G Suite Business の導入で

G Suite Business の導入で
サーバーやドメインなどの管理負荷を一掃
コミュニケーションレベルの格段の向上も!
株式会社ガイアックス
〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-21-8 KSS 五反田ビル 8 階
http://www.gaiax.co.jp/
企業向けに Web マーケティング支援事業を手がけている、株式会社ガイアックス。
変化の激しいビジネス環境にあって、顧客ニーズに的確に応えるべく、常にチーム
編成を流動的に再編させて対応している。数多くの顧客のサイト運営も受託。これに
より、多数のサーバーを構築・運用してきた。膨大となったその初期構築やメンテ
オウンドメディアの企画設計、サイト開発・運用
までワンストップで提供するオウンドメディア
マーケティング事業、各種デジタルデバイス向け
にコンテンツの制作やライセンスをレンタルする
コンテンツ事業、SNS マーケティング支援サー
ビスを提供するソーシャルマーケティング事業、
BtoB 企業へのデジタルマーケティングを支援
するビジネスマーケティング事業などを展開。
R&D 本部 技術開発部 岡本和也氏
ナ ン ス の 手 間 や コ ス ト 削 減 の た め、導 入 し て い た G Suite Basic を G Suite
Business にアップグレード。容量無制限のストレージや諸機能の活用で、大幅な
業務効率化を実現している。
課題と効果
課題
受託業務に応じて地方拠点のオンプレミス
課題
独自に開発したメールシステムを
課題
資産管理業務などの手動による確認作業で
❶
❷
❸
環境にサーバーを構築。初期設定やメンテ
ナンスに出向く負荷が膨大に
オンプレミス環境で運営。インシデント
対応などで負荷がかかっていた
大きな負荷および抜け・漏れなどの発生
リスクがあった
効果
容量無制限のストレージで
効果
負荷の一掃に加え、ドキュメントなどの
効果
Google Apps Script の活用で
❶
❷
❸
オンプレミス環境をリプレイス、
膨大な負荷を一掃
一元管理と共有機能により、社内コミュニ
ケーションレベルが格段に向上
確認作業を自動化。負荷や抜け・漏れの
リスクを一掃
何が問題だったか?
離れた拠点のサーバー管理に負荷
同社は、受託案件に応じて都度、多種多様な業務にファイルサー
レーションによる余計なコストや手間が生じるリスクがあるからです。
バーで運営することには、セキュリティやファイアウォール上の
ました」と R&D 本部技術開発部の岡本和也氏は言う。岡本氏は
バーを構築する場合が多い。複数のクライアント案件を同一のサー
拠点が離れているため、移動時間やコスト、手間が膨大になってい
制約などがあるためだ。同社には、日本全国およびアジア圏内に
「TSA(Technical Service Advance)」と い う 名 の チ ー ム に 所 属。
レミスで立てられていた。
「困った時は TSA に聞け」と言われるスタッフ 3 名の精鋭部隊である。
事業拠点があり、それまでサーバーは関連する各事業拠点にオンプ
「初期構築や、構築後のメンテナンスのために東京本社からスタッフ
が出向く必要がありました。メールなどで対応すると間違ったオペ
どのように検討・導入したか?
情報システムに関するあらゆる問題を解決することがミッションの、
「業務効率化が待ったなしの状況でした」と岡本氏は言う。
機密管理上、安全性を最重視
同 社 は 2012 年 12 月 に G Suite Basic を 導 入 し て い た が、G
Suite Business のリリースを知って 2015 年 12 月、バージョンアッ
プ。各拠点にバラバラに設置してきたサーバーからリプレイス、集
約とメンテナンスフリー化を図ることにした。
ト対応での出動もしばしばであった。解決策として、オンプレミス
の効率化策および 5 製品ほどのクラウドサービスを、
①コスト、
②安
全性、
③機能の 3 点で比較検討。その結果、G Suite Business に決
定した。
G Suite Business には、特定の G Suite ドメインを登録することで
「機能が非常に豊富かつ便利で、コストパフォーマンスは最良でした。
機能があることも決め手になりました。セキュリティやファイア
二段階認証やユーザー管理機能などが整備されていて、これなら問
Google ドライブやドキュメントなどを共有できるホワイトリスト
ウォール対応に最適でした」(岡本氏)
ちなみに、当時の G Suite Business 導入の主な理由は、メールシ
ステムのリプレイス。それまではすべて自社で開発したものをオン
プレミス環境で運用していたが、サーバーダウンなどのインシデン
どんな効果があったか?
そして、業務に必要な機密情報を扱う上で最重視していた安全性は、
題ないと評価できました。Google ブランドの安心感もありました
ね」と岡本氏は説明する。ちなみに同社ではアドオンを利用するこ
とで、IP アドレス制御により G Suite Business を利用できる範囲
を制限し、安全性をより堅牢に担保している。
様々な業務負荷を一掃、大幅に効率化
まず、G Suite Business へのサーバーリプレイスにより、地方
拠点に出向いての初期設定やメンテナンス業務が一掃。これだけでも
大幅な負荷削減となった。
各ドメイン運営会社から契約更新確認メールが送信されてくると、
い ち い ち 担 当 者 に 振 り 分 け 転 送 し て い ま し た。そ れ を、Google
Apps Script を使ってメールを管理担当者に自動転送できるように
また、G Suite Basic 導入時から、アプリケーションを存分に活用
組んだのです。これで、確認メールの検知漏れや作業負荷が一掃
やスプレッドシート、スライドなどを標準ツールとし、Microsoft
同 社 は 今 後、テ
している。例えば、社内(同一ドメイン内)において、ドキュメント
Office のライセンス料金を不要とした。
「これらのツールは Google ドライブ で一元管理でき、修正を加えた
最新ファイルを常に必要なメンバーと即座に共有できるところが
非常に便利です。社内のコミュニケーションレベルが格段に向上
しましたね」(岡本氏)
そして、岡本氏らは Google サイト で社内掲示板を作成し、TSA が
管轄する PC 端末などの資産管理情報の共有や、クライアントの
サイト運営代行に必要なドメインの管理業務の効率化を工夫。
「TSA は数百にのぼるドメインを一括して管理しています。それまで、
今回の導入プロダクト「G
できました」
。
レビ会議システム
の Chrome devices
for meetings の
導入も検討。
「社内コミュニケー
ションレベルをさら
に高めていきたい
と 思 っ て い ま す」
と岡本氏は結んだ。
Google サイトで作成した社内掲示板
Suite Business」
G Suite Business は、クラウド型のファイルストレージ機能を含んだオフィススイート。容量無制限のオンラインストレージと
メールボックスを標準装備。スケジュール管理が簡単にできるカレンダー、共同編集が可能な文書作成、円滑なリモートワーク
を実現するビデオ通話、動画の投稿や共有、チャット、そして強力無比な検索など、G Suite Business には、社内情報を共有・
管理し、最大限に活用できる機能がセットされています。費用は 1 ユーザーあたり月額 1,200 円。管理者にとって重要な
監査やアーカイブの機能の Google Vault も含み、IT 部門の管理者はサーバー需要の増加、メンテナンス作業などから
解放され、企業にとって必要な電子データの監査やセキュリティ対策まで実現することが出来ます。
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