1.3 CANcableA 多 目 的 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 CAN/LIN接 続 ケーブル 0.5 m 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 4x オープンエンド CANcable Set Pro (製 品 番 号 05060) に同 梱 セット アップ 9 VB+ 3 VB- 7 CAN High / LIN 2 CAN Low 7.1.4 CANcableTnT ト ラック&ト レーラCAN 説明 ケーブル長 コネクター 特性 製品番号 ト ラック&ト レーラ (ISO 11992) および CAN 用 の接 続 ケーブル 1.5 m 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 4xバナナプラグ 終 端 抵 抗 器 なし 05016 セット アップ 9 Vs 3 VB- 7 CAN High 2 CAN Low 7.1.5 CANcableTnT Term ト ラック&ト レーラCAN 説明 ケーブル長 コネクター 特性 製品番号 ト ラック&ト レーラ (ISO 11992) 用 の接 続 ケーブル 1.5 m 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 4xバナナプラグ 終 端 抵 抗 あり 05015 セット アップ アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 9 Vs 3 VB- 7 CAN High 2 CAN Low 99 7 ケーブルおよびコネクター 7.1.6 CANcableY 拡 張 ケーブル セット アップ アクセサリーマニュアル 説明 ケーブル長 コネクター 特性 製品番号 CANまたはLIN用 Yケーブル 2m (全 長 ) 3x D-SUB9ピンコネクター (メス) ジェンダーチェンジャー CANcable Set Pro (製 品 番 号 05060) に同 梱 7 CAN High 7 9 VB+ 9 3 VB- 3 2 CAN Low 2 バージョン 5.7 100 7 ケーブルおよびコネクター 7.1.7 CANcable 2Y Yケーブル 説明 D-SUB9ピンに2つのチャンネルを割 り当 てたベクター製 CAN/LINイン ターフェイス (VN1600インターフェイスファミリー、VN8970など) 用 Y ケーブル。2つのチャンネルを別 個 のD-SUB9ピンコネクター (CH Aと CH B) に分 割 。 例: > VN1610 CH1/2 → チャンネル1 (CH A) および2 (CH B) > VN1630 CH1/3 → チャンネル1 (CH A) および3 (CH B) CH2/4 → チャンネル2 (CH A) および4 (CH B) > VN8970 CH1/5 → チャンネル1 (CH A) および5 (CH B) CH2/6 → チャンネル2 (CH A) および6 (CH B) CH3/7 → チャンネル3 (CH A) および7 (CH B) CH4/8 → チャンネル4 (CH A) および8 (CH B) ケーブル長 コネクター 製品番号 セット アップ D-SUB9ピンコネクターCH AおよびCH Bのピン割 り当 ては、インター フェイスに内 蔵 されているバスト ランシーバーによって異 なります (42 ページの「D-SUBピンの割 り当 て」を参 照 )。 0.3 m 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 2x D-SUB9ピンコネクター (オス) 05075 2 CAN Low 2 3 GND / VB- 3 7 CAN High / LIN 7 4 Special function 4 5 Shield 5 9 (VB+) 9 CH A CH B アクセサリーマニュアル 1 CAN Low 2 6 GND 3 8 CAN High 7 5 Shield 5 バージョン 5.7 101 7 ケーブルおよびコネクター 7.1.8 CANterm 120 終端抵抗 説明 コネクター 特性 製品番号 高 速 CANバス用 CANアダプタ 注 記 :D-SUB9ピンにプライマリーとセカンダリーが割 り当 てられている デバイスで使 用 する場 合 は、プライマリーチャンネルにしかアクセスで きません。 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 1x D-SUB9ピンコネクター (オス) 120Ω終 端 抵 抗 器 1個 を内 蔵 。 05004 CAN 120 セット アップ 2 7 120 7.1.9 CANcable Set Pro 説明 CAN/LIN用 ケーブルセット には以 下 の製 品 が同 梱 されます。 > CANcable0×1 > CANcableY×1 > CANcableA×2 > CANterm 120×2 > ジェンダーチェンジャーオス/オス×2 製品番号 アクセサリーマニュアル > ジェンダーチェンジャーメス/メス×1 05060 バージョン 5.7 102 7 ケーブルおよびコネクター 7.2 MOST 7.2.1 ECLケーブル ECL 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 VN2640用 ECLケーブル 1.5 m 3ピンBinder製 コネクター (オス)(タイプ711)×1 オープンエンド ×3 30014 2 セット アップ 3 1 2 3 1 Vbat ECL GND 7.2.2 光 ファイバーケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 最小 曲 げ半 径 製品番号 VN2600ファミリーのデバイスは、ベクター製 MOST光 ファイバーケーブ ルを使 用 してMOSTバスに接 続 できます。 1m 標 準 MOST 2+0コネクター×1 POF光 ファイバーケーブル×2 HFBR 4531コネクター×2 使 用 しているPOF 光 ファイバーケーブルの最 小 曲 げ半 径 は50mmで す。50mm 未 満 の曲 げ半 径 の場 合 、ファイバーが破 損 する可 能 性 があります。 22041 方 向 が分 かりやすいように、光 ファイバーケーブルには矢 印 が印 刷 されています。これら は、光 のビーム方 向 を示 します。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 103 7 ケーブルおよびコネクター 7.2.3 光 ファイバーケーブルカップリング カップリング 説明 製品番号 アクセサリーマニュアル MOST光 ファイバーケーブルは、付 属 するHFBRカップリングを使 用 し て、他 のHFBRコネクターに接 続 できます。この場 合 、ファイバーの端 をカップリングにはめ込 みます。接 続 を解 除 するには、コネクターをカッ プリングから引 き出 します。 22042 バージョン 5.7 104 7 ケーブルおよびコネクター 7.3 FlexRay 7.3.1 FRcable A 説明 ケーブル長 さ コネクター 特性 製品番号 FlexRayインターフェイスをFlexRayバス (チャンネルA) に接 続 するた めのケーブル 1m D-SUB9ピンコネクター (メス) ×2 FlexRayインターフェイスにチャンネルAのみ接 続 します FRcable Set (製 品 番 号 05062) に同 梱 セット アップ 2 BM Channel A 2 GND 3 5 Shield 5 7 BP Channel A 7 9 reserved 9 3 7.3.2 FRcable AB 説明 ケーブル長 さ コネクター 特性 製品番号 FlexRayインターフェイスをFlexRayバス (チャンネルAとB) に接 続 する ためのケーブル 1m D-SUB9ピンコネクター (メス) ×3 FlexRay インターフェイスにチャンネルAとBを接 続 します。両 方 のコネ クターのピンの割 り当 ては同 一 です。 FRcable Set (製 品 番 号 05062) に同 梱 セット アップ 2 BM Channel A 3 GND 3 5 Shield 5 7 BP Channel A 7 9 reserved 9 4 BM Channel B アクセサリーマニュアル 2 2 3 GND 3 5 Shield 5 8 BP Channel B 7 9 reserved 9 バージョン 5.7 105 7 ケーブルおよびコネクター 7.3.3 FRterm 説明 コネクター 特性 製品番号 FlexRayクラスター (Channel AおよびB) の片 側 終 端 用 アダプター。 VN3300/VN3600/VN7600/VN8970に適 したピン割 当 。 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 1x D-SUB9ピンコネクター (オス) 100Ω終 端 抵 抗 器 2個 を内 蔵 。 05057 セット アップ FlexRay 100 4 100 2 8 7 100 7.3.4 FRcable Set 説明 FlexRay用 ケーブルセット には以 下 の製 品 が同 梱 されます。 > FRcable A×1 > FRcable AB×1 製品番号 アクセサリーマニュアル > FRterm×2 05062 バージョン 5.7 106 7 ケーブルおよびコネクター 7.3.5 FR/CANcable 2Y Yケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 セット アップ アクセサリーマニュアル D-SUB9ピンに2つのチャンネルを割 り当 てたベクター製 FR/CANイン ターフェイス (VN7610など) 用 Yケーブル。2つのチャンネルを2つの別 個 のD-SUB9ピンコネクターに分 割 。 0.3 m 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 2x D-SUB9ピンコネクター (オス) 05099 2 BM Channel A 7 BP Channel A 7 3 GN D F lexRa y 3 4 BM Channel B 4 8 BP Channel B 8 2 1 CAN Low 2 6 G N D C AN 3 9 CAN High 7 バージョン 5.7 107 7 ケーブルおよびコネクター 7.4 BroadR-Reach 7.4.1 BRcable 2Y Yケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 D-SUB9ピンに2つのチャンネルが割 り当 てられたVN5600インターフェ イス用 のYケーブル。2つのチャンネルを別 個 のD-SUB9ピンコネクター (CH AとCH B) に分 割 する。それぞれに固 有 のBroadR-Reachチャン ネルがある。 0.36m (全 長 ) 1x D-SUB9ピンコネクター (メス) 2x D-SUB9ピンコネクター (オス) 05103 セット アップ CH A 4 P 4 5 N 5 1 P 4 2 N 5 CH B アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 108 7 ケーブルおよびコネクター 7.5 その他 7.5.1 接 続 ケーブルBinder丸 型 コネクター711 (3ピン) 多 目 的 ケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 2 セット アップ 1 アクセサリーマニュアル ベクターデバイスでの時 間 同 期 用 の接 続 ケーブル 1.5 m 1x 3ピンBinder製 コネクター (メス)(タイプ711) オープンエンド ×3 30011 1 2 3 3 バージョン 5.7 Vbat Signal GND 109 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.2 バナナプラグ <> Binder製 3ピン 電 源 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 セット アップ 2 1 アクセサリーマニュアル 3 ベクター製 デバイス用 電 源 ケーブル 1.5 m 1x 3ピンBinder製 コネクター (メス)(タイプ711) 2xバナナプラグ (4 mm) 30012 1 +12 V 3 GND バージョン 5.7 110 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.3 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9 ブレイクアウト (中 継 ) ボックス 説明 寸法 重量 コネクター 特性 製品番号 CH1...CH8 VN7570およびVN7572用 ブレイクアウト (中 継 ) ボックス (VNcable DSUB62またはVNcable DSUB62 Aが必 要 ) 165mm x 52mm x 69mm (W x H x D)、 ゴム脚 とコネクターを含 む 580 g 1x D-SUB62 (メス) 8x D-SUB9 (オス) 1x D-SUB15 (メス) 4x M4ねじを使 用 して取 り付 けることができます 05090 Piggybackの割 り当 て D-SUB62 D-SUB9 内 蔵 CANの割 り当 て D-SUB62 CH1 CH2 CH3 CH4 CH1…CH4 CH5 CH6 CH7 CH8 45 47 50 53 (1)* 22 3 28 9 (2)* 12 13 14 15 1 25 7 31 (3)* 54 55 56 57 23 4 29 10 (4)* 6 6 6 6 (5)* 6 6 6 6 2 26 8 32 (6)* 24 5 30 11 (7)* 33 34 35 36 43 27 48 51 (8)* 44 46 49 52 (9)* - - D-SUB9 CH5…CH8 (1) N.C. (2) CAN Low (3) GND (4) N.C. (5) シールド (6) N.C. (7) CAN High (8) N.C. (9) N.C. * VN7570/VN7572に挿 入 されているPiggybackによって異 なります。 N.C.未 接 続 (Not Connected) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 111 7 ケーブルおよびコネクター IOpiggy 8642の割 り当 て CH9 D-SUB62 D-SUB15 16 17 9 10 ピン配 列 1 ピン配 列 2 ピン配 列 3 ピン配 列 4 デジタル入 力 1 デジタル出 力 11 デジタル出 力 12 - デジタル入 力 3 デジタル出 力 31 デジタル出 力 32 - デジタル出 力 4b3 - - - - 18 11 デジタル入 力 5 19 12 デジタル入 力 7 デジタル出 力 5b3 20 37 13 1 デジタルGND デジタル入 力 0 デジタル出 力 01 デジタル出 力 02 PWM 1 2 デジタル入 力 2 デジタル出 力 21 デジタル出 力 22 - デジタル入 力 4 デジタル出 力 4a3 - - デジタル出 力 5a3 - - - - 38 39 3 40 4 デジタル入 力 6 41 58 59 5 6 14 PWM 0 Capture アナログGND アナログ入 力 0 アナログ出 力 01 60 7 アナログ入 力 1 アナログ出 力 11 61 62 15 8 アナログ入 力 2 アナログ入 力 3 - - - - - - - 1 プッシュプル 2 オープンドレイン 3 a/bライン:リレーが切 り替 わります。外 部 シグナルをaとb間 で切 り替 えます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 112 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.4 VNcable DSUB62 ブレイクアウト (中 継 ) ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 D-SUB62コネクター付 き接 続 ケーブル ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9、VN7570、VN7572用 0.5m (ケーブルのみ) 0.6m (全 長 ) 1x D-SUB62 (オス) 1x D-SUB62 (メス) 05087 7.5.5 VNcable DSUB62 A ブレイクアウト (中 継 ) ケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 アクセサリーマニュアル D-SUB62コネクター付 き接 続 ケーブル ブレイクアウト (中 継 ) ボックスD62Y9、VN7570、VN7572用 1.2 m (ケーブルのみ) 1.3 m (全 長 ) 1x D-SUB62 (オス) 1x D-SUB62 (メス) 05093 バージョン 5.7 113 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.6 VNcable DSUB62 B 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 ピンの割 り当 て D-SUB62コネクターおよび開 放 端 付 き接 続 ケーブル 2m (全 長 ) 1x D-SUB62 (メス) 62x ワイヤー 05095 ピン 色 ピン 色 1 ダークブラウン 44 黒 -白 TP 2 赤 45 赤 -黒 TP 3 赤 -白 5 赤 -青 TP 4 オレンジ 27 オレンジ-黒 TP 6 赤 -オレンジ 62 オレンジ-緑 TP 7 オレンジ-白 49 グレー-白 TP 8 黄 50 黄 -黒 TP 9 赤 -黄 11 黄 -青 TP 10 黄 -白 51 薄 黄 -黒 TP 12 緑 33 緑 -黒 TP 13 緑 -白 34 薄 緑 -青 TP 14 緑 -青 35 薄 緑 -赤 TP 15 青 36 青 -白 TP 16 青 -赤 37 紫 -赤 TP 17 紫 38 紫 -白 TP 18 紫 -緑 39 紫 -青 TP = ツイスト ペア TP アクセサリーマニュアル TP TP TP TP TP TP TP TP TP TP TP TP TP TP バージョン 5.7 19 40 20 41 22 24 23 43 25 46 26 47 28 30 29 48 31 52 32 53 54 55 56 57 58 59 60 61 21 42 グレー グレー-黒 グレー-赤 青 -グレー グレー-黄 グレー-緑 白 白 -黒 白 -赤 白 -薄 青 黄 -白 白 -薄 緑 ピンク ピンク-黒 ピンク-赤 ピンク-青 ピンク-白 ピンク-黄 薄緑 薄 緑 -黒 薄 緑 -黄 薄 緑 -緑 薄青 薄 青 -黒 薄 青 -赤 薄 青 -青 薄 青 -黄 薄 青 -緑 未接続 未接続 114 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.7 VNcable D62Y9 Yケーブル 説明 コネクター VN7570およびVN7572用 アダプターケーブル 1x D-SUB62 (メス) 1x D-SUB15 (メス) 8x D-SUB9 (オス) 05088 製品番号 Piggybackの割 り当 て CH1...CH8 D-SUB62 D-SUB9 内 蔵 CANの割 り当 て D-SUB62 D-SUB9 CH1 CH2 CH3 CH4 CH1…CH4 CH5 CH6 CH7 CH8 45 47 50 53 (1)* 22 3 28 9 (2)* 12 13 14 15 1 25 7 31 (3)* 54 55 56 57 23 4 29 10 (4)* 6 6 6 6 (5)* 6 6 6 6 2 26 8 32 (6)* 24 5 30 11 (7)* 33 34 35 36 43 27 48 51 (8)* 44 46 49 52 (9)* - - CH5…CH8 (1) N.C. (2) CAN Low (3) GND (4) N.C. (5) シールド (6) N.C. (7) CAN High (8) N.C. (9) N.C. * VN7570/VN7572に挿 入 されているPiggybackによって異 なります。 N.C.未 接 続 IOpiggy 8642の割 り当 て CH9 ピン配 列 2 ピン配 列 3 ピン配 列 4 D-SUB15 16 9 デジタル入 力 1 デジタル出 力 11 デジタル出 力 12 - 10 デジタル入 力 3 デジタル出 力 31 デジタル出 力 32 - デジタル入 力 5 デジタル出 力 4b3 - - デジタル出 力 5b3 - - 17 18 11 19 12 デジタル入 力 7 20 37 13 1 デジタルGND デジタル入 力 0 デジタル出 力 01 デジタル出 力 02 PWM 1 2 デジタル入 力 2 デジタル出 力 21 デジタル出 力 22 - デジタル出 力 4a3 - - - - 38 アクセサリーマニュアル ピン配 列 1 D-SUB62 39 3 デジタル入 力 4 40 4 デジタル入 力 6 デジタル出 力 5a3 バージョン 5.7 115 7 ケーブルおよびコネクター IOpiggy 8642の割 り当 て CH9 D-SUB62 D-SUB15 ピン配 列 1 41 58 59 5 6 14 PWM 0 ピン配 列 2 ピン配 列 3 Capture アナログGND アナログ入 力 0 アナログ出 力 01 60 7 アナログ入 力 1 アナログ出 力 11 61 62 15 8 アナログ入 力 2 アナログ入 力 3 - ピン配 列 4 - - - - - - - - 1 プッシュプル 2 オープンドレイン 3 a/bライン:リレーが切 り替 わります。外 部 シグナルをaとb間 で切 り替 えます。 7.5.8 VNcable DSUB37 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 アクセサリーマニュアル D-SUB37コネクター付 き接 続 ケーブル 1.5 m 1x D-SUB37 (オス) 1x D-SUB37 (メス) 05097 バージョン 5.7 116 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.9 ターミナルブロックDSUB37 ターミナルブロック 説明 寸法 重量 コネクター 製品番号 D-SUB37への37極 ケージクランプ®コネクター付 きのターミナルブロッ ク (VNcable DSUB37が必 要 ) 102mm x 34mm x 85mm 102 g 1x 19極 1列 ケージクランプ®コネクター 1x 18極 1列 ケージクランプ®コネクター 1x D-SUB37 (メス) 05098 7.5.10 OBDcable CAN 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 高 速 CAN対 応 のOBD-IIからD-SUB9へのケーブル 2m 1x 16ピンOBD-IIコネクター (オス) 1x D-SUB9 (メス) 22089 セット アップ アクセサリーマニュアル High-Speed バージョン 5.7 14 CAN Low 2 5 GND 3 6 CAN High 7 117 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.11 OBDcable OEM GM 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 OBD-IIからD-SUB9へのケーブル (GM固 有 のレイアウト ) 2m 1x 16ピンOBD-IIコネクター (オス) 2x D-SUB9 (メス) 22247 セット アップ 11 Mid-Speed CAN Low 1 5 GND 3 1 Single Wire CAN 7 3 Mid-Speed CAN High 8 16 VBatt 9 13 Chassis Exp. Bus Low 1 14 High-Speed CAN Low 2 6 High-Speed CAN High 7 12 Chassis Exp. Bus High 8 使用例 OBDcable OEM GMはVN1630/VN1630Aで使 用 するように設 計 されています。次 の Piggyback構 成 で使 用 してください: > CH1:シングルワイヤーCAN (CANpiggy 7356capなど) > CH2:高 速 CAN (CANpiggy 1051capなど) ODBcable OEM GMを次 のように接 続 します。 VN1630/VN1630A OBDcable OEM GM アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 118 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.12 OBDcable OEM01 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 製品番号 OBD-IIからD-SUB9へのケーブル (BMS、HS、IMS対 応 ) 2m 1x 16ピンOBD-IIコネクター (オス) 3x D-SUB9 (メス) 22071 BMS セット アップ 11 Vendor Specific 2 5 GND 3 3 Vendor Specific 7 14 CAN Low 2 5 GND 3 6 CAN High 7 16 VBatt 9 High-Speed IMS アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 8 Vendor Specific 2 5 GND 3 1 Vendor Specific 7 119 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.13 OBDcable VN88 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 コネクター 温度範囲 許容最小 曲 げ半 径 製品番号 OBD-IIピン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 VN8810対 応 のOBD-IIからODUへのケーブル 1m (全 長 ) 1x 16ピンOBD-IIコネクター (オス)、タイプB (24V) 1x 22ピンODUコネクター (オス) -40°C~ +85°C 繰 り返 し:10.9cm (10 x Ø) 単 一 :5.45 cm (5 x Ø) 05106 割 り当 て 未接続 未接続 100BaseT RX+ シャーシGND シグナルGND (LIN/K-Line) 高 速 CAN High LIN/K-Lineデータ DoIPアクティベーションライン 未接続 未接続 100BaseT RX100BaseT TX+ 100BaseT TX高 速 CAN Low 未接続 VBatt、永 久 正 電 圧 、VN8810対 応 の供 給 電 圧 注記 OBD-IIコネクターのピンの割 り当 ては、オプション#1 ISO/DIS 13400-4:2015-07に従 い ます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 120 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.14 OBDcable VN88A 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 温度範囲 許容最小 曲 げ半 径 製品番号 OBD-IIピン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 VN8810対 応 のOBD-IIからODUへのケーブル 3 m (全 長 ) 1x 16ピンOBD-IIコネクター (オス)、タイプB (24V) 1x 22ピンODUコネクター (オス) -40°C~ +85°C 繰 り返 し:10.9cm (10 x Ø) 単 一 :5.45 cm (5 x Ø) 05105 割 り当 て 未接続 未接続 100BaseT RX+ シャーシGND シグナルGND (LIN/K-Line) 高 速 CAN High LIN/K-Lineデータ DoIPアクティベーションライン 未接続 未接続 100BaseT RX100BaseT TX+ 100BaseT TX高 速 CAN Low 未接続 VBatt、永 久 正 電 圧 、VN8810対 応 の供 給 電 圧 注記 OBD-IIコネクターのピンの割 り当 ては、オプション#1 ISO/DIS 13400-4:2015-07に従 い ます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 121 7 ケーブルおよびコネクター 7.5.15 ブレイクアウト (中 継 ) ボックスVN88 ブレイクアウト (中 継 ) ボックス 説明 VN8810用 ブレイクアウト (中 継 ) ボックス 寸法 温度範囲 コネクター 約 290mm x 112mm x 45mm (L x W x H) -40°C~ +85°C 2x D-SUB9 (オス) 1x D-SUB9 (メス) 1x 22ピンODUコネクター (オス) 1x 2ピンODUコネクター (オス) 05107 製品番号 CANコネクター ピン 1、4、5、6、8、9 2 3 7 割 り当 て 未接続 高 速 CAN Low CAN GND 高 速 CAN High LINコネクター ピン 1、2、4、5、6、8 3 7 9 割 り当 て 未接続 LIN GND LIN/K-Line VBatt LIN 注記 LINでは、ピン9 (VBatt LIN) とピン3 (LIN GND) でDC5V~ 36Vの外 部 供 給 電 圧 が 必 要 となります。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 122 7 ケーブルおよびコネクター DoIPアクティベーション ラインコネクター ピン 1~ 6、8 7 9 アクセサリーマニュアル 割 り当 て 未接続 DoIPアクティベーションライン GND (ODUコネクターの外 部 電 源 のGND) バージョン 5.7 123 8 電源装置 8 電源装置 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 8.1 ベクター製 の電 源 装 置 ( 日 本 での取 り扱 いなし) 125 8.2 車 載 電 源 126 8.2.1 Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V 126 8.2.2 車 載 入 力 <> ODU MINI-SNAP 126 8.3 電 源 ケーブル 127 8.3.1 ODUコネクター/バナナプラグ 127 8.3.2 電 源 アダプターOBDII – ODU MINI-SNAP 127 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 124 8 電源装置 8.1 ベクター製の電源装置( 日本での取り扱いなし) この章 の製 品 は、日 本 国 内 での販 売 はありません。 国 内 で使 用 可 能 な製 品 の購 入 については、弊 社 営 業 スタッフまでお問 い合 わせください。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 125 8 電源装置 8.2 車載電源 8.2.1 Binder付 き車 載 電 源 ケーブル12V 車載 電源装置 説明 車 載 電 源 ケーブル コネクター 1x 3ピンコネクター (Binder丸 型 コネクター711) 1x 12Vプラグ (DIN ISO 4165) 15023 製品番号 8.2.2 車 載 入 力 <> ODU MINI-SNAP VN8900用 車載電源装置 説明 VN8900インターフェイスファミリー用 車 載 電 源 ケーブル。 コネクター 1x ODU S11L0C-P02NPL0-5200 1x 12Vプラグ (DIN ISO 4165) 05076 製品番号 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 126 8 電源装置 8.3 電源ケーブル 8.3.1 ODUコネクター/バナナプラグ ODU 説明 ケーブル長 さ コネクター 温度範囲 製品番号 ベースユニット 用 の2本 の電 源 ケーブル 1.5 m 1x ODUコネクター (S11L0C-P02NPL0-6200タイプ) 2x バナナプラグ (電 源 ) 移 動 状 態 :-30°C~ +70°C 固 定 状 態 :-40°C~ +85°C 05069 ケーブルのセット アップ 注意! 電 源 装 置 のポート には過 負 荷 保 護 が施 されていません。このケーブルを使 用 してデ バイスに電 源 を供 給 している場 合 は、ヒューズ (遅 効 性 ) を供 給 ラインに取 り付 けてく ださい。 8.3.2 電 源 アダプターOBDII – ODU MINI-SNAP 接 続 ケーブル 説明 ケーブル長 さ コネクター 製品番号 OBD-IIピン 16 4 VN8810用 OBD-II/ODU電 源 ケーブル (このケーブルには、OBDcable VN88またはOBDcable VN88Aが必 要 となる) 約 30cm (全 長 ) 1x 16ピンOBD-IIコネクター (メス)、タイプB (24V) 1x 2ピンODUコネクター (オス) 05104 割 り当 て VBatt シャーシGND ODUピン 1 2 使用例 Vector Power Supply ODU MINI-SNAP (05068) VN8810 OBDcable VN88/ Power Adapter OBDcable VN88A OBDII - ODU Mini Snap Vehicle Input ODU MINI-SNAP (05076) ODU Connector / Bunch Plugs (05069) アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 127 9 時間同期 9 時間同期 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 9.1 時 間 同 期 129 9.1.1 一 般 情 報 129 9.1.2 ソフト ウェア同 期 131 9.1.3 ハード ウェア同 期 132 9.2 SYNCcableXL 134 9.3 SYNCcable50 134 9.4 外 付 用 Multi SYNCbox 135 9.5 内 蔵 Multi SYNCbox 136 9.6 SyncBox XL 137 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 128 9 時間同期 9.1 時間同期 9.1.1 一 般 情 報 タイムスタンプ とイベント タイムスタンプは、入 力 または出 力 データやイベント シーケンスを特 定 のバスで解 析 する 場 合 に役 立 ちます。 図 20: CANalyzerでの2個 のCANチャンネルのタイムスタンプ タイムスタンプ の生 成 ベクター製 ネット ワークインターフェイスで送 受 信 される各 イベント には、正 確 なタイムス タンプがあります。タイムスタンプは、ベクター製 ネット ワークインターフェイスの各 チャンネル に生 成 されます。これらのタイムスタンプの基 礎 は、デバイスで共 通 のハード ウェアクロッ クです。 PC CANalyzer/CANoe USB Vector CAN Interface Time Stamp Clock CAN CH1 CH2 図 21: 各 チャンネルに共 通 のタイムスタンプクロック 測 定 設 定 に複 数 のベクター製 ネット ワークインターフェイスが必 要 な場 合 、接 続 される すべてのインターフェイスとそれらのハード ウェアクロックを同 期 させる必 要 があります。 製 造 上 および温 度 上 の許 容 範 囲 により、ハード ウェアクロックは速 度 が異 なることがあ るので、時 間 が経 過 するにつれて各 種 ベクター製 デバイスのタイムスタンプにずれが生 じ ます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 129 9 時間同期 PC CANalyzer/CANoe USB USB Vector CAN Interface CH1 CH2 Time Stamp Clock sec 0.000000 0.100376 0.200382 0.300372 0.400406 0.500593 0.600242 sec 0.000000 0.100383 0.200982 0.301456 0.402612 0.503885 0.604092 Vector FR Interface CHA CHB Time Stamp Clock CAN FlexRay 図 22: 非 同 期 ネット ワークインターフェイスの例 。独 立 したタイムスタンプにずれが生 じている ベクター製 ネット ワークインターフェイス間 のこのようなタイムスタンプのずれを補 うために、 タイムスタンプをソフト ウェアまたはハード ウェアで同 期 できます (次 の章 を参 照 )。 注記 ソフト ウェア同 期 とハード ウェア同 期 の精 度 はインターフェイスによって異 なります。具 体 的 な値 は、各 デバイスの仕 様 で確 認 できます。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 130 9 時間同期 9.1.2 ソフト ウェア同 期 ソフト ウェアによる 同期 ソフト ウェア時 間 同 期 はド ライバーに基 づいて行 われ、無 制 限 にすべてのアプリケーショ ンで使 用 できます。異 なるベクター製 ネット ワークインターフェイスのタイムスタンプのずれ は、共 通 のPCクロックに対 して計 算 され、同 期 されます。この場 合 、これ以 上 のハード ウェアの設 定 は必 要 ありません。 PC CANalyzer/CANoe USB Vector CAN Interface CH1 CH2 Time Stamp Clock synchronization by software (PC clock) sec sec 0.000000 0.000000 1.100356 1.100413 1.200362 1.200421 2.300362 2.300429 2.400356 2.400419 3.500353 3.500415 3.600362 3.600420 PC clock USB Vector FR Interface CHA CHB Time Stamp Clock CAN FlexRay 図 23: 各 デバイスのタイムスタンプをPCクロックに同 期 させる ソフト ウェア時 間 同 期 の設 定 は、[Vector Hardware Config] ツールの [General information] - [Settings] - [Software time synchronization] で変 更 できます。 図 24: ソフト ウェア同 期 の有 効 化 > YES ソフト ウェア時 間 同 期 が有 効 です。 > NO ソフト ウェア時 間 同 期 が無 効 です。この設 定 は、ベクター製 ネット ワークインターフェ イスをsyncライン経 由 で同 期 している場 合 、または単 一 のデバイスを使 用 している 場 合 のみ使 用 します。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 131 9 時間同期 9.1.3 ハードウェア同 期 ハード ウェアによる 同期 複 数 のデバイスをより高 い精 度 で時 間 同 期 するには、アプリケーション (CANalyzer、 CANoeなど) でサポート する必 要 のあるハード ウェア同 期 を使 用 します。この場 合 は、2 個 のベクター製 ネット ワークインターフェイスをSYNCcableXLで接 続 します (134ページを 参 照 )。 同 時 に最 大 5個 のデバイスを同 期 させるために、分 配 ボックスが使 用 できます (135ペー ジの「外 付 用 Multi SYNCbox」を参 照 および136ページの「内 蔵 Multi SYNCbox」を参 照 )。 図 25: 複 数 のデバイスでの時 間 同 期 の例 図 26: VN8912やその他 の各 デバイスとの時 間 同 期 の例 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 132 9 時間同期 ベクター製 ネット ワークインターフェイスは、アプリケーションによって開 始 されるsyncライン の各 立 ち下 がりエッジで、アプリケーションに提 供 するタイムスタンプを生 成 します。これに より、アプリケーションはネット ワークインターフェイス間 のずれを計 算 し、アプリケーションで 定 義 されている共 通 のタイムベース (マスタークロック) にタイムスタンプを同 期 させることが できます。 PC CANalyzer/CANoe synchronization USB by hardware (SYNCcable) sec sec 0.000000 0.000000 Vector Vector 1.100375 1.100376 CAN Interface 1.200381 1.200382 FR Interface 2.300371 2.300372 2.400405 2.400406 CH1 CH2 3.500592 CHB 3.500593 CHA Time Stamp Clock Master Time Stamp Clock 3.600241 3.600242 USB CAN FlexRay 図 27: タイムスタンプをマスタークロックに同 期 させる 注記 アプリケーションがハード ウェア同 期 をサポート している必 要 があります。詳 細 について は、関 連 のアプリケーションマニュアルを参 照 してください。ハード ウェア同 期 を使 用 す る場 合 、ソフト ウェア同 期 を無 効 化 する必 要 があるので注 意 してください ([Vector Hardware Config] - [General information] - [Settings] - [Software time synchronization] を参 照 )。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 133 9 時間同期 9.2 SYNCcableXL 同期 ケーブル 説明 ベクターデバイスの時 間 同 期 用 の接 続 ケーブル ケーブル長 さ コネクター 製品番号 2m 2x 3ピンBinder製 コネクター (メス)(タイプ711) 05018 2 セット アップ 1 1 2 3 3 +12 V Sync GND 1 2 3 9.3 SYNCcable50 同期 ケーブル 説明 ベクターデバイス用 時 間 同 期 用 の接 続 ケーブル ケーブル長 さ コネクター 製品番号 0.5 m 2x 3ピンBinder製 コネクター (メス)(タイプ711) 05083 2 セット アップ 1 アクセサリーマニュアル 1 2 3 3 バージョン 5.7 +12 V Sync GND 1 2 3 134 9 時間同期 9.4 外付用Multi SYNCbox 同期 分配 説明 時 間 同 期 用 のプラスチックケース入 り分 配 器 最 大 5台 のベクターデバイス用 5x 3ピンBinder製 コネクター (オス)(タイプ711) 05085 コネクター 製品番号 GND セット アップ 3 1 2 3 1 2 3 1 3 2 1 2 3 1 2 Sync 注記 syncシステム内 で最 大 5台 のデバイスを同 期 させることができます。複 数 のMulti SYNCboxをカスケード 接 続 してデバイスの数 を増 やすことはできません。 PC 例 VN5610 USB PC VN1630 USB PC SYNCcable XL SYNCcable XL VN1640 SYNCcable XL USB PC Multi SYNCbox external VN7570 USB PC Vector Devices VN1640 USB PC アクセサリーマニュアル SYNCcable XL バージョン 5.7 135 9 時間同期 9.5 内蔵Multi SYNCbox 同期 分配 説明 時 間 同 期 用 のPCスロット ブラケット に固 定 された分 配 器 最 大 5台 のベクターデバイス用 5x 3ピンBinder製 コネクター (オス)(タイプ711) 05084 コネクター 製品番号 GND セット アップ 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 3 2 1 2 Sync 注記 syncシステム内 で最 大 5台 のデバイスを同 期 させることができます。複 数 のMulti SYNCboxをカスケード 接 続 してデバイスの数 を増 やすことはできません。 PC 例 VN5610 USB PC VN1630 USB PC SYNCcable XL SYNCcable XL VN1640 SYNCcable XL USB PC Multi SYNCbox internal VN7570 SYNCcable XL VN7572 USB PC Vector Devices アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 136 9 時間同期 9.6 SyncBox XL CANcardXL/XLeの 同期 さまざまな インターフェイス間 での 同期 SyncBox XLは、複 数 のCANcardXL/XLeを互 いに同 期 させたり、他 のベクターネット ワークインターフェイスと同 期 させたりするように設 計 されています。 USB Interface PCMCIA Interface PCMCIA Interface PCI Interface CANcaseXL CANcardXL CANcardXL CANboardXL CANpiggy LINpiggy CANpiggy LINpiggy SyncBox XL SYNCcableXL CANcab LINcab SyncBox XL CANcab LINcab CAN/LIN Bus 仕様 ケース ケーブルの長 さ 重量 コネクター 製品番号 アクセサリーマニュアル ABSプラスチック CANcardXL/XLeまで約 30cm 約 100 g PC側 : CANcardXL/XLeへの15ピンプラグコネクター バス側 :CANcabまたはLINcabへの15ピンソケット Sync側 :2x 3ピンBinder製 コネクター (タイプ711) 22013 バージョン 5.7 137 10 その他 10 その他 この章 は、次 の内 容 について記 載 されています。 10.1 CardSafe 139 10.2 CANcaseXL log CardFix Kit – SDカード の保 護 140 10.3 VN8910用 空 きフレーム 140 10.4 取 付 けキット 32mmデバイス 141 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 138 10 その他 10.1 CardSafe 物 理 的 損 傷 に対 する ノート PCを使 用 する場 合 、特 にテスト ベンチまたはテスト 車 両 では、PCMCIAコネク 保護 ターは、よく機 械 的 なスト レスを受 けます。その結 果 が、コネクターの破 断 です。Vector Informatikが特 許 を取 得 したCardSafeによって提 供 されるコネクター取 付 け冶 具 は、 効 果 的 で堅 実 な保 護 を行 います。 CardSafeは、ベースプレート と堅 固 なメタル製 のコネクター取 付 け具 で構 成 されます。 ベースプレート はノート ブックPCの底 面 にベルト で固 定 され、PCを持 ち運 ぶ際 も取 り外 す必 要 はありません。そのため、手 間 のかかる取 り付 けは必 要 ありません。 ケーブルがPCカード に接 続 されており、保 護 する必 要 がある場 合 、基 板 のハンド ルでコ ネクターを固 定 します。2つの調 整 ねじを締 めると、コネクターはしっかりと固 定 されます。 ノート PCを持 ち運 ぶときは、コインを使 用 してコネクター取 付 け具 を簡 単 にノート PCか ら取 り外 すことができます。 製 品 番 号 05023。 アクセサリーマニュアル バージョン 5.7 139 10 その他 10.2 CANcaseXL log CardFix Kit – SDカードの保護 SDカード の挿 入 およ び取 出 の防 止 CANcaseXL logの標 準 製 品 は、SDカード を外 部 から挿 入 したり取 り出 したりすること ができます。盗 難 防 止 など、場 合 によっては挿 入 したSDカード を取 り外 せないようにす る必 要 があります。SDカード スロット 付 の裏 側 のプレート が閉 じているプレート に置 き換 えられているため、CardFix Kitは、理 想 的 なプロテクト ソリューションとなります。これで、 SDカード を簡 単 に取 りはずせないようにすることが可 能 です。 製 品 番 号 07132。 注記 詳 細 については、キット に同 梱 される説 明 書 をお読 みください。ただし、CANcaseXL logと同 時 に購 入 された場 合 には、ご希 望 によりお客 様 のCANcaseXL log の変 更 を、ベクターのサポート にて行 うこともできます。 10.3 VN8910用空きフレーム 仕様 説明 製品番号 アクセサリーマニュアル スライド インモジュール (VN8950、VN8970など) なしでVN8910ベースユニット を使 用 する場 合 07148 バージョン 5.7 140 10 その他 10.4 取付けキット 32mmデバイス 仕様 説明 ALUbosケース用 の4つの壁 付 けブラケット を含 む取 付 けキット 下 記 に適 しています。 > CANcaseXL > CANcaseXL log > VN1630 > VN1630A 製品番号 アクセサリーマニュアル > VN1630 log 07139 バージョン 5.7 141 以 下 の詳 細 情 報 は弊 社 WEBにて 会社紹介 > 最 新 ニュース > 製品 > デモソフト ウェア > サポート > ト レーニング > お問 い合 わせ www.vector-japan.co.jp
© Copyright 2024 Paperzz